JP2000109235A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置

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JP2000109235A
JP2000109235A JP10280701A JP28070198A JP2000109235A JP 2000109235 A JP2000109235 A JP 2000109235A JP 10280701 A JP10280701 A JP 10280701A JP 28070198 A JP28070198 A JP 28070198A JP 2000109235 A JP2000109235 A JP 2000109235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、製品を輸送する時の振動や衝撃等
を受けても装置本体に着脱可能なシート搬送手段(定着
ユニット)の固定が解除される虞がないシート搬送装置
及びこれを備えた画像形成装置を提供することを可能に
することを目的としている。 【解決手段】 定着器7を装置本体1に対して装着し、
定着器7の定着固定レバー12を回動して押圧部材17から
押圧されて定着器7が固定された状態で排出ユニット10
を装置本体1に対して閉鎖した時、排出ユニット10に設
けられた突起部10bが定着固定レバー12の下面に挿入さ
れて定着固定レバー12の揺動を規制するように構成した
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリ等の画像形成装置に装備されるシート
搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の一例としてレーザ
ビームプリンタの構成について図9〜図12を用いて説明
する。図9において、1は画像形成装置本体であり、装
置本体1の下部には紙や合成樹脂等から構成されるシー
トSを積載して収容するシート積載トレイ2が設けられ
ている。
【0003】シート積載トレイ2に積載されたシートS
は装置本体1のシート給送装置に配置された給送ローラ
3と図示しない分離手段によって1枚ずつ分離給送され
る。シート積載トレイ2から分離給送されたシートSは
レジストローラ対4により画像書き出し位置調整のため
に所定のタイミングで搬送され、プロセスカートリッジ
5内の現像手段により電子写真感光体ドラム6上に形成
されたトナー画像を転写し、定着器7内のヒートローラ
8及び加圧ローラ9によりトナー画像を定着した後、シ
ートSを指定の排出口に導くために排出ユニット10内に
揺動可能に設けられたフラッパ11により選択的に搬送路
を決定し、搬送、排出される。
【0004】定着器7は図10に示すように、排出ユニッ
ト10を開放した状態で装置本体1に対して着脱可能に構
成されている。一方、定着器7の両側上部には図11に示
すように該定着器7に対して揺動可能な定着固定レバー
12が設けられており、定着器7を装置本体1に固定する
時には定着固定レバー12を図11の破線で示す水平位置へ
と回動させる。
【0005】また、定着器7の両側下部にはガイド部13
が設けられており、定着器7を装置本体1に挿入する時
に図9及び図10に示すように該装置本体1のフレーム1
bの内面でシート搬送方向に設けられたガイドレール14
上に定着器7のガイド部13を載置してスライドさせるこ
とで定着器7が装置本体1に装着される。
【0006】即ち、定着器7を着脱する時には図10に示
すように、排出ユニット10を装置本体1に対して開放
し、その開口部1aから定着器7を着脱するようになっ
ており、定着器7を装着する時は排出ユニット10を開放
した開口部1aから定着器7のガイド部13を装置本体1
のガイドレール14に載置し、該ガイドレール14に沿って
図10の矢印a方向へスライドさせる。
【0007】定着器7を図10の矢印a方向へスライドさ
せて押し込んでいくと、該定着器7のガイド部13がガイ
ドレール14の端部を越えて定着器7の先端が装置本体1
のフレーム1bで形成された定着器固定部へと落ち込ん
で傾き、定着器7の位置決め部である定着フレーム7a
の先端突起部7bが装置本体1のフレーム1bのスリッ
ト1cに挿入され、同時にコネクタ15,16が接続され
る。
【0008】更に定着器7を図10の矢印a方向へ押し込
むと、ガイド部13はガイドレール14から外れて定着器7
が水平になるようにフレーム1bで形成された定着器固
定部へと落ち込んでいく。この時、装置本体1のフレー
ム1bに設けられた位置決め用突起1dに定着器7の定
着フレーム7aに形成された穴部7cが嵌合して該定着
器7の装置本体1に対する位置決めが完了する。
【0009】17は装置本体1に装着された定着器7を固
定するための押圧部材であり、装置本体1に対して揺動
可能に設けられ、且つ装置本体1のフレーム1eと押圧
部材17との間に所定の弾性力を有するバネ18が設けられ
ている。
【0010】そして、図12(a)〜(c)に示すように
定着器7に設けられた定着固定レバー12を図12(a)の
矢印b方向に回動させて該定着固定レバー12の突起部12
aが押圧部材17に当接して該押圧部材17をバネ18の弾性
力に抗して押し上げ(図12(b)参照)、該突起部12a
が押圧部材17の下面に形成された凹部17aに嵌入するこ
とでロックされ(図12(c)参照)、バネ18の弾性力が
押圧部材17及び定着固定レバー12を介して定着器7に作
用して該定着器7を押圧して装置本体1に固定する。
【0011】そして、定着器7が固定された状態で排出
ユニット10を閉じると装置が使用可能になる。
【0012】一方、定着器7を装置本体1から取り外す
時には、先ず、排出ユニット10を開放し、定着固定レバ
ー12を図12(c)の矢印c方向に回動して押圧部材17の
凹部17aから定着固定レバー12の突起部12aを外した
後、図11に示す定着器7の把手7dを摘んで該定着器7
を持ち上げてガイド部13をガイドレール14に載せて排出
ユニット10側にスライドさせて取り出す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、定着器7の定着固定レバー12は装置本体1
に設けられた押圧部材17からの押圧力によって固定され
るようになっているが、製品を輸送する時の振動や衝撃
等で押圧部材17がバネ18の弾性力に抗して上方へ揺動
し、定着固定レバー12の突起部12aが押圧部材17の凹部
17aから外れた場合には定着器7の固定が解除される虞
がある。
【0014】従って、輸送中に定着器7の固定が外れた
か否かを排出ユニット10を開放して確認する必要がある
と共に定着固定レバー12が外れていた場合には該定着固
定レバー12を固定位置へと操作する必要があるため余計
な手間がかかるといった問題がある。
【0015】また、定着固定レバー12が外れた状態でも
装置を使用することが可能である場合には、定着固定レ
バー12が外れた状態であることに気付かずに使用して定
着器7に振動や騒音が発生したり、振動による画像の乱
れやシート搬送路に段差が生じてシートSのジャムが発
生する虞がある。
【0016】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、製品を輸送する時の振動や衝
撃等を受けても装置本体に着脱可能なシート搬送手段
(定着ユニット)の固定が解除される虞がないシート搬
送装置及びこれを備えた画像形成装置を提供せんとする
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係るシート搬送装置は、シートを搬送する第
1、第2のシート搬送手段がシート搬送方向に並んで配
設されたシート搬送装置において、前記第1のシート搬
送手段が装置本体に対して開閉可能に構成されると共に
該第1のシート搬送手段が前記装置本体に対して開放状
態にある時に前記第2のシート搬送手段が前記装置本体
に対して着脱可能に構成され、前記第2のシート搬送手
段を押圧して該第2のシート搬送手段を前記装置本体に
固定するための押圧手段を前記装置本体に設け、前記第
2のシート搬送手段は前記押圧手段から押圧力を受ける
位置と前記押圧手段から押圧力を受けない位置とに移動
可能な固定部材を有し、前記第2のシート搬送手段を前
記装置本体に装着し、前記固定部材が前記押圧手段から
押圧力を受けている状態で前記第1のシート搬送手段を
前記装置本体に対して閉鎖した時に前記第2のシート搬
送手段の固定部材が前記押圧手段から押圧力を受けない
位置に移動出来ないように規制する規制手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0018】本発明は、上述の如く構成したので、第2
のシート搬送手段を装置本体に装着し、第1のシート搬
送手段を装置本体に対して閉鎖した時、規制手段が固定
部材の移動を規制するので製品を輸送する時の振動や衝
撃等を受けても第2のシート搬送手段の固定が解除され
る虞がない。
【0019】従って、輸送中に第2のシート搬送手段の
固定が外れたか否かを第1のシート搬送手段を開放して
確認する必要がなく、従来例のような余計な手間がかか
ることもない。また、使用中に第2のシート搬送手段に
振動や騒音が発生したり、振動による画像の乱れやシー
ト搬送路に段差が生じてシートのジャムが発生する虞が
ない。
【0020】また、前記規制手段を前記第1のシート搬
送手段に設けた場合には、第1のシート搬送手段が規制
手段を兼ねるので部品点数が削減出来、好ましい。
【0021】また、前記第1のシート搬送手段を前記装
置本体に対して閉鎖した時の該第1のシート搬送手段の
位置は前記規制手段が前記第2のシート搬送手段の固定
部材を規制することで位置決めされるように構成した場
合には、第2のシート搬送手段を装置本体に装着し、第
1のシート搬送手段を装置本体に対して閉鎖した時、規
制手段が固定部材の移動を規制すると当時に第1のシー
ト搬送手段の位置決めも兼ねるので好ましい。
【0022】また、本発明に係る画像形成装置は、前記
シート搬送装置と、画像情報に応じて画像を形成する画
像形成手段とを有し、前記第2のシート搬送手段は前記
画像形成手段によりシート上に形成された未定着画像を
定着する定着ユニットであり、前記第1のシート搬送手
段は前記定着ユニットのシート搬送方向下流側に隣接す
るシート搬送ユニットまたはシート排出ユニットである
ことを特徴とする。
【0023】上記構成によれば、定着ユニットを画像形
成装置本体に装着し、シート搬送ユニットまたはシート
排出ユニットを画像形成装置本体に対して閉鎖した時、
規制手段が固定部材の移動を規制するので製品を輸送す
る時の振動や衝撃等を受けても定着ユニットの固定が解
除される虞がない。
【0024】従って、輸送中に定着ユニットの固定が外
れたか否かをシート搬送ユニットまたはシート排出ユニ
ットを開放して確認する必要がなく、従来例のような余
計な手間がかかることもない。また、使用中に定着ユニ
ットに振動や騒音が発生したり、振動による画像の乱れ
やシート搬送路に段差が生じてシートのジャムが発生す
る虞がない。
【0025】
【発明の実施の形態】図により本発明に係るシート搬送
装置及びこれを備えた画像形成装置の一例としてレーザ
ビームプリンタに適用した場合の一実施形態を具体的に
説明する。図1は本発明に係るシート搬送装置を備えた
画像形成装置の第1実施形態の構成を示す断面説明図、
図2は第1実施形態においてシート排出ユニットを装置
本体に対して開放した状態を示す断面説明図、図3は定
着ユニットを装置本体に対して着脱する様子を示す断面
説明図、図4は定着ユニットの構成を示す斜視図、図5
は固定部材と押圧手段の係合の様子を示す模式断面図、
図6は第1実施形態の規制手段により固定部材を規制す
る様子を示す模式斜視図、図7は本発明に係るシート搬
送装置を備えた画像形成装置の第2実施形態においてシ
ート排出ユニットを装置本体に対して開放した状態を示
す断面説明図、図8は第2実施形態の規制手段により固
定部材を規制する様子を示す模式斜視図である。
【0026】先ず、図1〜図6を用いて本発明に係るシ
ート搬送装置を備えた画像形成装置の第1実施形態の構
成について説明する。図1において、1はレーザビーム
プリンタからなる画像形成装置本体であり、装置本体1
の下部には紙や合成樹脂等から構成されるシートSを積
載して収容するシート積載トレイ2が設けられている。
【0027】シート積載トレイ2に積載されたシートS
は装置本体1のシート給送装置に配置された給送ローラ
3と図示しない分離手段によって1枚ずつ分離給送され
る。シート積載トレイ2から分離給送されたシートSは
レジストローラ対4により画像書き出し位置調整のため
に所定のタイミングで搬送され、画像形成手段となるプ
ロセスカートリッジ5内の現像手段により電子写真感光
体ドラム6上に形成されたトナー画像が転写される。
【0028】その後、シート搬送手段であって定着ユニ
ットとなる定着器7内のヒートローラ8及び加圧ローラ
9により未定着画像を形成したシートSを挟持搬送する
と共に加熱、加圧処理して未定着のトナー画像を定着し
た後、シートSを指定の排出口に導くために定着器7の
シート搬送方向下流側に隣接するシート搬送手段であっ
てシート搬送ユニット及びシート排出ユニットを兼ねる
排出ユニット10内に揺動可能に設けられたフラッパ11に
より選択的に搬送路を決定し、搬送、排出される。
【0029】図2及び図3に示すように排出ユニット10
は回動軸10aを中心に装置本体1に対して開閉可能に構
成されており、該排出ユニット10とシート搬送方向に並
んで配設された定着器7は排出ユニット10が装置本体1
に対して開放状態にある時に装置本体1に対して着脱可
能に構成されている。
【0030】定着器7の両側上部には図4に示すよう
に、該定着器7に対して回動軸12bを中心に揺動して移
動可能な固定部材となる定着固定レバー12が設けられて
おり、該定着固定レバー12の長手方向と直交する方向に
は回動軸12bを介して突起部12aが固定されている(図
6参照)。そして、定着器7を装置本体1に固定する時
には定着固定レバー12を図4の破線で示す水平位置へと
回動させる。
【0031】また、定着器7の両側下部にはガイド部13
が設けられており、定着器7を装置本体1に挿入する時
に図1〜図3に示す該装置本体1のフレーム1bの内面
でシート搬送方向に設けられたガイドレール14上に定着
器7のガイド部13を載置してスライドさせることで定着
器7が装置本体1に装着される。
【0032】即ち、定着器7を着脱する時には図3に示
すように、排出ユニット10を装置本体1に対して開放
し、その開口部1aから定着器7を着脱するようになっ
ており、定着器7を装着する時は排出ユニット10を開放
した開口部1aから定着器7のガイド部13を装置本体1
のガイドレール14に載置し、該ガイドレール14に沿って
図3の矢印a方向へスライドさせる。
【0033】定着器7を図3の矢印a方向へスライドさ
せて押し込んでいくと、該定着器7のガイド部13がガイ
ドレール14の端部を越えて定着器7の先端が装置本体1
のフレーム1bで形成された定着器固定部へと落ち込ん
で傾き、定着器7の位置決め部である定着フレーム7a
の先端突起部7bが装置本体1のフレーム1bのスリッ
ト1cに挿入され、同時にコネクタ15,16が接続され
る。
【0034】更に定着器7を図3の矢印a方向へ押し込
むと、ガイド部13はガイドレール14から外れて定着器7
が水平になるようにフレーム1bで形成された定着器固
定部へと落ち込んでいく。この時、装置本体1のフレー
ム1bに設けられた位置決め用突起1dに定着器7の定
着フレーム7aに形成された穴部7cが嵌合して該定着
器7の装置本体1に対する位置決めが完了する。
【0035】17は装置本体1に装着された定着器7を押
圧して該定着器7を装置本体1に固定するための押圧手
段となる押圧部材であり、装置本体1に対して回動軸17
bを中心に揺動可能に設けられ、且つ装置本体1のフレ
ーム1eと押圧部材17との間に所定の弾性力を有するバ
ネ18が設けられている。
【0036】そして、図5(a)〜(c)に示すように
定着器7に設けられた定着固定レバー12を図5(a)の
矢印b方向に回動させて該定着固定レバー12の突起部12
aが押圧部材17に当接して該押圧部材17をバネ18の弾性
力に抗して押し上げ(図5(b)参照)、該突起部12a
が押圧部材17の下面に形成された凹部17aに嵌入するこ
とでロックされ(図5(c)参照)、バネ18の弾性力が
押圧部材17及び定着固定レバー12を介して定着器7に作
用して該定着器7を押圧して装置本体1に固定する。
【0037】回動軸10aを中心に回動して装置本体1に
開閉可能に設けられた排出ユニット10は、図1に示すよ
うに、定着器7から排出されたシートSを機外に設けら
れた図示しない排出トレイ上に画像面が上向きのフェイ
スアップで排出するためのシート排出ユニットとなるシ
ート排出経路19と、定着器7から排出されたシートSを
装置本体1の上部に設けられた排出トレイ21上に画像面
が下向きのフェイスダウンで排出するためのシート搬送
ユニットとなるシート搬送経路20とを有しており、フラ
ッパ11を切り換えることでシートSの排出方向を切り換
えるようになっている。
【0038】また、排出ユニット10の定着器7の定着固
定レバー12に対応する位置には、押圧部材17から押圧力
を受ける位置と受けない位置とに移動可能な定着固定レ
バー12を押圧部材17から押圧力を受けない位置に移動出
来ないように規制する規制手段となる突起部10bが設け
られている。
【0039】本実施形態では突起部10bは、定着器7を
通過したシートSを装置本体1の上部の排出トレイ21へ
搬送する時のシートSの上面をガイドするための搬送上
ガイド10cの装置本体1側先端部に一体的に設けられて
いる。
【0040】そして、定着器7を装置本体1に装着し、
定着固定レバー12を回動させて該定着固定レバー12が押
圧部材17から押圧力を受けている状態で排出ユニット10
を装置本体1に対して閉鎖した時に該排出ユニット10に
設けた突起部10bが図6に示すように定着固定レバー12
の操作部12c下面に挿入され、該定着固定レバー12が図
5(c)に示す状態から図5(c)の矢印c方向に回動
出来ないように規制される。即ち、規制手段である突起
部10bが定着固定レバー12の下面に当接して該定着固定
レバー12の回動を阻止することで該定着固定レバー12が
押圧部材17から押圧力を受けない位置に移動出来ないよ
うになっている。
【0041】定着器7が固定された状態で排出ユニット
10を閉じると装置が使用可能状態に遷移する。
【0042】一方、定着器7を装置本体1から取り外す
時には、先ず、図2に示すように、排出ユニット10を開
放し、定着固定レバー12を回動軸12bを中心に図5
(c)の矢印c方向に回動して押圧部材17の凹部17aか
ら定着固定レバー12の突起部12aを外した後、図4に示
す定着器7の把手7dを摘んで該定着器7を持ち上げて
ガイド部13をガイドレール14に載せて排出ユニット10側
にスライドさせて開口部1aから取り出す。
【0043】上記構成によれば、定着器7を装置本体1
に装着し、定着固定レバー12をロック状態にして、排出
ユニット10を装置本体1に対して閉鎖した時、排出ユニ
ット10に設けた突起部10bが定着固定レバー12の移動を
規制するので製品を輸送する時の振動や衝撃等を受けて
も定着器7の固定が解除される虞がない。
【0044】従って、輸送中に定着器7の固定が外れた
か否かを排出ユニット10を開放して確認する必要がな
く、従来例のような余計な手間がかかることもない。ま
た、使用中に定着器7に振動や騒音が発生したり、振動
による画像の乱れやシート搬送路に段差が生じてシート
Sのジャムが発生する虞がない。
【0045】また、規制手段となる突起部10bを排出ユ
ニット10に一体的に設けたことで排出ユニット10が規制
手段を兼ねるので別途規制手段としての部品を追加する
必要がなく、部品点数が削減出来、好ましい。
【0046】次に図7及び図8を用いて本発明に係るシ
ート搬送装置を備えた画像形成装置の第2実施形態につ
いて説明する。尚、前記第1実施形態と同様に構成した
ものは同一の符号を付して説明を省略する。
【0047】本実施形態では、排出ユニット10の搬送上
ガイド10cの装置本体1側先端部に規制手段となる位置
決め部10dを設けたものである。位置決め部10dは図8
に示すように、定着固定レバー12が嵌入される凹部10e
と該凹部10eの開口部両側に形成された傾斜面10fを有
して構成されている。
【0048】そして、定着器7を装置本体1に装着し、
定着固定レバー12をロック状態にして排出ユニット10を
装置本体1に対して閉鎖した時、図8に示すように、排
出ユニット10に設けられた位置決め部10dの凹部10eの
開口部両側に形成された傾斜面10fにガイドされて定着
固定レバー12が凹部10eに嵌入して保持され、前記第1
実施形態と同様に該定着固定レバー12が図5(c)に示
す状態から図5(c)の矢印c方向に回動出来ないよう
に規制される。
【0049】この時、排出ユニット10の装着位置も位置
決め部10dが定着固定レバー12に嵌合することで位置決
めされる。このように、装置本体1に対して開閉可能な
排出ユニット10に開放時には装置本体1に対して所定の
遊びを持たせておき、閉鎖時には定着器7の定着固定レ
バー12に位置決め部10dが嵌合することよって排出ユニ
ット10の上下方向の位置決めを行うことにより、定着器
7のシート排出口の搬送路の位置と排出ユニット10のシ
ート搬入口の搬送路の位置合わせをより精度良く位置決
めすることが可能である。
【0050】上記構成によれば、定着器7を装置本体1
に装着し、排出ユニット10を装置本体1に対して閉鎖し
た時、規制手段となる位置決め部10dが定着固定レバー
12の移動を規制すると当時に排出ユニット10の位置決め
も兼ねるので好ましい。
【0051】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、第2のシート搬送手段を装置本体に装着し、
第1のシート搬送手段を装置本体に対して閉鎖した時、
規制手段が固定部材の移動を規制するので製品を輸送す
る時の振動や衝撃等を受けても第2のシート搬送手段の
固定が解除される虞がない。
【0052】従って、輸送中に第2のシート搬送手段の
固定が外れたか否かを第1のシート搬送手段を開放して
確認する必要がなく、従来例のような余計な手間がかか
ることもない。また、使用中に第2のシート搬送手段に
振動や騒音が発生したり、振動による画像の乱れやシー
ト搬送路に段差が生じてシートのジャムが発生する虞が
ない。
【0053】また、前記規制手段を前記第1のシート搬
送手段に設けた場合には、第1のシート搬送手段が規制
手段を兼ねるので部品点数が削減出来、好ましい。
【0054】また、前記第1のシート搬送手段を前記装
置本体に対して閉鎖した時の該第1のシート搬送手段の
位置は前記規制手段が前記第2のシート搬送手段の固定
部材を規制することで位置決めされるように構成した場
合には、第2のシート搬送手段を装置本体に装着し、第
1のシート搬送手段を装置本体に対して閉鎖した時、規
制手段が固定部材の移動を規制すると当時に第1のシー
ト搬送手段の位置決めも兼ねるので好ましい。
【0055】また、本発明に係る画像形成装置の構成に
よれば、定着ユニットを画像形成装置本体に装着し、シ
ート搬送ユニットまたはシート排出ユニットを画像形成
装置本体に対して閉鎖した時、規制手段が固定部材の移
動を規制するので製品を輸送する時の振動や衝撃等を受
けても定着ユニットの固定が解除される虞がない。
【0056】従って、輸送中に定着ユニットの固定が外
れたか否かをシート搬送ユニットまたはシート排出ユニ
ットを開放して確認する必要がなく、従来例のような余
計な手間がかかることもない。また、使用中に定着ユニ
ットに振動や騒音が発生したり、振動による画像の乱れ
やシート搬送路に段差が生じてシートのジャムが発生す
る虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成
装置の第1実施形態の構成を示す断面説明図である。
【図2】第1実施形態においてシート排出ユニットを装
置本体に対して開放した状態を示す断面説明図である。
【図3】定着ユニットを装置本体に対して着脱する様子
を示す断面説明図である。
【図4】定着ユニットの構成を示す斜視図である。
【図5】固定部材と押圧手段の係合の様子を示す模式断
面図である。
【図6】第1実施形態の規制手段により固定部材を規制
する様子を示す模式斜視図である。
【図7】本発明に係るシート搬送装置を備えた画像形成
装置の第2実施形態においてシート排出ユニットを装置
本体に対して開放した状態を示す断面説明図である。
【図8】第2実施形態の規制手段により固定部材を規制
する様子を示す模式斜視図である。
【図9】従来例を説明する図である。
【図10】従来例を説明する図である。
【図11】従来例を説明する図である。
【図12】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…装置本体、1a…開口部、1b…フレーム、1c…
スリット、1d…位置決め用突起、1e…フレーム、2
…シート積載トレイ、3…給送ローラ、4…レジストロ
ーラ対、5…プロセスカートリッジ、6…感光体ドラ
ム、7…定着器、7a…定着フレーム、7b…先端突起
部、7c…穴部、7d…把手、8…ヒートローラ、9…
加圧ローラ、10…排出ユニット、10a…回動軸、10b…
突起部、10c…搬送上ガイド、10d…位置決め部、10e
…凹部、10f…傾斜面、11…フラッパ、12…定着固定レ
バー、12a…突起部、12b…回動軸、12c…操作部、13
…ガイド部、14…ガイドレール、15,16…コネクタ、17
…押圧部材、17a…凹部、17b…回動軸、18…バネ、19
…シート排出経路、20…シート搬送経路、21…排出トレ
イ、S…シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送する第1、第2のシート搬
    送手段がシート搬送方向に並んで配設されたシート搬送
    装置において、 前記第1のシート搬送手段が装置本体に対して開閉可能
    に構成されると共に該第1のシート搬送手段が前記装置
    本体に対して開放状態にある時に前記第2のシート搬送
    手段が前記装置本体に対して着脱可能に構成され、 前記第2のシート搬送手段を押圧して該第2のシート搬
    送手段を前記装置本体に固定するための押圧手段を前記
    装置本体に設け、 前記第2のシート搬送手段は前記押圧手段から押圧力を
    受ける位置と前記押圧手段から押圧力を受けない位置と
    に移動可能な固定部材を有し、 前記第2のシート搬送手段を前記装置本体に装着し、前
    記固定部材が前記押圧手段から押圧力を受けている状態
    で前記第1のシート搬送手段を前記装置本体に対して閉
    鎖した時に前記第2のシート搬送手段の固定部材が前記
    押圧手段から押圧力を受けない位置に移動出来ないよう
    に規制する規制手段を設けたことを特徴とするシート搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記規制手段を前記第1のシート搬送手
    段に設けたことを特徴とする請求項1に記載のシート搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のシート搬送手段を前記装置本
    体に対して閉鎖した時の該第1のシート搬送手段の位置
    は前記規制手段が前記第2のシート搬送手段の固定部材
    を規制することで位置決めされるように構成したことを
    特徴とする請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシ
    ート搬送装置と、画像情報に応じて画像を形成する画像
    形成手段とを有し、前記第2のシート搬送手段は前記画
    像形成手段によりシート上に形成された未定着画像を定
    着する定着ユニットであり、前記第1のシート搬送手段
    は前記定着ユニットのシート搬送方向下流側に隣接する
    シート搬送ユニットまたはシート排出ユニットであるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028292A (ja) * 2000-07-18 2002-01-29 Sankyo Kk 弾球遊技機及び弾球遊技機における遊技盤取付方法
US7454157B2 (en) 2005-09-15 2008-11-18 Ricoh Company, Ltd. Image forming device and unit position adjustment method
JP2018169528A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

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