JP2000099260A - はみ出しトラッキング機能を有するデジタイザ装置,デジタイザタブレット使用方法 - Google Patents

はみ出しトラッキング機能を有するデジタイザ装置,デジタイザタブレット使用方法

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JP2000099260A
JP2000099260A JP23913199A JP23913199A JP2000099260A JP 2000099260 A JP2000099260 A JP 2000099260A JP 23913199 A JP23913199 A JP 23913199A JP 23913199 A JP23913199 A JP 23913199A JP 2000099260 A JP2000099260 A JP 2000099260A
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tablet
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digitizer
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David C Fleck
デイビッド・シー・フレック
Yuuji Katsuradaira
桂平勇次
Konrad W Pollmann
コンラッド・ダブリュー・ポールマン
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Wacom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タスクバーなどのディスプレイ周縁部のポイ
ンティングを容易にする。早いストロークの場合の周縁
部における尻切れを防止する。 【解決手段】 デジタイザタブレットは、有効領域、及
び、その有効領域に隣接する及びあるいはそれを囲んで
いるボーダー領域を有する。ボーダー領域から得られた
指示器の有効座標データ(例えば、X及びY方向のどち
らか一方向に関する座標データ)は、あたかもその座標
データがタブレットの有効領域の周縁上もしくはその付
近で得られたかのように、対応するコンピューター及び
あるいはディスプレイ画面に伝えられる。これによっ
て、対応するディスプレイ画面の周縁上あるいはその付
近に表示されるスクロール項目、メニュー項目、及びそ
の他の選択領域を選ぶ為に使用者が利用することの出来
るタブレット上の表面領域は効果的に拡大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタイザ装置とそ
れに対応する方法に関するものであり、それは、指示器
(スタイラス、マウス、あるいは、パック等)がデジタ
イザタブレットの有効領域外にあるときに検知される指
示器の位置情報を利用するものである。もっと詳細に述
べれば、本発明はデジタイザ装置とそれに対応する方法
に関するものであり、タブレットの有効領域の外側にあ
るボーダー領域において検知された指示器座標を、あた
かもその座標が有効領域内かその周縁において検知され
たかのように伝えるためのものである。例えば、これに
よって対応するディスプレイ画面の周縁近くに表示され
る周辺の選択可能領域が比例的にデジタイザタブレット
上で拡大され、そして使用者によってより簡単に選択す
る事が可能になる。
【0002】
【従来の技術】対応するコンピューターディスプレイに
情報を入力するためのデジタイザタブレットは当業界に
おいて知られている。例えば、本願の出願人が他に所有
している合衆国特許4878553、5028745、
及び5793360を参照されたい。このようなデジタ
イザは、グラフィックアーティスト等が、対応するディ
スプレイ上に書き込む(例えば、デジタイザ指示器を動
かすことによって絵を描いたり文字を形作ったりする)
ことを可能にする。
【0003】デジタイザタブレットは、通常、対応する
コンピューターディスプレイと通信し、以下の様に使用
される。使用者は前記タブレット上あるいはその上方に
おいて指示器(スタイラス、マウス、あるいはカーソル
等)を操作すると(つまり動かすと)、対応するディス
プレイ上のカーソル(矢印、あるいは砂時計の形をした
ものなど)が指示器と共に動く。ディスプレイ上に示さ
れるカーソルは、画面上において、タブレット上の指示
器位置に匹敵する場所に位置する。例えば、もし指示器
が、デジタイザタブレットの中央に使用者によって置か
れると、対応するカーソルがディスプレイ画面の中央に
現れる。同様に、もし指示器がタブレットの向かって左
下のコーナーに使用者によって置かれると、カーソルは
ディスプレイ画面の向かって左下のコーナーに現れる。
ディスプレイ上のカーソルの動きとメニュー項目あるい
はスクロール項目の選択もまたそれぞれ、タブレット上
の指示器の動きと指示装置のクリック操作に対応してい
る。
【0004】デジタイザタブレットは有効領域を有し、
その有効領域では、タブレット上の指示器の座標デー
タ、つまり、位置(すなわちX、Y座標)は、少なくと
もあらかじめ定められている精度にまで決定される。指
示器のタブレット上におけるX、Y位置を、有効領域の
外部においても、有効領域と同様の高精度にまで決定す
るのは不可能である。従って、従来のデジタイザにおい
ては、指示器があらかじめ決められた有効領域の外部に
あると確定されたときは、座標データは最早タブレット
によって伝えられず、対応するディスプレイ画面上のカ
ーソルは指示器の動きに伴って動くことは出来ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特定のデジタイザにお
いては、タブレットの有効領域はタブレットの作業面の
下に位置する一列のX方向導線と一列のY方向導線を有
する(X導線とY導線は互いに直交している)。タブレ
ット上の指示器位置は、数本の並列導線から得られる信
号情報を使ってX及びあるいはY方向の隣り合う導線間
で補間することによって求められる(前述の特許番号4
878553及び5028745の米国特許を参照され
たい)。ところが、X、及びあるいは、Y導線配列の周
縁あるいは境界領域の近くに、その向こう側においては
X及びY両方向において要求されるあらかじめ決められ
た精度まで補間するには充分な導線がない地点があり得
る。従って、このような周縁あるいは境界領域はタブレ
ットの有効領域の外部にあり、通常は、タブレット上の
指示器の正確なX、Y座標位置を確定したり伝えたりす
るためには使われない。
【0006】多くのアプリケーションプログラム(MS
Word、MS Excel等)は、使用者に、ディ
スプレイ画面の右側に位置するスクロールバーを提供
し、その結果、使用者は特定の文書やファイルにおいて
上下に画面をスクロールすることが出来る。多くの場
合、スクロールバーは、上方を指す矢印を持つ第一の小
さなボックスと、下方を指す矢印を持つ第二の小さなボ
ックスと、スクロールバー上の前記第一、第二のボック
スの間に位置し滑らかに動くことの出来る第三のボック
スを有する。第三のスクロールボックスは、現在開いて
いる文書あるいはファイルの全長に対する、その現在デ
ィスプレイ上に表示されている部分の相対位置を教え
る。上方にスクロールするために、使用者は、ディスプ
レイ画面上の対応するカーソルが上方を指す矢印を持つ
第一の小さなボックスの上あるいは中に表示されるま
で、デジタイザタブレット上において指示器を動かす。
その後、使用者は、サイドスイッチや、押すことによっ
て始動させる先端のスイッチ等を使って指示器をクリッ
クする。このようなクリックは、マウスのクリックのよ
うに、上方スクロールを周知の方法で開始させる。下方
スクロールは、使用者が第一のボックスの代わりに、下
方を指す矢印を持つ第二の小さなボックスを選びクリッ
クすることによって同様に実行される。通常は、このよ
うなスクロールは行単位で行われる。ページ単位でスク
ロールさせる場合には、あるいは、行単位でスクロール
させる場合にも、使用者は上方へスクロールさせるため
にスクロールバーの第一と第三のボックスの間を、ある
いは、下方へスクロールさせるためにスクロールバーの
第二と第三のボックスの間をクリックすることが出来
る。使用者はまた、第三のボックス上にディスプレイ画
面のカーソルを持ってきて、第三のボックスに対応する
タブレット上の領域上で指示器のクリックボタンを始動
しそれを押さえたまま、その指示器を(第三のボックス
と共に)上下に動かし文書あるいはファイルの現在表示
されている部分を上下に調整することによってスクロー
ルすることも出来る。文書あるいはファイルの希望箇所
にきた後、使用者は指示器のクリックボタンから指を放
す。
【0007】通常のデジタイザタブレットがこのような
アプリケーションプログラム及びオペレーティングシス
テムと併用して使われる時、コンピューターディスプレ
イ画面の向かって右端に位置する細いあるいは小さいス
クロールバーは、タブレットの有効領域の向かって右端
もしくはその近くに位置する、スクロールバーに比例し
て細いあるいは小さい領域に対応する。このように、使
用者がディスプレイ上の画面をスクロールするには、使
用者は、タブレットの有効領域の端に近いこの細いある
いは小さい領域もしくはボックス内に指示器を置かなけ
ればならない。例えば、4インチ×5インチの大きさの
タブレットが使われるとき(通常はディスプレイ画面よ
りも小さい)、二つの小さいスクロールボックスはとて
も小さく、指示器で位置を探し当てづらいことがある。
そのサイズが小さいために、使用者がタブレット上のス
クロールボックス及びあるいはメニューボックス領域の
中に指示器を持っていくのに残念ながら意外に長い時間
がかかることがしばしばある。そして、使用者は指示器
を、クリックしている間中、この小さい領域の中に維持
しなければならない。そのために、時間を浪費する可能
性に加えて、時には使用者が別のボックスあるいは項目
をクリックしてしまうこともあり得る。
【0008】さらに付け加えると、第三の滑動するスク
ロールボックスでスクロールするとき、使用者は、タブ
レット上有効領域のこの小さいストリップ内を垂直方向
に指示器を移動させなければならない。そして、もしタ
ブレットが、指示器が有効領域を離れたことを伝えれ
ば、スクロールはストップし、使用者はスクロールを続
けるためにもう一度第三のボックスを探し当てなければ
ならない。スクロールするために使うことのできるタブ
レット上の領域は、残念ながら、このように大変小さ
い。
【0009】合衆国特許番号4992630は、タブレ
ットの周辺領域上すなわち電極配列の非線形領域に位置
するメニューを有するデジタイザタブレットを公開して
いる。残念ながら、前記特許4992630のタブレッ
トは、以上において略述したどの問題にも取り組んだり
解決したりしていない。前記特許4992630におい
ては、メニュー領域は読みとり高さと筆圧閾値を変える
ために使われる。しかしながら、前記特許499263
0において、使用者は、ディスプレイ上で書き込んだり
項目を選択したりしているときに指示器座標情報を伝え
る目的でメニュー領域を使うことは出来ない。具体的に
言うと、前記特許4992630においては、メニュー
領域において決定される座標は、タブレットから出力さ
れず、信号処理回路のパラメータを調整する為に使われ
る。前記特許4992630のコラム4の44行から4
9行を参照されたい。前記特許4992630のシステ
ムの持つさらに別の問題は、指示器がタブレットに物理
的に接続されなければならないということである。さら
に、前記特許4992630の線形あるいは非線形技術
は、特定のより好ましいデジタイザのタイプには適用さ
れない。
【0010】さらに述べれば、多くのオペレーティング
システム(Mac OS 8、Windows '95
あるいは NT 4等)は、ディスプレイ画面の周縁沿
いに位置する特定のメニュー機能ボタンを持つ。ウイン
ドウズのバージョンにおいては、”タスクバー”は”オ
ートハイド(自動的に隠す)”に設定することが出来、
使用者が必要としないときはいつもディスプレイ画面か
ら消える。その”隠れ場所”から”タスクバー”を画面
に戻す為に使用者はディスプレイ画面の縁上に正確に画
面カーソルを置かなければならない。従来のデジタイザ
の場合、オートハイディングタスクバーにアクセスする
ことは使用者にはとても骨の折れることである。という
のは、使用者は画面の縁、つまり通常、タブレットの有
効領域の縁に沿って並ぶ細い一列のピクセルに相当する
ところに正確に指示器を置かなければならないからであ
る。
【0011】従来のデジタイザが抱える別の問題は、指
示器でタブレット上においてその有効領域の縁に達する
ように素速くストロークを描いてもそのストロークは、
対応するディスプレイ画面上ではその縁まで達している
様には表示されない(すなわち、描かれた線はディスプ
レイの縁、あるいは境界線の手前で止まってしまう)。
なぜならば、指示器による素速いストロークには、スト
ロークのスピードの結果として約0.5インチ毎に伝え
られる指示器座標のみしか得ることが出来ないものもあ
るからである。従って、従来のタブレット有効領域の縁
近くにおいて使用者は、タブレットが有効領域の縁近く
においても指示器座標データを伝え、検出される指示器
座標データあるいは描かれた線(ペイントストローク
等)がそれぞれ有効領域あるいはディスプレイ画面の縁
から0.5インチ手前で終わってしまわないようにする
ために、ゆっくりと書き込んだり、描いたりする必要が
ある。このことは、使用者がタブレット上で書き込んだ
り描いたりするのに自然なストロークを使うことが出来
ないという点において問題の多いものである。指示器に
よる素速いストロークは、例えばアーティスト等によっ
てはしばしば必要とされるものである。
【0012】上記のことから、デジタイザタブレットの
使用者が、対応するコンピューターディスプレイ画面上
の、スクロールバーあるいはボックス、メニュー項目等
のような小さな領域を選択するのをより簡単にする必要
性が当業界に存在することは明白である。また、対応す
るディスプレイ画面の周縁あるいは境界線に、もしくは
その近くに表示されるメニュー項目、スクロールボック
スあるいはスクロールバーやその他の選択項目を選ぶの
に使われ得るデジタイザタブレット上の対応領域を拡大
する必要性も、当業界には存在する。さらにまた、タブ
レット上で使用者によって行われる素速い指示器ストロ
ークが、対応するディスプレイ上においてその縁までと
ぎれることなく達するように描かれ得る必要性も当業界
に存在する。
【0013】上述の必要性だけでなく、下記に開示され
ている詳細な説明により、熟練した当業者にとってより
明確になって行くであろう当業界における他の必要性を
も満足させるのが本発明の目的である。
【0014】指示器(スタイラス、マウス、あるいはパ
ック等)が、対応するディスプレイ画面の周縁あるいは
境界線の近くあるいはそれに沿って位置する項目あるい
は領域を選ぶ為にその中に置かれうるデジタイザタブレ
ット上の領域を拡大することが本発明の目的である。
【0015】指示器が対応するディスプレイ画面の周縁
あるいは境界線のところあるいはその近くに位置するス
クロールバーあるいはスクロールボックス、もしくはメ
ニュー項目を選ぶ為にその中に置かれうるデジタイザタ
ブレット上の対応領域を拡大することが本発明の目的で
ある。
【0016】タブレットの有効領域外のボーダー領域あ
るいは周辺領域において検出される少なくともいくつか
の指示器座標データを、あたかもそのデータがタブレッ
トの有効領域のその地点に最も近接する周縁上で得られ
たり検出されたかのように対応するコンピューターもし
くはディスプレイに伝えたり出力したりし、それによっ
てディスプレイの縁付近に表示される項目を選択する為
に使われ得るタブレット上の対応領域を拡大することが
本発明の目的である。
【0017】タブレットの有効領域外のボーダー領域あ
るいは周辺領域において得られたりあるいは検出される
指示器座標データを、あたかもそれがタブレットの有効
領域の縁で検出されたかのように対応するコンピュータ
ーに伝えたり出力したりし、それによって、タブレット
上で使用者によってなされる素速い指示器ストロークが
ディスプレイ画面の縁までとぎれることなく達するよう
に、タブレット上の使用可能領域を効果的に拡大するこ
とが本発明の目的である。
【0018】
【課題を解決するための手段】概して述べれば、本発明
は、デジタイザタブレットを使用する方法、すなわち、
以下のステップで構成されている方法を提供することに
よって当業界における上述の必要性を満足させるもので
ある:有効領域と、該有効領域の外側であるが隣接する
ところに位置する少なくとも一つのボーダー領域を有す
るデジタイザタブレットを備え;デジタイザタブレット
が動作通信しているディスプレイを備え;使用者がタブ
レット上、あるいはその上方において操作する指示器を
備え;タブレット、すなわちそれを基準とした指示器の
座標情報を検出するタブレット上あるいはその上方にお
いて指示器を動かし;タブレット上あるいはその上方に
おける指示器の動きに対応して、ディスプレイ上でカー
ソルを動かしたり、あるいは線を引いたりし;そしてデ
ィスプレイ上において、ボーダー領域で検出された少な
くともいくつかの指示器座標データを、あたかもボーダ
ー領域で検出された指示器座標データが有効領域内で検
出されたかのように利用する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下において、添付されている図
を参照しながら、特定の実施態様に関して記述すること
によって、本発明を説明する。これらの図面において
は、同じ参照番号は数枚の図全てを通して同じ部分を示
す。
【0020】本発明の特定の実施態様に従ったデジタイ
ザシステムは一つのタブレット、一つの指示器、及び、
ディスプレイを持つ一台の対応コンピューターを有す
る。タブレット上あるいはその上方における指示器の動
きは検出され、コンピューターディスプレイ上で一つの
対応するカーソルが動くか、あるいは一本の線が描かれ
る。これによって、使用者は、指示器をデジタイザタブ
レットと共に使うことによって、コンピューター上で作
業をする(絵を描いたり、文字を書き込んだりする)こ
とが出来る。
【0021】タブレット上の領域はディスプレイ上の対
応する写像領域に相当するものである。従って、タブレ
ット上の向かって左下のコーナーに指示器を置き、その
地点から水平にタブレット上を右方向へ動かし、その向
かって右下のコーナーの一地点に持ってきた結果、ディ
スプレイ上の向かって左下のコーナーからディスプレイ
上をその向かって右下のコーナーの写像地点迄、一本の
線が描かれる(か、あるいは一つのカーソルが移動す
る)ことになる。
【0022】本発明の特定の実施態様によれば、有効領
域外のボーダー領域において得られる、つまり検出され
る電子指示器(スタイラス、マウス、パック等)のタブ
レット上の座標は、あたかもそれらが有効領域内で(例
えば、それが最も近接する有効領域の周縁において)得
られたかのように対応するコンピューターあるいはディ
スプレイに伝えられたり出力されたりする。このよう
に、デジタイザタブレットの使用可能領域は拡大され、
そして、対応するディスプレイ画面の境界線や周縁に対
応するタブレット上の領域もそれに比例して拡大され
る。 従って、使用者が、ディスプレイ画面の周縁に沿
ってあるいはその付近に現れる項目(例えば、メニュー
項目、スクロールバーあるいはスクロールボックス、ス
タートボックス等)を選ぶ(クリックする等)ことはよ
り簡単である。なぜならば、タブレット上の対応領域
は、先行技術におけるそれより広く、それに比例して、
ディスプレイ上に現れている選択項目領域より広くなっ
ているからである。
【0023】ディスプレイの境界線あるいは外縁に対応
するタブレット上の領域は、タブレットの有効領域にお
けるそれ以外の領域を基準にして比例的に拡大される。
【0024】本発明の別の実施態様あるいは使用形態に
よれば、タブレットの有効領域外のボーダー領域あるい
は周辺領域で得られた指示器座標データ(X、及びある
いはY指示器座標)はあたかもタブレットの有効領域の
周縁においてあるいはその付近で得られたかのように、
対応するコンピューター及びあるいはディスプレイに出
力されたり伝えられたりし、その結果、使用者によるタ
ブレット上の素速い指示器ストロークは、ディスプレイ
の周縁迄とぎれることなく達することが出来る。
【0025】本発明の別の実施態様によれば、タブレッ
トの有効領域外のボーダー領域あるいは周辺領域で得ら
れた指示器座標データは、タブレットによって、あたか
も、タブレットが実際にその距離まで水平方向あるいは
垂直方向に延びているかのように、対応するコンピュー
ター及びあるいはディスプレイに出力されたり伝えられ
たりする。これらの不正確な座標は、その後、ドライバ
あるいはオペレーティングシステム(OS)の中にクリ
ップされ、ボーダー領域から伝えられた座標データは、
画面ディスプレイの周縁の、あるいはそれに沿ったとこ
ろの正しい位置にポインタを位置づける為に使われる。
この実施態様は、前述の実施態様と同様の効果を持つ
が、ボーダー領域からの座標データのクリップはドライ
バあるいはオペレーティングシステムでなされ、タブレ
ットプロセッサのファームウェアにおいてはなされない
というところが相違点である。
【0026】図1は、本発明の一実施態様による典型的
なデジタイザシステムを図示する機能ブロック図であ
り、コンピューター1の中央演算処理装置(以下、CP
Uとする)によって実行される機能を模式図で表したも
のである。ソフトウェアあるいはハードウェアのどちら
かが、ここに記述され説明されている種々の機能を実行
する為に使われうる。
【0027】コンピューター1(例えば680XXプロ
セッサを備えたマッキントッシュのような、もしくは他
のどんなPC、つまりパーソナルコンピューターでも良
いが)は、CPU(示されていない)、CPUに接続さ
れたバス(示されていない)、および、記憶装置(例え
ば、ハードドライブ、あるいは、他のどんなタイプの磁
気記憶装置あるいは電子記憶装置でもよいが)を含む典
型的なコンピューター構成要素を備えている。前記記憶
装置に格納されるのはオペレーティングシステム(O
S)3、タブレットドライバ5、アプリケーションプロ
グラム7等である。前記記憶装置はまた、ドライバ設定
を含みうるが、それは、例えば、タブレットが知らせる
指示器座標、傾き、スイッチデータが如何にしてオペレ
ーティングシステムおよびアプリケーションに送信され
るかの詳細を記憶することが可能である。前記CPU
は、個々の状況に応じて要求されるプログラムを実行す
ることによって、オペレーティングシステム3とドライ
バ5と共にアプリケーションプログラム7を遂行する。
オペレーティングシステム3とタブレットドライバ5と
ともに行われるアプリケーションプログラム7の処理
は、まず、ディスプレイユニットコントローラー11と
ビデオRAM(ランダムアクセスメモリ)13経由で、
対応するコンピューターディスプレイ9上に示され、そ
の際オペレーティングシステム3はドライバソフトウェ
アをRAM13にロードする為にコントローラー11と
RAM13と通信している。RAM13はディスプレイ
画面9の画像を再生する為にコントローラー11によっ
てアクセスされる。ディスプレイ9は、通常、Xおよび
Y方向に延びる何百もの列およびカラムのピクセルを有
する。
【0028】座標検出デジタイザタブレット15は、指
示器の対応するスイッチ状態と共に、電子指示器(スタ
イラス17、およびあるいは、カーソルあるいはパック
19)の位置を検出する。各指示器のスイッチ状態は、
デジダルコード信号で、およびあるいは、指示器からタ
ブレットへ送られるアナログ信号の可変周波数あるいは
可変位相で、指示器からタブレットへ伝達されうる。タ
ブレット15とコンピューター1が指示器装置17、1
9の位置とスイッチ状態を検出するために使われる典型
的な方法およびシステムは、合衆国特許番号48785
53、5028745と4999461において開示さ
れている。指示器のスイッチを操作することによって、
使用者は、メニュー項目、スクロール項目、もしくはデ
ィスプレイ9上に示される他の項目を選択する事が出来
る、つまり、タブレット15上の対応するタブレット領
域に指示器を置き、適切な選択用指示器スイッチを始動
させることによってそれらを選択する事が出来る。
【0029】タブレット15とコンピューター1は接続
され、タブレット15のインターフェイス21とコンピ
ューター1のインターフェイス23経由で互いに通信し
ている。本発明のそれぞれ異なる実施態様によれば、ア
プリケーションプログラム7は、タブレット15と指示
器17,19によって供給されるデータ全てを使用する
こともあり得るし、あるいは全ては使用しないこともあ
り得る。オペレーティングシステム3は、Macint
osh OS 8(米国アップルコンピューター社の商
標)、WINDOWS '95、WINDOWS '9
8、あるいはWINDOWS NT 4(米国マイクロ
ソフト社の商標)の様なソフトウェアである。どんな従
来のMacintoshやあるいは他のPCタイプのオ
ペレーティングシステムでも十分間に合う。アプリケー
ションプログラム7とは、従来のデータベースソフトウ
ェア、グラフィックソフトウェア、スプレッドシートソ
フトウェア、CAD(コンピューター援用設計)ソフト
ウェア、およびワードプロセッサソフトウェアを指す。
Microsoft WORD、Excel、Powe
rPoint、MetaCreations Dabb
ler、MetaCreations PAINTE
R、Adobe Photoshop、Macrome
dia Freehand、Autodesk Aut
oCAD、WordPerfect、および、LOTU
S 1−2−3は、本発明のそれぞれ異なる実施態様に
おいて使用されうる典型的なアプリケーションプログラ
ムである。(Microsoft WORD、Exce
l、PowerPointはマイクロソフト社、Met
aCreations Dabbler、MetaCr
eations PAINTERはメタクリエイション
ズ社、Adobe Photoshopはアドビ社、M
acromedia Freehandはマクロメディ
ア社、Autodesk AutoCADはオートデス
ク社、WordPerfectはコーレル社、そして、
LOTUS 1−2−3はロータス社の商標である。)
アプリケーションプログラム7は、本発明のそれぞれ異
なる実施態様に従って、タブレット15および指示器と
併用されるように設計されたりされなかったりしうる。
例えば、メタクリエイションズ社のPAINTERは、
使用者による指示器操作によってディスプレイ画面上に
現れるペイントストロークの様相に影響を与える高解像
度座標データ、筆圧データ、および傾きデータを用い
る。どちらの場合でもプログラム7として使用されう
る。
【0030】タブレットドライバ5は通常、装置15の
製作者によって使用者に与えられる。ドライバ5はしば
しば(例えば、フロッピーディスクあるいはオプティカ
ルディスクを介して)コンピューター1の中に組み込ま
れるプログラムであり、その目的は、タブレット15か
らアプリケーションインターフェイスレイヤ(API)
としてのオペレーティングシステム3、あるいはアプリ
ケーションプログラム7へ座標情報、スイッチ情報、お
よび他の詳細情報を転送することにある。この転送は、
データの能動転送だけではなく、プログラム7等のデー
タ獲得を可能にする受動転送も含む。これらの三つのプ
ログラムはソフトウェア、あるいはファームウェアであ
るので、それらの各機能の一部を他のプログラムに取り
入れることが出来る。例えば、ドライバ5の全機能をプ
ログラム7に組み込むことが可能である。
【0031】オペレーターあるいは使用者が、削除およ
び書き込み用指示器17、19を介して座標入力を行う
時、オペレーターは、ディスプレイ9に表れる内容を目
で確認する。対話式入力は、主としてプログラム7によ
って管理される。グラフィック処理プログラム(CAD
等)におけるポインティング入力を例に取れば、もし、
指し示された点がタブレット15の製図領域あるいは作
業領域にあるなら、プログラム7は指し示された点を示
すポインタを(例えば、矢印や十字形のようなカーソル
形によって)ディスプレイ画面9上に表示する。もちろ
ん、他のカーソル形がディスプレイ画面9上で用いられ
ることも有り得る。
【0032】図2は、デジタイザタブレット15内の回
路の明細図であり、該回路は、タブレット15上におけ
る指示器17、19の位置を指す指示器X、Y座標値を
検出するためのものである。図示されているように、デ
ジタイザタブレットのハウジング内には、一列のX方向
導線と一列のY方向導線が備えられてあり、該Xおよび
Y方向導線はほぼ直交している。図2の実施態様におい
ては、X方向の位置検出システムは、複数の並列に重な
り合った導電ループコイル24〜30(26'および2
8'を含む)を有し、一方、Y方向の位置検出システム
は複数の並列に重なり合った導電ループコイル31〜4
2を有する。ある特定の実施態様においては、ループコ
イル24〜30は、指示器から電磁波を検知することに
よって、X方向の指示器位置を検出でき、一方、ループ
コイル31〜42は、指示器から電磁波を検知すること
によって、垂直の、つまりY方向の指示器位置を検出す
ることができる。その結果、指示器の座標位置(X、Y
座標)が得られる。図2は、特定数のX、Y各方向に重
なり合ったループコイルを表しているが、タブレット1
5の大きさと、指示器位置を検出するのに望まれる解像
度に応じて、いかなる数の前記ループコイルでも、各方
向に備えられ得ることが、当業者によって賛同されると
ころであろう。
【0033】図2に関してさらに述べれば、タブレット
15は、その上、X方向選択回路45、Y方向選択回路
47、X方向接続スイッチング回路49、Y方向接続ス
イッチング回路51、X方向伝送回路53、Y方向伝送
回路55、X方向受信回路57、Y方向受信回路59、
タブレット処理装置61(ファームウェアが組み込まれ
たプロセッサチップ、およびあるいは、コンピューター
チップ等)、そして、コンピューターを介してタブレッ
トと通信しているディスプレイ9を有する。図2に示さ
れている実施態様においては、X方向ループコイル24
〜30とY方向ループコイル31〜42がそれぞれ交互
に、電磁波送信(あるいは、波形発生)モードと波形検
知モードを繰り返すが、それは、波形発生モードにおい
て指示器内の同調回路へ電力を供給し、波形検知モード
において指示器位置を検出するためである。例として、
前述した合衆国特許番号5028745を参考資料とし
て参照されたい。
【0034】勿論、本発明の他の実施態様においては、
指示器がタブレットに近接している時、X方向ループコ
イルが指示器に電磁波を継続的に送り続け、Y方向ルー
プコイルが指示器の同調回路から送られて来る電磁波を
継続的に検知し続けることが可能である(あるいはその
逆の場合も可能である)。このような方法で、タブレッ
ト上の指示器位置を確定する事が出来、接続スイッチン
グ回路49および51は省略されうる。
【0035】図2において、タブレットの有効領域は、
参照番号65で表される輪郭によって示されている。有
効領域65内では、指示器17、19の位置は、直交し
ているXとY各方向において、あらかじめ決められてい
る精度まで検出することが可能である。例えば、有効領
域65内では、指示器位置は、XおよびY各方向におい
て、少なくとも約1000lpi(行/インチ)の解像度
で、より望ましくは、少なくとも約2000lpi(行/
インチ)の解像度で、最も望ましくは、少なくとも約2
500lpi(行/インチ)の解像度で検出され得る。有
効領域65における検出解像度は、本発明のそれぞれ異
なる実施態様において、X、Y各方向で同じであったり
同じでなかったりしうる。このような指示器位置解像度
は有効領域65において得られる。というのは、Xおよ
びあるいはY方向の隣り合うループコイル間で補間が行
われるからである。たとえば、隣接する3〜5個のルー
プコイルによって検知される信号の束は、指示器が隣接
するループコイルの間に位置するとき、指示器の正確な
位置を決定するために補間アルゴリズムの中で一体的に
扱われ処理されるが、これは、ここに参考資料として加
えられている前述の合衆国特許番号4878553およ
び5028745において開示されている。また、合衆
国特許番号4999461も参照されたい。正しく補間
が行われるためには、多重のループコイルが指示器の近
くにおいて必要とされ得る。
【0036】しかしながら、有効領域65の外部におい
ては、指示器位置は、XおよびY両方向において、その
内部と同じ精度にまで確定することが出来ない。という
のは、そのような正確さを得るのに充分な補間が行われ
るには、指示器の近くに充分な数のループコイルが両方
向において存在しないからである。例えば、もし指示器
が、有効領域65の外部にあり、有効領域65の右側に
位置する地点67に位置するならば、垂直つまりY方向
の指示器位置はまだ、Y方向のコイル31〜42を使っ
て、有効領域65の内側にあるのとおおよそ同じ精度ま
で検出することが出来るだろう。しかし、指示器が67
の地点にあるとき、X方向の指示器位置は、前述のあら
かじめ決められた精度を得ることは出来ない。というの
は、X方向ループコイルが指示器の近くに一つか、二つ
(例えば、コイル24と30)しか無いからである。た
った二つのX方向コイルしか指示器付近に無いので、例
えば、三つから五つのループコイルが指示器付近にある
時と同じくらいの仕様精度には、補間アルゴリズムがX
方向の指示器位置を出力することは出来ない。従って、
有効領域65の向かって右側の周縁に隣接するボーダー
領域69内においては、X方向の指示器位置の検出精度
は有効領域65内のX方向の精度より比較的低くなる。
(一方、Y方向の指示器位置検出の正確さは有効領域6
5内とほぼ同じであるか、もしくはX方向の指示器位置
検出ほど速く精度が落ちることはない。)同様のことが
有効領域65の左側にあるボーダー領域71についても
いえる。しかしながら、有効領域の上側と下側にあるボ
ーダー領域73および75においては、それぞれ、Y方
向の精度が領域65内より比較的低く、一方、X方向の
指示器検知の正確さは有効領域65内におけるのとおお
よそ同じである。
【0037】このように、有効領域65の外側のボーダ
ー領域69および71においては、Y方向指示器座標デ
ータはまだ比較的正確で有用であるが、X方向座標デー
タはそうではない。同様に、有効領域65の外部であり
隣接しているボーダー領域73および75においては、
X方向指示器座標データはまだ比較的正確で有用である
が、Y方向座標データはそうではない。従って、ある特
定の実施態様においては、ボーダー領域73および75
からの指示器X方向データのみがタブレットから出力さ
れ、あたかもそのデータが最も近接する有効領域の周縁
においてあるいはその付近で得られたかのようにディス
プレイ9上で利用される。また、これらの実施態様にお
いては、ボーダー領域69および71からのY方向デー
タのみがタブレットから出力され、あたかもそのデータ
が最も近接する有効領域の周縁においてあるいはその付
近で得られたかのようにディスプレイ上で利用される。
【0038】図7は、本発明のある特定の実施態様に従
って、有効領域65を基準にしたボーダー領域69、7
1、73および75の位置を示している。しかし、ボー
ダー領域の大きさや形はアプリケーションの仕様機能に
合わせて調整されうる。本発明のある特定の実施態様に
おいては、ボーダー領域69〜75は、長い形で、有効
領域65のすぐ隣に位置するのが望ましい(ボーダー領
域73と75がお互いに平行で、ボーダー領域69と7
1がやはりお互いに平行である)。
【0039】本発明のある特定の実施態様によれば、ボ
ーダー領域69、71、73、および75の内の一つ以
上のボーダー領域において検出される指示器座標データ
はタブレットから(タブレット内のファームウェアつま
りプロセッサ61を介して)出力され、あたかもこの座
標データが検知された指示器位置に最も近接する有効領
域65の周縁かその近くで得られたかのようにコンピュ
ーター1およびあるいはディスプレイ9に伝えられる。
従って、例えば、図2および図7を参照しながら説明す
れば、ボーダー領域69内の地点67に置かれた指示器
の比較的正確なY方向座標データがタブレットからその
中のファームウェアを介して出力され、あたかもこのY
方向座標データが有効領域65の周縁上の地点77で得
られたかのようにコンピューターに伝えられる。タブレ
ットのプロセッサあるいはファームウェアはこのボーダ
ー領域座標情報を識別し、コンピューターにこの座標情
報が有効領域の周縁上で得られたと知らせる。このよう
に、ボーダー領域69内で検出された有用な座標データ
は、あたかもそれが最も近接する有効領域65の周縁上
の地点で得られたかのように伝えられる。同様に、ボー
ダー領域71の地点79で得られたY方向座標データ
は、あたかもそのデータが地点79にもっとも近い有効
領域65内およびその周縁上に位置する地点81におい
て得られたかのようにコンピューターに伝えられ得る。
ある特定の実施態様においては、ボーダー領域69およ
び71で検知されたY方向つまり垂直方向の座標のみ
が、あたかも有効領域の周縁上で得られたかのようにコ
ンピューターに転送され、予想されるX座標が最も近い
有効領域の周縁上かその付近の地点に相当するX座標値
とおきかえられる。
【0040】同様に、指示器が下部のボーダー領域75
内の地点83に位置するときに得られる指示器のX方向
座標データは、あたかもそのデータが有効領域65の周
縁上における最も近い地点85で得られたかのようにコ
ンピューターに伝えられ得る。上部ボーダー領域73で
得られるX方向座標値に関しても同じことが行われる。
ある特定の実施態様においては、ボーダー領域73およ
び75で検知されたX方向つまり水平方向の指示器座標
のみが、あたかもそれが有効領域の周縁上で得られたか
のようにコンピューターに転送される。このような方法
で、デジタイザタブレット15の有用領域が広がると、
タブレットと指示器の使用者が対応するコンピューター
ディスプレイ画面9の周縁上かその付近に表示される小
さな項目を選択することが非常に簡単になり、使用者は
対応するディスプレイ9の周縁に届く前にストロークが
とぎれてしまうことを案ずることなく自然なスピードで
指示器ストロークを行うことが出来る。
【0041】ボーダー領域69、71、73、75から
得られる有効な指示器座標データが、あたかもそのデー
タが有効領域65の周縁上のそれに最も近いところで得
られたかのように伝えられることは、ディスプレイ9上
のディスプレイ画面の周縁に近いところに表れるスクロ
ールあるいはメニュー項目を選択するのに使われうるタ
ブレット15上の領域を効果的に広げる。これは、例え
ば、使用者が上方および下方スクロールボックスを選択
したり、ディスプレイ画面の周縁に沿って存在するスク
ロールバー上をスライドするスクロールボックスを上下
に動かしたり、ディスプレイ画面9の両側の周縁に表れ
るメニュー項目を選択したり、ディスプレイ画面9の全
ての周縁沿いに位置しうるオートハイディング項目ある
いはタスクバーを出現させたりすること等を遙かに容易
にする。このような領域を選択するためのタブレット1
5上の領域は、ボーダー領域の存在によって、先行技術
におけるそれより遙かに広くなっている。
【0042】有効領域外にあるボーダー領域69、7
1、73、75から得られる座標データがあたかも有効
領域65内かその周縁において得られたかように伝えら
れることは又、使用者によってより速い指示器ストロー
クが有効領域65の周縁の近くで行われることを可能に
する。指示器ストロークが一定の高いスピードで行われ
るとき、約0.5インチ毎の座標データしか伝えられな
いタブレットもある。従って、先行技術では、速いスト
ロークが有効領域の周縁付近で行われる時、有効領域外
で計測されたいずれのデータも伝えられなかった。それ
故に、それらのストローク座標の伝達は、しばしば、有
効領域の周縁の半インチ手前で終わってしまい、画面上
に表示される線はディスプレイ画面9の周縁手前でとぎ
れてしまっていた。例えば、デジタイザ指示器によって
タブレット表面上で描かれた通りにディスプレイ9上に
表示される線(ペイントストローク等)を図示した図1
3を参照されたい。しかしながら、ボーダー領域69〜
75で検知された指示器データがあたかもそれが有効領
域65の周縁上で得られたかのように伝えられる時、こ
の問題点は実質上取り除かれ、速い指示器ストロークで
さえも、それぞれのボーダー領域がおおよそ半インチか
それ以上の幅を持つときには、対応するディスプレイ画
面9の周縁に届くまで表示される。
【0043】本発明のある特定の実施態様においては、
それぞれのボーダー領域は少なくとも約0.1インチの
幅を持ち、より望ましくは、少なくとも約0.3インチ
の、最も望ましくは少なくとも約0.5インチの幅を持
っている。従って、従来のデジタイザシステムにおいて
は、図13のディスプレイ上に描かれた線は、202の
地点で(すなわち、ディスプレイの周縁の手前で)終わ
っていただろう。なぜならば、ボーダー領域の指示器位
置203はタブレットによって検知された通りには伝え
られなかったからである。ところが、本発明によれば、
指示器座標位置204および203のそれぞれは、タブ
レット内の導線網によって検知され、コンピューターお
よびあるいはディスプレイ9に出力されたり伝達された
りし、その結果、指示器によってシミュレートされた線
描はディスプレイ9上において完全なものとして現れ
る。
【0044】図3は、タブレット15の表面上を操られ
て進む指示器として使われ得るコードレスの位置指示用
ペンあるいはスタイラス17を図示している。指示器は
削除用先端部93と書き込み用先端部95を有する。図
5に示されている並列共振同調回路97は、スタイラス
がスイッチ状態等を教える複数の異なる信号(例えば、
異なる周波数あるいは異なるデジタル信号等)を放出す
ることが出来るように書き込み用先端部95内部に備え
られている。書き込み回路97とは分離していて、別個
のものであるのが、指示器17の削除用先端部93に備
えられている図4の削除用同調回路99である。本発明
のある特定の他の実施態様においては、この二つの回路
はそれぞれ分離するが、筆圧データ等を決定する為に同
じICに接続し入力することができる。同調回路97と
99それぞれは、誘導コイル101と電荷を蓄えるため
のコンデンサー103を有する。さらに付け加えれば、
同調回路97は可変コンデンサー105、コンデンサー
107および109、スイッチ111および113を有
する。指示器17、19に備えられている手動スイッチ
115および117は、コンピューターディスプレイ画
面9上に表れるメニュー項目、スクロールバー等を選択
するために、図4および5の同調回路に図示されている
いずれのスイッチをも始動させるのに用いられ得る。指
示器の同調回路の機能は、さらに、合衆国特許番号48
78553、5028745、および5793360に
もっと詳細に記述されている。上記のことから指示器
は、望ましいことに、その同調回路の存在によってタブ
レットには接続されていない。。
【0045】図6は、本発明の典型的な実施態様に従っ
て、デジタイザタブレット15の外部ハウジングを図示
している。ハウジングは作業領域121、上部メニュー
ストリップ領域123、および周辺領域125を有す
る。細長いボーダー領域69、71、73、および75
に加えて有効領域65が図6に図示されていて、それら
はタブレットを見下ろす使用者から見える位置に示され
ている。注意すべきは、メニューストリップ領域123
はボーダー領域73と同一の広がりを持ち得る、すなわ
ち、同所に存在し得るか、あるいはまた、図6に示され
るように、ボーダー領域73はメニューストリップ12
3の上方に位置し得るということである。従って、図6
においては、メニューストリップ123は、プロセッサ
61内に存在するタブレットのファームウェアによって
逐次解釈される領域としての有効領域65の中にある。
【0046】本発明のある特定の実施態様においては、
ボーダー領域69、71、73、75から得られた有益
で正確な座標データは全て、それらがあたかも有効領域
の最も近接する周縁上かあるいはその付近で得られたか
のように伝えられ得ることも指摘される。しかしなが
ら、本発明の代替実施態様においては、単一のボーダー
領域(ボーダー領域69等)のみから、あるいは二つの
ボーダー領域から得られたこのような座標データは、あ
たかもそれらが、有効領域の最も近接する周縁上かある
いはその付近で得られたかのように伝えられ、そして他
のボーダー領域から得られた座標データは黙殺されう
る。
【0047】図8は、本発明の典型的な実施態様に従っ
て、デジタイザシステムがディスプレイ9と通信してい
る時、ディスプレイ9の画面上に現れる画像を図示して
いる。そこに示されるように、矢印の形をしたディスプ
レイカーソル131がディスプレイ画面上に現れ、デジ
タイザタブレット15上の指示器の相対的な動きに合わ
せて移動する。カーソル131は図8においてディスプ
レイ画面の中央付近に位置するように表示されている。
しかしながら、向かって右側にあるスクロールバー13
3、向かって右側にある下方向スクロールボックス13
5、向かって右側にある上方向スクロールボックス13
7と、向かって右側にあり滑るように動くことの出来る
スクロールブロック139は全てディスプレイ画面の向
かって右側の縁のところに位置する。このように、使用
者が項目133〜139のいずれをも選択し、あるいは
アドレス指定するために、使用者は、有効領域65の向
かって右側の周縁に指示器を置くことによってそうする
ことが出来るだけでなく、向かって右側のボーダー領域
69(図6を参照のこと)内の垂直方向位置が同じ地点
に指示器を置くことによってそうすることも出来る。な
ぜならば、ボーダー領域69において探知された少なく
ともY方向指示器位置があたかもそれらが有効領域65
の向かって右側の周縁において得られたかのようにコン
ピューターおよびあるいはディスプレイ9に伝えられる
からである。これによって、ディスプレイ9の縁に表示
される133〜139の様な項目を選ぶ為に使われうる
タブレット15上の表面領域が拡大される。本発明のあ
る特定の実施態様においては、使用者は、ボーダー領域
69の中に指示器を置きブロックあるいはボックス13
5、137、139の上でクリックすることによって、
それらのいずれをも選択し、それでもってスクロールす
ることが出来る。
【0048】しかしながら、 本発明の他の実施態様に
おいては、指示器が向かって右側のボーダー領域69の
中にあるとき、スライド出来る(スクロールバー133
内で上下に移動できる)スクロールボックス139とス
クロールバー133のみが選択可能であるように、シス
テムを設定する事が出来る。このような実施態様におい
て、スクロールする方法は、ボーダー領域69上の、垂
直方向位置がスクロールボックスあるいはブロック13
9と同じ地点に指示器を置き、該スクロールボックスあ
るいはブロック139上でクリックし、その後指示器の
先端部を押しつけながら選ばれたブロックあるいはボッ
クスを垂直方向に上方あるいは下方に移動させることで
ある。その際、指示器先端部は、タブレットの表面から
半インチ上方でもまだ近接範囲内に有り、上下に移動す
るブロックあるいはボックスを調節することが出来る。
あるいはまた、使用者は、スクロールバー133上にお
けるボックス139を中心として適切な側をクリックす
る事によってスクロールする事が出来る。ボーダー領域
69が備わっていることによって、そのようにしてスク
ロールしている間に指示器が置いておかれねばならない
タブレット領域は拡大され、その結果、そのようなスク
ロールの間、使用者にとっては、ボーダー領域69内
か、あるいはバー133にまさに相当する有効領域内の
線の中に指示器を置き続けることのみが必要となる。
【0049】同様に、図8にもう一度言及すれば、”終
了”ブロック141、”ファイル”領域143、”編
集”領域145、”ヘルプ”領域147、および、多く
の他の選択可能領域およびあるいはアイコンが、ディス
プレイ9のディスプレイ画面の上部周縁付近に表示され
ているところが示されている。本発明のある特定の実施
態様においては、指示器が上部ボーダー領域73に置か
れているとき、ディスプレイ9上のカーソル131
は、”Microsoft Word....”と書か
れた黒い色のタイトルバーの最も上にある縁に表示さ
れ、従って、ディスプレイの上部付近の項目あるいは領
域141、143、145、147およびその他はボー
ダー領域73を介して選ぶことは出来ない。しかしなが
ら、本発明の他の実施態様においては、タブレットプロ
セッサ内のファームウェアおよびあるいはドライバは、
上部ボーダー領域73で探知された少なくともいくつか
の指示器座標を、あたかもそれらが有効領域65内の、
すなわち有効領域の上端から前もって決められた距離だ
け内側で得られたかのように出力するように、指示器が
上部ボーダー領域内の適切な位置にあるときに領域14
1、143、145、147等が使用者によって選択可
能になるようにプログラムされうる。例えば、上部ボー
ダー領域73で探知されたX方向の指示器座標データ
は、あたかもそれが有効領域65の上端から約1〜50
ピクセル幅内側のある一地点で探知されたかのようにタ
ブレットから出力されディスプレイ9によって利用され
うる。
【0050】さらに図8に言及すれば、”スタート”ボ
ックス149、”アプリケーション”ボックス151、
水平のスクロールバー153、水平のスクロールボック
ス155等を含む多数の選択可能なボックスあるいは領
域が、ディスプレイ9の底部付近に表示される。本発明
のある特定の実施態様においては、領域149、15
1、153、および155は、指示器が下部ボーダー領
域75上にあるとき選択不可能である。というのは、デ
ィスプレイカーソル131はこのとき、前述の項目の下
に表示されるからである。しかしながら、本発明の他の
特定実施態様においては、タブレットのプロセッサ内に
あるファームウェアおよびあるいはタブレットドライバ
は、下部ボーダー領域75で探知されたX方向指示器座
標をあたかもそれらがあるいはそれらの一部が有効領域
の底部外縁から前もって決められた距離だけ内側に入っ
たところで得られたかのように伝えるようにプログラム
されていて、その結果、例えば、使用者が、下部ボーダ
ー領域75内の水平方向位置が項目149と151(あ
るいは又、項目153と155)と同じ地点に指示器を
置き、該項目149と151(あるいは又、項目153
と155)の上でクリックすることによって前記項目1
49と151(あるいは又、項目153と155)を選
ぶことが可能になる。
【0051】図9は一つのディスプレイ画面を図示して
いて、そこには、”スタート”ボックス161、”タイ
ム”ボックス163等を含む多数の項目がディスプレイ
画面9の向かって右端付近に表示され、アイコン165
〜172がディスプレイ画面9の向かって左端付近に表
示されている。図10は、さらに別のディスプレイ画面
9を図示していて、それは、ディスプレイの向かって左
端付近に位置する選択可能アイコン165〜172とデ
ィスプレイ画面9の上端付近に表示される選択可能ボッ
クス173〜180を有する。図11は、本発明の一実
施態様による、さらに別のディスプレイ画面を図示して
いて、画面の向かって左端のところ、あるいはその近く
に表示されている選択可能アイコン165〜180を有
する。図12は、本発明のさらに別の実施態様によるデ
ィスプレイ画面を図示していて、そこでは選択可能アイ
コン165〜171、及び選択可能アイコン173〜1
80が、コンピューターのディスプレイ画面の周縁、あ
るいはその付近で表示されている。本発明のある特定の
実施態様においては、ディスプレイ画面の向かって右端
にあるスライド出来るスクロールボックス139を選択
するためにボーダー領域を使うことができるが、項目1
41〜180に関しては全てそれらを選択するためにボ
ーダー領域を使うことは出来ない。このような実施態様
においては、これらの項目141〜180はディスプレ
イ9画面のまさしく周縁において表示されるわけではな
いからであり、従ってボーダー領域で得られる指示器座
標は前述の項目の外側にあるかのように伝えられる。以
上のことから、これらの項目を選択するためには、使用
者は有効領域65の適切な位置に指示器を置き、そこで
クリックしなければならない。あるいは代わりに、タブ
レットのプロセッサあるいはドライバ内のファームウェ
アは、必ずしも全てのボーダー領域から探知される座標
が伝えられるわけではないように、又、ボーダー領域が
項目141〜180のいずれを選択するためにも使用さ
れることのないようにプログラムされることができる。
【0052】しかし、本発明の他の実施態様において
は、タブレットプロセッサあるいはタブレットドライバ
の中にあるファームウェアは、ボーダー領域69、7
1、73及び75の内のある特定の、もしくは全てのボ
ーダー領域で探知された少なくとも数個の指示器座標
を、あたかもそれらが有効領域65内の指示器座標デー
タが探知されたボーダー領域に最も近い周縁から前もっ
て決められた距離だけ内側において(例えば、有効領域
の周縁から10ピクセル幅だけ内側のところで)得られ
たかのように伝えるためにプログラムされることができ
る。このような方法で、システムは、指示器が適切なボ
ーダー領域に位置しそこでクリックされるとき項目14
1〜180のいずれをもすなわち全てを選ぶために使用
されうる。
【0053】多くのWindows '95やNTの使
用者は通常、利用できるコンピューターディスプレイ9
のスペースを最大限にし、Windowsのタスクバー
を”オートハイド”に設定したがる(タスクバーの上で
右クリックをし、”プロパティ”を選び、そして”オー
トハイド”を選び、”OK”をクリックする)。これを
することによって、タスクバーは画面カーソル131が
例えば、ディスプレイ画面9の下部の縁(もしくは、使
用者が望む他のどの縁でも良いが)にある時のみ自動的
に現れる。このように、本発明のさらに別の実施態様に
よれば、自動的に隠れるタスクバーはタブレット15上
の適当なボーダー領域69〜75に指示器を移動させる
だけで簡単に表示させることが出来る。図9〜12は、
タスクバーをディスプレイ9のいずれの縁にも存在させ
うることを示し、特定の実施態様においてはタブレット
有効領域65のそれぞれの側にボーダー領域を装備する
必要があることを正当化している。
【0054】多くのアプリケーション及びオペレーティ
ングシステムにおいては、コンピューターディスプレイ
画面9の最も外側にある縁は、大部分は非活動であり、
どんな入力データも受け取らず、又処理もしない。も
し、タブレットボーダー領域から得られる座標データが
ディスプレイ画面の最も外側にある周縁においてタブレ
ット15によって伝えられても、ウィンドウズのタスク
バー上にあるスクロール項目あるいは選択項目に対して
ボーダー領域を使うことは出来ない。従って、我々がこ
こでディスプレイ画面の周縁に言及するとき、ディスプ
レイ画面9上の、データを包括し操作可能な領域の周縁
を意味する。
【0055】その上付け加えれば、使用者はドライバコ
ントロールパネルを使用し、前述のことを以下のように
潜在的に避けることができる。多くのデジタイザタブレ
ットドライバには、ドライバが特定の方法でオペレーテ
ィングシステム(OS)に送るデータを操作し、調整す
る能力を使用者に与えるコントロールパネルが備わって
いる。これによって使用者は、タブレットや入力装置
(指示器)の感触と挙動を使用者の個人的好みに合わせ
てカスタマイズすることが出来る。このようなコントロ
ールパネルの進んだバージョンにおいては、使用者は、
通常、タブレットの写像を、すなわち、タブレット15
のどの部分がディスプレイ画面9のどの部分に写像され
るかを調整する方法を与えられる。デフォルトによっ
て、タブレット15の全有効領域65は全画面ディスプ
レイ領域に写像される。そして、コントロールパネルに
おいて使用者は、指示器とアクセス可能なディスプレイ
9の部分(すなわち、画面ポインタ131がデジタイザ
指示器17、19がタブレットの有効領域上を移動する
とき位置することの出来るディスプレイの部分)を変更
する機会を有する。使用者は、このように、有効領域6
5の周縁がディスプレイ画面9の対応する縁と一致しな
いが、代わりに、ディスプレイ画面9の縁から特定の距
離だけあるいは特定数のピクセル分だけ内側に離れた線
あるいはそれに平行な線に一致する様に規定することが
出来る(図14を参照のこと)。この種の設定をすれ
ば、本発明の特定の実施態様においては、タブレットの
どの部分をタブレットの有効領域に一致させるかという
ある種の写像の結果として、タブレットボーダー領域6
9〜75はディスプレイ上のほとんど全ての領域を選択
するために使用することが出来る。従って、タブレット
のボーダー領域は、ボーダー領域内の、矢印のついたス
クロールボックス135及び137に隣接するどの地点
においても、あるいはスクロールバー133に隣接する
どの地点においてもクリックすることによってスクロー
ルするために使われうる。同じ方法で、選ぼうとする画
面9上の項目(例として、149、151)の位置に近
接するタブレットボーダー領域内のどの地点でクリック
することによっても、ウインドウズタスクバーからの選
択が可能となる。
【0056】一旦上記の開示がなされると、他の多くの
特徴や、修正されるべき点、及び改良を加えられるべき
点が熟練した技術者にとっては今後明らかなものとなる
であろう。このような他の特徴、修正されるべき点、及
び改良を加えられるべき点はそれ故に本発明の一部とし
て考慮されるものであり、その範囲は特許請求の範囲に
よって決定されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を図示する機能ブロック図
であり、そこでは、タブレットドライバ、オペレーティ
ングシステム、及びアプリケーションプログラムがコン
ピューターに配置されていて、そのコンピューターはデ
ジタイザタブレット及び指示器と通信している。
【図2】図1のデジタイザタブレット回路の模式回路図
であり、タブレット内でX軸、及びY軸の各方向にのび
ている重複ループコイルを図示している。
【図3】図1のスタイラス指示器の透視図であり、図2
のデジタイザタブレットと共に使用される。
【図4】本発明の特定の実施態様に従い、図3のスタイ
ラスの削除用先端に、異なる位相で削除用周波数を放出
させる為に使われる可変回路である。
【図5】本発明の一実施態様に従い、図3のスタイラス
の書き込み用先端に、異なる書き込み用周波数と位相を
放出させる為に使われる同調回路を図示している。
【図6】本発明の図1〜5の実施態様に従ったデジタイ
ザタブレットの上面図であり、そこでは、タブレットが
その表面上にメニューストリップ領域を有し、その中で
指示器がメニュー項目を選択するために操作され得る。
【図7】本発明の一実施態様に従い、図1〜2のタブレ
ットの有効領域に隣接する周辺ボーダー領域の位置を図
示している。
【図8】コンピューターディスプレイ上に表示されてい
るWindows及びMicrosoft Wordの
画面を図示していて、この画面は、その向かって右側の
画面周縁近くにスクロールバー及びスクロールボックス
を有し、それは、本発明の特定の実施態様を用いるとよ
り簡単に選択する事が出来る(Windows及びMi
crosoft Wordはそれぞれ米国マイクロソフ
ト社の商標である)。
【図9】Windows95(98あるいはNT、いず
れも米国マイクロソフト社の商標である。)の画面を図
示していて、その左端近くに複数のアイコンを有し、本
発明の実施態様を用いるとより簡単に選択することが出
来る。
【図10】Windows画面を図示していて、その上
端部に沿って位置するタスクバー上に複数の項目を有
し、それは、本発明の実施態様を用いるとより簡単に選
択することが出来る。もし、タスクバーがオートハイド
に設定されていれば、本発明の実施態様を用いてより簡
単に出現させることが出来る。
【図11】Windows95(98あるいはNT)の
画面を図示していて、その左端近くのタスクバー上に複
数のアイコンと項目を有し、それは、本発明の実施態様
を用いるとより簡単に選択する事が出来る。もし、タス
クバーがオートハイドに設定されていれば、本発明の実
施態様を用いてより簡単に出現させることが出来る。
【図12】Windows画面を図示していて、その下
端部近くのタスクバー上に複数の選択項目を有し、それ
は、本発明の実施態様を用いるとより簡単に選択する事
が出来る(これはWindows95タスクバーのデフ
ォルト位置である)。もし、タスクバーがオートハイド
に設定されていれば、本発明の実施態様を用いてより簡
単に出現させることが出来る。
【図13】本発明の一実施態様に従い、デジタイザ指示
器で描かれた一本の線(ペイントストローク等)を映し
出しているディスプレイ画面を図示していて、短く切ら
れてしまう可能性を持つ従来のデジタイザストロークと
比較することが出来る。
【図14】ディスプレイが通信しているデジタイザタブ
レットの有効領域と対応しあるいは符合するディスプレ
イ画面の部分を変更する為に使用者が使うことの出来る
コントロールパネルを表示しているディスプレイ画面を
図示している。
【符号の説明】
1 コンピュータ 3 オペレーティングシステム 5 タブレットドライバ 7 アプリケーションプログラム 9 コンピュータディスプレイ 11 ディスプレイユニットコントローラ 13 ビデオRAM 15 座標検出デジタイザタブレット 17 スタイラス 19 カーソル(パック) 21,23 インターフェース 24−42 導電ループコイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コンラッド・ダブリュー・ポールマン アメリカ合衆国 98682,ワシントン州, バークーバー,ノースイースト・35番・ス トリート,16413

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X方向にほぼ平行に延びる複数の導線か
    らなる第一のグループと,該X方向とは互いに垂直であ
    るY方向にほぼ平行に延びる複数の導線からなる第二の
    グループとを有する書き込み用電子デジタイザタブレッ
    トと指示器座標情報を入力するために、前記デジタイザ
    タブレット上あるいはその上方において使用者によって
    操作され,前記タブレットが対応するディスプレイ上に
    表示されるカーソルを動かしたり項目を選ぶ為にそれと
    組み合わせて使用されるように指示器座標情報を出力す
    る指示器と前記タブレット内のプロセッサ装置とから構
    成されているデジタイザ装置であって,前記デジタイザ
    タブレットは、有効領域の範囲を規定し,その有効領域
    では少なくとも数本の前記導線が前記X及びYそれぞれ
    の方向において少なくとも第一の解像度あるいは精度で
    指示器座標を検出し,さらに、前記デジタイザタブレッ
    トは、前記有効領域の隣接部であるが外部に位置するボ
    ーダー領域を少なくとも一つ規定し,そのボーダー領域
    では前記X及びY方向の内少なくとも一方向における指
    示器座標が前記第一の解像度あるいは精度よりも低い解
    像度あるいは精度で検出し;そして、 前記プロセッサ装置によって、前記ボーダー領域におい
    て検出された指示器座標がタブレットから出力され、そ
    の結果、前記ボーダー領域で検出された前記指示器座標
    はあたかも前記ボーダー領域から得られた前記指示器座
    標が前記指示器座標の検出された前記ボーダー領域内の
    一地点に最も近い前記有効領域の周縁上あるいは付近に
    おいて検出されたかのように前記ディスプレイによって
    利用されることを特徴とするデジタイザ装置。
  2. 【請求項2】 一つのボーダー領域のみが前記有効領域
    に近接して備わっており、前記一ボーダー領域が前記有
    効領域の向かって右縁及び左縁の内の一つにすぐ隣接し
    ており、前記一ボーダー領域が概して細長い形をなして
    いることを特徴とする請求項1記載のデジタイザ装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも第一及び第二の異なるボーダ
    ー領域が前記有効領域にすぐ隣接して備わっていること
    を特徴とする請求項1記載のデジタイザ装置。
  4. 【請求項4】 前記第一ボーダー領域で検出される指示
    器のXY座標のうちY座標のみが前記タブレットから出
    力され,あたかもそのY座標が有効領域の一つの縁上あ
    るいはその近くで得られたかのようにディスプレイ上に
    表示されることを特徴とする請求項3記載のデジタイザ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記第二ボーダー領域で検出される指示
    器のXY座標のうちX座標のみが前記タブレットから出
    力され,あたかもそのX座標が有効領域の一つの縁上あ
    るいはその近くで得られたかのようにディスプレイ上に
    表示されることを特徴とする請求項4記載のデジタイザ
    装置。
  6. 【請求項6】 少なくとも第一、第二、第三、及び第四
    のボーダー領域が前記有効領域の隣接部でありその外部
    に備わっていて、前記第一及び第三ボーダー領域がお互
    いにほぼ平行に位置し、前記第二及び第四ボーダー領域
    がお互いにほぼ平行に位置することを特徴とする請求項
    1記載のデジタイザ装置。
  7. 【請求項7】 前記第一及び第三ボーダー領域で検出さ
    れるX、Y指示器座標の内X指示器座標のみがディスプ
    レイ上で利用され、Y指示器座標は利用されず、第二及
    び第四ボーダー領域で検出されるX、Y指示器座標の内
    Y指示器座標のみがディスプレイ上で利用され、X指示
    器座標は利用されないことを特徴とする請求項6記載の
    デジタイザ装置。
  8. 【請求項8】 導線の第一及び第二各グループは重なり
    合うループコイルを有し、指示器はその中に同調回路を
    有し、又、その指示器は前記タブレットには接続されて
    いないことを特徴とする請求項1記載のデジタイザ装
    置。
  9. 【請求項9】 一つの有効領域と有効領域の外部である
    がそれに隣接して位置する少なくとも一つのボーダー領
    域を有するデジタイザタブレットを備えるステップとデ
    ジタイザタブレットが動作通信しているディスプレイを
    備えるステップと使用者がタブレット上、あるいはその
    上方で操作する一つの指示器を備えるステップとタブレ
    ットを基準とした指示器の座標情報を検知するタブレッ
    ト上あるいはその上方で指示器を動かすステップとタブ
    レット上あるいはその上方での指示器の動きに対応し
    て、ディスプレイ上でカーソルを動かしたり線を引いた
    りするステップと,そしてディスプレイ上において、ボ
    ーダー領域で検知された少なくともいくつかの指示器座
    標データを、あたかもボーダー領域で検知された指示器
    座標データが有効領域内で検知されたかのように利用す
    るステップとからなるデジタイザタブレット使用方法。
  10. 【請求項10】 少なくとも約1000lpi(行数/イ
    ンチ)の解像度で有効領域内のX及びY指示器座標を検
    出することを特徴とする請求項9記載のデジタイザタブ
    レット使用方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも約2000lpi(行数/イ
    ンチ)の解像度で有効領域内のX及びY指示器座標を検
    出し、2000lpi(行数/インチ)以下の解像度でボ
    ーダー領域内X及びY指示器座標の内の少なくとも一つ
    を検出することを特徴とする請求項10記載のデジタイ
    ザタブレット使用方法。
  12. 【請求項12】 有効領域に隣接する少なくとも第一、
    第二、第三、及び第四のボーダー領域を備えることを含
    む請求項9記載のデジタイジング方法であって,ここに
    於いて、第一及び第三ボーダー領域はお互いにほぼ平行
    に位置しており、第二及び第四ボーダー領域はお互いに
    ほぼ平行に位置していることを特徴とするデジタイザタ
    ブレット使用方法。
  13. 【請求項13】 前記ディスプレイが、特定の一つのボ
    ーダー領域で検出される指示器座標XY座標のうち一方
    のみを利用することを特徴とする請求項9記載のデジタ
    イザタブレット使用方法。
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