JPH0652925A - 密閉型電気コネクタ - Google Patents
密閉型電気コネクタInfo
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- JPH0652925A JPH0652925A JP5169604A JP16960493A JPH0652925A JP H0652925 A JPH0652925 A JP H0652925A JP 5169604 A JP5169604 A JP 5169604A JP 16960493 A JP16960493 A JP 16960493A JP H0652925 A JPH0652925 A JP H0652925A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal
- wall
- housing
- connector
- cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5205—Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
- H01R13/5216—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases characterised by the sealing material, e.g. gels or resins
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/933—Special insulation
- Y10S439/936—Potting material or coating, e.g. grease, insulative coating, sealant or, adhesive
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 不要な物質あるいは湿気の端子部分に対する
侵入が防止された構造を持ち、安価で製造し易い構造の
気密型電気コネクタを提供すること。 【構成】 筒状の絶縁ハウジング15内にケーブル11を受
容するシールインサート26が配置される。シールインサ
ート26はその外表面に第１壁38及び第２壁40を有し、ハ
ウジング15の内壁20との間にチャネル部分37を構成す
る。ケーブル受容端14側から注入されたシール材28は、
シールインサート26のヒートシンクの働きにより端子領
域に侵入することなくハウジング15内の端子領域24より
もケーブル受容端14側で固化され、コネクタは密封化さ
れる。
侵入が防止された構造を持ち、安価で製造し易い構造の
気密型電気コネクタを提供すること。 【構成】 筒状の絶縁ハウジング15内にケーブル11を受
容するシールインサート26が配置される。シールインサ
ート26はその外表面に第１壁38及び第２壁40を有し、ハ
ウジング15の内壁20との間にチャネル部分37を構成す
る。ケーブル受容端14側から注入されたシール材28は、
シールインサート26のヒートシンクの働きにより端子領
域に侵入することなくハウジング15内の端子領域24より
もケーブル受容端14側で固化され、コネクタは密封化さ
れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタ、特に密閉
（シールド）型電気コネクタに関する。
（シールド）型電気コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば自動車等の屋外で使用される電気
コネクタは、水が電気コネクタ内部の電気端子に接触し
ないよう防水式である必要がある。典型的な場合、電気
コネクタ内部の端子は、ケーブルの外側周囲に０リング
等のシールを設けて密閉し、そのシールは電気コネクタ
のハウジングの内壁とシール接続される。別体のシール
を提供する為に、シール用化合物をワイヤ受容開口を通
してコネクタ端部に注入し、ワイヤ周囲の空隙を充填す
ることも公知である。これによれば優れたシールが得ら
れるが、注入されるシール材の流入量の制御は多くの場
合難しい。注入圧が高すぎると、端子自体を部分的にシ
ール材で覆い、その絶縁特性により接触不良を生じるこ
とにもなる。勿論、注入不足の場合にはシールが不完全
となる。
コネクタは、水が電気コネクタ内部の電気端子に接触し
ないよう防水式である必要がある。典型的な場合、電気
コネクタ内部の端子は、ケーブルの外側周囲に０リング
等のシールを設けて密閉し、そのシールは電気コネクタ
のハウジングの内壁とシール接続される。別体のシール
を提供する為に、シール用化合物をワイヤ受容開口を通
してコネクタ端部に注入し、ワイヤ周囲の空隙を充填す
ることも公知である。これによれば優れたシールが得ら
れるが、注入されるシール材の流入量の制御は多くの場
合難しい。注入圧が高すぎると、端子自体を部分的にシ
ール材で覆い、その絶縁特性により接触不良を生じるこ
とにもなる。勿論、注入不足の場合にはシールが不完全
となる。
【０００３】
【本発明が解決すべき課題】そこで本発明の目的は、電
気コネクタがシール材料が少々過剰であってもこれを受
容し、且つ湿気等の不要な物質が電気コネクタの端子部
分へ侵入するのを効果的に阻止する密閉型電気コネクタ
を提供することである。
気コネクタがシール材料が少々過剰であってもこれを受
容し、且つ湿気等の不要な物質が電気コネクタの端子部
分へ侵入するのを効果的に阻止する密閉型電気コネクタ
を提供することである。
【０００４】本発明の別の目的はシールと電気コネクタ
の内壁との間でシール材の固化を容易にするヒートシン
クを具備したシールを提供することである。
の内壁との間でシール材の固化を容易にするヒートシン
クを具備したシールを提供することである。
【０００５】また、本発明の更に他の目的は、その外縁
部の周囲に溝を具える電気コネクタ用シールを提供し、
シール材が電気コネクタの端子部へ侵入するのを防止可
能にすることである。
部の周囲に溝を具える電気コネクタ用シールを提供し、
シール材が電気コネクタの端子部へ侵入するのを防止可
能にすることである。
【０００６】さらに本発明の他の目的は構成が簡単であ
り、製造が容易で且つ安価な電気コネクタ用シールを提
供することである。
り、製造が容易で且つ安価な電気コネクタ用シールを提
供することである。
【０００７】さらにまた本発明の他の目的は電気コネク
タの端子領域の改良したシール方法を提供することであ
る。
タの端子領域の改良したシール方法を提供することであ
る。
【０００８】
【課題解決のための手段】本発明は、内部に端子が保存
されるほぼ筒状の絶縁ハウジングのケーブル受容通路側
に前記絶縁ハウジングの内壁とほぼ同一形状のシールを
配置し、該シールの前記ハウジング内壁との対向面に少
なくとも一本の環状溝を形成し、前記絶縁ハウジング内
に注入されるシール材のストッパとなすことを特徴とす
る密閉型コネクタに関する。
されるほぼ筒状の絶縁ハウジングのケーブル受容通路側
に前記絶縁ハウジングの内壁とほぼ同一形状のシールを
配置し、該シールの前記ハウジング内壁との対向面に少
なくとも一本の環状溝を形成し、前記絶縁ハウジング内
に注入されるシール材のストッパとなすことを特徴とす
る密閉型コネクタに関する。
【０００９】上述した本発明の目的は、内部通路を形成
する内壁を具える電気コネクタにシールを設けることで
達成される。この場合のシールは、ケーブルとのシール
接合に適合化された内部シール面及び内壁内側での摺動
可能な受容に適合化された予定構成の外部シール端とを
具える。この予定構成は内部通路内に注入されたシール
材による内部通路の端子領域の密閉を可能にしたもので
ある。
する内壁を具える電気コネクタにシールを設けることで
達成される。この場合のシールは、ケーブルとのシール
接合に適合化された内部シール面及び内壁内側での摺動
可能な受容に適合化された予定構成の外部シール端とを
具える。この予定構成は内部通路内に注入されたシール
材による内部通路の端子領域の密閉を可能にしたもので
ある。
【００１０】本発明の別の側面において、密閉型電気コ
ネクタは、その内部に１以上の電気接触部及び電気接触
部のハウジングのための端子受容路を有する絶縁コネク
タハウジングを具える。接触部は通路内の接触部領域内
に位置する。通路はさらに、接触部が接続されるワイヤ
の受容用の端子領域の後方にキャビティを具える。更
に、コネクタは、ワイヤに対して摺動可能に受容され且
つキャビティ内で摺動可能な受容に適合化された熱溜め
スリーブを具える。キャビティは内部を密閉するようシ
ール材で満たされ、シール材は熱溜めスリーブによって
冷却され固化される。
ネクタは、その内部に１以上の電気接触部及び電気接触
部のハウジングのための端子受容路を有する絶縁コネク
タハウジングを具える。接触部は通路内の接触部領域内
に位置する。通路はさらに、接触部が接続されるワイヤ
の受容用の端子領域の後方にキャビティを具える。更
に、コネクタは、ワイヤに対して摺動可能に受容され且
つキャビティ内で摺動可能な受容に適合化された熱溜め
スリーブを具える。キャビティは内部を密閉するようシ
ール材で満たされ、シール材は熱溜めスリーブによって
冷却され固化される。
【００１１】密閉型電気コネクタを提供する為に、本発
明の電気コネクタは電気ワイヤに終端され且つハウジン
グと共に通路内に配置された１以上の端子を含む絶縁ハ
ウジングを具える。また、ハウジングが通路への挿入の
ための後方キャビティを具える場合、その方法はハウジ
ングキャビティ内へのシール材の注入工程及び端子の後
方の位置で注入された材料の冷却工程よりなる。その結
果、シール材は固化しシール材の前方への侵入を効果的
に防止する。
明の電気コネクタは電気ワイヤに終端され且つハウジン
グと共に通路内に配置された１以上の端子を含む絶縁ハ
ウジングを具える。また、ハウジングが通路への挿入の
ための後方キャビティを具える場合、その方法はハウジ
ングキャビティ内へのシール材の注入工程及び端子の後
方の位置で注入された材料の冷却工程よりなる。その結
果、シール材は固化しシール材の前方への侵入を効果的
に防止する。
【００１２】
【実施例】以下に、本発明の密閉型電気コネクタの好適
実施例を図面を参照して説明する。図１は本発明による
密閉型電気コネクタ（以下単にコネクタという）の側面
図を示す。コネクタ10は嵌合端12及びケーブル受容端14
を具えたハウジング15を具える。さらに、コネクタ10
は、ハウジング15の内部壁20によって形成される端子受
容路18内に従来の如く挿入されるピン挿入ハウジング16
（図２Ａ及び図２Ｂ）を具える。さらにまた、内壁20は
ケーブル受容端14と関連する端子領域24を定める。ピン
挿入ハウジング16はコネクタ10の嵌合端12に向けて配置
され、それによりコネクタ10を相補（即ち嵌合相手）電
気コネクタ（図示せず）に固定が可能にする。ここには
図示していないが、ピン挿入ハウジング16は雄あるいは
雌ピン挿入ハウジングのいずれでも良い。コネクタ10、
ピン挿入ハウジング16及び端子受容路18の構造及び機能
は欧州特許出願第0 424 892 号に示された構造と実質的
に等価である。この欧州出願は本願特許出願人に譲渡さ
れている。この欧州出願は参照文献に含まれ、本願の一
部をなすものとする。
実施例を図面を参照して説明する。図１は本発明による
密閉型電気コネクタ（以下単にコネクタという）の側面
図を示す。コネクタ10は嵌合端12及びケーブル受容端14
を具えたハウジング15を具える。さらに、コネクタ10
は、ハウジング15の内部壁20によって形成される端子受
容路18内に従来の如く挿入されるピン挿入ハウジング16
（図２Ａ及び図２Ｂ）を具える。さらにまた、内壁20は
ケーブル受容端14と関連する端子領域24を定める。ピン
挿入ハウジング16はコネクタ10の嵌合端12に向けて配置
され、それによりコネクタ10を相補（即ち嵌合相手）電
気コネクタ（図示せず）に固定が可能にする。ここには
図示していないが、ピン挿入ハウジング16は雄あるいは
雌ピン挿入ハウジングのいずれでも良い。コネクタ10、
ピン挿入ハウジング16及び端子受容路18の構造及び機能
は欧州特許出願第0 424 892 号に示された構造と実質的
に等価である。この欧州出願は本願特許出願人に譲渡さ
れている。この欧州出願は参照文献に含まれ、本願の一
部をなすものとする。
【００１３】また、コネクタ10はシールインサート26
（図２Ａ、図２Ｂ及び図３乃至図５）を具える。このシ
ールインサート26は後述の如く好ましくない湿気から端
子領域24をシールする。この実施例では、シール26はト
ロイダル形状であり、図３乃至図５に最も良く示す如
く、ケーブル開口33が形成された内面32を有する本体部
30を具える。内面32は、シール26が設置されたときケー
ブル11を摺動可能に受容するよう構成されている。ま
た、本体部30はインサート26がケーブル11に装着され、
ケーブル11及びインサート26が端子領域24に配置される
とき、内壁20（図２Ａ及び図２Ｂ）に対して摺動可能に
挿入されるよう構成された予定構成の外部シール用リッ
プ34を具える。
（図２Ａ、図２Ｂ及び図３乃至図５）を具える。このシ
ールインサート26は後述の如く好ましくない湿気から端
子領域24をシールする。この実施例では、シール26はト
ロイダル形状であり、図３乃至図５に最も良く示す如
く、ケーブル開口33が形成された内面32を有する本体部
30を具える。内面32は、シール26が設置されたときケー
ブル11を摺動可能に受容するよう構成されている。ま
た、本体部30はインサート26がケーブル11に装着され、
ケーブル11及びインサート26が端子領域24に配置される
とき、内壁20（図２Ａ及び図２Ｂ）に対して摺動可能に
挿入されるよう構成された予定構成の外部シール用リッ
プ34を具える。
【００１４】インサート26の予定構成により、シール材
28がハウジング15のケーブル受容端14の開口17へ注入で
き、その結果シール材28は端子領域24を密閉するよう内
壁20と協働する。図示の実施例では、この予定構成は外
部にシールリップ34の溝36を具える。溝36には、内壁20
と協働し、シール材28を受容するようチャネル37（図２
Ａ及び図２Ｂ）を形成する機能がある。図５に示すよう
に、溝36は長手方向断面で見れば略Ｕ字型である。溝36
は対向して略平行な位置関係にある第１壁38及び第２壁
40を形成する。本体部30及び第１、第２壁部分38、40
は、略Ｕ字状の溝36及び内壁20により形成されるチャネ
ル領域37（図２Ａ）でシール材29の固化させるヒートシ
ンク（放熱体）を構成する。この実施例では、シールイ
ンサート26はプラスチック材料からモールドされた一体
構造である。
28がハウジング15のケーブル受容端14の開口17へ注入で
き、その結果シール材28は端子領域24を密閉するよう内
壁20と協働する。図示の実施例では、この予定構成は外
部にシールリップ34の溝36を具える。溝36には、内壁20
と協働し、シール材28を受容するようチャネル37（図２
Ａ及び図２Ｂ）を形成する機能がある。図５に示すよう
に、溝36は長手方向断面で見れば略Ｕ字型である。溝36
は対向して略平行な位置関係にある第１壁38及び第２壁
40を形成する。本体部30及び第１、第２壁部分38、40
は、略Ｕ字状の溝36及び内壁20により形成されるチャネ
ル領域37（図２Ａ）でシール材29の固化させるヒートシ
ンク（放熱体）を構成する。この実施例では、シールイ
ンサート26はプラスチック材料からモールドされた一体
構造である。
【００１５】図２Ａ、図２Ｂ及び図５に最も良く示す如
く、第１壁及び第２壁38、40は端部38a 及び40a を有す
る。この実施例では、シール端部38a 及び40a は断面略
Ｖ字状に形成されており、端部38a 、40a と内壁20との
間に断面にわずかな間隙が見られる。第１壁及び第２壁
38、40は環状であり、予定した間隔だけ離して配置され
ている（第５図において、両端矢印で示す）。インサー
ト26を使用する端子領域24のシール方法を以下に説明す
る。
く、第１壁及び第２壁38、40は端部38a 及び40a を有す
る。この実施例では、シール端部38a 及び40a は断面略
Ｖ字状に形成されており、端部38a 、40a と内壁20との
間に断面にわずかな間隙が見られる。第１壁及び第２壁
38、40は環状であり、予定した間隔だけ離して配置され
ている（第５図において、両端矢印で示す）。インサー
ト26を使用する端子領域24のシール方法を以下に説明す
る。
【００１６】ケーブル11のワイヤ13が従来の如くピン挿
入ハウジング16に接続された後、ピン挿入ハウジング16
は端子受容路18内に上述の欧州特許出願に開示された方
法で設置され、その結果ピン挿入ハウジング16がコネク
タ10の嵌合端12と作動関係になる。インサート26はケー
ブル11に摺動可能に取付けられ、次にコネクタ10のケー
ブル受容端14へ挿入又は移動される。インサート26は、
ケーブル受容子14から挿入され、第１シール壁38の係合
壁38b がハウジング15の一部として一体形成されている
第１ショルダー部42（図２Ａ及び図２Ｂ）及び第２ショ
ルダー部44に係合するまでピンインサートハウジング16
の方向に移動される。
入ハウジング16に接続された後、ピン挿入ハウジング16
は端子受容路18内に上述の欧州特許出願に開示された方
法で設置され、その結果ピン挿入ハウジング16がコネク
タ10の嵌合端12と作動関係になる。インサート26はケー
ブル11に摺動可能に取付けられ、次にコネクタ10のケー
ブル受容端14へ挿入又は移動される。インサート26は、
ケーブル受容子14から挿入され、第１シール壁38の係合
壁38b がハウジング15の一部として一体形成されている
第１ショルダー部42（図２Ａ及び図２Ｂ）及び第２ショ
ルダー部44に係合するまでピンインサートハウジング16
の方向に移動される。
【００１７】端子領域24の好ましくない湿気や水滴から
の端子領域24をシールするために、溶融されたもしくは
液状のシール材28が、第２シール壁40の係合表面40b に
係合するようケーブル受容端14の開口17に導入又は注入
される。この実施例においては、シール材28は従来の任
意の液状シール用オーバーモールド材で良い。シール材
28はケーブル受容端14から開口17内に強制的に注入され
るため、シール材28はシール端40a を越え、その後溝36
及び内壁20によって形成されるチャネル領域37に流入す
る。流れ抵抗が低いため、シール材28は空隙又はチャン
ネル38を満たすが、第２壁40b を越えることはない。前
述のように、インサート26はシール材28から熱を吸収す
るヒートシンクの役割をするので、チャネル領域37内の
液状シール材28は、シール材28がシール端38a を越えて
流出する前にチャネル37内で冷却され固化されるように
する。これによりシール材28が端子領域24へ流出防止す
るのを保証し、それによって好ましくない湿気や水滴の
みならずシール材28が端子領域24へ侵入するのを効果的
に阻止する。また、シール材28はシール受容端14内で固
化し、ケーブル11及びシール26の両方をコネクタ10の内
壁20と一体化させることに注目されたい。
の端子領域24をシールするために、溶融されたもしくは
液状のシール材28が、第２シール壁40の係合表面40b に
係合するようケーブル受容端14の開口17に導入又は注入
される。この実施例においては、シール材28は従来の任
意の液状シール用オーバーモールド材で良い。シール材
28はケーブル受容端14から開口17内に強制的に注入され
るため、シール材28はシール端40a を越え、その後溝36
及び内壁20によって形成されるチャネル領域37に流入す
る。流れ抵抗が低いため、シール材28は空隙又はチャン
ネル38を満たすが、第２壁40b を越えることはない。前
述のように、インサート26はシール材28から熱を吸収す
るヒートシンクの役割をするので、チャネル領域37内の
液状シール材28は、シール材28がシール端38a を越えて
流出する前にチャネル37内で冷却され固化されるように
する。これによりシール材28が端子領域24へ流出防止す
るのを保証し、それによって好ましくない湿気や水滴の
みならずシール材28が端子領域24へ侵入するのを効果的
に阻止する。また、シール材28はシール受容端14内で固
化し、ケーブル11及びシール26の両方をコネクタ10の内
壁20と一体化させることに注目されたい。
【００１８】シール26はコネクタ10の端子領域24を密閉
する手段を提供し、オーバーモールドシール材28及び水
滴の両方が端子領域24へ到達するのを阻止するという効
果がある。
する手段を提供し、オーバーモールドシール材28及び水
滴の両方が端子領域24へ到達するのを阻止するという効
果がある。
【００１９】図６乃至図８にはウェブ146 で一体連結さ
れた第１及び第２の半体からなる本発明の他のシーリン
グインサート126 が示される。インサート半体142 は内
周部150 及び外周部152 を具えた中心体部130 を具え
る。第１外周壁及び第２外周壁138 及び140 （第８図）
は外周部152 より上方に延び、内面154 及び156 を具え
ておりそれらの間の内部通路136 を形成する。図６に最
もよく示されるように、挿入部144 はそこから延びてい
る外周壁162 及び164 （図８）を有する中心体部160 を
含んでおり、また中心体部160 は内周部165 を有する図
８に最も良く示されるように、壁部162 及び164 はそれ
ぞれ内面166 及び168 を有し、その間に外周壁138 及び
140 を受容する。
れた第１及び第２の半体からなる本発明の他のシーリン
グインサート126 が示される。インサート半体142 は内
周部150 及び外周部152 を具えた中心体部130 を具え
る。第１外周壁及び第２外周壁138 及び140 （第８図）
は外周部152 より上方に延び、内面154 及び156 を具え
ておりそれらの間の内部通路136 を形成する。図６に最
もよく示されるように、挿入部144 はそこから延びてい
る外周壁162 及び164 （図８）を有する中心体部160 を
含んでおり、また中心体部160 は内周部165 を有する図
８に最も良く示されるように、壁部162 及び164 はそれ
ぞれ内面166 及び168 を有し、その間に外周壁138 及び
140 を受容する。
【００２０】図６に示すように、中心体部130 はラッチ
面170 を含み、一方中心体部160 はラッチ面172 を含
む。また２つの半体142 及び144 は図７に示す位置に重
ねてロッキング可能である。その位置では、内周部150
及び165 はケーブル用の略筒状の開口180 を具え、また
壁部138 、140 及び162 、164 は外部殻182 の内周180
に連続的に接触する。図８のように、外周キャビティ13
6 、169 が形成される。これら外周キャビティは図１乃
至図５に示されるシールインサートと同様の働きをする
シールインサート内の連続的キャビティである。さら
に、内周部150 はストレインレリーフバーブ190 を含
み、一方内周部165 はバーブ192 を有するが、このバー
ブはストレインレリーフの目的のためケーブル180 の絶
縁外被の外周に食い込む。
面170 を含み、一方中心体部160 はラッチ面172 を含
む。また２つの半体142 及び144 は図７に示す位置に重
ねてロッキング可能である。その位置では、内周部150
及び165 はケーブル用の略筒状の開口180 を具え、また
壁部138 、140 及び162 、164 は外部殻182 の内周180
に連続的に接触する。図８のように、外周キャビティ13
6 、169 が形成される。これら外周キャビティは図１乃
至図５に示されるシールインサートと同様の働きをする
シールインサート内の連続的キャビティである。さら
に、内周部150 はストレインレリーフバーブ190 を含
み、一方内周部165 はバーブ192 を有するが、このバー
ブはストレインレリーフの目的のためケーブル180 の絶
縁外被の外周に食い込む。
【００２１】本発明の要旨を逸脱することなく、当業者
は本発明の種々の変形、追加を行うことが可能である。
例えばシール26には、第１シール壁及び第２シール壁3
8、40に加えて、複数の壁部の追加が可能である。また
シール端38a 及び40a は略Ｖ字状として示すが、シール
材28がチャネル領域37に導入可能であり且つシール材28
が端子領域24に侵入しないものならばあらゆる形状が可
能である。さらに、シール26は雌型又は雄コネクタ10の
一方においての使用が記載されているが、コネクタ内の
特定の領域（図示せず）を密閉する目的の他の種類のコ
ネクタ（図示せず）にも使用可能である。ハウジング22
及びシール26は略円筒状に示すが、断面が長方形や正方
形のような他の形状でモールドされてもよい。さらに、
内部表面32で形成されるケーブル受容開口33の形状は、
例えば略長方形断面を有するケーブルを収容するような
場合、円筒形以外の他の形状としても良い。本発明に関
する上記の説明は単に発明を説明するものであり発明を
限定するものではない。また本発明の説明は、発明がそ
れに限定されるべきことを意図するものではなく、発明
の要旨及び特許請求の範囲によってのみ限定されるべき
ことを意図する。
は本発明の種々の変形、追加を行うことが可能である。
例えばシール26には、第１シール壁及び第２シール壁3
8、40に加えて、複数の壁部の追加が可能である。また
シール端38a 及び40a は略Ｖ字状として示すが、シール
材28がチャネル領域37に導入可能であり且つシール材28
が端子領域24に侵入しないものならばあらゆる形状が可
能である。さらに、シール26は雌型又は雄コネクタ10の
一方においての使用が記載されているが、コネクタ内の
特定の領域（図示せず）を密閉する目的の他の種類のコ
ネクタ（図示せず）にも使用可能である。ハウジング22
及びシール26は略円筒状に示すが、断面が長方形や正方
形のような他の形状でモールドされてもよい。さらに、
内部表面32で形成されるケーブル受容開口33の形状は、
例えば略長方形断面を有するケーブルを収容するような
場合、円筒形以外の他の形状としても良い。本発明に関
する上記の説明は単に発明を説明するものであり発明を
限定するものではない。また本発明の説明は、発明がそ
れに限定されるべきことを意図するものではなく、発明
の要旨及び特許請求の範囲によってのみ限定されるべき
ことを意図する。
【００２２】
【発明の効果】本発明の密閉型電気コネクタは、その密
閉工程及びその後を通じて好ましくない物質及び湿気が
電気コネクタの端子部へ侵入するのを阻止する。また構
成が単純で製造が容易であり、安価でありながら確実な
密閉構造を有する。
閉工程及びその後を通じて好ましくない物質及び湿気が
電気コネクタの端子部へ侵入するのを阻止する。また構
成が単純で製造が容易であり、安価でありながら確実な
密閉構造を有する。
【図１】本発明の実施例が用いられる電気コネクタの側
面図。
面図。
【図２Ａ】電気コネクタ内に置かれたシールインサート
を示す、一部切欠いた部分断面図。
を示す、一部切欠いた部分断面図。
【図２Ｂ】電気コネクタのハウジング内に注入されたシ
ール材を示す、図２Ａと類似の断面図。
ール材を示す、図２Ａと類似の断面図。
【図３】電気コネクタ内で使用されるシールの拡大斜視
図。
図。
【図４】図３に示されたシールの詳細を示す、図３の矢
印Ａの方向から見た図。
印Ａの方向から見た図。
【図５】シールの詳細を示す図４の線５−５に沿う断面
図。
図。
【図６】本発明の他の実施例のシールインサートの断面
図。
図。
【図７】外側ハウジングシェル内に配置された完全に合
体された状態の図６のインサートの断面図。
体された状態の図６のインサートの断面図。
【図８】図７の線８−８に沿う断面図。
14 ケーブル受容端 15 ハウジング 24 端子領域 26 シールインサート（シール） 28 シール材 37 チャネル領域（溝）
Claims (1)
- 【請求項１】 内部に端子が保持される略筒状の絶縁ハ
ウジングのケーブル受容通路側に、前記絶縁ハウジング
の内壁と略同一形状のシールを配置し、該シールの前記
絶縁ハウジングの内壁との対向面に少なくとも１本の環
状溝を形成し、前記絶縁ハウジング内に注入されるシー
ル材のストッパとなすことを特徴とする密閉型電気コネ
クタ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB929212732A GB9212732D0 (en) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | Sealed electrical connector and method of making the same |
| GB9212732.3 | 1992-06-16 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0652925A true JPH0652925A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=10717161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5169604A Pending JPH0652925A (ja) | 1992-06-16 | 1993-06-16 | 密閉型電気コネクタ |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5387129A (ja) |
| EP (1) | EP0574862B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0652925A (ja) |
| DE (1) | DE69316453T2 (ja) |
| GB (1) | GB9212732D0 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019114520A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | モレックス エルエルシー | コネクタ及びコネクタアセンブリ |
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| IT1267476B1 (it) * | 1994-10-31 | 1997-02-05 | Framatome Connectors Italia | Unita' di tenuta, particolarmente per un connettore elettrico. |
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| JP4525489B2 (ja) * | 2004-08-30 | 2010-08-18 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
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| US20070164704A1 (en) * | 2006-01-13 | 2007-07-19 | Horizon Technologies, Inc. | Plug with supplemental memory |
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| DE102012212274B4 (de) | 2012-07-13 | 2018-06-07 | Te Connectivity Germany Gmbh | Elektrischer Stecker mit Abdichtung und Verfahren zur Herstellung des elektrischen Steckers |
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| US4335932A (en) * | 1980-02-29 | 1982-06-22 | Amp Incorporated | Elastomeric potting shell |
| GB8418619D0 (en) * | 1984-07-20 | 1984-08-22 | Rowthorpe Hellermann Ltd | Cable jointing |
| US5000695A (en) * | 1987-07-20 | 1991-03-19 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Females connector construction for use in high voltage circuits |
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1992
- 1992-06-16 GB GB929212732A patent/GB9212732D0/en active Pending
-
1993
- 1993-05-26 US US08/067,375 patent/US5387129A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-14 EP EP93109482A patent/EP0574862B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-14 DE DE69316453T patent/DE69316453T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-16 JP JP5169604A patent/JPH0652925A/ja active Pending
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| EP0574862A2 (en) | 1993-12-22 |
| EP0574862A3 (en) | 1995-03-15 |
| DE69316453D1 (de) | 1998-02-26 |
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