JP2000108297A - 圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機 - Google Patents

圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機

Info

Publication number
JP2000108297A
JP2000108297A JP28238398A JP28238398A JP2000108297A JP 2000108297 A JP2000108297 A JP 2000108297A JP 28238398 A JP28238398 A JP 28238398A JP 28238398 A JP28238398 A JP 28238398A JP 2000108297 A JP2000108297 A JP 2000108297A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
web
cylinder
blanket cylinder
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28238398A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Kobayashi
幹雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JM INSATSU KIKAI KK
Original Assignee
JM INSATSU KIKAI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JM INSATSU KIKAI KK filed Critical JM INSATSU KIKAI KK
Priority to JP28238398A priority Critical patent/JP2000108297A/ja
Publication of JP2000108297A publication Critical patent/JP2000108297A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻取り紙に高速度で高品質の印刷をする圧胴
方式両面刷オフセット輪転印刷機を提供する。 【解決手段】 版胴と、版胴と連接して実際に巻取り紙
に印刷するブランケット胴とを備え、該版胴及び該ブラ
ンケット胴と、該ブランケット胴とともに巻取り紙にし
印刷するために巻取り紙を該ブランケット胴に圧接させ
る圧胴と、からなる印刷ユニットを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻取り紙に高速度で高
品質の印刷をする圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来公知のオフセット輪転印刷機は、版
胴と、巻取り紙を印刷する際に、巻取り紙の表面又は裏
面に印刷することができるように構成しているブランケ
ット胴とから印刷ユニットを構成し、巻取り紙の表面を
印刷する印刷ユニットと、巻取り紙の裏面を印刷する印
刷ユニットとが巻取り紙に対して対称になるように設け
られており、巻取り紙の表面を印刷するブランケット胴
と、巻取り紙の裏面を印刷するブランケット胴とを圧接
させて印刷するように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記オフセット輪転印
刷機は、巻取り紙の表面に印刷するブランケット胴と、
巻取り紙の裏面に印刷するブランケット胴とを圧接させ
て印刷していた。そのため、デラミネーション(バタツ
キ)現象が発生し、印刷中にブランケット胴に紙がとら
れて汚れが生じたり、ひどくなると断紙をすることもあ
る。それ故に鮮明に印刷することができなくなる等の様
々な障害をもたらす。そのため、定期的にブランケット
胴を洗浄しなければならなかった。また、ブランケット
胴を洗浄する際、及び、ブランケット胴を洗浄した後に
試し刷りする際に大量の巻取り紙が必要となり、これを
無駄に要した。以上より、オフセット輪転印刷機を管理
していく上で、余分の用紙を要し、多大なコストがかか
るという問題点が生じた。また、ブランケット胴を洗浄
するために、機械そのものを停止させなければならず、
非常に作業性が悪いという問題点が生じた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機は、
版胴と、版胴と連接して実際に巻取り紙に印刷するブ
ランケット胴とを備え、該版胴及び該ブランケット胴
と、該ブランケット胴とともに巻取り紙にし印刷するた
めに巻取り紙を該ブランケット胴に圧接させる圧胴と、
からなる印刷ユニットを構成していることを特徴とす
る。
【0005】また、巻取り紙の表面及び裏面に同数の色
を印刷するように上記印刷ユニットを配備していること
を特徴とする。さらに、上記圧胴の径を上記版胴の径の
複数倍にしていることを特徴とする。加えて、上記ブラ
ンケット胴の径を上記版胴の径の複数倍にしていること
を特徴とする。また、上記版胴、ブランケット胴及び圧
胴が同径であることも特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1乃至図5は圧胴方式両
面刷オフセット輪転印刷機における実施例を示した概略
側面図である。本発明圧胴方式両面刷オフセット輪転印
刷機は、複数の送り胴を備えている給紙部1と、印刷ユ
ニットを単数又は複数個配備している印刷部2と、排紙
部3とからなり、印刷部2の構成要素である印刷ユニッ
トは、版胴4と、版胴4と連接して実際に巻取り紙Pに
印刷するブランケット胴5と、ブランケット胴5ととも
に巻取り紙Pを搬送し印刷するために巻取り紙Pをブラ
ンケット胴5に圧接させる圧胴6と、を備えている。ま
た、印刷ユニットには、巻取り紙Pの表面に印刷する印
刷ユニット7と、巻取り紙Pの裏面に印刷する印刷ユニ
ット8とがあり、巻取り紙Pの表面に印刷する印刷ユニ
ット7に備えている圧胴6は巻取り紙Pに対して裏面
に、巻取り紙Pの裏面に印刷する印刷ユニット8に備え
ている圧胴6は巻取り紙Pに対して表面に有する。な
お、片面刷り用の圧胴方式オフセット輪転印刷機には、
巻取り紙Pの表面に印刷する印刷ユニット7若しくは、
巻取り紙Pの裏面に印刷する印刷ユニット8の一方を備
えていればよい。
【0007】次に、図1乃至図5で示圧胴方式両面刷オ
フセット輪転印刷機を実施例ごとに説明する。先ず、図
1で示す第1実施例及び図2で示す第2実施例におけ圧
胴方式両面刷オフセット輪転印刷機は、両面単色刷りの
圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機である。この実施
例では、給紙部1側に巻取り紙Pの表面に印刷する印刷
ユニット7を、排紙部3側に巻取り紙Pの裏面に印刷す
る印刷ユニット8を、夫々1台ずつ設けている。なお、
第1実施例では、圧胴6の径は版胴4及びブランケット
胴5の径の略2倍であるのに対して、第2実施例では、
圧胴6の径は版胴4及びブランケット胴5の径と略同径
である。
【0008】以上の通り構成されている第1及び第2実
施例の作用について説明する。先ず、ロール状の巻取り
紙Pを、給紙部1に複数備えられた送り胴を介して、印
刷部2に送る。印刷部2に送った巻取り紙Pを、ブラン
ケット胴5と圧胴6との間に入れて、排紙部3に送る。
さらに、排紙部3に送った巻取り紙Pを、排紙部3に複
数備えられた送り胴に送る。巻取り紙Pが以上のような
状態になると印刷することができる。
【0009】先ず、巻取り紙Pの表面に印刷する印刷ユ
ニット7で巻取り紙Pの表面に印刷する。具体的には、
巻取り紙Pの裏面を圧胴6で圧接し、ブランケット胴5
とともに搬送しながら、版胴4から送られた印刷内容を
ブランケット胴5で巻取り紙Pの表面に印刷する。続い
て、巻取り紙Pの裏面に印刷する印刷ユニット8で巻取
り紙Pの裏面に印刷する。具体的には、巻取り紙Pの表
面を圧胴6で圧接し、ブランケット胴5とともに搬送し
ながら、版胴4から送られた印刷内容をブランケット胴
5で巻取り紙Pの裏面に印刷する。以上より、巻取り紙
Pの両面を単色ずつ印刷し、巻取り紙Pを排紙部8に送
る。
【0010】図3で示す第3実施例における圧胴方式両
面刷オフセット輪転印刷機は、両面2色刷りの圧胴方式
オフセット輪転印刷機であり、この実施例では、給紙部
1側から巻取り紙Pの表面に印刷する印刷ユニット7を
2台続けて設け、続けて、巻取り紙Pの裏面に印刷する
印刷ユニット8を2台続けて設けている。なお、第3実
施例では、圧胴6の径は版胴4及びブランケット胴5の
径の略2倍である。
【0011】以上の通り構成されている第3実施例の作
用について説明する。先ず、第1及び第2実施例と同様
に、巻取り紙Pに印刷することができる状態にして印刷
する。印刷できる状態から、巻取り紙Pの表面に印刷す
る印刷ユニット7で巻取り紙Pの表面に印刷する。本実
施例は巻取り紙Pの表面に印刷する印刷ユニット7を2
台続けて設けており、巻取り紙Pをこの印刷ユニット7
に通すことにより、巻取り紙Pの表面に2色印刷する。
続いて、巻取り紙Pの裏面に印刷する印刷ユニット8で
巻取り紙Pに印刷する。巻取り紙Pの裏面に印刷する印
刷ユニット8も2台続けて設けているので、巻取り紙P
をこの印刷ユニット8に通すことにより、巻取り紙Pの
裏面に2色印刷する。以上より、巻取り紙Pの両面を2
色ずつ印刷し、巻取り紙Pを排紙部3に送る。
【0012】図4で示す第4実施例及び図5で示す第5
実施例における圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機
は、両面4色刷りの圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷
機であり、第4実施例では、給紙部1側から巻取り紙P
の表面に印刷する印刷ユニット7を設け、続けて巻取り
紙Pの裏面に印刷する印刷ユニット8を設け、これを交
互に4台ずつ設けている。これに対して、第5実施例で
は、給紙部1側から巻取り紙Pの表面に印刷する印刷ユ
ニット7を4台続けて設け、続いて巻取り紙Pの裏面に
印刷する印刷ユニット8を4台続けて設けている。な
お、第4実施例では、圧胴6の径は版胴4及びブランケ
ット胴5の径と略同径であるのに対して、第5実施例で
は、ブランケット胴5及び圧胴6の径は版胴4の径の略
2倍である。
【0013】以上の通り構成されている第4実施例の作
用について説明する。先ず、第1乃至第3実施例と同様
に、巻取り紙Pを印刷することができる状態にして印刷
する。印刷できる状態から、巻取り紙Pの表面を印刷す
る印刷ユニット7で巻取り紙Pの表面に印刷する。続い
て、巻取り紙Pの裏面を印刷する印刷ユニット8で巻取
り紙Pの裏面に印刷する。この時点で巻取り紙Pの両面
を単色刷りしている。さらに、本実施例は、表面に印刷
する印刷ユニット7と、裏面に印刷する印刷ユニット8
とを交互に4台ずつ設けているので、巻取り紙Pをこの
印刷ユニット7,8に通すことにより、巻取り紙Pの表
面及び裏面に2色目、3色目、4色目が印刷される。以
上より、巻取り紙Pの両面を4色ずつ印刷し、巻取り紙
Pを排紙部3に送る。
【0014】続いて、第5実施例の作用について説明す
る。先ず、第1乃至第4実施例と同様に、巻取り紙Pを
印刷することができる状態にして印刷する。本実施例は
巻取り紙Pの表面を印刷する印刷ユニット7を4台続け
て設けており、巻取り紙Pをこの印刷ユニット7に通す
ことにより、巻取り紙Pの表面に4色印刷する。続い
て、巻取り紙Pの裏面を印刷する印刷ユニット8で巻取
り紙Pを印刷する。巻取り紙Pの裏面を印刷する印刷ユ
ニット8も連続して4台設けているので、巻取り紙Pを
この印刷ユニット8に通すことにより、巻取り紙Pの裏
面に4色印刷する。以上より、巻取り紙Pの両面を4色
ずつ印刷し、巻取り紙Pを排紙部3に送る。
【0015】なお、本発明では、版胴4,ブランケット
胴5及び圧胴6からなる印刷ユニット7,8は単独で印
刷部2を形成することができるので、表裏夫々異なる色
で印刷してもよく、また、表面を印刷する色の順序が裏
面を印刷する色の順序と異なってもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明圧胴方式両面刷オフセット輪転印
刷機は、版胴と、版胴と連接して実際に巻取り紙に印刷
するブランケット胴とを備え、該版胴及び該ブランケッ
ト胴と、該ブランケット胴とともに巻取り紙にし印刷す
るために巻取り紙を該ブランケット胴に圧接させる圧胴
と、からなる印刷ユニットを構成していから、無駄にブ
ランケット胴を汚すことを防止し、ブランケット胴を洗
浄することを極力減らすことができるとともに、試し刷
りすることを極力減らすことができ、その結果、巻取り
紙を節約することができ、さらに、印刷停止時間を極力
減らすことができ、作業性が向上するという効果を有す
る。加えて、版胴,ブランケット胴及び圧胴からなる印
刷ユニットは単独で印刷部を形成することが可能であ
り、例えば、表裏夫々異なる色で印刷する等が可能とな
り、印刷に幅が広がるという効果を有する。さらに、印
刷紙はブランケット胴と圧胴の間に圧接されながら片面
づつ印刷されるので、デラミネーション(バラツキ)現
象は発生しないことになり、汚れを生じさせたり、断紙
をしたりすることがなくなり、鮮明な印刷ができる。
【0017】また、巻取り紙の表面及び裏面に同数の色
を印刷するように上記印刷ユニットを配備しているか
ら、従来のオフセット輪転印刷機の長所を維持しなが
ら、上記新規な効果をもたらすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機の
第1実施例の概略側面図である。
【図2】本発明圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機の
第2実施例の概略側面図である。
【図3】本発明圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機の
第3実施例の概略側面図である。
【図4】本発明圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機の
第4実施例の概略側面図である。
【図5】本発明圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機の
第5実施例の概略側面図である。
【符号の説明】
1 給紙部 2 印刷部 3 排紙部 4 版胴 5 ブランケット胴 6 圧胴 7,8 印刷ユニット P 巻取り紙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 版胴と、版胴と連接して実際に巻取り紙
    に印刷するブランケット胴とを備え、該版胴及び該ブラ
    ンケット胴と、該ブランケット胴とともに巻取り紙にし
    印刷するために巻取り紙を該ブランケット胴に圧接させ
    る圧胴と、からなる印刷ユニットを構成していることを
    特徴とする圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機。
  2. 【請求項2】 巻取り紙の表面及び裏面に同数の色を印
    刷するように上記印刷ユニットを配備していることを特
    徴とする請求項1記載圧胴方式両面刷オフセット輪転印
    刷機。
JP28238398A 1998-10-05 1998-10-05 圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機 Pending JP2000108297A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28238398A JP2000108297A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28238398A JP2000108297A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000108297A true JP2000108297A (ja) 2000-04-18

Family

ID=17651695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28238398A Pending JP2000108297A (ja) 1998-10-05 1998-10-05 圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000108297A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086662A (ja) * 2000-09-12 2002-03-26 Tohoku Ricoh Co Ltd 印刷装置
CN102627019A (zh) * 2012-04-17 2012-08-08 浙江飞云机械有限公司 一种双面印刷机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002086662A (ja) * 2000-09-12 2002-03-26 Tohoku Ricoh Co Ltd 印刷装置
CN102627019A (zh) * 2012-04-17 2012-08-08 浙江飞云机械有限公司 一种双面印刷机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6772709B2 (en) Varnish coating apparatus
US7513197B2 (en) Method of exchanging a printing unit at a running rotary printing press
JPH0337508B2 (ja)
JP4414505B2 (ja) 単一の又は2つのウェブを印刷するための多色印刷機
JPH06255072A (ja) 枚葉紙を両面印刷するための輪転印刷機
JP3406850B2 (ja) 多色オフセット印刷装置および多色オフセット印刷方法
JPH06336003A (ja) 両面刷枚葉オフセット印刷機
JP2000108297A (ja) 圧胴方式両面刷オフセット輪転印刷機
JPH11105249A (ja) 両面刷枚葉輪転印刷機
JPS60127154A (ja) 枚葉オフセツト印刷機
JP2000301687A (ja) 枚葉両面印刷機
JPH079654A (ja) 両面多色刷枚葉オフセット印刷機
JPH0436268Y2 (ja)
JP2001191489A (ja) 両面印刷機におけるニスコーティング機構
JPH1110828A (ja) 両面多色刷りオフセット印刷機
WO2017202064A1 (zh) 一种双面卫星式印刷机
JPH1128800A (ja) 枚葉両面印刷機
JP4183682B2 (ja) 4色両面印刷用輪転機
JP2974100B2 (ja) 段ボール用印刷機
JPH11138739A (ja) 枚葉両面印刷機
JPH03281349A (ja) 輪転式印刷装置
JPH028591B2 (ja)
JPH10129100A (ja) 孔版印刷機および孔版による印刷方法
JP2000289190A (ja) コーティング装置
JP2502267B2 (ja) 新聞紙の多色刷り構成方法及びその装置