JP2000136006A - パレット受渡し構造 - Google Patents
パレット受渡し構造Info
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- JP2000136006A JP2000136006A JP10326124A JP32612498A JP2000136006A JP 2000136006 A JP2000136006 A JP 2000136006A JP 10326124 A JP10326124 A JP 10326124A JP 32612498 A JP32612498 A JP 32612498A JP 2000136006 A JP2000136006 A JP 2000136006A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定の位置へのパレットの移動が容易・正確
且つ迅速に行え、又パレットの前後方向への移動が容易
に行え、パレットを走行させる車輪列の別列への乗り換
えも容易にできるというパレット受渡し構造を提供す
る。 【解決手段】 パレット１のパレット荷受面１ａの下面
に断面Ｖ字状の支持脚部材１ｂを左右一対設け、又パレ
ット受け２の上部にＶ字状のパレット受部材２ａを左右
一対設け、同パレット受部材２ａの傾斜した内面にＩＳ
型自在ボールベア２ｃを８個対向位置に設け、又パレッ
ト受部材２ａの下部に溝形状がＶ字状と巾広の第１と第
２の車輪受溝２ｆ，２ｇを設ける。
且つ迅速に行え、又パレットの前後方向への移動が容易
に行え、パレットを走行させる車輪列の別列への乗り換
えも容易にできるというパレット受渡し構造を提供す
る。 【解決手段】 パレット１のパレット荷受面１ａの下面
に断面Ｖ字状の支持脚部材１ｂを左右一対設け、又パレ
ット受け２の上部にＶ字状のパレット受部材２ａを左右
一対設け、同パレット受部材２ａの傾斜した内面にＩＳ
型自在ボールベア２ｃを８個対向位置に設け、又パレッ
ト受部材２ａの下部に溝形状がＶ字状と巾広の第１と第
２の車輪受溝２ｆ，２ｇを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、大重量又はある程
度重量のある物品を移動・搬送・運送させる際に用いる
パレットと、そのパレット受けの構造に関する。特にリ
フト車から工場・倉庫内のパレット移動装置へパレット
を授受するときに有用な技術である。
度重量のある物品を移動・搬送・運送させる際に用いる
パレットと、そのパレット受けの構造に関する。特にリ
フト車から工場・倉庫内のパレット移動装置へパレット
を授受するときに有用な技術である。
【０００２】
【従来の技術】従来、パレットはフォークを挿入する空
間を設けた荷受台枠であり、木材・プラスチック・金属
を用いて充分な強度を有し、フォークを差し込んで上方
へ持ち上げられ、所定の位置まで移動した後、受け渡し
位置の場所にそのまま置くものである。受け渡されたパ
レットは、正確な位置に置くことが要求されることが多
い。例えばパレットを運ぶコンベア上の特定の位置に精
度よくパレットを載置しなければ、パレット荷が不安定
となり、荷崩れを生じて事故を発生させる場合が発生す
る。従来、正確な位置にフォーク、又はこれを装置した
車・装置を操作して細かく移動させてパレットを所定の
位置に動かしていた。そのためパレット受渡し作業が手
間・時間がかかるものとなっていた。
間を設けた荷受台枠であり、木材・プラスチック・金属
を用いて充分な強度を有し、フォークを差し込んで上方
へ持ち上げられ、所定の位置まで移動した後、受け渡し
位置の場所にそのまま置くものである。受け渡されたパ
レットは、正確な位置に置くことが要求されることが多
い。例えばパレットを運ぶコンベア上の特定の位置に精
度よくパレットを載置しなければ、パレット荷が不安定
となり、荷崩れを生じて事故を発生させる場合が発生す
る。従来、正確な位置にフォーク、又はこれを装置した
車・装置を操作して細かく移動させてパレットを所定の
位置に動かしていた。そのためパレット受渡し作業が手
間・時間がかかるものとなっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、所定の位
置へのパレットの移動が容易・正確且つ迅速に行え、又
パレットの前後方向への移動が容易に行え、パレットを
走行させる車輪（ローラ）列の別列へ乗り換えても容易
にできるというパレット受渡し構造を提供することにあ
る。
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、所定の位
置へのパレットの移動が容易・正確且つ迅速に行え、又
パレットの前後方向への移動が容易に行え、パレットを
走行させる車輪（ローラ）列の別列へ乗り換えても容易
にできるというパレット受渡し構造を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 １） 荷役用パレットの下部左右それぞれに断面外形状
がＶ字状の支持脚部材を設け、パレット受け側の機器又
は建造物に断面内形状がＶ字状のパレット受部材を設
け、しかも同パレット受部材の内面に所定高さに突出さ
せた自在ボールベアを複数個設け、パレットの支持脚部
材をパレット受部材の自在ボールベアで受け止めて芯出
しとし溝方向への移動が行えるようにしたことを特徴と
するパレット受渡し構造 ２） パレット受部材を上部に設けたパレット受けの下
部の左右それぞれにパレット受部材に平行な第１と第２
の車輪受溝を設け、しかも第１の車輪受溝の車輪当接面
を巾広くして車輪の左右の遊びを大きくし、第２の車輪
受溝の溝内面は中央に向けて傾斜して中央の平坦な車輪
当接面を狭くした前記１）記載のパレット受渡し構造に
ある。本発明の自在ボールベアとは、ＩＳ型ボールベア
と呼ばれるもので、大きなボールを上部が露出するよう
に保持し、同ボールの下半部を小さな複数のベアリング
で支持し、ボールは荷重を受けながら３６０°どの方向
にも自在に動けるものである。
発明の構成は、 １） 荷役用パレットの下部左右それぞれに断面外形状
がＶ字状の支持脚部材を設け、パレット受け側の機器又
は建造物に断面内形状がＶ字状のパレット受部材を設
け、しかも同パレット受部材の内面に所定高さに突出さ
せた自在ボールベアを複数個設け、パレットの支持脚部
材をパレット受部材の自在ボールベアで受け止めて芯出
しとし溝方向への移動が行えるようにしたことを特徴と
するパレット受渡し構造 ２） パレット受部材を上部に設けたパレット受けの下
部の左右それぞれにパレット受部材に平行な第１と第２
の車輪受溝を設け、しかも第１の車輪受溝の車輪当接面
を巾広くして車輪の左右の遊びを大きくし、第２の車輪
受溝の溝内面は中央に向けて傾斜して中央の平坦な車輪
当接面を狭くした前記１）記載のパレット受渡し構造に
ある。本発明の自在ボールベアとは、ＩＳ型ボールベア
と呼ばれるもので、大きなボールを上部が露出するよう
に保持し、同ボールの下半部を小さな複数のベアリング
で支持し、ボールは荷重を受けながら３６０°どの方向
にも自在に動けるものである。
【０００５】
【作用】本発明では、パレット側の断面外形状がＶ字状
の支持脚部材下端がパレット受部材の自在ボールベアの
配列の内側の位置で下降すると、支持脚部材のＶ形状の
側面が自在ボールベアに当接して、支持脚部材を滑らせ
てその下端が自在ボールベアの形成するＶ字状の中央最
下端位置になるように誘導し、パレットを正確に位置合
せする。これは支持脚部材の下端が多少左右に位置ズレ
のある位置で下降しても常に一定の設置位置に左右動し
て停止する。この状態でパレットを断面内形状がＶ字状
のパレット受部材の長手方向に押圧すると、パレットの
支持脚部は自在ボールベアにのってその長手方向に容易
に移動する。又、第１と第２の車輪受溝をパレット下部
に設ければ、パレットの車輪受溝の一方を車輪列に置い
て支持脚部材とパレット受部材に代わって支持して、次
の車輪列への乗り換えが、溝巾が広く遊びのある車輪受
溝から、傾斜した受溝への芯合せ移動が遊びによって所
定位置の次の車輪列への移動を容易にする。
の支持脚部材下端がパレット受部材の自在ボールベアの
配列の内側の位置で下降すると、支持脚部材のＶ形状の
側面が自在ボールベアに当接して、支持脚部材を滑らせ
てその下端が自在ボールベアの形成するＶ字状の中央最
下端位置になるように誘導し、パレットを正確に位置合
せする。これは支持脚部材の下端が多少左右に位置ズレ
のある位置で下降しても常に一定の設置位置に左右動し
て停止する。この状態でパレットを断面内形状がＶ字状
のパレット受部材の長手方向に押圧すると、パレットの
支持脚部は自在ボールベアにのってその長手方向に容易
に移動する。又、第１と第２の車輪受溝をパレット下部
に設ければ、パレットの車輪受溝の一方を車輪列に置い
て支持脚部材とパレット受部材に代わって支持して、次
の車輪列への乗り換えが、溝巾が広く遊びのある車輪受
溝から、傾斜した受溝への芯合せ移動が遊びによって所
定位置の次の車輪列への移動を容易にする。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の支持脚部材とパレット受
部材は断面Ｖ字状鋼材を使用するのが強度上好ましい。
又支持脚部材・パレット受部材の巾は数百ｋｇの物品を
受けるパレットの場合で４〜８ｃｍ、高さ３〜７ｃｍ程
で、長さ７６ｃｍ，５４ｃｍのパレットに対して自在ボ
ールベアは左右各８個毎設ける。
部材は断面Ｖ字状鋼材を使用するのが強度上好ましい。
又支持脚部材・パレット受部材の巾は数百ｋｇの物品を
受けるパレットの場合で４〜８ｃｍ、高さ３〜７ｃｍ程
で、長さ７６ｃｍ，５４ｃｍのパレットに対して自在ボ
ールベアは左右各８個毎設ける。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、実施例のパレットの正面図である。図２
は、実施例のパレットの平面図である。図３は、実施例
のパレットの側面図である。図４は、実施例のパレット
受けの正面図である。図５は、実施例のパレット受けの
平面図である。図６は、実施例のパレット受渡しを示す
説明図である。図７は、実施例の自在ボールベアを示す
一部切欠拡大正面図である。図８は、実施例の車輪受溝
と車輪列の乗り移りを示す説明図である。図９は、実施
例の車輪列の乗り移りを示す平面図である。図１０は、
実施例の車輪列の乗り移りを示す説明図である。図中、
１は鋼製のパレット、１ａはパレット荷受面、１ｂは厚
み６ｍｍで７５ｃｍ斜辺長さの９０°折曲したＬアング
ル鋼材を用いた断面Ｖ字状の支持脚部材、１ｃはフォー
ク差し込み空間、１ｄはフォークストッパ、２は横行車
に搭載されて移動され且つ車輪列に沿って走行できる鋼
製のパレット受け、２ａはパレット受け２の上部左右に
設けた長さ６５ｍｍと９０ｍｍとを二辺とする直角に折
曲したＬアングル鋼材を４５°傾けてＶ字状としパレッ
ト受部材、２ｂは同パレット受部材を保持するアングル
補強材、２ｃはＩＳ型自在ボールベアで中央のボール２
ｄの上部の一部が露出し、ボール２ｄは下半部に設けた
ベアリング２ｅで支持されている。２ｆは車輪の巾より
広い溝巾を有する第１の車輪受溝、２ｇは第２の車輪受
溝、２ｈは第２の車輪受溝２ｇの傾斜面である。３，４
は二つの平行な車輪列で、３ａ，４ａは第１と第２の車
輪受溝２ｆ，２ｇに入って転動する車輪で、車輪３ａを
直線的に列設して車輪列３を形成し、又車輪４ａを直線
的に列設して車輪列４を形成している。３ｂ，４ｂは車
輪３ａ，４ａを強制回転させる無端チェーンとスプロケ
ットによる駆動装置、５はパレット荷受面１ａ上に載せ
られた３００ｋｇの印刷用紙の荷、６はリフト車の上下
動、横スライド自在なフォークである。７は車輪列３と
その駆動装置３ｂとを設け、横行して移動できる横行装
置、８は印刷機械、９はレールである。この実施例で
は、パレット１のパレット荷受面１ａ上に荷５を載荷し
て、リフト車のフォーク６をパレット１の下方のフォー
ク差し込み空間１ｃに挿入し、フォーク６を上昇させ
て、パレット１及びその上の荷５を移動させ、横行装置
７のパレット受け２の上に位置させて下降させる。パレ
ット１の３角形状の支持脚材１ｂがパレット受け２のパ
レット受部材２ａのＶ字状溝中に挿入されるように下降
する。支持脚部材１ｂの下端とパレット受部材２ａの溝
下端とが同一の垂直線上にあればそのまま下降する。支
持脚材１ｂの側面は複数のＩＳ型自在ボールベア２ｃで
同時に接触して支持される。もし支持脚部材１ｂの下端
とパレット受部材２ａの溝下端とが同一垂直線上になく
偏心していれば、支持脚部材１ｂの一方の側面がその側
の自在ボールベア２ｃに先に接触し、同自在ボールベア
２ｃを滑って支持脚部材１ｂは斜め下方へ移動し、支持
脚部材１ｂの下端とパレット受部材２ａの溝下端とが同
一垂直線上になるように芯合せが自動的になされる。パ
レット１及びその上の荷５がパレット受け２上に載せら
れると、このパレット受け２を搭載した横行装置７を動
かして荷５を使用する印刷機械８の前で停止させる。こ
の位置で横行装置７の駆動装置３ｂを作動させると、無
端チェーンがモ−タで送られ、スプロケットが回転し、
同スプロケットと同軸の車輪３ａが回転する。同車輪列
３の車輪３ａはパレット受け２の下部の第１の車輪受溝
２ｆに挿入されているので、パレット受け２は車輪列３
の上に沿って動く。パレット受け２が車輪列３に沿って
ある程度動くと、印刷機械８の前に設けられた車輪列４
の車輪４ａが第２の車輪受溝２ｇに挿入され、この車輪
４ａが第２の車輪受溝２ｇの傾斜面２ｈによって溝中心
方向に移動するようにパレット受け２を水平に微動し、
パレット受け２は車輪４ａ上にのる。車輪４ａは駆動装
置４ｂによって駆動されて強制回転させられているので
パレット受け２はこの車輪列４に沿って動いて印刷機械
８の所定位置まで運ばれる。この状態を図９，１０に示
している。
する。図１は、実施例のパレットの正面図である。図２
は、実施例のパレットの平面図である。図３は、実施例
のパレットの側面図である。図４は、実施例のパレット
受けの正面図である。図５は、実施例のパレット受けの
平面図である。図６は、実施例のパレット受渡しを示す
説明図である。図７は、実施例の自在ボールベアを示す
一部切欠拡大正面図である。図８は、実施例の車輪受溝
と車輪列の乗り移りを示す説明図である。図９は、実施
例の車輪列の乗り移りを示す平面図である。図１０は、
実施例の車輪列の乗り移りを示す説明図である。図中、
１は鋼製のパレット、１ａはパレット荷受面、１ｂは厚
み６ｍｍで７５ｃｍ斜辺長さの９０°折曲したＬアング
ル鋼材を用いた断面Ｖ字状の支持脚部材、１ｃはフォー
ク差し込み空間、１ｄはフォークストッパ、２は横行車
に搭載されて移動され且つ車輪列に沿って走行できる鋼
製のパレット受け、２ａはパレット受け２の上部左右に
設けた長さ６５ｍｍと９０ｍｍとを二辺とする直角に折
曲したＬアングル鋼材を４５°傾けてＶ字状としパレッ
ト受部材、２ｂは同パレット受部材を保持するアングル
補強材、２ｃはＩＳ型自在ボールベアで中央のボール２
ｄの上部の一部が露出し、ボール２ｄは下半部に設けた
ベアリング２ｅで支持されている。２ｆは車輪の巾より
広い溝巾を有する第１の車輪受溝、２ｇは第２の車輪受
溝、２ｈは第２の車輪受溝２ｇの傾斜面である。３，４
は二つの平行な車輪列で、３ａ，４ａは第１と第２の車
輪受溝２ｆ，２ｇに入って転動する車輪で、車輪３ａを
直線的に列設して車輪列３を形成し、又車輪４ａを直線
的に列設して車輪列４を形成している。３ｂ，４ｂは車
輪３ａ，４ａを強制回転させる無端チェーンとスプロケ
ットによる駆動装置、５はパレット荷受面１ａ上に載せ
られた３００ｋｇの印刷用紙の荷、６はリフト車の上下
動、横スライド自在なフォークである。７は車輪列３と
その駆動装置３ｂとを設け、横行して移動できる横行装
置、８は印刷機械、９はレールである。この実施例で
は、パレット１のパレット荷受面１ａ上に荷５を載荷し
て、リフト車のフォーク６をパレット１の下方のフォー
ク差し込み空間１ｃに挿入し、フォーク６を上昇させ
て、パレット１及びその上の荷５を移動させ、横行装置
７のパレット受け２の上に位置させて下降させる。パレ
ット１の３角形状の支持脚材１ｂがパレット受け２のパ
レット受部材２ａのＶ字状溝中に挿入されるように下降
する。支持脚部材１ｂの下端とパレット受部材２ａの溝
下端とが同一の垂直線上にあればそのまま下降する。支
持脚材１ｂの側面は複数のＩＳ型自在ボールベア２ｃで
同時に接触して支持される。もし支持脚部材１ｂの下端
とパレット受部材２ａの溝下端とが同一垂直線上になく
偏心していれば、支持脚部材１ｂの一方の側面がその側
の自在ボールベア２ｃに先に接触し、同自在ボールベア
２ｃを滑って支持脚部材１ｂは斜め下方へ移動し、支持
脚部材１ｂの下端とパレット受部材２ａの溝下端とが同
一垂直線上になるように芯合せが自動的になされる。パ
レット１及びその上の荷５がパレット受け２上に載せら
れると、このパレット受け２を搭載した横行装置７を動
かして荷５を使用する印刷機械８の前で停止させる。こ
の位置で横行装置７の駆動装置３ｂを作動させると、無
端チェーンがモ−タで送られ、スプロケットが回転し、
同スプロケットと同軸の車輪３ａが回転する。同車輪列
３の車輪３ａはパレット受け２の下部の第１の車輪受溝
２ｆに挿入されているので、パレット受け２は車輪列３
の上に沿って動く。パレット受け２が車輪列３に沿って
ある程度動くと、印刷機械８の前に設けられた車輪列４
の車輪４ａが第２の車輪受溝２ｇに挿入され、この車輪
４ａが第２の車輪受溝２ｇの傾斜面２ｈによって溝中心
方向に移動するようにパレット受け２を水平に微動し、
パレット受け２は車輪４ａ上にのる。車輪４ａは駆動装
置４ｂによって駆動されて強制回転させられているので
パレット受け２はこの車輪列４に沿って動いて印刷機械
８の所定位置まで運ばれる。この状態を図９，１０に示
している。
【０００８】
【発明の効果】以上の様に、本発明によればパレットの
下部のＶ字状の支持脚部材を、パレット受けのＶ字状の
パレット受部材の自在ボールベア群の間に挿入するよう
に下降させることで、自動的にパレットをパレット受け
の所定の位置に自動的に移動でき、正確な位置にパレッ
トを置くことができる。しかも、前後方向（支持脚部材
長手方向）の移動もその自在ボールベアによって小さな
力で容易にできる。二つの車輪列とパレット受け下部の
第１と第２の車輪受溝とを有するものでは車輪列をのり
換えての走行を容易にし、しかもパレット受けの停止位
置が多少誤差があっても車輪列にのり移れるようにな
る。
下部のＶ字状の支持脚部材を、パレット受けのＶ字状の
パレット受部材の自在ボールベア群の間に挿入するよう
に下降させることで、自動的にパレットをパレット受け
の所定の位置に自動的に移動でき、正確な位置にパレッ
トを置くことができる。しかも、前後方向（支持脚部材
長手方向）の移動もその自在ボールベアによって小さな
力で容易にできる。二つの車輪列とパレット受け下部の
第１と第２の車輪受溝とを有するものでは車輪列をのり
換えての走行を容易にし、しかもパレット受けの停止位
置が多少誤差があっても車輪列にのり移れるようにな
る。
【図１】実施例のパレットの正面図である。
【図２】実施例のパレットの平面図である。
【図３】実施例のパレットの側面図である。
【図４】実施例のパレット受けの正面図である。
【図５】実施例のパレット受けの平面図である。
【図６】実施例のパレット受渡しを示す説明図である。
【図７】実施例の自在ボールベアを示す一部切欠拡大正
面図である。
面図である。
【図８】実施例の車輪受溝と車輪列の乗り移りを示す説
明図である。
明図である。
【図９】実施例の車輪列の乗り移りを示す平面図であ
る。
る。
【図１０】実施例の車輪列の乗り移りを示す説明図であ
る。
る。
１ パレット １ａ パレット荷受面 １ｂ 支持脚部材 １ｃ フォーク差し込み空間 １ｄ フォークストッパ ２ パレット受け ２ａ パレット受部材 ２ｂ アングル補強材 ２ｃ 自在ボールベア ２ｄ ボール ２ｅ ベアリング ２ｆ 第１の車輪受溝 ２ｇ 第２の車輪受溝 ２ｈ 傾斜面 ３ 車輪列 ３ａ 車輪 ３ｂ 駆動装置 ４ 車輪列 ４ａ 車輪 ４ｂ 駆動装置 ５ 荷 ６ フォーク ７ 横行装置 ８ 印刷機械 ９ レール
Claims (2)
- 【請求項１】 荷役用パレットの下部左右それぞれに断
面外形状がＶ字状の支持脚部材を設け、パレット受け側
の機器又は建造物に断面内形状がＶ字状のパレット受部
材を設け、しかも同パレット受部材の内面に所定高さに
突出させた自在ボールベアを複数個設け、パレットの支
持脚部材をパレット受部材の自在ボールベアで受け止め
て芯出しとし溝方向への移動が行えるようにしたことを
特徴とするパレット受渡し構造。 - 【請求項２】 パレット受部材を上部に設けたパレット
受けの下部の左右それぞれにパレット受部材に平行な第
１と第２の車輪受溝を設け、しかも第１の車輪受溝の車
輪当接面を巾広くして車輪の左右の遊びを大きくし、第
２の車輪受溝の溝内面は中央に向けて傾斜して中央の平
坦な車輪当接面を狭くした請求項１記載のパレット受渡
し構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32612498A JP3000216B1 (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | パレット受渡し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32612498A JP3000216B1 (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | パレット受渡し構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3000216B1 JP3000216B1 (ja) | 2000-01-17 |
| JP2000136006A true JP2000136006A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18184345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32612498A Expired - Fee Related JP3000216B1 (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | パレット受渡し構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3000216B1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101043703B1 (ko) | 2009-10-22 | 2011-06-24 | 손종근 | 슬라이드 인출 식 선반을 구비한 물품 보관대 |
| CN108045852A (zh) * | 2017-12-05 | 2018-05-18 | 江苏同和智能装备有限公司 | 一种重载滑板输送机驱动装置 |
-
1998
- 1998-10-29 JP JP32612498A patent/JP3000216B1/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101043703B1 (ko) | 2009-10-22 | 2011-06-24 | 손종근 | 슬라이드 인출 식 선반을 구비한 물품 보관대 |
| CN108045852A (zh) * | 2017-12-05 | 2018-05-18 | 江苏同和智能装备有限公司 | 一种重载滑板输送机驱动装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3000216B1 (ja) | 2000-01-17 |
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