JP2000142522A - 自転車の荷かごカバー - Google Patents

自転車の荷かごカバー

Info

Publication number
JP2000142522A
JP2000142522A JP10312329A JP31232998A JP2000142522A JP 2000142522 A JP2000142522 A JP 2000142522A JP 10312329 A JP10312329 A JP 10312329A JP 31232998 A JP31232998 A JP 31232998A JP 2000142522 A JP2000142522 A JP 2000142522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
cover
side cloth
car
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10312329A
Other languages
English (en)
Inventor
Reito Shu
麗涛 朱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SILVER UNIT INVEST Ltd
SILVER UNIT INVESTMENT Ltd
Original Assignee
SILVER UNIT INVEST Ltd
SILVER UNIT INVESTMENT Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SILVER UNIT INVEST Ltd, SILVER UNIT INVESTMENT Ltd filed Critical SILVER UNIT INVEST Ltd
Priority to JP10312329A priority Critical patent/JP2000142522A/ja
Publication of JP2000142522A publication Critical patent/JP2000142522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着が容易で、荷かご内の収納物の濡れを防
止できると共に、荷かごカバーが風に孕んでハンドルを
取られる等の弊害を防止できる自転車の荷かごカバーを
提供する。 【解決手段】 荷かご50の側面全周を被覆する側面布
20と、この側面布20の上部開口21を被蓋する蓋布
30より成り、ステアリングヘッド54に荷かご50を
係止するための荷かご50の支持部材52が嵌合される
よう形成された前記側面布20のスリット部24を閉塞
する手段42を備えると共に、側面布の下部開口縁22
aをステアリングヘッド54に固定する手段28,28
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車の荷かごに装着
して収納物を保護するカバーに関し、より詳細には、自
転車のハンドル前部に取り付けられたカゴに装着される
カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】自転車のハンドル前方に取り付けられた
荷カゴを被覆して、荷カゴ内に収納された収納物を雨等
から保護し、または収納物を盗難やいたずら等から保護
することを目的とした自転車の荷かごカバーが提案され
ている。
【0003】この自転車の荷かごを被覆する荷かごカバ
ーは、前記荷かごがステアリングヘッドに取り付けられ
る際にステアリングヘッド68より突設された支持部材
66を介して取り付けられていること、及び自転車の種
類によっては荷かごの底面を支持する支持杆67がホー
ク先端と荷かご61の底部間に配置されていることから
〔図4(B)参照〕、前記荷かご61の支持部材66や
支持杆67に連結された状態にある荷かご61を包囲し
得るように、荷かごの背面及び底面を包囲する部分の全
部又は一部を開口している。
【0004】この種の荷かごカバーの一例として、実公
平2−1189号公報に掲載の自転車の荷かごカバーに
あっては、図4(A)及び図4(B)に示すように荷か
ご61の底部から背面側を包囲する部分にかけて開口部
63を有し、且つ前記開口部63の縁全周にわたりゴム
紐64を通し収縮させた防水性素材からなる荷かごカバ
ー62において、前記カバー62の周側壁部の縦長さを
荷かご61の縦長さより大なる寸法とし各周側壁の縦方
向全長にわたりゴム紐65を伸長状態で添え且つ逢着し
た荷かごカバー62が開示されている。
【0005】また、実用新案登録第2552237号公
報に掲載の自転車の荷かごカバーにあっては、図5
(A)及び図5(B)に示すように円筒状に縫製された
防水布を中央よりやや上端寄りの位置で円周方向にゴム
紐を逢着して境界部分73を形成して、前記境界部分7
3の下側を主筒部71、上側を補助筒部と成し、主筒部
71の背面に下端から上方へ切り込み74を形成してス
テアリングヘッド68と荷かご間を連結する支持部材6
6を挿入可能と成し、前記荷かごカバー62を荷かごに
被せて、主筒部71の下端に設けられた紐77を絞って
荷かごの外周に前記荷かごカバー62を取り付け得るよ
う構成した荷かごカバー62が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術に示した
荷かごカバーのうち、実公平2−1189号公報記載の
荷かごカバー62にあっては、荷かごカバー62の周囲
方向に周設したゴム紐65,65aが自転車の荷かご6
1の胴部を抱持するものの、荷かご61の底部及び後部
に相当する部分の荷かごカバー62には比較的大きな開
口部63が形成され、風雨が自転車の進行方向後方より
降りかかる場合に、該風雨が荷かごカバー62内に浸入
して荷かごカバー62内に収納された収納物を濡らすと
共に、該開口部63より内部に風が入って荷かごカバー
62が風を孕むと、荷かごカバー62が風によって飛ば
されるおそれがあるだけでなくハンドルを取られて転倒
等するおそれがある。
【0007】さらに、開口部63の全周にわたってゴム
紐64を設けると共に、カバーの縦方向全長にわたりゴ
ム紐65を伸長状態で逢着した前記荷かごカバー62に
あっては、開口部63が収縮されていると共に上下方向
にも縮んでおり自転車の荷かご61に装着し難く、また
使用後、収納等する際に皺の間にある雨水等を拭き取り
難く、また皺の間に入った雨水は乾き難いという難点を
有している。
【0008】また、前記実用新案登録第2552237
号公報記載の自転車の荷かご用カバー62にあっては、
前記実公平2−1189号公報に記載の荷かごカバーの
如く荷かごカバー全体が収縮して荷かごに取り付け難い
等の問題点は解消されるものの、前記切り込み74によ
り未だ荷かごの背面に相当する部分に開口74’が形成
されており、しかもこの開口74’は荷かごの背面部分
から主筒部71の下端まで比較的大きな開口74’とし
て形成されているため、この開口74’を介して風雨が
荷かごカバー62内に浸入するおそれがある。
【0009】そのため、例えば自転車の進行方向後方よ
り風雨が吹き付ける場合、この切り込み74により形成
された開口74’を介してかご内に風雨が浸入して、荷
かご内の収納物が濡れるおそれがあるだけでなく荷かご
カバーが風を孕むと自転車のハンドルが取られて転倒等
の危険がある等、前述の実公平2−1189号公報に記
載の荷かごカバーと同様の問題点を有するものである。
【0010】さらに、実用新案登録第2552237号
公報記載の自転車の荷かご用カバー62にあつては、主
筒部71と補助筒部72を備えた大型のカバーに形成さ
れているためにその携帯に不便であると共に使用後の乾
燥や雨水の拭き取り等において煩雑であるだけてなく、
その製造にコストがかかるという問題点を有している。
【0011】さらに、前記荷かごカバー62は、その大
きさゆえに荷かごに装着する作業が煩雑であり、特に強
風時における屋外での装着が困難である。
【0012】本発明は、上記従来技術における欠点を解
消するためになされたものであり、自転車の荷かごに対
する装着が容易であると共に、荷かごの底部を除く全周
を被覆すると共に荷かごの背面における開口を略完全に
閉塞し、荷かご内の収納物が背面開口を介して浸入する
雨水等により濡れることを防止でき、また、前記開口を
介して荷かごカバー内に風が浸入することを防止するこ
とで、荷かごカバーが風に孕んでハンドルを取られる等
の弊害を防止することのできる荷かごカバーを提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自転車の荷かごカバー10は、自転車のハ
ンドル前方に設けられた荷かご50を被覆するカバーに
おいて、上下を開口21,22する略筒状に形成され、
荷かご50の側面全周を抱持して被覆する側面布20
と、この側面布20の上部開口21を被蓋する蓋布30
を備え、前記側面布20は、下部開口22の周縁22a
から上部開口21の周縁21aに向かって形成されたス
リット部24と、前記スリット部24を画定する側面布
20の端縁部29a,29bを前記スリット部24を閉
じるよう重ね合わせた状態において接離自在に止着する
止着合部材42と、前記側面布20の上部開口縁21a
の全周にわたって設けられ、前記上部開口21を閉塞
し、あるいは、その開口面積を収縮せしめる方向へ収縮
せしめる収縮手段25と、前記スリット部24を除く側
面布の下部開口縁22aの全周にわたって設けられ、前
記側面布20の下部開口22を閉塞し、あるいは、その
の面積を収縮せしめる収縮手段25と、前記側面布20
をその下端位置において自転車に固定して位置決めする
例えば紐28,28等の位置決め手段を備え、前記蓋布
30は、前記側面布20の上部開口21を被蓋する大き
さに形成され前記側面布20の上部開口21の周縁21
aと一部において連続した蓋布本体31と、該蓋布本体
31の外周に連続して形成され、前記側面布20により
被覆された荷かご50の上部開口を被蓋する際に側面布
20の外周上縁と重合する重合布32a,32b,32
cを備え、前記重合布32a,32b,32cと側面布
20の重合部に、前記重合布と側面布を接離自在に止着
する止着部材44を設けると共に、前記スリット部24
の形成された側面布20の外周部分と重合する重合布3
2bに、該重合布32bの端縁から反対方向すなわち蓋
布本体31に向かう切れ込み33を形成したことを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を添付図
面を参照しながら説明する。
【0015】図1は、本発明の荷かごカバー10を展開
した状態における斜視図であり、この荷かごカバー10
は、荷かご50の側面全周を被覆する、上下端を開口す
る略筒状に形成された側面布20と、該側面布20の上
部開口21を被蓋する蓋布30により形成されている。
【0016】前記側面布20及び蓋布30は、防水加工
等により防水性の付与された、又は防水性材料により形
成された各種のシート状材料(本明細書において「防水
布」という。)により形成したもので、一例として、こ
の防水布としては、ゴム引きされ、又は各種防水剤等を
塗布して防水加工された布や、ビニル等のそれ自体防水
性を有する材質により形成されたシート状材料を縫製、
溶着、接着等して形成している。
【0017】前記側面布20は、荷かご50の側面外周
を被覆するものであり、荷かごの側面外周を包囲可能な
長さに形成された略帯状の防水布の、長さ方向の一辺に
接する2つの角部を接合部23として逢着、溶着、接着
等して重合して図1に示すように略円筒状に形成したも
のであり、この略筒状に形成された側面布20を、接合
部23を備える部分を荷かご50の背面上方に位置する
ように荷かご50の上方より被せることにより、荷かご
50を被覆し得るよう構成されている。
【0018】すなわち、前記接合部23の下方に形成さ
れたスリット部24に、荷かご50を固着して支持する
支持部材52が挿入され、側面布20により荷かご50
の全周を下方に至るまで被覆することができるよう構成
されている〔図2(A)参照〕。
【0019】また、前記略筒状に形成された側面布20
の上下開口縁21a,22aには、前記側面布20の上
下に形成された開口21,22を閉塞するように収縮す
る収縮手段25,25が備えられており、該側面布20
で荷かご50を被覆した際に該側面布20の上下開口部
21,22が収縮されて、側面布20が荷かご50を抱
持して位置決めされるよう構成されている。
【0020】この収縮手段25は、本実施形態にあって
は、前記側面布の上部開口周縁全周にわたって形成され
た挿通孔26内に挿通されたゴム紐等によって形成され
て成り、このゴム紐を環状に縛ってゴム紐が伸長して上
部開口21が開放し得るよう構成し、また、前記側面布
20の下部開口22に周縁22aにも同様の挿通孔27
を形成し、この挿通孔27内にゴム紐を挿通して下部開
口22を閉塞するよう収縮し得るように構成する。この
下部開口22を閉塞するよう収縮するゴム紐は、伸長状
態において下部開口の円周と略同一の長さに形成し、こ
のゴム紐の両端をスリット部24により離間されている
開口周縁端部22b,22cに逢着等して固着する。
【0021】なお、前記側面布20の上下端に設けられ
る収縮手段25は、前述のゴム紐に代えて、例えば前記
側面布20の上下開口部周縁21a,21bに形成され
た挿通孔26,27内に紐を挿通すると共に、この紐の
両端を前記挿通孔26,27より突出させて、この突出
した紐の両端を引っ張ることにより側面布20の上下開
口21,22を絞って閉塞するよう構成することもで
き、また、挿通孔26,27を形成することなく直接ゴ
ム紐等の収縮手段を前記側面布20の開口縁21a,2
1bに逢着等して形成することもできる等、各種の構成
により形成することができる。
【0022】さらに、前記スリット部24により離間さ
れた開口周縁22aの端部22b,22c付近にはそれ
ぞれ紐28,28を取り付けて、前記ゴム紐等により絞
られた状態の側面布20の下部開口22の周縁22a
を、この紐28,28によりステアリングヘッド54等
に固定して側面布20の位置が固定され自転車の走行に
よる振動や風圧等により荷かごカバー10がずれ、また
は外れることが防止されている〔図1及び図2(B)参
照〕。
【0023】この紐28,28は、前述のように収縮手
段25として前記挿通孔27内に紐を挿通した場合に
は、この紐の両端をスリット部の近傍に挿通孔27に連
通する挿孔を形成して突出させ、これを紐28,28と
することもできるが、本実施形態にあっては前記収縮手
段25としてゴム紐を使用し、このゴム紐とは別個に前
記紐28,28を側面布20の下部開口縁22aに取り
付けている。
【0024】この紐28,28の取り付け位置は、後述
するように前記スリット部24を画定する端縁部29
a,29bが重合して配置されることから、この端縁部
29a,29bを避けて前記側面布20の開口周縁端部
22b,22cよりやや中央寄りに設けている。
【0025】このように、ステアリングヘッド54に荷
かごカバー20の下部開口縁22aを固着する紐28,
28を設けることで、荷かごカバー10の下端位置を固
定することができ走行時の振動や風圧等によって荷かご
カバー10が位置ずれし、又は外れることが防止されて
いる。
【0026】さらに、前記接合部23下方に形成された
スリット部24には、前記スリット部24を形成する端
縁部29a,29bに、これらを重合して止着する例え
ばループ状小突起の植設された雌部材と、鉤状小突起の
植設された雄部材より成る止着部材42を取り付けられ
ており、本実施形態にあってはこの止着部材42を前記
スリット部24に沿って上下方向2箇所の位置に取り付
けている。
【0027】この止着部材42は、例えば前記スリット
部24を形成する端縁部29a,29bいずれを前又は
後ろに配置するかを選択してスリット部24により形成
される開口を閉塞し得るよう、側面布20の端縁部29
a,29bそれぞれの表裏に取り付けることもでき、こ
のように構成することにより、風向き等に応じていずれ
側の端縁部29a,29bを前にして重合するかを選択
することができる。
【0028】例えば、図2(C)において矢印A方向か
らの風が当たる場合には、端縁部29aを上に重ねてス
リット部24を閉じ、また逆に矢印B方向からの風が当
たる場合には、端縁部29bを上に重ねてスリット部2
4を閉じることにより、風によって止着部材42で止着
されている端縁部29a,29b間が剥がれることや、
荷かごカバー10内に風雨が浸入することをより好適に
防止することができる。
【0029】以上のように構成された側面布20の上部
開口21、すなわち荷かご50の上部開口は同様に防水
布により形成された蓋布30により被蓋される。
【0030】この蓋布30は、本実施形態にあっては略
矩形状に形成された蓋布本体31の外周に、前記側面布
20の外周と重合される重合布32a,32b,32c
を備えて成り、前記蓋布本体31は、前記側面布20が
荷かご50を包囲した状態において前記荷かご50の前
面上端縁21bに当接する一辺31dにおいて連続する
形状に形成されている。
【0031】前記蓋布30は前記側面布20と一体的に
裁断して形成することもでき、また、別途に形成された
側面布20と蓋布30とを逢着、溶着、接着等すること
により形成することもできる。
【0032】前記蓋布本体31の外周と連続する重合布
32a,32b,32cは、前記蓋布本体31が側面布
20と連続する一辺31dを除く外周31a,31b,
31cにそれぞれ連続して形成されており、また、重合
布32bは、それぞれ隣接する重合布32a,32bの
隣接する一辺において縫合ないしは接合等されて各重合
布32a,32b,32cが蓋布本体31に対して垂設
し得るよう構成されている。
【0033】以上のように形成された蓋布30により、
側面布20の上部開口21を被蓋すると、側面布20の
外周上縁に前記重合布32a,32b,32cが重合さ
れて、この重合布32a,32b,32cが前記側面布
20上を被覆することにより該部から雨水等が荷かごカ
バー10内に浸入することが防止されている。
【0034】そして、前記側面布20の外周上縁と、前
記重合布32a,32b,32cの重合部分に、例えば
前記側面布20のスリット部24の閉塞に使用したと同
様、ループ状の小突起が植設された雌部材と、鉤状小突
起の植設された雄部材よりなる止着部材44を適宜の間
隔で配置して、走行時の振動や風圧等により前記蓋布3
0が開放することが防止されている。
【0035】なお、本実施形態にあっては、前記重合布
32a,32b,32cと側面布20の外周上端を接合
する止着部材44を荷かご50の高さ方向に長く形成
し、前記蓋布30を前記重合布32a,32b,32c
の幅を限度として上下方向に位置をずらせて止着するこ
とができるようにし、前記荷かごカバー10内に形成さ
れる収納空間の大きさを高さ方向において可変に形成し
ている。
【0036】また、前記重合布32a,32b,32c
の一つであって、側面布のスリット部の形成部分と重合
する重合布32bには、その一辺から蓋布本体31に向
かって幅方向に切れ込み33が形成されている。従っ
て、前記蓋布30により荷かご50の開口部を被蓋した
際にこの重合布32bの切れ込み33内に荷かご50の
支持部材52が挿入されて、該重合部32bが広い面積
において側面布20に重合し得るよう構成されている。
【0037】なお、図1において、46は反射テープで
あり、該反射テープ46を荷かご50の前面を被覆する
部分の側面布20に貼付して、荷かご50を被覆した際
に該反射テープ46が荷かご50の前面に位置するよう
構成されている。
【0038】以上のように形成された本発明の荷かごカ
バー10を自転車のハンドル前方に設けられた荷かご5
0に取り付ける状態を図2(A)〜図2(C)に示す。
【0039】図2(A)に示すように、本発明の荷かご
カバー10は、側面布20のスリット部24に前記ステ
アリングヘッド54より突設された荷かご50の支持部
材52が挿入されるように荷かご50の上方より略筒状
に形成された前記側面布20を被せ、側面布20の上部
開口縁21aが荷かご50の上端周縁に位置するよう配
置する。
【0040】その後、図2(B)に示すように前記スリ
ット24により離間された側面布20の端縁部29a,
29bを、荷かご50の背面において重合し、又は荷か
ご50のサイズ等により側面布20に余裕がある場合に
はステアリングヘッド54上で重合させて側面布20の
遊びを少なくする。そして、止着部材42にて該スリッ
ト24により形成されて成る開口部を閉塞すると、前記
側面布20の上下端に設けられた収縮手段25,25に
より略筒状に形成された前記側面布20の上下開口2
1,22が絞られて側面布20により荷かごが強固に抱
持されると共に、該スリット部24を介して荷かごカバ
ー10内に風雨が浸入することを可及的に防止すること
ができる。従って、荷かごカバー10内に収納された収
納物が雨に濡れたり、又は該スリット部24より荷かご
カバー10内に浸入した風により、荷かごカバー10が
風を孕んで走行中の自転車のハンドルが取られて転倒す
る等の事故を防止することができる。
【0041】その後、前記側面布20の下部開口縁22
aに設けられた紐28,28を前記ステアリングヘッド
54上で結び、荷かごカバー10を自転車に固定する。
【0042】このように側面布20を荷かご50の外周
に固定した状態において、前記側面布20により被覆さ
れた荷かご50の上部開口21を蓋布30により被蓋す
ると、前記蓋布30の外周に設けられた重合布32a,
32b,32cが前記側面布20の外周に重合し、ま
た、前記重合布32a,32b,32cの内面に取り付
けられた例えば雄又は雌の止着部材44が、側面布20
の外周に取り付けられた雄又は雌の止着部材44と接合
し、該部分からの雨水等の浸入が防止されると共に、風
等に煽られて該蓋布30が開放することが防止されてい
る。
【0043】なお、前記蓋布30の一辺30bに形成さ
れた重合布32bには、下端の一辺より蓋布本体31に
向かって切れ込み33が形成されており、前記蓋布30
により上部開口21を被蓋した際に該切れ込み33にス
テアリングヘッド54より突設された荷かご50の支持
部材52が嵌合されて、前記重合布32bが側面布20
の表面に良好に重合する。
【0044】以上のように形成された荷かごカバー10
は、収納時には比較的小さく折り畳んで収納することが
できるため、例えば比較的小型の収納袋56内にこの荷
かごカバー10を収納することができる。
【0045】この収納袋56には、例えば該収納袋56
を荷かご50内の適所に取り付けるための紐58,58
を設け、常時荷かご50内に結び付けておくことで、荷
かごカバー10の収納に好適であると共に、該収納袋5
6に荷かごカバー10を収納して常時荷かご50内に保
管しておくことで、急な雨等に対してもすぐに荷かごカ
バー10を使用することができ好適である。
【0046】
【発明の効果】以上説明した本発明の構成により、本発
明の荷かごカバーは、自転車の荷かごに対する装着が容
易であると共に、荷かごの底部を除く全周を被覆すると
共に荷かごの背面における開口を略完全に閉塞し、荷か
ご内の収納物が濡れることを防止でき、また、前記開口
を介して荷かごカバー内に風が浸入することを防止する
ことで、荷かごカバーが風に孕んでハンドルを取られる
等の弊害を防止することのできる荷かごカバーを提供す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の荷かごカバーの斜視図。
【図2】 本発明の荷かごカバーを装着する過程を示す
図であり、(A)は荷かごに側面布を被覆する状態、
(B)は荷かごカバーの装着を完了した状態を示す。
【図3】 本発明の荷かごカバーの収納袋を示す斜視
図。
【図4】 従来の荷かごカバーを示す図であり、(A)
は装着状態を示す斜視図、(B)は装着状態における断
面図。
【図5】 従来の荷かごカバーを示す図であり、(A)
は背面図、(B)は装着状態を示す斜視図。
【符号の説明】
10 荷かごカバー 20 側面布 21 上部開口 21a 上部開口縁 21b 前面上端縁 22 下部開口 22a 下部開口縁 22b 開口周縁端部 23 接合部 24 スリット部 25 収縮手段(ゴムひも) 26,27 挿通孔 28 紐 29a,29b 端縁部 30 蓋布 31 蓋布本体 31a,31b,31c,31d 蓋布本体の辺 32a,32b,32c 重合布 33 切れ込み 42 止着部材(スリット部の) 44 止着部材(蓋布の) 46 反射テープ 50 荷かご 52 支持部材 54 ステアリングヘッド 56 収納袋 58 紐(収納袋の) 61 荷かご 62 荷かごカバー 63 開口部 64,65,65a ゴム紐 66 支持部材 67 支持杆 68 ステアリングヘッド 70 荷かごカバー 71 主筒部 72 補助筒部 73 境界部分 74 切れ込み 74’ 開口 77 紐
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朱 麗涛 香港 シュン ウァン,ジャーボイス ス トリート 99,クロフォード タワー,1 /エフ シルバー ユニット インベスト メント リミテッド内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車のハンドル前方に設けられた荷か
    ごを被覆するカバーにおいて、 上下を開口する略筒状に形成され、荷かごの側面全周を
    抱持して被覆する側面布と、前記側面布の上部開口を被
    蓋する蓋布を備え、 前記側面布は、下部開口の周縁から上部開口の周縁に向
    かって形成されたスリット部と、前記スリット部を画定
    する側面布の端縁部を前記スリット部を閉じるよう重ね
    合わせた状態において接離自在に止着する止着部材と、
    前記側面布の上部開口縁の全周にわたって設けられ、前
    記上部開口を閉塞する方向へ収縮せしめる収縮手段と、
    前記スリット部を除く側面布の下部開口縁の全周にわた
    って設けられ、前記側面布の下部開口を閉塞する方向へ
    収縮せしめる収縮手段と、前記側面布をその下端位置に
    おいて自転車に固定して位置決めする手段を備え、 前記蓋布は、前記側面布の上部開口を被蓋する大きさに
    形成され前記側面布の上部開口の周縁と一部において連
    続した蓋布本体と、該蓋布本体の外周に連続して形成さ
    れ、前記側面布により被覆された荷かごの上部開口を被
    蓋する際に側面布の外周上縁と重合する重合布を備え、
    前記重合布と側面布の重合部に、前記重合布と側面布を
    接離自在に止着する止着部材を設けると共に、前記重合
    布の前記側面布の前記スリット部と重合する部分に、前
    記重合布の端縁から反対方向へ切れ込みを形成したこと
    を特徴とする自転車の荷かごカバー。
JP10312329A 1998-11-02 1998-11-02 自転車の荷かごカバー Pending JP2000142522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10312329A JP2000142522A (ja) 1998-11-02 1998-11-02 自転車の荷かごカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10312329A JP2000142522A (ja) 1998-11-02 1998-11-02 自転車の荷かごカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000142522A true JP2000142522A (ja) 2000-05-23

Family

ID=18027936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10312329A Pending JP2000142522A (ja) 1998-11-02 1998-11-02 自転車の荷かごカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000142522A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4673441B1 (ja) * 2010-06-29 2011-04-20 絵里 刀根 自転車チャイルドシート用カバー
JP2013121807A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Tomoe Tsuruta 自転車用バスケットカバー

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4673441B1 (ja) * 2010-06-29 2011-04-20 絵里 刀根 自転車チャイルドシート用カバー
JP2012011816A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Eri Tone 自転車チャイルドシート用カバー
JP2013121807A (ja) * 2011-12-12 2013-06-20 Tomoe Tsuruta 自転車用バスケットカバー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3396885A (en) Bicycle wire basket liner and cover
JP2007062437A (ja) ベビーカー用レインカバー装置
JP2000142522A (ja) 自転車の荷かごカバー
US11930903B2 (en) Bag, basket or container
EP0339902A3 (en) Baby carriage
JP3653631B2 (ja) スペアタイヤカバー
JP2006290217A (ja) 二輪車用カバー
JP2701366B2 (ja) スペアタイヤのカバー
US6273158B1 (en) Protective cover for a golf bag
JPH111190A (ja) 自転車用カバー
JP2000001191A (ja) 自転車用カバー
EP0078739B1 (fr) Sac étanche
JPH0713682U (ja) 自転車用カバー
JP2002068358A (ja) 自転車収納ケース
JP3112597U (ja) キャリーバッグ防水カバー
JP2534971Y2 (ja) 釣用バケツ
FI85257C (fi) Boejlig behaollare foer transport och lagring av massagods.
JPS6231343Y2 (ja)
JPH0220153Y2 (ja)
JPH0413253Y2 (ja)
JPH0649233Y2 (ja) シートバックのポケット構造
JPH0740382U (ja) 二輪車のカゴに取り付けるバッグ
KR820002290Y1 (ko) 자동차 커어버
JP3099610U (ja) バッグ
JP2003154980A (ja) バスケットカバー