JP2000082197A - ビ―コン端末装置 - Google Patents

ビ―コン端末装置

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JP2000082197A
JP2000082197A JP11273017A JP27301799A JP2000082197A JP 2000082197 A JP2000082197 A JP 2000082197A JP 11273017 A JP11273017 A JP 11273017A JP 27301799 A JP27301799 A JP 27301799A JP 2000082197 A JP2000082197 A JP 2000082197A
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radio
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JP11273017A
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Hiroshi Araki
宏 荒木
Shiro Horii
志朗 堀井
Toshiyuki Sakamoto
敏之 坂本
Yasunari Tanaka
泰成 田中
Toshio Nagashima
敏夫 長嶋
Hiroshi Hatashita
博 畑下
Junichi Takahashi
旬一 高橋
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ビーコン及び電波ビーコンの共用化部分を設
け、両者を選択切り換えることで、2種類のビーコンに
対応して交通情報等を入手できる、コンパクトな車両搭
載用のビーコン端末装置を提供する。 【解決手段】光信号送受信部1と、電波信号送受信部3
と、光信号処理部2と、電波信号処理部4と、光データ
と電波データとを切り換えていずれか一方を出力する切
換部5と、前記各部1、2、3、4および5の動作制御
を行うマイコン部6と、切換部5より出力されるデータ
を情報へ変換する音声処理部9および画像処理部8と、
当該処理部8、9の動作を制御するマイコン部7と、外
部とのインターフェースを行う表示・入出力部10とを
有するもので、受信する信号状態またはその内容に対応
して、切換部5の切り換え動作を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光あるいは電波を送受
信して、画像、音声あるいは文字等の情報を伝達する情
報通信端末装置に係わり、特に、光ビーコンおよび電波
ビーコンによる情報通信手段が併用された場合に用いる
ビーコン端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の普及が進展にするにつれ、道路
交通状況の悪化が社会問題になっており、一般ユーザか
ら、この打開策を要望する声が高まってきている。そこ
で、この一つの解決策として、VICS(Vehicl
e Infomation &Comunicatio
n Systems)と呼ばれる車載情報通信システム
が提案され、実用化に向けて実験が繰り返されている。
【0003】このシステムは、複数の通信メディア、例
えば、光ビーコン、電波ビーコン、FM多重、テレター
ミナルからなっている。ユーザーは、車に端末装置を搭
載しそれぞれの通信情報を活用することで、ユーザー自
身でルート選択を行なう。これによって交通流の集中化
を防止でき、安全かつ円滑に目的地に到達することが可
能となる。このような端末装置としては、例えば、通信
メディアとしての電波ビーコンに対応した特開平2−1
83399号公報記載の例があげられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなVICSにおいては、それぞれの通信メディアに対
応した、複数の端末装置をもたねばならず、搭載スペー
スが限定されている車両では、重量あるいはコスト面等
でVICSを搭載できないケースが考えられる。そこ
で、VICSを普及させるための対策のひとつとして本
発明が有効になる。
【0005】本発明の第1の目的は、複数種類の通信メ
ディアにそれぞれ対応する複数の送受信手段での共通部
分を整理、共用して一体化することにより、小型化が可
能なビーコン端末装置を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、通信メディアを選
択的に利用することにより、複数種類の通信メデイアに
よる情報の利用が可能なビーコン端末装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題が解決するための手段】上記第1および第2の目
的は、光ビーコン信号を介して情報を送出する複数の光
ビーコン送出装置、および、電波ビーコン信号を介して
情報を送出する複数の電波ビーコン送出装置からの、ビ
ーコン信号をそれぞれ受信して、これら信号に含まれる
情報を得るビーコン端末装置において、光ビーコン信号
を受信する光受信部と、電波ビーコン信号を受信する電
波受信部と、光受信部で受信された信号を受け入れて、
当該信号に含まれるデータを求める光信号処理部と、電
波受信部で受信された信号を受け入れて、当該信号に含
まれるデータを求める電波信号処理部と、光信号処理部
および電波信号処理部のうちいずれか一方で求められた
データを受け入れて、当該データを、文字情報、音声情
報、および、画像情報のうちいずれか1以上の形態を有
する情報へ変換して出力する情報処理部と、光受信部、
電波受信部、光信号処理部、および、電波信号処理部の
うち少なくとも1以上の部からの出力を受け入れて、そ
の出力と予め定めた選択基準とを比較し、比較結果に対
応して予め定められている選択動作のうち、当該比較結
果に応じた選択動作を行うことで、情報処理部が受け入
れるデータを選択する選択手段とを有することを特徴と
するビ−コン端末装置により達成することができる。
【0008】
【作用】本発明においては、光および電波受信部が外部
から送信されてくる光および電波ビーコン信号をそれぞ
れ受け入れる。光および電波信号処理部は、それら受信
信号をそれぞれ受け入れて、当該信号を処理することで
データを求める。最後に、情報処理部が、これらのデー
タのうち一方を受け入れて、情報へ変換する。
【0009】本発明においては、光および電波信号に係
る受信部および信号処理部が単一の装置に含まれてお
り、光および電波からの情報を共通して扱う情報処理部
が含まれているため、2種類の通信メディアによる情報
のうち、いずれも利用することができる。
【0010】本発明において利用する情報は、選択手段
により適宜選択される。選択手段は、光受信部、電波受
信部、光信号処理部、および、電波信号処理部のうち、
少なくとも1つの部からの出力を受け入れて、その出力
と予め定めた選択基準とを比較し、比較結果に対応して
予め定められている選択動作のうち、当該比較結果に応
じた選択動作を実行する。具体的には、選択手段の選択
動作において、例えば、ビーコン信号の受信状態または
受信した信号の内容の一部に対応して、情報処理部が受
け入れるデータの選択を行う。
【0011】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0012】最初に、本発明を適用したビーコン端末装
置の一実施例を説明する。図1は、本実施例の構成ブロ
ックを示す。
【0013】本実施例は、光ビーコン信号を送受信する
光信号送受信部1と、電波ビーコン信号を送受信する電
波信号送受信部3と、光信号送受信部1に入出力される
データを処理する光信号処理部2と、電波信号送受信部
3に入出力されるデータを処理する電波信号処理部4と
を有する。
【0014】本実施例は、さらに、光信号処理部2およ
び電波信号処理部4と接続され、これらのうち一方を選
択して、選択された方とのデータの入出力を行わせる切
換部5と、信号送受信部1、3、信号処理部2、4、お
よび、切換部5の動作制御を行うマイコン部6と、切換
部5を介して入出力されるデータを音声情報、画像情報
へ変換する音声処理部9および画像処理部8と、これら
変換された情報を介して外部とのインターフェースを行
う表示・入出力部10と、画像処理部8、音声処理部
9、および、表示・入出力部10の動作を制御するマイ
コン部7とを有する。
【0015】光信号送受信部1は、例えば、図6に示す
ような構成を有する。すなわち、光信号送受信部1は、
光ビーコン信号を受け入れる受光素子を備える受光部1
01と、受光した光信号を増幅する増幅部102と、受
光部101からの信号の直流成分をカットするハイパス
フィルタ103と、フィルタ103を通過した光信号を
増幅する増幅部104と、増幅された信号の波形を成形
して受信データとして光信号処理部2へ出力する波形成
形部105と、受信された光信号の強度が予め定めたレ
ベルに達しているかどうか検出してその結果をマイコン
部6へ出力するレベル検出部106とを有する。ここ
で、レベル検出部106は、車両が光ビーコン情報を受
信可能な領域にいるかどうかの判断のために設けられ
る。
【0016】光信号送受信部1は、さらに、光ビーコン
信号を送出する発光素子を備える投光部112と、光信
号処理部2から入力される送信データに基づいて投光部
112を駆動して、光ビーコン信号を発生させる駆動部
111と、投光部112からの投光量を検出してフィー
ドバック制御により光信号出力の調整を行う光出力調整
部113とを有する。
【0017】ここで、駆動部111は、例えば、投光部
112がLEDである場合、このLEDを発光させるた
めの、CMOSで直接駆動するタイプのパワーMOSF
ET、または、パワ−トランジスタから構成されるスイ
ッチング素子である。
【0018】電波信号送受信部3は、例えば、図7に示
すような構成を有する。すなわち、電波信号送受信部3
は、電波ビーコン信号の送受信アンテナ301と、アン
テナ301へ接続され、送信、受信の各々の周波数を同
時に通過させることが可能なバンドパスフィルタ(デュ
プレクサ)302と、受信された電波信号の増幅を行う
増幅部303と、増幅された信号の周波数を数十MHz
程度の中間周波数に変換する周波数変換部(ダウンコン
バータ)304と、周波数変換された電波信号を増幅す
る増幅部305とを有する。
【0019】電波信号送受信部3は、さらに、増幅部3
05で増幅された信号を受け入れてAM復調を行うAM
復調部306と、AM復調された信号の不必要な周波数
成分を除くバンドパスフィルタ307と、フィルタ30
7を通過した信号波形を成形してAM受信データとして
電波信号処理部4へ出力する波形成形部308と、フィ
ルタ307からの信号を受け入れ、この信号に基づい
て、AM復調信号を安定に受信するための利得調整電圧
を発生して増幅器305へ出力すると共に、この電圧信
号をキャリア検出信号としてマイコン部6へ出力する振
幅調整部309とを有する。
【0020】ここで、振幅調整部309の出力は、電波
ビーコン信号のキャリア信号の強度に対応しているた
め、この出力を利用して電波ビーコンによる通信エリア
の検出を実行することができる。なお、AM復調は、ビ
ーコン情報の提供側は、車両の位置検出用に送信波をA
M変調しているために行われるもので、振幅調整部30
9は、光送受信部1のレベル検出部106に対応する。
また、本実施例では、交通情報などの具体的な情報の送
信には、FM変調が用いられると想定している。
【0021】電波信号送受信部3は、さらに、増幅部3
05から出力される信号を受け入れて、その信号のFM
復調を行うFM復調部310と、FM復調された信号に
含まれる中間周波数成分をカットするためのローパスフ
ィルタ311と、フィルタ311を通過した信号波形を
成形して受信データとして電波信号処理部4へ出力する
波形成形部312とを有する。
【0022】電波信号送受信部3は、さらに、電波信号
処理部4から入力される送信データを受け入れてFM変
調を行うFM変調部350と、データ信号の振幅レベル
を調整して所定の周波数偏移とする振幅調整部351
と、行われたFM変調の周波数偏移が過度とならないよ
うにするためのリミッタとして機能する周波数偏移調整
部352と、FM変調された送信信号を送信周波数に変
換する周波数変換部353と、周波数変換された送信信
号を増幅して出力する緩衝増幅部354および電力増幅
部355とを有する。
【0023】電波信号送受信部3は、さらに、周波数偏
移調整部353からの出力を受け入れて、外部からの指
令を受けてデータ信号の周波数の調整を行う周波数調整
部361と、周波数調整部361へ基準周波数信号を供
給する基準発振器360と、周波数調整部361からの
出力信号を受け入れて周波数変調を行う電圧制御発振器
362とを有する。
【0024】ここで、電圧制御発振器362は、小型
で、FM変調するために発振器の周波数調整電圧にデー
タ信号を重畳することで、FM変調をするものである。
また、基準発振器360は、例えば、発振周波数が1
0.24MHz、または、12.8MHzの温度制御水
晶発振器(TCXO)を用いる。
【0025】光信号処理部2は、図2に示すように、光
信号処理のための構成として、光送受信部1で受信され
た光受信データを受け入れジッタ除去および同期タイミ
ング抽出を行うクロック再生部201と、クロック再生
部201から出力される光受信データにおけるマンチェ
スタ符号をNRZ信号へ変換するマンチェスタデコーダ
202と、変換された信号についてハイレベルデータリ
ンク制御およびフレーム検査を行い受信エラーをチェッ
クする受信制御部203と、データの直並列変換を行う
シリアル/パラレル変換部204と、並列変換された受
信データを切換部5を介してマイコン部6へ出力する際
に用いられる受信バッファ205と、上記信号処理のた
めのクロック信号を供給するクロックジェネレータ20
6とを有する。
【0026】クロック再生部201の行う同期タイミン
グ抽出は、受信データ等より得られる送信クロック成分
を抽出し、受信装置の受信クロックを同調させ、このク
ロックを基準に送信データを再生するものである。
【0027】マンチェスタデコーダ202は、送信され
てきたマンチェスタ符号をNRZ(Non Return Zero)
信号に戻すものである。ここで、マンチェスタ符号と
は、光ビーコン信号に用いられるものであり、NRZ信
号の直流成分をカットするために変調するものである。
具体的には、例えば、NRZ”0”信号を、”01”と
し、NRZ”1”信号を、”10”とするものである。
【0028】クロックジェネレータ206は、例えば、
1MHZのクロックを発生させるもので、光信号処理部
2の伝送速度1Mbpsに対応するものである。
【0029】光信号処理部2は、さらに、光送受信部1
から外部へ送信する光信号の処理のための構成として、
切換部5を介して入力される光送信データを受け入れる
送信バッファ207と、並直列変換を行うパラレル/シ
リアル変換部208と、送信データ信号に所定のチェッ
クコードを付与する送信制御部209と、送信データ信
号におけるNRZ信号をマンチェスタ符号へ変換して、
光送受信部1へ出力するマンチェスタエンコーダ210
とを有する。
【0030】電波信号処理部4は、図2に示すように、
光信号処理部2で発生されたクロック信号を受け入れ所
定の周波数へ分周する分周器410と、電波送受信部3
で受信されたFM信号を処理するための構成として、F
M受信データを受け入れジッタ除去および同期タイミン
グ抽出を行うクロック再生部401と、受信データ内の
同期信号の検出並びに受信エラーのチェックを行う受信
制御部402と、データの直並列変換を行うシリアル/
パラレル変換部403と、並列変換された受信データを
切換部5を介してマイコン部6へ出力する際に用いられ
る受信バッファ404とを有する。
【0031】分周器410は、例えば、電波信号処理部
4の伝送速度64kbpsに合わせて、入力されたクロ
ック信号を64kHzに分周する。
【0032】電波信号処理部4は、さらに、電波送受信
部3で受信されたAM信号を処理するための構成とし
て、AM復調信号における位相の位相変化点を検出する
ことで、この受信電波信号を送出したビーコン送出装置
の送信アンテナの直下位置を検出し、この検出位置をマ
イコン部6へ出力する位置検出部409を有する。
【0033】電波信号処理部4は、さらに、電波送受信
部3から外部へ送信する電波信号の処理のための構成と
して、切換部5を介して入力される送信データを受け入
れる送信バッファ405と、並直列変換を行うパラレル
/シリアル変換部406と、送信データに同期信号並び
に所定のエラーチェックコードを付与する送信制御部4
07と、周波数変調の1種であるGaussian Minimum Shi
ft Keying(GMSK)変調を行い、変調された送信信
号を電波送受信部3へ出力するGMSK処理部408と
を有する。
【0034】上記光信号処理部2および電波信号処理部
4は、一体化して、ひとつのASICとすることで、本
実施例による装置のさらなる小型化が計れる。
【0035】切換部5は、図2に示すように、マイコン
部6からの指示により、送受信するデータとして光およ
び電波データのうち一方へ切り換えるもので、データバ
スおよび制御バスを有する。切換部5は、さらに、光ま
たは電波のそれぞれの送受信データを、マイコン部6の
CPUを介さずに直接、マイコン部6のRAMへ、バッ
ファを介して転送するDMA(Direct Memory Access)
コントローラを有する。
【0036】マイコン6部は、CPUおよび記憶部を備
えたシングルチップマイコン601と、光信号送受信お
よび処理に係るデータを記憶する外付け光用RAM60
2と、電波信号送受信および処理に係るデータを記憶す
る外付け電波用RAM603とを有する。ここで、2つ
のRAM602、603は、シングルチップマイコン6
01での記憶容量不足を補うためのものであり、マイコ
ン6のメモリが充分であれば必要はない。
【0037】マイコン部6は、光送受信部1、光信号処
理部2、電波送受信部3、電波信号処理部4、および、
切換部5の制御を行なうと共に、光送受信部1および電
波送受信部3における、光ビーコン信号または電波ビー
コン信号のキャリア検出によって、どちらのビーコン信
号の通信エリアにいるかを判定する。加えて、それぞれ
の通信エリア内では、データが確定した時点で、以下に
詳細説明する方法により、順次、切換部5を制御して、
外部のビーコン送出装置から送信されてくるデータの享
受を行なう。
【0038】本発明は、以上の構成部分(以下、コアブ
ロックと呼ぶ)だけを備えるだけでも、ビーコン端末装
置として充分機能させることができる。この場合は、本
発明は、外部に備えられているナビゲーション装置など
の情報処理装置へ、切換部5からデータを出力する。利
用者は、このデータを、すでにあるナビゲーション装置
等の情報処理装置で受け入れ、それに基づいて情報を得
て、利用することができる。
【0039】本実施例においては、上記構成から成るコ
アブロック(図1参照)に加え、さらに、音声処理部9
と、画像処理部8と、表示・入出力部10と、これらの
動作制御を行うマイコン部7とを有するビーコン装置に
ついて説明する。これらの処理部8、9、10は、それ
ぞれ、その使用目的に応じて選択することが可能であ
る。
【0040】音声処理部9及び画像処理部8は、マイコ
ン部7と連係してデータの享受を行なもので、切換部5
を介して、光信号処理部2または電波信号処理部4から
のデータを受け入れ、そのデータのフォーマット変換、
光データと電波データの共通部分の整理、相異点の明確
化及び抽出、および、データの保守管理等を行なうもの
である。
【0041】画像処理部8は、上記コアブロックで受信
し処理したデータを、表示・入出力部10に表示、また
は、外部に出力するために、データを文字・画像情報へ
変換する。
【0042】音声処理部9は、上記コアブロックで受信
し処理したデータを、利用者に対して行う音声ガイダン
ス、および、利用者からの音声による指令を受け入れる
ために、必要な音声合成、音声認識、および、音声の入
出力等を行なう。
【0043】表示・入出力部10は、接続されるディス
プレイに、文字あるいは画像情報の表示、音声ガイダン
スの入出力、スイッチの入出力等のマンマシンインター
フェースを行うものである。
【0044】マイコン部7は、音声処理部9及び画像処
理部8の制御、表示・入出力部10とのデータの享受等
を行ない、必要に応じて文字・画像情報等の蓄積しデー
タベース化する。
【0045】本実施例においては、マイコン部6および
マイコン部7を、それぞれ別個に設けているが、まとめ
て1つのマイコン部としてもよい。また、本実施例で
は、光信号および電波信号のそれぞれに対して、信号の
送受信部を設けているが、受信部のみであってもよい。
【0046】次に、本実施例の切換部5における動作に
ついて説明する。
【0047】本実施例では、ビーコン信号を受信する場
合、情報提供側のビーコン送出装置の配置により、光及
び電波の2つの通信エリアが重複しない場合と、これら
エリアが重複する場合とが考えられる。
【0048】最初、両通信エリアが重複しない場合、す
なわち、本実施例のビーコン端末装置が、一度に一方の
ビーコン信号のみを受信する場合に対応する切り換え動
作を、図8のフローチャートを用いて説明する。
【0049】この場合において、道路沿いに設置されて
いるインフラ側の光及び電波送出装置が、地図上で異な
る位置に設置されている。したがって、本実施例のビー
コン端末装置が受信するビーコン信号の通信エリアが、
光か電波のどちらか一方によるものとする。このため、
受信しているビーコン信号と、同じ種類のビーコン信号
を用いて通信を行うことが可能となる。
【0050】最初、光送受信部1のレベル検出部10
6、および、電波送受信部3の振幅調整部309からの
信号を、マイコン部6のマイコン601が受け入れて、
ビーコン信号のキャリアが検出されているかどうかを監
視する(ステップ1001、1002)。本実施例にお
いて、通信エリアの判定は、例えば、レベル検出部10
6または振幅調整部309からの信号の信号強度が、一
定値に達しているかどうかを判定することで、キャリア
が検出されているかどうかを判断する。
【0051】キャリアが検出されると(ステップ100
2で有)、検出されているのが、光ビーコン信号による
ものか、電波ビーコン信号によるものかを判定する(ス
テップ1003)。検出されたキャリアが電波によるも
のであれば(ステップ1003で電波)、切換部5のバ
スを切り換えることで、電波信号処理部4とマイコン部
6とをデータの入出力が可能な状態とする(ステップ1
004)。
【0052】さらに、本実施例側からビーコン送出装置
へ所定のデータ要求信号を送り、データの入出力を開始
させる(ステップ1005)。どのようなデータ要求信
号を送るかは、ビーコン送出装置側の構成にもよるが、
所望するデータを特定できるものであれば良い。また、
送出装置側が、データ要求信号を必要としない場合は、
ビーコン信号の受信を直ちに開始する。
【0053】次に、キャリアが続けて検出されているか
どうかを再判定し(ステップ1006)、されなくなっ
た場合(ステップ1006で無)、ステップ1001へ
戻る。これは、データの通信途中に、電波通信エリアを
離脱したり、遮蔽物などにより電波が遮断される等の原
因により、通信不良が起った場合を想定しているためで
あり、その対応処理としてこのステップが設けられてい
る。本実施例では、通信不良時のデータはすべて廃棄す
るものとしている。しかし、全部あるいは一部を残した
まま、通信再開時に不足分を取り込むようにしても良
い。
【0054】キャリア検出が続けてあれば(ステップ1
006で有)、電波信号処理部4でのデータ処理を実行
して(ステップ1007)、処理されたデータを必要に
応じて音声処理部9または画像処理部8へ転送する(ス
テップ1008)。ここで、データ転送においては、処
理されたデータを逐次転送しても良く、また、目的とす
るデータをすべて取得した後に、一度に転送しても良
い。
【0055】検出されたキャリアが、光ビーコンによる
場合でも(ステップ1003で光)、電波の場合と同様
に処理が行われる。
【0056】すなわち、切換部5のバスを切り換えるこ
とで、光信号処理部2とマイコン部6との入出力を可能
にして(ステップ1009)、データの入出力を行う
(ステップ1010)。その後、キャリアが続けて検出
されているかどうかを再判定し(ステップ1011)、
通信不良などでキャリアが検出されなくなった場合(ス
テップ1011で無)、ステップ1001へ戻る。キャ
リア検出が続けてあれば(ステップ1011で有)、光
信号処理部2でのデータ処理を実行して(ステップ10
12)、ステップ1008へ進む。
【0057】光および電波の通信エリアが重複する場
合、すなわち、道路上に設置しているインフラ側の光及
び電波ビーコン送出装置が、地図上で同じ位置に設置さ
れた場合は、光および電波による通信エリアが重複する
領域が存在するようになる。このため、これらが重複し
ている場合に、光あるいは電波の一方を選択するため、
それぞれの通信メディアに優先順位を付ける設定が必要
である。
【0058】優先順位の設定方法としては、例えば、以
下のような方法が考えられる。
【0059】第1の方法は単純に光信号を優先し、第2
の方法は、電波信号を優先する方法である。これら2つ
の方法によれば、信頼できる状態で、受信している通信
メデイアを用いて、情報を得ることができる。
【0060】また、第3の方法としては、得られた情報
に基づいて、優先順位を選択する方法がある。
【0061】例えば、データ更新による優先を行う。即
ち、前回と同一通信エリア内であって、光および電波の
うち、データ更新が情報提供側でなされたと判断される
通信メディアを優先するものである。例えば、高速道路
上の渋滞情報がこれに相当する。この方法によれば、常
に、時間的に最新の情報を得ることができる。
【0062】また、例えば、提供される情報内容に基づ
いて優先を行う。すなわち、駐車場に関するデータを収
集したい場合は、受信される通信メディアを問わず、常
に、駐車場のデータを受信するように優先選択を実行す
る。この方法によれば、特定の情報に対して、車両の現
在位置に最も近い場所からの情報を、常に、得ることが
できる。
【0063】また、第4の方法は、表示・入出力部10
を介して外部からの指令信号により、優先順位を変更す
る。また、第5の方法は、以上の4つの優先順位設定方
法を、目的に応じて、単独あるいは併用して、優先順位
を設定する。
【0064】通信エリアが重複する場合における、具体
的な処理方法の一例を、図9のフローチャートを用いて
説明する。
【0065】このフローでは、最初のステップ1101
から1103までに、上記通信エリアが重複しない場合
(図8参照、ステップ1001から1003))と同じ
く、検出されているキャリアが、光ビーコンによるもの
か、電波ビーコンによるものかを判定する。
【0066】判定された結果と、予め設定された優先順
位とに基づいて、データを得るために用いられる信号が
選択される。本実施例が想定している光と電波とを併用
する状況では、光ビーコンに比較して電波ビーコンの通
信エリアが広い。このため、通常では、本実施例を搭載
した車両が移動するにつれて、最初に電波の通信エリア
に進入し、次に光および電波の両通信エリアが重複する
領域に進入し、最後に電波のみの通信エリアに進入し
て、その電波通信エリアを離脱する。
【0067】このような状況下では、以下のように優先
順位を設定して、処理を行うことができる。
【0068】最初、電波での通信処理を開始し(ステッ
プ1106)、データの入出力が完了した時点で、図8
のフローと同じように、通信障害に陥っていないかどう
かを調べるために、キャリア検出がされているかどうか
を判定する(ステップ1107)。本フローでは、さら
に、検出されているキャリアに光が含まれているかどう
かを判定する(ステップ1108)。光のキャリアが検
出されなければ(ステップ1108でNo)、電波のデ
ータ処理(ステップ1109)を行い、その後、処理さ
れたデータの転送(ステップ1110)を行い、電波の
通信処理を終了する。
【0069】光のキャリアが検出された場合(ステップ
1108でYes)は、電波により得られたデータをメ
モリに記憶して、電波の通信処理を一時停止して、ステ
ップ1104へ戻り、光による処理を開始する。光の通
信処理では、電波の場合と同様にデータの入出力(ステ
ップ1111)、キャリア検出判定(ステップ111
2)、および、データ処理(ステップ1113)、およ
び、データ転送(ステップ1114)が行われる。
【0070】その後、電波処理が一時停止された状態で
あるかどうかを調べる(ステップ1115)。一時停止
中でなければ(ステップ1115でNo)、フローを終
了する。
【0071】一時停止中であれば(ステップ1115で
Yes)、ステップ1109へ戻り、一時停止されてい
る電波の通信処理を再開して、電波のデータ処理(ステ
ップ1109)およびデータ転送(ステップ1110)
を行い、フローを終了する。
【0072】上記例では、優先されなかった通信メディ
ア(この場合は電波)は、優先された通信メディア(こ
の場合は光)の処理が終了するまで、データ処理が行わ
れていなかったが、優先されなかった通信メディアも、
並行してデータ処理を続行してもよく、その場合は、処
理結果をメモリバッファに蓄積しておくと良い。
【0073】また、上記例では、光を優先しているが、
電波を替わりに優先させる構成としても良い。また、走
行状態、天候、通信装置の状態、手動によっても、通信
メディアの切り換えを行なってもよい。
【0074】次に、本実施例のメイン処理フローを、図
10のフローチャートを用いて説明する。
【0075】本実施例の装置は、通常、待機状態にあり
(ステップ1201)、通信エリア内に入っているかど
うかを、所定の周期で判定する(ステップ1202)。
ここで、通信エリア内かどうかの判断は、例えば、上記
フロー(図8、図9)にて説明したように、それぞれの
通信メデイアのキャリアの検出により実行される。
【0076】本実施例を搭載した車両が、通信エリア内
に進入したことが判明すると(ステップ1202で
内)、予め設定された設定条件に応じて、上記説明した
通信処理が行われる(ステップ1203)。また、この
ステップでは、受信信号に含まれている、その信号を送
信したビーコン送出装置の位置データを用いて、位置検
出も行われる。さらに、ステップ1203では、その処
理中は、上記説明されたように、通信エリア内であるか
どうかが、随時、チェックされている。
【0077】ステップ1203のデータ処理が終了した
ことが判定されると(ステップ1204でYes)、処
理されたデータが、画像処理部8および音声処理部9へ
転送される。このステップは、上記図8および図9のフ
ローの最後のステップと、同じ動作を示している。
【0078】転送されたデータは、画像処理部8および
音声処理部9により、画像データ、音声データへ変換さ
れる(ステップ1206)。これら変換されたデータ
は、表示・入力出力部10を介して表示されるか、また
は、本実施例と接続される外部のナビゲーション装置へ
入出力され、利用される(ステップ1207)。
【0079】上記メイン処理フローでは、本実施例によ
り受信された情報を用いて、道路沿いに設置されている
ビーコン送出装置の位置を検出する場合、優先された通
信メディアを用いて、位置検出を行う。もちろん、この
代わりに、通信に対しては優先された通信メデイアを用
い、位置検出に関しては優先されていない通信メディア
で行なってもよい。
【0080】本実施例によれば、光および電波ビーコン
を用いた2種類の通信メデイアに対応できる、コンパク
トなビーコン端末装置を提供することができる。
【0081】また、本実施例によれば、予め設定された
条件に応じて、情報を得るために用いる通信メデイアを
切り換えるため、種々の情報の享受が可能となる。その
結果、利用者は、適切な情報を選択的に入手できるた
め、例えば、適切な交通情報を得ることにより、交通渋
滞などに巻き込まれずに、目的地に到達することが可能
となる。
【0082】本実施例では、図7に示すように、電波送
受信部3での送信系と受信系とでは、共通の電圧制御発
振器362を用いて、周波数変換を行っていたが、図1
1に示すように、送信系専用の周波数調整部363と、
電圧制御発振器364とを用いて、送信データの周波数
変換を行っても良い。
【0083】また、本実施例では、マイコン部6に、光
用RAM602と、電波用RAM603とが備えられて
いたが、データとして認識した場合に、光および電波デ
ータに相違は見られないため、図12に示すように、マ
イコン部6において、RAMを共用して、光および電波
に係る送受信データを同一RAM604へ蓄積する構成
としても良い。
【0084】次に、本発明のビーコン端末装置の他の実
施例を説明する。
【0085】本実施例は、図13に示すような構成を有
するものであり、光および電波の信号処理部に係る構成
以外は、上記図1の実施例と同じ構成を有する。以下の
説明では、図1と同じ機能を実現するものに対しては、
図において同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0086】本実施例は、図13に示すように、光及び
電波受信信号の処理を行う一体化された光/電波信号処
理部20と、本実施例装置の各部における動作や処理の
制御を行うマイコン部60を有する。ここで、マイコン
部60は、図1のマイコン部6およびマイコン部7の機
能を合わせもつものである。
【0087】光/電波信号処理部20は、光および電波
それぞれの、互いに共用できない信号処理を行う前段部
分と、前段処理後に同じ形態となった信号を処理する共
用化された後段部分とを有するもので、図2に示す構成
と基本的には同じ構成を有する。以下で説明する図にお
いて、図2と同じ機能を果たす部分については、同じ符
号を付しその説明を省略する。
【0088】本実施例における具体的な構成例を、図1
4、図15、および、図16に示す。図14に示す例
は、光/電波信号処理部20において、シリアル/パラ
レル変換部分204A、208Aと、送受信バッファ部
分205A、207Aとを共用する例である。これらの
部分では、処理信号をビット単位またはバイト単位でデ
ータとして見ているため、伝送フォーマットには特に関
係せず、共通化が計れるためである。ただし、光信号お
よび電波信号では、信号伝送速度が異なるため、処理す
る信号により、用いるクロック信号を変える構成となっ
ている。
【0089】また、図15に示す例は、図14の光/電
波信号処理部20において、さらに、送受信制御部20
3A、209Aを共用した例である。この構成例では、
光および電波信号において、同一伝送フォーマットを用
いられる場合に使用することができるものであり、送受
信制御部、シリアル/パラレル変換部、送受信バッファ
部が共用化される。
【0090】また、図16に示す例では、図15の光/
電波信号処理部20において、さらに、クロック再生部
201Aを共用化した例である。この例では、クロック
再生部201Aで、光および電波信号に対して、ジッタ
除去、クロック再生機能に冗長性を持たせる。この構成
によれば、クロック再生およびジッタ除去部、送受信制
御部、シリアル/パラレル変換部、送受信バッファ部が
共用化される。
【0091】以上説明したように、本実施例によれば、
受信する光および電波信号のフォーマットに従い、共用
できる部分をできるだけ共用するため、本実施例の装置
の小型化が可能となり、製作コストの低減が可能とな
る。
【0092】次に、本発明によるビーコン端末装置の他
の実施例をいくつか説明する。
【0093】本発明によるビーコン端末装置は、例え
ば、上記図1の実施例において、光信号及び電波信号の
送受信部1、2の後段に、これら受信信号の切り換えを
行なう切換部5を設けた、図3に示すような構成を有す
るものでも良い。この例では、切換部5により切り換え
られる受信信号を受け入れて、その信号を処理する共通
化された信号処理部30が備えられている。この例によ
れば、2つの通信メディアで共通に使用可能な信号処理
部30を用いるため、低コスト化、小型化することが可
能である。
【0094】また、上記図1の実施例において、マイコ
ン部6が行なっていた信号処理動作の制御を、1つの信
号処理部26で代替させた、図4に示すような構成を有
するビーコン端末装置を用いることもできる。図1の実
施例において、マイコン部6は、データの編集、エラー
チェック、エリアの判定等を行っていた。この例は、こ
れら機能をハードロジック回路として信号処理部26に
組み込むものである。この信号処理部26は、さらに、
光と電波とで共通化可能な部分の処理を行い、光信号処
理部22、電波信号処理部24は、それぞれの信号に対
して、共用できない信号処理を実行する。この構成例に
よれば、信号処理部26により処理の高速化が計れると
共に、使用するマイコンの個数を減少させることができ
るため、さらに、低コスト、小型化が図れる。
【0095】また、上記図1の実施例において、光及び
電波の送受信処理部に、それぞれにマイコンを組み込ん
だ、図5に示すような構成を有するビーコン端末装置も
用いることができる。この構成では、通信メディアごと
に、送受信部および信号処理部を独立させて、動作させ
ることが可能となる。さらに、光信号送受信部1、信号
処理部2、および、マイコン部61をユニット化し、同
様に、電波信号送受信部3、信号処理部4、および、マ
イコン部62をユニット化して、必要に応じて一方の通
信メディアだけの通信システムにすることが可能とな
る。
【0096】上記実施例では、光および電波ビーコンを
用いた通信メデイアに対応したシステムを示したが、本
発明では、用いることが可能な通信メデイアは、これら
に限定されるものではない。本発明では、上記実施例と
同様に、利用しようとする複数の通信メデイアに対応す
るように送受信部および信号処理部を構成することで、
上記実施例と同じ効果を得ることができる。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、複数種類の通信メディ
アにそれぞれ対応する複数の送受信手段における共通な
部分を整理、共用して一体化することにより、小型化が
可能なビーコン端末装置を提供することが可能となる。
【0098】また、本発明によれば、利用する通信メデ
ィアを選択的に利用することにより、複数種類の通信メ
デイアによる情報の利用が可能なビーコン端末装置を提
供することができる。
【0099】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1の実施例における構成の一部を示すブロッ
ク図。
【図3】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図。
【図5】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図。
【図6】図1の実施例における光送受信部の構成の一例
を示すブロック図。
【図7】図1の実施例における電波送受信部の構成の一
例を示すブロック図。
【図8】本発明の切換部における動作の一例を示すフロ
ーチャート。
【図9】本発明の切換部における動作の他の例を示すフ
ローチャート。
【図10】本発明の全体動作の一例を示すフローチャー
ト。
【図11】図1の実施例における電波送受信部の構成の
他の例を示すブロック図。
【図12】本発明の他の実施例における構成の一部を示
すブロック図。
【図13】本発明の他の実施例における構成を示すブロ
ック図。
【図14】図13の実施例における一構成例の一部を示
すブロック図。
【図15】図13の実施例における他の構成例の一部を
示すブロック図。
【図16】図13の実施例における他の構成例の一部を
示すブロック図。
【符号の説明】
1…光信号送受信部、2…光信号処理部、3…電波信号
送受信部、4…電波信号処理部、5…切換部、6…マイ
コン、7…マイコン、8…画像処理部、9…音声処理
部、10…表・入出力部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀井 志朗 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 坂本 敏之 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 田中 泰成 茨城県勝田市大字高場2520番地 株式会社 日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 長嶋 敏夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 畑下 博 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 高橋 旬一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビーコン信号を介して情報を送出する複
    数の光ビーコン送出装置、および、電波ビーコン信号を
    介して情報を送出する複数の電波ビーコン送出装置から
    の、ビーコン信号をそれぞれ受信して、これら信号に含
    まれる情報を得るビーコン端末装置において、 光ビーコン信号を受信する光受信部と、 電波ビーコン信号を受信する電波受信部と、 光受信部で受信された信号を受け入れて、当該信号に含
    まれるデータを求める光信号処理部と、 電波受信部で受信された信号を受け入れて、当該信号に
    含まれるデータを求める電波信号処理部と、 光信号処理部および電波信号処理部のうちいずれか一方
    で求められたデータを受け入れて、当該データを、文字
    情報、音声情報、および、画像情報のうちいずれか1以
    上の形態を有する情報へ変換して出力する情報処理部
    と、 光受信部、電波受信部、光信号処理部、および、電波信
    号処理部のうち少なくとも1以上の部からの出力を受け
    入れて、その出力と予め定めた選択基準とを比較し、比
    較結果に対応して予め定められている選択動作のうち、
    当該比較結果に応じた選択動作を行うことで、情報処理
    部が受け入れるデータを選択する選択手段とを有するこ
    とを特徴とするビ−コン端末装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記光ビーコン送出装置が、その情報送出動作に関し
    て、外部から所定の情報を含む信号を受け入れ、その信
    号に対応して当該送出動作の制御を行うものであって、 当該所定の情報を含む信号を送信する光送信部をさらに
    有することを特徴とするビーコン端末装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記電波ビーコン送出装置が、その情報送出動作に関し
    て、外部から所定の情報を含む信号を受け入れ、その信
    号に対応して当該送出動作の制御を行うものであって、 当該所定の情報を含む信号を送信する電波送信部をさら
    に有することを特徴とするビーコン端末装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記光ビーコン送出装置が、その情報送出動作に関し
    て、外部から所定の第1の情報を含む光信号を受け入
    れ、その信号に対応して当該送出動作の制御を行うもの
    であり、前記電波ビーコン送出装置が、その情報送出動
    作に関して、外部から所定の第2の情報を含む電波信号
    を受け入れ、その信号に対応して当該送出動作の制御を
    行うものであって、 第1の情報を含む光信号を送信する光送信部と、 第2の情報を含む電波信号を送信する電波送信部とをさ
    らに有することを特徴とするビーコン端末装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記光受信部は、受信信号の強度を検出する光強度検出
    部を備え、 前記選択手段は、光強度検出部により検出された光ビー
    コン信号の強度を受け入れて、その強度が所定値よりも
    強い間に限り、光ビーコン信号から求められたデータを
    選択することを特徴とするビーコン端末装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記電波受信部は、受信信号の強度を検出する電波強度
    検出部を備え、 前記選択手段は、電波強度検出部により検出された電波
    ビーコン信号の強度を受け入れて、その強度が所定値よ
    りも強い間に限り、電波ビーコン信号から求められたデ
    ータを選択することを特徴とするビーコン端末装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記選択手段は、予め定められた優先順位に従って受け
    入れるデータを選択する優先順位判定手段を有し、 優先順位判定手段は、光および電波ビーコン信号が同時
    に受信され両信号からデータが得られている場合に、前
    記光信号処理部および前記電波信号処理部により求めら
    れたデータをそれぞれ、所定の時間間隔だけ受け入れ
    て、それらデータの内容に基づいて選択を行うことを特
    徴とするビーコン端末装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかにおいて、 前記選択手段の選択動作に関する指令を、外部から受け
    付ける指令受付部をさらに有し、 前記選択手段は、指令受付部からの指令を受け入れるも
    のであって、その指令に基づいて選択を行うことを特徴
    とするビーコン端末装置。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記光信号処理部および前記電波信号処理部は、前記光
    受信部および前記電波受信部から出力される信号を両方
    共、受け入れることが可能な1つの共通な回路構成を有
    する一つの信号処理部であり、 前記選択手段は、当該一つの信号処理部が受け入れる信
    号を選択するものであり、その結果、前記情報処理部が
    受け入れるデータを選択することを特徴とするビーコン
    端末装置。
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