JP2000083356A - コイル挿入装置 - Google Patents
コイル挿入装置Info
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Abstract
リッパの押圧突起との間に入り込むブレードの突起周辺
の破損を防止する。 【解決手段】 円筒状のステータコア37の内歯37b
に対応して円周方向に沿って複数配置されるブレード3
1と、ステータコア37内に侵入可能でブレード31に
保持させたコイルを押圧してステータコア37の内歯3
7b相互間に形成されるスロット37aに挿入させるス
トリッパ20とを有するコイル挿入装置において、ブレ
ード31を、内歯37aとほぼ同幅の寸法を備えて内歯
37aに対向する芯部311と、この芯部311の外周
部に取り付けられ、内歯37aの幅方向両側部とストリ
ッパ20の押圧突起との間に位置する突起313aを備
えた外板部313とから構成した。
Description
けるステータコアのスロットにコイルを挿入するための
コイル挿入装置に関する。
スロットにコイルを挿入する作業は、図12(a)〜
(c)に示すような方法で行われている(例えば特開平
5−236712号公報参照)。すなわち、モータにお
ける円筒状に形成されたステータコア1の内周には、図
中で上下方向に延長形成される内歯3が円周方向等間隔
に設けられ、この内歯3の相互間にはコイル5が挿入さ
れるスロット7が形成されている。
にてコイル5を保持する複数のブレード9が環状に配置
されるとともに、ステータコア1内に図中で下方から挿
入されてコイル5を押圧するストリッパ11が、上下方
向に移動可能に設けられている。ストリッパ11は、外
周部にブレード9相互間を移動しつつスロット7内に入
り込んでコイル5を押圧する押圧突起11aが円周方向
等間隔に複数設けられている。
示すように、コイル5を所定のブレード9相互間に挿入
してブレード9に保持させた後、同図(b)に示すよう
に、ステータコア1を、ブレード9が内歯3に対向する
位置となるようコイル挿入装置にセットする。この状態
で、ストリッパ11を、ステータコア1内に向けて移動
させると、コイル5は、押圧突起11aに押圧されてブ
レード9相互間にガイドされつつ図中で上方に移動して
スロット7内に入り込む。
て同図(c)に示すようにステータコア1内に挿入し終
わると、コイル5は、ステータコア1の反対側(図中で
上部側)に突出してスロット7内に挿入されることにな
る。コイル挿入後は、ストリッパ11を後退させた後、
ステータコア1をコイル挿入装置から取り外し、これに
よりコイル挿入作業が完了する。
が移動するコイル挿入時に、ステータコア1に対して移
動せず装置本体側に固定された状態の固定ブレードと、
ストリッパ11とともに移動する可動ブレードとの2種
がある。
具体化した構造の図12(c)の拡大されたA−A断面
図に相当するもので、スロット7の内面には絶縁紙12
が設けられるとともに、コイル5が挿入された後のスロ
ット7の開口部には、ウエッジ13が挿入されてコイル
5の保持がなされている。なお、上記図13では、スロ
ット7内に挿入されているコイルは省略してある。
出部3aを備える一方、ブレード9は、この突出部3a
とストリッパ11の押圧突起11aとの間に入り込む突
起9aを備えている。突起9aが突出部3aと押圧突起
11aとの間に入り込むことで、ストリッパ11の移動
によるコイル挿入作業時に、コイル5と内歯3の先端付
近との接触が回避され、コイル5の損傷が防止される。
従来のコイル挿入装置においては、コイル挿入作業時
に、特にブレード9が固定の場合は、ストリッパ11が
ブレード9に対して摺動しながら移動し、これに伴いブ
レード9の突起9aの内側角部であるB部に応力が集中
すると、突起9a周辺が破損する恐れがある。ブレード
9が可動の場合であっても、保持しているコイルによっ
てブレード9の配列方向に力を受け、突起9a周辺の破
損を招く。このため、内歯3の突出部3aの厚さtの寸
法が大きく設定されたステータコア1の場合には、上記
突起9aは破損を回避するために突出量を大きく設定で
きず、コイル5は、内歯3の先端付近にて接触すること
になって損傷を招くこととなる。
先端の幅方向側部とストリッパの押圧突起との間に入り
込むブレードの突起周辺の破損を防止することを目的と
している。
に、請求項1の発明は、円筒状のステータコアの内歯に
対応して円周方向に沿って複数配置されるブレードと、
前記ステータコア内に侵入可能で前記ブレードに保持さ
せたコイルを、外周部に設けた押圧突起で押圧して前記
ステータコアの内歯相互間に形成されるスロットに挿入
させるストリッパとを有するコイル挿入装置において、
前記ブレードを、前記内歯とほぼ同幅の寸法を備えて内
歯に対向する芯部と、この芯部の外周部に取り付けら
れ、内歯先端の幅方向両側部と前記ストリッパの押圧突
起との間に位置する突起を備えた外板部とから構成して
ある。
ば、ブレードは、突起を構成する部位が芯部と別体の外
板部で構成してあるので、突起周辺に応力が作用しても
破損が回避される。
において、芯部の内歯に対向する側の幅方向両端の角部
を、凸状の曲面に形成してある。
角部により、外板部に対する応力集中が回避される。
において、芯部と外板部とは接着剤により固定されてい
る。
挿入作業を行うべく移動する際に、ブレードの外板部に
対して摺動し、このとき外板部はコイル挿入方向前方へ
向かう力を受けるが、接着剤により外板部の芯部からの
外れが防止される。
明の構成において、外板部は、芯部のコイル挿入方向後
端面に対向する保持部を備えている。
ストリッパにより外板部が芯部に対してコイル挿入方向
前方へ移動する力が付与され、このとき保持部は芯部の
コイル挿入方向後端面に押し付けられ、外板部の芯部に
対する外れが回避される。
において、保持部は、外板部に対して一体化し曲げ加工
によって形成されている。
部が容易に形成される。
において、ブレードは、芯部が外板部に対しコイル挿入
方向前方側へ突出している。
ア内に挿入する際に、外板部より内側に位置する芯部が
挿入方向前方へ突出しているので、上記挿入作業が容易
となる。
において、芯部のコイル挿入方向先端部は、先細形状と
なっている。
ア内への挿入作業が、より一層容易なものとなる。
内歯先端の幅方向両側部とストリッパの押圧突起との間
に位置する突起を構成する部位が芯部と別体の外板部で
構成してあるので、突起の突出量が大きいものであって
も、コイル挿入作業時での突起周辺への応力作用に基づ
くブレードの破損を防止することができる。
向する側の幅方向両端の角部を、凸状の曲面に形成した
ので、外板部に対する応力集中が回避され、外板部の破
損を防止することができる。
は接着剤により固定されているので、コイル挿入作業時
に、外板部が、ストリッパの摺動によってコイル挿入方
向前方へ向かう力の作用を受けても、外板部の芯部から
の外れを防止することができる。
のコイル挿入方向後端面に対向する保持部を備えている
ので、ストリッパが、コイル挿入作業を行うべく移動し
てブレードの外周の外板部に対して摺動する際に、保持
部が芯部のコイル挿入方向後端面に押し付けられ、外板
部の芯部に対する外れを確実に防止することができる。
部に一体化し曲げ加工によって形成されているので、保
持部を容易に形成することができる。
部が外板部に対しコイル挿入方向前方側へ突出している
ので、ブレードをステータコア内に挿入する作業が容易
となる。
入方向先端部は、先細形状となっているので、ブレード
のステータコア内への挿入作業を、より一層容易に行う
ことができる。
面に基づき説明する。
イル挿入装置の断面図で、ハウジング14内のベース板
15上にブレードホルダ17が上下動可能に収容される
とともに、その上部に第2のストリッパ19が上下動可
能に収容されている。第2のストリッパ19は、貫通孔
20aを備えた前部20と、この貫通孔20aに挿入さ
れる支持ロッド21を備えた後部22とから構成されて
いる。支持ロッド21は、基部21aと、この基部21
aより細径の先端部21bとを有し、先端部21bに、
挿入孔23aを備えた第1のストリッパ23が挿入され
ている。
の基部21aと先端部21bとの間の段部21cに当接
する位置まで挿入されて位置決めされており、この位置
決めされた第1のストリッパ23の下面に、第2のスト
リッパ19の前部20における筒部20bの上端がほぼ
当接した状態となっている。
15の下部に配置された円筒状のガイド25内を上下方
向に摺動可能に収容される中空の外ロッド27の上端が
着脱可能に装着されており、このブレードホルダ17
は、図示しない駆動機構の作動により外ロッド27とと
もに上下動する。第2のストリッパ19の後部22の下
部には、外ロッド27内を上下動可能に収容され、かつ
ブレードホルダ17の貫通孔17aに貫通して挿入され
る内ロッド29の上端が着脱可能に装着されており、こ
の第2のストリッパ19は、図示しない駆動機構の作動
により内部ロッド29とともに上下動する。
に沿って複数の固定ブレード31の下部がねじ30によ
り固定され、第2のストリッパ19の外周には、円周方
向に沿って複数の可動ブレード33の下部がねじ34に
より固定されている。固定ブレード31および可動ブレ
ード33は、円周方向に沿って互いに適宜間隔で配置さ
れ、これら両ブレード31,33は円筒状に配置される
ことになる。
向から見た正面図で、図3は図2の右側面図、図4は図
2の拡大されたC−C断面図である。これによれば、固
定ブレード31は、SKD(工具用特殊鋼)材からなる
芯部311と、芯部311の外周部に接着剤により固定
されるSUP(ばね鋼)材からなる外板部313とから
構成されている。
するためのねじ30が挿入されるねじ孔311aを備え
た平面部311bと、この平面部311bと反対側の半
円形状の円弧部311cと、これら平面部311bと円
弧部311cとを繋ぐ傾斜面部311dとを備えてい
る。また、芯部311の幅方向両端の角部311eは、
凸状の曲面としてある。
311cおよび両傾斜面部311dを覆うように屈曲形
成されて、両端部が芯部311の平面部311bから突
出する突起313aを備えている。また、芯部311の
ねじ孔311aに対応して外板部313にもねじ孔31
3bが形成されており、ねじ30を芯部311側のねじ
挿入孔311aから挿入してブレードホルダ17にねじ
込むことで、固定ブレード31はブレードホルダ17に
固定される。
端部に、芯部313の下端面、すなわちコイル挿入方向
(図2および図3中で上方)後端面に密着する保持部3
13cが一体となって曲げ形成されている。また芯部3
11の先端部は、外板部313よりコイル挿入方向前方
へ突出し、かつこの突出する部位は、図3に示すよう
に、先細形状となっている。これにより、固定ブレード
31をステータコア37内に挿入セットするときの作業
性が向上する。
定ブレード31と同様に、芯部と外板部とから構成され
るものとする。
の先端部には、ステータコアガイド35が、支持ロッド
21の先端に位置決めされた状態で配置されている。ス
テータコアガイド35は、図示しないクランプ機構によ
って保持される円筒状のステータコア37内に挿入され
てステータコア37を位置決めガイドするものである。
上記ステータコア37は、前記図12に示したものと同
様に、内周面に内歯37bを備えるとともに、この内歯
37b相互間には後述するコイルが挿入されるスロット
37aが形成されている。そして、上記各ブレード3
1,33は、ステータコア37の内歯37bに対向した
位置に配置される。
定ブレード31もしくは可動ブレード33には、同一の
スロット37aに挿入すべき全コイルのうちの一部、す
なわち第1回目挿入分コイル39が保持されている。ま
た、第2のストリッパ19の図中で上部側の固定ブレー
ド31もしくは可動ブレード33には、上記全コイルの
うちの残りの一部、すなわち第2回目挿入分コイル41
が保持されている。
回目挿入分コイル39が挿入され、このコイル39の上
に積層するように、第2のストリッパ19により第2回
目挿入分コイル41が挿入される。このため、第1のス
トリッパ23のコイルを押圧する押圧突起は、第1回目
挿入分コイル39をスロット37aの底部側へセット可
能なように、第2のストリッパ19の同押圧突起(後述
する図11での押圧突起20cに相当)に比べ、スロッ
ト37aのより深い位置まで突出する構成となってい
る。
31,33の外周部には、ウェッジガイド43がハウジ
ング14の内周部に固定した状態で配置されている。ウ
ェッジガイド43は、その上端が、本装置にセットされ
たステータコア37の下部に位置し、その内側にウェッ
ジガイド溝が形成されている。このウェッジガイド溝に
沿って、挿入後のコイルをスロット37aの開口部側か
ら覆って保持するためのウェッジ45が、ウェッジプッ
シャ47に押されてガイドされる。ウェッジプッシャ4
7は、内ロッド29の上昇とともに上昇するもので、ウ
ェッジ45は、第2のストリッパ19の後部22の外周
側に位置し、前部20の後を追従するように第2のスト
リッパ19とともに上昇する。
作を説明する。まず、図5に示すように、ステータコア
ガイド35および第1のストリッパ23を本装置から外
した状態で、第2回目挿入分コイル41を各ブレード3
1,33に保持させる。第2回目挿入分コイル41を保
持させた後、第1のストリッパ23を図1に示すように
第2のストリッパ19の支持ロッド21に支持させ、こ
の状態で第1回目挿入分コイル39を各ブレード31,
33に保持させる。最後にステータコア37およびステ
ータコアガイド35を本装置にセットして、コイル挿入
作業の準備が終了する。
の挿入作業がなされる。
7を内ロッド29とともに上昇させて、各ブレード3
1,33の上端がステータコア37の上面付近となる位
置まで、ブレードホルダ17,第2のストリッパ19お
よび第1のストリッパ23を一体とした状態で上昇させ
たものである。このとき第1回目挿入分コイル39がス
テータコア37の下部に位置して、第1回目挿入分コイ
ル39のステータコア37への挿入が開始される。
ストリッパ19および第1のストリッパ23が一体とな
って上昇し、第1のストリッパ23がステータコア37
内に入り込んで第1回目挿入分コイル39が、ステータ
コア37に挿入される状態である。
1のストリッパ23がステータコア37の上部にまで移
動し、第1回目挿入分コイル39の挿入が完了しかつ、
第2のストリッパ19がステータコア37内に入り込ん
で第2回目挿入分コイル41が挿入される状態である。
の上昇に伴ってウェッジプッシャ47も上昇しており、
したがってウェッジ45はこのウェッジプッシャ47に
押されて第2のストリッパ19の後部22の後を追従す
る。
らに上昇させて第2のストリッパ19の前部20を、ス
テータコア37の上部にまで上昇させ、第2回目挿入分
コイル41の挿入が完了した状態である。
ガイド35、第1のストリッパ23および第2のストリ
ッパ19の前部20を本装置から外したものである。こ
の状態から、内ロッド29を介して第2のストリッパ1
9の後部22を後退させた後、ステータコア37を本装
置から外すことで、コイル挿入作業が完了する。
おける前記図13と同様な断面図である。上記図11に
おいても前記図13と同様に、スロット37a内に挿入
されているコイルは省略してある。ここでは、第2のス
トリッパ19の前部20による挿入作業を示しており、
固定ブレード31における外板部313の突起313a
は、内歯37bの突起部37cと、第2のストリッパ1
9における前部20の押圧突起20cとの間に位置して
いる。
により、前部20は図11中で紙面に直交する方向に移
動して固定ブレード31に対して摺動し、これにより固
定ブレード31は、摺動抵抗を受けるとともに、保持し
ているコイルによってもブレード31,33の配列方向
に力を受ける。ところが、固定ブレード31は、芯部3
11と外板部313とに分割されているので、外板部3
13の突起313a付近に応力が作用しても固定ブレー
ド31の破損が防止される。
動ブレード33は、第2のストリッパ19からは摺動抵
抗を受けず、保持しているコイルによってブレード3
1,33の配列方向に力を受けるが、この可動ブレード
33についても、固定部ブレード31と同様に芯部と外
板部とで構成されているので、破損が防止される。
れるため、ステータコア37の内歯37bの幅方向への
突出部37cの厚さtの寸法が大きい場合であっても、
芯部311とは別体の突起313aをこの厚さtに対応
して大きく突出させることができる。これにより、上記
厚さtの大小に拘わらず、コイル挿入時でのコイルの内
歯37bの先端付近への接触を回避でき、コイルの損傷
を回避することが可能となる。
の曲面に形成されているので、コイル挿入作業時に、外
板部313が角部311eによって応力の集中を受けに
くくなり、このため角部311eに対応する付近の外板
部313の破損を回避することができる。
2のストリッパ19の前部20によって摺動抵抗を受
け、芯部311に対して前部20の移動方向前方へ移動
しようとする力が作用する。しかしながら、外板部31
3と芯部311とは接着剤により固定されている上、外
板部313のコイル挿入方向後端には、保持部313c
が形成されているので、外板部313の芯部311から
の外れは確実に防止される。
挿入作業時においても、上記した第1のストリッパ19
によるコイル挿入作業時と同様に、固定ブレード31お
よび可動ブレード33の破損を防止することができる。
また、上記実施の形態では、第1,第2のストリッパ2
3,19をそれぞれ備えたコイル挿入装置について説明
したが、1つのストリッパを備えたコイル挿入装置につ
いてもこの発明を適用可能である。
の断面図である。
ドの正面図である。
分コイルをセットした状態を示す動作説明図である。
した状態を示す動作説明図である。
れる過程を示す動作説明図である。
回目挿入分コイルが挿入される過程を示す動作説明図で
ある。
図である。
のストリッパおよび第2のストリッパの前部を外した状
態を示す動作説明図である。
な断面図である。
で、(a)はコイルをブレードに保持させた状態を示
し、(b)はステータコアをコイル挿入装置にセットし
た状態を示し、(c)はストリッパによりコイルを挿入
している状態を示している。
Claims (7)
- 【請求項1】 円筒状のステータコアの内歯に対応して
円周方向に沿って複数配置されるブレードと、前記ステ
ータコア内に侵入可能で前記ブレードに保持させたコイ
ルを、外周部に設けた押圧突起で押圧して前記ステータ
コアの内歯相互間に形成されるスロットに挿入させるス
トリッパとを有するコイル挿入装置において、前記ブレ
ードを、前記内歯とほぼ同幅の寸法を備えて内歯に対向
する芯部と、この芯部の外周部に取り付けられ、内歯先
端の幅方向両側部と前記ストリッパの押圧突起との間に
位置する突起を備えた外板部とから構成したことを特徴
とするコイル挿入装置。 - 【請求項2】 芯部の内歯に対向する側の幅方向両端の
角部を、凸状の曲面に形成したことを特徴とする請求項
1記載のコイル挿入装置。 - 【請求項3】 芯部と外板部とは接着剤により固定され
ていることを特徴とする請求項1記載のコイル挿入装
置。 - 【請求項4】 外板部は、芯部のコイル挿入方向後端面
に対向する保持部を備えていることを特徴とする請求項
1または3記載のコイル挿入装置。 - 【請求項5】 保持部は、外板部に対して一体化し曲げ
加工によって形成されていることを特徴とする請求項4
記載のコイル挿入装置。 - 【請求項6】 ブレードは、芯部が外板部に対しコイル
挿入方向前方側へ突出していることを特徴とする請求項
1記載のコイル挿入装置。 - 【請求項7】 芯部のコイル挿入方向先端部は、先細形
状となっていることを特徴とする請求項6記載のコイル
挿入装置。
Priority Applications (1)
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