JP2000160097A - 水性塗料及びこれを用いた塗装仕上げ工法 - Google Patents

水性塗料及びこれを用いた塗装仕上げ工法

Info

Publication number
JP2000160097A
JP2000160097A JP10338305A JP33830598A JP2000160097A JP 2000160097 A JP2000160097 A JP 2000160097A JP 10338305 A JP10338305 A JP 10338305A JP 33830598 A JP33830598 A JP 33830598A JP 2000160097 A JP2000160097 A JP 2000160097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
water
paint
coating film
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10338305A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4267732B2 (ja
Inventor
Yushichi Ishihara
有七 石原
Jun Shigeya
純 繁谷
Akira Takano
亮 高野
Kenya Suzuki
研哉 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kansai Paint Co Ltd filed Critical Kansai Paint Co Ltd
Priority to JP33830598A priority Critical patent/JP4267732B2/ja
Publication of JP2000160097A publication Critical patent/JP2000160097A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4267732B2 publication Critical patent/JP4267732B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】下地調整材として有用な2液型水性塗料、及び
これを用いて良好な仕上り外観と高耐久性を有する複層
塗膜を形成することが可能な塗装仕上げ方法を提供す
る。 【解決手段】水酸基価5〜100mgKOH/g、ガラ
ス転移温度−50〜0℃、重量平均分子量20,000
〜400,000である水分散型樹脂(A)及び顔料
(B)を含有するベ−ス塗料(I)に、1分子中少なく
とも2個以上のイソシアネ−ト基を含有する化合物を含
む架橋剤(II)を、ベ−ス塗料(I)中に含まれる水酸
基1モルに対して架橋剤(II)中に含まれるイソシアネ
−ト基が0.05〜3.0モルとなるように使用直前に
混合してなる水性塗料であって、形成される塗膜におけ
る顔料体積濃度が20〜70%で、形成塗膜の伸び率が
−10℃雰囲気で20%以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下地調整材として
有用な2液型水性塗料、及びこれを用いて良好な仕上り
外観と高耐久性を有する複層塗膜を形成することが可能
な塗装仕上げ方法に関する。本発明塗料は、高弾性と高
架橋密度を両立させる塗膜を形成することができる。
【0002】
【従来技術及びその課題】従来建築物壁面等の塗装に
は、下塗材、主材、上塗材などの塗装材を用いて装飾性
のある凹凸模様などに仕上げる複層仕上げ塗装が一般的
に行われている。かかる仕上げ塗装法としては、模様形
成を目的とする主材の種類によって合成樹脂エマルジョ
ン系複層仕上げ方法や、セメント系又はポリマ−セメン
ト系複層仕上げ方法などが挙げられる。いずれにおいて
も工数や仕上りに一長一短があった。そこで本出願人
は、従来の問題を解決すべく被塗面への付着性に優れ
た、弾性を有する下地調整材を塗装した後、上塗塗料を
塗装する2層仕上げの塗装方法を提案した(例えば、特
開平6−190332号等)。該方法によれば、従来の
塗装工程を簡略化することができ、しかも良好な仕上り
外観を有し、基材へのひび割れなどにも追随し得る高耐
久性塗膜を形成することが可能となった。
【0003】しかしながら、上記下地調整材は、低温雰
囲気での伸び率が不十分であるため、寒冷地等の低温環
境下では、基材のひび割れに追随できず塗膜にひび割れ
が発生する恐れがあった。該下地調整材において、低温
環境下でも十分な弾性を与えるためには塗膜の架橋密度
を低下させなければならず、この場合には耐水性や耐久
性が低下するという問題もあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
を解決すべく鋭意検討した結果、下地調整材として特定
の組成を有する2液型のイソシアネ−ト硬化塗料を用い
ることにより、低温環境下でも高弾性と高架橋密度を両
立させる塗膜を形成できることを見出し本発明を完成す
るに至った。
【0005】すなわち本発明は、水酸基価5〜100m
gKOH/g、ガラス転移温度−50〜0℃、重量平均
分子量20,000〜400,000である水分散型樹
脂(A)及び顔料(B)を含有するベ−ス塗料(I)
に、1分子中少なくとも2個以上のイソシアネ−ト基を
含有する化合物を含む架橋剤(II)を、ベ−ス塗料
(I)中に含まれる水酸基1モルに対して架橋剤(II)
中に含まれるイソシアネ−ト基が0.05〜3.0モル
となるように使用直前に混合してなる水性塗料であっ
て、形成される塗膜における顔料体積濃度が20〜70
%で、形成塗膜の伸び率が−10℃雰囲気で20%以上
であることを特徴とする水性塗料、及びこれを用いた塗
装仕上げ工法を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明においてベ−ス塗料(I)
に用いられる水分散型樹脂(A)は、水酸基価5〜10
0mgKOH/g、好ましくは10〜50mgKOH/
gで、ガラス転移温度−50〜0℃、好ましくは−40
〜0℃、重量平均分子量20,000〜400,00
0、好ましくは20,000〜300,000のアクリ
ル系、ポリエステル系、ポリウレタン系、シリコン系、
フッ素系などのポリオ−ル樹脂であり、好ましくは、水
酸基含有モノマ−及びこれと共重合可能な他の不飽和モ
ノマ−を含むモノマ−混合物を乳化剤の存在下で乳化重
合させることにより得られるアクリル系共重合体のエマ
ルションである。
【0007】上記水分散型樹脂(A)の水酸基価が5m
gKOH/g未満では架橋点が乏しく塗膜物性が不十分
となり、一方100mgKOH/gを越えると初期耐水
性が低下し、さらに塗料粘度が高くなるため塗装作業性
も低下するので好ましくない。
【0008】また該水分散型樹脂(A)のガラス転移温
度が−50℃未満では、形成膜の強度や耐水性が低下
し、一方0℃を越えると、低温環境下において塗膜の柔
軟性がなくなり基材のひびワレ等に追随できず、ワレな
どが発生しやすくなるので好ましくない。さらに該水分
散型樹脂(A)の重量平均分子量が20,000未満で
は、形成膜の耐候性、耐水性に劣り、一方400,00
0を越えると、他の塗料成分との相溶性に劣り造膜性、
硬化性が低下するので望ましくない。
【0009】上記好適なアクリル系共重合体の製造に用
いられる水酸基含有モノマ−としては、例えば2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレ−ト、2−ヒドロキシプ
ロピル(メタ)アクリレ−トなどのアクリル酸又はメタ
クリル酸の炭素数1〜6のヒドロキシアルキルエステ
ル;ヒドロキシエチルビニルエ−テルなどのヒドロキシ
アルキルビニルエ−テル類;エチレングリコ−ルなどの
グリコ−ル(炭素数2〜20)やポリエチレングリコ−
ルなどのポリエ−テルポリオ−ルと(メタ)アクリル酸
などの不飽和カルボン酸との等モル付加物;ポリエチレ
ングリコ−ルなどのポリエ−テルポリオ−ルと2−ヒド
ロキシエチル(メタ)アクリレ−トなどの水酸基含有モ
ノマ−とのモノエ−テルなどが挙げられ、これらは1種
又は2種以上適宜選択して使用できる。
【0010】また該共重合体の製造に用いられる他の不
飽和モノマ−としては、例えばメチル(メタ)アクリレ
−ト、エチル(メタ)アクリレ−ト、n−ブチル(メ
タ)アクリレ−ト、i−ブチル(メタ)アクリレ−ト、
t−ブチル(メタ)アクリレ−ト、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレ−ト、ラウリル(メタ)アクリレ−
ト、イソボルニル(メタ)アクリレ−ト等のアクリル酸
又はメタクリル酸の炭素数1〜24のアルキルエステル
又はシクロアルキルエステル;(メタ)アクリル酸など
の不飽和カルボン酸、スルホエチル(メタ)アクリレ−
ト及びそのナトリウム塩もしくはアンモニウム塩;ジメ
チルアミノエチル(メタ)アクリレ−ト、(メタ)アク
リルアミド;スチレン、α−メチルスチレン、ビニルト
ルエン等のビニル芳香族化合物;酢酸ビニル、塩化ビニ
ル、ビニルエ−テル、(メタ)アクリロニトリル;ビニ
ルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキ
シプロピルトリメトキシシラン等のアルコキシシリル基
含有モノマ−;パーフルオロブチルエチル(メタ)アク
リレート、パーフルオロオクチルエチル(メタ)アクリ
レート等のパーフルオロアルキル(メタ)アクリレー
ト;フルオロオレフィンなどが挙げられ、これらは1種
又は2種以上適宜選択して使用できる。
【0011】上記水分散型樹脂(A)は、ベ−ス塗料
(I)のビヒクル成分中に固形分で20重量%以上、好
ましくは50重量%以上、さらに好ましくは80重量%
以上含有される。該含有量が20重量%未満では、耐水
性や耐久性などの塗膜性能が十分得られないので好まし
くない。
【0012】ベ−ス塗料(I)のビヒクル成分として、
必要に応じて併用される他の樹脂エマルションとして
は、例えば、酢酸ビニルエマルション、アクリル樹脂エ
マルション、酢ビ−アクリルエマルション、エチレン−
酢ビエマルション、シリコンアクリルエマルション、エ
ポキシ樹脂エマルション、ウレタン樹脂エマルション、
アルキド樹脂エマルション、ポリウレタンエマルション
などが挙げられ、また併用される水溶性樹脂としては、
水溶性アクリル樹脂、ポリビニルアルコ−ル、天然もし
くは合成ゴムラテックスなどが挙げられ、これらは1種
又は2種以上適宜選択して使用できる。
【0013】本発明においてベ−ス塗料(I)に用いら
れる顔料(B)としては、例えば酸化チタン、カ−ボン
ブラック、ベンガラなどの着色顔料、炭酸カルシウム、
タルク、マイカ、クレ−、ケイ藻土、ケイ砂、パライト
などの体質顔料や骨材等が挙げられ、適宜選択して使用
できる。
【0014】上記顔料(B)は、形成される塗膜におけ
る顔料体積濃度(以下、「PVC」と略称することがあ
る)が20〜70%、好ましくは30〜60%となるよ
う配合される必要がある。ここで「顔料体積濃度(PV
C)」は樹脂及び顔料の混合物固形分に占める顔料分の
体積割合である。該PVCが20%未満では得られる塗
膜の肉持ち感が乏しくなり下地調整能が低下し、一方P
VCが70%を越えると得られる塗膜の緻密性が低下し
該塗膜上に上塗りを塗り重ねると上塗塗料の吸い込みム
ラが発生しやすく良好な仕上り外観が得られず、また該
塗膜自体の膜物性も低下するので好ましくない。
【0015】上記ベ−ス塗料(I)は、さらに必要に応
じて、着色顔料や体質顔料などの顔料類;顔料分散剤、
硬化触媒、消泡剤、増粘剤、造膜助剤、防腐剤、凍結防
止剤などの塗料用添加剤を含有してもよい。
【0016】このうち硬化触媒としては、特に制限なく
従来公知のものが使用でき、例えばトリエチルアミン、
トリプロピルアミン、トリブチルアミン、ジエタノ−ル
アミン、トリエタノ−ルアミンなどのアミン触媒;ジブ
チル錫ジラウレ−ト、ジブチル錫オキサイド、オクチル
酸錫、ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルトなどが使用で
き、また消泡剤としては、例えばポリエ−テル系、ポリ
シロキサンとポリエ−テルの共重合系、ポリシロキサン
とケイ酸の縮合物系、金属石鹸系などが使用できる。
【0017】本発明において架橋剤(II)は、1分子中
少なくとも2個以上のイソシアネ−ト基を含有する化合
物を含むものであり、該架橋剤(II)として、1分子中
にイソシアネ−ト基を少なくとも2個以上含有するポリ
イソシアネ−ト化合物を、このままで或いは界面活性剤
と共に使用して上記ベ−ス塗料(I)に添加し攪拌混合
することができ、さらに水分散性の点からは該ポリイソ
シアネ−ト化合物を界面活性剤などにより変性して使用
することが好適である。かかる変性物としては、従来公
知の手法により親水性鎖を導入してなるものであれば特
に制限なく使用でき、例えば(i)アルコキシポリアル
キレングリコ−ルとポリイソシアネ−ト化合物との反応
生成物、(ii)ポリイソシアネ−ト化合物にアルコキシ
ポリアルキレングリコ−ルとジアルカノ−ルアミンとを
反応させることにより得られる乳化剤と、ポリイソシア
ネ−ト化合物との混合物、(iii )アルコキシポリアル
キレングリコ−ルとポリイソシアネ−ト化合物との反応
生成物とアミノ・ホルムアルデヒド樹脂とからなるポリ
ウレタンアミノ樹脂共重合体、及び(iv)上記(i)又
は(ii)と片末端に水酸基又はアミノ基をもう片末端に
アルコキシシリル基を有するシランカップリング剤との
反応生成物又は混合物などが挙げられ、これらの中から
適宜選択して使用できる。
【0018】該ポリイソシアネ−ト化合物としては、例
えばテトラメチレンジイソシアネ−ト、ヘキサメチレン
ジイソシアネ−ト、トリメチルヘキサメチレンジイソシ
アネ−ト、イソホロンジイソシアネ−トなどの脂肪族ジ
イソシアネ−ト;4・4´−メチレンビス(シクロヘキ
シルイソシアネ−ト)、イソホロンジイソシアネ−トな
どの脂環族ジイソシアネ−ト;キシリレンジイソシアネ
−ト、トリレンジイソシアネ−ト、ジフェニルメタンジ
イソシアネ−ト、ポリフェニルメタンジイソシアネ−ト
(以下ポリメリックMDI)などの芳香族ジイソシアネ
−ト;及びこれらのイソシアヌレ−ト体やビュウレット
体等の類似の化合物が挙げられ、これらは1種又は2種
以上混合して使用できる。
【0019】上記ポリイソシアネ−ト化合物とアルコキ
シポリアルキレングリコ−ルとの反応生成物(i)は、
残存イソシアネ−ト含量が20〜30重量%となるよう
に反応せしめてなる水分散可能なポリイソシアネ−トで
あり、具体的には、上記ポリイソシアネ−ト化合物とア
ルコキシポリアルキレングリコ−ルとを、イソシアネ−
ト基/水酸基の当量比が3〜30好ましくは10〜25
程度となるよう反応させるのが適当である。該アルコキ
シポリアルキレングリコ−ルとしては、一般式R1 O−
(R2 O)n −H(ここでR1 はアルキル基、R2 はア
ルキレン基、nは2〜100)で示されるものであり、
例えばメトキシポリメチレンエ−テルグリコ−ル、メト
キシポリエチレンエ−テルグリコ−ル、エトキシポリエ
チレンエ−テルグリコ−ル、エトキシポリブチレンエ−
テルグリコ−ルなどが挙げられ、分子量が100〜4,
000、好ましくは400〜2,000の範囲を有する
ものが使用できる。
【0020】上記ポリイソシアネ−ト化合物にアルコキ
シポリアルキレングリコ−ルとジアルカノ−ルアミンと
を反応させることにより得られる乳化剤と、ポリイソシ
アネ−ト化合物との混合物(ii)は、水分散可能なポリ
イソシアネ−ト組成物であり、該乳化剤とポリイソシア
ネ−ト化合物とをイソシアネ−ト含量が3〜50重量
%、好ましくは5〜30重量%となるように混合したも
のが適当であり、これらは一部反応させておいてもよ
い。
【0021】該乳化剤は、ポリイソシアネ−ト化合物と
アルコキシポリアルキレングリコ−ルとをイソシアネ−
ト基/水酸基の当量比が3〜30、好ましくは10〜2
5程度となるよう反応させた後、未反応のポリイソシア
ネ−ト化合物を除去し、次いでジアルカノ−ルアミンを
イソシアネ−ト基/アミノ基の当量比が0.5〜2、好
ましくは0.8〜1.2程度となるよう反応させること
により得られる。該乳化剤の製造に用いられるアルコキ
シポリアルキレングリコ−ルは、上記(i)と同様のも
のが使用でき、該ジアルカノ−ルアミンとしては、例え
ばジメタノ−ルアミン、ジエタノ−ルアミン、ジイソプ
ロパノ−ルアミン、ジエタノ−ルアニリン等が使用でき
る。
【0022】上記アルコキシポリアルキレングリコ−ル
とポリイソシアネ−ト化合物との反応生成物と、アミノ
・ホルムアルデヒド樹脂とからなるポリウレタンアミノ
樹脂共重合体(iii)は、前記(i)で得られる反応生成
物にアミノ・ホルムアルデヒド樹脂を、残存イソシアネ
−ト含量が15〜30%となるように反応せしめて得る
ことができる。
【0023】該共重合体(iii)の製造に用いられるアミ
ノ・ホルムアルデヒド樹脂としては、例えばメラミン、
尿素、ベンゾグアナミン、アセトグアナミンなどのアミ
ノ化合物とホルムアルデヒドとの反応によって得られる
ものが使用でき、さらにこれをアルコ−ルによってエ−
テル化したものも使用できる。エ−テル化に用いられる
アルコ−ルはメタノ−ル、エタノ−ル、n−,i−プロ
パノ−ル、n−,i−,t−ブタノ−ルなどが挙げられ
る。
【0024】また上記(i)又は(ii)と片末端に水酸
基又はアミノ基をもう片末端にアルコキシシリル基を有
するシランカップリング剤との反応生成物又は混合物
(iv)は、上記(i)又は(ii)の水分散可能に親水化
されたポリイソシアネ−トのイソシアネ−ト基にシラン
カップリング剤の水酸基又はアミノ基をイソシアネ−ト
基/水酸基又はアミノ基の当量比が3〜30で反応させ
ることにより得られる、残存イソシアネ−ト含量が3〜
50重量%、好ましくは5〜30重量%の反応生成物又
は混合物である。該含量が3重量%未満では、得られる
塗膜の耐水性に劣り、一方50重量%を越えると、架橋
剤の水分散性が悪くなるので望ましくない。
【0025】上記シランカップリング剤としては、例え
ばN−β−(アミノエチル)−γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−β−(アミノエチル)−γ−アミ
ノプロピルメチルジメトキシシラン、γ−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリ
メトキシシランなどが挙げられる。また上記反応生成物
の製造に用いられるアルコキシポリアルキレングリコ−
ルは、上記(i)と同様のものが使用できる。上記
(i)〜(iv)のうち架橋剤(II)としては、特に水分
散時の安定性の面から親水性と疎水性のバランスのとれ
た(iv)が好適である。
【0026】上記の通り2液型水性塗料は、上記ベ−ス
塗料(I)及び架橋剤(II)からなり、これらはベ−ス
塗料(I)中に含まれる水酸基1モルに対して架橋剤
(II)中に含まれるイソシアネ−ト基が0.05〜3.
0モル、好ましくは0.1〜2.5モルとなるように使
用直前に混合して使用に供する。
【0027】本発明の水性塗料には、さらに必要に応じ
て界面活性剤、分散剤、消泡剤、増粘剤、造膜助剤、防
腐剤、凍結防止剤、有機溶剤などの塗料用添加剤を配合
することができる。
【0028】また本発明塗料による形成塗膜の伸び率
は、−10℃雰囲気で20%以上、好ましくは30〜1
00%であることが必要であり、さらに20℃雰囲気で
は30%以上、好ましくは50〜300%であることが
望ましい。ここで塗膜の伸び率は、恒温槽付万能引張試
験機(島津製作所製、オ−トグラフAG2000B型)
を用い、−10℃及び20℃において引張速度200m
m/分で測定したときの値であり、測定に使用する試料
はJIS A 6909に従って作成したものである。
上記伸び率がこれら未満では、基材のひびワレに追随で
きなくなるので好ましくない。
【0029】本発明はまた、被塗面に上記の通り得られ
る本発明の水性塗料を塗布した後、その上に上塗塗料を
塗布してなる塗装仕上げ方法を提供する。
【0030】被塗面として従来公知の基材面や旧塗膜面
に適用でき、該基材としては、特に制限されるものでは
ないが、例えばコンクリ−ト面、モルタル面、スレ−ト
板、PC板、ALC板、コンクリ−トブロック面、木
材、石材、プラスチック、金属などが挙げられ、また旧
塗膜としてはこれら基材上に設けられたアクリル樹脂
系、アクリルウレタン樹脂系、ポリウレタン樹脂系、フ
ッ素樹脂系、シリコンアクリル樹脂系、酢酸ビニル樹脂
系などの旧塗膜面が挙げられる。これらはそれぞれ適宜
素地調整や、必要に応じてプライマ−塗装などを行なっ
ておくことが好ましい。
【0031】本発明では上記の通り得られる本発明の水
性塗料を弾性ベ−ス塗料として使用し、各種素材面やそ
の塗装面などの被塗面に塗装した後、上塗塗料を塗装し
て仕上げる。
【0032】本発明方法で使用される上塗塗料として
は、特に制限なく従来公知の仕上り面の着色や光沢の付
与、また耐候性、防水性などを付与しうる水系または有
機溶剤系の塗料が適用でき、例えばアクリル樹脂、アク
リルウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂、シ
リコンアクリル樹脂などを主成分とするものが挙げられ
る。
【0033】本発明の塗装仕上げ方法は、前記水性塗料
を上記被塗面にロ−ラ−、エアスプレ−、エアレススプ
レ−、リシンガン、万能ガン、ハケなどの公知の塗装器
具を用いて塗装して弾性ベ−ス塗膜層を形成し、次いで
該塗面上に上塗塗料を上記と同様の塗装器具で塗装器具
で塗装して上塗塗膜層を形成することからなる。
【0034】本発明方法において、上記弾性ベ−ス用の
水性塗料の塗布量は、0.2〜1.5kg/m2 、好ま
しくは0.3〜1.3kg/m2 が適当である。該塗料
の塗装は被塗面の全面にわたって平滑面、もしくは滑ら
かな凹凸面(ゆず肌状、クレ−タ−状などの模様)など
となるように行われるのが好ましい。また上塗塗料の塗
布量は、0.1〜0.5kg/m2 程度が適当である。
【0035】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明する。尚、「部」及び「%」はそれぞれ「重量部」
及び「重量%」を示す。
【0036】水分散型共重合体の製造 製造例1 攪拌機、温度計、還流管、窒素導入管を備えた容量2リ
ットルの4つ口フラスコに脱イオン水309部、New
col707SF(日本乳化剤社製、アニオン界面活性
剤、不揮発分30%)1.1部を加え窒素置換後攪拌し
ながら85℃に保った。この中に下記組成をエマルショ
ン化してなるプレエマルションのうち21部及び過硫酸
アンモニウム0.32部を添加し、添加20分後から残
りのプレエマルションを4時間かけて滴下した。
【0037】 脱イオン水 325 部 Newcol 707SF 43.3〃 メチルメタクリレ−ト 24 〃 スチレン 24 〃 n−ブチルメタクリレ−ト 530 〃 2−エチルヘキシルメタクリレ−ト 33 〃 2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト 32.5〃 アクリル酸 6.5〃 過硫酸アンモニウム 1.5〃 滴下終了時から2時間85℃に保持した後、40℃に降
温した。アンモニア水でpH8.5に調整し固形分50
%、重量平均分子量120,000の水分散型共重合体
(A)を得た。
【0038】製造例2〜7 製造例1においてプレエマルションのモノマ−量及び触
媒量を表1の通りとする以外は製造例1と同様の操作で
水分散型共重合体(B)〜(G)を得た。
【0039】
【表1】
【0040】架橋剤の作成 作成例1 攪拌機、温度計、還流管、窒素導入管を備えた4つ口フ
ラスコに、数平均分子量550のメトキシポリエチレン
エ−テルグリコ−ル41部と「タケネ−トD170H
N」(武田薬品工業社製、1,6−ヘキサメチレンジイ
ソシアネ−トの三量体)504部を入れ、窒素置換後7
0℃で6時間反応させて水分散可能なポリイソシアネ−
トを得た。イソシアネ−ト含量は22.9%、粘度1
300cpsであった。
【0041】作成例2 作成例1と同様のフラスコに、数平均分子量550のメ
トキシポリエチレンエ−テルグリコ−ル225部と1,
6−ヘキサメチレンジイソシアネ−ト871部を入れ、
窒素置換後70℃で6時間反応させた。得られた反応液
を薄膜蒸留装置にかけ、未反応の1,6−ヘキサメチレ
ンジイソシアネ−トを取り除き、メトキシポリエチレン
エ−テルグリコ−ルを有するモノイソシアネ−ト化合物
を得た。次いで同様の別フラスコに、ジエタノ−ルアミ
ン37部を入れ、窒素置換後空冷しながら作成例1で得
たメトキシポリエチレンエ−テルグリコ−ルを有するモ
ノイソシアネ−ト化合物250部を反応温度が70℃を
越えないように徐々に滴下した。滴下終了後、約1時間
70℃で攪拌しイソシアネ−ト基が消失したことを確認
し、乳化剤を得た。
【0042】別フラスコにこの乳化剤42部と「タケネ
−トD170HN」(武田薬品工業社製、1,6−ヘキ
サメチレンジイソシアネ−トの三量体)358部を入
れ、70℃で6時間攪拌することにより、水分散可能な
ポリイソシアネ−ト組成物を得た。イソシアネ−ト含
量は19.3%、粘度2000cpsであった。
【0043】作成例3 作成例1と同様のフラスコに、「ミリオネ−トMR−2
00」(日本ポリウレタン工業社製、ポリメリックメチ
レンジイソシアネ−ト)970部を仕込み、次いで「M
PG−081」(日本乳化剤工業社製、メトキシポリエ
チレングリコ−ル)30部を加えて昇温し、70℃で3
時間反応させて、イソシアネ−ト含量29.4%の茶褐
色透明のプレポリマ−を得た。さらに70℃に保持した
ままアミノ・ホルムアルデヒド樹脂80部を加え3時間
反応させて水分散可能なポリウレタンアミノ樹脂共重合
体を得た。イソシアネ−ト含量は27.1%、粘度4
50cpsであった。
【0044】作成例4 作成例1と同様のフラスコに、作成例2で得た乳化剤4
2部と「タケネ−トD170HN」(武田薬品工業社
製、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネ−トの三量
体)358部を入れ、さらにN−β−(アミノエチル)
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン12部を入
れ、70℃で6時間攪拌することにより、水分散可能な
ポリイソシアネ−トを得た。イソシアネ−ト含量は1
7.7%、粘度800cpsであった。
【0045】下地調整材用水性塗料の作成 実施例1〜7及び比較例1〜4 上記製造例で得た水分散型共重合体に、表2に示す成分
を配合し、攪拌混合して各ベ−ス塗料を得た。尚、表2
中における(注1)〜(注4)は下記の通りである。
【0046】得られたベ−ス塗料に、上記作成例で得た
架橋剤を表2に示す組合せ及び配合量で配合し、攪拌し
て各水性塗料を得た。得られた水性塗料を下記性能試験
に供した。結果を表2に示す。
【0047】(注1)体質顔料:比重2.7の炭酸カル
シウム (注2)増粘剤:2.5%ヒドロキシエチルセルロ−ス
水溶液 (注3)消泡剤:「SNデフォ−マ−A63」、サンノ
プコ社製 (注4)分散剤:「ノプコサントK」、サンノプコ社製 性能試験方法 (*1)乾燥性:ベ−ス塗料に架橋剤を混合して1時間
後に、この水性塗料を150ミクロンのアプリケ−タ−
でガラス板に塗装し、20℃・60%RHの雰囲気で1
時間放置した。1時間後の塗膜の乾燥性を指触で評価し
た。
【0048】 ○:完全硬化又は半硬化(塗膜を指で押すと跡がつくが
しばらくすると元に戻る) ×:指触乾燥以下(塗膜表面は乾燥しているが内部は乾
燥していない) (*2)初期耐水性:ベ−ス塗料に架橋剤を混合して1
時間後に、この水性塗料を150ミクロンのアプリケ−
タ−でガラス板に塗装し、20℃・60%RHの雰囲気
で4時間放置した。次いで該塗板を水に30分間浸漬
し、引上げ後の塗膜状態を目視で評価した。
【0049】 ○:浸漬前と比べて変化なし △:塗膜が僅かに軟化するが30分以内に元に戻る ×:塗膜が軟化する、又は塗膜にフクレが発生する (*3)形成塗膜の伸び率:ベ−ス塗料に架橋剤を混合
して1時間後に、この水性塗料を用いてJIS A 6
909に準じ試験片を作成した。該乾燥塗膜の伸び率を
引張試験機オ−トグラフAG2000B型(島津製作所
製)を用い、−10℃雰囲気で引張速度200mm/分
にて測定した。
【0050】
【表2】
【0051】塗装 実施例8〜14及び比較例5〜9 上記で得た各下地調整材用水性塗料(ベ−ス塗料に架橋
剤を混合し1時間放置)を水で塗装適性粘度に調整した
後、モルタル板(90×300×20mm)上に砂骨ロ
−ラ−で塗布量が約1.0kg/m2 となるように塗装
し、20℃・75%RHで1日乾燥させた。次に下地調
整材塗膜上に表3に示す上塗塗料をエアレススプレ−に
より塗布量が約0.2kg/m2 となるように塗装し、
20℃・75%RHで7日乾燥させて塗装仕上げ板を得
た。得られた塗装仕上げ板を下記性能試験に供した。結
果を表3に示す。尚、表3におけるa〜eの上塗塗料
種、及び性能試験方法は下記の通りである。
【0052】上塗塗料種 a.「アレスレタン」:溶剤型アクリルウレタン樹脂系
上塗塗料、関西ペイント社製 b.「アレスアクアレタン」:水性アクリルウレタン樹
脂系上塗塗料、関西ペイント社製 c.「アレスアクアシリコンAC」:水性アクリルシリ
コン樹脂系上塗塗料、関西ペイント社製 d.「アレスフロン」:溶剤型フッ素樹脂系上塗塗料、
関西ペイント社製 e.「アレスアクアグロス」:水性アクリル樹脂系上塗
塗料、関西ペイント社製性能試験方法 (*4)仕上り外観:各塗装仕上げ板の塗膜表面の仕上
り外観を目視で評価した。
【0053】 ○:光沢があり、均一にムラなく仕上っている ×:上塗塗料の吸い込みムラ等で均一に仕上っていない (*5)耐水性:各塗装仕上げ板を20℃環境下で水没
し、7日後の塗膜外観を目視で評価した。
【0054】 ○:異常なし ×:剥がれ、ひびワレ、膨れ、著しい変色、光沢低下の
いずれか1つ以上が認められる (*6)汚れ外観:各塗装仕上げ板を神奈川県平塚市に
て3か月間屋外暴露した後、塗膜の汚れの程度を目視で
評価した。
【0055】 ○:汚れがほとんど認められない ×:汚れが目立つ (*7)形成塗膜の伸び率:各下地調整材用水性塗料及
び上塗塗料を用いて、JIS A 6909に準じ試験
片を作成した。該複層塗膜(乾燥塗膜)の伸び率を引張
試験機オ−トグラフAG2000B型(島津製作所製)
を用い、−10℃雰囲気で引張速度200mm/分にて
測定し、下記基準で評価した。
【0056】 ○:伸び率が20%以上 ×: 〃 20%未満
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、下地調整材として有用
な2液型水性塗料が得られ、低温環境下でも高弾性と高
架橋密度を両立させる下地塗膜が形成できる。従って、
これを用いて良好な仕上り外観と高耐久性を有する複層
塗膜の形成が可能である。
【0058】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C09D 161/20 C09D 161/20 183/04 183/04 (72)発明者 鈴木 研哉 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AE03 CA02 CA03 DA06 DB12 DC02 EA13 EB22 EB38 EB45 EB53 EB55 EB56 EC45 4J038 DA131 DG111 DG181 DG261 DG271 DG281 GA03 GA09 GA15 KA03 KA04 KA08 KA09 MA08 MA10 MA13 MA14 NA01 NA03 NA04 NA11 PB05 PC02 PC04 PC08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸基価5〜100mgKOH/g、ガ
    ラス転移温度−50〜0℃、重量平均分子量20,00
    0〜400,000である水分散型樹脂(A)及び顔料
    (B)を含有するベ−ス塗料(I)に、1分子中少なく
    とも2個以上のイソシアネ−ト基を含有する化合物を含
    む架橋剤(II)を、ベ−ス塗料(I)中に含まれる水酸
    基1モルに対して架橋剤(II)中に含まれるイソシアネ
    −ト基が0.05〜3.0モルとなるように使用直前に
    混合してなる水性塗料であって、形成される塗膜におけ
    る顔料体積濃度が20〜70%で、形成塗膜の伸び率が
    −10℃雰囲気で20%以上であることを特徴とする水
    性塗料。
  2. 【請求項2】 架橋剤(II)が、アルコキシポリアルキ
    レングリコ−ルとポリイソシアネ−ト化合物との反応生
    成物(i)、ポリイソシアネ−ト化合物にアルコキシポ
    リアルキレングリコ−ルとジアルカノ−ルアミンとを反
    応させることにより得られる乳化剤と、ポリイソシアネ
    −ト化合物との混合物(ii)、アルコキシポリアルキレ
    ングリコ−ルとポリイソシアネ−ト化合物との反応生成
    物であるプレポリマ−及びアミノ・ホルムアルデヒド樹
    脂とからなるポリウレタンアミノ樹脂共重合体(iii)、
    及び該(i)又は(ii)と片末端に水酸基又はアミノ基
    をもう片末端にアルコキシシリル基を有するシランカッ
    プリング剤との反応生成物又は混合物(iv)の中から選
    ばれる1種である請求項1記載の水性塗料。
  3. 【請求項3】 被塗面に請求項1記載の水性塗料を塗布
    した後、その上に上塗塗料を塗布してなる塗装仕上げ方
    法。
JP33830598A 1998-11-30 1998-11-30 水性塗料及びこれを用いた塗装仕上げ工法 Expired - Lifetime JP4267732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33830598A JP4267732B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 水性塗料及びこれを用いた塗装仕上げ工法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33830598A JP4267732B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 水性塗料及びこれを用いた塗装仕上げ工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000160097A true JP2000160097A (ja) 2000-06-13
JP4267732B2 JP4267732B2 (ja) 2009-05-27

Family

ID=18316895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33830598A Expired - Lifetime JP4267732B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 水性塗料及びこれを用いた塗装仕上げ工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4267732B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002114947A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Takeda Chem Ind Ltd 塗料組成物および塗料組成物の調製方法
WO2010061586A1 (ja) * 2008-11-26 2010-06-03 株式会社日本触媒 シーラー用樹脂エマルション
JP2010180398A (ja) * 2008-11-26 2010-08-19 Nippon Shokubai Co Ltd シーラー用樹脂エマルションおよびその製造方法
JP2010185069A (ja) * 2009-01-16 2010-08-26 Nippon Shokubai Co Ltd シーラー用樹脂組成物
JP2010202854A (ja) * 2009-02-04 2010-09-16 Nippon Shokubai Co Ltd シーラー用塗料組成物
JP2011111492A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Nippon Shokubai Co Ltd シーラー用塗料組成物
CN102731717A (zh) * 2012-07-18 2012-10-17 中国海洋石油总公司 一种含羟基的水性分散树脂及其制备方法
WO2018174292A1 (ja) * 2017-03-24 2018-09-27 株式会社日本触媒 水性下塗用樹脂

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002114947A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Takeda Chem Ind Ltd 塗料組成物および塗料組成物の調製方法
WO2010061586A1 (ja) * 2008-11-26 2010-06-03 株式会社日本触媒 シーラー用樹脂エマルション
JP2010180398A (ja) * 2008-11-26 2010-08-19 Nippon Shokubai Co Ltd シーラー用樹脂エマルションおよびその製造方法
US8741985B2 (en) 2008-11-26 2014-06-03 Nippon Shokubai Co., Ltd. Resin emulsion for sealer
JP2010185069A (ja) * 2009-01-16 2010-08-26 Nippon Shokubai Co Ltd シーラー用樹脂組成物
JP2010202854A (ja) * 2009-02-04 2010-09-16 Nippon Shokubai Co Ltd シーラー用塗料組成物
JP2011111492A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Nippon Shokubai Co Ltd シーラー用塗料組成物
CN102731717A (zh) * 2012-07-18 2012-10-17 中国海洋石油总公司 一种含羟基的水性分散树脂及其制备方法
WO2018174292A1 (ja) * 2017-03-24 2018-09-27 株式会社日本触媒 水性下塗用樹脂
JPWO2018174292A1 (ja) * 2017-03-24 2019-11-07 株式会社日本触媒 水性下塗用樹脂

Also Published As

Publication number Publication date
JP4267732B2 (ja) 2009-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5290508B2 (ja) 水性塗料組成物
US5834555A (en) Aqueous multicomponent polyurethane coating composition, process for its preparation and its use in methods of producing a multicoat finish
US7473442B2 (en) Multi-component, waterborne coating compositions, related coatings and methods
EP1153983B1 (en) Top coating composition
JP2018002900A (ja) 水性2液型クリヤ塗料組成物及びこれを用いた塗装体の補修塗装方法。
JP7386680B2 (ja) 水性多液型ポリウレタン塗料組成物
WO2023203867A1 (ja) 水性多液型ポリウレタン塗料組成物
JP4267732B2 (ja) 水性塗料及びこれを用いた塗装仕上げ工法
JP4118969B2 (ja) 2液型水性塗料組成物
JP2001262056A (ja) 2液型水性塗料組成物
JP5059288B2 (ja) 水性塗料組成物
JP2002363504A (ja) 水性塗料組成物および塗膜の形成方法および当該塗料組成物が塗装された塗装物
JP4913941B2 (ja) 弱溶剤系下地調整用塗料及びこれを用いた塗装仕上げ方法
JPH10219190A (ja) 多液型水性塗料組成物
JP2000256615A (ja) ポットライフを可視化した2液型水性塗料組成物
JP3956664B2 (ja) 水分散性ポリイソシアネート組成物、水性硬化性組成物及びその応用
JP2001262013A (ja) 塗装仕上げ方法
JP7353542B1 (ja) 水性多液型ポリウレタン塗料組成物
JP4988235B2 (ja) 水性塗料組成物及び塗装方法
JP3725723B2 (ja) 塗料組成物
JP7383461B2 (ja) 複層塗膜形成方法
JP4802375B2 (ja) 塗膜の形成方法および塗装物
JP2680835B2 (ja) 被覆用組成物
WO2023189304A1 (ja) 水性多液型ポリウレタン塗料組成物
JPH11104556A (ja) 金属面の塗装方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120227

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140227

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term