JP2000126929A - 歯車高品質化処理システムおよび該システムに用い得るバレル処理装置 - Google Patents

歯車高品質化処理システムおよび該システムに用い得るバレル処理装置

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JP2000126929A
JP2000126929A JP10301856A JP30185698A JP2000126929A JP 2000126929 A JP2000126929 A JP 2000126929A JP 10301856 A JP10301856 A JP 10301856A JP 30185698 A JP30185698 A JP 30185698A JP 2000126929 A JP2000126929 A JP 2000126929A
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barrel
gear
shot peening
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media
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Shigeru Hoyashita
茂 穗屋下
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Saga University NUC
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    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B35/00Machines or devices designed for superfinishing surfaces on work, i.e. by means of abrading blocks reciprocating with high frequency
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F17/00Special methods or machines for making gear teeth, not covered by the preceding groups
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F19/00Finishing gear teeth by other tools than those used for manufacturing gear teeth
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質歯車の効率的な生産を行うとともに、
集塵装置等による作業環境の清浄化を安価に達成するこ
とにある。 【解決手段】 歯形形成および表面硬化処理済みの歯車
5にショットピーニング処理を施すショットピーニング
装置1と、前記ショットピーニング装置に隣接して位置
して、前記ショットピーニング装置でショットピーニン
グ処理を施された前記歯車にバレル処理を施すバレル処
理装置2と、前記ショットピーニング装置および前記バ
レル処理装置に隣接して位置して、前記ショットピーニ
ング装置でショットピーニング処理を施された前記歯車
を前記バレル処理装置に供給する歯車移送装置3と、を
具えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホブ切りやシェー
ビングあるいは転造等による歯形形成および、熱処理や
浸炭あるいは窒化処理等の表面硬化処理済みの歯車、あ
るいはさらに歯面研削した歯車に、ショットピーニング
処理とバレル処理とを連続的に施して、歯元曲げ疲労強
度、面圧強度および耐磨耗性を向上させて負荷能力を高
めた高品質歯車を効率的にかつ経済的に生産する、歯車
高品質化処理システムに関するものである。
【0002】なお、本発明は、従来の工程で製作されて
いる種々の歯車(例えば平歯車、はすば歯車、やまば歯
車、ねじ歯車、ウォーム等)の何れにも適用でき、また
歯車の歯形も、通常のインボリュートのみならず、任意
の歯形(例えばサイクロイド曲線、トロコイド曲線、円
弧など)に適用することができる。
【0003】
【従来の技術】浸炭焼入れなどの表面硬化処理が施され
た鋼製の歯車を製作する際の従来の基本的な一連の工程
としては、次の三種類の代表的な工程が挙げられる。但
しここでは、表面硬化処理後にスケールやバリ除去の目
的で行われるショットブラストや、歯車をシャフトに固
定するための中心穴研削の工程は省略して示す。 (1)ホブ切り→表面硬化処理 (2)ホブ切り→シェービングまたは転造→表面硬化処
理 (3)ホブ切り→表面硬化処理→歯面研削
【0004】(1)の一連の工程は、ホブ切りのみで歯
面を仕上げるものであり、水門などの比較的大きい歯車
の製作の際に用いられる。(2)の一連の工程は、小型
および中型の歯車の製作の際に用いられ、かかる歯車は
自動車のトランスミッション等で最もよく使用されてい
る。(3)の一連の工程は、高級自動車のトランスミッ
ションや一般産業機械の変速機等で使用される歯車の製
作の際によく用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
上記(2)の一連の工程や(3)の一連の工程の後に、
歯車の歯元曲げ疲労強度を向上させる目的で、ショット
ピーニング処理が施される場合がある。しかしながら、
ショットピーニング処理を歯元に施すと、動力伝達を行
う歯面が粗れてしまい、面圧強度がしばしば問題にな
る。
【0006】これにつき本願発明者は、ショットピーニ
ング処理後にバレル処理を施せば面圧強度を著しく改善
し得ることを見出し、この知見に鑑みて次の基本的な一
連の工程を案出した。 (4)ホブ切り→シェービングまたは転造→表面硬化処
理→ショットピーニング処理→バレル処理 (5)ホブ切り→表面硬化処理→歯面研削→ショットピ
ーニング処理→バレル処理
【0007】しかしながら、(4)の一連の工程におい
て、ショットピーニング処理とバレル処理との工程は一
般には各々単独で行われるが、そのようにしたのでは効
率的な生産が行えないという問題があった。また(5)
の一連の工程においても、歯車研削とショットピーニン
グ処理とバレル処理との工程は一般には各々単独で行わ
れるが、そのようにしたのでは効率的な生産が行えない
という問題があった。また、ショットピーニング処理装
置とバレル処理装置とは共に比較的環境汚染を生じさせ
やすいので、集塵装置等による作業環境の清浄化にコス
トが嵩むという問題もあった。
【0008】それゆえ本発明は、ショットピーニング処
理とバレル処理との工程を同一システム内に取り込み、
連続化させて、効率的な生産を行い得るようにすること
を目的とし、さらにはそこに歯面研削の工程をも取り込
んで、より効率的な生産を行い得るようにすることを目
的としている。また本発明は作業環境の清浄化コストを
安価なものにすることも目的としている。そして本発明
は、かかるシステムに用い得るバレル処理装置を提供す
ることも目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明は、上記課題を有利に解決した歯車高品質化処理シ
ステムを提供するものであり、本発明の歯車高品質化処
理システムは、歯形形成および表面硬化処理済みの歯車
にショットピーニング処理を施すショットピーニング装
置と、前記ショットピーニング装置に隣接して位置し
て、前記ショットピーニング装置でショットピーニング
処理を施された前記歯車にバレル処理を施すバレル処理
装置と、前記ショットピーニング装置および前記バレル
処理装置に隣接して位置して、前記ショットピーニング
装置でショットピーニング処理を施された前記歯車を前
記バレル処理装置に供給する歯車移送装置と、を具えて
なるものである。
【0010】かかるシステムにあっては、歯形形成およ
び表面硬化処理済みの歯車をショットピーニング装置に
供給すると、そのショットピーニング装置が、その供給
された歯車にショットピーニング処理を施して歯車の歯
元の曲げ疲労強度を改善し、次いで、そのショットピー
ニング装置とそれに隣接して位置するバレル処理装置と
の両方に隣接して位置する歯車移送装置が、ショットピ
ーニング装置でショットピーニング処理を施された歯車
をバレル処理装置に供給し、そのバレル処理装置が、そ
の供給された歯車にバレル処理を施す。
【0011】従ってこのシステムによれば、ショットピ
ーニング処理とバレル処理との工程を同一システム内に
取り込んで連続化させることができるので、高品質歯車
の効率的な生産を行うことができる。しかも、共に比較
的環境汚染を生じさせやすいショットピーニング処理装
置とバレル処理装置とを一体化させていることから、集
塵装置等の清浄化設備が少ない台数で済むので、作業環
境の清浄化を安価に達成することができる。
【0012】なお、本発明の歯車高品質化処理システム
においては、前記歯車移送装置は、前記ショットピーニ
ング装置への前記歯車の供給および前記バレル処理装置
からの前記歯車の取出しをも行うものであっても良く、
かかるシステムによれば、システムに対する歯車の供給
および取出しも自動化し得て、高品質歯車のより効率的
な生産を行うことができる。
【0013】また、本発明の歯車高品質化処理システム
においては、前記ショットピーニング装置と前記バレル
処理装置とは互いに横並びに位置していても良く、かか
るシステムによれば、歯車の移送距離が短くなるので歯
車移送装置の構成を簡易なものとすることができる。
【0014】この一方、本発明の歯車高品質化処理シス
テムにおいては、前記ショットピーニング装置と前記バ
レル処理装置とは互いに縦並びに位置していても良く、
かかるシステムによれば、システムの占有床面積を少な
くし得て、歯車生産場所のスペース効率を高めることが
できる。
【0015】さらに、本発明の歯車高品質化処理システ
ムは、前記ショットピーニング装置に隣接して位置し
て、前記歯車の歯面研削を行う研削装置と、前記研削装
置および前記ショットピーニング装置に隣接して位置し
て、前記研削装置で歯面研削を施された前記歯車を前記
ショットピーニング装置に供給する第2の歯車移送装置
と、をさらに具えていても良く、かかるシステムによれ
ば、ショットピーニング処理前の歯面研削工程も同一シ
ステム内に取り込んで連続化させることができるので、
高品質歯車のより効率的な生産を行うことができる。
【0016】さらに、本発明の歯車高品質化処理システ
ムにおいては、前記バレル処理装置は、バレル槽を公転
させるとともにそのバレル槽内にて前記歯車を自転させ
るジャイロ式のものであって、前記バレル槽に複数種類
のメディアを順次に供給するメディア供給手段と、前記
歯車のバレル処理を終了したメディアを前記バレル槽か
ら排出させるメディア排出手段と、を具えるものであっ
ても良く、かかるシステムにあっては、バレル槽が公転
するとともに、そのバレル槽内にて歯車が自転し、その
バレル槽にメディア供給手段が複数種類のメディア(研
磨石)を順次に供給し、一方メディア排出手段が、その
バレル槽から歯車のバレル処理を終了した種類のメディ
アを排出させる。従ってかかるシステムによれば、バレ
ル処理をより多様に行い得て、高品質歯車のより効率的
な生産を行うことができる。
【0017】そして、かかるシステムに用い得る本発明
のバレル処理装置は、バレル槽を公転させるとともにそ
のバレル槽内にてワークを自転させるジャイロ式のバレ
ル処理装置において、前記バレル槽に複数種類のメディ
アを順次に供給するメディア供給手段と、前記ワークの
バレル処理を終了したメディアを前記バレル槽から排出
させるメディア排出手段と、を具えることを特徴とする
ものである。
【0018】かかるバレル処理装置にあっては、バレル
槽が公転するとともに、そのバレル槽内にて例えば歯車
等のワークが自転し、そのバレル槽にメディア供給手段
が複数種類のメディアを順次に供給し、一方メディア排
出手段が、そのバレル槽からワークのバレル処理を終了
した種類のメディアを排出させる。
【0019】従ってこのバレル処理装置によれば、上記
システムに用い得て、歯車のバレル処理をより多様に行
うことができる。また、このバレル処理装置は歯車以外
のワークにも適用し得て、そのワークのバレル処理をよ
り多様に行うことができる。
【0020】なお、本発明のバレル処理装置において
は、前記複数種類のメディアは、荒加工用メディアと、
その荒加工用メディアよりも砥粒が細かい仕上げ加工用
メディアとの二種類のメディアであっても良く、かかる
バレル処理装置によれば、バレル処理において荒加工と
仕上げ加工とを連続的に行い得て、短時間で効率的なバ
レル処理を行うことができる。
【0021】この一方、本発明のバレル処理装置におい
ては、前記複数種類のメディアは、ワークの細部まで入
る細部加工用メディアと、その細部加工用メディアより
も大きい周辺部加工用メディアとの二種類のメディアで
あっても良く、かかるバレル処理装置によれば、ワーク
の細部加工と周辺部加工との加工時間を個別に設定し得
て、ワークの細部と周辺部とにそれぞれ適した所望のバ
レル処理を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図1(a)は、本発明の歯車高品質化処理システム
の第1実施例の概略構成を模式的に示す縦断面図、また
図1(b)は、その第1実施例のシステムの概略構成を
模式的に示す平面図であり、この実施例のシステムは、
ショットピーニング装置1と、そのショットピーニング
装置1に横並びに隣接して設置されたジャイロ式のバレ
ル研磨処理装置2と、それらショットピーニング装置1
とバレル研磨処理装置2との間にそれらに隣接して設置
された歯車移送装置としての極座標型工業用ロボット3
とを具えている。
【0023】ところで、例えばモジュールが3、歯数が
30、歯幅が20mmの歯車については通常、ショット
ピーニング処理に要する時間は30秒〜数分、バレル処
理に要する時間は30〜60分程度であり、この要処理
時間を考慮して、この実施例のシステムは、伸縮、昇降
移動および回転するアーム3aを持つ極座標型ロボット3
を中心としてその周囲にA,B,C,Dの四つの区画を
具えている。
【0024】ここで、区画Aには、ターンテーブル式の
パレット4と、図示しない洗浄装置と、パレット4の周
囲を覆う図示しない開閉式のシールドとが設置され、区
画Bには、ショットピーニング装置1の、ショットノズ
ル1aと、そのショットノズル1aを昇降、進退移動および
首振り揺動させるノズル移動機構1bと、一個または複数
個の歯車5とそれを着脱可能に支持する治具6とからな
るワークユニット7をその歯車中心軸線が垂直に延在す
る姿勢で着脱可能に固定するワーク台1cと、そのワーク
台1cを回転させるモータ1dと、それらを覆う開閉式のシ
ールド8とが設置されている。
【0025】また区画Cには、区画Aと同様のターンテ
ーブル式のパレット9が設置され、区画Dには、バレル
研磨処理装置2の、バレル槽2aと、そのバレル槽2aを公
転させるモータ2bと、そのバレル槽2a内の周方向四カ所
においてそれぞれワークユニット7を自転させるモータ
2cと、ワークユニット7をモータ2cに着脱可能に結合す
るチャック2dと、モータ2cを昇降移動させることでバレ
ル槽2aに対しワークユニット7を昇降移動させるワーク
昇降機構2eと、バレル槽2aの底蓋2fを開閉させる図示し
ない底蓋開閉機構と、その区画Dに隣接して設置された
メディア供給装置10およびメディア回収槽11からそれぞ
れ延設されたメディア供給ダクト10a およびメディア回
収ダクト11a と、バレル槽2a内にコンパウンドを水と一
緒に供給する図示しないコンパウンド供給機構とが設置
されている。
【0026】なお、メディア供給装置10は、比較的荒い
砥粒を固めた荒加工用メディア(研磨石)を貯留する荒
加工用メディア貯蔵槽10b と、その荒加工用メディアよ
りも細かい砥粒を固めた仕上げ加工用メディアを貯留す
る仕上げ加工用メディア貯蔵槽10c とを持っており、メ
ディア供給ダクト10a は、それら二つのメディア貯蔵槽
10b, 10cから上記二種類のメディアを選択的に、バレル
槽2a内に供給する。
【0027】かかるシステムにあっては、以下の如き一
連の工程で歯車5のショットピーニング処理とバレル研
磨処理とが連続して行われる。 (1)先ず、ホブ切りおよびシェービングあるいは転造
等により歯面を含めて歯形を高精度に形成された後に熱
処理等の表面硬化処理を施された一個または複数個の歯
車5が治具6に取り付けられて各ワークユニット7が構
成され、そのワークユニット7が、自動または手作業で
区画Aに搬入されてパレット4上に載置される。 (2)次いでパレット4が回転してワークユニット7を
ロボット3のアーム3aの移動範囲内に移動させ、ロボッ
ト3がアーム3aでそのワークユニット7を区画Aから区
画Bへ移動させてショットピーニング装置1のワーク台
1c上に配置し、ワーク台1cがそのワークユニット7を固
定する。
【0028】(3)次いで区画Bで、ワークユニット7
の歯車5にショットピーニング処理が所定時間施され
る。ショットノズル1aはノズル移動機構1bにより、昇
降、進退移動および首振り揺動させられつつショット球
をワークユニット7の歯車5に吹きつけ、その間、モー
タ1dがワーク台1cを介しワークユニット7を所定回転方
向に対して正転および逆転させて、歯車5の両側の歯面
にまんべんなくショット球が当たるようにする。そして
そのショットピーニング処理中は、ショット球が区画B
から飛び出ないようにシールド8が閉じられる。 (4)次いでロボット3がアーム3aでワークユニット7
を区画Cのパレット9上に載せ、このパレット9上にて
ワークユニット7は次のバレル工程の順番を待つ。
【0029】(5)次いで一つまたは数個のワークユニ
ット7が、ロボット3のアーム3aで区画Dに順次に移動
されて、あらかじめメディアが抜かれているバレル槽2a
上へ配置され、ワーク昇降機構2eでモータ2cとともに上
昇したチャック2dに装着されて、ワーク昇降機構2eによ
りバレル槽2a内に下ろされる。 (6)次いでバレル槽2a内でワークユニット7の歯車5
にバレル研磨処理が施され、その際、先ず、バレル槽2a
の底蓋2fが底蓋開閉機構で閉じられてから、バレル槽2a
内に、荒加工用メディア貯蔵槽10b からメディア供給ダ
クト10a を介して荒加工用メディアが供給されるととも
にコンパウンド供給機構からコンパウンドが供給され、
次いでモータ2bがバレル槽2aを所定回転方向に対し正転
および逆転方向に回転(公転)させるとともに、モータ
2cがそのバレル槽2a内の周方向四カ所においてそれぞれ
ワークユニット7をバレル槽2aの回転方向と逆方向に回
転(自転)させ、これにより歯車5の両歯面に荒加工用
メディアとコンパウンドとにより荒バレル研磨処理が施
される。なお、このバレル研磨中、例えばワーク昇降機
構2eによりワークユニット7に上下方向(歯車の中心軸
線方向)の振動を加えても良い。
【0030】荒バレル研磨処理が終わると、バレル槽2a
の底蓋2fが底蓋開閉機構で開かれてバレル槽2a内の荒加
工用メディアとコンパウンドとがメディア回収ダクト11
a を経てメディア回収槽11内に回収され、次いでバレル
槽2aの底蓋2fが底蓋開閉機構で閉じられてから、バレル
槽2a内に、仕上げ加工用メディア貯蔵槽10c からメディ
ア供給ダクト10a を介して仕上げ加工用メディアが供給
されるとともにコンパウンド供給機構からコンパウンド
が供給され、上記の荒バレル研磨処理と同様にして歯車
5の両歯面に仕上げ加工用メディアとコンパウンドとに
より仕上げバレル研磨処理が施される。そして仕上げバ
レル研磨処理が終了すると、バレル槽2aの底蓋2fが底蓋
開閉機構で開かれてバレル槽2a内の仕上げ加工用メディ
アとコンパウンドとがメディア回収ダクト11a を経てメ
ディア回収槽11内に回収される。
【0031】なお、荒バレル研磨処理と仕上げバレル研
磨処理とのうち一方の処理を行っている間に、他方の加
工用メディアはメディア貯蔵槽に戻されるが、このと
き、メディアやコンパウンドの劣化状態を逐次調べ、必
要に応じてメディアを新しいものに交換することもでき
る。従って、このバレル研磨処理装置2は、歯車5を中
・多量生産で連続的に加工するのに極めて好適である。
【0032】(7)次いでワークユニット7が、ワーク
昇降機構2eによりバレル槽2a内から持ち上げられ、ロボ
ット3のアーム3aで区画Aのパレット4上に移される。
そして区画Aでは、シールドが閉じられてから、コンパ
ウンドと水とが混ざった加工液を洗い流すためにワーク
ユニット7に空気および洗浄液が吹きつけられ、必要に
応じて防錆剤も噴霧される。 (8)しかる後、シールドが開かれてから、ワークユニ
ット7が自動または手作業で区画Aから搬出される。
【0033】従ってこの第1実施例のシステムによれ
ば、ショットピーニング処理とバレル処理との工程を同
一システム内に取り込んで連続化させることができるの
で、高品質歯車の効率的な生産を行うことができる。し
かも、共に比較的環境汚染を生じさせやすいショットピ
ーニング処理装置とバレル処理装置とを一体化させてい
ることから、集塵装置等の清浄化設備が少ない台数で済
むので、作業環境の清浄化を安価に達成することができ
る。
【0034】さらにこの第1実施例のシステムによれ
ば、ロボット3がショットピーニング装置1への歯車5
の供給およびバレル研磨処理装置2からの歯車5の取出
しをも自動的に行うので、高品質歯車のより効率的な生
産を行うことができる。
【0035】さらにこの第1実施例のシステムによれ
ば、ショットピーニング装置1とバレル研磨処理装置2
とは互いに横並びに位置していることから、歯車の移送
距離が短くなるので、ロボット3の構成を簡易なものと
することができる。
【0036】図2は、本発明の歯車高品質化処理システ
ムの第2実施例としての歯車加工システムの概略構成を
模式的に示す平面図であり、この実施例のシステムは、
ショットピーニング装置1と、そのショットピーニング
装置1に横並びに隣接して設置されたジャイロ式のバレ
ル研磨処理装置2と、それらショットピーニング装置1
とバレル研磨処理装置2との間にそれらに隣接して設置
された歯車移送装置としての極座標型工業用ロボット3
とを具える他、ショットピーニング装置1に横並びに隣
接して設置された研削装置としてのNC(数値制御)歯
車研削盤12と、それらショットピーニング装置1と歯車
研削盤12とに隣接して設置された第2の歯車移送装置と
しての、先のロボット3と同様の構成の第2のロボット
13と、該システムに対するワークユニット7の搬入およ
び搬出を行う二つのベルトコンベヤ14,15とをさらに具
えている。但し、ショットピーニング装置1とバレル研
磨処理装置2とロボット3との構成および配置は、上記
第1実施例と同一であるので、ここではそれらの詳細な
説明は省略する。
【0037】そしてこの第2実施例のシステムは、ロボ
ット3の周囲のA,B,C,Dの四つの区画に加えて、
ベルトコンベヤ14,15が位置する区画Eと、歯車研削盤
12のワーク台12a が位置する区画Fとを具えている。
【0038】かかる実施例のシステムにあっては、以下
の如き一連の工程で歯車5のショットピーニング処理と
バレル研磨処理とが連続して行われる。 (1)先ず、例えばホブ切り等により歯形をある程度の
精度に形成された後に熱処理等の表面硬化処理を施され
た一個または複数個の歯車5が治具6に取り付けられて
各ワークユニット7が構成され、そのワークユニット7
が、自動または手作業で区画Eに搬入されてベルトコン
ベヤ14上に載置される。 (2)次いでベルトコンベヤ14が作動してその上のワー
クユニット7を順次ロボット13のアーム13a の移動範囲
内に移動させ、ロボット13がアーム13a でそのワークユ
ニット7を区画Eから区画Fへ移動させて歯車研削盤12
のワーク台12a上に配置し、ワーク台12a がそのワーク
ユニット7を固定するとともに、歯車研削盤12の砥石12
b がそのワークユニット7の歯車5の歯面を研削する。
研削が終了すると、ロボット13がアーム13a でそのワー
クユニット7を区画Fから区画Aへ移動させてパレット
4上に載置する。
【0039】以後は第1実施例と同様の工程が行われ
る。すなわち、 (4)ワークユニット7がロボット3のアーム3aで区画
Bへ移動される。 (5)次いでワークユニット7の歯車5の両歯面にショ
ットピーニング装置1でショットピーニング処理が施さ
れる。 (6)次いでワークユニット7がロボット3のアーム3a
で区画Cのパレット9に送られ、バレル処理の順番を待
つ。 (7)次いでワークユニット7がロボット3のアーム3a
で区画Dのバレル槽2aへ移動される。 (8)次いでワークユニット7の歯車5の両歯面にバレ
ル研磨処理装置2でバレル研磨処理が施される。 (9)次いでワークユニット7がロボット3のアーム3a
で区画Aに送られて、歯車5が洗浄され、必要に応じて
歯車5に防錆剤が噴霧される。 (10)その後、ワークユニット7がロボット13のアー
ム13a で区画Aのパレット4上から区画Eのベルトコン
ベヤ15上へ移動され、ベルトコンベヤ15が作動してその
上のワークユニット7を順次搬送し、最後にそのベルト
コンベヤ15上のワークユニット7が自動または手作業で
区画Eから搬出される。
【0040】従って、この第2実施例のシステムによれ
ば、先の第1実施例の作用効果をもたらすことができ、
加えて、ショットピーニング処理前の歯面研削工程も同
一システム内に取り込んで連続化させることができるの
で、高品質歯車のより効率的な生産を行うことができ
る。
【0041】図3は、本発明の歯車高品質化処理システ
ムの第3実施例としての歯車加工システムの概略構成を
模式的に示す平面図であり、この実施例のシステムは、
第1実施例と同様の構成の一つまたは複数(図示例では
一つ)のシステムに、複数台(図示例では八台)のNC
(数値制御)歯車研削盤12と、それらとショットピーニ
ング装置1との間をむすぶベルトコンベヤ16と、システ
ム全体の作動を制御する通常のコンピュータを具え、生
産効率を上げるための歯車加工の優先順位指令や割込み
に対する処理等を行う歯車加工システムコントロール室
17と、歯車5が治具6に取り付けられてワークユニット
7が構成される歯車装着場所18と、治具6から歯車5が
取り外される歯車取り外し場所19と、ワークユニット7
を移送する例えば極座標型ロボット等の複数台の工業用
ロボット20とが加えられて構成されている。
【0042】かかる第3実施例のシステムによれば、歯
面研削とショットピーニング処理とバレル処理との各工
程がワークユニット7単位での連続式にて処理可能であ
り、コンピュータ制御にて各工程を管理することがで
き、従って、各工程の条件(加工時間、加工条件、位置
など)も任意に設定可能で、各工程の進行状況、過大負
荷、加工ミス、停電なども監視することができる。そし
て歯車5の治具6への装着や治具6からの取り外しも、
工業用ロボット20を用いて自動的に行うことができる。
【0043】図4(a)は、本発明の歯車高品質化処理
システムの第4実施例の概略構成を模式的に示す縦断面
図、また図1(b)は、その第4実施例のシステムの概
略構成を模式的に示す平面図であり、この実施例のシス
テムは、ショットピーニング装置1と、そのショットピ
ーニング装置1に縦並びに隣接して設置されたジャイロ
式のバレル研磨処理装置2と、それらショットピーニン
グ装置1とバレル研磨処理装置2との間にそれらに隣接
して設置された歯車移送装置としての極座標型工業用ロ
ボット3とを具えている。
【0044】またこの実施例のシステムは、ロボット3
の近傍にG,H,Iの三つの区画を具えており、ここ
で、区画Gには、ベルトコンベヤ21が設置され、また区
画Hには、先の第1実施例の区画Bと同様、ショットピ
ーニング装置1の、ショットノズル1aと、そのショット
ノズル1aを昇降、進退移動および首振り揺動させるノズ
ル移動機構1bとが設置され、区画Iには、先の第1実施
例の区画Dと同様、バレル研磨処理装置2のバレル槽2a
が配置されている。
【0045】この実施例におけるバレル研磨処理装置2
は、第1実施例におけるそれと異なって、ワークユニッ
ト7を自転させるモータ2cと、ワークユニット7をモー
タ2cに着脱可能に結合するチャック2dと、ワークユニッ
ト7を昇降移動させるワーク昇降機構2eとを具えてい
ず、代わりにここではロボット3が、アーム3aの先端部
に、ワークユニット7を回転させるモータ3bと、そのモ
ータ3bにワークユニット7を着脱可能に結合するチャッ
ク3cとを具えている。またこの実施例では、区画G,I
と区画Hとの間を仕切る開閉式のシールド22が設けられ
ている。
【0046】かかる実施例のシステムにあっては、以下
のように、ロボット3のアーム3aの先端部にワークユニ
ット7が装着されたままでショットピーニング処理とバ
レル研磨処理とが行われる。すなわち、 (1)先ず、区画Gのベルトコンベヤ21がワークユニッ
ト7を所定位置まで搬入し、そのベルトコンベヤ21上の
ワークユニット7を、ロボット3がアーム3aの先端部の
チャック2dでクランプして、区画Hへ移動させる。 (2)次いでロボット3がワークユニット7をモータ3b
で回転させるのに伴って、ショットピーニング装置1が
ショットノズル1aを移動させてワークユニット7の歯車
のショットピーニングを行う。 (3)ショットピーニングが終わると、区画Hと区画I
との間のシールド22が開かれ、ロボット3がワークユニ
ット7を、ショットピーニング装置1の下方に位置する
バレル研磨処理装置2のバレル槽2aまで下降させる。 (4)次いで先の第1実施例と同様にしてバレル研磨処
理装置2が荒バレル研磨処理と仕上げバレル研磨処理と
を順次に行う。 (5)バレル研磨処理が終わると、ロボット3がワーク
ユニット7を区画Hに引き上げ、そのワークユニット7
に図示しないノズルから高圧空気を吹きつけて洗浄し、
必要に応じて防靖剤を噴霧する。 (6)その後、ロボット3がワークユニット7を区画G
に戻してベルトコンベヤ21上に載置し、ベルトコンベヤ
21がそのワークユニット7を搬出する。
【0047】従って、この実施例のユニットによれば、
先の第1実施例の作用効果をもたらすことができ、加え
て、ショットピーニング装置1とバレル研磨処理装置2
とが互いに縦並びに位置していることから、システムの
占有床面積を少なくし得て、歯車生産場所のスペース効
率を高めることができ、特に、現在稼働中の歯車加工ラ
インに容易に組み込み得て、歯車の品質を容易に高める
ことができる。
【0048】以上、図示例に基づき説明したが本発明は
上述の例に限定されるものでなく、例えば、歯車研削盤
はNCタイプのものでなくても良く、また歯車移送装置
も極座標型ロボット以外の構成のものであっても良い。
さらに、上記実施例ではワークユニット7を縦にして
(歯車の中心軸線が垂直に延在する姿勢として)ワーク
ユニット7の移動および歯車のショットピーニング・バ
レル処理を行ったが、ワークユニット7を横にして連続
的な処理を行うようにしても良い。
【0049】また上記実施例ではメディアとして荒加工
用と仕上げ加工用との二種類のものを使用したが、ワー
クの細部まで入る細部加工用メディアと、その細部加工
用メディアよりも大きい周辺部加工用メディアとの二種
類のメディアを使用しても良く、あるいはそれらを適宜
組み合わせたさらに多種類のメディアを選択的に順次使
用するようにしても良い。
【0050】そして本発明のシステムは、通常の外歯歯
車の他、内歯歯車、ベベルギヤ、ハイポイドギヤなど歯
車全般の高品質化処理に適用することができ、また本発
明のシステムでの高品質化処理は、浸炭、浸炭窒化、窒
化、硫黄窒化、高周波、火炎焼入れ等の各種の表面硬化
処理を施した鋼を材料とする歯車に適用でき、その歯車
は、上述したように転造・鍛造等の冷間・熱間加工品で
あっても良い。
【0051】さらに本発明のシステムおよびバレル処理
装置は、表面硬化処理を施したカムやシャフト、ピン、
ボルト、トラクションドライブの転動体等の機械要素部
品の加工にも応用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の歯車高品質化処理システム
の第1実施例の概略構成を模式的に示す縦断面図、
(b)は、その第1実施例のシステムの概略構成を模式
的に示す平面図である。
【図2】本発明の歯車高品質化処理システムの第2実施
例の概略構成を模式的に示す平面図である。
【図3】本発明の歯車高品質化処理システムの第3実施
例の概略構成を模式的に示す平面図である。
【図4】(a)は、本発明の歯車高品質化処理システム
の第1実施例の概略構成を模式的に示す縦断面図、
(b)は、その第1実施例のシステムの概略構成を模式
的に示す平面図である。
【符号の説明】
1 ショットピーニング装置 2 バレル研磨処理装置 2a バレル槽 3,13 ロボット 5 歯車 6 治具 7 ワークユニット 10 メディア供給装置 11 メディア回収槽 12 NC研削盤
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月27日(1999.9.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明は、上記課題を有利に解決した歯車高品質化処理シ
ステムを提供するものであり、本発明の歯車高品質化処
理システムは、歯形形成および表面硬化処理済みの歯車
を着脱可能に支持した治具を着脱可能に装着して回転さ
せながら、前記歯車にショットピーニング処理を施すシ
ョットピーニング装置と、前記ショットピーニング装置
に隣接して位置して、前記ショットピーニング装置でシ
ョットピーニング処理を施された前記歯車を着脱可能に
支持した前記治具を装着し、その治具を公転するバレル
槽内で自転させながら、前記歯車にバレル処理を施すジ
ャイロ式バレル処理装置と、前記ショットピーニング装
置およびバレル処理装置に隣接して位置して、前記ショ
ットピーニング装置でショットピーニング処理を施され
た前記歯車を着脱可能に支持した前記治具を前記バレル
処理装置に供給する歯車移送装置と、を具えてなるもの
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】かかるシステムにあっては、歯形形成およ
び表面硬化処理済みの歯車を着脱可能に支持した治具を
ショットピーニング装置に供給すると、そのショットピ
ーニング装置が、上記供給された治具を装着してその治
具を回転させながら、その治具が支持した歯車にショッ
トピーニング処理を施して歯車の歯元の曲げ疲労強度を
改善し、次いで、そのショットピーニング装置とそれに
隣接して位置するジャイロ式バレル処理装置との両方に
隣接して位置する歯車移送装置が、ショットピーニング
装置でショットピーニング処理を施された歯車を着脱可
能に支持した治具をショットピーニング装置から出して
ジャイロ式バレル処理装置に供給し、そのジャイロ式バ
レル処理装置が、上記供給された治具をバレル槽内に装
着して、そのバレル槽を公転させるとともに上記供給さ
れた治具ひいてはその治具が支持した歯車を自転させな
がらその歯車にバレル処理を施す。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】従ってこのシステムによれば、ショットピ
ーニング処理装置とジャイロ式バレル処理装置とに着脱
可能な、それらの装置に共通の回転式の治具を使用する
ことで、それらショットピーニング処理とジャイロ式バ
レル処理との工程を同一システム内に取り込んで連続化
させることができるので、高品質歯車の効率的な生産を
行うことができる。しかも、共に比較的環境汚染を生じ
させやすいショットピーニング処理装置とバレル処理装
置とを一体化させていることから、集塵装置等の清浄化
設備が少ない台数で済むので、作業環境の清浄化を安価
に達成することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】なお、本発明の歯車高品質化処理システム
においては、前記歯車移送装置は、前記ショットピーニ
ング装置への、前記歯車を着脱可能に支持した前記治具
の供給および、前記バレル処理装置からの、前記歯車を
着脱可能に支持した前記治具の取出しをも行うものであ
っても良く、かかるシステムによれば、システムに対す
る歯車の供給および取出しも自動化し得て、高品質歯車
のより効率的な生産を行うことができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】さらに、本発明の歯車高品質化処理システ
ムにおいては、前記バレル処理装置は、前記バレル槽に
複数種類のメディアを順次に供給するメディア供給手段
と、前記歯車のバレル処理を終了したメディアを前記バ
レル槽から排出させるメディア排出手段と、を具えるも
のであっても良く、かかるシステムにあっては、バレル
槽にメディア供給手段が複数種類のメディア(研磨石)
を順次に供給し、一方メディア排出手段が、そのバレル
槽から歯車のバレル処理を終了した種類のメディアを排
出させる。従ってかかるシステムによれば、バレル処理
をより多様に行い得て、高品質歯車のより効率的な生産
を行うことができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】そして、かかるシステムに用い得る本発明
のバレル処理装置は、バレル槽を公転させるとともに、
そのバレル槽内にて歯車を自転させて、その歯車にバレ
ル処理を施すジャイロ式のバレル処理装置において、前
記歯車を複数枚重ねて着脱可能に支持した治具と着脱可
能に結合してその治具を自転させる歯車回転駆動手段
と、前記バレル槽に複数種類のメディアを順次に供給す
るメディア供給手段と、前記歯車のバレル処理を終了し
たメディアを前記バレル槽から排出させるメディア排出
手段と、を具えることを特徴とするものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】かかるバレル処理装置にあっては、バレル
槽が公転するとともに、そのバレル槽内にて、歯車を複
数枚重ねて着脱可能に支持した治具が、その治具と着脱
可能に結合した歯車回転駆動手段により駆動されて自転
し、上記バレル槽にメディア供給手段が、複数種類のメ
ディアを順次に供給し、一方メディア排出手段が、その
バレル槽からワークのバレル処理を終了した種類のメデ
ィアを排出させる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】従ってこのバレル処理装置によれば、上記
歯車高品質化処理システム等に用い得て、歯車同時が当
接して傷つけ合うことなしに多数の歯車を効率良くバレ
ル処理することができ、しかも複数種類のメディアを使
用して、歯車のバレル処理をより多様に行うことができ
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この一方、本発明のバレル処理装置におい
ては、前記複数種類のメディアは、歯車の細部まで入る
細部加工用メディアと、その細部加工用メディアよりも
大きい周辺部加工用メディアとの二種類のメディアであ
っても良く、かかるバレル処理装置によれば、歯車の細
部加工と歯車の周辺部加工との加工時間を個別に設定し
得て、歯車の細部と周辺部とにそれぞれ適した所望のバ
レル処理を行うことができる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯形形成および表面硬化処理済みの歯車
    (5)にショットピーニング処理を施すショットピーニ
    ング装置(1)と、 前記ショットピーニング装置に隣接して位置して、前記
    ショットピーニング装置でショットピーニング処理を施
    された前記歯車にバレル処理を施すバレル処理装置
    (2)と、 前記ショットピーニング装置および前記バレル処理装置
    に隣接して位置して、前記ショットピーニング装置でシ
    ョットピーニング処理を施された前記歯車を前記バレル
    処理装置に供給する歯車移送装置(3)と、 を具えてなる、歯車高品質化処理システム。
  2. 【請求項2】 前記歯車移送装置は、前記ショットピー
    ニング装置への前記歯車の供給および前記バレル処理装
    置からの前記歯車の取出しをも行うものであることを特
    徴とする、請求項1記載の歯車高品質化処理システム。
  3. 【請求項3】 前記ショットピーニング装置と前記バレ
    ル処理装置とは互いに横並びに位置することを特徴とす
    る、請求項1または請求項2記載の歯車高品質化処理シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記ショットピーニング装置と前記バレ
    ル処理装置とは互いに縦並びに位置することを特徴とす
    る、請求項1または請求項2記載の歯車高品質化処理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記ショットピーニング装置に隣接して
    位置して、前記歯車の歯面研削を行う研削装置(12)
    と、 前記研削装置および前記ショットピーニング装置に隣接
    して位置して、前記研削装置で歯面研削を施された前記
    歯車を前記ショットピーニング装置に供給する第2の歯
    車移送装置(13)と、 をさらに具えることを特徴とする、請求項1から請求項
    4までの何れか記載の歯車高品質化処理システム。
  6. 【請求項6】 前記バレル処理装置は、バレル槽(2a)
    を公転させるとともにそのバレル槽内にて前記歯車を自
    転させるジャイロ式のものであって、 前記バレル槽に複数種類のメディアを順次に供給するメ
    ディア供給手段(10)と、 前記歯車のバレル処理を終了したメディアを前記バレル
    槽から排出させるメディア排出手段(11)と、 を具えるものであることを特徴とする、請求項1から請
    求項5までの何れか記載の歯車高品質化処理システム。
  7. 【請求項7】 バレル槽(2a)を公転させるとともにそ
    のバレル槽内にてワーク(5)を自転させるジャイロ式
    のバレル処理装置において、 前記バレル槽に複数種類のメディアを順次に供給するメ
    ディア供給手段(10)と、 前記ワークのバレル処理を終了したメディアを前記バレ
    ル槽から排出させるメディア排出手段(11)と、 を具えることを特徴とする、バレル処理装置。
  8. 【請求項8】 前記複数種類のメディアは、荒加工用メ
    ディアと、その荒加工用メディアよりも砥粒が細かい仕
    上げ加工用メディアとの二種類のメディアであることを
    特徴とする、請求項7記載のバレル処理装置。
  9. 【請求項9】 前記複数種類のメディアは、ワークの細
    部まで入る細部加工用メディアと、その細部加工用メデ
    ィアよりも大きい周辺部加工用メディアとの二種類のメ
    ディアであることを特徴とする、請求項7記載のバレル
    処理装置。
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