JP2000134990A - 電力変換器の温度保護制御装置 - Google Patents

電力変換器の温度保護制御装置

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JP2000134990A
JP2000134990A JP10305738A JP30573898A JP2000134990A JP 2000134990 A JP2000134990 A JP 2000134990A JP 10305738 A JP10305738 A JP 10305738A JP 30573898 A JP30573898 A JP 30573898A JP 2000134990 A JP2000134990 A JP 2000134990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータロック時にスイッチング素子のスイッ
チング周波数を低減することによりインバータ等の電力
変換器の過熱を防止する温度保護制御装置において、モ
ータ騒音等周波数低減に伴う問題を極力回避しつつ、電
力変換器の過熱防止を実現する。 【解決手段】 インバータ温度Tinvとトルク指令値T*
の組合せがどのような場合にスイッチング周波数を通常
周波数αからそれより低い保護周波数βに切り替える
か、の判定基準を示す判定ライン300を予め求め、温
度保護制御装置に記憶させておく。モータのロックを検
出したときには、温度保護制御装置はその時のTinvと
T*を求め、それらの組合せが前述の判定ライン300
の上下いずれの側にあるかに基づき、スイッチング周波
数を通常周波数αとするか保護周波数βとするかを判定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータへの電力供
給に用いる電力変換器の過熱を防止する温度保護制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】直流電源にて交流モータを駆動する場合
には、電源出力を交流に変換する電力変換器、例えばイ
ンバータが必要である。インバータ等の電力変換器にお
いては、高周波かつ大電力でのスイッチングにより電力
変換が行われている。このようなスイッチングは、通
常、スイッチング素子(例えばIGBTなどの大電力用
トランジスタ)を発熱させるから、電力変換装置の制御
を行うに際しては、スイッチング素子の過熱への対処乃
至保護を考慮する必要がある。
【0003】特に問題となるのが、永久磁石励磁型の同
期モータ(PMモータ)等をインバータ等の電力変換装
置にて駆動しているときに、モータの回転が外力によっ
てロックされた場合である。この場合、モータに設けら
れている巻線のうち一相のみに電流が集中し、その結
果、電力変換器中に設けられている複数のスイッチング
素子のうちこの相に対応するスイッチング素子が急激に
発熱し、破壊されてしまうおそれがある。電気自動車や
ハイブリッド車などのモータでは、車輪がロックすると
モータもロックするため、モータへの電力供給系はロッ
ク時の一相への電流集中を考慮して設計する必要があっ
た。
【0004】そのような問題を解決する方法として、モ
ータがロックしている間、スイッチング素子のスイッチ
ング周波数(すなわちスイッチング素子のオン/オフ切
替を制御するためのパルス幅変調信号のキャリア周波
数)を一時的に低減する方法が知られている。スイッチ
ング周波数を低減することは、スイッチング素子のスイ
ッチング損失の低減につながり、ひいてはスイッチング
素子の発熱の低減につながる。例えば、特開平9−70
195号公報にはこの種の方式が開示されている。
【0005】しかしながら、このようなスイッチング周
波数の一時的低減は、騒音の問題を招くおそれがある。
すなわち、スイッチング素子のスイッチング周波数は、
モータの電磁共鳴音も考慮して定められており、通常時
のスイッチング周波数は、電磁共鳴音が可聴領域内にな
らないよう高い周波数に設定されている。しかし、ロッ
ク時のスイッチング周波数は、スイッチング素子の発熱
を十分少なくできるよう低く設定されているため、モー
タの電磁共鳴音が可聴領域内となり、騒音となるおそれ
がある。したがって、ロックを検出したからといってす
ぐにスイッチング周波数を低減したのでは、例えば電気
自動車の搭乗者等に対する騒音の問題が生じる可能性が
あった。
【0006】そこで、従来の例えば電気自動車等では、
モータのロックを検出してもすぐにはスイッチング周波
数を低い値に切り替えず、ロック状態が所定時間継続し
て初めてスイッチング周波数を切り替えるようにしてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来方法では、ロック検知後所定時間の間は通常時の高い
周波数でスイッチングが行われるので、その間スイッチ
ング素子の温度が上昇してしまう。したがって、ロック
が短時間の間に繰り返し発生した場合、各々のロックの
際の周波数切替までの間のスイッチング素子の温度上昇
が積み重なり、最終的にスイッチング素子の熱破損を招
くおそれがある。
【0008】かといって、ロック検出時に即座にスイッ
チング周波数を低い値に切り替えたのでは、前述した騒
音の問題が解決されない。
【0009】本発明はこのような問題を解決するために
なされたものであり、モータ騒音発生を極力回避しつ
つ、電力変換器の熱破損を防止することができる温度保
護制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の第一の構成は、モータの各巻線に対
応するスイッチング素子を含む電力変換器の過熱を防止
するための温度保護制御装置であって、モータがロック
している時のモータ制御に関する指令値とスイッチング
素子の温度との組合せがいかなる場合に、前記スイッチ
ング素子のスイッチング周波数を通常周波数からスイッ
チング素子保護のための保護周波数に低減するか否かの
判定基準を記憶した判定基準記憶手段と、スイッチング
素子の温度を検出する温度検出手段と、モータの回転が
ロックしているか否かを判定するロック判定手段と、ロ
ックしているとの判定が成立したときに、その時のモー
タ制御に関する指令値と前記温度検出手段で検出した温
度とに基づき、前記判定基準を参照して前記スイッチン
グ周波数を通常周波数から保護周波数に低減するべきか
否かを判定し、この判定結果に従って前記スイッチング
素子のスイッチング周波数を制御する周波数制御手段と
を有することを特徴とする。
【0011】本構成では、モータがロックしている場合
には、その時のモータ制御に関する指令値と電力変換器
の温度において、スイッチング周波数を保護周波数に切
り替える必要があるか否かを、判定基準記憶手段に記憶
された判定基準に基づき判定する。したがって、本構成
によれば、電力変換器の温度やモータ制御に関する指令
値が小さいときには、ロック状態になってもスイッチン
グ周波数はすぐには保護周波数に切り替えられないの
で、モータ騒音等のスイッチング周波数低減に伴う問題
を極力抑えることができる。逆にロック検出時に電力変
換器の温度やモータ制御に関する指令値が大きい場合に
は、従来のように一定時間待たなくても、スイッチング
周波数が保護周波数に切り替えられるので、ロックが繰
り返し起こるような状況でも電力変換器を熱破損から保
護することができる。なお、本構成及び以下の各構成に
おいて、モータ制御に関する指令値には、モータに出力
させるべきトルクを示すトルク指令値や、モータに流す
べき電流を示す電流指令値などを含む。
【0012】また本発明の第2の構成は、モータの各巻
線に対応するスイッチング素子を含む電力変換器の過熱
を防止するための温度保護制御装置であって、モータが
ロックしている時のスイッチング素子のスイッチング周
波数を通常周波数とスイッチング素子保護のための保護
周波数とのいずれにするかの判定基準を、その時のモー
タ制御に関する指令値とスイッチング素子の温度との組
合せに関する基準として記憶した判定基準記憶手段と、
モータのロックを検出したときに、その時のモータ制御
に関する指令値と前記電力変換器の温度とを求め、それ
らの組合せに対応する周波数を前記判定基準に基づき判
定し、前記スイッチング素子のスイッチング周波数をそ
の周波数に設定する周波数制御手段とを有することを特
徴とする。
【0013】本構成では、モータロック時には、その時
のモータ制御の指令値と電力変換器の温度に対して適切
なスイッチング周波数が通常周波数なのか保護周波数な
のかを、判定基準記憶手段に記憶された判定基準に基づ
き判定する。したがって、本構成でも、上記第一の構成
と同様の効果が得られると共に、電力変換器を保護周波
数で動作させているときに、電力変換器の温度低下やモ
ータへの指令値の低下などにより電力変換器の熱破損の
可能性が低減すると、スイッチング周波数が通常周波数
に戻されるので、モータ騒音等の問題が低減される。
【0014】また本発明の第三の構成は、モータにより
車輪を駆動する車両において、該モータの各巻線に対応
するスイッチング素子を含む電力変換器の過熱を防止す
るための温度保護制御装置であって、車輪ロック時のス
イッチング素子のスイッチング周波数を通常周波数とス
イッチング素子保護のための保護周波数とのいずれにす
るかの判定基準を、その時のモータ制御に関する指令値
とスイッチング素子の温度との組合せに関する基準とし
て記憶した判定基準記憶手段と、スイッチング素子の温
度を検出する温度検出手段と、車輪のロックを検出する
手段と、車輪のロックを検出したときに、その時のモー
タ制御に関する指令値と前記温度検出手段で検出した温
度との組合せに対応する周波数を前記判定基準に基づき
判定し、前記スイッチング素子のスイッチング周波数を
その周波数に設定する周波数制御手段とを有することを
特徴とする。
【0015】本構成によれば、車輪のロックを検出した
ときに、上記第二の構成と同様の動作が行われるので、
電気自動車等において、電力変換器の熱破損防止のため
のスイッチング周波数低減制御によるモータ騒音等の問
題を極力抑えつつも、電力変換器の熱破損を効果的に回
避することができる。
【0016】また本発明の第四の構成は、モータにより
車輪を駆動する車両において、該モータの各巻線に対応
するスイッチング素子を含む電力変換器の過熱を防止す
るための温度保護制御装置であって、車輪ロック時にお
ける電力変換器の過熱防止とモータ騒音回避との観点か
ら見たスイッチング素子の適切なスイッチング周波数
を、モータ制御に関する指令値とスイッチング素子の温
度との組合せに対応づけて記憶した周波数条件記憶手段
と、スイッチング素子の温度を検出する温度検出手段
と、車輪のロックを検出する手段と、車輪のロックを検
出したときに、その時のモータ制御に関する指令値と前
記温度検出手段で検出した温度との組合せに対応する周
波数を前記周波数記条件憶手段から求め、前記スイッチ
ング素子のスイッチング周波数をその周波数に設定する
周波数制御手段とを有することを特徴とする。
【0017】本構成によれば、ロック検出時のモータ制
御に関する指令値とスイッチング素子の温度との組合せ
に基づき、電力変換器の過熱防止とモータ騒音回避との
観点から適切なスイッチング周波数を選択することがで
き、電力変換器保護とモータ騒音回避とをバランスよく
実現することができる。スイッチング周波数に、通常周
波数と保護周波数だけでなく更に多くの段階を設けれ
ば、更にきめの細かい制御が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0019】図1には、本発明を実施するのに適する電
気自動車の駆動システムの構成が示されている。このシ
ステムでは、車両走行用のモータ10として、三相交流
モータが用いられている。モータ10の出力軸は、回転
軸や差動歯車を介して車両の駆動輪に接続されている。
モータ10は、インバータ12を介してバッテリ14か
ら電力供給を受けて駆動される。
【0020】インバータ12は、バッテリ14の直流出
力をPWM(パルス幅変調)制御により三相交流に変換
し、モータ10のU,V,W各巻線に供給する。インバ
ータ12には、それら各巻線に対応して設けられ互いに
三相ブリッジ接続された複数のスイッチング素子が設け
られる。スイッチング素子としては、例えばIGBT、
バイポーラトランジスタ、サイリスタ等の半導体素子が
用いられる。これら各スイッチング素子は、EV−EC
U20から供給されるPWM信号に従ってスイッチング
され、これによりバッテリ14の直流出力が三相交流に
変換される。
【0021】EV−ECU20は、図2に示す構成によ
り、インバータ12を制御するための上記PWM信号を
生成する。トルク指令算出部202は、運転者のアクセ
ルペダルの踏込量を示すアクセル信号、ブレーキペダル
の踏込量を示すブレーキ信号等の入力に基づき、モータ
10から出力させるべきトルクの値、すなわちトルク指
令値T*を算出する。このとき、トルク指令算出部20
2は、温度センサ16等により求めたインバータ12や
モータ10の温度に応じ、所定の規則に従ってトルク指
令値に対して制限を施す。電流指令算出部204は、ト
ルク指令値を、モータに供給すべき電流を示す電流指令
値に換算する。電流制御部206は、この電流指令値や
インバータ12からの電流フィードバック等に基づき、
各相電流の制御目標又は各相電圧の制御目標を算出し、
PWM変調部208に入力する。PWM変調部208
は、電流制御部206からの制御目標信号をキャリア信
号発生部210から供給されるキャリア信号によりPW
M変調してPWM信号を生成し、インバータ12に供給
する。
【0022】本実施形態のEV−ECU20には、車両
の駆動輪がロックしたときのインバータ12の熱破損を
防止するため、温度保護制御部212が設けられてい
る。温度保護制御部212は、基本的にはPWM信号の
キャリア周波数、すなわちインバータ12のスイッチン
グ素子のスイッチング周波数を低減することにより、イ
ンバータ保護を実現する。キャリア信号発生部210
は、通常運転時のキャリア周波数(例えば10kHz。
以下通常周波数という)とインバータ保護のためのキャ
リア周波数(例えば1.25kHz。以下保護周波数と
いう)の2種類の周波数のキャリア信号を生成できる。
ここで、通常周波数を用いた場合モータ10の電磁共鳴
音が可聴領域より高くなり、車内騒音の問題は少ないの
に対し、保護周波数はインバータ12のスイッチング損
失を十分に低減できるよう低い値に設定されているた
め、保護周波数を用いると電磁共鳴音が可聴領域に入
り、車内騒音の問題が生じてくる。温度保護制御部21
2は、キャリア周波数を通常周波数、保護周波数のどち
らにすべきかを判定し、キャリア信号発生部210に対
し指示する。
【0023】温度保護制御部212は、この判定を、イ
ンバータ12の温度Tinvとモータ10へのトルク指令
値T*とに基づいて行う。この判定処理を図2〜図4を
参照して説明する。
【0024】まず、温度保護制御部212は、ロック判
定部214からの信号を参照して駆動輪がロック状態に
あるか否かを判定する(S1)。このため、ロック判定
部214は、モータ10に設けられたレゾルバから入力
されるモータ回転数を常時所定のしきい値と比較し、モ
ータ回転数がしきい値以下となっている間、ロック状態
であることを示すロック信号を出力する。温度保護制御
部212は、このロック信号が入力されている間は駆動
輪がロック状態にあると判定し、ロック信号の入力がな
い場合はロック状態でないと判定する。
【0025】S1でロック状態でないと判定した場合
は、温度保護制御部212は、キャリア信号発生部21
0に対し、通常周波数でのキャリア生成を指示する(S
2)。
【0026】S1でロック状態であると判定した場合、
温度保護制御部212は、周波数判定基準記憶部216
を参照し、トルク指令算出部202から入力されるトル
ク指令値T*と温度センサ18から入力されるインバー
タ温度Tinvとの組合せに対応する適切なキャリア周波
数を求める。
【0027】周波数判定基準記憶部216には、図4に
示す判定ライン300の関数fが記憶されている。判定
ライン300は、ロック時のキャリア周波数を通常周波
数αと保護周波数βとのいずれにするかの判定境界線で
あり、判定ライン300より左下側の領域が通常周波数
α(Hz)の領域、判定ライン300より右上側の領域
が保護周波数β(Hz)の領域となっている。ここで
は、この判定ライン300を、
【数1】T*=f(Tinv) という関数で表現しており、この関数fが周波数判定基
準記憶部216に記憶されている。具体的には、周波数
判定基準記憶部216は、例えば判定ライン300の各
点でのインバータ温度とトルク指令値の組合せ(Tin
v,T*)を記憶したROM等で構成される。この関数f
は、予め実験等に基づき定めておく。実験は、例えば、
各インバータ温度Tinvにおいてトルク指令値T*を様々
に変えてインバータ12(及びモータ10)を駆動し、
キャリア周波数が通常周波数でもインバータ12が熱破
損しない上限のトルク指令値T*を求めるなどの方法で
行えばよい。求めた上限トルク指令値T*は、安全を見
込んで、例えば1以下の係数を掛ける等の方法で調整し
た上で、周波数判定基準記憶部216に登録することが
好適である。
【0028】ここで、トルク指令値T*が大きいとモー
タ10に大電力を供給するためインバータ12の発熱が
大きくなり熱破損のおそれが高まるが、インバータ温度
Tinvが低ければトルク指令値T*がかなり高くても熱破
損のおそれは小さい。またインバータ温度Tinvが高い
とインバータ熱破損までの温度余裕が小さいが、トルク
指令値T*が小さければインバータ温度Tinvがかなり高
くても熱破損のおそれは小さい。このようなことから、
判定ライン300は一般的に図4に示すような右下がり
の曲線となる。
【0029】温度保護制御部212は、このような判定
ライン300を参照してキャリア周波数を通常周波数か
ら保護周波数に切り替えるか否かを判定する。すなわ
ち、S1でロック状態であると判定した場合、温度保護
制御部212は、その時のトルク指令値T*とインバー
タ温度Tinvとの組合せが、図4のマップにおけるどち
らの領域にあるかを判定する。具体的には、周波数判定
基準記憶部216に記憶された関数fを用いて、
【数2】T*>f(Tinv) が成立するか否かを判定する(S3)。この判定が肯定
(Yes)ならば、温度保護制御部212は、インバー
タ12の熱破損のおそれが高いと判断し、インバータ保
護のためにキャリア信号発生部210に対して保護周波
数βのキャリア信号を発生するよう指示する(S4)。
一方、S3の判定結果が否定(No)ならば、温度保護
制御部212は、インバータ12の熱破損のおそれが低
いと判断し、キャリア信号発生部210に対して通常周
波数αのキャリア信号生成を指示する(S5)。その
後、再びS1に戻り、以上説明した一連の処理を定期的
に繰り返す。なお、いったんS4で保護周波数βに切り
替えられたあと、S1の判定でロック状態の解除が検出
されると、スイッチング周波数は通常周波数αに戻され
る。
【0030】このような処理によれば、ロックが検出さ
れても、インバータ温度やトルク指令値が小さい場合に
はキャリア周波数の低減(保護周波数への切替)が行わ
れず、例えばロック状態の継続によりインバータ温度が
上昇するなどしてS3の判定条件が満たされるようにな
って初めてキャリア周波数が低減され、インバータ保護
が図られる。このようにロックが頻繁ではない一般的な
状況では、ロックを検出してもすぐにはキャリア周波数
が低減されないので、モータ電磁共鳴音による車内騒音
を極力抑えることができる。一方、既に何度かロックが
頻繁に繰り返されるなどによりインバータ温度がかなり
高くなっている状況でロックが検知された場合には、上
記処理では保護周波数が選択されやすくなるので、ロッ
ク検知後即座にあるいは短期間の間にキャリア周波数が
低減され、インバータ保護が図られることになる。
【0031】このように、本実施形態によれば、ロック
検出時のトルク指令値T*とインバータ温度Tinvとの組
合せに基づきPWM信号のキャリア周波数を決定するの
で、モータ騒音低減の要求を極力満足しつつインバータ
保護を確実に果たすことができる。
【0032】上記実施形態は、本発明の1つの実施例に
過ぎず、本発明の範囲内で様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、通常周波数αと保護周波数
βとの切替の判定基準を、インバータ温度Tinvとトル
ク指令値T*との関係で表したが、このトルク指令値の
代わりに、電流指令算出部204で求められる電流指令
値など、モータ10の制御に関する他の指令値、制御目
標値を用いてもよい。
【0033】また、上記実施形態では、周波数判定基準
記憶部216には、判定基準として、通常周波数αと保
護周波数βとを切り替える境界線の関数f(図4の判定
ライン300)の情報を記憶させたが、これもあくまで
一例である。この他にも、例えば、インバータ温度Tin
vとトルク指令値T*との各組合せごとに、保護周波数と
通常周波数のいずれを選ぶかを表したテーブルを、判定
基準として周波数判定基準記憶部216に記憶させても
よい。この場合、温度保護制御部212は、トルク指令
値T*とインバータ温度Tinvとの組合せに対応する周波
数をそのテーブルから検索してキャリア信号生成部21
0に供給すればよい。この方法を発展させれば、キャリ
ア周波数を通常周波数と保護周波数の2段階だけに限ら
ず3段階以上用意しておき、トルク指令値T*とインバ
ータ温度Tinvとの組合せごとに、適切な周波数を周波
数判定基準記憶部216に記憶させておくこととも可能
である。これによれば、更にきめ細かいキャリア周波数
の制御を行うことができる。
【0034】また、上記実施形態では、モータ10の回
転数を基にロック状態を検出したが、例えば車両などで
は車輪(特に駆動輪)に設けられた車輪速センサからの
車輪回転数情報に基づきロック状態を検出することも可
能である。
【0035】なお、以上の説明では、電気自動車を例に
とって説明したが、本発明は電気自動車以外のシステム
にも適用することができる。また、モータ10として三
相交流モータを例としたが、モータ10の相数になんら
限定を要するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施するのに適する電気自動車の駆
動システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 EV−ECU20の機能構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図3】 温度保護制御部212の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】 インバータ温度とトルク指令値との関係に基
づき、適切なキャリア周波数を判定するためのマップを
示す図である。
【符号の説明】
10 モータ、12 インバータ、14 バッテリ、1
6 温度センサ、20EV−ECU、202 トルク指
令算出部、204 電流指令算出部、206電流制御
部、208 PWM変調部、210 キャリア信号発生
部、212温度保護制御部、214 ロック判定部、2
16 周波数判定基準記憶部、300 判定ライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 謙一 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 5H007 BB06 CA01 CA03 CB02 CC23 DA05 DB03 DC02 DC08 EA02 5H115 PA00 PA01 PA08 PC06 PG04 PI13 PI29 PU10 PV09 PV22 PV25 QE09 QE20 QN09 RB22 SE03 TB01 TO05 TO12 TO21 TO23 TU12 5H576 AA15 BB04 BB10 CC02 DD02 DD07 EE11 FF03 GG04 HA02 HA04 HA05 HB02 JJ17 KK08 LL02 LL22 LL43 LL60 MM06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの各巻線に対応するスイッチング
    素子を含む電力変換器の過熱を防止するための温度保護
    制御装置であって、 モータがロックしている時のモータ制御に関する指令値
    とスイッチング素子の温度との組合せがいかなる場合
    に、前記スイッチング素子のスイッチング周波数を通常
    周波数からスイッチング素子保護のための保護周波数に
    低減するか否かの判定基準を記憶した判定基準記憶手段
    と、 スイッチング素子の温度を検出する温度検出手段と、 モータがロックしているか否かを判定するロック判定手
    段と、 ロックしているとの判定が成立したときに、その時のモ
    ータ制御に関する指令値と前記温度検出手段で検出した
    温度とに基づき、前記判定基準を参照して前記スイッチ
    ング周波数を通常周波数から保護周波数に低減するべき
    か否かを判定し、この判定結果に従って前記スイッチン
    グ素子のスイッチング周波数を制御する周波数制御手段
    と、 を有する電力変換器の温度保護制御装置。
  2. 【請求項2】 モータの各巻線に対応するスイッチング
    素子を含む電力変換器の過熱を防止するための温度保護
    制御装置であって、 モータがロックしている時のスイッチング素子のスイッ
    チング周波数を通常周波数とスイッチング素子保護のた
    めの保護周波数とのいずれにするかの判定基準を、その
    時のモータ制御に関する指令値とスイッチング素子の温
    度との組合せに関する基準として記憶した判定基準記憶
    手段と、 モータのロックを検出したときに、その時のモータ制御
    に関する指令値と前記電力変換器の温度とを求め、それ
    らの組合せに対応する周波数を前記判定基準に基づき判
    定し、前記スイッチング素子のスイッチング周波数をそ
    の周波数に設定する周波数制御手段と、 を有する電力変換器の温度保護制御装置。
  3. 【請求項3】 モータにより車輪を駆動する車両におい
    て、該モータの各巻線に対応するスイッチング素子を含
    む電力変換器の過熱を防止するための温度保護制御装置
    であって、 車輪ロック時のスイッチング素子のスイッチング周波数
    を通常周波数とスイッチング素子保護のための保護周波
    数とのいずれにするかの判定基準を、その時のモータ制
    御に関する指令値とスイッチング素子の温度との組合せ
    に関する基準として記憶した判定基準記憶手段と、 スイッチング素子の温度を検出する温度検出手段と、 車輪のロックを検出する手段と、 車輪のロックを検出したときに、その時のモータ制御に
    関する指令値と前記温度検出手段で検出した温度との組
    合せに対応する周波数を前記判定基準に基づき判定し、
    前記スイッチング素子のスイッチング周波数をその周波
    数に設定する周波数制御手段と、 を有する電力変換器の温度保護制御装置。
  4. 【請求項4】 モータにより車輪を駆動する車両におい
    て、該モータの各巻線に対応するスイッチング素子を含
    む電力変換器の過熱を防止するための温度保護制御装置
    であって、 車輪ロック時における電力変換器の過熱防止とモータ騒
    音回避との観点から見たスイッチング素子の適切なスイ
    ッチング周波数を、モータ制御に関する指令値とスイッ
    チング素子の温度との組合せに対応づけて記憶した周波
    数条件記憶手段と、 スイッチング素子の温度を検出する温度検出手段と、 車輪のロックを検出する手段と、 車輪のロックを検出したときに、その時のモータ制御に
    関する指令値と前記温度検出手段で検出した温度との組
    合せに対応する周波数を前記周波数記条件憶手段から求
    め、前記スイッチング素子のスイッチング周波数をその
    周波数に設定する周波数制御手段と、 を有する電力変換器の温度保護制御装置。
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