JP2000142741A - 計量目盛を付けた注出容器のキャップ - Google Patents

計量目盛を付けた注出容器のキャップ

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JP2000142741A
JP2000142741A JP10311352A JP31135298A JP2000142741A JP 2000142741 A JP2000142741 A JP 2000142741A JP 10311352 A JP10311352 A JP 10311352A JP 31135298 A JP31135298 A JP 31135298A JP 2000142741 A JP2000142741 A JP 2000142741A
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JP
Japan
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cap
overcap
container
label
peripheral wall
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JP10311352A
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English (en)
Inventor
Takao Kishi
岸  隆生
Takashi Fujie
隆 藤江
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 計量目盛を印刷したラベルをインサート成形
によりオーバキャップの側周壁内周面に貼着した注出容
器のキャップを提供すること。 【解決手段】 注出口13とその周縁から立設した樋状
の注出ガイド14とを具えたインナーキャップ8と、頂
壁20と側周壁21とからなり、内容物の容量を計量可
能としたオーバキャップcとを具備した注出容器のキャ
ップであって、計量目盛を印刷したラベル30をオーバ
キャップcの側周壁21の内周面または外周面にインサ
ート成形により貼着したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器のキャップ、
とくに内容物を計量するよう目盛を付けた注出容器のオ
ーバキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】容器口部に、注出口を穿孔しその周縁に
注出ガイドを立設したインナーキャップを被蓋し、その
上から注出された内容物を一定量受容して計量できるよ
う計量目盛を付けたオーバキャップを被蓋した注出容器
は、従来より周知であり、その計量目盛は、オーバキャ
ップの側周壁表面にスタンプ印刷、あるいは刻設された
凹部にインキを付着させることによって付けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】最近では、プラスチッ
ク容器の再利用のために、内容液の詰め替えが行われる
ようになり、容器、とくにキャップを何回も使用するよ
うにしている。しかしながら、従来のオーバキャップ
は、計量目盛をキャップ側周壁の表面側に付しているの
で、キャップの開閉時に、側周壁表面の印刷面にも手指
が触れ、長期に使用していると磨耗により印刷が薄くな
ったり、付着されたインキがはがれたりすることもあっ
た。そのために、内容物の使用量を正確に計量すること
が難しくなるという問題が生じることもあった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決することを課
題として、計量目盛を印刷したラベルをインサート成形
によりオーバキャップの側周壁の内周面または外周面に
貼着した注出容器のキャップを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、注出容器のキャップとして、注出口とそ
の周縁から立設した樋状の注出ガイドとを有するインナ
ーキャップと、頂壁と側周壁とからなり、内容物の容量
を計量可能としたオーバキャップとを具備した注出容器
のキャップであって、計量目盛を印刷したラベルをオー
バキャップの側周壁の内周面または外周面にインサート
成形により貼着したことを特徴とした構成を採用する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1において、Aは容器
で、合成樹脂、紙またはガラスによって成形されてい
る。Bはインナーキャップ、Cはオーバキャップであ
り、いずれも合成樹脂によって成形されている。
【0007】容器Aは、口部1と、円形または扁平形の
胴部、底部とからなり、内容物として液状、粉末状の洗
剤、食料品その他使用容量の計量を必要とする内容物が
収容される。容器の口部1には、ネジ2が刻設されてお
り、口部1に続く肩部には、所定位置に位置決めストッ
パー3が形成されている。
【0008】図2に示すように、インナーキャップB
は、容器口部1に螺着する嵌着筒4と、環状の上壁5と
を具えており、上壁5には、その内周端縁から注出部材
の支持筒6が垂設され、内周端縁に近接してオーバキャ
ップCの取付筒7が立設されている。前記嵌着筒4の内
周に、容器口部1のネジ2に螺合するネジ8が刻設さ
れ、下端部には、インナーキャップBの嵌着時に、口部
1に続く肩部に設けられた位置決めストッパー3に係止
するストッパー9が配設されている。
【0009】前記支持筒6は、一定の締め代をもって容
器口部1内周に係合する係合筒10と、該係合筒10に
連接する円錐状の案内筒11とからなっている。該案内
筒11の下端には、案内筒11を斜めに横断する傾斜面
12が連設されている。傾斜面12の中央には、注出口
13が穿設され、注出口13の周縁に沿って樋状の注出
ガイド14が立設されている。前記取付筒7の周面に
は、オーバキャップCを螺着するネジ15が刻設されて
いる。
【0010】図3に示すように、オーバキャップCは、
頂壁20と側周壁21、側周壁21の外周中間部に配設
された取付筒22とからなっており、側周壁21の上半
分は取付筒22から上方に突出した形状となっている。
取付筒22は、側周壁21外周から突出するフランジ状
の上壁23と、上壁23の外周縁から垂設された螺着筒
24とからなっている。螺着筒24の内周には、インナ
ーキャップBの取付筒7のネジ15に螺合するネジ25
が刻設されており、上壁23下面には、螺着筒24の内
側に位置し、取付筒7内周に締め代をもって係合する係
合リング26が垂設されている。
【0011】側周壁21の内周には、計量目盛を印刷し
たラベル30が、成形時にインサート成形によって貼着
されている。オーバキャップCの成形にあたって、表面
に計量ライン31と計量数字32を印刷したラベルが成
形金型のコアに巻き付けられて射出成形され、ラベル3
0は計量目盛が側周壁21に面し、計量数字32が側周
壁21の表面側、または内側から読めるように貼着され
る。
【0012】次に、本発明容器の使用方法と、構成に基
づく作用効果について説明する。容器A内に内容物を入
れ、インナーキャップBを容器口部1に螺合取着し、次
いでオーバキャップCをインナーキャップBに螺合取着
して、内容物を密封する。
【0013】使用にあたって、オーバキャップCを廻動
して開蓋して、それを倒立させて手でもち、次いで容器
A内から内容物を注出口13、注出ガイド14を通じて
オーバキャップC内に注出し、内容物を計量ライン31
まで入れ、使用量を計量する。使用後には、オーバキャ
ップCを容器のインナーキャツプBに被蓋しておく。内
容物を全部使い切った場合には、インナーキャツプB、
オーバキャップCを取り外して詰め替え用の内容物を別
容器から入れ、当初のようにインナーキャップB、オー
バキャップCを被蓋する。
【0014】キャップ開閉時には、オーバキャップC
は、手指によって摩擦されることがあり、オーバキャッ
プCを長く使用すると、オーバキャップCの側周壁21
表面は磨耗するが、計量目盛は側周壁21内周面にある
ため、印刷面、あるいは刻印された凹部に埋め込まれた
インキは何ら影響を受けず、キャップを長期に使用する
ことができる。
【0015】次に、ラベルを印刷面を内側にしてオーバ
キャップの側周壁21外周面に貼着した別実施形態につ
いて説明する。前記実施形態では、ラベルを側周壁21
内周に貼着したが、側周壁21外周面にラベルをインサ
ート成形により貼着するようにしてもよい(図示しな
い)。
【0016】オーバキャップの成形にあたっては、計量
ラインと計量数字を印刷したラベルを印刷面を表側とし
て計量ラインに対応する所定の個所に位置するように金
型キャビテイに吸着させて射出成形する。前実施形態で
は、オーバキャップCは透明または半透明とすることが
望ましいが、本実施形態では不透明であってもよい。使
用にあたっては、計量目盛、計量数字はラベルの内側と
なり、側周壁21外周面には印刷面が現れないので、前
実施形態と同一の作用効果がもたらされる。
【0017】前記各実施形態では、インナーキャップと
して、傾斜面12底面に注出口13を穿設し、注出口の
周縁から立設した樋状の注出ガイド14を具えたインナ
ーキャップBを用いたが、注出筒を設けた中栓と、注出
筒を密封する密封リングを垂設したキャップを用いた注
出容器において、キャップの中央を突出させて帽冠と
し、帽冠外周壁の内周面に計量目盛を印刷したラベルを
インサート成形により貼着するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。計量目盛を印刷したラベル
を、インサート成形によってオーバキャップの内周面に
または外周面に印刷面を内側として貼着するようにして
いるので、計量目盛がキャップ開閉時の摩擦によって印
刷がすり減ったり、インキが落ちたりすることはなくな
った。そのため、計量目盛の付いたオーバキャップを、
長期に使用することができるようになった。
【0019】計量目盛が印刷されたラベルを、インサー
ト成形によりキャップ内周面または外周面面に貼着する
ようにしているので、成形が容易であり、容器への印刷
工程を無くすことができた。また、計量目盛は、外部か
ら壁面を通して見るので印刷面がぎらつくようなことも
なく、装飾性に富んだものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の一部断面正面図である。
【図2】インナーキャップの説明図で、(a)は平面
図、(b)は断面正面図である。
【図3】オーバキャップの一部断面正面図である。
【図4】巻き付け状態のラベルの説明図である。
【符号の説明】
A 容器 B インナーキャップ C オーバキャップ 4 嵌着筒 5 上壁 7 取付筒 10 係合筒 11 案内筒 12 傾斜面 13 注出口 14 注出ガイド 20 頂壁 21 側周壁 22 取付筒 23 上壁 24 螺着筒 30 ラベル 31 計量ライン 32 計量数字
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AA24 AA32 AA34 AB01 AB07 BA03 CA01 CB02 CC03 DA01 DB12 DC03 EA02 EB02 EC03 FA09 FB01 GA04 GB04 JA07 KB01 LA17 LB02 LB07 LC01 LD01

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注出口とその周縁から立設した樋状の注
    出ガイドとを具えたインナーキャップと、頂壁と側周壁
    とからなり、内容物の容量を計量可能としたオーバキャ
    ップとを具備した注出容器のキャップであって、 計量目盛を印刷したラベルをオーバキャップの側周壁の
    内周面または外周面にインサート成形により貼着したこ
    とを特徴とした注出容器のキャップ。
JP10311352A 1998-10-30 1998-10-30 計量目盛を付けた注出容器のキャップ Pending JP2000142741A (ja)

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