JPH0731758Y2 - 折畳み式シャワーチェア - Google Patents
折畳み式シャワーチェアInfo
- Publication number
- JPH0731758Y2 JPH0731758Y2 JP2681289U JP2681289U JPH0731758Y2 JP H0731758 Y2 JPH0731758 Y2 JP H0731758Y2 JP 2681289 U JP2681289 U JP 2681289U JP 2681289 U JP2681289 U JP 2681289U JP H0731758 Y2 JPH0731758 Y2 JP H0731758Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- shower chair
- seat
- shower
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Special Chairs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は座った状態でシャワーをあびるためのシャワー
チェアに関する。
チェアに関する。
（従来の技術） 身障者や老人が楽にシャワーを使用できるようにするた
め、或いは長時間シャワーを使用しても疲れないように
するため従来からシャワーチェアが知られている。
め、或いは長時間シャワーを使用しても疲れないように
するため従来からシャワーチェアが知られている。
シャワーチェアは通常の姿勢での使用時に邪魔にならな
いようにするため、使用しない場合はシャワー室の壁面
と平行となるように固定し、使用するときには前方に倒
すようにしている。
いようにするため、使用しない場合はシャワー室の壁面
と平行となるように固定し、使用するときには前方に倒
すようにしている。
（考案が解決しようとする課題） 従来のシャワーチェアは座面の基端部を壁面に回動自在
に取付けているだけであるので、使用時にチェアを前方
へ倒しても、直接壁にチェアが取付けられているので深
く腰かけることができず、また洗い場の中央まで座面を
伸ばすことができず、座った状態で十分にシャワーをあ
びることができないことがある。
に取付けているだけであるので、使用時にチェアを前方
へ倒しても、直接壁にチェアが取付けられているので深
く腰かけることができず、また洗い場の中央まで座面を
伸ばすことができず、座った状態で十分にシャワーをあ
びることができないことがある。
更にシャワーチェアを壁面のみで支持する場合には、取
付け部が壊れやすい。
付け部が壊れやすい。
（課題を解決するための手段） 上記課題を解決すべく本考案は、ユニットバス等の衛生
設備室において、水平方向に回動可能となるようにアー
ムの基端部を衛生設備室の壁面に支持し、このアームに
シートを上下方向に回動可能に支持した。
設備室において、水平方向に回動可能となるようにアー
ムの基端部を衛生設備室の壁面に支持し、このアームに
シートを上下方向に回動可能に支持した。
（作用） シャワーチェアを使用する場合には、アームを水平方向
に約90°回動せしめ、自動的又は手動によってシートを
拡げ、使用後はシートを畳むとともにアームを壁方向に
回動させて壁面に押付けて固定する。
に約90°回動せしめ、自動的又は手動によってシートを
拡げ、使用後はシートを畳むとともにアームを壁方向に
回動させて壁面に押付けて固定する。
（実施例） 以下に本考案の実施例を添付図面に基いて説明する。
第１図は本考案に係るシャワーチェアを適用したユニッ
トバスの平面図、第２図はシャワーチェアの使用状態を
示す斜視図、第３図は折畳み状態を示す斜視図、第４図
は第１図のＡ−Ａ線拡大断面図、第５図は第１図のＢ−
Ｂ線拡大断面図、第６図は第２図のＣ方向拡大矢視図で
ある。
トバスの平面図、第２図はシャワーチェアの使用状態を
示す斜視図、第３図は折畳み状態を示す斜視図、第４図
は第１図のＡ−Ａ線拡大断面図、第５図は第１図のＢ−
Ｂ線拡大断面図、第６図は第２図のＣ方向拡大矢視図で
ある。
ユニットバスは浴槽１と洗い場２に分けられ、洗い場２
内へはドア３を介して出入りするようにし、ドア３と対
向する壁面４には蛇口５を設け、この蛇口５からはシャ
ワーホース６が伸び、蛇口５上方の壁面４にはシャワー
把持部７を引っ掛けるフック８を固定している。
内へはドア３を介して出入りするようにし、ドア３と対
向する壁面４には蛇口５を設け、この蛇口５からはシャ
ワーホース６が伸び、蛇口５上方の壁面４にはシャワー
把持部７を引っ掛けるフック８を固定している。
一方、壁面４と直交する壁面９には門型をなすアーム10
の一端10aを金具11によって回動自在に保持している。
ここでアームの一端10aには第４図に示すように径方向
孔12を穿設し、この孔12内にスプリング13によって付勢
されるピン14を収納し、更に金具11の保持部内側には係
止凹部15,15を形成し、第３図に示すように非使用時に
アーム10を壁面９に押し付けた位置及び90°回動させた
位置で係止凹部15にピン14が嵌込み、アーム10が何らの
力も加えないのに洗い場２の中央に向って回動したり、
閉じ方向に回動しないようにしている。
の一端10aを金具11によって回動自在に保持している。
ここでアームの一端10aには第４図に示すように径方向
孔12を穿設し、この孔12内にスプリング13によって付勢
されるピン14を収納し、更に金具11の保持部内側には係
止凹部15,15を形成し、第３図に示すように非使用時に
アーム10を壁面９に押し付けた位置及び90°回動させた
位置で係止凹部15にピン14が嵌込み、アーム10が何らの
力も加えないのに洗い場２の中央に向って回動したり、
閉じ方向に回動しないようにしている。
またアーム10の他端（先端）は下方に延出されて脚部10
bとなっており、アーム10の水平中間部10cにはシートフ
レーム16の基端部が上下方向に回動自在に取付けられて
いる。そして、シートフレーム16間には布等からなるバ
ンド17が巻かれてシートが形成され、このシートの下方
に前述の脚部10bが延出された構成になっている。ここ
でシートフレーム16も第５図に示すように、中間部10c
に径方向孔18を穿設し、この孔18内にスプリング19によ
って付勢されるピン20を収納し、更にシートフレーム16
にはシートフレーム16が起立した状態で前記ピン20と係
合する凹部21を設けている。
bとなっており、アーム10の水平中間部10cにはシートフ
レーム16の基端部が上下方向に回動自在に取付けられて
いる。そして、シートフレーム16間には布等からなるバ
ンド17が巻かれてシートが形成され、このシートの下方
に前述の脚部10bが延出された構成になっている。ここ
でシートフレーム16も第５図に示すように、中間部10c
に径方向孔18を穿設し、この孔18内にスプリング19によ
って付勢されるピン20を収納し、更にシートフレーム16
にはシートフレーム16が起立した状態で前記ピン20と係
合する凹部21を設けている。
またシートフレーム16の先端部にはブラケット22を設
け、このブラケット22にピン23を介して脚部24の基端部
を回動自在に支持している。そして、脚部24については
第６図に示すように下方へ引出した使用状態にあって
は、人が座ってもフレーム16が下方に回動することがな
いように脚部24についてはブラケット22の形状から開状
態で下方が前方に出るようにしている。ここで脚部10b
及び24の下端には弾性体25を取付け使用時にすべった
り、床面を傷付けないようにしている。更にアーム10に
ついては人が腰掛けていない場合はスプリング等によっ
てその下端を床面から浮かせるようにすれば、出したり
収納したりするときにスムーズに行える。
け、このブラケット22にピン23を介して脚部24の基端部
を回動自在に支持している。そして、脚部24については
第６図に示すように下方へ引出した使用状態にあって
は、人が座ってもフレーム16が下方に回動することがな
いように脚部24についてはブラケット22の形状から開状
態で下方が前方に出るようにしている。ここで脚部10b
及び24の下端には弾性体25を取付け使用時にすべった
り、床面を傷付けないようにしている。更にアーム10に
ついては人が腰掛けていない場合はスプリング等によっ
てその下端を床面から浮かせるようにすれば、出したり
収納したりするときにスムーズに行える。
第７図乃至第９図は別実施例を示す図であり、このうち
第７図はユニットバスの平面図、第８図はシャワーチェ
ア使用時の斜視図、第５図は折畳んだ状態を示す斜視図
であり、前記実施例と同一の部材については同一の番号
を付している。
第７図はユニットバスの平面図、第８図はシャワーチェ
ア使用時の斜視図、第５図は折畳んだ状態を示す斜視図
であり、前記実施例と同一の部材については同一の番号
を付している。
この実施例にあってはシャワー把持部７の取付けフック
８を設けた壁面４に対し直交する壁面９に、２本のアー
ム10,10の基端部10b,10bを横方向にずらせて回動可能に
取付け、各アーム10,10の先端部は下方に伸びる脚部10
b,10bとし、更に各アーム10,10の水平部10c,10c間には
ヒンジによって折畳み自在なシート板26,26を固着して
いる。尚シート板26の変りにネットを張ってもよい。
８を設けた壁面４に対し直交する壁面９に、２本のアー
ム10,10の基端部10b,10bを横方向にずらせて回動可能に
取付け、各アーム10,10の先端部は下方に伸びる脚部10
b,10bとし、更に各アーム10,10の水平部10c,10c間には
ヒンジによって折畳み自在なシート板26,26を固着して
いる。尚シート板26の変りにネットを張ってもよい。
以上において、いずれの実施例の場合もアーム10を壁面
９に平行に押付けられている状態から約90°回転させる
と、シート16,26がシャワー把持部７に対応する中央部
まで引き出され、特に第２実施例にあってはアーム10,1
0の回動につれ自動的にシートが開くようにしている。
９に平行に押付けられている状態から約90°回転させる
と、シート16,26がシャワー把持部７に対応する中央部
まで引き出され、特に第２実施例にあってはアーム10,1
0の回動につれ自動的にシートが開くようにしている。
（考案の効果） 以上に説明した如く本考案によれば、アームを水平回動
可能とし、このアームの先端にシャワーチェアを設けた
ため、洗い場の略中央に腰掛けた状態でシャワーを使用
することができ便利である。
可能とし、このアームの先端にシャワーチェアを設けた
ため、洗い場の略中央に腰掛けた状態でシャワーを使用
することができ便利である。
第１図は本考案に係るシャワーチェアを適用したユニッ
トバスの平面図、第２図はシャワーチェアの使用状態を
示す斜視図、第３図は別実施例に係る使用状態を示す斜
視図、第４図は折畳み状態を示す斜視図、第５図は第１
図のＡ−Ａ線断面図、第６図は第１図のＢ−Ｂ線断面
図、第７図は別実施例を示す平面図、第８図及び第９図
は別実施例の作用を示す斜視図である。 尚、図面中２は洗い場、７はシャワー把持部、８はフッ
ク、10はアーム、10aは金具への取付け部、10b,24は脚
部である。
トバスの平面図、第２図はシャワーチェアの使用状態を
示す斜視図、第３図は別実施例に係る使用状態を示す斜
視図、第４図は折畳み状態を示す斜視図、第５図は第１
図のＡ−Ａ線断面図、第６図は第１図のＢ−Ｂ線断面
図、第７図は別実施例を示す平面図、第８図及び第９図
は別実施例の作用を示す斜視図である。 尚、図面中２は洗い場、７はシャワー把持部、８はフッ
ク、10はアーム、10aは金具への取付け部、10b,24は脚
部である。
Claims (4)
- 【請求項１】ユニットバス等の衛生設備室において、 水平方向に回動可能となるようにアームの基端部を衛生
設備室の壁面に支持し、このアームにシートを上下方向
に回動可能に支持したことを特徴とする折畳み式シャワ
ーチェア。 - 【請求項２】前記アームの先端部から下方に向けて脚部
を延出させたことを特徴とする請求項１に記載の折畳み
式シャワーチェア。 - 【請求項３】前記シート部から下方に向けて脚部を延出
させたことを特徴とする請求項１、又は２に記載の折畳
み式シャワーチェア。 - 【請求項４】ユニットバス等の衛生設備室において、 ２本のアームの基端部を水平方向に回動可能となるよう
に且つ横方向にずらせて衛生設備室の壁面に支持し、こ
れらアームの先端部からは下方に向けて脚部を延出し、
更に各アーム間には拡張自在なシートを架設したことを
特徴とする折畳み式シャワーチェア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2681289U JPH0731758Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 折畳み式シャワーチェア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2681289U JPH0731758Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 折畳み式シャワーチェア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02119091U JPH02119091U (ja) | 1990-09-25 |
| JPH0731758Y2 true JPH0731758Y2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=31248775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2681289U Expired - Fee Related JPH0731758Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 折畳み式シャワーチェア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0731758Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010088622A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Sorairo Giken:Kk | トイレないし浴室の旋回移動台 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4804789B2 (ja) * | 2005-05-02 | 2011-11-02 | 積水樹脂株式会社 | 椅子付き手摺 |
| JP2009165853A (ja) * | 2009-04-27 | 2009-07-30 | Shimadzu Corp | Ｘ線透視撮影装置 |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP2681289U patent/JPH0731758Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010088622A (ja) * | 2008-10-07 | 2010-04-22 | Sorairo Giken:Kk | トイレないし浴室の旋回移動台 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02119091U (ja) | 1990-09-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |