JP2000150062A - コネクタの取付治具 - Google Patents

コネクタの取付治具

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JP2000150062A
JP2000150062A JP10319435A JP31943598A JP2000150062A JP 2000150062 A JP2000150062 A JP 2000150062A JP 10319435 A JP10319435 A JP 10319435A JP 31943598 A JP31943598 A JP 31943598A JP 2000150062 A JP2000150062 A JP 2000150062A
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JP
Japan
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connector
vehicle body
instrument panel
mounting portion
connector mounting
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JP10319435A
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English (en)
Inventor
Atsushi Mochizuki
望月  淳
Hideji Mori
秀司 森
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インストロメントパネルと車体とを機械的に
接続する工程をコネクタ接続に利用し、容易に電気的接
続を行うことができる構造を有するコネクタの取付冶具
を提供する。 【解決手段】 インストロメントパネル3の両側に配置
されて車体にボルト11・ナット23により固定される
フロントメンバ4に設けられインストロメントパネル側
コネクタ22を収納する第1のコネクタ取付部2と、車
体側に設けられ車体側コネクタ12を収納する第2のコ
ネクタ取付部1とを有し、前記第1のコネクタ取付部2
と第2のコネクタ取付部1とは、前記ボルト11・ナッ
ト23により前記フロントメンバ4を前記車体に固定す
るときに相互に整合する位置に設けられており、このフ
ロントメンバ4の車体への組み付けによりインストロメ
ント側コネクタ12と車体側コネクタ22とが連結され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインスト
ロメントパネルの電気的接続のためにコネクタを取付け
るコネクタの取付冶具に関し、特に、自動車の組立工程
を容易にすることが可能なコネクタの取付冶具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インストロメントパネル(以下、インパ
ネという。)と車体本体を組み立てる際には、予め必要
な電気機器及び送風経路がフロントメンバ及びパネル筐
体に組み付けられたインパネを、フロントメンバのボル
ト用孔を車体側に用意されたボルトに貫通締結すること
によって機械的接続を行った後に、車体側とインパネ側
の電気的接続のために、車体側及びインパネ側の双方で
数種のコネクタを一つ一つ接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コネクタ接続作業は車内で行う必要がある上に、ブライ
ンド作業となることが多いことから面倒であると共に、
人力による接続のために嵌合力の大きい大きなコネクタ
を使用することができないという問題があった。
【0004】上記、問題点を解決するために、インパネ
側又は車体側のコネクタをいわゆる可動コネクタとする
方法が提案されている。しかし、この方法では、嵌合力
の大きい大きなコネクタを使用するという問題点は解決
されないばかりか、ある程度の位置決めのためにガイド
を用意しなければならないという問題がある。
【0005】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、インパネと車体とを機械的に接続する工程をコ
ネクタ接続に利用し、容易に電気的接続を行うことがで
きる構造を有するコネクタの取付冶具を提供することを
その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコネクタの
取付冶具は、インストロメントパネルの両側に配置され
て車体にボルト・ナットにより固定されるフロントメン
バに設けられインストロメントパネル側コネクタを収納
する第1のコネクタ取付部と、車体側に設けられ車体側
コネクタを収納する第2のコネクタ取付部とを有し、前
記第1のコネクタ取付部と第2のコネクタ取付部とは、
前記ボルト・ナットにより前記フロントメンバを前記車
体に固定するときに相互に整合する位置に設けられてお
り、このフロントメンバの車体への組み付けによりイン
ストロメントパネル側コネクタと車体側コネクタとが連
結されることを特徴とする。
【0007】本発明においては、前記第2のコネクタ取
付部は、前記取付基部に固定されることが好ましい。
【0008】また、前記インストロメントパネル側コネ
クタ及び前記車体側コネクタは夫々前記第1のコネクタ
取付部及び第2のコネクタ取付部に対する位置が可動に
収納されていることが好ましい。
【0009】更に、前記第2のコネクタ取付部には、折
返し部とスリットが設けられていて、前記スリットには
ハウジング抜止めが挿入されると共に、前記車体側コネ
クタには前記スリット内を可動な突起が設けられてお
り、前記車体側コネクタは前記コネクタ取付部に可動に
収納されることもできる。
【0010】本発明においては、コネクタの取付冶具は
ボルト用孔にボルトが挿通され、ナットにより締結され
て一体化されている構造であり、インパネ上に用意され
た電気機器に必要な接続子をインパネの両側のコネクタ
に集約して、これをフロントメンバ側の車取付部材に一
体化されたコネクタの取付冶具に収納し、同様に車体側
に用意された第2のコネクタ取付部に相手のコネクタを
取付け、ボルト挿通により位置決めを行い、ナットの締
結により嵌合することができる。また、コネクタ取付時
の取付誤差及びコネクタ等の加工誤差を吸収するため
に、コネクタはコネクタ取付部内で可動することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係るコネ
クタの取付冶具の構成及びコネクタの接続方法につい
て、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、
本発明の実施例に係るコネクタの取付冶具の使用状態を
示す斜視図である。図2は、コネクタの取付冶具の拡大
図である。図3は、図2をR方向から見た側面図であ
る。
【0012】図1及び図2に示すように、車体等に取付
けられるインパネ3には、フロントメンバ4が設けられ
ている。フロントメンバ4の両側には、ボルト用孔21
を有する取付部材20とインストロメントパネル側コネ
クタ22が収納される第1のコネクタ取付部2とが設け
られている。取付部材20は斜面がL字状に曲折されて
いる。車体側の取付部材20には、ボルト用孔21が2
個所設けられると共に、下部には、第1のコネクタ取付
部2が車体側の取付部材20と連続して形成されてい
る。第1のコネクタ取付部2は、矩形状を呈し、内部に
はコネクタ22が内蔵されている。
【0013】図3に示すように、車体側には取付基部1
0と第2のコネクタ取付部12とが設けられている。取
付基部10にはボルト11が2本、前記ボルト用孔21
に対応する位置に設けられている。第2のコネクタ取付
部1は、矩形状を呈し、外周面には4つの長方形状のス
リット14が設けられている。第2のコネクタ取付部1
の内部には突起13が外周面に4つ設けられている車体
側コネクタ12が内蔵されている。突起13は、スリッ
ト14幅よりも幅狭に形成され、車体側コネクタ12が
第2のコネクタ取付部12に収納された場合に、突起1
3がスリット14から突出するように形成されている。
【0014】これにより、図1及び図2に示すように、
インパネ3の片側に設けられた取付部材20のボルト用
孔21に、ボルト11を挿通する。インストロメントパ
ネル側コネクタ22と車体側コネクタ12が位置決めさ
れる。そして、車体側コネクタ12とインストロメント
パネル側コネクタ22とを嵌合し、車体側コネクタ12
とインストロメントパネル側コネクタ22とが機械的に
接続される。ボルト11とナット23を用いて取付基部
10と取付部材20を締結し、車体側コネクタ12とイ
ンストロメントパネル側コネクタ22との接続子が電気
的に接続され、コネクタは完全に接続されて、インパネ
3との組み付けは終了する。
【0015】本実施によれば、フロントメンバ4及び車
体に設けられる第1及び第2のコネクタ取付部2、1に
より車体側コネクタ12とインストロメントパネル側コ
ネクタ22が配され、また第2のコネクタ取付部1及び
第1のコネクタ取付部2内で車体側コネクタ12及びイ
ンストロメントパネル側コネクタ22が可動可能である
ことから、ボルト用孔21にボルト11を挿通し、ナッ
ト23を用いて締結することによりインストロメントパ
ネル側コネクタ22と車体側の車体側コネクタ12が嵌
合されて、夫々、対応する接続子同士が接続される。即
ち、機械的接続と電気的接続が同時に行われることにな
る。従って、コネクタ接続作業が容易となり、その作業
性は著しく向上することになる。また、インストロメン
トパネル側コネクタ22をナット23を用いて締結する
ことにより車体側コネクタ12とインストロメントパネ
ル側コネクタ22との嵌合状態が向上することにより車
体側コネクタ12及びインストロメントパネル側コネク
タ22の半挿入状態が生じにくくなり、コネクタ接続の
信頼性が向上する。
【0016】また、本実施例によれば、突起13は、ス
リット14よりも幅狭く形成しているので、スリット1
4内を動くことができる。このことにより、車体側コネ
クタ12は第2のコネクタ取付部1内を上下左右方向に
可動することができる。また、突起13は、第2のコネ
クタ取付部1より突出する構成にしたが、これに限定さ
れるものではなく、突起13がスリット14内だけで移
動可能であると共に、スリット14から抜け落ちなけれ
ばよい。
【0017】更に、本実施例によれば、車体側コネクタ
12とインストロメントパネル側コネクタ22との接続
がフロントメンバ4の締結と同時に終了するために、コ
ネクタ接続の煩雑な作業が不必要となる。更に、コネク
タ接続をボルト11とナット23を用いているために、
僅かな力で完全に接続をすることができると共に、位置
決めがなされるので組み付けが容易になる。
【0018】更にまた、本実施例によれば、第2のコネ
クタ取付部1内で車体側コネクタ12は可動可能である
ので、車体側コネクタ12及びインストロメントパネル
側コネクタ22の取付誤差及び加工誤差を吸収すること
ができる。
【0019】次に、本発明の他の実施例を添付の図面を
参照して具体的に説明する。なお、本実施例において、
実施例と同一構成には、同一符号を付し、その詳細な説
明は省略する。図4は、車体側取付コネクタ取付部の構
造を示す部分断面図である。図5は、ハウジング抜止め
を示す正面図である。図6は、車体側コネクタと第2の
コネクタ取付部との位置関係を示す部分断面図である。
本実施例においては、車体側の第2のコネクタ取付部1
の構成が異なる以外は、実施例と同一構成である。
【0020】本実施例の第1のコネクタ取付部1は、図
4に示すように、スリット14の後側に折返し部18が
設けられ、スリットの15前側には、ハウジング抜止め
15が挿入される。図5に示すように、ハウジング抜止
め15は、下端が折り曲げられてストッパ15aが形成
され、両端部には斜面16aを有する返し部16が形成
され、返し部16に斜面16aの頂点から凹部17が切
り欠き形成されている。車体側コネクタ12は、ハウジ
ング抜止め15と折返し部18の間の隙間に車体側コネ
クタ12の突起13が挿通されて第2のコネクタ取付部
12内に収納される。これにより、ハウジング抜止め1
5は、スリット14に挿入された際に、返し部16が凹
部17側に変形して、スリット14に挿入される。挿入
後には、ストッパ15aが第2のコネクタ取付部12の
外周面と当接されると共に、返し部16が元の位置に戻
り、スリット14の縁につば部16bが係止されて、ハ
ウジング抜止め15は固定され、車体側コネクタ12
は、前後方向の動きが規制される。
【0021】次いで、第2のコネクタ取付部1と車体側
コネクタ12との位置関係を具体的に説明する。図6に
示すように、第2のコネクタ取付部12の板厚をF、ス
リットの幅をGとする。車体側コネクタ12の突起13
の厚さをA、幅をD、高さをHとする。ハウジングの抜
け止め15厚さをCとし、折返し部18の長さをB、幅
をEとする。この場合には、下記の数式1乃至数式3を
満たすように第2のコネクタ取付部1及び車体側コネク
タ12が設計されている。
【0022】
【数1】G>A+C
【0023】
【数2】D>E
【0024】
【数3】H>B
【0025】車体側コネクタ12は、前後方向の動きが
規制されるが、上下左右方向に自由度を持って、第2の
コネクタ取付部1内を可動することができる。また、車
体側コネクタ12の突起13及び第2のコネクタ取付部
1の板厚Fは、車体側コネクタ12の嵌合力に耐えられ
るだけの充分な強度を持つように定められている。更
に、ハウジング抜止め15は返し部16及びストッパ1
5aが設けられていて、挿入が規制されると共に、挿入
後は容易に抜けることがないように形成されている。
【0026】これにより、インパネ3の片側に設けられ
たコネクタ収納部2のボルト用孔21に、取付ボルト1
1を挿通する。インストロメントパネル側コネクタ22
と車体側コネクタ12が位置決めされる。そして、車体
側コネクタ12とインストロメントパネル側コネクタ2
2とが嵌合され、機械的に接続される。ナット23を用
いて取付基部10とフロントメンバ側の取付部材20を
締結し、車体側コネクタ12とインストロメントパネル
側コネクタ22との接続子が電気的に接続されて完全に
接続される。以上により組み付けは終了する。
【0027】本実施例によれば、スリット14にハウジ
ング抜止め15を挿入することにより、車体側のコネク
タ12の前後方向の動きを規制することができるため
に、確実に車体側のコネクタ12と、インストロメント
パネル側コネクタ22の接続を行うことができ、更に
は、接続子同士の接触圧が高まり、電気的接続の信頼性
が向上する。
【0028】いずれの実施例においても、インパネ3の
片側に、コネクタの取付冶具を設ける構成としたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、図示はしないが
インパネ3の残る片側にコネクタの取付冶具を設ける構
成にすることもできる。更には、インパネ3の両側に設
ける構成とすることもできる。
【0029】また、いずれの実施例においても、突起1
3及びスリット14を4つ設ける構成にしたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、突起13及びスリッ
ト14を2つ以上設ければよい。
【0030】更に、本発明は、フロントメンバ4の取付
部材20に形成されたボルト用孔21及び取付基部10
に設けられるボルトの数は上記実施例のように2つに限
らず、種々の設計の変更が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
インストロメントパネル側コネクタを収納する第1のコ
ネクタ取付部と、車体側コネクタを収納する第2のコネ
クタ取付部とを有し、ボルト・ナットによりフロントメ
ンバを螺合する位置に設けられており、このフロントメ
ンバの車体への組み付けによりインストロメントパネル
側コネクタと車体側コネクタとが連結されることによ
り、ボルトとナットで螺合してコネクタの取付冶具を一
体化することができる。従って、フロントメンバのボル
ト用孔にボルトを挿通する工程とコネクタの嵌合位置決
めを同時にできる。
【0032】また、ボルト・ナットの締結力を利用する
ことができることにより、コネクタを大きな嵌合力で嵌
合することができる。従って、コネクタの電気的接続の
信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコネクタのコネクタの取
付冶具の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2をR方向から見た図である。
【図4】車体側取付コネクタ取付部の構造を示す部分断
面図である。
【図5】ハウジング抜止めを示す正面図である。
【図6】車体側コネクタと第2のコネクタ取付部との位
置関係を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1;第2のコネクタ取付部 2;第1のコネクタ取付部 3;インストロメントパネル 4;フロントメンバ 10;取付基部 11;ボルト 12;車体側コネクタ 13;突起 14;スリット 15;ハウジング抜止め 15a;ストッパ 16;返し部 17;凹部 18;折返し部 20;取付部材 21;ボルト用孔 22;インストロメントパネル側コネクタ 23;ナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月20日(1998.11.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 コネクタの取付治具
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のインスト
ロメントパネルの電気的接続のためにコネクタを取付け
るコネクタの取付具に関し、特に、自動車の組立工程
を容易にすることが可能なコネクタの取付具に関す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】本発明はかかる問題に鑑みてなされたもの
であり、インパネと車体とを機械的に接続する工程をコ
ネクタ接続に利用し、容易に電気的接続を行うことがで
きる構造を有するコネクタの取付具を提供することを
その目的とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコネクタの
取付具は、インストロメントパネルの両側に配置され
て車体にボルト・ナットにより固定されるフロントメン
バに設けられインストロメントパネル側コネクタを収納
する第1のコネクタ取付部と、車体側に設けられ車体側
コネクタを収納する第2のコネクタ取付部とを有し、前
記第1のコネクタ取付部と第2のコネクタ取付部とは、
前記ボルト・ナットにより前記フロントメンバを前記車
体に固定するときに相互に整合する位置に設けられてお
り、このフロントメンバの車体への組み付けによりイン
ストロメントパネル側コネクタと車体側コネクタとが連
結されることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明においては、コネクタの取付具は
ボルト用孔にボルトが挿通され、ナットにより締結され
て一体化されている構造であり、インパネ上に用意され
た電気機器に必要な接続子をインパネの両側のコネクタ
に集約して、これをフロントメンバ側の車取付部材に一
体化されたコネクタの取付具に収納し、同様に車体側
に用意された第2のコネクタ取付部に相手のコネクタを
取付け、ボルト挿通により位置決めを行い、ナットの締
結により嵌合することができる。また、コネクタ取付時
の取付誤差及びコネクタ等の加工誤差を吸収するため
に、コネクタはコネクタ取付部内で可動することができ
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係るコネ
クタの取付具の構成及びコネクタの接続方法につい
て、添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、
本発明の実施例に係るコネクタの取付具の使用状態を
示す斜視図である。図2は、コネクタの取付具の拡大
図である。図3は、図2をR方向から見た側面図であ
る。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】いずれの実施例においても、インパネ3の
片側に、コネクタの取付具を設ける構成としたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、図示はしないが
インパネ3の残る片側にコネクタの取付具を設ける構
成にすることもできる。更には、インパネ3の両側に設
ける構成とすることもできる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
インストロメントパネル側コネクタを収納する第1のコ
ネクタ取付部と、車体側コネクタを収納する第2のコネ
クタ取付部とを有し、ボルト・ナットによりフロントメ
ンバを螺合する位置に設けられており、このフロントメ
ンバの車体への組み付けによりインストロメントパネル
側コネクタと車体側コネクタとが連結されることによ
り、ボルトとナットで螺合してコネクタの取付具を一
体化することができる。従って、フロントメンバのボル
ト用孔にボルトを挿通する工程とコネクタの嵌合位置決
めを同時にできる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るコネクタのコネクタの取
具の使用状態を示す斜視図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2をR方向から見た図である。
【図4】車体側取付コネクタ取付部の構造を示す部分断
面図である。
【図5】ハウジング抜止めを示す正面図である。
【図6】車体側コネクタと第2のコネクタ取付部との位
置関係を示す部分断面図である。
【符号の説明】 1;第2のコネクタ取付部 2;第1のコネクタ取付部 3;インストロメントパネル 4;フロントメンバ 10;取付基部 11;ボルト 12;車体側コネクタ 13;突起 14;スリット 15;ハウジング抜止め 15a;ストッパ 16;返し部 17;凹部 18;折返し部 20;取付部材 21;ボルト用孔 22;インストロメントパネル側コネクタ 23;ナット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インストロメントパネルの両側に配置さ
    れて車体にボルト・ナットにより固定されるフロントメ
    ンバに設けられインストロメントパネル側コネクタを収
    納する第1のコネクタ取付部と、車体側に設けられ車体
    側コネクタを収納する第2のコネクタ取付部とを有し、
    前記第1のコネクタ取付部と第2のコネクタ取付部と
    は、前記ボルト・ナットにより前記フロントメンバを前
    記車体に固定するときに相互に整合する位置に設けられ
    ており、このフロントメンバの車体への組み付けにより
    インストロメントパネル側コネクタと車体側コネクタと
    が連結されることを特徴とするコネクタの取付冶具。
  2. 【請求項2】 前記第2のコネクタ取付部は、前記取付
    基部に固定されることを特徴とする請求項1に記載のコ
    ネクタの取付冶具。
  3. 【請求項3】 前記インストロメントパネル側コネクタ
    及び前記車体側コネクタは夫々前記第1のコネクタ取付
    部及び第2のコネクタ取付部に対する位置が可動に収納
    されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコ
    ネクタの取付冶具。
  4. 【請求項4】 前記第2のコネクタ取付部には、折返し
    部とスリットが設けられていて、前記スリットにはハウ
    ジング抜止めが挿入されると共に、前記車体側コネクタ
    には前記スリット内を可動な突起が設けられており、前
    記車体側コネクタは前記コネクタ取付部に可動に収納さ
    れることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載のコネクタの取付冶具。
JP10319435A 1998-11-10 1998-11-10 コネクタの取付治具 Pending JP2000150062A (ja)

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