JP2000095889A - 無機物高充填発泡体シートの製造方法 - Google Patents

無機物高充填発泡体シートの製造方法

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JP2000095889A
JP2000095889A JP10264675A JP26467598A JP2000095889A JP 2000095889 A JP2000095889 A JP 2000095889A JP 10264675 A JP10264675 A JP 10264675A JP 26467598 A JP26467598 A JP 26467598A JP 2000095889 A JP2000095889 A JP 2000095889A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水酸化アルミニウムを高充填しても、高発泡
倍率で、圧縮硬さ、圧縮復元性、表面性に優れる難燃性
の無機物高充填発泡体シートの製造方法を提供する。 【解決手段】 酢酸ビニル含有量5〜46重量%のエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体および/またはエチルアクリレ
ート含有量5〜46重量%のエチレン−エチルアクリレー
ト共重合体を主成分とするベース樹脂100 重量部に対し
て、水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マグネシ
ウムからなる無機充填剤30〜250 重量部、1分間半減期
温度が145 〜195 ℃、かつ、1分間半減期温度の差が5
〜50℃である有機過酸化物2種をそれぞれ少なくとも
0.1 重量部を配合し全体で0.3 〜2.5 重量部、および発
泡剤を配合した樹脂組成物を押出成形後、加速電圧が10
0 〜500 keVの電子線を照射し、前記有機過酸化物の
分解温度以上に加熱して架橋発泡させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオレフィン系
樹脂に難燃剤として無機物を高充填して発泡させた高発
泡倍率の発泡体シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン系樹脂発泡体は軽量性、
断熱性、衝撃吸収性、耐熱性、耐水性、耐薬品性、機械
的強度などの諸特性に優れていることから、建材、家
電、自動車、エネルギー分野など、広い分野で好適に使
用されている。ポリオレフィン系樹脂発泡体は易燃性で
あるため、難燃性が要求される用途分野に使用する場合
には各種難燃剤、例えば水酸化マグネシウム、水酸化ア
ルミニウムなどの金属水酸化物を配合して難燃性を付与
することが行われている。
【0003】ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法と
して、発泡剤と有機過酸化物を配合した樹脂組成物を押
出機等で成形した後、加熱して架橋発泡を行う方法があ
る。ところが、このような方法で水酸化アルミニウムを
高充填した発泡体を製造すると、表面荒れが生じたり、
高発泡倍率品を製造するのが難しいという問題があっ
た。また、厚物の発泡体では圧縮硬さや圧縮復元性が不
足するという問題があった。
【0004】このような問題は、特開平6−22835
5号にも指摘されているように、水酸化アルミニウムが
200℃以上で脱水反応を起こして水を生じ、その水が
架橋を阻害するために起きるとされている。したがっ
て、比較的高い難燃性を有する高発泡倍率の発泡体を製
造する際には、水酸化アルミニウムの配合量を減らしそ
の分、相対的に高価な水酸化マグネシウムを主体に配合
しなければならずコスト低減の妨げとなっていた。
【0005】一方、ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造
方法としては、発泡剤を配合した樹脂組成物を押出機等
で成形した後、電離性放射線を照射して架橋させてから
加熱して発泡させる方法もある。この製造方法では架橋
は発泡に先立ち電離性放射線を照射することによって行
われるので、水酸化アルミニウムが多く配合されていて
も架橋が阻害されることはなく、表面が滑らかで美麗な
発泡体を得ることができる。
【0006】しかし、得ようとする発泡体の厚みが大き
くなると電離性放射線が内部にまで到達しにくく厚さ方
向への架橋が均一に行いにくいという問題があり、厚物
の製造には不向きであった。加速電圧を大きくするとい
う方法もあるが、設備の導入、維持にコストがかさみ、
実用的ではない。
【0007】また、化学架橋と電子線架橋を併用した発
泡体の製造方法が特開昭63−251438号公報に開
示されているが、難燃剤として水酸化アルミニウムを主
体的に使用した時に生じる問題点や解決方法は指摘され
ていない。しかも、酢酸ビニル含量50〜90%のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体を用いているために得られた
発泡体は圧縮硬さ、圧縮復元性が悪いという欠点があ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するためになされたもので、難燃剤として水酸化
アルミニウムを高充填しても、高発泡倍率で、圧縮硬
さ、圧縮復元性、表面外観に優れる難燃性の無機物高充
填発泡体シートの製造方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明におい
ては、酢酸ビニル含有量5〜46重量%のエチレン−酢
酸ビニル共重合体および/またはエチルアクリレート含
有量5〜46重量%のエチレン−エチルアクリレート共
重合体を主成分とするベース樹脂100重量部に対し
て、水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マグネシ
ウムからなる無機充填剤30〜250重量部、1分間半
減期温度が145〜195℃、かつ、1分間半減期温度
の差が5〜50℃である有機過酸化物2種をそれぞれ少
なくとも0.1重量部を配合し全体で0.3〜2.5重
量部、および発泡剤を配合した樹脂組成物を押出成形
後、加速電圧が100〜500keVの電子線を照射
し、前記有機過酸化物の分解温度以上に加熱して架橋発
泡させることを特徴とする無機物高充填発泡体シートの
製造方法が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明におけるベース樹脂は、酢
酸ビニル含有量5〜46重量%のエチレン酢酸ビニル共
重合体および/またはエチルアクリレート含有量5〜4
6重量%のエチレン−エチルアクリレート共重合体を主
成分とする。極性基の含有量を5〜46重量%とする
と、発泡加工時の熱劣化・着色等のトラブルがなく、圧
縮硬さ、圧縮復元性に優れた発泡体シートとなる。酢酸
ビニル、エチルアクリレート等の極性基の含有量が少な
すぎると難燃剤の高充填が困難になり、反対に多すぎる
と圧縮硬さ、圧縮復元性に劣る。特に好ましい極性基の
含有量は、10〜25重量%である。
【0011】また、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−エチルアクリレート共重合体は、メルトフロー
レート(MFR)が0.5〜10g/minであるもの
を用いると発泡シートの押出成形性に優れ、しかも高発
泡倍率の発泡体が得られるという点で好ましい。
【0012】本発明においては上記のエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体および/またはエチレン−エチルアクリレ
ート共重合体を主成分とするベース樹脂に、特性を損な
わない範囲で他の熱可塑性樹脂をブレンドすることがで
きる。ブレンドできる熱可塑性樹脂としては、ポリオレ
フィン系樹脂が好ましく、例えば、低密度ポリエチレ
ン、直鎖状低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、
エチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−プロピレ
ン共重合体、エチレン−酢酸ビニル−塩化ビニル共重合
体、エチレン−アクリル酸共重合体などが挙げられ、配
合量はベース樹脂の50重量%未満、好ましくは30重
量%以下である。
【0013】なお、酢酸ビニル、エチルアクリレート、
アクリル酸等の極性基を有する樹脂をブレンドする場合
には、極性基が樹脂成分全体の5〜46重量%、特に好
ましくは10〜25重量%となるよう配合することが望
ましい。
【0014】本発明における樹脂組成物には、難燃剤と
して水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マグネシ
ウムからなる無機充填剤をベース樹脂100重量部に対
して、30〜250重量部配合する。無機充填剤の配合
量が少なすぎると難燃性向上の効果が小さく、配合量が
多すぎると樹脂への混練が困難になったり、高発泡化が
難しくなる。無機充填剤の配合量を80〜180重量部
とすると、難燃剤の混練性、発泡倍率、難燃性、圧縮硬
さ、圧縮復元性のバランスが比較的よい発泡体を得るこ
とができる。無機充填剤の配合量を90〜130重量部
とするとさらによい。
【0015】水酸化アルミニウムと水酸化マグネシウム
の量比は特に制限はないが、水酸化アルミニウムは水酸
化マグネシウムに比べて安価であるため、水酸化アルミ
ニウムを多く配合する方がコスト的に有利である。
【0016】無機充填剤の粒径は小さすぎると樹脂中へ
の均一な分散が困難になり、大きすぎると発泡体シート
の肌荒れが生じたり、発泡倍率が低下したりするので、
水酸化アルミニウムは1〜10μm、より好ましくは2
〜6μm程度、水酸化マグネシウムは0.2〜3μm程
度とするとよい。特に水酸化アルミニウムの場合、粒径
をこの範囲に制御することによって、架橋、発泡時の脱
水反応が抑制できるので好ましい。
【0017】水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム
は、樹脂との相溶性を高めるために、シランカップリン
グ処理、チタネート処理、脂肪酸処理、脂肪酸塩処理な
どの表面処理が施されていることが好ましい。表面処理
が施されていることにより、樹脂への相溶性が良好とな
り、分散性が高まるので、難燃性や発泡性、発泡体の表
面性が良好となる。
【0018】また、水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウムはできるだけ高純度のものが好ましく、純度95
%以上のものを用いれば難燃性、発泡性が良好な発泡体
シートを得ることができる。
【0019】有機過酸化物は、分子内に−O−O−結合
を有しており、加熱すると分解して遊離ラジカルを生
じ、樹脂の水素を引き抜き架橋反応を引き起こす化合物
である。本発明においては、1分間半減期温度が145
〜195℃であり、かつ、1分間半減期温度の差が5〜
50℃である有機過酸化物を2種類用いることを必須と
する。有機過酸化物の1分間半減期温度とはもとの有機
過酸化物が分解して生成する活性酸素(−O−)の量が
1分間で1/2になる時の温度である。このような有機
過酸化物を組み合わせて用いた場合に限って、高倍率
で、圧縮硬さ、圧縮復元性に優れた無機物高充填発泡シ
ートを得ることができる。
【0020】有機過酸化物の1分間半減期温度の差が5
℃未満では実質的に1分間半減期温度の異なる有機過酸
化物を2種類配合した効果が得られず、特に難燃剤とし
て水酸化アルミニウムを用いた場合に圧縮硬さ、圧縮復
元性に劣る発泡体となってしまう。一方、1分間半減期
温度の差が50℃を越えると、低い方の1分間半減期温
度と樹脂の融点が接近しすぎて、樹脂と有機過酸化物を
混練する時に有機過酸化物の分解が始まってしまい、ま
た、高い方の1分間半減期温度と発泡剤の分解温度が接
近しすぎているため架橋が不十分なままに発泡剤の分解
が始まってしまい連続気泡化したり、発泡倍率が低下す
るといった問題がある。
【0021】また、いずれの有機過酸化物もベース樹脂
100重量部に対して少なくとも0.1重量部以上配合
するものとし、その総和は0.3〜2.5重量部とす
る。ずれかの有機過酸化物の配合量が0.1重量部未満
であると1分間半減期温度異なる有機過酸化物を2種類
配合した効果が得られない。有機過酸化物2種の計配合
量が0.3重量部未満であると架橋発泡に必要な樹脂の
粘弾性が得られいために発泡倍率が低下し、良好な発泡
体が得られない。反対に有機過酸化物種の配合量が2.
5重量部以上であると必要以上に樹脂の粘弾性が増加
し、気泡の膨張が妨げられて発泡倍率が低下したり、ボ
イドや亀裂が生じたりする。
【0022】1分間半減期温度が145〜195℃であ
る有機過酸化物としては、1,1−ビス(t−ブチルパ
ーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
(1分間半減期温度:149.0℃)、1,1−ビス
(t−ヘキシルパーオキシ)シクロヘキサン(1分間半
減期温度:149.2℃)、1,1−ビス(t−ヘキシ
ルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン(1分間半減期温度:147.1℃)、1,1−ビス
(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン(1分間半減
期温度:153.8℃)、1,1−ビス(t−ブチルパ
ーオキシ)シクロドデカン(1分間半減期温度:15
2.9℃)、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパ
ーオキシ)バレレート(1分間半減期温度:172.5
℃)、ジクミルパーオキサイド(1分間半減期温度:1
75.2℃)、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブ
チルパーオキシ)ヘキサン(1分間半減期温度:17
9.8℃)、α,α’ビス(t−ブチルパーオキシ)ジ
イソプロピルベンゼン(1分間半減期温度:175.4
℃)、t−ブチルクミルパーオキサイド(1分間半減期
温度:173.3℃)、ジ−t−ブチルパーオキサイド
(1分間半減期温度:185.9℃)、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン−3
(1分間半減期温度:194.3℃)、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン(1
分間半減期温度:158.2℃)、t−ヘキシルパーオ
キシベンゾエート(1分間半減期温度:160.3
℃)、t−ブチルパーオキシベンゾエート(1分間半減
期温度:166.8℃)、ジーt−ブチルパーオキシイ
ソフタレート(1分間半減期温度:167.1℃)等が
挙げられる。
【0023】なお、本発明においては、3種以上の有機
過酸化物を配合してもよいが、1分間半減期温度はいず
れも145〜195℃とし、1分間半減期温度順に並べ
た時に隣り合ういずれかの有機過酸化物の組で、その1
分間半減期温度の差が5℃以上あるようにすればよい。
【0024】本発明における発泡剤としては、アゾジカ
ルボンアミド(ADCA)、p,p’−オキシビスベン
ゼンスルホニルヒドラジド(OBSH)、N,N’−ジ
ニトロソペンタメチレンテトラミン(DPT)、p−ト
ルエンスルホニルヒドラジド、ベンゼンスルホニルヒド
ラジド、ジアゾアミノベンゼン、N,N’−ジメチル
N,N’−ジニトロテレフタルアミド、アゾビスイソブ
チロニトリル等が挙げられる。これらは単独または2種
以上で用いることができ、配合量は樹脂成分100重量
部に対して、10〜40重量部が望ましい。
【0025】さらに、本発明における樹脂組成物には必
要に応じて、ハロゲン系難燃剤や三酸化アンチモンなど
の難燃助剤、赤燐、酸化チタン等のノンハロ系難燃剤、
架橋助剤、発泡助剤、滑剤、老化防止剤、光安定剤、紫
外線吸収剤、顔料、造核剤、界面活性剤等を配合しても
良い。
【0026】上記の材料を配合した樹脂組成物を、単軸
押出機、2軸押出機、バンバリーミキサー、ニーダー、
オープンロール等汎用の混練装置を使用して、実質的に
有機過酸化物と熱分解型発泡剤が分解しない温度(10
0〜130℃)で混練してペレット化した後、押出機
(樹脂温度が100〜130℃程度)にて所望の厚さと
幅の母材シートを押出成形し、この母材シートの片面ま
たは両面に電子線を照射し、約180〜230℃に調整
した加熱発泡炉に投入して発泡体シートを製造する。
【0027】母材シートに照射する電子線の加速電圧は
100〜500kV、より好ましくは120〜250k
eVとする。電子線の加速電圧をこの範囲とすると母材
シート表面付近が架橋されるため、平滑な表面を有する
発泡体シートを得ることができる。電子線照射を行わな
い場合には、発泡体表面に孔が生じやすく、特に水酸化
アルミニウムの配合割合を大きくした場合に孔が多くで
きる。発泡体表面に孔が生じると、例えば屋根の断熱材
として金属板に接着剤で発泡体シートを貼合する場合に
多量の接着剤を必要とするなどの不都合が生じるが、本
発明では電子線を照射した面で孔の発生を抑制すること
ができるため、接着剤塗布面に電子線を照射して発泡体
シートを製造すれば、基板に接着剤によって貼合する用
途に好適な発泡体シートとなる。
【0028】一方、電子線照射による架橋のみで発泡体
シートを製造しようとする場合には、良好な発泡が可能
な温度範囲が狭いため母板シートの温度調整が難しく粘
弾性の過多から亀裂が生じたり、粘弾性の不足から連続
気泡化したりという問題が生じやすく、特に厚物発泡体
シートの製造は難しいが、本発明では電子線照射による
架橋はシート表面近傍に限られ、シート全体の架橋は発
泡とほぼ同時に行われるので温度管理もしやすく、厚物
発泡体シートの製造も容易に行うことができる。また、
照射する電子線の加速電圧は比較的小さいので特別な電
子線照射機を必要とせず経済的である。さらに、電子線
照射のみの架橋で得られる発泡体シートは表面に皺が生
じやすく、接着剤の均一な塗布がしにくかったり、長尺
シート保管時の巻き皺がとれにくいという問題がある
が、本発明の製造方法により得られた発泡体シートは電
子線照射により架橋されているのは表面近傍だけなの
で、表面に皺が生じにくく、接着剤の塗布も均一に行い
やすい。
【0029】電子線の照射量は、材料の組成やシートの
厚み、電子線の加速電圧に応じて決めればよいが、加速
電圧が100〜150keVの場合は4〜20Mra
d、150〜500keVの場合は0.5〜15Mra
dを目安とするとよい。
【0030】
【実施例】以下に本発明を実施例に基づきさらに詳細に
説明する。 (実施例1〜43)(比較例1〜12)(従来例1〜
3) 表1〜7に示す通りに各材料を配合して、これらを溶融
混練した後、表1〜7に示す出来上がり発泡体厚みに応
じた厚みの母材シートを押出成形した。次いで母材シー
トに表1〜7に示す加速電圧で電子線を照射した後、2
20℃に調整した熱風炉に投入して架橋、発泡させ、実
施例1〜43、比較例1〜12、および、従来例1〜3
の発泡体シートを作製した。
【0031】なお、発泡体シートの製造中に押出直後の
母材シートの表面を観察し、樹脂組成物の混練性を評価
した。表面平滑でブツがないものを◎、表面に鮫肌状の
凹凸や、配合剤のブツが少々生じたものを△、著しく生
じたものを×とし、結果を表1に示す。
【0032】本実施例で用いた樹脂組成物の詳細は以下
の通りである。
【0033】[樹脂成分] ・エチレン−酢酸ビニル共重合体(A) 酢酸ビニル含有量46wt%、MFR=2.5g/10
min(商品名エバフレックスEV45LX、三井・デ
ュポン・ポリケミカル(株)製) ・エチレン−酢酸ビニル共重合体(B) 酢酸ビニル含有量28wt%、MFR=1g/10mi
n(商品名エバフレックスEV270、三井・デュポン
・ポリケミカル(株)製) ・エチレン−酢酸ビニル共重合体(C) 酢酸ビニル含有量25wt%、MFR=2.4g/10
min(商品名ウルトラセン635、東ソー(株)製) ・エチレン−酢酸ビニル共重合体(D) 酢酸ビニル含有量19wt%、MFR=2.5g/10
min(商品名エバフレックスEV460、三井・デュ
ポン・ポリケミカル(株)製) ・エチレン−酢酸ビニル共重合体(E) 酢酸ビニル含有量15wt%、MFR=2.0g/10
min(商品名ノバテックEVALV440、日本ポリ
ケム(株)製) ・エチレン−酢酸ビニル共重合体(F) 酢酸ビニル含有量10wt%(商品名ウルトラセン54
0、東ソー(株)製)、MFR=3.0g/10min ・エチレン−酢酸ビニル共重合体(e) 酢酸ビニル含有量5wt%、MFR=3.0g/10m
in(商品名ノバテックEVA LV250、日本ポリ
ケム(株)製) ・エチレン−酢酸ビニル共重合体(X) 酢酸ビニル含有量61wt%、MFR=30〜150g
/10min(商品名エバスレン450−P、大日本イ
ンキ化学工業(株)製) ・LDPE(商品名ノバテックLD ZF33、日本ポ
リケム(株)製) ・LLDPE(商品名ジェイレクスLL 108J、日
本ポリオレフィン(株)製) ・HDPE(商品名チッソポリエチM680、チッソ
(株)製) ・エチレン−エチルアクリレート共重合体(V) エチルアクリレート含有量23wt%(商品名NUCコ
ポリマーNUC−6510、日本ユニカー(株)製) ・エチレン−エチルアクリレート共重合体(W) エチルアクリレート含有量15wt%(商品名NUCコ
ポリマーDPDJ−6182、日本ユニカー(株)製)
【0034】[有機過酸化物] ・有機過酸化物(I) 1分間半減期温度175.2℃ 化合物名ジクミルパーオキサイド ・有機過酸化物(J) 1分間半減期温度149.2℃ 化合物名1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)シク
ロヘキサン ・有機過酸化物(K) 1分間半減期温度158.2℃ 化合物名2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパ
ーオキシ)ヘキサン ・有機過酸化物(L) 1分間半減期温度167.1℃ 化合物名ジーt−ブチルパーオキシイソフタレート ・有機過酸化物(M) 1分間半減期温度194.3℃ 化合物名2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキサン−3 ・有機過酸化物(N) 1分間半減期温度160.3℃ 化合物名t−ヘキシルパーオキシベンゾエート ・有機過酸化物(O) 1分間半減期温度185.9℃ 化合物名ジ−t−ブチルパーオキサイド ・有機過酸化物(P) 1分間半減期温度153.8℃ 化合物名1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロ
ヘキサン ・有機過酸化物(Q) 1分間半減期温度147.1℃ 化合物名1,1−ビス(t−ヘキシルパーオキシ)−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン ・有機過酸化物(a) 1分間半減期温度172.5℃ 化合物名n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルパーオ
キシ)バレレート(商品名パーヘキサ) ・有機過酸化物(b) 1分間半減期194.3℃ 化合物名2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパ
ーオキシ)ヘキサン−3(商品名パーヘキシン25B) ・有機過酸化物(d) 1分間半減期温度136.1℃ 化合物名t−ブチルパーオキシイソブチレート(商品名
パーブチルIB)
【0035】[無機充填剤] ・水酸化マグネシウム(G)(商品名キスマ5A 協和
化学工業(株)製) 脂肪酸処理 ・水酸化アルミニウム(H)(商品名B303S アル
コア化成(株)製) 脂肪酸処理 ・水酸化マグネシウム(R)(商品名ZEROGEN5
0 HUBER(株)製) シランカップリング処理 ・水酸化マグネシウム(S)(商品名ZEROGEN3
5 HUBER(株)製) チタネート処理 ・水酸化アルミニウム(T)(商品名B703ST 日
本軽金属(株)製) シランカップリング処理 ・水酸化アルミニウム(U)(商品名ハイジライトH4
2T 昭和電工(株)製) チタネート処理 ・水酸化マグネシウム(Y)(商品名スターブランド2
00 神島化学(株)製) 未処理 ・水酸化アルミニウム(Z)(商品名B303 アルコ
ア化成(株)製) 未処理
【0036】・架橋助剤 トリメチロールプロパントリメタクリレート ・発泡剤 アゾジカルボンアミド(商品名ビニホールAC#1L
永和化成工業(株)製)
【0037】[その他の難燃剤] ・ハロゲン系難燃剤 デカブロモジフェニルエーテル(商品名フレームカッ
ト、東ソー(株)製) ・赤燐(商品名ノーバレッド120、燐化学工業(株)
製)
【0038】得られた発泡体シートについて以下の項目
で測定、評価を行った。 (発泡体見掛け密度)得られた発泡体シートから、10
×10cmの大きさの試験シートを切り出し、発泡体の
質量を体積で徐して見掛け密度を求めた。見掛け密度が
小さいほど、発泡倍率が高く、発泡性も良好である。
【0039】(酸素指数)JIS K 7201に準じ
て測定した。値が大きいほど、難燃性が良好と判断でき
る。
【0040】(圧縮硬さ)JIS K 6767に準じ
て測定した。値が大きいほど、良好と判断できる。
【0041】(圧縮復元性)得られた発泡体シートか
ら、10×10cmも大きさの試験シートを切り出し、
その試験シートの厚さ方向に0.5kg/cm2 で24
時間荷重を加え、(荷重後の試験シート厚み)/(荷重
前の試験シート厚み)を計算して、試験シートの厚みの
変化率を算出して、圧縮復元性の評価を行った。変化率
7%以下を◎、7〜10%を○、10〜15%を△、1
5%以上を×とした。
【0042】(表面性)得られた発泡体シートの表皮を
肉眼で観察し、孔、凹凸、皺、亀裂がないものを◎、
孔、凹凸、皺のいずれかがあってもごく少ないものを
○、孔、凹凸、皺、亀裂のいずれかが有るものを△、
孔、凹凸、皺、亀裂が著しくあるものを×とした。結果
を表1〜7に示す。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】
【表4】
【0047】
【表5】
【0048】
【表6】
【0049】
【表7】
【0050】表1〜7より明らかなように、実施例1〜
43の発泡体シートは、水酸化マグネシウムや水酸化ア
ルミニウムを難燃剤として用いても、発泡体見掛け密度
が低く、難燃性、圧縮硬さ、圧縮復元性、表面性のいず
れの特性にも優れた無機物高充填架橋発泡体シートとな
っている。比較例1の発泡体シートは酢酸ビニル含有量
が多すぎるエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いたた
め、圧縮硬さ、圧縮復元性に劣るものであった。比較例
2の発泡体シートはエチレン−酢酸ビニル共重合体およ
び/またはエチレン−エチルアクリレート共重合体を用
いずに低密度ポリエチレンのみを樹脂成分とする樹脂組
成物を用いたため、樹脂組成物の混練が十分に行えず、
圧縮硬さ、圧縮復元性、表面性に劣るものであった。比
較例3〜6は有機過酸化物が1種類しか配合されていな
いために、圧縮硬さ、圧縮復元性、表面性に劣り、例え
比較例5、6のように電子線照射加速電圧を大きくして
も圧縮硬さと圧縮復元性は多少改善されるものの発泡体
シート表面に皺が生じる不具合が発生した。比較例7、
8の発泡体シートは電子線照射加速電圧が大きすぎるた
め、表面性に劣るものとなった。比較例9の発泡体シー
トは水酸化マグネシウムと水酸化アルミニウムの配合量
が多すぎるため樹脂組成物への混練を十分に行うことが
できず、発泡が不十分となった。比較例10の発泡体シ
ートは有機過酸化物が1種類しか配合されておらず、電
子線未照射であるために圧縮復元性に劣り、表面性に劣
るものとなった。比較例11の発泡体シートは有機過酸
化物の1分間半減期温度の差が小さすぎるため、圧縮復
元性、表面性に劣るものとなった。比較例12の発泡体
シートは有機過酸化物の1分間半減期温度の差が大きす
ぎるため、圧縮復元性、表面性に劣るものとなった。従
来例1〜3の発泡体シートは有機過酸化物を配合せずに
電子線照射のみで架橋を行って製造したものである。表
面性、圧縮復元性に劣り、特に厚物の発泡体シートほど
その傾向が顕著である。
【0051】
【発明の効果】本発明の無機物高充填発泡体シートの製
造方法によれば、難燃剤として水酸化アルミニウムを高
充填しても、圧縮硬さ、圧縮復元性、表面外観に優れる
難燃性の無機物高充填発泡体シートを製造することがで
きる。特に高発泡倍率、厚物の発泡体シートの製造に好
適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 達也 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 4F074 AA22 AA23 AC19 AC20 AD08 AG01 AG10 BA13 BB02 BB04 BB12 CA12 CC04Y CC05Z CC06Y CC32Y DA32 4J002 BB061 BB071 DE076 DE146 EK028 EK058 EQ017 ES007 ET007 EV287 FD016 FD136 FD148 FD327 GL00 GN00 GQ00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酢酸ビニル含有量5〜46重量%のエチ
    レン−酢酸ビニル共重合体および/またはエチルアクリ
    レート含有量5〜46重量%のエチレン−エチルアクリ
    レート共重合体を主成分とするベース樹脂100重量部
    に対して、水酸化アルミニウムおよび/または水酸化マ
    グネシウムからなる無機充填剤30〜250重量部、1
    分間半減期温度が145〜195℃、かつ、1分間半減
    期温度の差が5〜50℃である有機過酸化物2種をそれ
    ぞれ少なくとも0.1重量部を配合し全体で0.3〜
    2.5重量部、および発泡剤を配合した樹脂組成物を押
    出成形後、加速電圧が100〜500keVの電子線を
    照射し、前記有機過酸化物の分解温度以上に加熱して架
    橋発泡させることを特徴とする無機物高充填発泡体シー
    トの製造方法。
  2. 【請求項2】 酢酸ビニル含有量10〜25重量%のエ
    チレン−酢酸ビニル共重合体および/またはエチルアク
    リレート含有量10〜25重量%のエチレン−エチルア
    クリレート共重合体を主成分とするベース樹脂100重
    量部に対して、水酸化アルミニウムおよび/または水酸
    化マグネシウムからなる無機充填剤80〜180重量
    部、1分間半減期温度が145〜195℃、かつ、1分
    間半減期温度の差が5〜50℃である有機過酸化物2種
    をそれぞれ少なくとも0.1重量部を配合し全体で0.
    3〜2.5重量部、および発泡剤を配合した樹脂組成物
    を押出成形後、加速電圧が100〜500keVの電子
    線を照射し、前記有機過酸化物の分解温度以上に加熱し
    て架橋発泡させることを特徴とする無機物高充填発泡体
    シートの製造方法。
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