JP2000151120A - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

多層プリント配線板の製造方法

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JP2000151120A
JP2000151120A JP10323007A JP32300798A JP2000151120A JP 2000151120 A JP2000151120 A JP 2000151120A JP 10323007 A JP10323007 A JP 10323007A JP 32300798 A JP32300798 A JP 32300798A JP 2000151120 A JP2000151120 A JP 2000151120A
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epoxy resin
wiring board
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multilayer printed
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JP10323007A
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Takeshi Madarame
健 斑目
Hiroshi Shimizu
浩 清水
Katsuji Shibata
勝司 柴田
Ayako Matsuo
亜矢子 松尾
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】層間接続穴のエッチング精度に優れた多層プリ
ント配線板の製造方法を提供する。 【解決手段】ハロゲン原子を含むエポキシ樹脂硬化物を
絶縁層に用いる多層プリント配線板の製造方法であっ
て、層間接続用穴を、層間接続用の穴となる部分の樹脂
硬化物を、アルカリ金属化合物、アミド系溶媒、アルコ
ール系溶媒からなるエッチング液により除去する方法で
あって、かつ、エッチング液を濾過しながら処理を行う
多層プリント配線板の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、層間接続用の穴を
有する多層プリント配線板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】多層プリント配線板は、通常、銅張積層
板に回路を形成した内層回路板と片面銅張積層板または
銅箔との間に、ガラスクロスを基材とする樹脂含浸プリ
プレグを介し、加熱・加圧することにより加熱硬化さ
せ、接着一体化した内層回路入り、銅張積層板の外層表
面に回路を形成して得られる。近年の電子機器の小型
化、高性能化、多機能化に伴い、多層プリント配線板は
より高密度化され、層間の薄型化、配線の微細化、層間
接続穴の小径化が進み、さらには隣接する配線層間のみ
を接続するインターステイシャルバイアホール(以下、
バイアホールという。)が用いられるようになった。最
近では、さらに配線の高密度化のため、このバイアホー
ルの小径化が求められる状況である。
【0003】従来の、バイアホールを有する多層プリン
ト配線板の製造方法は、例えば、銅張積層板に回路を形
成した内層回路板に、複数枚のプリプレグと銅箔を重
ね、加熱・加圧することにより積層接着し、この一体化
した内層回路入り銅張積層板の所定の位置に、ドリルに
より内層回路に到達するように穴加工を行い、バイアホ
ールを形成する方法がある。また、多層化接着した基板
の最外層銅箔の接続穴部分のみをエッチングで窓あけ除
去し、レーザーを照射して、窓あけ部分の樹脂材料を除
去し、バイアホールを形成する方法も、例えば、特公平
4−3676号公報により知られている。さらにまた、
バイアホールを形成するために、プラスチック部分を選
択的にケミカルエッチングする方法が提案されており、
このような方法は、例えば、特開昭50−4577号公
報、特開昭51−27464号公報、または特開昭53
−49068号公報に開示されているように、ポリイミ
ドフィルムを絶縁層に用い、ヒドラジン等でエッチング
する方法である。また、バイアホールを形成することが
目的ではないが、プリント配線板に用いられるエポキシ
樹脂硬化物を、濃硫酸、クロム酸、過マンガン酸などで
表面粗化、あるいはデスミア処理する方法が、特開昭5
4−144968号公報、特開昭62−104197号
公報により知られている。
【0004】本発明者らは、重量平均分子量100、0
00以上のエポキシ重合体を成分とした熱硬化性エポキ
シ樹脂組成物を層間絶縁材料に使用し、アルカリ金属化
合物、アミド系溶媒、アルコール系溶媒からなるエッチ
ング液で、多層配線板の接続穴を形成する方法及びエッ
チング液を、特開平8−325438号公報により提案
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
のうち、バイアホール用穴の加工を、ドリルにより内層
の配線回路に達する位置まで穴あけを行う方法は、スル
ーホールの穴あけとは違い、複数枚で重ね合せて加工は
できず、一枚ずつの加工となり非常に時間を要し、生産
性が低いという課題があった。また、ドリル先端の深さ
を制御するため、銅配線パターンの深さを合致させる必
要があるが、多層配線板の厚みには、通常、ある程度の
ばらつきがあるため、設定した深さよりも層間の厚さが
厚いときは、内層の配線回路に到達しないこともあり、
逆に設定した深さより層間の厚さが薄くなると、その下
の層の配線回路にまで到達することもあるなど、断線や
短絡の導通不良の原因となっている。さらに、0.3m
m以下の小径をあける場合には、ドリルの芯ぶれやガラ
スクロス基材を含む樹脂層の加工のため、ドリルの寿命
が著しく低下するという課題があった。
【0006】また、レーザーによるバイアホール加工で
は、絶縁層に、ガラス布基材を含まずに樹脂のみで構成
するか、あるいは樹脂と少量の無機充填材を含む材料で
構成した場合、レーザーのパルス当りのエネルギーを大
きくすると穴内に蓄熱し、その熱によって穴壁面部樹脂
の熱分解が促進され、銅箔開口部よりも樹脂の穴壁面が
大きくなる蛸壺形状の穴となり、めっき液の交換性が低
下し、穴内のめっき厚さが十分に確保できなくなるとい
う課題がある。また同様の理由から、レーザーパルスの
照射間隔を短くしても、蓄熱が大きくその熱によって穴
壁面部樹脂の熱分解が促進され、銅箔開口部よりも樹脂
の穴壁面が大きくなって蛸壺形状となり、めっき液の交
換性が低下し、穴内のめっき厚さが十分に確保できなく
なるという課題がある。したがって、レーザー加工の最
適条件を求めるのが困難で、また、レーザーによる穴あ
けは、一穴ずつ行うため、穴数が増加すれば加工時間が
長くなるため、生産性が低いという課題もある。
【0007】また、ケミカルエッチングを行う方法にお
いては、ヒドラジンの毒性が強いこと、あるいは、濃硫
酸、クロム酸、過マンガン酸が特定化学物質に指定され
ており、作業環境の整備等、設備にかかる費用が大きい
ことや安全性が低いという課題があった。また、先に提
案した、アミド系溶媒、アルカリ金属化合物のアルコー
ル系溶媒溶液からなるエッチング液による穴あけは、液
の使用回数が増すと、エッチング性にばらつきが生じ、
エッチング精度が低いという課題があった。
【0008】本発明は、層間接続穴のエッチング精度に
優れた多層プリント配線板の製造方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の多層プリント配
線板の製造方法は、ハロゲン原子を含むエポキシ樹脂硬
化物を絶縁層に用いる多層プリント配線板の製造方法で
あって、層間接続用穴を、層間接続用の穴となる部分の
樹脂硬化物を、アルカリ金属化合物、アミド系溶媒、ア
ルコール系溶媒からなるエッチング液により除去する方
法であって、かつ、エッチング液を濾過しながら処理を
行うことを特徴とする。
【0010】エポキシ樹脂硬化物には、そのハロゲン原
子含有率が、5wt%以上であるエポキシ樹脂硬化物を
絶縁層に用いることが好ましい。
【0011】エポキシ樹脂硬化物には、ハロゲン化多官
能エポキシ樹脂の硬化物および/またはハロゲン化多官
能フェノール類の硬化物、重量平均分子量50,000
以上の高分子量エポキシ重合体、ハロゲン化二官能エポ
キシ樹脂および/またはハロゲン化二官能フェノール類
を原料とした重量平均分子量50,000以上の高分子
量エポキシ重合体の中から選択した1以上を用いること
ができる。このときの、ハロゲン原子には、臭素原子を
用いることが好ましい。
【0012】エッチング液のアミド系溶媒には、N,N
-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミ
ド、N-メチル-2-ピロリドンからなる群から選択され
た1以上のものを用いることが好ましく、エッチング液
のアルコール系溶媒には、メタノール、エタノール、エ
チレングリコール、エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチ
レングリコール、ジエチレングリコールモノメチルエー
テル、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコ
ール、及びポリエチレングリコールからなる群から選択
された1以上のものを用いることが好ましい。このエッ
チング液には、アミド系溶媒50〜99重量%、アルコ
ール系溶媒0.5〜49.5重量%、アルカリ金属化合
物0.5〜40重量%からなるものを用いることが好ま
しい。
【0013】
【発明の実施の形態】濾過に使用するフィルタの平均孔
径は、0.5μm〜100μmの範囲が濾過の効率の上
から好ましく、0.5μm未満であると、エッチングさ
れたエポキシ樹脂硬化物の溶解物により、フィルタ通過
時の抵抗が大きくなり、濾過効率が著しく低下し、10
0μmを超えると、エポキシ樹脂硬化物の溶解物の補足
能力が低下する。フィルタの種類としては、ガラス、ス
テンレス鋼、ポリエステル、ポリエチレン、フルオロカ
ーボン、ポリプロピレン、アクリル、フッ素樹脂等の繊
維による織布及び不織布、ステンレス鋼からなる金網ま
たは焼結金属濾材、ポリエステル、ポリエチレン、フル
オロカーボン、ポリプロピレン、アセテート、アクリ
ル、フッ素樹脂等からなる多孔質プラスチックや多孔質
磁器がある。フィルタの形状としては、平板型、カート
リッジ型等を使用できる。
【0014】層間の絶縁層に用いるエポキシ樹脂硬化物
には、ハロゲン原子を含んでいればどのようなものでも
使用でき、ハロゲン原子を含むエポキシ樹脂硬化物の構
成成分としては、エポキシ樹脂あるいは高分子量エポキ
シ重合体、硬化剤あるいは架橋剤などがあり、これらの
いずれかにハロゲン原子を含んでいればよい。さらに、
必要に応じて促進剤、触媒、エラストマ、充填材、難燃
剤などを加えてもよい。
【0015】(エポキシ樹脂)このようなエポキシ樹脂
硬化物に用いる樹脂には、分子内にエポキシ基を有す
る、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノール
F型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、
脂環式エポキシ樹脂、脂肪族鎖状エポキシ樹脂、フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック
型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキ
シ樹脂、フェノール類のジグリシジリエーテル化物、ア
ルコール類のジグリシジルエーテル化物、及びこれらの
アルキル置換体、ハロゲン化物、水素添加物などがあ
り、これらを併用してもよく、エポキシ樹脂以外の成分
が不純物として含まれていてもよい。
【0016】(硬化剤)エポキシ樹脂硬化物に用いる硬
化剤には、エポキシ樹脂を硬化させるものであれば、ど
のようなものでも使用でき、例えば、多官能フェノール
類、アミン類、イミダゾール化合物、酸無水物、有機リ
ン化合物およびこれらのハロゲン化物などがある。多官
能フェノール類の例として、単環二官能フェノールであ
るヒドロキノン、レゾルシノール、カテコール、多環二
官能フェノールであるビスフェノールA、ビスフェノー
ルF、ナフタレンジオール類、ビフェノール類、及びこ
れらのハロゲン化物、アルキル基置換体などがある。更
に、これらのフェノール類とアルデヒド類との重縮合物
であるノボラック、レゾールがある。アミン類の例とし
ては、脂肪族あるいは芳香族の第一級アミン、第二級ア
ミン、第三級アミン、第四級アンモニウム塩及び脂肪族
環状アミン類、グアニジン類、尿素誘導体等がある。こ
れらの化合物の一例としては、N,N−ベンジルジメチ
ルアミン、2−(ジメチルアミノメチル)フェノール、
2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノー
ル、テトラメチルグアニジン、トリエタノールアミン、
N,N’−ジメチルピペラジン、1,4−ジアザビシク
ロ[2,2,2]オクタン、1,8−ジアザビシクロ
[5,4,0]−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシ
クロ[4,4,0]−5−ノネン、ヘキサメチレンテト
ラミン、ピリジン、ピコリン、ピペリジン、ピロリジ
ン、ジメチルシクロヘキシルアミン、ジメチルヘキシル
アミン、シクロヘキシルアミン、ジイソブチルアミン、
ジ−n−ブチルアミン、ジフェニルアミン、N−メチル
アニリン、トリ−n−プロピルアミン、トリ−n−オク
チルアミン、トリ−n−ブチルアミン、トリフェニルア
ミン、テトラメチルアンモニウムクロライド、テトラメ
チルアンモニウムブロマイド、テトラメチルアンモニウ
ムアイオダイド、トリエチレンテトラミン、ジアミノジ
フェニルメタン、ジアミノジフェニルエーテル、ジシア
ンジアミド、トリルビグアニド、グアニル尿素、ジメチ
ル尿素等がある。イミダゾール化合物の例としては、イ
ミダゾール、2−エチルイミダゾール、2−エチル−4
−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、2−
フェニルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、
1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、2−ヘプタデ
シルイミダゾール、4,5−ジフェニルイミダゾール、
2−メチルイミダゾリン、2−フェニルイミダゾリン、
2−ウンデシルイミダゾリン、2−ヘプタデシルイミダ
ゾリン、2−イソプロピルイミダゾール、2,4−ジメ
チルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾ
ール、2−エチルイミダゾリン、2−フェニル−4−メ
チルイミダゾリン、ベンズイミダゾール、1−シアノエ
チルイミダゾールなどがある。酸無水物の例としては、
無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、ピロメリッ
ト酸二無水物、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水
物等がある。有機リン化合物としては、有機基を有する
リン化合物であれば使用でき、例えば、ヘキサメチルリ
ン酸トリアミド、リン酸トリ(ジクロロプロピル)、リ
ン酸トリ(クロロプロピル)、亜リン酸トリフェニル、
リン酸トリメチル、フェニルフォスフォン酸、トリフェ
ニルフォスフィン、トリ−n−ブチルフォスフィン、ジ
フェニルフォスフィンなどがある。これらの硬化剤は、
単独、或いは、組み合わせて用いることもできる。これ
らハロゲン化エポキシ樹脂用硬化剤の配合量は、エポキ
シ基の硬化反応を進行させることができれば、特に限定
することなく使用できるが、好ましくは、エポキシ基1
モルに対して、0.01〜5.0当量の範囲で使用す
る。
【0017】(硬化促進剤)また、エポキシ樹脂硬化物
に用いる樹脂組成物には、必要に応じて硬化促進剤を配
合してもよく、代表的な硬化促進剤として、第三級アミ
ン、イミダゾール類、第四級アンモニウム塩等がある。
【0018】(高分子エポキシ重合体)層間絶縁層とし
てフィルムを形成する必要のある場合には、エポキシ樹
脂硬化物に、重量平均分子量50,000以上の高分子
量エポキシ重合体を用いることが好ましい。重量平均分
子量50,000以上の高分子量エポキシ重合体は、二
官能エポキシ樹脂と二官能フェノール類を交互共重合さ
せて得られる高分子であり、これら二成分を原料とする
ものであればどのようなものでもよい。高分子量エポキ
シ重合体の合成原料である二官能エポキシ樹脂には、分
子内に二個のエポキシ基をもつ化合物であればどのよう
なものでも用いることができ、例えば、ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、
ビスフェノールS型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹
脂、脂肪族鎖状エポキシ樹脂、その他、二官能フェノー
ル類のジグリシジルエーテル化物、二官能アルコール類
のジグリシジルエーテル化物、およびそれらのハロゲン
化物、水素添加物などがあり、これらの化合物の分子量
はどのようなものでも用いることができる。これらの化
合物が互いに重合していても、分子内に二個のエポキシ
基を有すればよく、さらに、これらの化合物は何種類か
を併用することができ、二官能エポキシ樹脂以外の成分
が、不純物として含まれていても用いることができる。
高分子量エポキシ重合体の合成原料である二官能フェノ
ール類には、二個のフェノール性水酸基をもつ化合物で
あればどのようなものでも用いることができ、例えば、
単環二官能フェノールであるヒドロキノン、レゾルシノ
ール、カテコール、多環二官能フェノールであるビスフ
ェノールA、ビスフェノールF、ビフェノール、ジヒド
ロキシジフェニルエーテル、ジヒドロキシジフェニルス
ルホンおよびこれらのハロゲン化物、アルキル基置換
体、異性体などがあり、これらの化合物の分子量はどの
ようなものでも用いることができる。これらの化合物が
互いに重合していても、他の化合物と重合していても、
分子内に二個のフェノール性水酸基を有すればよく、こ
れらの化合物を何種類か併用することができ、また二官
能フェノール類以外の成分が、不純物として含まれてい
ても用いることができる。
【0019】(架橋剤)高分子量エポキシ重合体あるい
は水酸基を有するエポキシ樹脂を用いる場合には、この
水酸基と架橋反応する架橋剤を使用することができ、架
橋剤にハロゲンを含んでいるものを用いることもでき
る。
【0020】(エッチング液)本発明で使用するエポキ
シ樹脂硬化物のエッチング液は、アルカリ金属化合物、
アミド系溶媒、アルコール系溶媒を構成成分とするが、
これらの他にどのような化合物を加えてもよい。アミド
系溶媒としては、例えば、ホルムアミド、N-メチルホ
ルムアミド、N,N-ジメチルホルムアミド、アセトア
ミド、N-メチルアセトアミド、N,N-ジメチルアセト
アミド、N,N,N’,N’-テトラメチル尿素、2-ピ
ロリドン、N-メチル-2-ピロリドン、カルバミド酸エ
ステル等が使用できる。これらのうちN,N-ジメチル
ホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチ
ル-2-ピロリドンの使用が、エポキシ樹脂硬化物を膨潤
させる効果があり、分解物の溶解性が良好なために特に
好ましい。これらの溶媒は、併用することができ、ま
た、ケトン系溶媒、エーテル系溶媒等に代表されるその
他の溶媒と併用することもできる。ここで併用できるケ
トン系溶媒には、例えば、アセトン、メチルエチルケト
ン、2-ペンタノン、3-ペンタノン、2-ヘキサノン、
メチルイソブチルケトン、2-ヘプタノン、4-ヘプタノ
ン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン等がある。
また、併用できるエーテル系溶媒には、例えば、ジプロ
ピルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエー
テル、アニソール、フェネトール、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、エチレングリコールジメチルエーテル、
エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリ
コールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチ
ルエーテル等がある。本発明で使用するアルカリ金属化
合物としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビ
ジウム、セシウム等のアルカリ金属化合物でアルコール
系溶媒に溶解するものであればどのようなものでもよ
く、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジ
ウム、セシウム等の金属、水素化物、水酸化物、ホウ水
素化物、アミド、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化
物、ホウ酸塩、リン酸塩、炭酸塩、硫酸塩、硝酸塩、有
機酸塩、アルコラート、フェノラートなどがある。本発
明で使用するアルコール系溶媒としては、例えば、メタ
ノール、エタノール、1-プロパノール、2-プロパノー
ル、 1-ブタノール、2- ブタノール、iso -ブタノー
ル、tert-ブタノール、1-ペンタノール、2-ペンタノ
ール、3-ペンタノール、2-メチル-1-ブタノール、is
o -ペンチルアルコール、tert -ペンチルアルコール、
3-メチル-2-ブタノール、ネオペンチルアルコール、
1-ヘキサノール、2-メチル-1-ペンタノール、4-メ
チル-2-ペンタノール、2-エチル-1-ブタノール、1-
ヘプタノール、2-ヘプタノール、3-ヘプタノール、シ
クロヘキサノール、1-メチルシクロヘキサノール、2-
メチルシクロヘキサノール、3-メチルシクロヘキサノ
ール、4-メチルシクロヘキサノール、エチレングリコ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチル
エーテル、ジエチレングリコール、ジエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエ
チレングリコール、トリエチレングリコールモノメチル
エーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテ
ル、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコー
ル(分子量200〜400)、1,2-プロパンジオー
ル、1,3-プロパンジオール、1,2-ブタンジオー
ル、1,3-ブタンジオール、1,4-ブタンジオール、
2,3-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、グ
リセリン、ジプロピレングリコールなどがある。これら
のうちメタノール、エタノール、エチレングリコール、
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル、ジエチレングリコール、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレン
グリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレン
グリコールがアルカリ金属化合物の溶解性が高く、特に
好ましい。これらの溶媒は、何種類かを併用することも
できる。このエッチング液には、アミド系溶媒50〜9
9重量%に対し、アルコール系溶媒0.5〜49.5重
量%の範囲であることが好ましく、アミド系溶媒の濃度
が50重量%未満であると、エポキシ硬化物の膨潤性、
分解物の溶解性が低下し、99重量%を超えると、結果
的にアルカリ金属化合物の濃度が低下するため、エポキ
シ樹脂硬化物の分解速度が低下する。溶液中のアルカリ
金属化合物濃度は、0.5重量%〜40重量%の範囲が
好ましく、0.5重量%未満であると、エポキシ樹脂硬
化物の分解速度が低下し、40重量%を超えると、アル
コール系溶媒にアルカリ金属化合物が完全に溶解しな
い。このエッチング液に、界面活性剤等を添加すること
もできる。
【0021】また、エッチングの際に、エッチング速度
を調整するために、エッチング液を溶媒の凝固点〜沸点
までの範囲であれば任意の温度で使用することができ
る。エッチング方法は、エッチング液中に浸漬すること
によって行い、エッチング速度を高めるために超音波に
より振動を与えることができ、また、液中に浸さず、ス
プレー等による噴霧もでき、さらに高圧をかけて行うこ
ともできる。また、ドリル、レーザー等で予め穴をあけ
た上で、残りの樹脂をエッチングすることも可能であ
る。
【0022】
【実施例】実施例1 エポキシ当量470,臭素含有率22重量%の臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂100重量部に対して,
ジシアンジアミド4重量部,イミダゾール0.5重量部
からなるエポキシ樹脂組成物のメチルエチルケトン/エ
チレングリコールモノメチルエーテル(重量比9/1)
溶液を,銅箔粗化面に塗布し,乾燥機中150℃,5分
間の条件で溶媒を除去し,厚さ50μmの銅箔付きエポ
キシ接着フィルムを作製した。これを図1(a)に示す
回路パターンを形成した積層板の片面に、170℃、3
0分間の条件で積層し、積層後の接着フィルム側の外層
銅箔に、レジストを用いた銅箔エッチングによって、図
1(a)に示す回路パターンのパッド部に重なるように
直径0.15mmの穴をあけ、接着フィルム硬化物を露
出させた。エッチング条件を、50℃に加温したエッチ
ング液に1時間浸漬することとして、露出した接着フィ
ルム硬化物をエッチング除去した。エッチング液とし
て,水酸化ナトリウム4重量%,N−メチル−2−ピロ
リドン80重量%,メタノール16重量%の混合溶液を
調整した。このとき、エッチング液を循環させ、その循
環経路に平均孔径1.0μmのフッ素樹脂製カートリッ
ジフィルターを配置し、エッチング液を濾過しながら,
エッチングを行った。エッチング後に銅めっきを施し内
層回路と外層銅箔を接続した。接着フィルム側の外層銅
箔の接続穴にあわせて図1(b)に示す回路パターン
を、レジストを用いた銅箔エッチングにより形成し、熱
衝撃試験用の試験片を作製し、熱衝撃試験を行った。
【0023】実施例2 平均粒径5.0μmのポリプロピレン製カートリッジフ
ィルターを用いた以外は、実施例1と同様の条件で熱衝
撃試験を行った。
【0024】実施例3 エポキシ当量400,臭素含有率48重量%の臭素化ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂100重量部に対して,
フェノールノボラック樹脂30重量部,イミダゾール
0.2重量部からなるエポキシ樹脂組成物を用い、平均
孔径3.0μmのステンレス鋼製カートリッジフィルタ
ーを用いた以外は,実施例1と同様の条件で熱衝撃試験
を行った。
【0025】実施例4 平均孔径25.0μmのポリエステル製カートリッジフ
ィルターを用いた以外は、実施例3と同様の条件で熱衝
撃試験を行った。
【0026】実施例5 ビスフェノールA型エポキシ樹脂とビスフェノールAか
ら合成した,重量平均分子量100,000の高分子量
エポキシ重合体100重量部に対して,フェノールでマ
スクしたジイソシアネート20重量部,テトラブロモビ
スフェノールA型エポキシ樹脂30重量部からなる樹脂
組成物を用いた以外は,実施例1と同様の条件で熱衝撃
試験を行った。
【0027】実施例6 ビスフェノールA型エポキシ樹脂とテトラブロモビスフ
ェノールAから合成した,重量平均分子量130,00
0の高分子量エポキシ重合体100重量部に対して,メ
チルエチルケトンオキシムでマスクしたジイソシアネー
ト20重量部,ビスフェノールA型エポキシ樹脂30重
量部,充填材であるタルク20重量部からなる樹脂組成
物を用い、平均孔径40.0μmのステンレス鋼製カー
トリッジフィルターを用いて濾過した以外は,実施例1
と同様の条件で熱衝撃試験を行った。
【0028】実施例7 エッチング液として,水酸化カリウム5重量%,N,N
−ジメチルホルムアミド75重量%,エチレングリコー
ル20重量%の混合溶液を用いた以外は,実施例1と同
様の条件で熱衝撃試験を行った。
【0029】実施例8 実施例7で作製したエッチング液を用いた以外は、実施
例3と同様の条件で熱衝撃試験を行った。
【0030】実施例9 実施例7で作製したエッチング液を用いた以外は、実施
例5と同様の条件で熱衝撃試験を行った。
【0031】実施例10 エッチング液として,水素化リチウム5重量%,N,N
−ジメチルアセトアミド70重量%,エチレングリコー
ルモノメチルエーテル25重量%の混合溶液を用いた以
外は,実施例1と同様の条件で熱衝撃試験を行った。
【0032】実施例11 実施例10で作製したエッチング液を用いた以外は、実
施例3と同様の条件で熱衝撃試験を行った。
【0033】実施例12 実施例10で作製したエッチング液を用いた以外は、実
施例6と同様の条件で熱衝撃試験を行った。
【0034】比較例1 実施例1において,フィルターによる濾過をせずにエッ
チングした以外は、実施例1と同様とした。
【0035】比較例2 実施例3において、フィルターによる濾過をせずにエッ
チングした以外は、実施例3と同様とした。
【0036】比較例3 実施例5において,フィルターによる濾過をせずにエッ
チングした以外は、実施例5と同様とした。
【0037】比較例4 実施例6において,フィルターによる濾過をせずにエッ
チングした以外は、実施例6と同様とした。
【0038】比較例5 実施例7において,フィルターによる濾過をせずにエッ
チングした以外は、実施例7と同様とした。
【0039】比較例6 実施例8において、フィルターによる濾過をせずにエッ
チングした以外は、実施例8と同様とした。
【0040】比較例7 実施例9において,フィルターによる濾過をせずにエッ
チングした以外は、実施例9と同様とした。
【0041】比較例8 実施例10において,フィルターによる濾過をせずにエ
ッチングした以外は、実施例10と同様とした。
【0042】比較例9 実施例11において,フィルターによる濾過をせずにエ
ッチングした以外は、実施例11と同様とした。
【0043】比較例10 実施例12において,フィルターによる濾過をせずにエ
ッチングした以外は、実施例12と同様とした。
【0044】(試験方法)実施例、比較例とも、熱衝撃試
験用の試験片を作製するエッチングを100回行い、そ
の中から、1回目、10回目、25回目、50回目、1
00回目のそれぞれについて、熱衝撃試験を行った。実
施例、比較例で使用した回路パターンは、図1(a)及
び(b)に示すものとし、パッド径を0.30mm、導
体幅を0.15mmとした。熱衝撃試験の条件及び試験
方法を以下に示す。 ・ステップ1 温度/時間:−65±3℃/30分 ・ステップ2 温度/時間:175±3℃/30分 ステップ1、ステップ2を各一回行い、1サイクルと
し、内層と外層の接続が行われず、断線と判断されない
で実用上問題のないサイクル数を30サイクルとした。
実施例、比較例の結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】比較例1〜10は、エッチング回数25回
目で、熱衝撃試験が15サイクル〜25サイクルに低下
し、実用上問題とならない30サイクルを満たせず、エ
ッチング回数100回目では、内層銅箔に到達するまで
エッチングできず、めっき後に内層回路と外層回路の接
続はできなかったのに対して、実施例1〜12は、エッ
チング回数100回目でも、熱衝撃試験が30サイクル
以上であり、接続信頼性の良好な層間接続用穴の形成が
可能であることが分かった。本発明によれば、ハロゲン
原子を含むエポキシ樹脂硬化物を絶縁層に用いた多層配
線板の製造工程において、エッチングするための、アル
カリ金属化合物、アミド系溶媒、アルコール系溶媒から
なるエッチング液を循環させて使用し、その循環経路に
フィルターを配置して、エッチング液を濾過すること
で、層間接続用穴の生産性と穴品質を向上させることが
できた。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明によっ
て、エッチング精度の優れた、層間接続用穴を有する多
層プリント配線板の製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例に用いた試験片の内
層の回路パターンを示す上面図であり、(b)は外層の
回路パターンを示す上面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/00 H05K 3/00 K (72)発明者 柴田 勝司 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館研究所内 (72)発明者 松尾 亜矢子 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館研究所内 Fターム(参考) 4J036 AD08 AD21 AF08 AF19 AJ08 CA08 DA04 DB06 DB21 DB22 DC03 DC06 DC13 DC25 DC26 DC31 DC38 DC41 DC46 DD07 FB07 JA08 5E346 CC09 CC55 GG15 GG22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハロゲン原子を含むエポキシ樹脂硬化物を
    絶縁層に用いる多層プリント配線板の製造方法であっ
    て、層間接続用穴を、層間接続用の穴となる部分の樹脂
    硬化物を、アルカリ金属化合物、アミド系溶媒、アルコ
    ール系溶媒からなるエッチング液により除去する方法で
    あって、かつ、エッチング液を濾過しながら処理を行う
    ことを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】ハロゲン原子含有率が、5wt%以上であ
    るエポキシ樹脂硬化物を絶縁層に用いることを特徴とす
    る請求項1に記載の多層プリント配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】エポキシ樹脂硬化物に、ハロゲン化多官能
    エポキシ樹脂の硬化物および/またはハロゲン化多官能
    フェノール類の硬化物を用いることを特徴とする請求項
    1または2に記載の多層プリント配線板の製造方法。
  4. 【請求項4】エポキシ樹脂硬化物に、重量平均分子量5
    0,000以上の高分子量エポキシ重合体を用いること
    を特徴とする請求項1〜3のうちいずれかに記載の多層
    プリント配線板の製造方法。
  5. 【請求項5】エポキシ樹脂硬化物に、ハロゲン化二官能
    エポキシ樹脂および/またはハロゲン化二官能フェノー
    ル類を原料とした重量平均分子量50,000以上の高
    分子量エポキシ重合体を用いることを特徴とする請求項
    1〜4のうちいずれかに記載の多層プリント配線板の製
    造方法。。
  6. 【請求項6】ハロゲン原子に、臭素原子を用いることを
    特徴とする請求項1〜5のうちいずれかに記載の多層プ
    リント配線板の製造方法。
  7. 【請求項7】エッチング液のアミド系溶媒に、N,N-
    ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミ
    ド、N-メチル-2-ピロリドンからなる群から選択され
    た1以上のものを用いることを特徴とする請求項1〜6
    のうちいずれかに記載の多層プリント配線板の製造方
    法。
  8. 【請求項8】エッチング液のアルコール系溶媒に、メタ
    ノール、エタノール、エチレングリコール、エチレング
    リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
    エチルエーテル、ジエチレングリコール、ジエチレング
    リコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコー
    ル、テトラエチレングリコール、及びポリエチレングリ
    コールからなる群から選択された1以上のものを用いる
    ことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれかに記載の
    多層プリント配線板の製造方法。
  9. 【請求項9】エッチング液に、アミド系溶媒50〜99
    重量%、アルコール系溶媒0.5〜49.5重量%、ア
    ルカリ金属化合物0.5〜40重量%からなるものを用
    いることを特徴とする請求項1〜8のうちいずれかに記
    載の多層プリント配線板の製造方法。
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