JP2000171980A - 両面露光装置 - Google Patents

両面露光装置

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JP2000171980A
JP2000171980A JP10345272A JP34527298A JP2000171980A JP 2000171980 A JP2000171980 A JP 2000171980A JP 10345272 A JP10345272 A JP 10345272A JP 34527298 A JP34527298 A JP 34527298A JP 2000171980 A JP2000171980 A JP 2000171980A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基板材の両面を露光するのに1つの光源を切り
替えて使用する方式の従来の両面露光装置では、露光時
間が長くなると、機械的動作部の露光準備動作が全て完
了しても、一方の露光面に対する露光が終了しないうち
は他方の露光面に対する露光を開始することができず、
これがロスタイムになってしまう。 【解決手段】基板材Pを保持して露光マスク55に対向
させるためのワーク保持ベースを、一方の露光面に対す
る露光に専用のもの21Lと、他方の露光面に対する露
光に専用のもの21Rと2つ設けた。このようにすれ
ば、未露光の基板材の受取りや移送と露光及びその事前
処理等の動作位相と、片面露光済みの基板材の移送や露
光及びその事前処理等の動作位相とをずらせることがで
きるので、光源が1つでも、露光待ちのロスタイムが生
じるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両面露光装置に関
する。詳しくは、プリント基板材やリードフレーム材等
の被露光板の表裏両側の露光処理面を所定の露光パター
ンが形成された露光マスクを通して順次露光する両面露
光装置、特に、露光用の光源が1つである両面露光装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、高密度なプリント配線板を製造
する工程で用いられる露光装置にあっては、解像度を高
めるために、通常、露光用光源として超高圧な水銀灯が
用いられる。この種の水銀灯は1本50万円程度もする
極めて高価なものでありながら、その性質上、連続点灯
で使用することが必要で、しかも、寿命は500時間程
度しかもたないので、この種の露光装置には、なるべく
1個の光源を使用することと、光源の利用効率を少しで
も高めることが要求される。即ち、光源の寿命が続く間
にできるだけ多くの露光を済ませることによってプリン
ト基板材1枚当たりの露光コスト(光源のランニングコ
スト)を可及的に抑えたいからである。
【0003】光源の利用効率を高めるためには、プリン
ト基板材の搬送を担う機構や露光マスクとのアライメン
トを担う調整機構等の各種機械的動作部の動作スピード
を可及的に高めることはもとより、露光待ち等の待ち時
間をゼロに近付けることが重要である。
【0004】図13は、特願平9−343971号に記
載された従来の両面露光装置の一例100を示すもので
ある。同図において、101はプリント基板材Pを着脱
自在に保持するワーク保持ベースを示し、このワーク保
持ベース101は左右両面に負圧吸着プレート103が
設けられ、受入部105と取出部107との間に位置し
たホーム位置(一点鎖線で示す位置)と、それぞれ露光
マスク113を備えた左右2つのマスク保持機構109
L、109Rとの間に位置した露光位置(実線で示す位
置)との間を繰返し移動される。
【0005】111は光源としての水銀ショートアーク
ランプを示し、このランプから発射した光の順路は図示
しない光路切換え手段によって、左側のマスク保持機構
109Lにその背後から照射する光路と、右側のマスク
保持機構109Rにその背後から照射する光路とに切り
替えられる。受入部105は、供給されて来る未露光の
プリント基板材Pを予備的位置合わせした後、ホーム位
置に来ているワーク保持ベース101の左側の負圧吸着
プレート103に受け取らせるように構成されている。
【0006】そして、ホーム位置でプリント基板材Pを
受け取ったワーク保持ベース101が露光位置に来る
と、左側のマスク保持機構109Lがプリント基板材P
に接触するように前進して、このプリント基板材Pと当
該露光マスク113とのアライメントを行った後、確定
的に吸着し、ここで、一方の露光面に対する露光が実行
される。
【0007】この露光が終了すると、吸着が解除された
のち左側のマスク保持機構109Lが後退し、今露光が
行われた片面露光済みのプリント基板材Pを左側の載替
えハンド115Lが受取ってそれを右側の載替えハンド
115Rに引渡す。このように引き渡されたプリント基
板材Pは、一旦ホーム位置に戻ったワーク保持ベース1
01が露光位置に来たところで右側の負圧吸着プレート
103に吸着保持される、即ち、乗せ替えられる。そし
て、右側の負圧吸着プレート103にプリント基板材P
が保持されると、右側のマスク保持機構109Rがプリ
ント基板材Pに接触するように前進して、このプリント
基板材Pと当該露光マスク113とのアライメントを行
った後、確定的に吸着し、ここで、他方の露光面に対す
る露光が実行される。これによって両面の露光が完了す
る。
【0008】この露光が済むと、吸着が解除されたのち
左側のマスク保持機構109Rが後退し、ここで、ワー
ク保持ベース101がホーム位置に戻り、左側の負圧吸
着プレート103が受入部105から未露光のプリント
基板材Pを受け取ると共に、右側の吸着プレート103
が保持している両面露光済みのプリント基板材Pが取出
し部107によって取り外される。
【0009】図14の(A)は、上記した両面露光装置
100を具体化した一つの型式のものによる動作をタイ
ムチャート化して示すものであり、各動作や処理に必要
な時間は同図の秒単位時間スケールで示す通りである。
露光に要する時間は、通常の場合、約3秒以下であり、
このタイムチャートにおいては3秒に設定されていて、
未露光のプリント基板材Pの受取りから始まって両面の
露光が済んで次の未露光のプリント基板材Pの受取りが
開始されるまでの1サイクル時間は22秒である。この
図を見て分かるように、両面露光装置100の使用に当
たっての露光時間が3秒程度である場合は、左側の露光
が終了して右側の露光が開始されるまでに待ち時間は殆
ど無い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えばプリ
ント基板材Pに塗布されるレジストインキの種類によっ
ては露光時間を長くしなければならないものがあり、こ
の露光時間が長くなると、機械的動作部の露光準備動作
が全て完了しても、一方の露光面に対する露光が終了し
ないうちは他方の露光面に対する露光を開始することが
できず、これがロスタイムになってしまうという問題が
ある。
【0011】図14の(B)は、両面露光装置100を
使用して、両面共に露光を8秒行う場合のタイムチャー
トを示すものである。この場合は、右側の露光準備が完
了した時点から露光が開始されるまでに5.5秒の待ち
時間が生じ、左側のプリント基板材の引渡しが済んでか
らワーク保持ベース101がホーム位置へ移動できるま
で、即ち、右側の露光と事後処理が済むまでに5.5秒
の待ち時間が生じる。この結果、1サイクルに要する時
間が32秒になってしまう。これを図14の(A)と比
較すると、1サイクル当たり約1.5倍の時間がかかる
ことになるので、ランプ111のランニングコストが
1.5倍近くに跳ね上がってしまう。
【0012】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、露光時間が延びても、ロスタイムが
あまり延びないようにすることができる両面露光装置を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明両面露光装置は、被露光板の表裏両露光面を
所要の露光パターンが形成された露光マスクを通して露
光する両面露光装置であって、被露光板の一方の露光面
に対する露光に用いる露光マスクが取り付けられる第一
のマスク保持機構と、この第一のマスク保持機構に対向
した露光位置と未露光の被露光板を受け取るホーム位置
との間を移動する第一のワーク保持ベースとを有した第
一の処理部と、被露光板の他方の露光面に対する露光に
用いる露光マスクが取り付けられる第二のマスク保持機
構と、この第二のマスク保持機構に対向した露光位置と
両面露光済みの被露光板を取り外されるホーム位置との
間を移動する第二のワーク保持ベースとを有した第二の
処理部と、第一の処理部で露光された被露光板を受け取
ったのち第二のワーク保持ベースに他方の露光面を露光
し得る向きで乗せ替えるためのワーク乗替え手段と、1
つの光源と、この光源からの光の光路を第一の処理部に
向かう光路と第二の処理部に向かう光路に選択的に切り
替える光学系とを備えたものである。
【0014】即ち、本発明は、被露光板を保持して露光
マスクに対向させるためのワーク保持ベースを、被露光
板の一方の露光面に対する露光に専用のものと、他方の
露光面に対する露光に専用のものと2つ設けたものであ
る。このようにすれば、未露光の被露光板の受取りや移
送と露光及びその事前処理等の動作位相と、片面露光済
みの被露光板の移送や露光及びその事前処理等の動作位
相とをずらせることができる。
【0015】従って、第一の処理部による露光以外の動
作が行われている間に第二の処理部による露光が行われ
るように、第一の処理部と第二の処理部の動作位相をず
らせることによって、光源が1つでも、露光待ちのロス
タイムが生じるのを確実に防止できる。また、この動作
移送のズレに加えて、第一の処理部での露光終了後、第
二のワーク保持ベースが露光位置に来る前にワーク乗替
え手段が片面露光済みの被露光板を第二のワーク保持ベ
ースに保持させることができる状態になるように、各部
の動作タイミングを組むことにより、露光待ちのロスタ
イムだけで無く、ワーク保持ベースの移動待ちのロスタ
イムが生じることについても防止できる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1に記載した両
面露光装置において、ワーク保持ベースによる被露光板
の保持が、少なくとも両面の露光が終了するまで、被露
光板を垂直な姿勢にして行われるようにしたものであ
る。このようにすれば、露光マスクと被露光板をいずれ
も立てた姿勢で露光が行われるので、塵埃の付着による
露光不良の発生をかなり防止することができる。
【0017】請求項3の発明は、請求項1に記載した両
面露光装置において、左右のマスク保持機構を互いに対
向する位置関係で配置し、ワーク乗替え手段による被露
光板の乗替え動作を、ワーク保持ベースがホーム位置に
来ているタイミングにおいてマスク保持機構の対向方向
においてのみ行うようにしたものである。このようにす
ると、被露光板の乗替えに必要な特別なスペースは殆ど
必要無いので、その分、装置を小型化することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
るプリント基板材両面露光装置1を図面に従って説明す
る。(構造については、図1から図3を参照)3はプリ
ント基板材両面露光装置1の外筐を示す。この外筐3の
内部の前後方向(図1に向かって手前側を前方とし、同
図における左側を左方とする。)における略中間の位置
に垂直な壁状をした機構ベース5が設けられ、この機構
ベース5の後側空間は主として光学系配置室7になって
いる。また、機構ベース5から前側の空間における高さ
方向中間部には水平な仕切り板9が配置されていて、こ
の仕切り板9の下側が受入/取出室11になっており、
上側が露光室13になっている。仕切り板9の左右方向
における中間部には受入/取出室11と露光室13との
通路になる通路口9aが設けられている。外筐3の左側
壁にはワーク入口15が形成され、右側壁にはワーク出
口17が形成されている。
【0019】外筐3内には通路口9aを通って上下方向
へ移動する左右2つのワーク保持エレベータ21Lと2
1Rが設けられ、露光室13のうちワーク保持エレベー
タ21L、21Rの移動軌跡の左右両脇にマスク保持機
構23L、23Rが設けられている。左側のワーク保持
エレベータ21Lとマスク保持機構23Lとによって第
一の処理部25Lが構成され、右側のワーク保持エレベ
ータ21Rとマスク保持機構23Rとによって第二の処
理部25Rが構成される。この第一の処理部25Lは主
としてプリント基板材Pの一方の露光面に対する露光を
担う部分であり、第二の処理部25Rは主としてプリン
ト基板材Pの他方の露光面に対する露光を担う部分であ
る。
【0020】受入/取出室11のうちワーク保持エレベ
ータ21Lの移動軌跡の左側にはローダー機構27が設
けられ、このローダー機構27の左側に受入コンベア2
9が配置されている。受入コンベア29の左端はワーク
入口15に臨んでいて、外筐3に対して左方から延びて
きている図示しない供給コンベアに載って移送されて来
たプリント基板材はPワーク入口15を通って受入コン
ベア29に乗る。このプリント基板材Pは、その表裏両
面に紫外線硬化型レジスト膜が形成された状態で供給さ
れて来る。そして、受入コンベア29上に載ったプリン
ト基板材Pは受入れコンベア29が有する図示しない駆
動ローラーによってローダー機構27の上面に移され
る。
【0021】ローダー機構27は、この上面に移された
プリント基板材Pを負圧手段によって吸着保持する機能
と、そのプリント基板材Pの先端側エッジの位置をプリ
アライメントセンサー31(図1参照)と協働して調整
するプリアライメント機能とを備えており、このプリア
ライメントが終了した後、図1に二点鎖線で示すように
90°回転してその上面を右側に向けた横倒姿勢となっ
て水平に移動する。このような動作を行うために、ロー
ダー機構27は、機構ベース5から前方へ突出するよう
に延びた回転軸33に支持されており、この回転軸33
は、機構ベース5の後側で左右方向へ移動自在なるよう
に設けられた図示しない移動手段に支持されている。
【0022】右側のワーク保持エレベータ21Rの移動
軌跡の右側にはアンローダー機構35が設けられ、この
アンローダー機構35の右側に取出コンベア37が設け
られている。アンローダー機構35は、その上面が図示
しない負圧手段によって随時負圧状態にされると共に、
図1に実線で示す水平姿勢と、90°回動してその上面
を左側へ向けた横倒姿勢とに姿勢変更され、この横倒姿
勢で水平移動する。このような動作を行うために、アン
ローダー機構35も、機構ベース5から前方へ突出する
ように延びた回転軸33´に支持されており、この回転
軸33´は、機構ベース5の後側で左右方向へ移動自在
なるように設けられた図示しない移動手段に支持されて
いる。
【0023】取出コンベア37の右端は、前記ワーク出
口17に臨んでいる。アンローダー機構35は、右側の
ワーク保持エレベータ21Rがプリント基板材Pを保持
してホーム位置に降りて来たとき、横倒姿勢でそのプリ
ント基板材Pを取り外した後水平な姿勢に戻る。そし
て、アンローダー機構35が取り外したプリント基板材
Pは、このアンローダー機構35が有する図示しない駆
動ローラーによって取出コンベア37に移され、ここか
ら、ワーク出口17を通って図示しない搬送コンベアに
乗って次の工程、例えば、現像工程へ搬送されて行く。
【0024】機構ベース5の背面の左右方向における中
央には、上下方向へ互いに平行に延びる左右それぞれ2
本ひと組の垂直ガイドレール36が固定されており、こ
の左右の垂直ガイドレール36にそれぞれスライドベー
ス39が摺動自在に支持されている。これらスライドベ
ース39からは水平なアーム41が、それぞれ前方へ向
けて突出されている。このアーム41は機構ベース5に
形成された縦長の長孔5aを通して前方へ突出し、この
アーム41の前端にワーク保持エレベータ21L、21
Rが各別に固定されている。
【0025】ワーク保持エレベータ21L、21Rは、
プリント基板材Pを垂直姿勢で吸着保持して上下方向へ
移動するものである。図面では、これらワーク保持エレ
ベータ21L、21Rを矩形の単なる平板形状だけで示
してあるが、実際には、垂直な壁状をした移動ベース
と、この移動ベースの一方の面(左側のワーク保持エレ
ベータ21Lでは左側面、右側のワーク保持エレベータ
21Rでは右側面)に設けられた多数の吸気孔を備えた
負圧吸着プレートと、この負圧吸着プレートに接続され
た吸気系等から構成されており、その負圧吸着プレート
にプリント基板材Pが着脱自在に吸着保持される構造に
なっている。
【0026】スライドベース39は図示しないサーボモ
ーターによって回転されるボールネジによって移動さ
れ、この移動によりワーク保持エレベータ21L、21
Rが仕切り板9の通路口9aを通って上昇又は下降す
る。これらワーク保持エレベータ21L、21Rの移動
は、図1に実線で示すようにローダー機構27とアンロ
ーダー機構35との間に入ったホーム位置と、同図に二
点鎖線で示すように左右のマスク保持機構23Lと23
Rとの間に入った露光位置との間で行われる。
【0027】機構ベース5の背面における垂直ガイドレ
ール36の左右両脇には左右方向へ延びる水平ガイドレ
ール45(図2参照)が固定され、これら水平ガイドレ
ール45にそれぞれスライドベース47が摺動自在に支
持されている。この左右のスライドベース47からはそ
れぞれアーム49が前方へ向けて水平に突出されてい
る。このアーム49は機構ベース5に形成された孔5b
を通して前方へ突出し、左側のアーム49の前端には左
側のマスク保持機構23Lが固定され、右側のアーム4
9の前端には右側のマスク保持機構23Rが固定されて
いる。
【0028】スライドベース47は図示しないボールナ
ットを有し、そのボールナットにはサーボモータ51に
よって回転されるボールスクリュー53が螺合されてい
る。従って、ボールスクリュー53が回転することによ
ってスライドベース47が左右方向へ移動され、これと
一体的にマスク保持機構23L、23Rが左右方向へ移
動する。このマスク保持機構23L、23Rの移動は、
ワーク保持エレベータ21L、21Rの移動軌跡からあ
る程度離間した後退位置と、ワーク保持エレベータ21
L、21Rに保持されたプリント基板材に接触した前進
位置との間で行われる。
【0029】図面では、マスク保持機構23L、23R
を矩形の枠形だけで示してあるが、実際には、この形の
ベースと、このベースの一方の面(左側のマスク保持機
構23Lでは右側面、右側のマスク保持機構23Rでは
左側面)に設けられたアライメントユニットと、このア
ライメントユニットに保持された露光マスク55(図3
では梨地模様を付けてある)と、整合誤差検出用のカメ
ラ等を備えた構造になっていて、アライメントユニット
が駆動することにより、露光マスク55が垂直面内にお
いて微細に位置調節される。
【0030】露光マスク55には所定の透光パターンが
設けられると共に、所定の位置に図示しないフォトマス
クマークが設けられており、カメラがこのフォトマスク
マークとプリント基板材の基準孔とを重ねて見ることで
誤差を検出し、その誤差に応じた修正をアライメントユ
ニットが行うことで、露光マスク55とプリント基板材
とを相対的にアライメントする。
【0031】外筐3の前記光学系配置室7における中央
下部には、1つのランプ61が配置されている。このラ
ンプ61には水銀ショートアークランプが用いられ、光
を真上に向かって照射する向きで設けられている。ラン
プ61の上方にはハーフミラー型の回転ミラー63が設
けられている。この回転ミラー63は、図1に破線で示
すようにランプ61からの光を左方へ向けて水平に反射
する第一の位置と、同図に二点鎖線で示すようにランプ
61からの光を右方へ向けて水平に反射する第二の位置
と、水平な姿勢となったニュートラル位置との間で姿勢
を制御される。
【0032】左側のマスク保持機構23Lの左背後には
照射ミラー65Lが配置され、右側のマスク保持機構2
3Rの右背後には照射ミラー65Rが配置されている。
そして、光学系配置室7の左右両端には反射ミラー67
が配置されると共に、これら反射ミラー67と回転ミラ
ー63との間にそれぞれフライアイレンズ69が介挿さ
れている。従って、ランプ61からの光は、回転ミラー
63が第一の位置に来ている状態では、左側の反射ミラ
ー67と左側の照射ミラー65Lを経て左側のマスク保
持機構23Lが有する露光マスク55に照射するように
光路を制御され、また、回転ミラー63が第二の位置に
来ている状態では、右側の反射ミラー67と右側の照射
ミラー65Rを経て右側のマスク保持機構23Rが有す
る露光マスク55に照射するように光路を制御される。
【0033】しかして、プリント基板材Pを保持した左
側のワーク保持エレベータ21Lが露光位置に来ている
状態で回転ミラー63が第一の位置へと回動すると、ラ
ンプ61からの光は左側の露光マスク55を通して当該
プリント基板材Pに照射され、それによって、当該プリ
ント基板材Pの一方の露光面が左側の露光マスク55の
露光パターンによって露光される。また、露光位置に来
ている右側のワーク保持エレベータ21Rにプリント基
板材Pが保持された状態で回転ミラー63が第二の位置
へと移動すると、ランプ61からの光は右側の露光マス
ク55を通して当該プリント基板材Pに照射され、それ
によって、当該プリント基板材Pの他方の露光面が右側
の露光マスク55の露光パターンによって露光される。
この露光は、露光マスク55がプリント基板材Pに密着
した状態で行われる。
【0034】機構ベース5の上には天井ベース71が配
置され、この天井ベース71の上面に左右方向へ延びる
ガイドレール73が固定されている。75L、75Rは
乗替え機構を示し、この乗替え機構75L、75Rは乗
替えハンド77L、77Rを有する。79は乗替え機構
75L、75Rのスライドベースを示し(図3参照)、
前後に長い水平な板状を為し、その後端部がガイドレー
ル73に摺動自在に支持されている。左側のスライドベ
ース79はエアーシリンダ81によって左右方向へ比較
的短い距離移動され、右側のスライドベース79はサー
ボモータ83で回転されるボールネジ85によって左右
方向へ比較的長い距離移動される。
【0035】スライドベース79の前端部にはそれぞれ
乗替えハンド駆動部87が取り付けられている。この乗
替えハンド駆動部87は平行リンク89を有し、この平
行リンク89の回動先端に乗替えハンド77L、77R
が取り付けられている。乗替えハンド77L、77Rは
中空構造になっていて、その互いに対向した側面に多数
の吸着突部が設けられている。そして、乗替えハンド7
7L、77Rの内部空間には図示しない吸気手段が接続
されており、内部空間が負圧になると、吸着突部の先端
面に負圧吸引力が働く。
【0036】平行リンク89は、乗替えハンド駆動部8
7から前方へ水平に延びた姿勢と真下へ延びた姿勢とに
ほぼ90°角度姿勢を変更される。従って、乗替えハン
ド77L、77Rは平行リンク89が回動することによ
って、水平な姿勢のまま上下方向へ移動され、この方向
への移動は、図3に示すようにマスク保持機構23L、
23Rより高い待機位置と、図1に示すようにマスク保
持機構23L、23Rの中央部より稍高い下降位置との
間で行われる。プリント基板材両面露光装置1は以上の
ように構成されている。
【0037】次に、プリント基板材両面露光装置1の動
作を説明する(図4から図12参照)。図12はこの装
置1による動作のタイムチャートを示すものであるが、
運転開始当初は第一の処理部25Lのみが働いて、この
第一の処理部25Lによる一回目の露光処理が完了する
までは同図の※印を付けた動作は行われない。同図の縦
の破線どうしの間隔は1秒間を示す。
【0038】初期状態において、ワーク保持エレベータ
21L、21Rはホーム位置に来ており、マスク保持機
構23L、23Rは後退位置で待機し、ローダー機構2
7とアンローダー機構35は上向きの姿勢で待機し、乗
替えハンド77L、77Rは待機位置に来ている。ま
た、回転ミラー63はニュートラル位置に保持され、運
転開始と同時にランプ61が点灯される。この点灯を途
中で絶つことはされず、運転完了までランプ61はつけ
っ放しになる。
【0039】この状態からプリント基板材Pが受入コン
ベア29に乗載すると、そのプリント基板材Pは、前記
したように、ローダー機構27に移されてプリアライメ
ントされ、次いで、ローダー機構27が横倒姿勢となっ
て右移動する(図4参照)。これにより、ローダー機構
27が保持しているプリント基板材Pをワーク保持エレ
ベータ21Lに吸着保持させる(図12の「受取
り」)。このようにしてプリント基板材Pを保持した左
側のワーク保持エレベータ21Lは、図4に二点鎖線で
示すように露光位置へと上昇する(図12の「上
昇」)。そして、ローダー機構27は、元の位置に戻っ
て次のプリント基板材Pについての処理を実行した後、
左側のワーク保持エレベータ21Lがホーム位置に降り
て来るのを待つ。
【0040】左側のワーク保持エレベータ21Lが露光
位置に来ると、これが保持しているプリント基板材Pの
一方の露光面が左側のマスク保持機構23Lと対向す
る。ここで、このマスク保持機構23Lが前進位置へと
移動して(図12の「前進」)、その露光マスク55が
当該プリント基板材Pにソフトコンタクトして前記アラ
イメントを行い(図12の「アライメント」)、これが
済むと、当該マスク55とプリント基板材Pとが密着し
合う(図12の「吸着」)。ここで、回転ミラー63が
第一の位置へと回動され(図12の「第一の位置」)、
これにより、ランプ61からの紫外光がマスク保持機構
23Lの露光マスク55を通してプリント基板材Pの一
方の露光面に照射されて当該露光面に対する露光が実行
される(図12の「露光」)。この状態が図5に示す状
態である。
【0041】この露光に必要な時間(8秒)が経過する
と、回転ミラー63がニュートラル位置に戻されると共
に、吸着が解除(図12の「吸着解除」)されたのち左
側のマスク保持機構23Lが後退位置へと戻される(図
12の「後退」)。次いで、左側の乗替えハンド77L
が、図6に示すように、下降位置を経て右側へ移動され
てプリント基板材Pに吸着し、これを保持して下降位置
まで後退する(図12の「引渡し」)。即ち、一方の露
光面に対する露光が済んだプリント基板材Pが左側のワ
ーク保持エレベータ21Lから左側の乗替えハンド77
Lに引き渡される。この引渡しが済むと、左側のワーク
保持エレベータ21Lは同図に二点鎖線で示すようにホ
ーム位置へと降りて行く(図12の「下降」)。
【0042】左側のワーク保持エレベータ21Lがホー
ム位置に降りてくると、ローダー機構27から次のプリ
ント基板材Pを受け取る。一方、左側のワーク保持エレ
ベータ21Lがホーム位置に降りると、図7に示すよう
に、右側の乗替えハンド77Rが待機位置の高さを保っ
たまま左方へ移動されたのち下降位置へと下がって左側
の乗替えハンド77Lが保持しているプリント基板材P
に右側から対向し、ここで、左側の乗替えハンド77L
が右方へ移動して当該プリント基板材Pを右側の乗替え
ハンド77Rに受け渡たす(図12の「受渡し」)。こ
のようにしてプリント基板材P11を受け渡された右側
の乗替えハンド77Rは、同図に二点鎖線で示すよう
に、左右のワーク保持エレベータ21L、21Rの各移
動軌跡の間まで水平移動してその位置に待機する(図1
2の「受取り後 待機」)。
【0043】次いで、第一の処理部25Lによる前記
「上昇」、「前進」、「アライメント」、「露光」の各
動作が同様に繰り返され、この動作の中の「アライメン
ト」が開始された直後(このタイミングは、二回目以降
のサイクルにおいて、右側のワーク保持エレベータ21
Rが露光位置からホーム位置へと移動したタイミングと
同じタイミングである。)に、右側の乗替えハンド77
Rが右側のワーク保持エレベータ21Rとマスク保持機
構23Rとの間の位置へと移動する(図12の「右端
へ」)。ここで、右側のワーク保持エレベータ21Rが
露光位置へと上がる(図12の「上昇」)。次いで、右
側の乗替えハンド77Rが左方へ移動して当該プリント
基板材P(片面露光が済んでいるプリント基板材P)を
右側のワーク保持エレベータ21Rに吸着保持させる
(図12の「貼付け」)。この状態が図8に示す状態で
あり、右側のワーク保持エレベータ21Rに吸着保持さ
れたプリント基板材Pは、その他方の露光面が右側を向
く。即ち、ワーク保持エレベータに保持される面でみれ
ば、プリント基板材Pは乗せ替えられる間に裏返しされ
る。この後、右側の乗替えハンド77Rは待機位置に戻
される。
【0044】そして、第一の処理部25Lによって露光
動作が行われている間に、第二の処理部25Rにおいて
は、右側のマスク保持機構23Rが前進位置へと移動し
て(図12の「前進」)、その露光マスク55が当該プ
リント基板材Pの他方の露光面にソフトコンタクトし、
前記アライメントが行われる(図12の「アライメン
ト」)。このアライメントが終わる直前に、第一の処理
部25Lにおいては「露光」が終了し、次いで、回転ミ
ラー63が一旦ニュートラル位置に戻される。
【0045】そして、第二の処理部25Rにおいては、
上記「アライメント」が終わると右側のマスク保持機構
23Rの露光マスク55とプリント基板材Pとが密着し
合う(図12の「吸着」)。ここで、回転ミラー63が
第二の位置へと回動され(図12の「第二の位置」)、
これにより、ランプ61からの紫外光がマスク保持機構
23Rの露光マスク55を通してプリント基板材Pの他
方の露光面に照射されて当該露光面に対する露光が実行
される(図12の「露光」)。この状態が図9に示す状
態であり、第一の処理部25Lにおいては、片面露光済
みのプリント基板材Pがワーク保持エレベータ21Lか
ら乗替えハンド77Lに引き渡され、次いで、ワーク保
持エレベータ21Lはホーム位置に降りて次のプリント
基板材Pを受け取りに行く。
【0046】第二の処理部25Rにおいて露光が行われ
ている間に、右側の乗替えハンド77Rが前記した経路
を移動して片面露光済みのプリント基板材Pを右側の乗
替えハンド77Rから受け取る。この状態が図10であ
る。次いで、第一の処理部25Lにおいてはワーク保持
エレベータ21Lの「上昇」、マスク保持機構23Lの
「前進」と「アライメント」が進行して行き、第二の処
理部25Lにおいては、露光が終了してマスク保持機構
23Rが「後退」し、ワーク保持エレベータ21Rがホ
ーム位置に降りて、アンローダー機構35が両面露光済
みのプリント基板材Pをワーク保持エレベータ21Rか
ら取り外す。この状態が図11である。
【0047】取り外されたプリント基板材Pは取出コン
ベア37を経て外筐3外へ移送される。この後は、図8
と同じ状態に移行し、以下、図9、図10、図11の状
態がこの順で繰り返される。
【0048】以上の動作の推移を図12のタイムチャー
トで見ると、動作や処理を何もしていない待ち時間とい
うものは全く存在せず、1サイクル時間は26.5秒で
ある。この時間は、露光所要時間を同じ8秒とした場合
の前記従来の装置100による1サイクル時間(図14
の(B))32秒と比較して、ほぼ17パーセントの時
間短縮になっている。換言すれば、露光時間としては片
面3秒が5秒延びて両面分で10秒延びたにも拘らず、
両面分で4.5秒の延び(図14の(A)におけるロス
タイム0.5秒は吸収される)に抑えることができる。
【0049】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。例えば、実
施の形態においては、本発明をプリント基板材のレジス
ト膜を露光するための両面露光装置に適用したが、本発
明は、所定の露光パターンが形成された露光マスクを通
しての露光を行うことを要する各種の被露光板の両面露
光を行う両面露光装置として広く適用することができ
る。
【0050】また、実施の形態においては、ワーク保持
ベースが上下方向へ移動するタイプのものを示したが、
本発明は、ワーク保持ベースが水平方向へ移動するタイ
プのものにも適用することができることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る両面露光装
置にあっては、未露光の被露光板の受取りや移送と露光
及びその事前処理等の動作移送と、片面露光済みの被露
光板の移送や露光及びその事前処理等の動作移送とをず
らせることができるので、第一の処理部による露光以外
の動作が行われている間に第二の処理部による露光が行
われるように、第一の処理部と第二の処理部の動作位相
をずらせることによって、光源が1つでも露光待ちのロ
スタイムが生じるのを確実に防止できる。
【0052】請求項2の発明によれば、露光マスクと被
露光板をいずれも立てた姿勢で露光が行われるので、塵
埃の付着による露光不良の発生をかなり防止することが
できる。
【0053】請求項3の発明によれば、被露光板の乗替
えに必要な特別なスペースは殆ど必要無いので、その
分、装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るプリント基板材両面
露光装置を、外筐を切断して示す正面図である。
【図2】図1に示すプリント基板材両面露光装置を外筐
を切断して示す要部平面図である。
【図3】図1に示すプリント基板材両面露光装置の要部
斜視図である。
【図4】図1に示すプリント基板材両面露光装置におい
て、左側のワークエレベータによる未露光のプリント基
板材の受取りが行われている状態を示す概略正面図であ
る。
【図5】図1に示すプリント基板材両面露光装置におい
て、第一の処理部よる露光が行われている状態を示す概
略正面図である。
【図6】図1に示すプリント基板材両面露光装置におい
て、左側の乗替えハンドがプリント基板材を受け取って
いる状態を示す概略正面図である。
【図7】図1に示すプリント基板材両面露光装置におい
て、左右の乗替えハンドがプリント基板材の受け渡しを
行っている状態を示す概略正面図である。
【図8】図1に示すプリント基板材両面露光装置におい
て、第一の処理部による露光と右側のワークエレベータ
へのプリント基板材の貼り付けが行われている状態を示
す概略正面図である。
【図9】図1に示すプリント基板材両面露光装置におい
て、左側の乗替えハンドによるプリント基板材の受取り
と第二の処理部による露光が行われている状態を示す概
略正面図である。
【図10】図1に示すプリント基板材両面露光装置にお
いて、第二の処理部による露光が行われている間に左右
の乗替えハンドがプリント基板材の受け渡しを行ってい
る状態を示す概略正面図である。
【図11】図1に示すプリント基板材両面露光装置にお
いて、第一の処理部よる露光と両面露光済みのプリント
基板材の取外しが行われている状態を示す概略正面図で
ある。
【図12】図1に示すプリント基板材両面露光装置によ
る動作のタイムチャート図である。
【図13】従来の両面露光装置の一例を示す概略図であ
る。
【図14】図13に示す両面露光装置による動作のタイ
ムチャートを、露光時間の異なる(A)、(B)2例示
す図である。
【符号の説明】
1 両面露光装置 21L 第一のワーク保持ベース 21R 第二のワーク保持ベース 23L 第一のマスク保持機構 23R 第二のマスク保持機構 25L 第一の処理部 25R 第二の処理部 55 露光マスク 61 光源 63、65L、65R、67、69 光学系 75L、75R ワーク乗替え手段 P 被露光板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被露光板の表裏両露光面を所要の露光パタ
    ーンが形成された露光マスクを通して露光する両面露光
    装置であって、被露光板の一方の露光面に対する露光に
    用いる露光マスクが取り付けられる第一のマスク保持機
    構と、この第一のマスク保持機構に対向した露光位置と
    未露光の被露光板を受け取るホーム位置との間を移動す
    る第一のワーク保持ベースとを有した第一の処理部と、
    被露光板の他方の露光面に対する露光に用いる露光マス
    クが取り付けられる第二のマスク保持機構と、この第二
    のマスク保持機構に対向した露光位置と両面露光済みの
    被露光板を取り外されるホーム位置との間を移動する第
    二のワーク保持ベースとを有した第二の処理部と、第一
    の処理部で露光された被露光板を受け取ったのち第二の
    ワーク保持ベースに他方の露光面を露光し得る向きで乗
    せ替えるためのワーク乗替え手段と、1つの光源と、こ
    の光源からの光の光路を第一の処理部に向かう光路と第
    二の処理部に向かう光路に選択的に切り替える光学系と
    を備えたことを特徴とする両面露光装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した両面露光装置におい
    て、ワーク保持ベースによる被露光板の保持が、少なく
    とも両面の露光が終了するまで、被露光板を垂直な姿勢
    にして行われるようにしたことを特徴とする両面露光装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載した両面露光装置におい
    て、左右のマスク保持機構を互いに対向する位置関係で
    配置し、ワーク乗替え手段による被露光板の乗替え動作
    を、ワーク保持ベースがホーム位置に来ているタイミン
    グにおいてマスク保持機構の対向方向においてのみ行う
    ようにしたことを特徴とする両面露光装置。
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