JP2000111186A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JP2000111186A JP2000111186A JP10278888A JP27888898A JP2000111186A JP 2000111186 A JP2000111186 A JP 2000111186A JP 10278888 A JP10278888 A JP 10278888A JP 27888898 A JP27888898 A JP 27888898A JP 2000111186 A JP2000111186 A JP 2000111186A
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- JP
- Japan
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- valve
- chamber
- discharge
- compressor
- pipe
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 運転状況に応じた圧縮機のタイプを内部高圧
型と内部低圧型とに変更可能にし、運転状況に応じた最
適な能力を発揮することのできる空気調和装置を提供す
ることを目的とするもので、更には、暖房運転の立上り
時の特性を高めた空気調和装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機１は密閉容器２内に電動部６と圧
縮部５とが配置され、同密閉容器内を気密な電動機室４
と吐出室３とに区画し、前記圧縮部に吸込管７を、前記
電動機室に吐出管９を夫々接続するとともに、前記吐出
室と前記吐出管とを連通するバイパス路17を設け、前記
電動機室に前記バイパス路の前記吐出室との接続部近傍
から分岐した分岐管12を接続し、前記バイパス路に第一
開閉弁ｆを、前記分岐管に第一補助開閉弁f'を、前記電
動機室から前記圧縮部に連なる流入口に第二開閉弁13
を、前記電動機室から前記吐出管に連なる吐出口に第三
開閉弁16を夫々設けた。
型と内部低圧型とに変更可能にし、運転状況に応じた最
適な能力を発揮することのできる空気調和装置を提供す
ることを目的とするもので、更には、暖房運転の立上り
時の特性を高めた空気調和装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機１は密閉容器２内に電動部６と圧
縮部５とが配置され、同密閉容器内を気密な電動機室４
と吐出室３とに区画し、前記圧縮部に吸込管７を、前記
電動機室に吐出管９を夫々接続するとともに、前記吐出
室と前記吐出管とを連通するバイパス路17を設け、前記
電動機室に前記バイパス路の前記吐出室との接続部近傍
から分岐した分岐管12を接続し、前記バイパス路に第一
開閉弁ｆを、前記分岐管に第一補助開閉弁f'を、前記電
動機室から前記圧縮部に連なる流入口に第二開閉弁13
を、前記電動機室から前記吐出管に連なる吐出口に第三
開閉弁16を夫々設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に係
わり、より詳細には、運転状況に応じて圧縮機のタイプ
を変更可能としたものに関する。
わり、より詳細には、運転状況に応じて圧縮機のタイプ
を変更可能としたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和装置は、一例を図５
（Ａ）で示し、他の例を図５（Ｂ）で示すように、圧縮
機１と、流路切換弁Ａ、室外側熱交換器Ｂと、膨張弁Ｃ
と、室内側熱交換器Ｄとを順次連結して冷媒回路を形成
してなり、前記圧縮機１は、例えば図５（Ａ）で示す一
例のように、密閉容器２内に電動部６と圧縮部５とが配
置され、同密閉容器２内を気密な電動機室４と吐出室３
とに区画し、前記圧縮部５に吸込管7aを、前記電動機室
４に吐出管9aを夫々接続してなる構成であった。しかし
ながら、暖房運転開始時に、前記吸込管7aから前記圧縮
部５に吸入された冷媒が、前記電動機室４を経由し前記
吐出管9aから吐き出されて前記圧縮機１を内部高圧型と
なすことから、前記圧縮部５で高温となった冷媒温度が
前記電動機室４で低下してしまうために温風の吹き出し
が遅れることになって、所謂立上り特性が劣る空気調和
装置になってしまうという問題を有していた。
（Ａ）で示し、他の例を図５（Ｂ）で示すように、圧縮
機１と、流路切換弁Ａ、室外側熱交換器Ｂと、膨張弁Ｃ
と、室内側熱交換器Ｄとを順次連結して冷媒回路を形成
してなり、前記圧縮機１は、例えば図５（Ａ）で示す一
例のように、密閉容器２内に電動部６と圧縮部５とが配
置され、同密閉容器２内を気密な電動機室４と吐出室３
とに区画し、前記圧縮部５に吸込管7aを、前記電動機室
４に吐出管9aを夫々接続してなる構成であった。しかし
ながら、暖房運転開始時に、前記吸込管7aから前記圧縮
部５に吸入された冷媒が、前記電動機室４を経由し前記
吐出管9aから吐き出されて前記圧縮機１を内部高圧型と
なすことから、前記圧縮部５で高温となった冷媒温度が
前記電動機室４で低下してしまうために温風の吹き出し
が遅れることになって、所謂立上り特性が劣る空気調和
装置になってしまうという問題を有していた。
【０００３】または、前記圧縮機１は、例えば図５
（Ｂ）で示す他の例のように、密閉容器２内に電動部６
と圧縮部５とが配置され、同密閉容器２内を気密な電動
機室４と吐出室３とに区画し、前記電動機室４に吸込管
7bを、前記吐出室３に吐出管9bを夫々接続してなる構成
であった。しかしながら、暖房運転時に、前記吸込管7b
から前記電動機室４を経て前記圧縮部５に吸入された冷
媒が、前記吐出管9aから吐き出されて前記圧縮機１を内
部低圧型となすことから、過剰な給油は冷凍サイクルの
性能を低下させてしまうほか、前記圧縮機１内の油が不
足して摺動部が焼き付く恐れがあった。
（Ｂ）で示す他の例のように、密閉容器２内に電動部６
と圧縮部５とが配置され、同密閉容器２内を気密な電動
機室４と吐出室３とに区画し、前記電動機室４に吸込管
7bを、前記吐出室３に吐出管9bを夫々接続してなる構成
であった。しかしながら、暖房運転時に、前記吸込管7b
から前記電動機室４を経て前記圧縮部５に吸入された冷
媒が、前記吐出管9aから吐き出されて前記圧縮機１を内
部低圧型となすことから、過剰な給油は冷凍サイクルの
性能を低下させてしまうほか、前記圧縮機１内の油が不
足して摺動部が焼き付く恐れがあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、運転状況に応じた圧縮機のタイプを
内部高圧型と内部低圧型とに変更可能にし、運転状況に
応じた最適な能力を発揮することのできる空気調和装置
を提供することを目的とするもので、更には、暖房運転
の立上り時の特性を高めた空気調和装置を提供すること
を目的とする。
記の問題点に鑑み、運転状況に応じた圧縮機のタイプを
内部高圧型と内部低圧型とに変更可能にし、運転状況に
応じた最適な能力を発揮することのできる空気調和装置
を提供することを目的とするもので、更には、暖房運転
の立上り時の特性を高めた空気調和装置を提供すること
を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、圧縮機と、流路切換弁と、室外側熱交換器
と、膨張弁と、室内側熱交換器とを順次連結し冷媒回路
を形成してなり、前記圧縮機は密閉容器内に電動部と圧
縮部とが配置され、同密閉容器内を気密な電動機室と吐
出室とに区画し、前記圧縮部に吸込管を、前記電動機室
に吐出管を夫々接続するとともに、前記吐出室と前記吐
出管とを連通するバイパス路を設け、前記電動機室に前
記バイパス路の前記吐出室との接続部近傍から分岐した
分岐管を接続し、前記バイパス路に第一開閉弁を、前記
分岐管に第一補助開閉弁を、前記電動機室から前記圧縮
部に連なる流入口に第二開閉弁を、前記電動機室から前
記吐出管に連なる吐出口に第三開閉弁を夫々設けた構成
となっている。
決するため、圧縮機と、流路切換弁と、室外側熱交換器
と、膨張弁と、室内側熱交換器とを順次連結し冷媒回路
を形成してなり、前記圧縮機は密閉容器内に電動部と圧
縮部とが配置され、同密閉容器内を気密な電動機室と吐
出室とに区画し、前記圧縮部に吸込管を、前記電動機室
に吐出管を夫々接続するとともに、前記吐出室と前記吐
出管とを連通するバイパス路を設け、前記電動機室に前
記バイパス路の前記吐出室との接続部近傍から分岐した
分岐管を接続し、前記バイパス路に第一開閉弁を、前記
分岐管に第一補助開閉弁を、前記電動機室から前記圧縮
部に連なる流入口に第二開閉弁を、前記電動機室から前
記吐出管に連なる吐出口に第三開閉弁を夫々設けた構成
となっている。
【０００６】また、冷房運転時に、前記第一補助開閉弁
と、第三開閉弁とを開放する一方、前記第一開閉弁と、
第二開閉弁とを閉塞し、前記吸込管から前記圧縮部に吸
入された冷媒を、前記吐出室、前記分岐管、前記電動機
室、前記吐出口を順次経由し、前記吐出管から吐き出す
ようにして前記圧縮機を内部高圧型となし、暖房運転開
始時に、前記第一開閉弁を開放する一方、前記第一補助
開閉弁と、前記第二開閉弁と、前記第三開閉弁とを閉塞
し、前記吸込管から前記圧縮部に吸入された冷媒を、前
記バイパス路を経由し前記吐出管から吐き出すようにし
て前記圧縮機を内部低圧型となし、暖房運転時に、前記
第一補助開閉弁と、第三開閉弁とを開放する一方、前記
第一開閉弁と、第二開閉弁とを閉塞し、前記吸込管から
前記圧縮部に吸入された冷媒を、前記吐出室、前記分岐
管、前記電動機室、前記吐出口を順次経由し、前記吐出
管から吐き出すようにして前記圧縮機を内部高圧型とな
した構成となっている。
と、第三開閉弁とを開放する一方、前記第一開閉弁と、
第二開閉弁とを閉塞し、前記吸込管から前記圧縮部に吸
入された冷媒を、前記吐出室、前記分岐管、前記電動機
室、前記吐出口を順次経由し、前記吐出管から吐き出す
ようにして前記圧縮機を内部高圧型となし、暖房運転開
始時に、前記第一開閉弁を開放する一方、前記第一補助
開閉弁と、前記第二開閉弁と、前記第三開閉弁とを閉塞
し、前記吸込管から前記圧縮部に吸入された冷媒を、前
記バイパス路を経由し前記吐出管から吐き出すようにし
て前記圧縮機を内部低圧型となし、暖房運転時に、前記
第一補助開閉弁と、第三開閉弁とを開放する一方、前記
第一開閉弁と、第二開閉弁とを閉塞し、前記吸込管から
前記圧縮部に吸入された冷媒を、前記吐出室、前記分岐
管、前記電動機室、前記吐出口を順次経由し、前記吐出
管から吐き出すようにして前記圧縮機を内部高圧型とな
した構成となっている。
【０００７】また、前記第一開閉弁と、前記第一補助開
閉弁とが夫々電磁弁からなる構成となっている。
閉弁とが夫々電磁弁からなる構成となっている。
【０００８】また、前記第二開閉弁と前記前記第三開閉
弁とが、逆止弁からなる構成となっている。
弁とが、逆止弁からなる構成となっている。
【０００９】また、前記第一補助開閉弁は、前記第一開
閉弁が開放するのに連動して閉塞し、閉塞するのに連動
して開放するようにした構成となっている。
閉弁が開放するのに連動して閉塞し、閉塞するのに連動
して開放するようにした構成となっている。
【００１０】更に、前記圧縮機を、スクロール型圧縮機
としてなる構成となっている。
としてなる構成となっている。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図１乃至図４
において、１は圧縮機、Ａは流路切換弁、Ｂは室外側熱
交換器、Ｃは膨張弁、Ｄは室内側熱交換器で、これらは
順次連結されて冷媒回路が形成されている。
に基づいた実施例として詳細に説明する。図１乃至図４
において、１は圧縮機、Ａは流路切換弁、Ｂは室外側熱
交換器、Ｃは膨張弁、Ｄは室内側熱交換器で、これらは
順次連結されて冷媒回路が形成されている。
【００１２】前記圧縮機１は密閉容器２内に電動部６と
圧縮部５とが配置され、同密閉容器２内を気密な電動機
室４と吐出室３とに区画し、前記圧縮部５に吸込管７
を、前記電動機室４に吐出管９を夫々接続するととも
に、前記吐出室３と前記吐出管９とを連通するバイパス
路17を設け、前記電動機室４に前記バイパス路17の前記
吐出室３との接続部近傍から分岐した分岐管12を接続
し、前記バイパス路17に第一開閉弁ｆを、前記分岐管12
に第一補助開閉弁f'を、前記電動機室４から前記圧縮部
５に連なる流入口に第二開閉弁13を、前記電動機室４か
ら前記吐出管９に連なる吐出口に第三開閉弁16を夫々設
けた構成となっている。なお、前記第二開閉弁13は、ば
ね14によって前記流入口を常時開放する方向に付勢され
ており、前記電動機室４が高圧となった場合、圧力差に
よって前記流入口が閉じられるようにした構成となって
いる。
圧縮部５とが配置され、同密閉容器２内を気密な電動機
室４と吐出室３とに区画し、前記圧縮部５に吸込管７
を、前記電動機室４に吐出管９を夫々接続するととも
に、前記吐出室３と前記吐出管９とを連通するバイパス
路17を設け、前記電動機室４に前記バイパス路17の前記
吐出室３との接続部近傍から分岐した分岐管12を接続
し、前記バイパス路17に第一開閉弁ｆを、前記分岐管12
に第一補助開閉弁f'を、前記電動機室４から前記圧縮部
５に連なる流入口に第二開閉弁13を、前記電動機室４か
ら前記吐出管９に連なる吐出口に第三開閉弁16を夫々設
けた構成となっている。なお、前記第二開閉弁13は、ば
ね14によって前記流入口を常時開放する方向に付勢され
ており、前記電動機室４が高圧となった場合、圧力差に
よって前記流入口が閉じられるようにした構成となって
いる。
【００１３】前記冷媒回路に、上記に説明した構成でな
る前記圧縮機１を連結したことにより、冷房運転時に、
図１で示すように、前記第一補助開閉弁f'と、第三開閉
弁16とを開放する一方、前記第一開閉弁ｆと、第二開閉
弁13とを閉塞し、前記吸込管７から前記圧縮部５に吸入
された冷媒を、前記吐出室３、前記分岐管12、前記電動
機室４、前記吐出口を順次経由し、前記吐出管９から吐
き出すようにし前記圧縮機１を内部高圧型となすように
して、内部低圧型に比して、性能のよい定常運転を行え
るようにした構成となっている。
る前記圧縮機１を連結したことにより、冷房運転時に、
図１で示すように、前記第一補助開閉弁f'と、第三開閉
弁16とを開放する一方、前記第一開閉弁ｆと、第二開閉
弁13とを閉塞し、前記吸込管７から前記圧縮部５に吸入
された冷媒を、前記吐出室３、前記分岐管12、前記電動
機室４、前記吐出口を順次経由し、前記吐出管９から吐
き出すようにし前記圧縮機１を内部高圧型となすように
して、内部低圧型に比して、性能のよい定常運転を行え
るようにした構成となっている。
【００１４】また、暖房運転開始時に、図２で示すよう
に、前記第一開閉弁ｆを開放する一方、前記第一補助開
閉弁f'と、前記第二開閉弁13と、前記第三開閉弁16とを
閉塞し、前記吸込管７から前記圧縮部５に吸入された冷
媒を、前記バイパス路17を経由し前記吐出管９から吐き
出すようにし前記圧縮機１を内部低圧型となすようにし
て、上記に説明した従来技術のように、前記圧縮部５で
高温となった冷媒温度が前記電動機室４で低下してしま
うということがなくなることにより、例えば、内部高圧
型の圧縮機を使用した場合に温風吹き出しまでの所要時
間が約三分間であったのに対し、本願の構成によりこれ
を約一分間に短縮できるようになって、所謂立上り特性
を大幅に向上できるようにした構成となっている。
に、前記第一開閉弁ｆを開放する一方、前記第一補助開
閉弁f'と、前記第二開閉弁13と、前記第三開閉弁16とを
閉塞し、前記吸込管７から前記圧縮部５に吸入された冷
媒を、前記バイパス路17を経由し前記吐出管９から吐き
出すようにし前記圧縮機１を内部低圧型となすようにし
て、上記に説明した従来技術のように、前記圧縮部５で
高温となった冷媒温度が前記電動機室４で低下してしま
うということがなくなることにより、例えば、内部高圧
型の圧縮機を使用した場合に温風吹き出しまでの所要時
間が約三分間であったのに対し、本願の構成によりこれ
を約一分間に短縮できるようになって、所謂立上り特性
を大幅に向上できるようにした構成となっている。
【００１５】また、暖房運転時に、図３で示すように、
前記第一補助開閉弁f'と、第三開閉弁16とを開放する一
方、前記第一開閉弁ｆと、第二開閉弁13とを閉塞し、前
記吸込管７から前記圧縮部５に吸入された冷媒を、前記
吐出室３、前記分岐管12、前記電動機室４、前記吐出口
を順次経由し、前記吐出管９から吐き出すようにし前記
圧縮機１を内部高圧型となすようにして、内部低圧型に
比して、上記に説明した冷房運転時の場合と同様に、性
能のよい定常運転を行えるようにした構成となってい
る。
前記第一補助開閉弁f'と、第三開閉弁16とを開放する一
方、前記第一開閉弁ｆと、第二開閉弁13とを閉塞し、前
記吸込管７から前記圧縮部５に吸入された冷媒を、前記
吐出室３、前記分岐管12、前記電動機室４、前記吐出口
を順次経由し、前記吐出管９から吐き出すようにし前記
圧縮機１を内部高圧型となすようにして、内部低圧型に
比して、上記に説明した冷房運転時の場合と同様に、性
能のよい定常運転を行えるようにした構成となってい
る。
【００１６】また、前記第一開閉弁ｆと、前記第一補助
開閉弁f'とが夫々電磁弁からなる構成となっており、こ
れによって、図１乃至図３に基づいて上記に説明した冷
房運転時、暖房運転開始時および暖房運転時の前記冷媒
回路を夫々正確に形成できるようにした構成となってい
る。
開閉弁f'とが夫々電磁弁からなる構成となっており、こ
れによって、図１乃至図３に基づいて上記に説明した冷
房運転時、暖房運転開始時および暖房運転時の前記冷媒
回路を夫々正確に形成できるようにした構成となってい
る。
【００１７】また、前記第二開閉弁13と前記第三開閉弁
16とが、逆止弁からなる構成となっており、これによっ
て、上記に説明した電磁弁と同様に、図１乃至図３に基
づいて上記に説明した冷房運転時、暖房運転開始時およ
び暖房運転時の冷媒流路を構成すべく、前記冷媒回路を
夫々正確に形成できるようにした構成となっている。な
お、前記第三開閉弁16は、図４で示す逆止弁16' のよう
に、前記吐出管９に設けてもよい。
16とが、逆止弁からなる構成となっており、これによっ
て、上記に説明した電磁弁と同様に、図１乃至図３に基
づいて上記に説明した冷房運転時、暖房運転開始時およ
び暖房運転時の冷媒流路を構成すべく、前記冷媒回路を
夫々正確に形成できるようにした構成となっている。な
お、前記第三開閉弁16は、図４で示す逆止弁16' のよう
に、前記吐出管９に設けてもよい。
【００１８】更に、前記第一補助開閉弁f'は、前記第一
開閉弁ｆが開放するのに連動して閉塞し、閉塞するのに
連動して開放するようにしたことにより、図１乃至図３
に基づいて上記に説明した冷房運転時、暖房運転開始時
および暖房運転時の冷媒流路を構成すべく、前記冷媒回
路を更に正確に形成できるようにした構成となってい
る。
開閉弁ｆが開放するのに連動して閉塞し、閉塞するのに
連動して開放するようにしたことにより、図１乃至図３
に基づいて上記に説明した冷房運転時、暖房運転開始時
および暖房運転時の冷媒流路を構成すべく、前記冷媒回
路を更に正確に形成できるようにした構成となってい
る。
【００１９】更に、前記圧縮機１を、スクロール型圧縮
機としてなる構成としたことにより、上記に説明したと
おり、運転状況に応じた最適な能力を効果的に発揮する
ことができるようになる。
機としてなる構成としたことにより、上記に説明したと
おり、運転状況に応じた最適な能力を効果的に発揮する
ことができるようになる。
【００２０】以上の構成により、図１乃至図４で示すよ
うに、冷房運転時および暖房運転時に性能のよい定常運
転を行えるようになるとともに、とくに、暖房運転開始
時に、上記に説明した従来技術のように、前記圧縮部５
で高温となった冷媒温度が前記電動機室４で低下してし
まうということがなくなることにより、所謂立上り特性
を大幅に向上できるようにした空気調和装置となる。
うに、冷房運転時および暖房運転時に性能のよい定常運
転を行えるようになるとともに、とくに、暖房運転開始
時に、上記に説明した従来技術のように、前記圧縮部５
で高温となった冷媒温度が前記電動機室４で低下してし
まうということがなくなることにより、所謂立上り特性
を大幅に向上できるようにした空気調和装置となる。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
運転状況に応じた圧縮機のタイプを内部高圧型と内部低
圧型とに変更可能にし、運転状況に応じた最適な能力を
発揮することのできる空気調和装置となって、更には、
暖房運転の立上り時の特性を高めた空気調和装置とな
る。
運転状況に応じた圧縮機のタイプを内部高圧型と内部低
圧型とに変更可能にし、運転状況に応じた最適な能力を
発揮することのできる空気調和装置となって、更には、
暖房運転の立上り時の特性を高めた空気調和装置とな
る。
【図１】本発明による空気調和装置をなす冷凍サイクル
を示す図であり冷房運転の状態を示す。
を示す図であり冷房運転の状態を示す。
【図２】本発明による空気調和装置をなす冷凍サイクル
を示す図であり暖房運転開始時の状態を示す。
を示す図であり暖房運転開始時の状態を示す。
【図３】本発明による空気調和装置をなす冷凍サイクル
を示す図であり暖房運転の状態を示す。
を示す図であり暖房運転の状態を示す。
【図４】本発明による空気調和装置をなす冷凍サイクル
に使用される圧縮機の断面図である。
に使用される圧縮機の断面図である。
【図５】従来例による空気調和装置をなす冷凍サイクル
を示す図で、（Ａ）は内部高圧型の圧縮機を使用した一
例を示し、（Ａ）は内部低圧型の圧縮機を使用した他の
例を示す。
を示す図で、（Ａ）は内部高圧型の圧縮機を使用した一
例を示し、（Ａ）は内部低圧型の圧縮機を使用した他の
例を示す。
１ 圧縮機 ２ 密閉容器 ３ 吐出室 ４ 電動機室 ５ 圧縮部 ６ 電動機 ７ 吸込管 ９ 吐出管 12 分岐管 13 第二開閉弁 14 ばね 16 第三開閉弁 16' 逆止弁 17 バイパス路 Ａ 流路切換弁 Ｂ 室外側熱交換器 Ｃ 膨張弁 Ｄ 室内側熱交換器 ｆ 第一開閉弁 f' 第一補助開閉弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 誠 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 藤野 正樹 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 嶋田 哲 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 竹田 周司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 友田 裕基 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 白石 満 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 中村 圭一 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 稲垣 雄史 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 Ｆターム(参考） 3H071 AA06 BB02 CC18 DD14 DD24 DD31 DD82 3L092 AA01 AA04 BA05 BA08 BA27 DA07 DA08 DA19 EA20 FA23
Claims (6)
- 【請求項１】 圧縮機と、流路切換弁と、室外側熱交換
器と、膨張弁と、室内側熱交換器とを順次連結し冷媒回
路を形成してなり、 前記圧縮機は密閉容器内に電動部と圧縮部とが配置さ
れ、同密閉容器内を気密な電動機室と吐出室とに区画
し、前記圧縮部に吸込管を、前記電動機室に吐出管を夫
々接続するとともに、前記吐出室と前記吐出管とを連通
するバイパス路を設け、前記電動機室に前記バイパス路
の前記吐出室との接続部近傍から分岐した分岐管を接続
し、前記バイパス路に第一開閉弁を、前記分岐管に第一
補助開閉弁を、前記電動機室から前記圧縮部に連なる流
入口に第二開閉弁を、前記電動機室から前記吐出管に連
なる吐出口に第三開閉弁を夫々設けたことを特徴とする
空気調和装置。 - 【請求項２】 冷房運転時に、前記第一補助開閉弁と、
第三開閉弁とを開放する一方、前記第一開閉弁と、第二
開閉弁とを閉塞し、前記吸込管から前記圧縮部に吸入さ
れた冷媒を、前記吐出室、前記分岐管、前記電動機室、
前記吐出口を順次経由し、前記吐出管から吐き出すよう
にして前記圧縮機を内部高圧型となし、 暖房運転開始時に、前記第一開閉弁を開放する一方、前
記第一補助開閉弁と、前記第二開閉弁と、前記第三開閉
弁とを閉塞し、前記吸込管から前記圧縮部に吸入された
冷媒を、前記バイパス路を経由し前記吐出管から吐き出
すようにして前記圧縮機を内部低圧型となし、 暖房運転時に、前記第一補助開閉弁と、第三開閉弁とを
開放する一方、前記第一開閉弁と、第二開閉弁とを閉塞
し、前記吸込管から前記圧縮部に吸入された冷媒を、前
記吐出室、前記分岐管、前記電動機室、前記吐出口を順
次経由し、前記吐出管から吐き出すようにして前記圧縮
機を内部高圧型となしたことを特徴とする請求項１に記
載の空気調和装置。 - 【請求項３】 前記第一開閉弁と、前記第一補助開閉弁
とが夫々電磁弁からなることを特徴とする請求項１また
は請求項２に記載の空気調和装置。 - 【請求項４】 前記第二開閉弁と前記前記第三開閉弁と
が、逆止弁からなることを特徴とする請求項１または請
求項２に記載の空気調和装置。 - 【請求項５】 前記第一補助開閉弁は、前記第一開閉弁
が開放するのに連動して閉塞し、閉塞するのに連動して
開放するようにしたことを特徴とする請求項１または請
求項２に記載の空気調和装置。 - 【請求項６】 前記圧縮機を、スクロール型圧縮機とし
てなることを特徴とする請求項１または請求項２に記載
の空気調和装置。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10278888A JP2000111186A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 空気調和装置 |
| TW088115755A TW477887B (en) | 1998-09-14 | 1999-09-13 | Air conditioner |
| CA002282127A CA2282127A1 (en) | 1998-09-14 | 1999-09-13 | Air conditioner |
| US09/394,714 US6202428B1 (en) | 1998-09-14 | 1999-09-13 | Air conditioner |
| EP99307215A EP0987501A3 (en) | 1998-09-14 | 1999-09-13 | Air conditioner |
| MYPI99003958A MY130739A (en) | 1998-09-14 | 1999-09-13 | Air conditioner |
| KR1019990039369A KR20000023148A (ko) | 1998-09-14 | 1999-09-14 | 공기조화기 |
| AU47599/99A AU756840B2 (en) | 1998-09-14 | 1999-09-14 | Air conditioner |
| CNB991217764A CN1154818C (zh) | 1998-09-14 | 1999-09-14 | 空调器 |
| US09/767,732 US6276149B2 (en) | 1998-09-14 | 2001-01-24 | Air conditioner |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10278888A JP2000111186A (ja) | 1998-09-30 | 1998-09-30 | 空気調和装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000111186A true JP2000111186A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17603507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10278888A Abandoned JP2000111186A (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-30 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000111186A (ja) |
-
1998
- 1998-09-30 JP JP10278888A patent/JP2000111186A/ja not_active Abandoned
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050428 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060418 |