JP2000148107A - 画像処理装置および記録媒体 - Google Patents

画像処理装置および記録媒体

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JP2000148107A
JP2000148107A JP10318022A JP31802298A JP2000148107A JP 2000148107 A JP2000148107 A JP 2000148107A JP 10318022 A JP10318022 A JP 10318022A JP 31802298 A JP31802298 A JP 31802298A JP 2000148107 A JP2000148107 A JP 2000148107A
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image data
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data
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Takeshi Suzuki
猛士 鈴木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽のリズムに合った画像の再生を行うこと
が可能となる画像処理装置等を提供する。 【解決手段】 音楽データを入力する音楽入力端子1
と、音楽データや画像データを記録する記録媒体8と、
上記音楽データを読み込んで低周波成分やパターンを抽
出しこれらに含まれるリズム情報に基づきタイミング情
報を生成する第2CPU22と、生成されたタイミング
情報を表示するTFTパネル13と、このタイミング情
報を見ながら画像表示シーケンスを作成可能であり、こ
のシーケンスや上記タイミング情報を上記記録媒体8に
記録させるとともに、一画像から他の画像への切り替え
を上記タイミング情報に同期して行うように制御する第
1CPU21とを備えた画像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置およ
び記録媒体、より詳しくは、音楽データに関連付けて画
像データの処理を行う画像処理装置および記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の画像データを適宜組み
合わせて表示する電子アルバムが提案されていて、こう
した電子アルバムにおいては、画像データを表示すると
ともに、音楽データを表示する画像データに組み合わせ
て音として再生するものがある。
【0003】こうした従来の電子アルバムにおいては、
音楽と画像を組み合わせて表示を行う際に、「この画像
を表示するときには、この音楽を流す」であるとか、
「この曲を流しながら、これら複数の画像を順次表示す
る」であるとかいったようなプレゼンテーションを行う
タイミングは、操作者が手動により全てを決めて指示す
ることで実現されていた。
【0004】ところで音楽には、必ず拍子やテンポとい
った要素を含むリズムが存在し、人間は、このリズムに
合致した動作に美観を感ずることがあるという感覚を備
えている。
【0005】なお、特開平10−143151号公報に
は、使用者がマウスなどの入力装置により図形を描い
て、その図形の動きからテンポや拍子などを検出して音
声や画像の表情付けを行う指揮装置が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の電子アルバムにおいては、音楽と画像と
の再生タイミングを決定するのは操作者であるために、
画像が音楽のリズムに合ったタイミングで再生されると
は限らず、タイミングに食い違いが発生すると違和感を
起こさせるときがあり、より適切な再生を行うことがで
きるように改善することが望まれている。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、音楽のリズムに合った画像の再生を行うことが可
能となる画像処理装置および記録媒体を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による画像処理装置は、音楽データを
入力する音楽入力手段と、入力された音楽データに含ま
れるリズム情報に基づいてタイミング情報を生成するタ
イミング生成手段と、画像データを入力する画像入力手
段と、上記タイミング情報に同期して入力された画像デ
ータに基づく表示を変化させる制御手段とを備えたもの
である。
【0009】また、第2の発明による画像処理装置は、
上記第1の発明による画像処理装置において、上記タイ
ミング生成手段が、入力された音楽データを周波数解析
して低周波成分を抽出し、この低周波成分に含まれるリ
ズム情報に基づいて上記タイミング情報を生成するもの
である。
【0010】さらに、第3の発明による画像処理装置
は、上記第1の発明による画像処理装置において、上記
タイミング生成手段が、入力された音楽データをパター
ン解析してパターンを抽出し、このパターンに含まれる
リズム情報に基づいて上記タイミング情報を生成するも
のである。
【0011】第4の発明による画像処理装置は、上記第
1の発明による画像処理装置において、上記タイミング
生成手段によって生成されたタイミング情報を記録する
記録手段をさらに備えたものである。
【0012】第5の発明による画像処理装置は、上記第
1の発明による画像処理装置において、上記制御手段
が、一画像データに基づく表示を他の画像データに基づ
く表示に切り替えることにより表示を変化させるもので
ある。
【0013】第6の発明による画像処理装置は、上記第
1の発明による画像処理装置において、画像データに基
づく表示の相関関係を略連続的に変化させるように該画
像データの処理を行う画像処理手段をさらに備え、上記
制御手段は、この画像データに基づく表示の連続的な変
化を、上記タイミング情報に同期して制御することによ
り、入力された画像データに基づく表示を変化させるも
のである。
【0014】第7の発明による画像処理装置は、上記第
1の発明による画像処理装置において、上記制御手段
が、画像データに基づく表示を適宜の時間間隔で切り替
えるインターバル再生を制御可能であって、上記タイミ
ング情報に同期して、このインターバル再生による表示
を変化させるものである。
【0015】第8の発明による画像処理装置は、上記第
1の発明による画像処理装置において、上記タイミング
生成手段により生成されたタイミング情報を視覚的に表
示する画像表示装置をさらに備えたものである。
【0016】第9の発明による画像処理装置は、上記第
8の発明による画像処理装置において、上記制御手段に
より実行される画像データに基づく表示を変化させるシ
ーケンスを上記視覚的に表示されたタイミング情報に応
じて作成するためのシーケンス作成手段と、このシーケ
ンス作成手段によって作成されたシーケンスを記録する
記録手段とを備えたものである。
【0017】第10の発明による記録媒体は、音楽デー
タを入力するステップと、入力された音楽データに含ま
れるリズム情報に基づいてタイミング情報を生成するス
テップと、画像データを入力するステップと、上記タイ
ミング情報に同期して入力された画像データに基づく表
示を変化させるステップとを含む画像処理プログラムを
記録するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図5は本発明の一実施形
態を示したものであり、図1は電子アルバムの主として
電気的な構成を示すブロック図、図2は音楽データを解
析して得られるタイミング情報をTFTパネルに表示し
た例を示す図、図3はリズム抽出処理を示すフローチャ
ート、図4はタイミング情報に画像データを関連付ける
リンク情報入力の処理を示すフローチャート、図5はリ
ンク情報に基づき再生する音楽にタイミングを合わせて
画像を表示させる処理を示すフローチャートである。
【0019】この実施形態は、本発明の画像処理装置を
電子アルバムに適用したものである。
【0020】図1に示すように、この電子アルバムは、
例えばマイクロホンやその他の音楽再生装置から出力さ
れる音楽を入力するための音楽入力手段たる音楽入力端
子1と、この音楽入力端子1から入力されるアナログの
電気信号をデジタルデータに変換するための音楽A/D
回路2と、この音楽A/D回路2から出力される音楽デ
ータを一時的にバッファリングしておくためのFIFO
メモリ3と、バスを介して出力される音楽データを蓄積
するためのFIFOメモリ4と、このFIFOメモリ4
から出力されるデジタルの音楽データをアナログの電気
信号に変換するための音楽D/A回路5と、この音楽D
/A回路5の出力に基づき、音楽を再生するスピーカ6
と、バスを介して後述する第2CPU22に接続されて
いる記録手段であり記録媒体たるメモリ7と、画像デー
タや音楽データを含む各種のデータを記録するためのも
のであり、例えばこの電子アルバムに着脱自在に構成さ
れたメモリカード等でなる記録手段たる記録媒体8と、
この記録媒体8とのデータの授受を行うための音楽入力
手段であり画像入力手段を兼ねた記録媒体インターフェ
ース(I/F)9と、上記バスを介して出力される画像
データを蓄積するためのFIFOメモリ10と、このF
IFOメモリ10から出力される画像データに各種の処
理を施すためのビデオエンコード回路11と、このビデ
オエンコード回路11の出力に基づき後述するTFTパ
ネル13を制御するTFT液晶駆動回路12と、このT
FT液晶駆動回路12の制御に基づき画像を視覚的に表
示する画像表示装置たるTFTパネル13と、このTF
Tパネル13を背面側から照明するためのバックライト
ユニット14と、上記ビデオエンコード回路11の出力
に基づきビデオ出力信号を生成するためのビデオ出力回
路15と、このビデオ出力回路15により生成されたビ
デオ出力信号を外部の機器等に出力するためのビデオ出
力端子16と、上記FIFOメモリ3,4,10、メモ
リ7、記録媒体I/F9と上記バスを介して接続されて
いて、音楽再生機能、各種画像処理機能、画像伸長機
能、音楽(リズム)解析機能、メモリコントロール機
能、記録媒体アクセス機能などを有するタイミング生成
手段であり画像処理手段たる第2CPU22と、後述す
るLCDパネル18を制御するためのLCD表示回路1
7と、このLCD表示回路17により駆動されてこの電
子アルバムに係る各種の情報を表示するためのLCDパ
ネル18と、該電子アルバムと外部の電子機器等とでデ
ータの授受を行うための外部データI/F19と、使用
者が該電子アルバムに情報入力を行うためのキーマトリ
クス20と、この電子アルバムの電源となる電池23
と、この電池23から供給される電力を当該電子アルバ
ム内の各回路に供給するための電源回路24と、上記音
楽D/A回路5、ビデオエンコード回路11、TFT液
晶駆動回路、バックライトユニット14、LCD表示回
路17、外部データI/F19、キーマトリクス20、
電源回路24を制御するとともに、上記第2CPU22
による各機能を統括的にコントロールし、システム制御
等を行うシステムコントロール機能を備えたシーケンス
作成手段であり制御手段たる第1CPU21と、を有し
て構成されている。
【0021】次に、このような電子アルバムにおいて、
音楽データからテンポや拍子などの情報を含むリズム情
報を解析する処理について、図3を参照して説明する。
【0022】このリズム抽出処理は、上記第1CPU2
1の制御の下に、上記第2CPU22により行われるよ
うになっている。
【0023】また、この処理を行う前提として、上記音
楽入力端子1から音楽データを入力して、上記第2CP
U22の制御により上記記録媒体8に1つ以上の音楽デ
ータがすでに記録されているものとする。
【0024】このリズム抽出処理が開始されると、上記
記録媒体I/F9を介して記録媒体8から音楽データの
読み出しを行う(ステップS1)。
【0025】そして、読み出した音楽データのリズム解
析処理を行う(ステップS2)。このリズム解析におい
ては、周波数解析やパターン解析を行うことにより、音
楽データに含まれるリズム情報からタイミング情報を生
成するようになっている。
【0026】すなわち、音楽には、「リズムパート」と
呼ばれるリズムを刻む専門のパートが存在することが多
く、このパートには、「ドラム」や「ギター」などの特
定の楽器が割り当てられることが多い。そこで周波数解
析を行うことにより、この楽器の構成周波数を音楽から
抜き出し、さらに、その構成周波数の内の低周波部分を
取り出すことによって、リズムを取り出すことができ
る。なお、リズムとしては、例えば1Hz〜10Hz程
度の周波数が使用されることが多い。
【0027】また、音楽には、リズム以外にも「小節」
と呼ばれる小さな区切りが存在する。これは、主に似た
ようなフレーズの繰り返しとして認識することができる
ために、パターン解析(似たようなパターンの繰り返し
を探して、その繰り返しタイミングを一つの区切りとし
て認識する。)によって、その音楽の小節を、ひいては
リズムを解析することができる。
【0028】このようなリズム解析を行うことにより、
画像切り替えや画像処理を行うタイミングの情報を含む
タイミング情報を生成する。
【0029】こうして行ったリズム解析が成功したか否
かを判断し(ステップS3)、成功した場合には、リズ
ムを解析して出されたタイミング情報を例えば記録媒体
8に記録し(ステップS4)、一方、リズム解析に失敗
したと判断された場合には、その旨の表示をLCDパネ
ル18や、あるいはTFTパネル13などにより行って
(ステップS5)、この処理を終了する。
【0030】次に、このような音楽データに、どのよう
に連携させて画像を表示するかを示すシーケンスの作成
を行う。このシーケンスを実行させるためのリンク情報
入力に関する処理を、図2を参照しながら図4に沿って
説明する。
【0031】この処理に入ると、まず、記録媒体8に記
録されている音楽データの内のどの音楽データを、リン
ク情報を作成する対象とするかの指定を行う(ステップ
S11)。
【0032】そして、指定された音楽データについて、
上記図3で説明したようなリズム抽出処理を行い、リズ
ム解析を行ってタイミング情報を生成する(ステップS
12)。
【0033】そして、上記TFTパネル13の表示画面
13aに、図2に示すように、視覚的に分かり易く表示
する(ステップS13)。
【0034】すなわち、表示画面13aの例えば上部に
は、音楽データのリズム情報を表示する音楽データリズ
ム表示欄34が設けられており、例えば横軸を時間を示
すための時間軸35とするとともに、その時間軸35上
に解析の結果得られたタイミングが複数縦棒状の区切り
36として表示されている。
【0035】さらに、該表示画面13aの下部には、上
記音楽データと組み合わせて表示を行う複数の画像デー
タが、例えば第1の画像データ表示31,第2の画像デ
ータ表示32,第3の画像データ表示33として並べて
表示されている。
【0036】そして、これらの画像データを表示するタ
イミングを、上記音楽データリズム表示欄34に表示さ
れているタイミング情報に関連して手動または自動によ
り登録させる(ステップS14)。
【0037】このときの方法としては、手動で行う場合
には、例えば、タイミングを指定する画像データをポイ
ンタ等で移動させて、音楽データ上の表示させたい部分
でドロップするなどにより、リンクさせることができ
る。
【0038】また、自動によりリンクさせる場合には、
曲の長さと表示する画像の数を勘案して、表示する画像
同士の間に適切なインターバルが生じるように演算を行
って、該画像データと音楽データとをリンクさせる。
【0039】このとき、該画像データは、量子化されて
不連続となっているタイミングの何れかに一致するよう
にリンクされることになり、タイミング同士の間の不定
な部分にリンクが張られることはない。
【0040】このような登録が終了したか否かを判断し
て(ステップS15)、未登録の画像データがまだある
場合には上記ステップS14に戻って登録を行い、全て
の表示対象となる画像データを音楽データにリンクさせ
終えたところで、一連の画像データと音楽データとをリ
ンクさせるためのリンク情報を上記記録媒体8等に保存
し(ステップS16)、終了する。
【0041】続いて、上述したようなリンク情報に基づ
くシーケンスに沿って、音楽データを再生しながらタイ
ミングを合わせて画像を表示させる処理について、図5
を参照して説明する。
【0042】まず、上記記録媒体8に記録されているリ
ンク情報を読み込んで(ステップS21)、読み込んだ
リンク情報に基づき、音楽を再生するか否か、あるいは
再生する対象となる音楽データを変更するか否かを判断
する(ステップS22)。
【0043】ここで、再生や変更を行う場合には、該リ
ンク情報に沿って記録媒体8に記録されている音楽デー
タの内のどの音楽データを再生するかを選択して、音楽
の再生や変更の処理を行い(ステップS23)、再生や
変更を行わない場合には、このステップS23の処理を
スキップして次の処理に進む。
【0044】さらに、読み込んだリンク情報に基づき、
画像を再生するか否か、または再生する対象となる画像
データに基づく表示を変化させるか否かを判断する(ス
テップS24)。
【0045】ここで、再生や変更を行う場合には、該リ
ンク情報に沿って記録媒体8に記録されている画像デー
タの内のどの画像データを再生するかを選択して、画像
の再生や変更の処理を行う(ステップS25)。
【0046】この画像の再生や、画像データに基づく表
示の変化の処理においては、例えば次に示すような処理
が行われる。
【0047】すなわち、例えば一場面を示す画像データ
から他の場面を示す画像データへ切り替えを行うことに
より、画像データに基づいて表示される画像を切り替え
て変化させる。
【0048】あるいは、画像データに基づく表示の相関
関係をほぼ連続的に変化させるようにして、画像処理を
行う例もある。
【0049】このような処理の一例としては、フェード
アウトやフェードインなどのように、画像が切り替わる
場合に、特殊処理を行って徐々に切り替えを行わせるこ
とにより、視覚的な特徴を持たせる処理が挙げられる。
【0050】また、他の例としては、画像を拡大する方
向や縮小する方向などに連続的にズームさせる場合や、
画像を画面内で回転させる場合、あるいは画像を画面内
で移動させる場合などが挙げられる。
【0051】一方、上記ステップS24において、画像
データの再生や変更を行わない場合には、上記ステップ
S25の処理をスキップして次の処理に進む。
【0052】そして、次の処理まで待機するウエイト処
理を行うか否かを判断し(ステップS26)、行うと判
断される場合にはウエイト処理に入り(ステップS2
7)、行わない場合にはこのステップS27の処理をス
キップして次の処理に進む。
【0053】このようにして、リンク情報を参照するこ
とにより、音楽に含まれるリズムに合致するタイミング
で、画像表示が行われることになる。
【0054】そして、一連の音楽データや画像データの
再生が終了したか否かを判断し(ステップS28)、終
了していない場合には上記ステップS22に戻って上述
したような処理を繰り返し、最後まで再生が行われてい
る場合には終了する。
【0055】このような処理により再生を行う際に、リ
ンク情報が上述したように自動的に生成されたものであ
る場合には、いわゆるインターバル再生となる。
【0056】なお、これら図3,図4,図5に示したよ
うな画像処理プログラムは、記録媒体としてのメモリ7
にロードされて順次実行されるが、この電子アルバムに
備えられたROM等に画像処理プログラムを記憶させて
おいて、実行時にメモリ7へのロードを行う場合には、
該ROMも画像処理プログラムを記録する記録媒体とな
る。さらに、画像処理プログラムを記録する記録媒体と
しては、上記記録媒体8であっても良いし、その他の記
録媒体であっても構わない。
【0057】このような実施形態によれば、タイミング
情報に同期して画像の切り替え処理や、フェードイン,
フェードアウト等の処理を行うために、音楽のリズムに
合った画像の再生を行うことが可能となる。そして、イ
ンターバル再生においても自動的に音楽のリズムに合わ
せることができる。
【0058】また、音楽データを周波数解析やパターン
解析することにより低周波成分やパターンを抽出して、
そこに含まれるリズム情報を容易に得ることができる。
【0059】さらに、生成されたタイミング情報を記録
媒体等に記録することにより、リアルタイム処理するこ
とができない場合にも対応することが可能となる。
【0060】そして、TFTパネルに表示されたタイミ
ング情報を視覚的に確認しながら、画像を表示させるシ
ーケンスの作成作業を行うことができるために、作業が
容易になるという利点がある。
【0061】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の画像処理装置によれば、タイミング情報に同期して
画像データに基づく表示を変化させるために、音楽のリ
ズムに合った画像の再生を行うことが可能となる。
【0063】また、請求項2による本発明の画像処理装
置によれば、音楽データを周波数解析して抽出される低
周波成分に含まれるリズム情報に基づいて、請求項1に
記載の発明と同様の効果を奏することができる。
【0064】さらに、請求項3による本発明の画像処理
装置によれば、音楽データをパターン解析して抽出され
るパターンに含まれるリズム情報に基づいて、請求項1
に記載の発明と同様の効果を奏することができる。
【0065】請求項4による本発明の画像処理装置によ
れば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとと
もに、生成されたタイミング情報を記録することによ
り、リアルタイム処理することができない場合にも対応
することができる。
【0066】請求項5による本発明の画像処理装置によ
れば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとと
もに、一画像データに基づく表示から他の画像データに
基づく表示への切り替えを、音楽のリズムに合わせて行
うことが可能となる。
【0067】請求項6による本発明の画像処理装置によ
れば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとと
もに、画像データに基づく表示の連続的な変化を、音楽
のリズムに合わせて行うことが可能となる。
【0068】請求項7による本発明の画像処理装置によ
れば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとと
もに、インターバル再生を音楽のリズムに合わせて行う
ことが可能となる。
【0069】請求項8による本発明の画像処理装置によ
れば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとと
もに、タイミング情報が視覚的に表示されるために、該
タイミング情報を容易に認識することができる。
【0070】請求項9による本発明の画像処理装置によ
れば、請求項8に記載の発明と同様の効果を奏するとと
もに、表示されたタイミング情報を見ながら、表示を変
化させるシーケンスを容易に作成することができる。
【0071】請求項10による本発明の記録媒体によれ
ば、記録された画像処理プログラムによりタイミング情
報に同期して画像データに基づく表示を変化させること
ができ、音楽のリズムに合った画像の再生を行うことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電子アルバムの主として
電気的な構成を示すブロック図。
【図2】上記実施形態において、音楽データを解析して
得られるタイミング情報をTFTパネルに表示した例を
示す図。
【図3】上記実施形態におけるリズム抽出処理を示すフ
ローチャート。
【図4】上記実施形態におけるタイミング情報に画像デ
ータを関連付けるリンク情報入力の処理を示すフローチ
ャート。
【図5】上記実施形態において、リンク情報に基づき再
生する音楽にタイミングを合わせて画像を表示させる処
理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…音楽入力端子(音楽入力手段) 6…スピーカ 7…メモリ(記録手段、記録媒体) 8…記録媒体(記録手段) 9…記録媒体インターフェース(音楽入力手段、画像入
力手段) 13…TFTパネル(画像表示装置) 21…第1CPU(シーケンス作成手段、制御手段) 22…第2CPU(タイミング生成手段、画像処理手
段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音楽データを入力する音楽入力手段と、 入力された音楽データに含まれるリズム情報に基づいて
    タイミング情報を生成するタイミング生成手段と、 画像データを入力する画像入力手段と、 上記タイミング情報に同期して、入力された画像データ
    に基づく表示を変化させる制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記タイミング生成手段は、入力された
    音楽データを周波数解析して低周波成分を抽出し、この
    低周波成分に含まれるリズム情報に基づいて上記タイミ
    ング情報を生成するものであることを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記タイミング生成手段は、入力された
    音楽データをパターン解析してパターンを抽出し、この
    パターンに含まれるリズム情報に基づいて上記タイミン
    グ情報を生成するものであることを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記タイミング生成手段によって生成さ
    れたタイミング情報を記録する記録手段をさらに具備し
    たことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、一画像データに基づく
    表示を他の画像データに基づく表示に切り替えることに
    より、表示を変化させるものであることを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像データに基づく表示の相関関係を略
    連続的に変化させるように該画像データの処理を行う画
    像処理手段をさらに具備し、 上記制御手段は、この画像データに基づく表示の連続的
    な変化を、上記タイミング情報に同期して制御すること
    により、入力された画像データに基づく表示を変化させ
    るものであることを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、画像データに基づく表
    示を適宜の時間間隔で切り替えるインターバル再生を制
    御可能であって、上記タイミング情報に同期して、この
    インターバル再生による表示を変化させるものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記タイミング生成手段により生成され
    たタイミング情報を、視覚的に表示する画像表示装置を
    さらに具備したことを特徴とする請求項1に記載の画像
    処理装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段により実行される、画像デ
    ータに基づく表示を変化させるシーケンスを、上記視覚
    的に表示されたタイミング情報に応じて作成するための
    シーケンス作成手段と、 このシーケンス作成手段によって作成されたシーケンス
    を記録する記録手段と、 を具備したことを特徴とする請求項8に記載の画像処理
    装置。
  10. 【請求項10】 音楽データを入力するステップと、 入力された音楽データに含まれるリズム情報に基づいて
    タイミング情報を生成するステップと、 画像データを入力するステップと、 上記タイミング情報に同期して、入力された画像データ
    に基づく表示を変化させるステップと、 を含む画像処理プログラムを記録することを特徴とする
    記録媒体。
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