JP2000100976A - 半導体メモリアレイ装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体メモリアレイ装置およびその製造方法

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JP2000100976A
JP2000100976A JP10266471A JP26647198A JP2000100976A JP 2000100976 A JP2000100976 A JP 2000100976A JP 10266471 A JP10266471 A JP 10266471A JP 26647198 A JP26647198 A JP 26647198A JP 2000100976 A JP2000100976 A JP 2000100976A
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insulating film
gate electrode
forming
film
floating gate
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Kazuo Sato
和夫 佐藤
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Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】読み出し動作時に、隣接EEEPROMセルの
状態に依存しない手段を講じることにより、安定した読
み出し動作を実現する半導体メモリアレイ装置およびそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】一導電型の半導体基板1内にソース領域3
およびドレイン領域4を有し、半導体基板1上の所定の
領域にゲート絶縁膜5を有し、このゲート絶縁膜5上に
フローティングゲート電極6を有し、このフローティン
グゲート電極6上に層間絶縁膜7を介してコントロール
ゲート電極8を有するメモリセルを、少なくとも2つ以
上備えた半導体メモリアレイ装置であって、各々のフロ
ーティングゲート電極6の間に酸化シリコン膜より低い
誘電率の絶縁膜18を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フローティング
ゲート型の半導体メモリアレイ装置およびその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気的に書き込み、消去可能な不
揮発性メモリとして、フローティングゲート構造のEE
PROM(Electrically Erasabl
e and Programable Read On
ly Memory)がよく知られている。
【0003】図21、図22は従来の代表的なスタック
タイプのフローティングゲート構造のEEPROMセル
から構成された半導体メモリアレイ装置の平面図および
断面図である。本従来例では、4つのEEPROMセル
から構成された半導体メモリアレイ装置を用いて説明す
る。図22(a)は図21のA−A’断面図、図22
(b)は図21のB−B’断面図である。図21および
図22において、1は半導体基板、2は素子分離絶縁
膜、3はソース領域、4はドレイン領域、5はトンネリ
ング媒体となりうるゲート絶縁膜、6はフローティング
ゲート電極、7は層間絶縁膜、8はコントロールゲート
電極、9はメモリセルを保護し絶縁するように覆われた
酸化シリコン膜よりなる絶縁膜である。
【0004】図21、図22に示すごとき半導体メモリ
アレイ装置を構成している各々のフローティングゲート
構造のEEPROMセルを書き込む場合は、ドレイン領
域4に高電圧を印加すると同時に、コントロールゲート
電極8に高電圧を印加して、容量結合によりフローティ
ングゲート電極6の電位を高め、ドレイン領域4の近傍
のチャネル領域で発生させたホットエレクトロンをチャ
ネル領域側からゲート絶縁膜5を通過させて、フローテ
ィングゲート電極6に加速注入し、フローティングゲー
ト電極6に電子を蓄積することにより行なわれる。ま
た、近年では、トンネリング現象を利用して、半導体基
板1側のチャネル領域から、フローティングゲート電極
6に電子を注入する方法も提案されている。
【0005】一方、消去する場合は、ドレイン領域4に
高電圧を印加し、フローティングゲート電極6とドレイ
ン領域4とのオーバーラップ部の薄いゲート絶縁膜5を
介して、トンネリング現象により、フローティングゲー
ト電極6に蓄積された電子をドレイン領域4側に引き抜
くことにより行なわれる。また、近年では、半導体基板
1側のチャネル領域に、フローティングゲート電極6か
ら電子を引き抜く方法も提案されている。
【0006】また、読み出し方法は、ソース領域3とド
レイン領域4との間、およびコントロールゲート電極8
に動作電圧を印加して、ソース領域3とドレイン領域4
との間に流れる電流のレベルを検出することにより行な
われる。さらに、近年、上述のごときフローティングゲ
ート電極6に蓄積した電子を基板1側に電子を放出させ
て消去する代わりに、図23、図24に示すごとき、独
立した消去用のゲート電極を用いて消去するフローティ
ングゲート構造のEEPROMセル(例えば、特開平4
−340767号)が提案されている。図24(a)は
図23のA−A’断面図、図24(b)は図23のB−
B’断面図である。
【0007】この消去ゲート電極を用いたEEPROM
セル構造では、消去ゲート電極16とフローティングゲ
ート電極6との間にトンネリング絶縁膜17が形成され
ており、消去ゲート電極16に消去電圧を印加して、電
子をフローティングゲート電極6から消去ゲート電極1
6にトンネリングさせることにより、消去を行なう。な
お、12〜15は酸化シリコン膜である。
【0008】近年、半導体集積回路の高集積化に伴い、
上述のようなフローティングゲート構造のEEPROM
セルからなる半導体メモリアレイ装置においても微細化
の要求が高まりつつあり、最近では、代表的な寸法が
0.5μm(ハーフミクロン)以下のサイズを有する半
導体メモリアレイ装置の要望が高まりつつある。従っ
て、図21、図22、図23、図24に示すコントロー
ルゲート電極8、フローティングゲート電極6の各電極
サイズも微細化されると同時に、隣接するフローティン
グゲート電極6間の間隔10、隣接コントロールゲート
電極8間の間隔11も微細化され、ハーフミクロン以下
となってきている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハーフ
ミクロン以下のサイズのフローティングゲート構造を有
する半導体メモリアレイ装置において、隣接するフロー
ティングゲート電極6間の間隔10、および隣接するコ
ントロールゲート電極8間の間隔11がハーフミクロン
以下となると、隣接するEEPROMセル同士が、酸化
シリコン膜9を介して容量結合を起こし、読み出しのマ
ージンが少なくなるといった課題を生じる。
【0010】すなわち、ある選択されたEEPROMセ
ルの読み出し動作を中心に考えると、これに隣接してい
るEEPROMセルの状態(電子が蓄積された状態か、
または電子が放出された状態か)に依存して、選択され
たEEPROMセルの電荷が、見かけ上異なってしま
う。従って、読み出しのマージンが、隣接のEEPRO
Mセルに蓄積された電荷量に依存してしまい、読み出し
のマージンが少なくなる。
【0011】本発明者の検討によれば、隣接するフロー
ティングゲート電極6間の間隔10、および隣接するコ
ントロールゲート電極8間の間隔11が0.3μm以下
になると、急激に読み出しのマージンが少なくなり、特
に、2ビット以上の状態を記憶する必要のある多値動作
が困難となることがわかった。さらに、図23,図24
に示すごとき、消去ゲート電極16を備えたフローティ
ングゲート構造のEEPROMセルでは、消去ゲート電
極16とフローティングゲート電極6との間にトンネリ
ング絶縁膜17を形成するため、隣接のフローティング
ゲート電極6間の間隔10が、隣接のコントロールゲー
ト電極8間の間隔11よりも、さらに狭くなる構造とな
っており、上述の隣接EEPROMセルによる影響が起
こり易く、消去ゲート電極16のないフローティングゲ
ート構造6のEEPROMセルより、さらに微細化が困
難であるといった課題を有していた。
【0012】本発明は、上記の従来の課題を解決するも
ので、ハーフミクロン以下のサイズのフローティングゲ
ート構造を有する半導体メモリアレイ装置であっても、
読み出し動作時に、隣接EEEPROMセルの状態に依
存しない手段を講じることにより、安定した読み出し動
作を実現する半導体メモリアレイ装置およびその製造方
法を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体メ
モリアレイ装置は、一導電型の半導体基板内にソース領
域およびドレイン領域を有し、半導体基板上の所定の領
域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上にフロー
ティングゲート電極を有し、このフローティングゲート
電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲート電極
を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも2つ以上
備えた半導体メモリアレイ装置であって、半導体メモリ
アレイ装置の各々のフローティングゲート電極の間に酸
化シリコン膜より低い誘電率の絶縁膜を設けたことを特
徴とするものである。
【0014】請求項1記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、隣接するフローティングゲート電極間に酸化シ
リコン膜より低い誘電率の絶縁膜を設けたため、隣接す
るフローティングゲート電極間および隣接するコントロ
ール電極間の容量結合が弱くなり、その間隔がたとえば
サブミクロン以下になっても、読み出し時における隣接
EEPROMセルの電荷の状態の影響を抑えることが可
能となり、フローティングゲート構造の半導体メモリア
レイ装置の高集積化および高性能化に大きく寄与するこ
とができる。
【0015】請求項2記載の半導体メモリアレイ装置
は、一導電型の半導体基板内にソース領域およびドレイ
ン領域を有し、半導体基板上の所定の領域に第1の絶縁
膜を有し、この第1の絶縁膜上にフローティングゲート
電極を有し、このフローティングゲート電極上に第2の
絶縁膜を介してコントロールゲート電極を少なくとも有
するメモリセルを、少なくとも2つ以上備えた半導体メ
モリアレイ装置であって、半導体メモリアレイ装置の各
々のコントロールゲート電極の間に酸化シリコン膜より
低い誘電率の絶縁膜を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0016】請求項2記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、請求項1と同様な効果がある。請求項3記載の
半導体メモリアレイ装置は、一導電型の半導体基板内に
ソース領域およびドレイン領域を有し、半導体基板上の
所定の領域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上
にフローティングゲート電極を有し、このフローティン
グゲート電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲ
ート電極を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも
2つ以上備えた半導体メモリアレイ装置であって、半導
体メモリアレイ装置の各々のフローティングゲート電極
の間および各々のコントロールゲート電極の間に酸化シ
リコン膜より低い誘電率の絶縁膜を設けたことを特徴と
するものである。
【0017】請求項3記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、請求項1と同様な効果がある。請求項4記載の
半導体メモリアレイ装置は、一導電型の半導体基板内に
ソース領域およびドレイン領域を有し、半導体基板上の
所定の領域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上
にフローティングゲート電極を有し、このフローティン
グゲート電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲ
ート電極を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも
2つ以上備えた半導体メモリアレイ装置であって、この
半導体メモリアレイ装置の各々のフローティングゲート
電極の間に空洞を備えたことを特徴とするものである。
【0018】請求項4記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、請求項1と同様な効果がある。請求項5記載の
半導体メモリアレイ装置は、一導電型の半導体基板内に
ソース領域およびドレイン領域を有し、半導体基板上の
所定の領域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上
にフローティングゲート電極を有し、このフローティン
グゲート電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲ
ート電極を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも
2つ以上備えた半導体メモリアレイ装置であって、半導
体メモリアレイ装置の各々のコントロールゲート電極の
間に空洞を備えたことを特徴とするものである。
【0019】請求項5記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、請求項1と同様な効果がある。請求項6記載の
半導体メモリアレイ装置は、一導電型の半導体基板内に
ソース領域およびドレイン領域を有し、半導体基板上の
所定の領域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上
にフローティングゲート電極を有し、このフローティン
グゲート電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲ
ート電極を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも
2つ以上備えた半導体メモリアレイ装置であって、半導
体メモリアレイ装置の各々のフローティングゲート電極
の間および各々のコントロールゲート電極の間に空洞を
備えたことを特徴とするものである。
【0020】請求項6記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、請求項1と同様な効果がある。請求項7記載の
半導体メモリアレイ装置は、一導電型の半導体基板内に
ソース領域およびドレイン領域を有し、半導体基板上の
所定の領域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上
にフローティングゲート電極を有し、このフローティン
グゲート電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲ
ート電極を有し、フローティングゲート電極とトンネリ
ング媒体となりうる絶縁膜を介して接すると共にコント
ロールゲート電極と第3の絶縁膜を介して接する消去ゲ
ート電極を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも
3つ以上備えた半導体メモリアレイ装置であって、半導
体メモリアレイ装置の消去ゲート電極を設けないフロー
ティングゲート電極間に酸化シリコン膜より低い誘電率
の絶縁膜を備えたことを特徴とするものである。
【0021】請求項7記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、請求項1と同様な効果がある。請求項8記載の
半導体メモリアレイ装置は、一導電型の半導体基板内に
ソース領域およびドレイン領域を有し、半導体基板上の
所定の領域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上
にフローティングゲート電極を有し、フローティングゲ
ート電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲート
電極を有し、フローティングゲート電極とトンネリング
媒体となりうる絶縁膜を介して接すると共にコントロー
ルゲート電極と第3の絶縁膜を介して接する消去ゲート
電極を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも3つ
以上備えた半導体メモリアレイ装置であって、半導体メ
モリアレイ装置の消去ゲート電極を設けないフローティ
ングゲート電極の間に空洞を備えたことを特徴とするも
のである。
【0022】請求項8記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、請求項1と同様な効果がある。請求項9記載の
半導体メモリアレイ装置の製造方法は、一導電型の半導
体基板内に、この半導体基板と反対導電型のソース領域
およびドレイン領域を形成する工程と、半導体基板上に
素子分離絶縁膜によって分離された活性領域を形成する
工程と、活性領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、
ゲート絶縁膜および素子分離絶縁膜の表面上に第1の導
電膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次積層して形成す
る工程と、層間絶縁膜および第2の導電膜の所定の部分
をエッチング除去してコントロールゲート電極を形成す
る工程と、コントロールゲート電極をマスクに、第1の
導電膜をエッチング除去してフローティングゲート電極
を形成する工程を少なくとも含む半導体メモリアレイ装
置の製造方法であって、フローティングゲート電極を形
成する際に形成されかつ第1の導電膜をエッチング除去
した部分に、酸化シリコン膜より低い誘電率の絶縁膜を
形成する工程を含むことを特徴とするものである。
【0023】請求項9記載の半導体メモリアレイ装置の
製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。請求
項10記載の半導体メモリアレイ装置の製造方法は、一
導電型の半導体基板内に、この半導体基板と反対導電型
のソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、半
導体基板上に素子分離絶縁膜によって分離された活性領
域を形成する工程と、活性領域上にゲート絶縁膜を形成
する工程と、ゲート絶縁膜および素子分離絶縁膜の表面
上に第1の導電膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次積
層して形成する工程と、層間絶縁膜および第2の導電膜
の所定の部分をエッチング除去してコントロールゲート
電極を形成する工程と、コントロールゲート電極をマス
クに、第1の導電膜をエッチング除去してフローティン
グゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体メ
モリアレイ装置の製造方法であって、コントロールゲー
ト電極を形成する際に形成されかつ第2の導電膜をエッ
チング除去した部分に、酸化シリコン膜より低い誘電率
の絶縁膜を形成する工程を含むことを特徴とするもので
ある。
【0024】請求項10記載の半導体メモリアレイ装置
の製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。請
求項11記載の半導体メモリアレイ装置の製造方法は、
一導電型の半導体基板内に、半導体基板と反対導電型の
ソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、半導
体基板上に素子分離絶縁膜によって分離された活性領域
を形成する工程と、活性領域上にゲート絶縁膜を形成す
る工程と、ゲート絶縁膜および素子分離絶縁膜の表面上
に第1の導電膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次積層
して形成する工程と、層間絶縁膜および第2の導電膜の
所定の部分をエッチング除去してコントロールゲート電
極を形成する工程と、コントロールゲート電極をマスク
に、第1の導電膜をエッチング除去してフローティング
ゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体メモ
リアレイ装置の製造方法であって、フローティングゲー
ト電極を形成する際に形成されかつ第1の導電膜をエッ
チング除去した部分と、コントロールゲート電極を形成
する際に形成されかつ第2の導電膜をエッチング除去し
た部分とに、酸化シリコン膜より低い誘電率の絶縁膜を
形成する工程を含むことを特徴とするものである。
【0025】請求項11記載の半導体メモリアレイ装置
の製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。請
求項12記載の半導体メモリアレイ装置の製造方法は、
一導電型の半導体基板内に、この半導体基板と反対導電
型のソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、
半導体基板上に素子分離絶縁膜によって分離された活性
領域を形成する工程と、活性領域上にゲート絶縁膜を形
成する工程と、ゲート絶縁膜および素子分離絶縁膜の表
面上に第1の導電膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次
積層して形成する工程と、層間絶縁膜および第2の導電
膜の所定の部分をエッチング除去してコントロールゲー
ト電極を形成する工程と、コントロールゲート電極をマ
スクに、第1の導電膜をエッチング除去してフローティ
ングゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体
メモリアレイ装置の製造方法であって、フローティング
ゲート電極を形成する際に形成されかつ第1の導電膜を
エッチング除去した部分に空洞を形成する工程を含むこ
とを特徴とする半導体メモリアレイ装置の製造方法。
【0026】請求項12記載の半導体メモリアレイ装置
の製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。請
求項13記載の半導体メモリアレイ装置の製造方法は、
一導電型の半導体基板内に、この半導体基板と反対導電
型のソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、
半導体基板上に素子分離絶縁膜によって分離された活性
領域を形成する工程と、活性領域上にゲート絶縁膜を形
成する工程と、ゲート絶縁膜および素子分離絶縁膜の表
面上に第1の導電膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次
積層して形成する工程と、層間絶縁膜および第2の導電
膜の所定の部分をエッチング除去してコントロールゲー
ト電極を形成する工程と、コントロールゲート電極をマ
スクに、第1の導電膜をエッチング除去してフローティ
ングゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体
メモリアレイ装置の製造方法であって、コントロールゲ
ート電極を形成する際に形成されかつ第2の導電膜をエ
ッチング除去した部分に空洞を形成する工程を含むこと
を特徴とするものである。
【0027】請求項13記載の半導体メモリアレイ装置
の製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。請
求項14記載の半導体メモリアレイ装置の製造方法は、
一導電型の半導体基板内に、この半導体基板と反対導電
型のソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、
半導体基板上に素子分離絶縁膜によって分離された活性
領域を形成する工程と、活性領域上にゲート絶縁膜を形
成する工程と、ゲート絶縁膜および素子分離絶縁膜の表
面上に第1の導電膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次
積層して形成する工程と、層間絶縁膜および第2の導電
膜の所定の部分をエッチング除去してコントロールゲー
ト電極を形成する工程と、コントロールゲート電極をマ
スクに、第1の導電膜をエッチング除去してフローティ
ングゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体
メモリアレイ装置の製造方法であって、フローティング
ゲート電極を形成する際に形成されかつ第1の導電膜を
エッチング除去した部分と、コントロールゲート電極を
形成する際に形成されかつ第2の導電膜をエッチング除
去した部分とに、空洞を形成する工程を含むことを特徴
とするものである。
【0028】請求項14記載の半導体メモリアレイ装置
の製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。請
求項15記載の半導体メモリアレイ装置の製造方法は、
一導電型の半導体基板内に、この半導体基板と反対導電
型のソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、
半導体基板上に素子分離絶縁膜によって分離された活性
領域を形成する工程と、活性領域上にゲート絶縁膜を形
成する工程と、ゲート絶縁膜および素子分離絶縁膜の表
面上に第1の導電膜、第1の絶縁膜、第2の導電膜、第
2の絶縁膜を順次積層して形成する工程と、第1の絶縁
膜、第2の導電膜および第2の絶縁膜の所定の部分をエ
ッチング除去してコントロールゲート電極上の絶縁膜、
コントロールゲート電極および層間絶縁膜を形成する工
程と、コントロールゲート電極上の絶縁膜、コントロー
ルゲート電極および層間絶縁膜の側壁面にサイドウォー
ル絶縁膜を形成をする工程と、サイドウォール絶縁膜を
マスクに、第1の導電膜をエッチング除去してフローテ
ィングゲート電極を形成する工程と、フローティングゲ
ート電極の側壁面にトンネリング媒体となりうるトンネ
リング絶縁膜を形成する工程と、トンネリング絶縁膜、
サイドウォール絶縁膜およびコントロールゲート電極上
の絶縁膜き表面上を覆うように第3の導電膜よりなる消
去ゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体メ
モリアレイの製造方法であって、フローティングゲート
電極を形成する際に形成され、第1の導電膜をエッチン
グ除去した部分に酸化シリコン膜より低い誘電率の絶縁
膜を形成する工程を含むことを特徴とするものである。
【0029】請求項15記載の半導体メモリアレイ装置
の製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。請
求項16記載の半導体メモリアレイ装置の製造方法は、
一導電型の半導体基板内に、この半導体基板と反対導電
型のソース領域およびドレイン領域を形成する工程と、
半導体基板上に素子分離絶縁膜によって分離された活性
領域を形成する工程と、活性領域上にゲート絶縁膜を形
成する工程と、ゲート絶縁膜および素子分離絶縁膜の表
面上に第1の導電膜、第1の絶縁膜、第2の導電膜、第
2の絶縁膜を順次積層して形成する工程と、第1の絶縁
膜、第2の導電膜および第2の絶縁膜の所定の部分をエ
ッチング除去してコントロールゲート電極上の絶縁膜、
コントロールゲート電極および層間絶縁膜を形成する工
程と、コントロールゲート電極上の絶縁膜、コントロー
ルゲート電極および層間絶縁膜の側壁面にサイドウォー
ル絶縁膜を形成をする工程と、サイドウォール絶縁膜を
マスクに、第1の導電膜をエッチング除去してフローテ
ィングゲート電極を形成する工程と、フローティングゲ
ート電極の側壁面にトンネリング媒体となりうるトンネ
リング絶縁膜を形成する工程と、トンネリング絶縁膜、
サイドウォール絶縁膜およびコントロールゲート電極上
の絶縁膜の表面上を覆うように第3の導電膜よりなる消
去ゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体メ
モリアレイの製造方法であって、フローティングゲート
電極を形成する際に形成され、第1の導電膜をエッチン
グ除去した部分に空洞を形成する工程を含むことを特徴
とする半導体メモリアレイ装置の製造方法。
【0030】請求項16記載の半導体メモリアレイ装置
の製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。 (第1の実施の形態)図1および図2は、本発明の第1
の実施の形態であるフローティングゲート構造のEEP
ROMセルよりなる半導体メモリアレイ装置の平面図お
よび断面図である。図2(a)は図1のA−A’断面
図、図2(b)は図1のB−B’断面図である。
【0032】図2に示すように、P型シリコン基板を用
いた半導体基板1の表面部には、N型拡散層からなるソ
ース領域3、ドレイン領域4および酸化シリコン膜より
なる素子分離絶縁膜2が形成されている。ソース領域3
およびドレイン領域4にはさまれたチャネル領域上に約
10nmのトンネリング媒体となりうる薄い酸化シリコ
ン膜よりなるゲート絶縁膜5およびポリシリコン膜より
なるフローティングゲート電極6が形成されている。フ
ローティングゲート電極6上に約30nmの酸化シリコ
ン膜−窒化シリコン膜−酸化シリコンの3層膜よりなる
層間絶縁膜7が形成され、その上に約400nmのポリ
シリコン膜よりなるコントロールゲート電極8が形成さ
れている。さらに、フローティングゲート電極6間の間
隔10の隙間、およびコントロールゲート電極8間の間
隔11の隙間に低誘電率の絶縁膜18である弗素添加ポ
リイミド膜(比誘電率約2.7)が形成されている。
【0033】上述のように、本実施の形態の半導体メモ
リアレイ装置によると、隣接するフローティングゲート
電極6間の間隔10、および隣接するコントロールゲー
ト電極8間の間隔11に低誘電率の絶縁膜18を備えて
いるため、隣接のフローティングゲート電極6間、およ
び隣接のコントロールゲート電極8間の容量結合が弱く
なり、従来より微細化をすすめても、読み出し時におけ
る隣接EEPROMセルの電荷の状態の影響を抑えるこ
とが可能となる。次に、本実施の形態に係る半導体メモ
リアレイ装置の製造方法について、図3〜図5を参照し
ながら説明する。図3(a)は図1のA−A’切断位置
における断面図、図3(b)は図1のB−B’切断位置
における断面図である。図4(a),図4(b)、およ
び図5(a),図5(b)もまた同様である。
【0034】まず、図3(a),図3(b)に示すよう
に、P型シリコン基板の半導体基板1上に、公知の選択
的拡散技術によりN型の拡散層からなるソース領域3、
ドレイン領域4を形成する。その後、公知の選択酸化法
により、活性領域を分離する約500nmの酸化シリコ
ン膜の素子分離絶縁膜2を形成した後、活性領域上に約
10nmの酸化シリコン膜のゲート絶縁膜5を熱酸化法
により形成する。その上に減圧気相成長法により全面に
ポリシリコン膜6を350nmの厚さで形成する。次い
で、全面にTOESを用いた減圧気相成長法により酸化
シリコン膜からなる約30nmの層間絶縁膜7を形成
し、900℃の熱処理を施し、ち密化を行なう。次い
で、公知の減圧気相成長法により、約400nmのポリ
シリコン膜8を順次形成する。
【0035】つぎに、図4(a),図4(b)に示すよ
うに、公知のフォトエッチング技術により、コントロー
ルゲート電極となり得る部分を残すように、ポリシリコ
ン膜8をエッチングし、ポリシリコン膜よりなるコント
ロールゲート電極8を形成する。つぎに、コントロール
ゲート電極8をマスクに、層間絶縁膜7、ポリシリコン
膜6をエッチングし、ポリシリコン膜からなるフローテ
ィングゲート電極6を形成する。ついで、TEOSとC
2 6 ガスを用いた高密度プラズマCVD技術により、
低誘電率絶縁膜18として弗素を含んだ酸化シリコン膜
(比誘電率約3)を全面に堆積する。
【0036】次いで、図5(a),図5(b)に示すよ
うに、公知のCMP(化学的機械研磨)法により低誘電
離率絶縁膜18である弗素を含んだ酸化シリコン膜の平
坦化を行い、その上の全面に、酸化シリコン膜の絶縁膜
9を公知の気相成長法により覆う。なお、この後に続く
金属配線工程、保護膜形成工程およびボンディングパッ
ド形成工程については省略している。
【0037】以上の製造工程によって、図1、図2に示
すごとき半導体メモリアレイ装置が形成できる。この第
1の実施の形態では、隣接のフローティングゲート電極
6間、および隣接のコントロールゲート電極8間の両方
の電極間に低誘電率の絶縁膜18を備えた構造の例を示
したが、フローティングゲート電極6の間のみ、および
隣接のコントロールゲート電極8の間のみでも同様の効
果があることは言うまでもない。
【0038】また、第1の実施の形態では、低誘電率の
絶縁膜18として、弗素添加ポリイミド膜および、弗素
添加酸化シリコン膜を用いた例を示したが、有機高分子
膜、水素含有SOG膜、有機SOG膜等、酸化シリコン
膜より低い誘電率の絶縁膜であれば、どんな膜、どんな
製造方法でもよいことは言うまでもない。さらに、第1
の実施の形態では ソース領域3、ドレイン領域4には
さまれたチャネル領域全面にゲート絶縁膜5、フローテ
ィングゲート電極6を形成したスタックゲート構造の例
を示したが、ソース領域3、ドレイン領域4にはさまれ
たチャネル領域上の一部にゲート絶縁膜、フローティン
グゲート電極を形成したスプリットゲート構造でも同様
であることは言うまでもない。また、チャネル領域上の
ゲート絶縁膜の一部のみを薄くしたトンネリング領域を
備えた構造でも同様である。
【0039】(第2の実施の形態)図6および図7は、
本発明の第2の実施の形態であるフローティングゲート
構造のEEPROMセルよりなる半導体メモリアレイ装
置の平面図および断面図である。図7(a)は図6のA
−A’断面図、図7(b)は図6のB−B’断面図であ
る。
【0040】図6、図7に示すように、P型シリコン基
板を用いた半導体基板1の表面部には、N型拡散層から
なるソース領域3、ドレイン領域4および酸化シリコン
膜よりなる素子分離絶縁膜2が形成されている。ソース
領域3、ドレイン領域4にはさまれたチャネル領域上に
約10nmのトンネリング媒体となりうる薄い酸化シリ
コン膜よりなるゲート絶縁膜5およびポリシリコン膜よ
りなるフローティングゲート電極6が形成されている。
フローティングゲート電極6上に約30nmの酸化シリ
コン膜−窒化シリコン膜−酸化シリコンの3層膜よりな
る層間絶縁膜7が形成され、その上に約400nmのポ
リシリコン膜よりなるコントロールゲート電極8が形成
されている。さらに、フローティングゲート電極6間の
間隔10の隙間、およびコントロールゲート電極8間の
間隔11の隙間に、酸化シリコン膜の絶縁膜19に囲ま
れた空洞20を備えている。
【0041】上述のように、第2の実施の形態の半導体
メモリアレイ装置によると、隣接するフローティングゲ
ート電極6間の間隔10、および隣接するコントロール
ゲート電極8間の間隔11に空洞を備えているため、隣
接のフローティングゲート電極6間、および隣接のコン
トロールゲート電極8間の容量結合が弱くなり、従来よ
り微細化をすすめても、読み出し時における隣接EEP
ROMセルの電荷の状態の影響を抑えることが可能とな
る。
【0042】次に、第2の実施の形態に係る半導体メモ
リアレイ装置の製造方法について、図8図、図9を参照
しながら説明する。図8(a)は図6のA−A’切断位
置の断面図、図8(b)は図6のB−B’切断位置の断
面図である。図9(a),図9(b)もまた同様であ
る。まず、図8(a),図8(b)に示すように、P型
シリコン基板を用いた半導体基板1上に、公知の選択的
拡散技術によりN型の拡散層からなるソース領域3、ド
レイン領域4を形成する。その後、公知の選択酸化法に
より、活性領域を分離する約500nmの酸化シリコン
膜の素子分離絶縁膜2を形成した後、活性領域上に約1
0nmの酸化シリコン膜のゲート絶縁膜5を熱酸化法に
より形成する。その上に減圧気相成長法により全面にポ
リシリコン膜6を350nmの厚さで形成する。次い
で、全面にTOESを用いた減圧気相成長法により酸化
シリコン膜からなる約30nmの層間絶縁膜7を形成
し、900℃の熱処理を施し、ち密化を行なう。次い
で、公知の減圧気相成長法により、約400nmのポリ
シリコン膜8を順次形成する。
【0043】つぎに、図9(a),図9(b)に示すよ
うに、公知のフォトエツチング技術により、コントロー
ルゲート電極となり得る部分を残すように、ポリシリコ
ン膜8をエッチングし、ポリシリコン膜よりなるコント
ロールゲート電極8を形成する。つぎに、コントロール
ゲート電極8をマスクに、層間絶縁膜7、およびポリシ
リコン膜6をエッチングし、ポリシリコン膜からなるフ
ローティングゲート電極6を形成する。次いで、シラン
ガスと酸素を用いた常圧の気相成長法を用いて酸化シリ
コン膜の絶縁膜19を全面に堆積する。この時、常圧で
堆積すると、細い溝部、すなわちコントロールゲート電
極8間、およびフローティングゲート電極6間には、酸
化シリコン膜19は、完全に埋め込まれず、オーバーハ
ングし、空洞20が形成される。次いで、その上に、酸
化シリコン膜の絶縁膜9を公知の気相成長法により全面
を覆う。
【0044】なお、この後に続く金属配線工程、保護膜
形成工程およびボンディングパッド形成工程については
省略している。以上の製造工程によって、図6、図7に
示すごとき半導体メモリアレイ装置が形成できる。第2
の実施の形態では、隣接のフローティングゲート電極6
間、および隣接のコントロールゲート電極8間の両方の
電極間に空洞を備えた構造の例を示したが、フローティ
ングゲート電極6の間のみ、および隣接のコントロール
ゲート電極8の間のみでも同様の効果があることは言う
までもない。
【0045】また、第2の実施の形態では、空洞20の
形成方法として、常圧の気相成長法のオーバーハングを
利用して形成する方法を用いた例を示したが、空洞20
ができる方法であれば、どんな製造方法でもよいことは
言うまでもない。また、空洞20の中は、真空状態が好
ましいが、大気ガス等気体が含まれていても同様の効果
がある。
【0046】さらに、第2の実施の形態では ソース領
域3、およびドレイン領域4にはさまれたチャネル領域
全面にゲート絶縁膜5、フローティングゲート電極6を
形成したスタックゲート構造の例を示したが、ソース領
域3、ドレイン領域4にはさまれたチャネル領域上の一
部にゲート絶縁膜、フローティングゲート電極を形成し
たスプリットゲート構造でも同様であることは言うまで
もない。また、チャネル領域上のゲート絶縁膜の一部の
みを薄くしたトンネリング領域を備えた構造でも同様で
ある。
【0047】(第3の実施の形態)図10および図11
は、本発明の第3の実施の形態である消去ゲートを備え
たフローティングゲート構造のEEPROMセルよりな
る半導体メモリアレイ装置の平面図および断面図であ
る。図11(a)は図10のA−A’断面図、図11
(b)は図10のB−B’断面図である。
【0048】図10、図11に示すように、P型シリコ
ン基板の半導体基板1の表面部には、N型拡散層からな
るソース領域3、ドレイン領域4および酸化シリコン膜
12、13よりなる素子分離絶縁膜が形成されている。
ソース領域3、ドレイン領域4にはさまれたチャネル領
域の上の一部に約30nmの酸化シリコン膜よりなるゲ
ート絶縁膜5およびポリシリコン膜よりなるフローティ
ングゲート電極6が形成されている。フローティングゲ
ート電極6上およびフローティングゲート電極6領域以
外のシリコン基板上に約30nmの酸化シリコン膜より
なる層間絶縁膜7が形成され、その上に約400nmの
ポリシリコン膜よりなるコントロールゲート電極8が形
成されている。また、フローティングゲート電極6の側
壁面に約35nmの酸化シリコン膜よりなるトンネリン
グ絶縁膜17が形成されている。さらに、約400nm
のポリシリコン膜よりなる消去ゲート電極16が、トン
ネリング絶縁膜17、酸化シリコン膜15(約200n
m)、および酸化シリコン膜14(約300nm)を覆
うように形成されている。さらに、フローティングゲー
ト電極6間の間隔10の隙間に低誘電率の絶縁膜18で
ある弗素添加ポリイミド膜(比誘電率約2.7)が形成
されている。
【0049】上述のように、第3の実施の形態の半導体
メモリアレイ装置によると、消去ゲート電極16とフロ
ーティングゲート電極6との間にトンネリング絶縁膜1
7を形成される為、隣接のフローティングゲート電極6
間の間隔10が、隣接のコントロールゲート電極8間の
間隔11よりも、さらに狭い構造となっているが、この
狭いフローティングゲート電極8間の間隔10の隙間
に、低誘電率の絶縁膜18を備えているため、隣接のフ
ローティングゲート電極6間の容量結合が弱くなり、従
来より微細化をすすめても、読み出し時における隣接E
EPROMセルの電荷の状態の影響を抑えることが可能
となる。
【0050】次に、第3の実施の形態に係る半導体メモ
リアレイ装置の製造方法について、図12から図15を
参照しながら説明する。図12(a)は図10のA−
A’切断位置の断面図、図12(b)は図10のB−
B’切断位置の断面図である。図13(a),図13
(b)から図15(a),図15(b)もまた同様であ
る。まず、図12(a),図12(b)に示すように、
P型シリコン基板の半導体基板1上に、公知の選択的拡
散技術によりN型の拡散層からなるソース領域3、ドレ
イン領域4を形成する。その後、TEOSを用いた減圧
気相成長法により酸化シリコン膜12を500nmの厚
みで形成した後、900℃の熱酸化雰囲気中で処理する
ことによりち密化を行なう。つぎに、公知のフォトエツ
チング技術により、酸化シリコン膜12の所定の部分を
開孔する。その後、全面に約200nmの酸化シリコン
膜13をTEOSを用いた減圧気相成長法により成長
し、続いて公知の異方性ドライエッチング技術を用い
て、上記開孔部の側壁面に酸化シリコン膜13よりなる
サイドウォール絶縁膜を形成する。このサイドウォール
絶縁膜により酸化シリコン膜よりなる素子分離絶縁膜1
2の段差の緩和を図っている。つぎに、約900℃の熱
酸化法によりP型シリコン基板上の表面を酸化すること
により約30nmの酸化シリコン膜5を形成し、その上
に減圧気相成長法により全面にポリシリコン膜6を35
0nmの厚さで形成する。次いで、公知のフォトエッチ
ング技術により、ポリシリコン膜6および酸化シリコン
膜5の所定の部分を選択的にエッチング除去する。次い
で、全面にTOESを用いた減圧気相成長法により酸化
シリコン膜からなる約30nmの層間絶縁膜7を形成
し、900℃の熱処理を施し、ち密化を行なう。次い
で、公知の減圧気相成長法により、約400nmのポリ
シリコン膜8、さらにTOESを用いた減圧気相成長法
により、約300nmの酸化シリコン膜14を順次形成
する。
【0051】つぎに、13(a),図13(b)に示す
ように、公知のフォトエツチング技術により、コントロ
ールゲート電極となり得る部分を残すように、酸化シリ
コン膜14をエッチングし、この絶縁膜の酸化シリコン
膜14をマスクにポリシリコン膜8および層間絶縁膜7
をエッチングし、ポリシリコン膜よりなるコントロール
ゲート電極8を形成する。次いで全面にTOESを用い
た減圧気相成長法により約250nmの酸化シリコン膜
を成長し、続いて公知の異方性ドライエッチング技術を
用いて、コントロールゲート電極8およびコントロール
ゲート電極8上の酸化シリコン膜14の側壁面に酸化シ
リコン膜15よりなるサイドウォール絶縁膜を形成す
る。
【0052】つぎに、図14(a),図14(b)に示
すように、酸化シリコン膜15よりなるサイドウォール
絶縁膜をマスクにポリシリコン膜6をエッチングし、ポ
リシリコン膜からなるフローティングゲート電極6を形
成する。この際、フローティングゲート電極6の側壁面
のみが露出される。次いで、フローティングゲート電極
6の側壁面の露出部を、900℃の水蒸気雰囲気中で熱
酸化を行い、約30nmのポリシリコン酸化膜よりなる
トンネリング絶縁膜17を形成する。つぎに、全面に約
400nmのポリシリコン膜を公知の減圧気相成長法に
より形成し、公知のフォトエッチング技術により、トン
ネリング絶縁膜17を覆う様に、ポリシリコン膜よりな
る消去ゲート電極16を形成する。このとき、消去ゲー
ト電極16は、フローティングゲート電極6間の隙間の
全てではなく、一つおきの隙間に消去ゲート電極16を
形成する。つぎに、TEOSとC2 6 ガスを用いた高
密度プラズマCVD技術により、低誘電率絶縁膜18と
して弗素を含んだ酸化シリコン膜(比誘電率約3)を全
面に堆積する。
【0053】次いで、図15(a),図15(b)に示
すように、公知のCMP(化学的機械研磨)法により低
誘電離率絶縁膜18である弗素を含んだ酸化シリコン膜
の平坦化を行い、その上の全面に、酸化シリコン膜9を
公知の気相成長法により覆う。なお、この後に続く金属
配線工程、保護膜形成工程およびボンディングパッド形
成工程については省略している。
【0054】以上の製造工程によって、図10、図11
に示すごとき半導体メモリアレイ装置が形成できる。ま
た、第3の実施の形態では、低誘電率の絶縁膜18とし
て、弗素添加ポリイミド膜および、弗素添加酸化シリコ
ン膜を用いた例を示したが、有機高分子膜、水素含有S
OG膜、有機SOG膜等、酸化シリコン膜より低い誘電
率の絶縁膜であれば、どんな膜、どんな製造方法でもよ
いことは言うまでもない。
【0055】さらに、第3の実施の形態では ソース領
域3、ドレイン領域4にはさまれたチャネル領域の一部
にゲート絶縁膜5、フローティングゲート電極6を形成
したスプリット構造の例を示したが、ソース領域3、ド
レイン領域4にはさまれたチャネル領域全面にゲート絶
縁膜、フローティングゲート電極を形成したスタックゲ
ート構造でも同様であることは言うまでもない。また、
チャネル領域上のゲート絶縁膜の一部のみを薄くしたト
ンネリング領域を備えた構造でも同様である。
【0056】(第4の実施の形態)図16および図17
は、本発明の第4の実施の形態である消去ゲートを備え
たフローティングゲート構造のEEPROMセルよりな
る半導体メモリアレイ装置の平面図および断面図であ
る。図17(a)は図16のA−A’断面図、図17
(b)は図16のB−B’断面図である。
【0057】図16、図17に示すように、P型シリコ
ン基板の半導体基板1の表面部には、N型拡散層からな
るソース領域3、ドレイン領域4および酸化シリコン膜
12、13よりなる素子分離絶縁膜が形成されている。
ソース領域3、ドレイン領域4にはさまれたチャネル領
域の上の一部に約30nmの酸化シリコン膜よりなるゲ
ート絶縁膜5およびポリシリコン膜よりなるフローティ
ングゲート電極6が形成されているフローティングゲー
ト電極6上およびフローティングゲート電極6領域以外
のシリコン基板上に約30nmの酸化シリコン膜よりな
る層間絶縁膜7が形成され、その上に約400nmのポ
リシリコン膜よりなるコントロールゲート電極8が形成
されている。また、フローティングゲート電極6の側壁
面に約35nmの酸化シリコン膜よりなるトンネリング
絶縁膜17が形成されている。さらに、約400nmの
ポリシリコン膜よりなる消去ゲート電極16が、トンネ
リング絶縁膜17、酸化シリコン膜15(約200n
m)、および酸化シリコン膜14(約300nm)を覆
うように形成されている。さらに、フローティングゲー
ト電極6間の間隔10の隙間に酸化シリコン膜19に囲
まれた空洞20を備えている。
【0058】上述のように、第4の実施の形態の半導体
メモリアレイ装置によると、消去ゲート電極16とフロ
ーティングゲート電極6との間にトンネリング絶縁膜1
7を形成する為、隣接のフローティングゲート電極間の
間隔10が、隣接のコントロールゲート電極6間の間隔
11よりも、さらに狭い構造となるが、この狭いフロー
ティグゲート電極6間の間隔10の隙間に空洞20を備
えているため、隣接のフローティングゲート電極6間の
容量結合が弱くなり、従来より微細化をすすめても、読
み出し時における隣接EEPROMセルの電荷の状態の
影響を抑えることが可能となる。
【0059】次に、第4の実施の形態にかかる半導体メ
モリアレイ装置の製造方法について、図18から図20
を参照しながら説明する。図18(a)は図16のA−
A’の切断位置の断面図、図18(b)は図16のB−
B’の切断位置の断面図である。図19(a),図19
(b)から図20(a),図20(b)もまた同様であ
る。
【0060】まず、図18(a),図18(b)に示す
ように、P型シリコン基板の半導体基板1上に、公知の
選択的拡散技術によりN型の拡散層からなるソース領域
3、ドレイン領域4を形成する。その後、TEOSを用
いた減圧気相成長法により酸化シリコン膜12を500
nmの厚みで形成した後、900℃の熱酸化雰囲気中で
処理することによりち密化を行なう。つぎに、公知のフ
ォトエツチング技術により、酸化シリコン膜12の所定
の部分を開孔する。その後、全面に約200nmの酸化
シリコン膜13をTEOSを用いた減圧気相成長法によ
り成長し、続いて公知の異方性ドライエッチング技術を
用いて、前記開孔部の側壁面に酸化シリコン膜13より
なるサイドウォール絶縁膜を形成する。このサイドウォ
ール絶縁膜により酸化シリコン膜よりなる素子分離絶縁
膜12の段差の緩和を図っている。つぎに、900℃の
熱酸化法によりP型シリコン基板1上の表面を酸化する
ことにより約30nmの酸化シリコン膜5を形成し、そ
の上に減圧気相成長法により全面にポリシリコン膜6を
350nmの厚さで形成する。次いで、公知のフォトエ
ッチング技術により、ポリシリコン膜6および酸化シリ
コン膜5の所定の部分を選択的にエッチング除去する。
次いで、全面にTOESを用いた減圧気相成長法により
酸化シリコン膜からなる約30nmの層間絶縁膜7を形
成し、900℃の熱処理を施し、ち密化を行なう。次い
で、公知の減圧気相成長法により、約400nmのポリ
シリコン膜8、さらにTOESを用いた減圧気相成長法
により、約300nmの酸化シリコン膜14を順次形成
する。
【0061】つぎに、図19(a),図19(b)に示
すように、公知のフォトエツチング技術により、コント
ロールゲート電極となり得る部分を残すように、酸化シ
リコン膜14をエッチングし、この絶縁膜の酸化シリコ
ン膜14をマスクにポリシリコン膜8および層間絶縁膜
7をエッチングし、ポリシリコン膜よりなるコントロー
ルゲート電極8を形成する。次いで全面にTOESを用
いた減圧気相成長法により約250nmの酸化シリコン
膜を成長し、続いて公知の異方性ドライエッチング技術
を用いて、コントロールゲート電極8およびコントロー
ルゲート電極8上の酸化シリコン膜14の側壁面に酸化
シリコン膜15よりなるサイドウォール絶縁膜を形成す
る。
【0062】つぎに、図20(a),図20(b)に示
すように、酸化シリコン膜15よりなるサイドウォール
絶縁膜をマスクにポリシリコン膜6をエッチングし、ポ
リシリコン膜からなるフローティングゲート電極6を形
成する。この際、フローティングゲート電極6の側壁面
のみが露出される。次いで、フローティングゲート電極
6の側壁面の露出部を、900℃の水蒸気雰囲気中で熱
酸化を行い、約30nmのポリシリコン酸化膜よりなる
トンネリング絶縁膜17を形成する。つぎに、全面に約
400nmのポリシリコン膜を公知の減圧気相成長法に
より形成し、公知のフォトエッチング技術により、トン
ネリング絶縁膜17を覆う様に、ポリシリコン膜よりな
る消去ゲート電極16を形成する。このとき、消去ゲー
ト電極16は、フローティングゲート電極6間の隙間の
全てに形成せずに、一つおきの隙間に消去ゲート電極1
6を形成する。ついで、シランガスと酸素を用いた常圧
の気相成長法を用いて酸化シリコン膜19を全面に堆積
する。この時、常圧で堆積すると、細い溝部、すなわち
コントロールゲート電極8間、フローティングゲート電
極6間には、酸化シリコン膜19は、完全に埋め込まれ
ず、オーバーハングし、空洞20が形成される。次い
で、その上に、酸化シリコン膜9を公知の気相成長法に
より全面を覆う。
【0063】以上の製造工程によって、図16、図17
に示すごとき半導体メモリアレイ装置が形成できる。第
4の実施の形態では、空洞20の形成方法として、常圧
の気相成長法のオーバーハングを利用して形成する方法
を用いた例を示したが、空洞ができる方法であれば、ど
んな製造方法でもよいことは言うまでもない。また、空
洞の中は、真空状態が好ましいが、大気ガス等気体が含
まれていても同様の効果がある。
【0064】さらに、第4の実施の形態では ソース領
域3、ドレイン領域4にはさまれたチャネル領域の一部
にゲート絶縁膜5、フローティングゲート電極6を形成
したスプリット構造の例を示したが、ソース領域3、ド
レイン領域4にはさまれたチャネル領域全面にゲート絶
縁膜、フローティングゲート電極を形成したスタックゲ
ート構造でも同様であることは言うまでもない。また、
チャネル領域上のゲート絶縁膜の一部のみを薄くしたト
ンネリング領域を備えた構造でも同様である。
【0065】
【発明の効果】請求項1記載の半導体メモリアレイ装置
によれば、隣接するフローティングゲート電極間に酸化
シリコン膜より低い誘電率の絶縁膜を設けたため、隣接
するフローティングゲート電極間および隣接するコント
ロール電極間の容量結合が弱くなり、その間隔がたとえ
ばサブミクロン以下になっても、読み出し時における隣
接EEPROMセルの電荷の状態の影響を抑えることが
可能となり、フローティングゲート構造の半導体メモリ
アレイ装置の高集積化および高性能化に大きく寄与する
ことができる。
【0066】請求項2記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、請求項1と同様な効果がある。請求項3記載の
半導体メモリアレイ装置によれば、請求項1と同様な効
果がある。請求項4記載の半導体メモリアレイ装置によ
れば、請求項1と同様な効果がある。
【0067】請求項5記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、請求項1と同様な効果がある。請求項6記載の
半導体メモリアレイ装置によれば、請求項1と同様な効
果がある。請求項7記載の半導体メモリアレイ装置によ
れば、請求項1と同様な効果がある。
【0068】請求項8記載の半導体メモリアレイ装置に
よれば、請求項1と同様な効果がある。請求項9記載の
半導体メモリアレイ装置の製造方法によれば、請求項1
と同様な効果がある。請求項10記載の半導体メモリア
レイ装置の製造方法によれば、請求項1と同様な効果が
ある。
【0069】請求項11記載の半導体メモリアレイ装置
の製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。請
求項12記載の半導体メモリアレイ装置の製造方法によ
れば、請求項1と同様な効果がある。請求項13記載の
半導体メモリアレイ装置の製造方法によれば、請求項1
と同様な効果がある。
【0070】請求項14記載の半導体メモリアレイ装置
の製造方法によれば、請求項1と同様な効果がある。請
求項15記載の半導体メモリアレイ装置の製造方法によ
れば、請求項1と同様な効果がある。請求項16記載の
半導体メモリアレイ装置の製造方法によれば、請求項1
と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る半導体メモ
リアレイ装置を説明するための平面図である。
【図2】第1の実施の形態に係る半導体メモリアレイ装
置を説明するための断面図であり、(a)は図1のA−
A′線断面図、(b)は図1のB−B′線断面図であ
る。
【図3】図1および図2の半導体メモリアレイ装置の製
造における最初の工程を説明するための製造工程の断面
図である。
【図4】図3の工程に続く工程を説明するための製造工
程の断面図である。
【図5】図4の工程に続く工程を説明するための製造工
程の断面図である。
【図6】第2の実施の形態に係る半導体メモリアレイ装
置を説明するための平面図である。
【図7】第2の実施の形態に係る半導体メモリアレイ装
置を説明するための断面図であり、(a)は図6のA−
A′線断面図、(b)は図6のB−B′線断面図であ
る。
【図8】図6および図7の半導体メモリアレイ装置の製
造における最初の工程を説明するための製造工程の断面
図である。
【図9】図8の工程に続く工程を説明するための製造工
程の断面図である。
【図10】第3の実施の形態に係る半導体メモリアレイ
装置を説明するための平面図である。
【図11】第3の実施の形態に係る半導体メモリアレイ
装置を説明するための断面図であり、(a)は図10の
A−A′線断面図、(b)は図10のB−B′線断面図
である。
【図12】図10および図11の半導体メモリアレイ装
置の製造における最初の工程を説明するための製造工程
の断面図である。
【図13】図12の工程に続く工程を説明するための製
造工程の断面図である。
【図14】図13の工程に続く工程を説明するための製
造工程の断面図である。
【図15】図14の工程に続く工程を説明するための製
造工程の断面図である。
【図16】第4の実施の形態に係る半導体メモリアレイ
装置を説明するための平面図である。
【図17】第4の実施の形態に係る半導体メモリアレイ
装置を説明するための断面図であり、(a)は図16の
A−A′線断面図、(b)は図16のB−B′線断面図
である。
【図18】図16および図17の半導体メモリアレイ装
置の製造における最初の工程を説明するための製造工程
の断面図である。
【図19】図18の工程に続く工程を説明するための製
造工程の断面図である。
【図20】図19の工程に続く工程を説明するための製
造工程の断面図である。
【図21】従来のフローティングゲート構造よりなる半
導体メモリアレイ装置を説明するための平面図である。
【図22】従来のフローティングゲート構造よりなる半
導体メモリアレイ装置を説明するための断面図であり、
(a)は図21のA−A′線断面図、(b)は図21の
B−B′線断面図である。
【図23】従来の消去ゲート電極を備えたフローティン
グゲート構造よりなる半導体メモリアレイ装置を説明す
るための平面図である。
【図24】従来の消去ゲート電極を備えたフローティン
グゲート構造よりなる半導体メモリアレイ装置を説明す
るための断面図であり、(a)は図23のA−A′線断
面図、(b)は図23のB−B′線断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板(P型シリコン基板) 2 酸化シリコン膜(素子分離絶縁膜) 3 ソース領域(N型拡散層) 4 ドレイン領域(N型拡散層) 5 酸化シリコン膜(ゲート絶縁膜) 6 ポリシリコン膜(フローティングゲート電極) 7 酸化シリコン膜(層間絶縁膜) 8 ポリシリコン膜(コントロールゲート電極) 9 酸化シリコン膜 10 フローティングゲート電極間の間隔 11 コントロールゲート電極間の間隔 12 酸化シリコン膜(素子分離絶縁膜) 13 酸化シリコン膜(素子分離絶縁膜) 14 酸化シリコン膜 15 酸化シリコン膜(スペーサ膜) 16 ポリシリコン膜(消去ゲート電極) 17 トンネリング絶縁膜 18 低誘電率絶縁膜 19 酸化シリコン膜 20 空洞
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F001 AA06 AA25 AA43 AA60 AB03 AB07 AB08 AB09 AC02 AC06 AD62 AE03 AF24 AG02 AG10 AG21 AG22 AG24 AG30 5F083 EP02 EP23 EP24 EP27 EP30 ER02 ER03 ER05 ER09 ER14 ER15 ER19 ER20 ER21 GA03 GA12 GA30 JA02 JA04 JA32 JA60 KA01 NA02 PR03 PR12 PR21 PR33 PR40

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型の半導体基板内にソース領域お
    よびドレイン領域を有し、前記半導体基板上の所定の領
    域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上にフロー
    ティングゲート電極を有し、このフローティングゲート
    電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲート電極
    を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも2つ以上
    備えた半導体メモリアレイ装置であって、前記半導体メ
    モリアレイ装置の各々の前記フローティングゲート電極
    の間に酸化シリコン膜より低い誘電率の絶縁膜を備えた
    ことを特徴とする半導体メモリアレイ装置。
  2. 【請求項2】 一導電型の半導体基板内にソース領域お
    よびドレイン領域を有し、前記半導体基板上の所定の領
    域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上にフロー
    ティングゲート電極を有し、このフローティングゲート
    電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲート電極
    を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも2つ以上
    備えた半導体メモリアレイ装置であって、前記半導体メ
    モリアレイ装置の各々の前記コントロールゲート電極の
    間に酸化シリコン膜より低い誘電率の絶縁膜を備えたこ
    とを特徴とする半導体メモリアレイ装置。
  3. 【請求項3】 一導電型の半導体基板内にソース領域お
    よびドレイン領域を有し、前記半導体基板上の所定の領
    域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上にフロー
    ティングゲート電極を有し、このフローティングゲート
    電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲート電極
    を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも2つ以上
    備えた半導体メモリアレイ装置であって、前記半導体メ
    モリアレイ装置の各々の前記フローティングゲート電極
    の間および各々の前記コントロールゲート電極の間に酸
    化シリコン膜より低い誘電率の絶縁膜を備えたことを特
    徴とする半導体メモリアレイ装置。
  4. 【請求項4】 一導電型の半導体基板内にソース領域お
    よびドレイン領域を有し、前記半導体基板上の所定の領
    域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上にフロー
    ティングゲート電極を有し、このフローティングゲート
    電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲート電極
    を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも2つ以上
    備えた半導体メモリアレイ装置であって、この半導体メ
    モリアレイ装置の各々の前記フローティングゲート電極
    の間に空洞を備えたことを特徴とする半導体メモリアレ
    イ装置。
  5. 【請求項5】 一導電型の半導体基板内にソース領域お
    よびドレイン領域を有し、前記半導体基板上の所定の領
    域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上にフロー
    ティングゲート電極を有し、このフローティングゲート
    電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲート電極
    を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも2つ以上
    備えた半導体メモリアレイ装置であって、前記半導体メ
    モリアレイ装置の各々の前記コントロールゲート電極の
    間に空洞を備えたことを特徴とする半導体メモリアレイ
    装置。
  6. 【請求項6】 一導電型の半導体基板内にソース領域お
    よびドレイン領域を有し、前記半導体基板上の所定の領
    域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上にフロー
    ティングゲート電極を有し、このフローティングゲート
    電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲート電極
    を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも2つ以上
    備えた半導体メモリアレイ装置であって、前記半導体メ
    モリアレイ装置の各々の前記フローティングゲート電極
    の間および各々の前記コントロールゲート電極の間に空
    洞を備えたことを特徴とする半導体メモリアレイ装置。
  7. 【請求項7】 一導電型の半導体基板内にソース領域お
    よびドレイン領域を有し、前記半導体基板上の所定の領
    域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上にフロー
    ティングゲート電極を有し、このフローティングゲート
    電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲート電極
    を有し、前記フローティングゲート電極とトンネリング
    媒体となりうる絶縁膜を介して接すると共に前記コント
    ロールゲート電極と第3の絶縁膜を介して接する消去ゲ
    ート電極を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも
    3つ以上備えた半導体メモリアレイ装置であって、前記
    半導体メモリアレイ装置の前記消去ゲート電極を設けな
    い前記フローティングゲート電極間に酸化シリコン膜よ
    り低い誘電率の絶縁膜を備えたことを特徴とする半導体
    メモリアレイ装置。
  8. 【請求項8】 一導電型の半導体基板内にソース領域お
    よびドレイン領域を有し、前記半導体基板上の所定の領
    域に第1の絶縁膜を有し、この第1の絶縁膜上にフロー
    ティングゲート電極を有し、前記フローティングゲート
    電極上に第2の絶縁膜を介してコントロールゲート電極
    を有し、前記フローティングゲート電極とトンネリング
    媒体となりうる絶縁膜を介して接すると共に前記コント
    ロールゲート電極と第3の絶縁膜を介して接する消去ゲ
    ート電極を少なくとも有するメモリセルを、少なくとも
    3つ以上備えた半導体メモリアレイ装置であって、前記
    半導体メモリアレイ装置の前記消去ゲート電極を設けな
    い前記フローティングゲート電極の間に空洞を備えたこ
    とを特徴とする半導体メモリアレイ装置。
  9. 【請求項9】 一導電型の半導体基板内に、この半導体
    基板と反対導電型のソース領域およびドレイン領域を形
    成する工程と、前記半導体基板上に素子分離絶縁膜によ
    って分離された活性領域を形成する工程と、前記活性領
    域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶縁
    膜および前記素子分離絶縁膜の表面上に第1の導電膜、
    層間絶縁膜、第2の導電膜を順次積層して形成する工程
    と、前記層間絶縁膜および前記第2の導電膜の所定の部
    分をエッチング除去してコントロールゲート電極を形成
    する工程と、前記コントロールゲート電極をマスクに、
    前記第1の導電膜をエッチング除去してフローティング
    ゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体メモ
    リアレイ装置の製造方法であって、前記フローティング
    ゲート電極を形成する際に形成されかつ前記第1の導電
    膜をエッチング除去した部分に、酸化シリコン膜より低
    い誘電率の絶縁膜を形成する工程を含むことを特徴とす
    る半導体メモリアレイ装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 一導電型の半導体基板内に、この半導
    体基板と反対導電型のソース領域およびドレイン領域を
    形成する工程と、前記半導体基板上に素子分離絶縁膜に
    よって分離された活性領域を形成する工程と、前記活性
    領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶
    縁膜および前記素子分離絶縁膜の表面上に第1の導電
    膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次積層して形成する
    工程と、前記層間絶縁膜および前記第2の導電膜の所定
    の部分をエッチング除去してコントロールゲート電極を
    形成する工程と、前記コントロールゲート電極をマスク
    に、前記第1の導電膜をエッチング除去してフローティ
    ングゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体
    メモリアレイ装置の製造方法であって、前記コントロー
    ルゲート電極を形成する際に形成されかつ前記第2の導
    電膜をエッチング除去した部分に、酸化シリコン膜より
    低い誘電率の絶縁膜を形成する工程を含むことを特徴と
    する半導体メモリアレイ装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 一導電型の半導体基板内に、前記半導
    体基板と反対導電型のソース領域およびドレイン領域を
    形成する工程と、前記半導体基板上に素子分離絶縁膜に
    よって分離された活性領域を形成する工程と、前記活性
    領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶
    縁膜および前記素子分離絶縁膜の表面上に第1の導電
    膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次積層して形成する
    工程と、前記層間絶縁膜および前記第2の導電膜の所定
    の部分をエッチング除去してコントロールゲート電極を
    形成する工程と、前記コントロールゲート電極をマスク
    に、前記第1の導電膜をエッチング除去してフローティ
    ングゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体
    メモリアレイ装置の製造方法であって、前記フローティ
    ングゲート電極を形成する際に形成されかつ前記第1の
    導電膜をエッチング除去した部分と、前記コントロール
    ゲート電極を形成する際に形成されかつ前記第2の導電
    膜をエッチング除去した部分とに、酸化シリコン膜より
    低い誘電率の絶縁膜を形成する工程を含むことを特徴と
    する半導体メモリアレイ装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 一導電型の半導体基板内に、この半導
    体基板と反対導電型のソース領域およびドレイン領域を
    形成する工程と、前記半導体基板上に素子分離絶縁膜に
    よって分離された活性領域を形成する工程と、前記活性
    領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶
    縁膜および前記素子分離絶縁膜の表面上に第1の導電
    膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次積層して形成する
    工程と、前記層間絶縁膜および前記第2の導電膜の所定
    の部分をエッチング除去してコントロールゲート電極を
    形成する工程と、前記コントロールゲート電極をマスク
    に、前記第1の導電膜をエッチング除去してフローティ
    ングゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体
    メモリアレイ装置の製造方法であって、前記フローティ
    ングゲート電極を形成する際に形成されかつ前記第1の
    導電膜をエッチング除去した部分に空洞を形成する工程
    を含むことを特徴とする半導体メモリアレイ装置の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 一導電型の半導体基板内に、この半導
    体基板と反対導電型のソース領域およびドレイン領域を
    形成する工程と、前記半導体基板上に素子分離絶縁膜に
    よって分離された活性領域を形成する工程と、前記活性
    領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶
    縁膜および前記素子分離絶縁膜の表面上に第1の導電
    膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次積層して形成する
    工程と、前記層間絶縁膜および前記第2の導電膜の所定
    の部分をエッチング除去してコントロールゲート電極を
    形成する工程と、前記コントロールゲート電極をマスク
    に、前記第1の導電膜をエッチング除去してフローティ
    ングゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体
    メモリアレイ装置の製造方法であって、前記コントロー
    ルゲート電極を形成する際に形成されかつ前記第2の導
    電膜をエッチング除去した部分に空洞を形成する工程を
    含むことを特徴とする半導体メモリアレイ装置の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 一導電型の半導体基板内に、この半導
    体基板と反対導電型のソース領域およびドレイン領域を
    形成する工程と、前記半導体基板上に素子分離絶縁膜に
    よって分離された活性領域を形成する工程と、前記活性
    領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶
    縁膜および前記素子分離絶縁膜の表面上に第1の導電
    膜、層間絶縁膜、第2の導電膜を順次積層して形成する
    工程と、前記層間絶縁膜および前記第2の導電膜の所定
    の部分をエッチング除去してコントロールゲート電極を
    形成する工程と、前記コントロールゲート電極をマスク
    に、前記第1の導電膜をエッチング除去してフローティ
    ングゲート電極を形成する工程を少なくとも含む半導体
    メモリアレイ装置の製造方法であって、前記フローティ
    ングゲート電極を形成する際に形成されかつ前記第1の
    導電膜をエッチング除去した部分と、前記コントロール
    ゲート電極を形成する際に形成されかつ前記第2の導電
    膜をエッチング除去した部分とに、空洞を形成する工程
    を含むことを特徴とする半導体メモリアレイ装置の製造
    方法。
  15. 【請求項15】 一導電型の半導体基板内に、この半導
    体基板と反対導電型のソース領域およびドレイン領域を
    形成する工程と、前記半導体基板上に素子分離絶縁膜に
    よって分離された活性領域を形成する工程と、前記活性
    領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶
    縁膜および前記素子分離絶縁膜の表面上に第1の導電
    膜、第1の絶縁膜、第2の導電膜、第2の絶縁膜を順次
    積層して形成する工程と、前記第1の絶縁膜、前記第2
    の導電膜および前記第2の絶縁膜の所定の部分をエッチ
    ング除去してコントロールゲート電極上の絶縁膜、前記
    コントロールゲート電極および層間絶縁膜を形成する工
    程と、前記コントロールゲート電極上の絶縁膜、前記コ
    ントロールゲート電極および前記層間絶縁膜の側壁面に
    サイドウォール絶縁膜を形成をする工程と、前記サイド
    ウォール絶縁膜をマスクに、前記第1の導電膜をエッチ
    ング除去してフローティングゲート電極を形成する工程
    と、前記フローティングゲート電極の側壁面にトンネリ
    ング媒体となりうるトンネリング絶縁膜を形成する工程
    と、前記トンネリング絶縁膜、前記サイドウォール絶縁
    膜および前記コントロールゲート電極上の前記絶縁膜の
    表面上を覆うように第3の導電膜よりなる消去ゲート電
    極を形成する工程を少なくとも含む半導体メモリアレイ
    の製造方法であって、前記フローティングゲート電極を
    形成する際に形成され、前記第1の導電膜をエッチング
    除去した部分に酸化シリコン膜より低い誘電率の絶縁膜
    を形成する工程を含むことを特徴とする半導体メモリア
    レイ装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 一導電型の半導体基板内に、この半導
    体基板と反対導電型のソース領域およびドレイン領域を
    形成する工程と、前記半導体基板上に素子分離絶縁膜に
    よって分離された活性領域を形成する工程と、前記活性
    領域上にゲート絶縁膜を形成する工程と、前記ゲート絶
    縁膜および前記素子分離絶縁膜表面上に第1の導電膜、
    第1の絶縁膜、第2の導電膜、第2の絶縁膜を順次積層
    して形成する工程と、前記第1の絶縁膜、前記第2の導
    電膜および前記第2の絶縁膜の所定の部分をエッチング
    除去してコントロールゲート電極上の絶縁膜、前記コン
    トロールゲート電極および層間絶縁膜を形成する工程
    と、前記コントロールゲート電極上の前記絶縁膜、前記
    コントロールゲート電極および層間絶縁膜の側壁面にサ
    イドウォール絶縁膜を形成をする工程と、前記サイドウ
    ォール絶縁膜をマスクに、前記第1の導電膜をエッチン
    グ除去してフローティングゲート電極を形成する工程
    と、前記フローティングゲート電極の側壁面にトンネリ
    ング媒体となりうるトンネリング絶縁膜を形成する工程
    と、前記トンネリング絶縁膜、前記サイドウォール絶縁
    膜および前記コントロールゲート電極上の前記絶縁膜の
    表面上を覆うように第3の導電膜よりなる消去ゲート電
    極を形成する工程を少なくとも含む半導体メモリアレイ
    の製造方法であって、前記フローティングゲート電極を
    形成する際に形成され、前記第1の導電膜をエッチング
    除去した部分に空洞を形成する工程を含むことを特徴と
    する半導体メモリアレイ装置の製造方法。
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