JP2000103508A - 滑動式ローラコンベヤ - Google Patents

滑動式ローラコンベヤ

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JP2000103508A
JP2000103508A JP10276284A JP27628498A JP2000103508A JP 2000103508 A JP2000103508 A JP 2000103508A JP 10276284 A JP10276284 A JP 10276284A JP 27628498 A JP27628498 A JP 27628498A JP 2000103508 A JP2000103508 A JP 2000103508A
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雅弘 榎本
Kiyoshi Nakamura
潔 中村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送経路の幅方向におけるいずれか一側寄り
の経路部分では、十分な摩擦抵抗を期待できる滑動式ロ
ーラコンベヤを提供する。 【解決手段】 遊転ローラ16,26により傾斜した滑
動搬送面9を形成する滑動式ローラコンベヤ8で、搬送
経路10,20の幅方向におけるいずれか一側寄りの経
路部分に、外周面を摩擦面17a,27aとした摩擦遊
転ローラ17,27群を配置した。滑動搬送面9上で搬
送される被搬送物5が幅方向で必要以上に移動すること
を、摩擦遊転ローラ17,27群による十分な摩擦抵抗
力によって制動できる。これにより被搬送物5を、ガイ
ド体などに衝突させることなく円滑に滑動できるととも
に、コンベヤは、その経路幅を狭くできて、小型化、低
価格化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば搬送ライ
ンで仕分けられた被搬送物を受け入れるときなどに使用
される滑動式ローラコンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンベヤとしては、たと
えば特開平8−143131号公報に見られるコンベヤ
装置が提供されている。すなわち、フレーム基板には多
数の回転ローラが配設され、これら回転ローラは、搬送
経路の幅方向における一方側の経路部分が、他方側の経
路部分に対して密に配置されている。
【0003】この従来構成によると、密に配置された回
転ローラ側の摩擦抵抗が大きいことで、搬送されてきた
物品の向きを、この密に配置された側に自動的に転換で
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
構成によると、物品の搬送速度や慣性力によっては、密
に配置された回転ローラ側の摩擦抵抗だけでは十分に転
換が行えない。特に、摩擦抵抗によってカーブ経路での
搬送を行わせる形式の場合で、転換が不十分なときに
は、物品が、搬送経路の側方に配設されたガイド体に衝
突することになり、さらにはガイド体を乗り越えて外に
飛び出す場合もある。これに対しては、経路幅を広くす
ればよいが、その分、コンベヤが大型化、高価格化する
ことになる。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、搬送経路の幅方向におけるいずれか一側寄りの経路
部分では、十分な摩擦抵抗を期待し得る滑動式ローラコ
ンベヤを提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の滑動式ローラコ
ンベヤは、多数の遊転ローラにより傾斜した滑動搬送面
を形成する滑動式ローラコンベヤであって、搬送経路の
幅方向におけるいずれか一側寄りの経路部分に、その外
周面を摩擦面とした摩擦遊転ローラ群を配置したことを
特徴としたものである。
【0007】したがって請求項1の発明によると、搬送
経路の幅方向における所定の経路部分に摩擦遊転ローラ
群を配置しておくことで、滑動搬送面上で搬送される被
搬送物が幅方向で必要以上に移動することを、摩擦遊転
ローラ群による十分な摩擦抵抗力によって制動し得る。
【0008】また本発明の請求項2記載の滑動式ローラ
コンベヤは、上記した請求項1記載の構成において、搬
送経路はカーブ経路であり、このカーブ経路における外
側経路部分に摩擦遊転ローラ群を配置したことを特徴と
したものである。
【0009】したがって請求項2の発明によると、カー
ブ経路でのカーブに沿って滑動する被搬送物が遠心力に
より外側経路部分側へと移動しようとしたとき、摩擦遊
転ローラ群による十分な摩擦抵抗力によって制動し得
る。
【0010】そして本発明の請求項3記載の滑動式ロー
ラコンベヤは、上記した請求項2記載の構成において、
カーブ経路における外側経路部分は内側経路部分に対し
て遊転ローラを密に配置し、中央より外側の経路部分列
に摩擦遊転ローラ群を配置したことを特徴としたもので
ある。
【0011】したがって請求項3の発明によると、密に
配置されている摩擦遊転ローラ群によって、より十分な
摩擦抵抗力を期待し得る。さらに本発明の請求項4記載
の滑動式ローラコンベヤは、上記した請求項1記載の構
成において、搬送経路は直線状経路であり、遊転ローラ
群は、滑動したきた被搬送物を直線状経路の片側に寄せ
るべく、直線状経路の方向に対してローラ軸心を傾斜さ
せて配置し、片側の列には、直線状経路の方向に対して
ローラ軸心を直交状として摩擦遊転ローラ群を配置した
ことを特徴としたものである。
【0012】したがって請求項4の発明によると、被搬
送物の滑動は、ローラ軸心を傾斜して配置した遊転ロー
ラ群によって片側へ幅寄せしながら行える。そして、被
搬送物が片側に近づくと、摩擦遊転ローラ群の十分な摩
擦抵抗力によって、それ以上に近づく方向へ移動しよう
とする被搬送物を制動し得る。その際に被搬送物は、摩
擦遊転ローラ群がローラ軸心を直交状として配置されて
いることで、制動とともに、直線状経路の方向に沿って
整列されることになる。
【0013】しかも本発明の請求項5記載の滑動式ロー
ラコンベヤは、上記した請求項1記載の構成において、
搬送経路は、連続したカーブ経路と直線状経路とからな
り、前記カーブ経路は、その外側経路部分に摩擦遊転ロ
ーラ群を配置し、前記直線状経路は、前記カーブ経路と
は反対側の経路部分に摩擦遊転ローラ群を配置したこと
を特徴としたものである。
【0014】したがって請求項5の発明によると、カー
ブ経路でのカーブに沿って滑動する被搬送物が遠心力に
より外側経路部分側へと移動しようとしたとき、摩擦遊
転ローラ群による十分な摩擦抵抗力によって制動し得、
引き続いての直線状経路における被搬送物の滑動は、摩
擦遊転ローラ群の十分な摩擦抵抗力によって、この被搬
送物が内側経路部分側に必要以上に近づくことを制動し
て行える。
【0015】また本発明の請求項6記載の滑動式ローラ
コンベヤは、上記した請求項1〜5のいずれかに記載の
構成において、摩擦遊転ローラは、ローラ本体に摩擦リ
ング体を外嵌して形成し、この摩擦リング体の外周面を
環状の凹凸面に形成したことを特徴としたものである。
【0016】したがって請求項6の発明によると、十分
な摩擦抵抗を得るための摩擦遊転ローラを、構造簡単に
して構成し得、さらに環状の凹凸面によって、制動作用
や整列作用を、より一層、促進し得る。
【0017】そして本発明の請求項7記載の滑動式ロー
ラコンベヤは、上記した請求項1〜6のいずれかに記載
の構成において、遊転ローラと摩擦遊転ローラとは、そ
れぞれ矩形筒状のケース体に嵌め込んで構成し、コンベ
ヤフレームのローラ配設位置には矩形状の貫通部を形成
し、この貫通部にケース体を嵌め込んでコンベヤフレー
ム側に配設したことを特徴としたものである。
【0018】したがって請求項7の発明によると、遊転
ローラや摩擦遊転ローラのケース体に対する嵌め込みや
離脱は容易に行え、そして、ケース体のコンベヤフレー
ムへの配設は、貫通部に嵌め込んでコンベヤフレーム側
に保持させることにより行え、また、コンベヤフレーム
に対する離脱は、ケース体を上方へ引き抜くことで行え
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第一の実施の形
態を、仕分け設備に採用した状態として図1〜図8に基
づいて説明する。
【0020】図7、図8において、仕分け設備は、搬送
コンベヤ1によって搬送ライン2が形成され、そして搬
送コンベヤ1の一側方または両側方には、搬送ライン2
で仕分けられた被搬送物(物品)5を受け入れる滑動式
ローラコンベヤ8が、搬送ライン2の方向における複数
箇所に配設されている。
【0021】ここで搬送コンベヤ1としては、駆動チェ
ーンなどにより移動されるバー3群の支持により被搬送
物5を搬送ライン2上で搬送し、この被搬送物5が所定
の位置に達したとき、滑動式ローラコンベヤ8とは反対
側に位置されていたスライドシュー4が、バー3に案内
されて滑動式ローラコンベヤ8側にスライドされて被搬
送物5を横押しし、以て被搬送物5を目的とする滑動式
ローラコンベヤ8に仕分ける構成とされている。その際
にスライドシュー4は、複数個が順次スライドされ、搬
送中の被搬送物5は、その前面を滑動式ローラコンベヤ
8側に向けて仕分けられる形式とされている。
【0022】前記滑動式ローラコンベヤ8は、多数の遊
転ローラにより傾斜した滑動搬送面9を形成する形式で
あって、その際に搬送経路は、搬送ライン2からの被搬
送物5を受け入れるカーブ経路10と、このカーブ経路
10からの被搬送物5を受け入れる直線状経路20との
両方を備えている。前記カーブ経路10を形成するカー
ブコンベヤ部11は、そのコンベヤフレーム12が脚体
15を介して床側に支持されている。また前記直線状経
路20を形成するストレートコンベヤ部21も、そのコ
ンベヤフレーム22が脚体25を介して床側に支持され
ている。
【0023】ここで両コンベヤフレーム12,22は、
左右一対の側フレーム部13,23と、これら側フレー
ム部13,23間に固定される板状の中間フレーム部1
4,24とにより構成され、そして側フレーム部13,
23に前記脚体15,25が連結される。
【0024】図1〜図5において、前記カーブコンベヤ
部11のカーブ経路10は、前半(上位)の直線経路部
10Aと後半(下位)のカーブ経路部10Bとからな
る。その際に直線経路部10Aは、搬送ライン2の方向
に対してほぼ30度の角度をなし、またカーブ経路部1
0Bは、ほぼ60度に亘って形成されている。これによ
って、カーブ経路部10Bの終端部分は、搬送ライン2
の方向に対してほぼ90度の方向に向けられる。そして
前記コンベヤフレーム12は、カーブ経路10Bに応じ
た形状とされている。
【0025】前記コンベヤフレーム12の中間フレーム
部14には多数の遊転ローラ16が、そのローラ軸心を
各経路部10A,10Bの方向に対して直交状として配
設され、これら遊転ローラ16の上面により傾斜した前
記滑動搬送面9が形成される。その際に遊転ローラ16
群は、カーブ経路10の幅方向において、外側経路部分
ほど内側経路部分に対して、列間ピッチを変化させるこ
とで密に配置されている。
【0026】そして、カーブ経路10の幅方向における
外側経路部分、すなわち、中央より外側の経路部分列
(実施の形態では外側から3列目と4列目)には、遊転
ローラ16群に代えて、その外周面を摩擦面17aとし
た摩擦遊転ローラ17群が配置されている。
【0027】前記コンベヤフレーム22の中間フレーム
部24には多数の遊転ローラ26が配設され、これら遊
転ローラ26の上面により傾斜した前記滑動搬送面9が
形成される。その際に遊転ローラ26群は、滑動したき
た被搬送物5を直線状経路20の片側に寄せるべく、直
線状経路20の方向に対してローラ軸心を傾斜させて配
置されている。
【0028】そして、直線状経路20の幅方向における
片側の端の二列(単数または複数列)には、遊転ローラ
26群に代えて、その外周面を摩擦面27aとした摩擦
遊転ローラ27群が配置されている。ここで摩擦遊転ロ
ーラ27群は、直線状経路20の方向に対してローラ軸
心を直交状として配置されている。
【0029】なお遊転ローラ26群におけるローラ軸心
の傾斜角度は、直線状経路20における上流端から中間
部までの前半部分でかつ幅方向の中間部分のゾーンS1
では小さく(10度位)設定され、残部のゾーンS2で
は大きく(20度位)設定されている。これにより、滑
動したきた被搬送物5を直線状経路20の片側に円滑に
寄せ得る。
【0030】図3〜図6において、前記遊転ローラ1
6,26は、両側に突出される金属パイプ製のローラ軸
30と、このローラ軸30に外嵌される樹脂パイプ製の
軸受体31と、この軸受体31に外嵌される樹脂製のロ
ーラ本体32とにより構成される。また前記摩擦遊転ロ
ーラ17,27は、前記遊転ローラ16,26のローラ
本体32に摩擦リング体33を外嵌して構成される。
【0031】ここで摩擦リング体33はゴム体などから
なり、その弾性に抗してローラ本体32に外嵌される。
その際に、摩擦リング体33の両側から内側に連続され
る鍔状部33aがローラ本体32の両側凹部に巻き込み
状に入り込み、以て外嵌姿勢の維持が行われる。なお摩
擦リング体33の外周面は環状の凹凸面34に形成され
ている。
【0032】前記遊転ローラ16,26と摩擦遊転ロー
ラ17,27とは、それぞれ矩形筒状のケース体40に
嵌め込まれる。このケース体40は、長方形筒状の本体
41と、この本体41の上下方向の中間から外方へ突出
される矩形鍔部42と、前記本体41における両長尺板
部の内面から内方へ突出される軸受板部43と、この軸
受板部43に形成されたU字状の軸受凹部44と、前記
矩形鍔部42の下方において前記本体41の一方の短尺
板部の外面から外方へ突出される固定係止部45と、前
記矩形鍔部42の下方において前記本体41の他方の短
尺板部の外面から外方へ突出される可動係止部46など
を有する状態で、樹脂により一体状に形成される。
【0033】なお可動係止部46は一対(単数または複
数)であって、他方の短尺板部に門形状の切り込み47
を入れることで、この切り込み47内の残部により弾性
を持たせて形成されている。
【0034】前記遊転ローラ16,26と摩擦遊転ロー
ラ17,27とは、そのローラ軸30の両側に突出され
る部分を、前記軸受凹部44に上方から嵌め込むことで
ケース体40側に組み込まれる。その嵌め込み際に、前
記軸受凹部44の側面部分に形成された突起部44aに
対してローラ軸30が乗り越えて下降されることで、ロ
ーラ軸30はケース体41側に弾性的に保持される。な
お、嵌め込みの際に、本体41の両長尺板部を押し広げ
状として、ローラ軸30をケース体41側に弾性的に保
持させる形式であってもよい。
【0035】前記コンベヤフレーム12,22における
中間フレーム部14,24のローラ配設位置には、矩形
状(長方形状)の貫通部18,28が形成されている。
この貫通部18,28に前記ケース体40を嵌め込ん
で、ケース体40を中間フレーム部14,24側に弾性
的に保持させている。
【0036】すなわち、ケース体40は、その下部側か
ら貫通部18,28に押し込み状に嵌め込んで、固定係
止部45と矩形鍔部42との間にコンベヤフレーム1
2,22の板厚を位置させるとともに、可動係止部46
と矩形鍔部42との間にコンベヤフレーム12,22の
板厚を位置させることで、中間フレーム部14,24側
に弾性的に保持される。その際に可動係止部46は、押
し込み時において弾性に抗して内側へと移動され、そし
て板厚が通過されたのちに、その弾性力により復元され
て板厚の下方へ突出される。
【0037】図7、図8において、前記カーブ経路10
におけるカーブ経路部10Bから直線状経路20に亘っ
ては、側フレーム部13,23に取付けられたガイド体
50が配設されている。また、ストレートコンベヤ部2
1の終端外方にはシュート51が配設されている。そし
て、直線状経路20における片側の終端外方付近は作業
部52に形成されている。
【0038】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。前記コンベヤフレーム12,22における
中間フレーム部14,24にローラを配設するに際し
て、まず遊転ローラ16,26と摩擦遊転ローラ17,
27とが、それぞれケース体40に組み込まれる。
【0039】すなわち、そのローラ本体32を本体41
内に上方から入れながら、ローラ軸30を軸受凹部44
に上方から嵌め込み、突起部44aを乗り越えさせるこ
とにより、遊転ローラ16,26や摩擦遊転ローラ1
7,27をケース体40側に組み込み得る。その際に、
ローラ軸30を突起部44aによってケース体41側に
弾性的に保持し得、以て組み込み姿勢を安定して維持で
きる。
【0040】次いで、遊転ローラ16,26や摩擦遊転
ローラ17,27を組み込んだケース体40を、コンベ
ヤフレーム12,22における中間フレーム部14,2
4の所定位置に配設させる。
【0041】すなわち、ケース体40を貫通部18,2
8に上方から嵌め込んで、可動係止部46を弾性に抗し
て内側へと移動させながら、固定係止部45を貫通部1
8,28に通過させる。そして、完全に嵌め込むこと
で、図4に示されるように、固定係止部45と矩形鍔部
42との間に中間フレーム部14,24の板厚を位置さ
せるとともに、可動係止部46を弾性力により復元させ
て板厚の下方へ突出させ、以てケース体40を中間フレ
ーム部14,24側に弾性的に保持させる。
【0042】これにより、貫通部18,28に嵌め込ん
だケース体40を、固定係止部45による係止と可動係
止部46による弾性的な係止とにより、中間フレーム部
14,24側に安定して維持させ得る。また嵌め込みに
よる配設操作は、遊転ローラ16,26や摩擦遊転ロー
ラ17,27とケース体40との組み込み姿勢が安定し
て維持されていることで、ワンタッチで安定してかつ迅
速に行えることになる。
【0043】なお、コンベヤフレーム12,22に対す
る遊転ローラ16,26や摩擦遊転ローラ17,27の
離脱は、可動係止部46を弾性に抗して内側へ移動させ
たのちケース体40を上方へ引き抜くことで、容易にか
つ迅速に行える。
【0044】さらに、コンベヤフレーム12,22に配
設しているケース体40に対する遊転ローラ16,26
や摩擦遊転ローラ17,27の離脱や組み込みも、容易
にかつ迅速に行える。このことは、コンベヤフレーム1
2,22に対してケース体40を嵌め込んだのち、この
ケース体40に対して遊転ローラ16,26や摩擦遊転
ローラ17,27を組み込む配設操作も可能となる。
【0045】上述のようにして、遊転ローラ16,26
や摩擦遊転ローラ17,27を所定の位置に配置したカ
ーブコンベヤ部11やストレートコンベヤ部21を構成
し得る。
【0046】運転時、すなわち仕分け作業時において
は、搬送コンベヤ1によって搬送ライン2上を搬送して
きた被搬送物5を、所定の位置において滑動式ローラコ
ンベヤ8へと仕分けることで、この被搬送物5を、カー
ブ経路10から直線状経路20へと滑動しながら搬送し
得る。
【0047】そしてカーブ経路10での滑動は、まず直
線経路部10Aにおいて直線状に滑動したのち、カーブ
経路部10Bにおいてそのカーブに沿って滑動するので
あるが、その際に、カーブ経路部10Bにおいて被搬送
物5には遠心力が作用して、この被搬送物5は外側経路
部分側へと移動しようとする。
【0048】このとき、外側経路部分に摩擦遊転ローラ
17群が配設されていることから、これら摩擦遊転ロー
ラ17群による十分な摩擦抵抗力によって、外側経路部
分側へと移動しようとする被搬送物5を制動し得、以て
被搬送物5がガイド体50や側フレーム部13に衝突す
ることを防止し得る。その際に、摩擦リング体33の外
周面が環状の凹凸面34に形成されていることで、前述
した制動作用は、より一層、促進されることになる。
【0049】これにより被搬送物5を、ガイド体50や
側フレーム部13に衝突させることなく、かつガイド体
50や側フレーム部13を乗り越えて外に飛び出すこと
なく、カーブ経路10で円滑に滑動させ得る。しかもカ
ーブコンベヤ部11は、その経路幅を狭くし得、コンベ
ヤの小型化、低価格化を可能とし得る。
【0050】なお、被搬送物5の形状(大きさ、重量)
やカーブ経路10へ入る位置の変化などによって、一部
の被搬送物5がガイド体50や側フレーム部13に接触
することもあるが、前述したように摩擦遊転ローラ17
群によって外側経路部分側への移動が制動されているこ
とから、その接触は小さい衝撃力で行われることにな
る。
【0051】このようにしてカーブ経路10を滑動した
被搬送物5は、引き続いて直線状経路20へ入って滑動
される。このとき直線状経路20での滑動は、両ゾーン
S1,S2における遊転ローラ26群の向き(傾斜)に
よって、片側、すなわち作業部52側へ幅寄せされなが
ら行われる。そして、被搬送物5が作業部52側へ十分
に近づくと、この経路部分に摩擦遊転ローラ27群が配
設されていることから、これら摩擦遊転ローラ27群の
十分な摩擦抵抗力によって、それ以上に近づく方向へと
移動しようとする被搬送物5を制動し得、以て被搬送物
5がガイド体50や側フレーム部23に衝突することを
防止し得る。
【0052】さらに幅寄せ滑動されている被搬送物5
は、摩擦遊転ローラ27群が直線状経路20の方向に対
してローラ軸心を直交状として配置されていることで、
前述した制動とともに、直線状経路20の方向に沿って
整列されることになる。その際に、摩擦リング体33の
外周面が環状の凹凸面34に形成されていることで、前
述した制動作用と整列作用とが、より一層、促進される
ことになる。
【0053】なお、被搬送物5の形状(大きさ、重量)
や直線状経路20へ入る位置の変化などによって、一部
の被搬送物5がガイド体50や側フレーム部23に接触
することもあるが、前述したように摩擦遊転ローラ27
群によって移動が制動されていることから、その接触は
小さい衝撃力で行われることになる。
【0054】上述した被搬送物5の幅寄せ滑動によっ
て、被搬送物5は作業部52側へ近づけられ、そして整
列されている。したがって作業部52の作業者による必
要に応じた種々な作業は好適に行える。たとえば、被搬
送物5を取り出す作業は容易に行え、また被搬送物5の
側面に貼られているラベルや印刷されたものに対する目
視は容易に正確に行え、さらに被搬送物5のシュート5
1側への移動も容易に行える。
【0055】次に、本発明の第二の実施の形態を、図9
に基づいて説明する。すなわち搬送コンベヤ1として、
複数個のスライドシュー4が直線状の並び姿勢を維持し
た状態で、同時に滑動式ローラコンベヤ8側にスライド
される形式とされている。
【0056】次に、本発明の第三の実施の形態を、図1
0に基づいて説明する。すなわち搬送コンベヤ1とし
て、搬送コンベヤ1の側方に設けられたガイドバー6を
搬送ライン2内に揺動させて、被搬送物5を滑動式ロー
ラコンベヤ8に払い出す形式とされている。
【0057】上記した実施の形態では、滑動式ローラコ
ンベヤ8としてカーブ経路10と直線状経路20との両
方を備えた形式が示されているが、これは、カーブ経路
10と直線状経路20とのいずれか一方のみを搬送経路
とした形式であってもよい。
【0058】上記した実施の形態では、滑動式ローラコ
ンベヤ8としてカーブ経路10と直線状経路20との両
方を備えた形式が示されており、この場合に、直線状経
路20は幅寄せ作用や制動作用を有さない組み合せであ
ってもよい。
【0059】上記した実施の形態では、カーブ経路10
の中間フレーム部14に対して、遊転ローラ16群が、
外側経路部分ほど内側経路部分に対して密に配置されて
いるが、これは外側経路部分も内側経路部分も同様な密
度で配置された形式であってもよい。
【0060】上記した実施の形態では、摩擦遊転ローラ
17,27として、遊転ローラ16,26のローラ本体
32に摩擦リング体33を外嵌して形成したものを使用
しているが、これは遊転ローラ16,26を兼用せず、
摩擦遊転ローラ17,27を別個に製作してもよい。
【0061】上記した実施の形態では、摩擦リング体3
3の外周面を環状の凹凸面34に形成しているが、これ
は凹凸面34のない形式であつてもよい。また環状では
ない凹凸面34に形成してもよい。
【0062】上記した実施の形態では、コンベヤフレー
ム12,22の中間フレーム部14,24に形成した貫
通部にケース体40を嵌め込んで、このケース体40を
コンベヤフレーム12,22側に弾性的に保持させてい
るが、これはビス止めなど他の固定方式によりケース体
40をコンベヤフレーム12,22側に固定させる形式
であってもよい。
【0063】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、搬
送経路の幅方向における所定の経路部分に摩擦遊転ロー
ラ群を配置しておくことで、滑動搬送面上で搬送される
被搬送物が幅方向で必要以上に移動することを、摩擦遊
転ローラ群による十分な摩擦抵抗力によって制動でき、
これにより被搬送物を、ガイド体などに衝突させること
なく円滑に滑動できるとともに、コンベヤは、その経路
幅を狭くできて、小型化、低価格化が可能となる。
【0064】また上記した本発明の請求項2によると、
カーブ経路でのカーブに沿って滑動する被搬送物が遠心
力により外側経路部分側へと移動しようとしたとき、摩
擦遊転ローラ群による十分な摩擦抵抗力によって制動で
き、これにより被搬送物を、ガイド体などに衝突させる
ことなく、かつガイド体などを乗り越えて外に飛び出す
ことなく、カーブ経路で円滑に滑動できる。
【0065】そして上記した本発明の請求項3による
と、密に配置されている摩擦遊転ローラ群によって、よ
り十分な摩擦抵抗力を期待でき、外側経路部分側へと移
動しようとする被搬送物をより確実に制動できる。
【0066】さらに上記した本発明の請求項4による
と、被搬送物の滑動は、ローラ軸心を傾斜して配置した
遊転ローラ群によって片側へ幅寄せしながら行うことが
できるとともに、被搬送物が片側に近づくと、摩擦遊転
ローラ群の十分な摩擦抵抗力によって、それ以上に近づ
く方向へ移動しようとする被搬送物を制動でき、以て被
搬送物がガイド体などに衝突することを防止できる。そ
の際に、摩擦遊転ローラ群がローラ軸心を直交状として
配置されていることで、被搬送物を、前述した制動とと
もに直線状経路の方向に沿って整列させることができ
る。
【0067】しかも上記した本発明の請求項5による
と、カーブ経路でのカーブに沿って滑動する被搬送物が
遠心力により外側経路部分側へ移動することを、摩擦遊
転ローラ群による十分な摩擦抵抗力によって制動でき、
引き続いての直線状経路における被搬送物の滑動は、摩
擦遊転ローラ群の十分な摩擦抵抗力によって、この被搬
送物が内側経路部分側に必要以上に近づくことを制動し
て行うことができ、以て仕分け装置などに好適な滑動式
ローラコンベヤを提供できる。
【0068】また上記した本発明の請求項6によると、
十分な摩擦抵抗を得るための摩擦遊転ローラを、構造簡
単にして構成でき、さらに環状の凹凸面によって、制動
作用や整列作用を、より一層、促進できる。
【0069】そして上記した本発明の請求項7による
と、遊転ローラや摩擦遊転ローラのケース体に対する嵌
め込みや離脱を、ワンタッチで迅速にかつ容易に行うこ
とができ、さらにケース体のコンベヤフレームへの配設
は、貫通部に嵌め込んでコンベヤフレーム側に保持させ
ることにより、容易にかつ迅速に行うことができ、ま
た、コンベヤフレームに対する離脱は、ケース体を上方
へ引き抜くことで、容易にかつ迅速に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示し、滑動式ロー
ラコンベヤの平面図である。
【図2】同滑動式ローラコンベヤにおける縦断正面図で
ある。
【図3】同滑動式ローラコンベヤにおける要部の一部切
り欠き正面図である。
【図4】同滑動式ローラコンベヤにおける要部の一部切
り欠き側面図である。
【図5】同滑動式ローラコンベヤにおける要部の一部切
り欠き平面図である。
【図6】同滑動式ローラコンベヤにおける要部の一部分
解斜視図である。
【図7】同滑動式ローラコンベヤを採用した仕分け設備
の概略平面図である。
【図8】同滑動式ローラコンベヤを採用した仕分け設備
の概略側面図である。
【図9】本発明の第二の実施の形態を示し、滑動式ロー
ラコンベヤを採用した仕分け設備の概略平面図である。
【図10】本発明の第三の実施の形態を示し、滑動式ロ
ーラコンベヤを採用した仕分け設備の概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1 搬送コンベヤ 5 被搬送物(物品) 8 滑動式ローラコンベヤ 9 滑動搬送面 10 カーブ経路(搬送経路) 10A 直線経路部 10B カーブ経路部 11 カーブコンベヤ部 12 コンベヤフレーム 16 遊転ローラ 17 摩擦遊転ローラ 17a 摩擦面 18 貫通部 20 直線状経路(搬送経路) 21 ストレートコンベヤ部 22 コンベヤフレーム 26 遊転ローラ 27 摩擦遊転ローラ 27a 摩擦面 28 貫通部 30 ローラ軸 32 ローラ本体 33 摩擦リング体 34 凹凸面 40 ケース体 41 本体 42 矩形鍔部 44 軸受凹部 45 固定係止部 46 可動係止部 51 シュート 52 作業部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F033 BB02 BB12 BB14 BC01 DA01 EA05 GA06 GB01 GB02 GC04 GC05 3F081 AA01 BA01 BD22 BF18 CC12 CD01 CD11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の遊転ローラにより傾斜した滑動搬
    送面を形成する滑動式ローラコンベヤであって、搬送経
    路の幅方向におけるいずれか一側寄りの経路部分に、そ
    の外周面を摩擦面とした摩擦遊転ローラ群を配置したこ
    とを特徴とする滑動式ローラコンベヤ。
  2. 【請求項2】 搬送経路はカーブ経路であり、このカー
    ブ経路における外側経路部分に摩擦遊転ローラ群を配置
    したことを特徴とする請求項1記載の滑動式ローラコン
    ベヤ。
  3. 【請求項3】 カーブ経路における外側経路部分は内側
    経路部分に対して遊転ローラを密に配置し、中央より外
    側の経路部分列に摩擦遊転ローラ群を配置したことを特
    徴とする請求項2記載の滑動式ローラコンベヤ。
  4. 【請求項4】 搬送経路は直線状経路であり、遊転ロー
    ラ群は、滑動したきた被搬送物を直線状経路の片側に寄
    せるべく、直線状経路の方向に対してローラ軸心を傾斜
    させて配置し、片側の列には、直線状経路の方向に対し
    てローラ軸心を直交状として摩擦遊転ローラ群を配置し
    たことを特徴とする請求項1記載の滑動式ローラコンベ
    ヤ。
  5. 【請求項5】 搬送経路は、連続したカーブ経路と直線
    状経路とからなり、前記カーブ経路は、その外側経路部
    分に摩擦遊転ローラ群を配置し、前記直線状経路は、前
    記カーブ経路とは反対側の経路部分に摩擦遊転ローラ群
    を配置したことを特徴とする請求項1記載の滑動式ロー
    ラコンベヤ。
  6. 【請求項6】 摩擦遊転ローラは、ローラ本体に摩擦リ
    ング体を外嵌して形成し、この摩擦リング体の外周面を
    環状の凹凸面に形成したことを特徴とする請求項1〜5
    のいずれかに記載の滑動式ローラコンベヤ。
  7. 【請求項7】 遊転ローラと摩擦遊転ローラとは、それ
    ぞれ矩形筒状のケース体に嵌め込んで構成し、コンベヤ
    フレームのローラ配設位置には矩形状の貫通部を形成
    し、この貫通部にケース体を嵌め込んでコンベヤフレー
    ム側に配設したことを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    かに記載の滑動式ローラコンベヤ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2014031237A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Toyota Motor Corp 幅寄せ搬送装置

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