JPH0436268Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0436268Y2
JPH0436268Y2 JP1985192608U JP19260885U JPH0436268Y2 JP H0436268 Y2 JPH0436268 Y2 JP H0436268Y2 JP 1985192608 U JP1985192608 U JP 1985192608U JP 19260885 U JP19260885 U JP 19260885U JP H0436268 Y2 JPH0436268 Y2 JP H0436268Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
cylinder
paper
back side
paper feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985192608U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62102532U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985192608U priority Critical patent/JPH0436268Y2/ja
Publication of JPS62102532U publication Critical patent/JPS62102532U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0436268Y2 publication Critical patent/JPH0436268Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Presses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、給紙部の給紙胴を裏面印刷圧胴に兼
用するようにした枚葉印刷機に関する。
〔従来の技術〕
従来、枚葉両面印刷機としては、表面印刷用ブ
ランケツトと、裏面印刷用ブランケツトとの間に
紙が導かれることによつて表裏両面を同時に印刷
する構成のもの(特開昭57−117956号公報)、ま
たは先ず表面を印刷した後、反転機構により紙を
反転して裏面を印刷する構成のものとが知られて
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、前者は両面印刷専用機であるから、
片面のみ印刷することができなかつたり、又、各
ブランケツトはゴム胴である為、ダブリや網、点
のシヤープさが劣るといつた問題点がある。ま
た、後者は反転機構の切換え操作が不便であつた
り、印刷精度も片面印刷機より劣る等の問題点が
ある。
本考案は上述のような問題点に鑑みてなされた
ものであり、表面および裏面印刷の印刷精度が損
なうことがない両面印刷可能な枚葉印刷機を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、圧胴を備え、印刷紙の表面を印刷す
る表面印刷部と、上記印刷紙の裏面を印刷する裏
面印刷部とを備えた両面印刷可能な枚葉印刷機に
おいて、上記裏面印刷部は、上記圧胴に隣接さ
れ、印刷紙を給紙部から給紙するとともに、裏面
印刷の際には裏面印刷用の圧胴として作用する給
紙胴と、この給紙胴に着脱可能に設けられるとと
もに上記圧胴とは離間した裏面印刷用のゴム胴
と、このゴム胴に着脱可能に設けられた裏面印刷
用の版胴とを備え、裏面印刷時には印刷紙は上記
給紙胴に設けられたグリツパに受取られ、上記給
紙胴と上記ゴム胴との間を搬送することにより裏
面印刷が行なわれ、この裏面印刷後上記給紙胴か
ら上記圧胴に上記印刷紙は受渡されることを特徴
とする。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例に
ついて説明する。
第1図は片面多色両面印刷機の胴配列を示す概
略図である。図中符号1は給紙部であり、この給
紙部1には印刷紙aを搬送するペーパーインサー
シヨン部2を有している。また、図中符号3は印
刷紙aを排紙する排紙部であり、この排紙部3と
上記給紙部1との間には表面印刷を行なう第1印
刷部4と第2印刷部5とが配設されている。
上記第1印刷部4は、外周の対称位置に紙咥爪
7,8等を有する紙咥装置が備えられた圧胴6
と、直径が圧胴6の1/2である版胴9と、この版
胴9と、上記圧胴6に対して胴入れ、胴抜き可能
に配設され、直径が圧胴6の1/2であるゴム胴1
0と、上記版胴9に配設されたインキ部11と、
水部12等で形成されている。
また、上記第2印刷部5は、外周の対称位置に
紙咥爪14,15等を有する紙咥装置が備えら
れ、上記第1印刷部4の圧胴6と同一直径を有す
る圧胴13と、直径がこの圧胴13の1/2である
版胴16と、直径が上記圧胴13の1/2で、この
圧胴13と版胴16に対して胴入れ、胴抜き可能
に配設されているゴム胴17と、上記版胴16に
配設されたインキ部18と、水部19等で形成さ
れている。
上記第1印刷部4の圧胴6と第2印刷部5の圧
胴13との間には、印刷紙aを圧胴6から圧胴1
3に受け渡す渡し胴20が配設されている。この
渡し胴20の直径は上記各圧胴6,13の直径と
同一に形成されており、外周の対称位置には紙咥
爪21,22等を有する紙咥装置が設けられてい
る。
また、上記第1印刷部4の圧胴6と上記ペーパ
ーインサーシヨン部2との間には、給紙胴23が
配設されている。この給紙胴23は上記圧胴6の
直径の1/2の直径に形成されている。また、印刷
紙aを上記圧胴6に受け渡しすべく、その外周一
側に切除形成させた切欠部には紙咥爪24等を有
する紙咥装置が設けられている。そして、上記給
紙胴23には同一直径を有するゴム胴26が上記
給紙胴23に対して胴入れ、胴抜き可能に、かつ
上記圧胴6とは離間して配設されている。さら
に、版胴25が設けられており、この版胴25に
対して上記ゴム胴26は胴入れ、胴抜き可能に配
設されている。この版胴25にはインキ部27と
水部28とが当接されている。このように裏面印
刷部29が構成されている。
また、上記ゴム胴26は印刷機の左右のフレー
ム30(第2図参照)に揺動可能に架設されてお
り、このゴム胴26を揺動することによつて、胴
入れ、胴抜きが行なわれるように構成されてい
る。
なお、図中符号31はフイーダーボード、符号
32は一対の蹴込みローラー、符号33は印刷紙
aの前当てである。
このように構成された枚葉印刷機において、両
面印刷を行なう際の作用について以下に説明す
る。
給紙部1からペーパーインサーシヨン部2のフ
イーダーボード31上に移送された紙aは、前当
て33にて前見当合せが行なわれ、蹴込みローラ
ー32にて移送されて給紙胴23の紙咥爪24に
咥えられる。そして、給紙胴23とゴム胴26と
の間を上記印刷紙aが搬送し、ゴム胴26と接触
することによつて裏面印刷がなされる。このと
き、給紙胴23は通常印刷の圧胴としての作用を
なすものであり、剛体で形成されている。
次いで、印刷紙aは紙咥爪24の開き動作によ
つて上記給紙胴23から解除され、第1印刷部4
の圧胴6の紙咥爪8に咥えられ、圧胴6に受け渡
しされることとなる。
この時、第1図において、圧胴6の押圧面でな
い半周面に沿つて紙は導かれた後、該圧胴6の、
上記とは反対の押圧面に沿つて導かれ、ゴム胴1
0との接触によつて表側の1色目が印刷される。
次いで圧胴6から渡し胴20に受け渡しされた
後、第2印刷部5の圧胴13に導かれ、ゴム胴1
7との接触によつて表側の2色目が印刷される。
次いで、排紙部3で排紙され、両面印刷が完了す
る。
第2図の本考案における枚葉印刷機の他の実施
例を示す概略図である。なお、第1図と同一部材
には同一符号を付し詳細な説明は省略する。
本実施例は上述第1実施例が第1印刷部4の圧
胴6と、第2印刷部5の圧胴13との間には渡し
胴20を設けたが、この渡し胴20に圧胴として
の作用を兼用させることにより改めて圧胴を配設
しないようにしたものである。
なお、上述第一および第二実施例においては、
表面2色刷の両面印刷機について示したが、その
他表面2色以上の多色刷両面印刷機、又は表面1
色刷両面印刷機等にも実施可能であることはもと
よりである。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように給紙胴と、ゴム胴との間
を印刷紙が搬送されることにより裏面印刷を行な
うことができるようにしたので、改めて裏面印刷
用の圧胴を配設する必要がなく印刷機全体の構造
がコンパクトになる。また、通常の給紙胴を裏面
印刷時の圧胴として作用させることにより、十分
な印圧で印刷を行うことができ、印刷精度が良好
で、しかも面粗度のあらい用紙であつても鮮明な
印刷を行なうことができる。さらに、給紙胴には
ゴム胴を使用していないので、印刷紙の搬送中に
インクが付着する心配がなく、ひいては印刷のダ
ブリを防止することができる。また、裏面印刷用
のゴム胴にはグリツパは不要であるので、ブラン
ケツトの取付、交換が容易である等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における枚葉印刷機の胴配列を
示した概略図、第2図は本考案における枚葉印刷
機の他の実施例の印刷機全体の概略図である。 4,5……表面印刷部、6,13……圧胴、2
3……給紙胴、9,16,25……版胴、10,
17,26……ゴム胴、29……裏面印刷部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧胴を備え、印刷紙の表面を印刷する表面印刷
    部と、上記印刷紙の裏面を印刷する裏面印刷部と
    を備えた両面印刷可能な枚葉印刷機において、上
    記裏面印刷部は、上記圧胴に隣接され、印刷紙を
    給紙部から給紙するとともに、裏面印刷の際には
    裏面印刷用の圧胴として作用する給紙胴と、この
    給紙胴に着脱可能に設けられるとともに上記圧胴
    とは離間した裏面印刷用のゴム胴と、このゴム胴
    に着脱可能に設けられた裏面印刷用の版胴とを備
    え、裏面印刷時には印刷紙は上記給紙胴に設けら
    れたグリツパに受取られ、上記給紙胴と上記ゴム
    胴との間を搬送することにより裏面印刷が行なわ
    れ、この裏面印刷後上記給紙胴から上記圧胴に上
    記印刷紙は受渡されることを特徴とする枚葉印刷
    機。
JP1985192608U 1985-12-13 1985-12-13 Expired JPH0436268Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985192608U JPH0436268Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985192608U JPH0436268Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62102532U JPS62102532U (ja) 1987-06-30
JPH0436268Y2 true JPH0436268Y2 (ja) 1992-08-27

Family

ID=31147849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985192608U Expired JPH0436268Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0436268Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3000249B2 (ja) * 1993-03-24 2000-01-17 アキヤマ印刷機製造 株式会社 両面刷枚葉オフセット印刷機
JP2001232750A (ja) * 2000-02-25 2001-08-28 Sakurai Graphic Syst:Kk 両面刷枚葉オフセット印刷機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57117956A (en) * 1980-12-01 1982-07-22 Roland Man Druckmasch Paper sheet offset rotary press which can be overhauled

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57117956A (en) * 1980-12-01 1982-07-22 Roland Man Druckmasch Paper sheet offset rotary press which can be overhauled

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62102532U (ja) 1987-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4967660A (en) Sheet-fed rotary printing press for both obverse and reverse side printing
US4732084A (en) Sheet-fed rotary printing machine for single-side multicolor printing and perfector printing
JPS60255435A (ja) 印刷装置が1列に配置された枚葉紙輪転印刷機
JPH0272952A (ja) 証券用複合シート輪転印刷機
AU6809396A (en) Sheet-fed printing machine
JP2000127349A (ja) 凹版印刷機
JPH0337508B2 (ja)
US5259308A (en) Sheet-fed rotary offset printing machine
US6739253B2 (en) Sheet-fed printing machine
US4587897A (en) Rotary offset printing machine
JPH06336003A (ja) 両面刷枚葉オフセット印刷機
JPH0436268Y2 (ja)
AU3908385A (en) Sheet-fed rotary printing press for one-sided multi-colour printing or recto and verso printing
EP0906826A3 (en) Perfecting sheet-fed rotary press
JP3427004B2 (ja) 枚葉両面印刷機
JPS58138647A (ja) オフセツト輪転印刷機用の印刷機構
JPS60127154A (ja) 枚葉オフセツト印刷機
JPH0241412B2 (ja)
JP2537503Y2 (ja) 枚葉印刷機の用紙搬送胴
JPH079654A (ja) 両面多色刷枚葉オフセット印刷機
JP2832243B2 (ja) 多色刷り印刷機
JP3032729U (ja) 枚葉紙印刷機
JPH081860Y2 (ja) 枚葉印刷装置
JPH0241414B2 (ja)
JPS6353944B2 (ja)