JP2000171053A - 室内ユニット及び空気調和機 - Google Patents
室内ユニット及び空気調和機Info
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
部形状に対応できるようにし、室内ユニットの部品を共
通化する。 【解決手段】 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出口
から吹き出すためのファンと、前記室内気と室外ユニッ
トから供給された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換
器と、各種電気回路素子よりなる室内ユニット制御部
と、これらの各機器を収納するケーシングとを備えてな
る室内機ユニットのケーシング11に、冷媒配管や換気
ホース等外部との接続部材を通す通路となる開口部形状
を複数の中から選択可能な打抜部76を設けた。
Description
り快適な室内環境を提供する室内ユニット及び空気調和
機に係り、特に、室内の空気を換気することができるよ
うにした室内ユニット及び空気調和機に用いて好適な技
術に関する。
ニットの二つの大きな構成要素からなっている。これら
の各ユニットには、冷媒と室内気との間及び冷媒と室外
気との間における熱交換を行う室内熱交換器及び室外熱
交換器が備えられている。
他に圧縮機、膨張弁等の要素を加えて冷媒回路を構成す
る要素になっている。冷媒はこの回路を物理的に循環す
ることで、熱的にも高温高圧気体、低温低圧気体、高温
高圧液体、低温低圧液体という状態変化の循環プロセス
を辿り、室内の冷暖房を実現することになる。なお、こ
の室内の冷暖房は、直接的には前記室内熱交換器内の冷
媒と室内気との熱交換により実現されることになる。
圧の気体とされた気体冷媒を室内熱交換器に送出して、
当該冷媒と室内気との間で熱交換を行うことにより冷媒
は凝縮し高温高圧の液冷媒化が実現される。また、冷房
運転時は、高温高圧の気体冷媒を室外熱交換器に送出し
て室外気と熱交換させて高温高圧の液冷媒とし、これを
さらに膨張弁に通すことで減圧し、低温低圧の液冷媒と
して室内熱交換器に送出し、この冷媒と室内気との間で
熱交換を行うことにより蒸発し低温低圧の気体化が実現
される。
の換気を目的として、室内の空気を室外に排出する換気
装置を備えたものがある。この換気装置は、図8に示す
如く、室内ユニット10に設置された換気専用の換気フ
ァン18と換気ホース9とを具備して構成される。な
お、図8において、符号の1は室内・室外に分離させる
壁、2はスリーブ、Pは室内ユニット10から室外へと
続く冷媒配管、配線及びドレンホースを一体的に示した
もの、3は出口カバーである。そして、上述した換気装
置により換気運転を実施すると、換気ファン18が作動
して室内ユニット10に設けられた換気専用の吸込口か
ら室内の空気が吸引され、換気ホース9を通って室外に
排出される。なお、換気装置により換気可能な空気量
は、室内ユニットから吹き出される空調空気量と比較す
ればかなり小さなものである。
うな換気装置を備えている室内ユニット及び空気調和機
においては、特に換気ホースが存在することから、室内
ユニットを設置する際の換気ホースレイアウトの自由度
を増すと共に、設置の工事性を向上させることが望まれ
ている。以下、本発明の課題を具体的に説明する。
上述したような室内ユニットにおいては、図9に示すよ
うに、符号Pで一体的に表される冷媒配管、電気配線、
ドレンホース及び換気ホース9を室内ユニット10から
引き出す方向を現場で自由に選択できるようにするた
め、図10に示すように、予め上下左右の方向に向けた
開口部形成用の打抜部7aを設けたリッド7がケーシン
グ(一般的にはベース11)の角部に使用されている。
しかし、従来の打抜部7aは、それぞれの方向が1種類
の開口部形状だけに対応したものであり、従って、換気
装置を備え換気ホース9の通過スペースも必要な場合の
開口部と換気装置を持たないため換気ホース9を必要と
しない場合の開口部とはその形状及び大きさが異なるた
め、これらにリッド7を共用することはできなかった。
このため、換気装置の有無等に応じた複数の仕様のリッ
ド7を用意する必要が生じ、部品点数が増加するという
問題があった。
であり、その第1の目的は、複数の開口部形状に対応で
きるようにして、部品の共通化を可能にすることにあ
る。
述した換気装置を備えた室内ユニット10においては、
室内の空気を吸引するための換気吸込口を必要とする
が、このような吸込口を設けるにあたっては、室内ユニ
ット10の形状が大きくなるのを防止することが望まれ
る。また、室内に設置する都合上、室内ユニット10を
デザイン面でも優れたものにする必要がある。
のであって、その第2の目的は、室内ユニットが大型化
することなく、しかも優れた外観デザインを可能にし
て、室内ユニットに換気用の吸込口を設けることにあ
る。
決するため、以下の手段を採用した。請求項1に記載の
室内ユニットは、吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出
口から吹き出すためのファンと、前記室内気と室外ユニ
ットから供給された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交
換器と、各種電気回路素子よりなる室内ユニット制御部
と、これらの各機器を収納するケーシングとを備え、前
記ケーシングに、外部との接続部材を通す通路となる開
口部形状を複数の中から選択可能な打抜部を設けたこと
を特徴とするものであえる。
形状を複数の中から選択できるようにしたので、換気装
置を備え換気ホースの通路が必要になるものと、換気ホ
ースの通路が不要のものとで、ケーシングの共用が可能
となる。また、引き出し方向に応じて適宜開口部形状を
選択し、冷媒配管やホース類の曲げを容易にすることが
できる。
換器と、熱交換器に高温高圧の気体冷媒を送出する圧縮
機と、各種電気回路素子よりなる室外ユニット制御部と
を具備してなる室外ユニットと、吸込口から室内気を吸
い込みかつ吹出口から吹き出すためのファンと、前記室
内気と室外ユニットから供給された冷媒との間で熱交換
を行う室内熱交換器と、各種電気回路素子よりなる室内
ユニット制御部と、これらの各機器を収納するケーシン
グとを具備してなる室内ユニットとを備え、前記ケーシ
ングに、外部との接続部材を通す通路となる開口部形状
を複数の中から選択可能な打抜部を設けたことを特徴と
するものである。
ユニットにおいて、開口部形状を複数の中から選択でき
るようにしたので、換気装置を備え換気ホースの通路が
必要になるものと、換気ホースの通路が不要のものと
で、ケーシングの共用が可能となる。また、引き出し方
向に応じて適宜開口部形状を選択し、冷媒配管やホース
類の曲げを容易にすることができる。
から室内気を吸い込みかつ吹出口から吹き出すためのフ
ァンと、前記室内気と室外ユニットから供給された冷媒
との間で熱交換を行う室内熱交換器と、室内気を吸引し
て室外へ排気する換気装置と、各種電気回路素子よりな
る室内ユニット制御部とを備え、前記換気装置の換気吸
込口を前記吹出口に並べて設けられる吹出口ダミー部に
配置したことを特徴とするものである。
に並べて設けられていた吹出口ダミー部を有効利用でき
るので、ユニット全体のサイズを大きくすることなく換
気装置を設置できる。また、室内ユニットに、左右シン
メトリーデザインを採用することができる。
換器と、熱交換器に高温高圧の気体冷媒を送出する圧縮
機と、各種電気回路素子よりなる室外ユニット制御部と
を具備してなる室外ユニットと、吸込口から室内気を吸
い込みかつ吹出口から吹き出すためのファンと、前記室
内気と室外ユニットから供給された冷媒との間で熱交換
を行う室内熱交換器と、換気ファンと該換気ファンに連
結される換気ホースとを具備し室内気を吸引して室外へ
排気する換気装置と、各種電気回路素子よりなり前記換
気装置を間欠運転する室内ユニット制御部とを具備し、
前記換気ファン及び前記アダプタがそれぞれ共通の支持
部材に固定された室内ユニットとを備え、前記換気装置
の換気吸込口を前記吹出口に並べて設けられる吹出口ダ
ミー部に配置したことを特徴とするものである。
ットの吹出口ダミー部を有効利用して換気吸込口を設け
たので、ユニット全体のサイズを大きくすることなく換
気装置を設置できる。また、室内ユニットを、左右シン
メトリーにデザインすることが可能となる。
吸込口と前記吹出口との間を仕切る回折防止リブを設け
たことを特徴とするものである。
た吹出風と換気装置が吸い込む室内の空気との干渉を最
小限に抑えることができる。
及び空気調和機の一実施形態を、図面に基づいて説明す
る。図1は空気調和機の全体構成を示す説明図である。
空気調和機は、室内ユニット10及び室外ユニット20
から構成されている。これら室内ユニット10及び室外
ユニット20は、冷媒が導通する冷媒配管21や図示し
ない電気配線等により接続されている。冷媒配管21は
2本備えられており、冷媒は、その一方において室内ユ
ニット10から室外ユニット20へ、また他方において
室外ユニット20から室内ユニット10へと流れること
になる。
ネル12とが一体化されることにより、後述する各種の
機器を収納するケーシングが形成されている。一方のベ
ース11には、プレートフィンチューブ型の室内熱交換
器13、略円筒形状のクロスフローファン(ファン)1
4等の各種機器が備えられている。さらに、ベース11
には、この他にも室内ユニット10に関する種々の動作
制御等を行うため、各種電気回路素子から構成された室
内ユニット制御部15が備えられている。室内ユニット
制御部15には、運転状況やエラーモードを表示するた
めの適当なインジケータ15aが備えられている。この
インジケータ15aは、たとえば前面パネル12に設け
られた透視部12aにより、外部からの確認(視認)が
可能となっている。なお、ベース11の後方には、据え
付け板16が備えられ、これにより室内ユニット10を
室内の壁等に設置することが可能となっている。
口)12bが前面及び上面のそれぞれに形成されてい
る。室内の空気(室内気)は、これら吸込グリル12b
により多方向から室内ユニット10内に吸い込まれるよ
うになっている。ちなみに、吸込グリル12bの背後に
はエアフィルタ17が備えられており、吸い込まれた空
気等の粉塵を除く働きをしている。また、前面パネル1
2には、その下方に吹出口12cが形成されており、こ
こから暖められた空気あるいは冷やされた空気が吹き出
されるようになっている。なお、この空気吸込及び空気
吹出は、前記クロスフローファン14が回転することに
よって行われる。
気を吸引して室外へ排出する換気装置を備えている。こ
の換気装置は、換気専用の換気ファン18と、前面パネ
ル12に開口する換気専用の換気吸込口12dと、換気
ホース19とにより構成されており、換気ファン18の
吸い込み側に換気吸込口12dが連通し、換気ファン1
8の吐出側に換気ホース19の一端が連結されている。
換気運転時は、換気ファン18が作動することによって
換気吸込口12dから室内の空気を吸引するので、吸引
された室内気は換気ファン18及び換気ホース19を通
って室外へと排出される。なお、換気ホース19の他端
は、冷媒配管21及び図示省略の電気配線などと共に、
壁1を貫通して設けられたスリーブ2(図8参照)を通
って室外に開口している。
操作を行う操作部として、リモートコントローラ22を
備えている。このリモートコントローラ22には各種ス
イッチ等が設けられており、空気調和機の運転操作信号
を室内ユニット制御部15の受信部(図示省略)へ向け
て送信することができる。なお、空気調和機の運転操作
は、室内ユニットの適所に設けられた図示省略のスイッ
チ類でも一部実施可能である。
外熱交換器20b、プロペラファン20c、圧縮機20
f、室外ユニット制御部20g等が備えられている。室
外熱交換器20bは、周囲に多数のプレート状フィンを
備えた冷媒配管により構成されており、冷媒と室外気と
の熱交換を実現するためのものである。プロペラファン
20cは、筐体20a内に背面から前面へと抜ける空気
流を生じさせることにより新たな空気を常に筐体20a
内に取り込んで、室外熱交換器20bにおける熱交換効
率の向上を図るために設けられている。
ラファン20cが外部と向き合う筐体20aの面には、
それぞれフィンガード20d及びファンガード20eが
設けられている。フィンガード20dは、前記プレート
状フィンが外部からの不意の衝撃により破損することな
どがないように設けられているものである。ファンガー
ド20eも、これと同様にプロペラファン20cを外部
衝撃から保護することを目的として備えられているもの
である。
高温高圧の気体冷媒に変換して吐出するものであり、冷
媒回路を構成する部品の中では最も中心的な働きを担う
ものである。ちなみに冷媒回路とは、この圧縮機20f
に加えて、上記した室内熱交換器13、室外熱交換器2
0b、冷媒配管21、膨張弁、及び冷媒の流れ方向を規
定する四方弁(膨張弁及び四方弁は共に不図示)等から
概略構成され、冷媒を室内ユニット10と室外ユニット
20との間で循環させる回路である。
ラファン20c、圧縮機20f、その他室外ユニット2
0に備えられた各種機器に関する動作制御等を行うもの
で、各種電気回路素子から構成されているものである。
0aを支持するとともに外部振動等の影響を回避するた
め、台座20hが備えられている。また、前記圧縮機2
0fに近い筐体20aの壁は、前記圧縮機20fのメン
テナンス等を実施するため取り外し可能なパネル20i
を備えたものとなっている。
機の作用について、暖房運転時及び冷房運転時のそれぞ
れの場合に分けて説明する。まず、暖房運転時には、圧
縮機20fで高温高圧の気体とされた冷媒は、冷媒配管
21を通り室内ユニット10の室内熱交換器13に送ら
れる。室内ユニット10内では、クロスフローファン1
4により吸込グリル12bから取り込まれた室内気に対
して、室内熱交換器13を通過する高温高圧の気体冷媒
から熱が与えられる。このことにより、前面パネル12
下方の吹出口12cから温風が吹き出されることにな
る。また同時に、高温高圧の気体冷媒は、前記室内熱交
換器13において凝縮液化し、高温高圧の液冷媒とな
る。
1を通って室外ユニット20における室外熱交換器20
bに送られる。室外ユニット20では、図示しない膨脹
弁を通過し減圧された低温低圧の液冷媒となり、プロペ
ラファン20cにより筐体20a内に取り込まれた新し
い室外気から、室外熱交換器20bを通過する低温低圧
の液冷媒が熱を奪うことになる。低温低圧の液冷媒は、
このことにより蒸発気化して低温低圧の気体冷媒とな
る。これが再び圧縮機20fに送出され、上記過程を繰
り返すことになる。
方向に冷媒回路中を流れる。すなわち、圧縮機20fで
高温高圧の気体とされた冷媒が、冷媒配管21を通過し
て室外熱交換器20bに送られ、室外気に熱を与えて凝
縮液化し高温高圧の液冷媒となる。この高温高圧の液冷
媒は、図示しない膨張弁を通過して低温低圧の液冷媒と
なり、再び冷媒配管21を通り室内熱交換器13に送ら
れる。低温低圧の液冷媒は、ここで室内気から熱を奪っ
て当該室内気を冷却するとともに、冷媒自身は蒸発気化
して低温低圧の気体冷媒となる。これが再び圧縮機20
fに送出され、上記過程を繰り返すことになる。
められた室内ユニット制御部15及び室外ユニット20
内に収められた室外ユニット制御部20gが協調するこ
とによって制御される。
1の実施形態)について説明する。上述したように、換
気ホース19、冷媒配管21、電気配線及びドレンホー
スは、スリーブ2との位置関係に応じて室内ユニット1
0から引き出す方向が変わってくる。このため、図2な
いし図4に示すように、室内ユニット10のケーシング
を構成するベース11の下側角部には、打抜部76を設
けたリッド75が着脱可能に取り付けられている。図3
は上述したリッド75の拡大斜視図であり、リッド75
は、L字状の板状部材両端部に一対の係止爪77が設け
られ、垂直面及び水平面のそれぞれに打抜部76を設け
てある。この第1の実施形態に係る第1実施例では、そ
れぞれの打抜部76が予め設けられた2種類の開口部形
状からひとつを選択できるようになっており、換気ホー
ス19の有無に応じて適切な開口部形状を形成できるよ
うになっている。なお、図3及び図4において、符号の
78は2種類の開口部形状に沿って予め部分的に穿設さ
れた貫通孔、5は電気配線、6はドレンホース、19は
換気ホース、21は断熱材4に被覆された冷媒配管であ
る。
ース19の通過スペースが不要となる場合には、図4
(a)に示すように、破線で示した切断部及びこれに連
なる各貫通孔78により形成される形状に打ち抜き、斜
線を施した小さな打抜開口部76aを形成する。また、
換気装置を備え、従って換気ホース19の通過スペース
が必要となる場合には、図4(b)に示すように、破線
で示した切断部及びこれに連なる各貫通孔78により形
成される形状に打ち抜き、斜線を施した大きな打抜開口
部76bを形成する。
状を4種類から選択可能な第1の実施形態に係る第2実
施例を示したものであり、最も小さい打抜開口部76
a、この打抜開口部76aに斜線部S1を加えて横長に
した打抜開口部76b、同じく打抜開口部76aに斜線
部S2を加えて縦長にした打抜開口部76c、そして打
抜開口部76aに斜線部S1,S2を加えて最も大きく
なった打抜開口部76dのうち、仕様や配管類の引き出
し方向に最適な開口部形状を選択できる。
ものを選択できるようにしたので、ケーシングを構成す
るベース11のリッド75を共通部品として扱うことが
可能になる。従って、室内ユニット10の仕様に応じて
異なるリッド75を製造する必要がなくなり、部品点数
の削減を実現できる。
2の実施形態)について説明する。上述したように、本
発明の室内ユニット10には換気装置が設けられている
ので、換気装置に室内の空気を吸い込む換気吸込口12
dを適所に設ける必要がある。この換気吸込口12d
は、図2及び図6に示すように、室内ユニット10から
空調された空気を吹き出す吹出口12cの横に並べて設
けられている。このように換気吸込口12dが設けられ
た部分は、従来の吹出口ダミー部に相当する部分であ
る。このダミー部は、実際には空調空気の吹き出しがな
いにもかかわらず、デザイン上の理由からあたかも吹出
口12cが連続しているように見える部分である。すな
わち、従来より吹出口12cにはフラップ24が設けら
れており、このフラップ24が閉じた状態では左右対称
のデザインとなっている。しかし、フラップ24が開い
た状態では、吹出口12cがフラップ幅と同じになって
いないため、吹出口12cを大きく見せる目的もあっ
て、不足分をダミー部で補っているのである。
2dを配設し、室内ユニット10の外径寸法が換気装置
を設けることで大きくなるのを防止または抑制してい
る。このダミー部は、換気ファン18の略前方に位置し
ているので、室内ユニット10内部のレイアウトを考え
る上でも好都合である。
ン18の吸気口とダクト等で連結され、吹出口12cか
ら空調空気を吹き出すのと隣接する位置で室内気を吸引
している。このため、空調空気の吹出圧力に影響される
のを防止するため、図6に示すように、回折防止リブ2
5を設置して吹出口12cと換気吸込口12dとの間を
仕切っている。
気吸込口12dを設置すれば、室内ユニット10が大き
くなるのを防止できるだけでなく、室内ユニット10の
左右対称デザインも可能になる。この場合、図7に示す
ように、換気吸込口12d及び吹出口12cが連続して
設けられており、換気吸込口12dには換気口グリルが
形成されている。このような吸込口12dの配置にすれ
ば、フラップ24が閉じている時だけでなく、フラップ
24が開いた運転時においても、開口部の連続的なイメ
ージが損なわれることはなく、従って、左右のシンメト
リー性を維持したデザインが可能となる。
調和機によれば、下記のような効果を奏する。 (1) ベースの構成部品であるリッドに打ち抜きによ
り設けることができる開口部の形状を複数から選択でき
るようにしたので、たとえば換気ホースが通る場合と通
らない場合とのように、必要となる開口部の大きさや形
状が異なる室内ユニットにもひとつのリッドで対応でき
るようになる。このため、部品の共通化が可能となっ
て、部品点数を削減できるという効果を奏する。 (2) 吹出口ダミー部に換気吸込口を設けたので、換
気装置を設けたことに伴う室内ユニットの大型化を防止
又は抑制できる。また、室内ユニットの左右シンメトリ
ーデザイン化を可能とし、デザイン面でも優れた室内ユ
ニットを提供できるようになる。なお、吹出口と換気吸
込口とを連続させて一体化することは、左右のシンメト
リーデザイン化がフラップ開時にも及ぶという効果を奏
する。 (3) 回折防止リブを設けたことにより、空調空気の
吹き出しと換気装置の室内気吸い込みとが分離されるの
で、換気装置による室内気の吸い込みを効率よく実施で
きるようになる。
の一実施形態を示す部分断面斜視図である。
室内ユニットの外観を示す斜視図である。
例に係るリッドの構成例を示す斜視図である。
(a)は換気ホースがない場合、(b)は換気ホースが
ある場合を示している。
例に係る図である。
口の配置を示す正面図である。
で、フラップ開(運転)時における換気吸込口及び空調
空気吹出口の配置構造を示す斜視図である。
ホース等の引き出し方向例を示す正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出口
から吹き出すためのファンと、前記室内気と室外ユニッ
トから供給された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換
器と、各種電気回路素子よりなる室内ユニット制御部
と、これらの各機器を収納するケーシングとを備え、 前記ケーシングに、外部との接続部材を通す通路となる
開口部形状を複数の中から選択可能な打抜部を設けたこ
とを特徴とする室内ユニット。 - 【請求項2】 室外熱交換器と、熱交換器に高温高圧の
気体冷媒を送出する圧縮機と、各種電気回路素子よりな
る室外ユニット制御部とを具備してなる室外ユニット
と、 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出口から吹き出すた
めのファンと、前記室内気と室外ユニットから供給され
た冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器と、各種電気
回路素子よりなる室内ユニット制御部と、これらの各機
器を収納するケーシングとを具備してなる室内ユニット
とを備え、 前記ケーシングに、外部との接続部材を通す通路となる
開口部形状を複数の中から選択可能な打抜部を設けたこ
とを特徴とする空気調和機。 - 【請求項3】 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出口
から吹き出すためのファンと、前記室内気と室外ユニッ
トから供給された冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換
器と、室内気を吸引して室外へ排気する換気装置と、各
種電気回路素子よりなる室内ユニット制御部とを備え、 前記換気装置の換気吸込口を前記吹出口に並べて設けら
れる吹出口ダミー部に配置したことを特徴とする室内ユ
ニット。 - 【請求項4】 室外熱交換器と、熱交換器に高温高圧の
気体冷媒を送出する圧縮機と、各種電気回路素子よりな
る室外ユニット制御部とを具備してなる室外ユニット
と、 吸込口から室内気を吸い込みかつ吹出口から吹き出すた
めのファンと、前記室内気と室外ユニットから供給され
た冷媒との間で熱交換を行う室内熱交換器と、換気ファ
ンと該換気ファンに連結される換気ホースとを具備し室
内気を吸引して室外へ排気する換気装置と、各種電気回
路素子よりなり前記換気装置を間欠運転する室内ユニッ
ト制御部とを具備し、前記換気ファン及び前記アダプタ
がそれぞれ共通の支持部材に固定された室内ユニットと
を備え、 前記換気装置の換気吸込口を前記吹出口に並べて設けら
れる吹出口ダミー部に配置したことを特徴とする空気調
和機。 - 【請求項5】 前記換気吸込口と前記吹出口との間を仕
切る回折防止リブを設けたことを特徴とする請求項4に
記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000016317A JP3477416B2 (ja) | 1998-12-02 | 2000-01-25 | 室内ユニット及び空気調和機 |
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---|---|---|---|
JP10343434A JP2000171054A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | 室内ユニット及び空気調和機 |
JP2000016317A JP3477416B2 (ja) | 1998-12-02 | 2000-01-25 | 室内ユニット及び空気調和機 |
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