JP2000139606A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2000139606A
JP2000139606A JP10349258A JP34925898A JP2000139606A JP 2000139606 A JP2000139606 A JP 2000139606A JP 10349258 A JP10349258 A JP 10349258A JP 34925898 A JP34925898 A JP 34925898A JP 2000139606 A JP2000139606 A JP 2000139606A
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Japan
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support member
chair
end side
seating portion
attached
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JP10349258A
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Wakaba Hara
若葉 原
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C3/00Chairs characterised by structural features; Chairs or stools with rotatable or vertically-adjustable seats
    • A47C3/02Rocking chairs
    • A47C3/025Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame
    • A47C3/027Rocking chairs with seat, or seat and back-rest unit elastically or pivotally mounted in a rigid base frame with curved rocking members between seat and base frame

Landscapes

  • Chairs Characterized By Structure (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 極めて簡単な構成、構造、メカニズムからな
っており、使用している人が、座ったままでその座って
いる角度や、椅子によって支えられる姿勢を容易に変え
ることができ、また、日常、椅子として用いるのみなら
ず、入浴する際に体を支える椅子として用いるなど、多
目的に使用できる椅子を提案する。 【解決手段】 下側に向けて円弧状に凸湾していると共
に上側が開放されている支持部材(1)と、支持部材
(1)の一方の上端側(3)と他方の上端側(4)との
間に形成される上側開放部に張設される保持部材(2)
であって、一端側が前記支持部材の一方の上端側(4)
に取り付けられていると共に、他端側が前記支持部材の
他方の上端側(3)に掛け渡されてから取り付け位置を
変更可能にして前記支持部材に取り付けられる保持部材
とで構成される着座部と、当該着座部に組み合わされて
使用される脚部(5)であって、前記着座部を構成する
支持部材の下側に向けて円弧状に凸湾している部分を摺
動自在に支持する上側面を有する脚部とで構成されるこ
とを特徴とする椅子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、椅子に関し、特
に、身体に障害を有する人や高齢者などの使用に適し、
簡単なメカニズムによって座ったままで容易に姿勢を変
えることができ、また、日常、椅子として用いるのみな
らず、入浴する際に体を支える椅子として用いるなど、
多目的に使用できる椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、身体に障害を有する人や高齢者な
どに用いられることを目的として種々の椅子が提案され
ている。これらの椅子において、座っている際の姿勢を
変える場合には、背もたれの角度を変化させるのが一般
的であるが、この背もたれの角度を変化させるためのメ
カニズムは複雑であって、身体に障害を有する人や高齢
者などには操作しにくいという問題点があった。
【0003】また、従来の身体に障害を有する人や高齢
者などの利用に供される椅子は、着席して休んでいる状
態で使用されることを目的とした椅子であって、着席し
て休んでいる状態で使用されるのみならず、入浴する際
に体を支えるなど多目的に使用されることを顧慮した椅
子は少なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記従来
の身体に障害を有する人や高齢者などの利用に供される
椅子に存在していた問題点に鑑み、身体に障害を有する
人や高齢者などの使用に適し、簡単なメカニズムによっ
て座ったままで容易に姿勢を変えることができ、また、
日常、椅子として用いるのみならず、入浴する際に体を
支える椅子として用いるなど、多目的に使用できる椅子
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明は、使用する人が座る着座部を下側に向け
て円弧状に凸湾していると共に上側が開放されている構
造にし、当該着座部がこれを支える脚部の上で前記円弧
状に凸湾している部分を接触させて摺動することによ
り、前記着座部に座っている人を支える角度を容易に調
整できるようにすると共に、前記着座部を構成する支持
部材の一方の上端側と他方の上端側との間に形成される
上側開放部に保持部材を張設し、当該保持部材の一端側
を前記支持部材の上側開放部を画する一方の上端側に取
り付け、他端側を前記支持部材の上側開放部を画する他
方の上端側に掛け渡してから取り付け位置を変更可能に
して前記支持部材に取り付けることによって、前記着座
部を構成する支持部材の一方の上端側と他方の上端側と
の間に形成される上側開放部に張設される保持部材の長
さや張力を調節可能とし、これによって前記着座部に座
っている人を支える角度を容易に調整できると共に前記
着座部に座っている人の姿勢の変更、例えば、より深く
腰掛けるというような姿勢の変更を容易に行えるように
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、この発明が提案する第
一の椅子は、下側に向けて円弧状に凸湾していると共に
上側が開放されている支持部材と、当該支持部材の一方
の上端側と他方の上端側との間に形成される上側開放部
に張設される保持部材であって、一端側が前記支持部材
の上側開放部を画する一方の上端側に取り付けられてい
ると共に、他端側が前記支持部材の上側開放部を画する
他方の上端側に掛け渡されてから取り付け位置を変更可
能にして前記支持部材に取り付けられる保持部材とで構
成されることを特徴とする椅子である。
【0007】前記において、支持部材は、下側に向けて
円弧状に凸湾しているので、この円弧状に凸湾している
部分を当該支持部材を支えている物の上に接触させて摺
動させることにより、前記支持部材に座っている人を支
える角度を、複雑なメカニズムを要することなしに、容
易に調整することができる。
【0008】また、保持部材の他端側は、支持部材の上
側開放部を画する他方の上端側に掛け渡されてから取り
付け位置を変更可能にして支持部材に取り付けられてい
るので、支持部材に保持部材の他端側を取り付ける位置
を変更することにより、前記支持部材の一方の上端側と
他方の上端側との間に形成される上側開放部に張設され
る保持部材の長さや張力を調節することができ、これに
よって前記支持部材に座っている人を支える角度を容易
に調整できると共に前記支持部材に座っている人の姿勢
の変更、例えば、より深く腰掛けるというような姿勢の
変更を容易に行える。
【0009】前記支持部材としては、下側に向けて円弧
状に凸湾していると共に上側が開放されている2本の両
側フレームと当該2本の両側フレームを相互の上端の間
及び所定間隔をおいて相互に接続する複数の横フレーム
とからなるフレーム構造体や、円弧状の板状部材(例え
ば、複数の厚板を組み合わせて構成した円弧状の板状部
材)などによって構成することができる。
【0010】また、保持部材は、ハンモックなどに用い
られる従来公知の網部材や、布部材で構成することがで
きる。
【0011】前記支持部材の上側開放部を画する一方の
上端側に取り付けられる当該保持部材の一端側は、取り
付け、取り外し自在に前記支持部材の一方の上端側に取
り付けてもよいが、固定的に取り付けておいても差し障
りない。
【0012】一方、前記支持部材の上側開放部を形成す
る他方の上端側に取り付けられる当該保持部材の他端側
は、前記支持部材の一方の上端側と他方の上端側との間
に形成される上側開放部に張設される保持部材の長さや
張力を調節可能にするために、前記支持部材に取り付け
位置を変更可能にして取り付けられる必要がある。こ
の、取り付け位置を変更可能にするために、前記保持部
材の他端側にフックなどの掛け止め手段を具備させてお
き、フレーム構造体からなる支持部材の所定間隔で架設
されている複数の横フレーム中、好ましい位置(前記支
持部材の上側開放部を画する他方の上端側から好ましい
距離)にある横フレームに掛止する、あるいは円弧状の
板状部材からなる支持部材に所定間隔で突起部などの掛
合手段を設け、好ましい位置(前記支持部材の上側開放
部を画する他方の上端側から好ましい距離)にある前記
突起部に掛止することなどができる。
【0013】前記のように、この発明が提案する椅子
は、下側に向けて円弧状に凸湾していると共に上側が開
放されている支持部材(例えば、フレーム構造体や板状
部材)と、当該支持部材の一方の上端側と他方の上端側
との間に形成される上側開放部に張設される保持部材
(例えば、網部材や布部材)であって、一端側が前記支
持部材の上側開放部を画する一方の上端側に取り付けら
れていると共に、他端側が前記支持部材の上側開放部を
画する他方の上端側に掛け渡されてから取り付け位置を
変更可能にして前記支持部材に取り付けられる保持部材
という極めて簡単な構成からなっており、日常、人が座
っている時の姿勢を支える椅子としてのみではなく、浴
室、シャワー室などに持ち込んで、入浴などの際に体を
支える椅子としても使用することができる。
【0014】この発明が提案する他の椅子は、前記で説
明したこの発明の第一の椅子を着座部とし、この着座部
と、当該着座部に組み合わされて使用される脚部であっ
て、前記着座部の下側に向けて円弧状に凸湾している部
分を摺動自在に支持する上側面を有する脚部とで構成さ
れることを特徴とする椅子である。
【0015】前記において、着座部の下側に向けて円弧
状に凸湾している部分を摺動自在に支持する上側面とし
ては、上側面の所定位置、即ち、少なくとも前述した第
一の椅子における支持部材の一方の上端側と他方の上端
側とに対応する両端側の上端に回動自在に取り付けられ
ている回転部材、例えば、コロ、キャスターなどの構造
を採用することができる。
【0016】このように、前記で説明したこの発明の第
一の椅子の下側に向けて円弧状に凸湾している部分を摺
動自在に支持する上側面を有する脚部を採用し、前記で
説明したこの発明の第一の椅子と組み合わせてこの発明
の第二の椅子を構成すれば、椅子に座っている人は、座
っている状態のままで、着座部を脚部の上側面に接触さ
せつつ摺動させるだけで、容易に座っている角度を変更
させることができる。これによって、本発明の椅子をロ
ッキングチェアとして使用することもできる。
【0017】なお、前述した本発明の第二の椅子におい
て、前記着座部の下側に向けて円弧状に凸湾している部
分と前記脚部の上側面との間に、前記着座部の一方向へ
の移動を防止する掛止具を備えた構造とすることもでき
る。すなわち、着座部の下側に向けて円弧状に凸湾して
いる部分の最も凸湾している部分、あるいはその近傍に
おいて、横方向に軸棒を突出させると共に、脚部の上面
に、着座部が脚部上側面を摺動する方向の内、一方向に
は開口しているが、他方向には閉鎖されている掛止具を
取り付け、前記着座部の横棒が当該掛止具の開口してい
る方向から摺動してきた際に掛止具の中に収容され、当
該摺動方向へのそれ以上の移動ができないような構造に
することができる。
【0018】このようにすることによって、着座部が必
要以上に摺動し、椅子の角度が座っている人に危険を生
じさせるほど急な角度になることを防止できる。なお、
脚部に取り付ける掛止具を着脱自在にしておけば、必要
な時にのみ、この掛止具を使用することができる。
【0019】
【実施例】以下、添付図面を用いて本発明の好ましい実
施例を説明する。
【0020】図1は、着座部1とこれに組み合わせて使
用される脚部5とで構成されるこの発明の椅子を説明す
るものである。
【0021】着座部1を構成する支持部材は、下側に向
けて円弧状に凸湾している両側フレーム7a、7bと、
両側フレーム7a、7bを相互の上端及び所定間隔をお
いて相互に接続する横フレーム3、8a、8b、8c、
4によって構成されるフレーム構造体である。この着座
部1を構成する支持部材は、一方の上端側3と他方の上
端側4との間に上側開放部が形成されており、当該上側
開放部に保持部材としての網体2が張設されている。網
体2は、その一端側が着座部1を構成する支持部材の一
方の上端側である横フレーム4に取り付けられており、
他端側が着座部1を構成する支持部材の他方の上端側で
ある横フレーム3に掛け渡されてから、横フレーム8a
を越えて、横フレーム8bに取り付けられている。
【0022】脚部5の上側面には、コロ6、6、6、6
が脚部5の両側壁上側の軸10a、10bに回動自在に
取り付けられている(図2(a)、(b))。これによ
って、着座部1を構成する支持部材の両側フレーム7
a、7bは、コロ6、6、6、6にその下側面を接触さ
せて脚部5の上側面を自由に摺動することができ、図
1、図2図示の椅子に座っている人は、その座ったまま
の状態で、着座部1を構成する支持部材を矢示9のよう
に回動させることにより、図1中、仮想線で現した位置
に着座部1を構成する支持部材を回転させ、座っている
角度を変更させることができる。
【0023】図3(a)、(b)、(c)は、着座部1
を構成する支持部材の種々の態様を説明するものであ
る。図3(a)図示の着座部1を構成する支持部材は、
図1で説明したものと基本的に同一であるが、両側フレ
ーム7a、7bの間を相互に接続する横フレーム3、8
a、8b、8c、8d、4のみならず、両側フレーム7
a及び7bそれぞれ一方の上端側と他方の上端側との間
に補強フレーム11c、11bを取り付けている。図3
(b)図示の着座部1を構成する支持部材は、複数の厚
板12を組み合わせて構成したもので、図3(a)図示
の場合と同様に、補強フレームを採用している。図3
(c)図示の着座部1を構成する支持部材は、図3
(b)図示の場合に採用していた補強フレームを用い
ず、代わりに補強厚板13を用いたものである。なお、
図1で説明した着座部1を構成する支持部材において
は、一方の上端側3と他方の上端側4との間に形成され
ている上側開放部に保持部材としての網体2が張設さ
れ、網体2は、その一端側が着座部1を構成する支持部
材の一方の上端側である横フレーム4に取り付けられて
おり、他端側が着座部1を構成する支持部材の他方の上
端側である横フレーム3に掛け渡されてから、横フレー
ム8aを越えて、横フレーム8bに取り付けられてい
た。しかし、図3(a)、(b)、(c)の場合には、
横フレーム3に網体2の一端側が取り付けられ、他端側
が横フレーム4に掛け渡されている。図1、あるいは図
3(a)、(b)、(c)のいずれの構成を採用しても
作用、効果に相違はない。
【0024】また、脚部5を用いずに、図3(a)、
(b)、(c)で説明した着座部1を構成する支持部材
のみによって、椅子を構成することもできる。これらを
直接床の上に置いて使用することもできるし、最も有効
なのは、図6図示のようにバスチェアーとして使用する
ことである。
【0025】図4(a)、(b)は、保持部材が、着座
部1を構成する支持部材の一方の上端側に掛け渡されて
から前記支持部材に取り付け位置を変更可能にして取り
付けられる構造を説明するものである。なお、この図4
(a)、(b)においては、保持部材として布体14が
用いられている。
【0026】布体14の端側には、掛止具15a、15
bが取り付けられている。布体14の掛止具15a、1
5bが取り付けられている一端側を着座部1を構成する
フレーム構造体である支持部材の他方の上端側である横
フレーム4に掛け渡たしてから、フレーム構造体の横フ
レーム8d、または8cに掛止する。図4(a)中、仮
想線で示されているように、横フレーム8cに掛止して
いた布体14を、実線図示のように横フレーム8dに掛
止すれば、支持部材の一方の上端側3と他方の上端側4
との間に形成される上側開放部に張設される保持部材1
4の長さを長くしたり、張力を弱くできるので、このよ
うにして支持部材の一方の上端側3と他方の上端側4と
の間に形成される上側開放部に張設される保持部材14
の長さや張力を任意に調節することができる。
【0027】図4(b)は、着座部1を構成する支持部
材を図3(b)、(c)図示のように、複数の厚板で構
成した場合を説明するものである。支持部材の外壁に掛
止部材16a、16b、16cを所定間隔で設けてお
き、任意の位置における掛止部材16a〜16cに、布
体14の端側に取り付けられている掛止具17を取り付
けるものである。
【0028】図5図示の実施例は、脚部5の図5中、右
端下側にキャスター19を取り付けたものである。脚部
5図5中、左側を持ち上げ、キャスター19を床18に
押し当てて、椅子を自在に移動させることができる。図
5の実施例におけるその他の構成は図1〜図4で説明し
たのと同一であるので、着座部1を構成する支持部材を
脚部5の上側面に接触させつつ摺動させ、矢示9方向へ
回動させれば、仮想線で現した位置へと移動させて、椅
子の角度を変えることができる。また、保持部材として
の網体2の支持部材の一方の上端側3と他方の上端側4
との間に形成される上側開放部に張設される長さや張力
を図4(a)、(b)で説明したようにして調節すれ
ば、仮想線で現したように座っている人の姿勢をより深
く腰掛けている状態に変更することができる。
【0029】図6図示の実施例は、この発明の椅子を、
浴槽20のお湯21の中に装入し、バスチェアーとして
用いる場合を説明するものである。
【0030】図7図示の実施例は、本発明の椅子におい
て、着座部1の下側に向けて円弧状に凸湾している部分
と脚部5の上側面との間に、着座部1の一方向への移動
を防止する掛止具を備えたものである。
【0031】両側フレーム7a、7bの下側に向けて円
弧状に凸湾している部分の最も凸湾している部分同士の
間に掛け渡される横フレーム20を軸として用い、この
軸たる横フレーム20の両端を両側フレーム7a、7b
より外側へそれぞれ突出させる。一方、脚部5の上面に
は、着座部1が脚部上側面を摺動する方向の内、一方向
22においては開口しているが、他方向には閉鎖されて
いる掛止具21を取り付けておく。これによって、着座
部1の軸たる横フレーム20が掛止具21の開口22方
向から摺動してきた際に掛止具21の中に収容され、矢
示23方向へのそれ以上の移動はできない。この結果、
着座部1たる支持体は、図7(a)中、矢示24方向へ
は、任意に移動できるが、矢示23方向(図7(b))
へは、図7で現されている状態までしか移動できなくな
るので、着座部1たる支持体の傾く角度を規制し、使用
する人の安全性を高めることができる。
【0032】なお、図7(b)と反対方向に開口を有す
る他の掛止具をも採用し、これを、図7(a)中、掛止
具21が取り付けられているよりも右側における脚部5
の上側面にとり着けておけば、着座部1たる支持体の矢
示23方向のみならず、矢示24方向への移動も規制す
ることができ、これによって定められて範囲内でのみ角
度を変えることができるようにすることもできる。
【0033】
【発明の効果】この発明が提案する椅子は、極めて簡単
な構成、構造、メカニズムからなっており、使用してい
る人が、座ったままでその座っている角度や、椅子によ
って支えられる姿勢を容易に変えることができ、また、
日常、椅子として用いるのみならず、入浴する際に体を
支える椅子として用いるなど、多目的に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の好ましい実施例を現す斜視図。
【図2】 この発明の椅子に用いられる脚部を説明する
図であって、(a)は正面図、(b)は平面図。
【図3】 この発明の他の実施例を現す図であって、
(a)は、フレーム構造体で支持部材を構成した実施例
の斜視図、(b)は板状部材で支持部材を構成した実施
例の斜視図、(c)は板状部材で支持部材を構成し側板
をも取り付けた実施例の斜視図。
【図4】 この発明の椅子における保持部材の支持部材
への取り付けを説明する図であって、(a)はフレーム
構造体で支持部材が構成されている場合における側面
図、(b)は板状部材で支持部材が構成されている場合
における一部を省略した正面図。
【図5】 この発明の椅子の使用状態を説明する正面
図。
【図6】 この発明の椅子の他の使用状態を説明する正
面図。
【図7】 この発明の更に他の実施例を現す図であっ
て、(a)は正面図、(b)は(a)の一部を拡大した
正面図。
【符号の説明】
1 着座部(支持部材) 7a、7b 両側フレーム 3、4 横フレーム 8a、8b、8c、8d 横フレーム 5 脚部 6 コロ 2 網体(保持部材) 14 布体(保持部材) 20 軸(横フレーム) 21 掛止具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側に向けて円弧状に凸湾していると共
    に上側が開放されている支持部材と、当該支持部材の一
    方の上端側と他方の上端側との間に形成される上側開放
    部に張設される保持部材であって、一端側が前記支持部
    材の上側開放部を画する一方の上端側に取り付けられて
    いると共に、他端側が前記支持部材の上側開放部を画す
    る他方の上端側に掛け渡されてから取り付け位置を変更
    可能にして前記支持部材に取り付けられる保持部材とで
    構成されることを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】 下側に向けて円弧状に凸湾していると共
    に上側が開放されている支持部材と、当該支持部材の一
    方の上端側と他方の上端側との間に形成される上側開放
    部に張設される保持部材であって、一端側が前記支持部
    材の上側開放部を画する一方の上端側に取り付けられて
    いると共に、他端側が前記支持部材の上側開放部を画す
    る他方の上端側に掛け渡されてから取り付け位置を変更
    可能にして前記支持部材に取り付けられる保持部材とで
    構成される着座部と、当該着座部に組み合わされて使用
    される脚部であって、前記着座部を構成する支持部材の
    下側に向けて円弧状に凸湾している部分を摺動自在に支
    持する上側面を有する脚部とで構成されることを特徴と
    する椅子。
  3. 【請求項3】 着座部を構成する支持部材の下側に向け
    て円弧状に凸湾している部分と前記脚部の上側面との間
    に、着座部の一方向への移動を防止する掛止具が備えら
    れていることを特徴とする請求項2記載の椅子。
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Cited By (3)

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