JP2000139027A - 節電解除装置 - Google Patents

節電解除装置

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JP2000139027A
JP2000139027A JP10310037A JP31003798A JP2000139027A JP 2000139027 A JP2000139027 A JP 2000139027A JP 10310037 A JP10310037 A JP 10310037A JP 31003798 A JP31003798 A JP 31003798A JP 2000139027 A JP2000139027 A JP 2000139027A
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JP
Japan
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power consumption
power
power saving
state
consumption state
Prior art date
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Pending
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JP10310037A
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English (en)
Inventor
Kazunari Shimobaba
一成 下馬場
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の電力制御では、節電状態から通常状態
へ移行する際に各回路に一斉に電力を供給するため、回
路によっては通常状態になってから全回路が通常状態に
なるまでに待ち時間が発生して無駄な電力消費があっ
た。 【解決手段】 節電状態解除時に、各回路を節電状態か
ら複数の中間電力消費状態を経て段階的に通常状態に移
行させることで、無駄な電力消費の低減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置にお
いて節電状態または電源断状態から通常状態に移行する
場合に、節電効果を落とすことなく操作性と電源負荷の
改善を図る電力制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6および図7は、従来の電力制御にお
いて、通常状態から節電状態および節電状態から通常状
態への移行時の電力消費状態を示した図である。
【0003】図6は装置全体を一斉に節電状態する場合
を、図7は装置の各部分で時差を設けて節電状態にする
場合を示している。
【0004】また、図6および図7のいずれの場合に
も、節電状態から通常状態へ移行する場合には通常状態
に素早く回復させるために各回路へ一斉に電力を供給し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電力制御では節電状態から通常状態へ移行する際に消費
電力が急激に変化して一時的に大電流が流れることがあ
り、そのために、電圧低下を生じないような容量を持っ
た電源を用意する必要があった。
【0006】また、一時的に大きな電流変化があれば電
磁ノイズも大きくなり不要輻射が発生するために、電源
容量を大きくしたりシールド強化をする必要があり、電
源自体が大きくなるといった問題があった。
【0007】また、図8は回路61、回路62、回路6
3の3つの回路からなる装置において各回路が節電状態
から通常状態に移行するまでの消費電力の変化を示して
おり、この図からも分かるように、各回路の節電状態か
ら通常状態への移行時間は一般には異なる。このよう
に、各回路が通常状態になってから全回路が通常状態に
なるまでの待ち時間は各回路で異なり、回路61はt6
1、回路62は0、回路63はt63となって回路61
と回路63は無駄な電力を消費する問題があった。
【0008】また、電池駆動の場合には電池寿命が短く
なったり、さらに、電池残量が少ないと電池電圧が一気
に下がることでシステムダウンが発生する問題があっ
た。
【0009】本発明は、各回路を節電状態や電源断状態
から段階的に通常状態に移行させることで、更なる省電
力化や電源の小型化、動作の安定化を図ることを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の電力制
御を示す図である。
【0011】本発明では、例えば、節電状態から通常状
態に移行する際に複数段階(図1では、w1、w2の2
段階)の中間電力消費状態と、各電力消費状態間の復帰
移行時間間隔(図1では、t0、t1、t2)が設けら
れる。
【0012】また、各回路の複数段階の各電力消費状態
と復帰移行時間間隔の決定方式としては以下の3つの方
式がある。
【0013】(1)節電優先方式 本方式は、各回路の復帰移行時間間隔の総和を各回路の
節電状態から通常状態へ復帰するのに必要な時間に一致
させることで、装置全体の通常状態へ復帰すると同時に
各回路が通常状態への復帰するように各回路の節電状態
解除の開始時点を決定する方式である。
【0014】以下に、図2を用いて節電優先方式を説明
する。図2において、回路21、回路22、回路23の
節電状態(消費電力がw3)から通常状態(消費電力が
w0)へ復帰するのに必要な時間がそれぞれ(t0+t
1+t2)、(t1+t2)、t2であるとすると、各
回路の節電状態解除の開始時点は節電優先方式による
と、装置全体の節電状態解除要求発生時点を基準(0)
として回路21は0、回路22はt0、回路23は(t
0+t1)と決定される。各回路の節電解除開始時点を
このように決定することで、装置全体が通常状態へ復帰
すると同時に各回路が通常状態に復帰する。したがっ
て、各回路が他の回路の通常状態への復帰を待つことに
よる無駄な電力消費を防ぐことができる。
【0015】(2)消費電力変化均一優先方式 本方式は、全ての回路に対して、各電力消費状態間の消
費電力差と各電力消費状態間の復帰移行時間間隔が共に
均等になるようにする方式である。
【0016】(3)使用頻度優先方式 本方式は、使用頻度が高い回路ほど通常状態復帰時に使
用される可能性が高いので、使用頻度の高い回路から、
順次、通常状態に復帰させる方式である。
【0017】節電頻度や電源供給能力を監視する手段を
設けることで、以上3つの方式から状況に応じて1つの
方式を選択することができる。
【0018】装置の節電を優先する指定がある場合には
(1)の節電優先方式や(3)の使用頻度優先方式を選
択し、電池駆動などの電源供給能力が弱い場合には
(2)の消費電力変化均一化方式を選択する。これらの
選択は、自動的であってもユーザーによる指示によって
もよい。また、回路特性やユーザーの指定によって両方
式を併用してもよい。節電状態から通常状態への復帰時
間が大多数の回路で近い場合には、節電優先方式では電
源負荷の点で不利になるため、そのような回路群に対し
ては(2)の消費電力変化均一優先方式を選択すればよ
い。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、図3と図4、図5を用い
て本発明の一実施例を説明する。
【0020】図3は本実施例のシステム構成図であり、
図4、図5は本実施例の電力制御処理のフローチャート
である。
【0021】本実施例では、回路302〜305は1つ
の節電状態しか有しないとするが複数の節電状態を有し
ても同様の電力制御ができる。
【0022】まず、図4を使って通常状態から節電状態
に移行する流れを説明する。コマンド入力待ちの状態と
なっている通常状態401において、コマンド待ちが一
定時間以上継続するかユーザーの省電力状態への移行要
求によって、402で節電開始要求が出され省電力状態
への移行が開始される。
【0023】403で段階的な節電状態に移行するため
に節電移行タイマーが起動される。この際に、回路30
2〜305が節電状態への移行中あるいは移行完了の場
合もあるので、各回路の節電状態を判断して節電する回
路の順番や節電移行タイマーの起動間隔を決定する。
【0024】404でタイマー起動後に節電状態への移
行要求が取り消されていないか判定し、取り消されてい
れば節電解除処理(B)に移る。取り消されていなけれ
ば405で節電移行タイマーを更新し、406でタイム
アウトか判断してタイムアウトでなければ404に移
る。タイムアウトであれば、403で設定された情報に
基づいて407でタイムアウトが発生した回路を節電状
態に移行させる。
【0025】408で節電対象の回路が残っているかを
判定し、残っていれば404に戻る。残っていなけれ
ば、409で装置全体を統括するCPU(中央演算処理
装置)自体を節電状態に移行して節電処理を終了する。
【0026】節電処理終了後、410で節電状態の解除
要求の有無を判定し、解除要求があった場合には節電解
除処理(B)に移る。
【0027】次に、図5を使って節電状態から通常状態
に移行する流れを説明する。ここで、節電解除処理を開
始するにあたって、節電解除制御装置308に設定され
ている各回路の消費電力と解除反応時間のデータに基づ
き節電解除方式を選択する。なお、これらのデータはあ
らかじめ設定しておかなくとも、電源の供給能力と各回
路の状態を監視して設定することも可能である。
【0028】本実施例では、(2)消費電力変化均一優
先方式が選択された場合について示す。
【0029】411で選択した節電解除方式に基づいて
節電解除の順序と解除間隔を決定して節電解除タイマー
の設定を行う。412でユーザーあるいは電源監視部3
06から節電状態解除の取り消し要求が出ていないか判
断し、取り消し要求が出ていれば、節電移行処理(A)
に移る。取り消し要求が出ていなければ、413で節電
解除タイマを更新する。414でタイムアウトが発生し
ていないかを判定し、発生していれば、415で対応す
る回路の節電状態を解除する。またタイムアウトが発生
していなければ412に移る。
【0030】416で節電状態が解除されていない回路
があるか判定し、あれば412に移る。全ての回路の節
電状態が解除されていれば、417で節電解除処理が終
了する。
【0031】本実施例では、節電状態の解除要求に対し
て全ての回路を通常状態に戻しているが、その必要がな
いと判定された回路については無視して節電状態のまま
にしておくこともできる。
【0032】また、回路によっては節電状態が電源断状
態になるものもある。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
節電状態から通常状態への移行における各回路の無駄な
電力消費を抑えることができる。
【0034】また、節電解除時に発生する一時的な大電
流による電磁ノイズの低減と電源供給能力低下によるシ
ステムダウンを防ぐことができる。
【0035】さらに、電源の小型化も図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電力制御を示す図
【図2】本発明の一実施例における節電優先方式の説明
【図3】本発明の一実施例のシステム構成図
【図4】本発明の一実施例における通常状態から節電状
態への移行処理のフローチャート
【図5】本発明の一実施例における節電状態から通常状
態への移行処理のフローチャート
【図6】従来例における通常状態から節電状態および節
電状態から通常状態へ移行時の電力消費状態を示した図
【図7】他の従来例における通常状態から節電状態およ
び節電状態から通常状態へ移行時の電力消費状態を示し
た図
【図8】従来の複数回路からなる装置における各回路の
節電状態から通常状態に移行するまでの消費電力の時間
的変化を示す図
【符号の説明】
301 CPU 302 節電対象になる回路A 303 節電対象になる回路B 304 節電対象になる回路C 305 節電対象になる回路D 306 電源監視部 307 節電移行/節電解除タイマー 308 節電制御回路 309 電力供給制御部 310 電源

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路単位で低電力消費状態から高電力消費
    状態へ複数の中間電力消費状態を順次経由してまたは経
    由しないで電力制御を行う電力制御手段と、各回路に対
    する前記低電力消費状態の解除時点を決定して前記電力
    制御手段に設定する低電力消費状態解除時点設定手段
    と、引き続く電力消費状態間の遷移時間間隔を決定して
    前記電力制御手段に設定する遷移時間間隔設定手段を有
    する節電解除装置。
  2. 【請求項2】全回路が同時に高電力消費状態になるよう
    に、低電力消費状態解除時点設定手段が低電力消費状態
    の解除時点を、遷移時間間隔設定手段が引き続く電力消
    費状態間の遷移時間間隔を決定する請求項1記載の節電
    解除装置。
  3. 【請求項3】使用頻度が高い回路順に高電力消費状態に
    なるように、低電力消費状態解除時点設定手段が低電力
    消費状態の解除時点を、遷移時間間隔設定手段が引き続
    く電力消費状態間の遷移時間間隔を決定する請求項1記
    載の節電解除装置。
  4. 【請求項4】低電力消費状態から高電力消費状態への遷
    移における装置全体の消費電力変化がほぼ均一になるよ
    うに、低電力消費状態解除時点設定手段が低電力消費状
    態の解除時点を、遷移時間間隔設定手段が引き続く電力
    消費状態間の遷移時間間隔を決定する請求項1記載の節
    電解除装置。
  5. 【請求項5】回路単位で低電力消費状態から高電力消費
    状態へ複数の中間電力消費状態を順次経由してまたは経
    由しないで電力制御を行う電力制御手順と、各回路に対
    する前記低電力消費状態の解除時点を決定する低電力消
    費状態解除時点決定手順と、引き続く電力消費状態間の
    遷移時間間隔を決定する遷移時間間隔決定手順からなる
    節電解除方法。
  6. 【請求項6】全回路が同時に高電力消費状態になるよう
    に、低電力消費状態解除時点決定手順が低電力消費状態
    の解除時点を、遷移時間間隔決定手順が引き続く電力消
    費状態間の遷移時間間隔を決定する請求項5記載の節電
    解除方法。
  7. 【請求項7】使用頻度が高い回路順に高電力消費状態に
    なるように、低電力消費状態解除時点決定手順が低電力
    消費状態の解除時点を、遷移時間間隔決定手順が引き続
    く電力消費状態間の遷移時間間隔を決定する請求項5記
    載の節電解除方法。
  8. 【請求項8】低電力消費状態から高電力消費状態への遷
    移における装置全体の消費電力変化がほぼ均一になるよ
    うに、低電力消費状態解除時点決定手順が低電力消費状
    態の解除時点を、遷移時間間隔決定手順が引き続く電力
    消費状態間の遷移時間間隔を決定する請求項5記載の節
    電解除方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186089A (ja) * 2007-01-26 2008-08-14 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置
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