JP2000145826A - 電磁クラッチ用ダンパ装置 - Google Patents

電磁クラッチ用ダンパ装置

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JP2000145826A
JP2000145826A JP10318579A JP31857998A JP2000145826A JP 2000145826 A JP2000145826 A JP 2000145826A JP 10318579 A JP10318579 A JP 10318579A JP 31857998 A JP31857998 A JP 31857998A JP 2000145826 A JP2000145826 A JP 2000145826A
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JP
Japan
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armature
rotor
damper
axial direction
hub
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JP10318579A
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Ryoichi Oda
亮一 小田
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Nok Megulastik Co Ltd
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Nok Megulastik Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トルク伝達時のダンパ装置7の耐久性を向上
させると共に、クラッチミート時の騒音や衝撃に対する
低減機能及びアーマチュアの軸方向作動性を向上させ
る。 【解決手段】 アーマチュアがロータに吸着される過程
で、このアーマチュアと共にアウターリング72が軸方
向移動することによって軸方向剪断変形されるダンパ本
体73は、窓部75によって軸方向ばね定数が低くなっ
ているため、アーマチュアは容易に軸方向変位すること
ができる。アーマチュアがロータに吸着されることによ
るトルク入力初期には窓部75によってダンパ本体73
が低いばね定数で捩り変形し、所定の捩り変形によっ
て、窓部75の端部内側面75aがハブ71に形成され
た係合突起76に圧接するため、ばね定数が非線形的に
増大してクラッチミート音及び衝撃が有効に低減される
と共に、トルクが確実に伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電磁クラッチ
に設けられて、クラッチミート時の接触音の吸収や、ク
ラッチプレートとボスとの間でのトルク伝達を行うダン
パ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用エアコンディショナの冷凍サイ
クルにおいて冷媒を圧縮するコンプレッサの電磁クラッ
チには、従来、例えば図3に示すようなダンパ装置が設
けられている。すなわち図3は従来技術によるダンパ装
置を電磁クラッチの一部と共に示すもので、この電磁ク
ラッチは、非回転の電磁コイル101と、これを包囲す
るように配置されると共にコンプレッサの軸孔ハウジン
グ103の外周に軸受104を介して回転自在に保持さ
れ外周にVプーリ102aが形成されたロータ102
と、このロータ102の端面に近接対向されたアーマチ
ュア106とを備えている。アーマチュア106は、前
記軸孔ハウジング103に挿通された回転軸105にダ
ンパ装置107を介して軸方向移動自在に保持されてい
る。
【0003】ダンパ装置107は、回転軸105の先端
部外周に取り付けられたハブ107aと、このハブ10
7aの外周側に同心的に配置されアーマチュア106に
取り付けられたアウターリング107bと、このアウタ
ーリング107bと前記ハブ107aとの対向周面間に
加硫接着された環状のエラストマからなるダンパ本体1
07cとを備える。そしてこのダンパ装置107は、電
磁コイル101を励磁することによって回転中のロータ
102に吸着されたアーマチュア106から回転軸10
5へトルクを伝達する機能と、電磁コイル101への励
磁電流を遮断した時にアーマチュア106をロータ10
2の端面から軸方向距離Lだけ離間させるように付勢す
るばね機能と、電磁コイル101の励磁によるアーマチ
ュア106のロータ102とのクラッチミート時の騒音
や衝撃を低減する機能とを担うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による電
磁クラッチ用ダンパ装置においては、次のような問題が
指摘される。すなわちこのダンパ装置107は、アーマ
チュア106から回転軸105へのトルク伝達時の耐久
性を向上させる観点からは、ダンパ本体107cの捩り
方向に対する剛性を大きくすることが望ましい。ところ
が、環状のダンパ本体107cは、捩り剛性を大きくす
ると軸方向剛性も大きくなってしまうことから、このダ
ンパ本体107cの軸方向剛性に抗してアーマチュア1
06を吸着するために電磁コイル101への励磁電流値
を高くし、また電磁コイル101を大型化する必要があ
り、しかもこれによって、クラッチミート時の騒音や衝
撃が大きくなってしまう問題があった。
【0005】本発明は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その技術的課題とするところは、トルク伝
達時のダンパ装置の耐久性を向上させると共に、クラッ
チミート時の騒音や衝撃の低減機能及びアーマチュアの
軸方向作動性を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る電磁クラッチ用ダンパ装置は、電磁コイル
を包囲したロータの端面に対して軸方向に近接対向され
たアーマチュアと、前記ロータと同心的に配置された回
転軸側との間に介在されるダンパ装置であって、前記回
転軸に取り付けられ円周方向所定間隔で複数の係合突起
が形成されたハブと、このハブの外周側に同心的に配置
され前記アーマチュア側に固定されるアウターリング
と、前記ハブとアウターリングの互いの対向周面間を弾
性的に連結し複数の窓部が円周方向所定間隔で形成され
たエラストマからなるダンパ本体とを備え、前記各窓部
に前記各係合突起が挿入され、前記各窓部の円周方向一
端が、回転トルク入力時に前記各係合突起に弾性的に圧
接されるものである。
【0007】上記構成によれば、アーマチュアは、電磁
コイルに励磁電流を与えるとその磁力によってロータの
端面に吸着されるので、回転伝達状態となり、電磁コイ
ルへの励磁電流を遮断するとアーマチュア側のアウター
リングに圧接されたダンパ本体の係合突起の圧縮反力に
よってロータの端面から離れるので、回転伝達が遮断さ
れる。アウターリングがアーマチュアと共に軸方向変位
することによって、軸方向剪断変形されるダンパ本体は
その各窓部に挿入された係合突起に対して変位するが、
前記アーマチュアの軸方向変位過程ではロータからの回
転トルクを受けていないので、ダンパ本体と各係合突起
との間には円周方向の圧接力が作用しない。しかも、前
記窓部の形成によってダンパ本体の軸方向ばね定数が低
くなるので、アーマチュアは容易に軸方向変位すること
ができる。
【0008】また、アーマチュアがロータの端面に吸着
衝合されることによってトルクが入力されると、トルク
入力初期には窓部によって捩り方向ばね定数が低く、所
定の捩り変形によって各係合突起とダンパ本体が圧接す
るため、ばね定数がが非線形的に増大してクラッチミー
ト音及び衝撃が有効に低減される。
【0009】電磁コイルの磁力によってアーマチュアが
ロータの端面に吸着された状態では、ロータと回転軸と
の間でアーマチュア、アウターリング、ダンパ本体及び
ハブを介して回転トルクが伝達される。このとき、エラ
ストマからなるダンパ本体は前記トルクをハブの各係合
突起から円周方向への圧縮で受けるため、窓部の形成に
よって捩り方向ばね定数が低くなってもトルク伝達力が
補償され、トルク伝達が確実に行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る電磁クラッ
チ用ダンパ装置の典型的な一実施形態を、電磁クラッチ
の一部と共に示すものである。この電磁クラッチにおい
て、参照符号1は非回転の電磁コイル、2はこの電磁コ
イル1を包囲するように配置され外周にVプーリ21が
形成された磁性体からなるロータである。ロータ2は、
自動車用エアコンディショナのコンプレッサにおける軸
孔ハウジング3の外周に軸受4を介して回転自在に保持
されている。また、前記軸孔ハウジング3の内周には、
コンプレッサ内の冷媒圧縮機構(図示省略)を動作させ
る回転軸5が挿通されている。
【0011】参照符号6は磁性体からなる円盤状のアー
マチュアで、ロータ2の端面22と近接対向した状態に
配置されており、軸孔ハウジング3の外端開口部3aか
ら突出した回転軸5の先端部外周側に、本発明の実施形
態によるダンパ装置7を介して軸方向移動自在に保持さ
れている。ダンパ装置7は、図2にも示すように、前記
回転軸5の先端部にボルト51を介して取り付けられる
ハブ71と、前記アーマチュア6に取り付けられるアウ
ターリング72と、前記ハブ71の外周部に一体的に加
硫接着されたエラストマからなるダンパ本体73とを備
える。
【0012】ハブ71は、回転軸5に固定される内周の
ボス部71aと、その外端部から径方向に展開した円盤
部71bと、この円盤部71bの外周から軸方向外側へ
突出した外周筒状部71cと、更にこの外周筒状部71
cの外端部から外周側へ延びる鍔部71dとからなる。
前記円盤部71bはロータ2の端面22の内周部外側に
位置しており、アーマチュア6の内周部は前記ロータ2
の内周部とハブ71の円盤部71bとの間に位置してい
る。
【0013】アウターリング72は、アーマチュア6に
おけるロータ2と反対側の端面の外周部に円周方向複数
のリベット74を介して固定された外周フランジ部72
aと、この外周フランジ部72aの内周端からハブ71
の外周筒状部71cの外周側を軸方向外側に向けて延び
る筒状本体部72bとを有する。
【0014】ダンパ本体73はエラストマからなるもの
であって、ハブ71の外周筒状部71cの外周面と、こ
れに対向するアウターリング72の筒状本体部72bの
内周面に加硫接着されている。このダンパ本体73の内
周部には、軸方向内側(ハブ71の鍔部71dと反対
側)へ向けて突出した円弧状に延びる突条73aが円周
方向断続的に形成されており、この突条73aは、図1
に示す装着状態において、アーマチュア6がダンパ本体
73の弾性によってロータ2の端面22から軸方向距離
Lだけ離間した位置に保持されている時に、このアーマ
チュア6におけるロータ2と反対側の端面に圧縮状態で
当接するようになっている。
【0015】ダンパ本体73には軸方向に貫通した複数
(図示の例では6箇所)の窓部75が円周方向等間隔で
形成されており、すなわちダンパ本体73はこの窓部7
5の形成によって、実質的に円周方向六等配位置でハブ
71の外周筒状部71cとアウターリング72の筒状本
体部72bを連結する形状となっている。一方、ハブ7
1の鍔部71dには、軸方向内側へ向けて延びる六個の
係合突起76が円周方向等間隔で形成されており、各係
合突起76は前記各窓部75に挿入された状態に配置さ
れている。
【0016】ハブ71における各係合突起76は、回転
方向と反対側の端部が内周側を向くように傾斜した面
(以下、傾斜端面という)76aをなしており、これに
対向するダンパ本体73の各窓部75の端部内側面75
aには、ダンパ本体73がアウターリング72からの回
転トルクによって捩り変形を受けた時に前記傾斜端面7
6aに圧縮状態で接触される突起部75bが形成されて
いる。そして、各窓部75の内側面は、前記突起部75
bを除き、前記各係合突起76と非接触状態、あるいは
少なくとも圧接されていない状態にある。また、各窓部
75における端部内側面75aは、前記傾斜端面76a
と対応して、前記突起部75bの内周側が外周側よりも
回転方向へ偏在しており、これによって、円周方向に隣
り合う窓部75,75の間のダンパ本体73は、内周側
の端部が外周側の端部よりも回転方向に偏在した傾斜形
状となっている。このため、引張方向に対するダンパ本
体73の耐久性向上が図られている。
【0017】次に、以上のように構成された本実施形態
のダンパ装置7の作用を、電磁クラッチの動作と共に説
明する。
【0018】まず、ロータ2は、その外周のVプーリ2
1に巻き掛けられたベルト(図示省略)を介してエンジ
ンのクランクプーリ等からの駆動力を与えられて回転し
ている。そして図1に示す状態から電磁コイル1に励磁
電流が印加されると、磁力によりアーマチュア6がロー
タ2側へ軸方向移動してその端面22に吸着され、クラ
ッチミート状態となって、ロータ2の回転トルクがアー
マチュア6からダンパ装置7のアウターリング72、ダ
ンパ本体73、係合突起76及びハブ71を介して回転
軸5へ伝達され、コンプレッサが運転状態となる。
【0019】これを更に詳しく説明すると、アーマチュ
ア6が磁力によりロータ2側へ軸方向移動する過程で
は、アーマチュア6と一体的に軸方向移動するアウター
リング72によって、ダンパ本体73が軸方向剪断変形
を受けるので、その窓部75の内側面がハブ71の係合
突起76に対して軸方向変位する。この時、ダンパ本体
73は窓部75の開設によって、環状に連続した従来形
状のものに比較して軸方向剪断ばね定数が低く、しかも
アーマチュア6がロータ2の端面22に吸着されてクラ
ッチミート状態になるまでは、ロータ2からの回転トル
クによって前記窓部75の突起部75b及び端部内側面
75aが前記係合突起76に圧接されないので、大きな
摩擦抵抗を生じない。このため比較的小さい磁力でも、
すなわち電磁コイル1に与えられる励磁電流値やサイズ
(巻数など)が比較的小さくても、アーマチュア6はロ
ータ2側へ容易に軸方向移動することができる。
【0020】また、クラッチミートによってロータ2の
回転トルクがアーマチュア6及びアウターリング72を
介してダンパ本体73に与えられると、このダンパ本体
73は、窓部75の存在によって、トルク入力初期には
低いばね定数で捩り変形し、一定の捩り変形(例えば
0.5mm程度)によって、各窓部75の端部内側面7
5aが各係合突起76の傾斜断面76aに押し付けら
れ、トルク伝達状態となる。そしてその過程では突起部
75bの圧縮変形を伴うので、捩り方向ばね定数はトル
ク入力初期には著しく小さく、その後非線形的に増大す
るといった特性を有する。このため、アーマチュア6が
ロータ2の端面22に吸着される時のクラッチミート音
及び衝撃が有効に緩和される。
【0021】ダンパ本体73は、窓部75の形成によっ
て、軸方向剪断ばね定数ばかりでなく捩り方向の剪断ば
ね定数も低くなるが、上述のように、ロータ2からアー
マチュア6及びアウターリング72を介してトルクが伝
達されることによって、このダンパ本体73における各
窓部75の端部内側面75aが係合突起76の傾斜端面
76aに圧接するので、高剛性となる。このため、窓部
75の形成によって捩り方向剪断ばね定数が低下してい
ても、トルク伝達力が補償され、トルク伝達が確実に行
われる。特に、ダンパ本体73が係合突起76の傾斜端
面76aに圧接される構成としたことによって圧縮効果
が高まり、しかもダンパ本体73は、各窓部75の間で
内周側の端部が外周側の端部よりも回転方向に偏在した
傾斜形状となっているため、外周のアウターリング72
から回転方向への捩り変位を与えられることによって、
剪断変形と共に圧縮変形されることになる。このためト
ルク伝達力を向上させることができる。
【0022】次に、ロータ2にアーマチュア6が吸着さ
れたクラッチミート状態から電磁コイル1への励磁電流
が遮断されると、軸方向に剪断変形されていたダンパ本
体73の反力によって、アーマチュア6はロータ2の端
面22から離れ、図1に示す状態に復帰動作される。こ
のため、ロータ2からアーマチュア6及びダンパ装置7
を介しての回転トルクの伝達が遮断され、回転軸5の回
転が停止される。
【0023】ロータ2へのアーマチュア6の吸着状態が
解除されると、ダンパ装置7への回転トルクが解消され
るため、各係合突起76の傾斜端面76aに圧接してい
た突起部75bの圧縮反力及びダンパ本体73の捩り反
力によって、前記傾斜端面76aと突起部75b(ダン
パ本体73)との圧接状態も解消される。このため、ダ
ンパ本体73の軸方向剪断ばね作用によるアーマチュア
6の復帰動作の過程で大きな摩擦抵抗を生じることはな
い。前記復帰動作は、アーマチュア6がロータ2の端面
22から軸方向距離Lだけ離れた時点で停止される。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電磁
クラッチ用ダンパ装置によると、エラストマからなるダ
ンパ本体の軸方向剪断ばね定数が、窓部の開設によって
小さくなるので、前記ダンパ本体の弾性に抗してアーマ
チュアをロータに吸着させるための磁力を低減させるこ
とができ、このため電磁コイルの励磁電圧の低減及び電
磁コイルの小型化を図ることができる。また、トルク伝
達時には、前記各窓部に係合させた係合突起によってダ
ンパ本体が圧縮されて高剛性となるため、窓部の形成に
よる捩り方向のばね定数の低下が補償され、ダンパ本体
のトルク伝達力及び耐久性の向上を図ることができる。
また、アーマチュアがロータに吸着される際には、ダン
パ本体が係合突起と圧接する過程での非線形ばね特性に
よって、クラッチミート時の騒音及び衝撃を有効に緩和
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁クラッチ用ダンパ装置の典型
的な一実施形態を、電磁クラッチの一部と共に示す断面
図である。
【図2】上記実施形態のダンパ装置を示すもので、
(A)は軸方向内側から見た外観図、(B)は(A)に
おけるB−O−B’断面図である。
【図3】従来技術に係る電磁クラッチ用ダンパ装置を、
電磁クラッチの一部と共に示す断面図である。
【符号の説明】
1 電磁コイル 2 ロータ 21 Vプーリ 22 端面 3 軸孔ハウジング 3a 外端開口部 4 軸受 5 回転軸 51 ボルト 6 アーマチュア 7 ダンパ装置 71 ハブ 71a ボス部 71b 円盤部 71c 外周筒状部 71d 鍔部 72 アウターリング 72a 外周フランジ部 72b 筒状本体部 73 ダンパ本体 73a 突条 74 リベット 75 窓部 75a 端部内側面 75b 突起部 76 係合突起 76a 傾斜端面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁コイル(1)を包囲したロータ
    (2)の端面(22)に対して軸方向に近接対向された
    アーマチュア(6)と、前記ロータ(2)と同心的に配
    置された回転軸(5)側との間に介在されるダンパ装置
    (7)であって、 前記回転軸(5)に取り付けられ円周方向所定間隔で複
    数の係合突起(76)が形成されたハブ(71)と、 このハブ(71)の外周側に同心的に配置され前記アー
    マチュア(6)側に固定されるアウターリング(72)
    と、 前記ハブ(71)とアウターリング(72)の互いの対
    向周面間を弾性的に連結し複数の窓部(75)が円周方
    向所定間隔で形成されたエラストマからなるダンパ本体
    (73)とを備え、 前記各窓部(75)に前記各係合突起(76)が挿入さ
    れ、前記各窓部(75)の円周方向一端が、回転トルク
    入力時に前記各係合突起(76)に弾性的に圧接される
    ことを特徴とする電磁クラッチ用ダンパ装置。
JP10318579A 1998-11-10 1998-11-10 電磁クラッチ用ダンパ装置 Withdrawn JP2000145826A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016189972A1 (ja) * 2015-05-22 2016-12-01 カルソニックカンセイ株式会社 気体圧縮機用の電磁クラッチ、気体圧縮機及び気体圧縮機用の電磁クラッチの製造方法
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