JP4680701B2 - 永久磁石同期電動機の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、界磁に永久磁石を用いた永久磁石同期電動機の制御方法に係り、特に、PWMインバータを用いた永久磁石同期電動機の制御方法に関する。
同期電動機の一種に、回転子(ロータ)に永久磁石を用いた回転界磁形の同期電動機があり、給電用のブラシが不要なことから直流ブラシレスモータなどと呼ばれ、励磁電力が不要なので効率が良く、従って、比較的小型のモータとして有利であり、このため、近年、例えばエアコンなどに多用されるようになっている。
この回転界磁形の永久磁石同期電動機では、回転検出器又は磁極位置検出器を用い、回転子の磁極位置を検出して電機子電流を切換えることにより回転磁界を生成させ、回転子にトルクを発生させるのであるが、このとき、近年は、PWM(パルス幅変調)インバータにより電機子電流を切換えるようにした、いわゆるPWMインバータ駆動方式の永久磁石同期電動機が一般的である。
ところで、このような永久磁石同期電動機の場合、起動時、又は起動直後に回転子軸がロックしたとすると、回転検出器又は磁極位置検出器による信号が変化しなくなってしまうので、電動機駆動用インバータのPWM信号発生部における出力電圧位相も変化せず、ロックしてしまうことになる。そしてこのようにインバータの出力電圧位相がロックすると、当該インバータの出力電圧は直流電圧となってしまうので、インバータの特定のスイッチング素子に直流電流が流れ続けることになる。
ここで、電動機が回転している場合、出力電圧位相はロックせず電動機の回転に同期した周波数に応じて変化するため、特定のスイッチング素子に直流電流が流れ続けることはなく、この場合、スイッチング素子には交流電流が流れるため、熱の蓄積と放出が短時間に交互に行われることによりスイッチング素子が急激に発熱する虞はない。
このとき、スイッチング素子の定格電流値は、一般に直流電流を連続的に流せる値として定義されているが、PWMインバータの場合は、スイッチング素子が、商用交流電源の周波数に比較してかなり高い数KHz(キロヘルツ)の周波数のキャリア(搬送波信号)でスイッチングされるので、スイッチング素子のオン抵抗などによる定常的な損失の他に、スイッチング動作による過渡的な損失が加わるので、スイッチング素子の発熱が更に大きくなる。
このため、スイッチング素子がPWM制御されている場合は、ロックして直流電流状態になると、このときの平均電流値が、たとえスイッチング素子の定格電流値以内の値であっても、急激にスイッチング素子の温度が上昇してしまう虞がある。
ところで、このような場合の保護としては、従来から、インバータの出力電流が所定の値を超えたら過電流保護装置により出力を遮断する方法や、電動機の保護用として制御装置に搭載される電子サーマル保護装置を利用し、運転周波数が低周波の場合には、保護動作が敏感になるような特性に設定することにより保護動作を早く働かせ保護する方法などか適用されている。
また、更には、電流抑制機能により設定電流値を定格電流以下に設定することにより大きな電流をスイッチング素子に流さないようにして保護する方法なども従来から知られており(例えば、特許文献1参照。)、このときインバータのキャリア周波数を低減させるようにした方法も従来から知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平9−140154号公報 特開平9−70195号公報
上記従来技術は、スイッチング素子にキャリア周波数でスイッチングされた電流が通流されている点に配慮がされておらず、電動機のロックに際して特定のスイッチング素子に発熱が集中してしまうという問題があった。
上記したように、電動機の回転子軸がロックされた状態で起動した場合、旗は起動直後に回転子軸がロックした場合には、PWMインバータの特定のスイッチング素子に直流状態の電流が流れ続けるが、このときスイッチング素子に通流される電流がキャリア周波数でスイッチングされているため、スイッチング素子の損失が大きくなり、熱蓄積によるスイッチング素子の熱破壊の虞が生じてしまうのである。
このとき、特許文献1に開示の従来技術でも、回転子軸にロックが生じた場合の対応については、何も記載していないものであり、特許文献2に開示の従来技術では、キャリア周波数を低減する条件に電流指令値を使用している。
本発明の目的は、PWMインバータのスイッチング素子の保護が、電動機回転子軸のロックに際しても確実に得られるようにした永久磁石同期電動機の制御方法を提供することにある。
上記目的は、永久磁石形同期電動機の回転子磁極位置を検出し、PWMインバータを制御して電機子電流を切換える方式の永久磁石形同期電動機の制御方法において、前記永久磁石形同期電動機のロックを検出し、ロック時に前記PWMインバータのキャリア周波数を通常運転時用の周波数から低減させ前記ロック時でのキャリア周波数の低減量が、前記PWMインバータのスイッチング素子の出力電流の大きさと通電時間の長さから算出されるようにして達成される。
ここで、前記キャリア周波数の低減が実行されたとき、当該キャリア周波数の低減量に応じて電流抑制機能の設定電流値が増加されるようにしてもよい。
上記手段では、電動機の起動時において、回転子軸がロックした場合に、前記制御装置にて出力電流がキャリア周波数低減開始電流値を超えた場合にはPWM信号を発生する基準となるキャリア周波数を起動時に設定していたキャリア周波数よりも低減させるものとする。
この場合、前記キャリア周波数低減処理後、変更したキャリア周波数によりキャリア周波数低減開始電流値を再度求め検出した出力電流値と比較する。検出した直流電流がキャリア周波数低減開始電流値よりも出力電流が大きい場合には再度キャリア周波数を低減する。
前記のように求めたキャリア周波数低減開始電流値よりも検出した出力電流が大きい場合にはキャリア周波数を低減する。キャリア周波数低減下限値は使用環境および制御装置の機器構成によって決めることができる。
キャリア周波数低減下限値までキャリア周波数を低減させても、出力電流が前記キャリア周波数低減開始電流値を超えている場合には、スイッチング素子のジャンクション温度、定常損失、スイッチング素子、制御装置の冷却能力および出力電流値とキャリア周波数の関係からからスイッチングによる直流電流を連続して流せる時間を求め、通電時間を監視することにより前記求めた連続通電時間以上継続して出力電流が流れたら出力を遮断する。
この結果、速度検出器または磁極位置検出器を有する永久磁石動機電動機を前記検出器の信号を用いて駆動する制御装置において、起動時に回転子軸がロックし出力電流が直流となり特定のスイッチング素子に流れるような場合においても、スイッチング素子が熱破壊に至る前に出力を遮断することによりスイッチング素子を保護することがきる。
本発明によれば、PWMスイッチングによる損失を考慮したスイッチング素子の保護が得られるので、従来技術に比較して、より一層、高い信頼性を保持させることができる。
以下、本発明による永久磁石同期電動機の制御方法について、図示の実施の形態により詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態が適用された永久磁石同期電動機制御装置の一例で、図示のように、この実施形態では、まず、商用電源100から供給された交流電力を順変換部110に入力し、ここで直流に変換後、平滑部120により平滑化した上で逆変換部130に供給し、ここでPWM制御し、回転界磁形永久磁石同期電動機の駆動に必要な駆動電力に変換し、この駆動電力をモータM、すなわち回転界磁形永久磁石同期電動機140に供給するようになっている。
このとき、永久磁石同期電動機140には、その回転子の回転位置を検出するセンサとして磁極位置検出器150が設けてあり、これにより検出されてくる回転子位置信号Rが制御部160に入力されている。このとき制御部160にはPWM信号発生部180とキャリア信号発生部170が設けてあり、これらは制御部160の制御のもとで動作する。
そこで、制御部160は、これらキャリア信号発生部170とPWM信号発生部180を、回転子位置信号Rに基づいて制御し、これによりキャリア信号発生部170はキャリア周波数をPWM信号発生部180に供給し、PWM信号発生部180は、キャリア周波数からPWM信号を生成して逆変換部130のスイッチング素子に供給し、永久磁石同期電動機140に駆動電力が供給されるようにする。
このとき、逆変換部130と永久磁石同期電動機140の間には、例えばCT(電流トランス)などの電流検出器190が設けてあり、これにより逆変換部130の出力電流が検出されるようになっていて、ここで検出した出力電流信号Cも制御部160に入力されるようになっている。
そして、制御部160は、上記したように、回転子位置信号Rに基づいて永久磁石同期電動機140の回転制御を実行するだけではなく、回転子軸のロックや出力電流の検出などの処理も併せて実行するようになっており、このため所定のプログラムが搭載されたマイコン(マイクロコンピュータ)で構成されている。
次に、図4も、本発明の一実施形態が適用された永久磁石同期電動機制御装置の一例であるが、これは、出力電流をPWMインバータ主回路側で検出するようにした場合の一例で、このため、例えばシャント抵抗などの電流検出器190aを平滑部120と逆変換部130の間に設け、これにより検出た出力電流信号Cを制御部160に入力するようになっている。
次に、これら図3と図4の永久磁石同期電動機制御装置による本発明の実施形態の動作について、フローチャートにより説明する。まず、図1は、本発明の第1の実施形態に係る制御方法に必要な処理を示したもので、この処理は、制御部160のマイコンにより実行され、図示のように、電動機(永久磁石同期電動機140)を起動・スタートさせたとき開始され、以後、所定の一定時間毎に、例えば10ミリ秒毎に実行されるものである。
そして、まず、予め設定されている通常運転時キャリア周波数f0 により、特定のスイッチング素子をスイッチングした場合、当該スイッチング素子に連続して通流することができる直流電流の最大値を算出してキャリア周波数低減開始電流I0 とする(ステップ200)。
ここで、このキャリア周波数低減開始電流I0 は、スイッチング素子のジャンクション温度、定常損失、スイッチング損失、及び逆変換部130が備えている冷却能力から、既知の物理的法則に従って制御部160のマイコンにより計算することができる。このときの通常運転時キャリア周波数f0 は、運転条件や運転環境によって決まるものであるが、通常、8KHz程度の周波数が設定される(f0 =8KHz)。
次に、ロックの検出を行ない、ロック検出か否かを判定する(ステップ210)。ここで回転子軸がロックしていた場合、起動したのにもかかわらず回転子位置信号Rが変化しない。そこで、この場合、ロックと判定され、結果はYESとなる。そして、ロックと判定されなかった場合、結果はNOとなる。
そして、まず、結果がNOのときはキャリア周波数を通常運転時キャリア周波数f0 としたままにする(ステップ220)。
一方、ロックと判定された場合、結果はYESになるので、次に、通常運転時キャリア周波数f0 でスイッチングした直流電流を連続して流せる時間の最大値、すなわち許容最大連続直流通電時間Tm を求める(ステップ230)。
この許容最大連続直流通電時間Tm は、電流検出器190又は電流検出器190aの出力電流信号Cによる電流値と現在のキャリア周波数、スイッチング素子の定常損失、スイッチング損失、ジャンクション温度、及び逆変換部130が備えている冷却能力から、既知の物理的法則に従って制御部160のマイコンにより計算することができる。
次に、検出した電流値を積分することにより通電時間Tを計算し(ステップ240)、計算した通電時間Tを許容最大連続直流通電時間Tm と比較して出力遮断判定を行う(ステップ250)。そして、結果がNO、つまり通電時間Tが許容最大連続直流通電時間Tm 以上の場合(T≧Tm)、制御部160は逆変換部130を出力遮断し、運転を停止させる(ステップ290)。
一方、結果がYES、つまり通電時間Tが許容最大連続直流通電時間Tm 未満の場合(T<Tm)には、続いてステップ260とステップ270を実行し、キャリア周波数低減判定を行う。
まず、ステップ260で判定結果がYESになった場合、つまり電流検出器190又は電流検出器190aにより検出した電流Iがキャリア周波数低減開始電流I0 以上の場合(I0 ≦I)で、且つ、ステップ270の判定結果もYESになった場合、つまり現在のキャリア周波数fがキャリア周波数下限値fL を下回っていない場合(fL <f)には、キャリア周波数を低減する(ステップ280)。
このときのキャリア周波数低減下限値fL は、この装置の具体的な構成や使用環境によって決まるものであるが、通常、1KHz程度の値が設定される。他方、ステップ280におけるキャリア周波数の低減は、例えば1回当り0.5KHz程度に設定してやればよい。なお、この場合、ステップ280によるキャリア周波数の低減処理回数の最大値は、f0=8000で、fL=1000なので、7000(8000−1000)÷500=14となる。
一方、ステップ260の判定結果がNOになった場合、つまり検出電流Iがキャリア周波数低減開始電流I0 未満の場合(I0 >I)と、ステップ270の判定結果がNOになった場合、つまり現在のキャリア周波数fがキャリア周波数下限値fL を越えていた場合(fL <f)は、ステップ280によるキャリア周波数低減処理は行わず、この場合はステップ230、ステップ240、ステップ250による許容最大連続直流通電時間を求める処理と、通電時間を監視する処理により保護が与えられることになる。
ここで、この図1の処理は、上記したように、ある決められた一定時間毎に実行され、従って、この実施形態によれば、起動時、永久磁石同期電動機140の回転子軸にロックが生じ、逆変換部130のスイッチング素子に直流電流が通流して当該スイッチング素子に熱破壊の虞が生じたときには、キャリア周波数の低減によるスイッチング損失の抑制が働くことになり、この結果、通流されている電流値を低下させることなくスイッチング素子の発熱を抑えることができる。
ここで、この図1の処理において、ステップ260以降のキャリア周波数低減処理の前にステップ250による許容最大連続直流通電時間と通電時間による出力遮断判定を行っている理由は、キャリア周波数低減させている状態でスイッチング素子の熱破壊限界レベルに到達した場合の保護を考慮したためであり、これにより更に確実な保護を得ることができる。
次に、図2は、本発明の第2の実施形態に係る制御方法に必要な処理を示したもので、これは、制御部160に電流抑制機能を持たせるようにした場合の本発明の一実施形態であり、ここで電流抑制機能とは、電動機の運転中に出力電流が、予め設定してある電流値(設定電流値)を超えた場合、逆変換部のPWMによるデューティ(通流率)を制御して、出力電流が設定電流値を超えないようにする機能のことである。
ところで、このときの設定電流値としては、制御装置自体に固有の値が固定値として設定されるのが一般的であるが、ここで、この第2の実施形態では、この電流抑制機能における設定電流値を、固定値ではなく可変値にしたものである。
既に説明したように、本発明は、電動機がロックしたとき、キャリア周波数を下げ、スイッチング損失を低減させるようにしたものであるが、このときのキャリア周波数の引下げによるスイッチング損失の低減は、見方を変えれば、その分だけスイッチング素子に通流可能な電流値が相対的に多くできることを意味している。
そこで、この第2の実施形態では、このことを利用し、電動機の起動時、更に大きな起動トルクを発生されることができるようにしたもので、このため、図2に示すように、第1の実施形態による処理(図1)におけるキャリア周波数低減処理ステップ280の後にステップ300を設けたものであり、その他の構成は、図1の実施形態の場合と同じである。
このとき、ステップ300では、ステップ280でキャリア周波数を引下げたことにより低減されたスイッチング素子のステップ損失分に見合う電流値の増加量を演算し、この増加量を前記電流抑制機能の設定値に加算する処理を実行する。
既に説明したように、ステップ280の処理と、この後のステップ300の処理が実行されるのは、回転子軸がロックした場合であり、従って、この図2の実施形態によれば、回転子軸がロックした場合には自動的にキャリア周波数が低減されると共に電流抑制機能の設定電流値が増加させられることになり、この結果、永久磁石同期電動機140の起動トルクが大きくなり、起動特性の向上が得られることになる。
ここで、以上の実施形態による作用効果を列挙すれば、以下の通りである。 ます、キャリア周波数の低減により、スイッチング素子に流れるPWM信号のスイッチング周波数を低減させ、スイッチング素子での電流損失による発熱を小さくすることができ、このように発熱が低減できるようになれば、スイッチング素子の熱破壊に関する問題も改善され得る。
次に、キャリア周波数の低減によりスイッチング素子の損失を低減しているので、スイッチング素子に通流する電流値を変えなくても運転時間を長くすることができ、その結果、ロックした場合でも、ロック状態から抜け出す可能性が増加する。
また、スイッチング素子のキャリア周波数を低減して、電流損失を低減させるということは、その分だけ、通流可能な電流値を増加させることが可能になることを意味する。よって、キャリア周波数を低減させつつ、スイッチング素子の許容範囲内で、それに通流される電流値を増加することができ、これにより電動機の起動時において、起動トルクを大きくすることも可能とすることができる。
このとき、電動機起動直後に制御部において、ある特定のスイッチング素子をスイッチングした場合、スイッチング素子に、連続で流すことのできる直流電流の最大値であるキャリア周波数低減開始電流値を求める。このときのキャリア周波数低減開始電流値は、制御部において、スイッチング素子のジャンクション温度、定常損失、スイッチング損失、及び前記制御装置の冷却能力よって求めることができる。
本発明による永久磁石同期電動機の制御方法の一実施形態による動作を説明するためのフローチャートである。 本発明による永久磁石同期電動機の制御方法の他の一実施形態による動作を説明するためのフローチャートである。 本発明による永久磁石同期電動機の制御方法の一実施形態が適用された永久磁石同期電動機制御装置の一例を示すブロック構成図てある。 本発明による永久磁石同期電動機の制御方法の一実施形態が適用された永久磁石同期電動機制御装置の他の一例を示すブロック構成図てある。
符号の説明
100:三相交流電源
110:順変換部
120:平滑部
130:逆変換部
140:永久磁石動機電動機
150:磁極位置検出器
160:PWM信号発生部
170:キャリア信号発生部
180:制御部
190:電流検出部(CT)
190a:電流検出部(シャント抵抗)

Claims (2)

  1. 永久磁石形同期電動機の回転子磁極位置を検出し、PWMインバータを制御して電機子電流を切換える方式の永久磁石形同期電動機の制御方法において、
    前記永久磁石形同期電動機のロックを検出し、ロック時に前記PWMインバータのキャリア周波数を通常運転時用の周波数から低減させ
    前記ロック時でのキャリア周波数の低減量が、前記PWMインバータのスイッチング素子の出力電流の大きさと通電時間の長さから算出されることを特徴とする永久磁石形同期電動機の制御方法。
  2. 請求項1に記載の永久磁石形同期電動機の制御方法において、
    前記キャリア周波数の低減が実行されたとき、当該キャリア周波数の低減量に応じて電流抑制機能の設定電流値が増加されることを特徴とする永久磁石形同期電動機の制御方法。
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