JP2000075925A - 自律走行車 - Google Patents

自律走行車

Info

Publication number
JP2000075925A
JP2000075925A JP10243572A JP24357298A JP2000075925A JP 2000075925 A JP2000075925 A JP 2000075925A JP 10243572 A JP10243572 A JP 10243572A JP 24357298 A JP24357298 A JP 24357298A JP 2000075925 A JP2000075925 A JP 2000075925A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
azimuth
gyro sensor
cleaning robot
rotation angle
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10243572A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Himeda
諭 姫田
Akira Nukutsuma
章 奴久妻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10243572A priority Critical patent/JP2000075925A/ja
Publication of JP2000075925A publication Critical patent/JP2000075925A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転移動中にジャイロセンサが使用不能状態
になったとしても、方位を見失わないこと。 【解決手段】 ジャイロセンサ90は、清掃ロボット1
の回転する角速度を検知し、積算して回転角度とし、走
行部CPU27に送信する。一方、走行部CPU27で
は、エンコーダ79a,79bから送られてくる駆動輪
の回転方向と回転量とから清掃ロボット1の回転角度を
計算する。清掃ロボット1が回転移動している最中に、
電圧低下等によりジャイロセンサ90が使用不能状態に
なった場合には、その時までのジャイロセンサ90の出
力をもとに求めた回転角度と、その後にエンコーダ79
a,79bの出力に基づき求める回転角度とから清掃ロ
ボット1の回転角度を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自律走行車に関
し、特に方位センサを用いて方位を検出する自律走行車
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりジャイロセンサや地磁気センサ
などの方位センサを用いた自律移動作業車が知られてい
る。このような作業車では、走行のための車輪の回転数
から走行距離が計測され、方位センサの出力と走行距離
の計測値とに基づいて自己の位置が計算され、目標地点
までの移動が行われる。また、回転制御においては、回
転角度の検出をジャイロセンサ等の方位センサを用い
て、その場回転やカーブ走行等の複雑な走行が可能とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのような従来の自律
移動作業車は、バッテリを電源として駆動されることが
多く、使用時間が長くなると電池容量の減少が進み、駆
動負荷の時間的変動による電池電圧の一時的低下が生じ
る。電圧の降下は方位センサの使用を不能にする。ま
た、使用中に、障害物等が衝突するなどして外的な力が
作用する場合には、方位センサが検出可能な範囲を超え
る角速度を生じ、方位センサによる検出が不可能となっ
てしまう。
【0004】ここで、方位センサにジャイロセンサを用
いた場合の上述の問題について具体的に説明する。図1
1は、ジャイロセンサへの供給電圧の時間的な変動を表
わした図である。図を参照して、横軸に時間、縦軸に電
圧をとってジャイロセンサへの供給電圧を実線で示して
いる。点線で示す電圧V1は、ジャイロセンサを使用す
る場合に必要な電圧の下限値であり、一点鎖線で示す電
圧V2は、ジャイロセンサの駆動制御に必要な動作電圧
の下限値を示す。
【0005】時刻t1 から時刻t2 の間でジャイロセン
サへの供給電圧が変動している。これは、たとえば、清
掃ロボット1の駆動系に急激な負荷変動が生じた場合に
ジャイロセンサへの供給電圧に影響を与えたことによる
ものである。
【0006】時刻t1 から時刻t2 の間でジャイロセン
サの使用可能電圧の下限値を下回っている期間がある。
このように一時的にでもジャイロセンサへ供給される電
圧がその下限値を下回ってしまうとジャイロセンサは使
用不能状態になり、以降の検出が困難になる。この状態
から抜け出す手段として、ジャイロセンサにリセットを
かける方法があるが、通常リセットには所定の時間(数
秒以上)がかかるので、電圧が回復したt2 から直ちに
ジャイロセンサから正確な出力を得ることはできない。
【0007】図12は、ジャイロセンサの検出する角速
度と時間との関係を示した図である。図を参照して、横
軸に時間、縦軸に角速度をとり、ジャイロセンサの角速
度の時間的な変化を実線で示している。点線で示す角速
度a[deg/sec]は、ジャイロセンサの検出する
ことができる角速度の上限値であり、この値を超えた角
速度でジャイロセンサが回転する場合には、ジャイロセ
ンサはその角速度を検出することはできない。さらに、
そのような角速度でジャイロセンサが回転した場合に
は、ジャイロセンサが使用不能状態になり、リセットす
るまでジャイロセンサから正しい角速度を得ることがで
きない。
【0008】時刻t1 から時刻t2 の間に、ジャイロセ
ンサの角速度がジャイロセンサの検出することができる
角速度の限界値aを超えているが、これは清掃ロボット
1に障害物が衝突する等による何らかの外的な衝撃が加
わる場合に生ずる。したがって、ジャイロセンサは時刻
3 の時からジャイロセンサのリセット動作が終了する
までの間正確な値を出力することはできない。
【0009】このようにジャイロセンサによる角速度の
検出が不可能になると、自律移動作業車は方位を見失
い、目標経路から逸脱してしまうことになる。方位セン
サにより方位を見失った場合には自律移動作業車は停止
するように制御される。また、電池電圧の一時的な低下
を回避するため、電池の使用電圧の下限値をより高く設
定する手段があるが、電池の使用時間が短くなるという
問題が新たに生じる。
【0010】この発明はそのような問題点を解決するた
めになされたもので、回転の途中にジャイロセンサ等の
方位センサが使用不能状態になっても、方位を見失うこ
となく、作業を速やかに継続できる自律走行車を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のある局面による自律走行車は、車体と、
車体の方位を検出する方位センサと、車体に取付けられ
た車輪の回転数から車体の方位を検出する検出手段と、
方位センサによって方位が検出できない場合には、検出
手段により検出された方位を選択する選択手段とを備え
る。
【0012】この発明の他の局面による自律走行車は、
車体と、車体の方位を検出する方位センサと、車体に取
付けられた車輪の回転数から車体の方位を検出する検出
手段と、方位センサによって方位が検出できる時間は方
位センサで検出した方位を選択し、方位センサによって
方位が検出できない時間は検出手段により検出した方位
を選択する選択手段とを備える。
【0013】この発明の他の局面による自律走行車は、
車体と、車体の方位を検出する方位センサと、車体に取
付けられた車輪の回転数から車体の方位を検出する検出
手段と、車体が回転する途中で方位センサが方位を検出
不能になった場合、検出不能直前に方位センサが検出し
た方位に、検出不能以降において検出手段が検出した方
位を加える方位算出手段とを備える。
【0014】この発明に従うと、回転途中に方位センサ
が使用不能状態になったとしても、方位を見失うことが
なく、作業を速やかに継続できる自律走行車を提供する
ことできる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、この発明の好ましい実施の
形態を図面を参照して詳しく説明する。図中同一符号は
同一または相当する部分を示す。
【0016】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態における清掃ロボット1の外観を示す斜
視図である。図を参照して、清掃ロボット1は壁などと
の接触を検知するための接触センサ7と、壁との間の距
離を測定し、壁などに倣った走行を実現するための倣い
センサ8a〜8dと、不織布を回転させることにより床
面に対して清掃作業を行なう清掃作業部31と、ユーザ
に対し操作ガイダンスやエラーメッセージなどを表示す
る表示部18と、作業を開始させるための作業開始ボタ
ン19とを備えている。また、メモリカード13を清掃
ロボット1に挿入することにより、記憶された命令を清
掃ロボット1は実行することが可能である。
【0017】図2は、図1の清掃ロボット1の構成を示
す平面図である。図を参照して、清掃ロボットは走行部
と車体部と清掃作業部とを備えている。
【0018】走行部は、清掃ロボットの駆動を行なうた
めの駆動輪3a、3bと、駆動輪に接続され、駆動輪を
駆動するための駆動輪駆動モータ60a,60bと、駆
動輪に接続されロボットの移動距離や回転角度を算出す
るためのエンコーダ79a,79bと、清掃ロボットの
バランスをとるための従動輪4a,4bと、清掃ロボッ
トの回転角度を計測するためのジャイロセンサ90とを
備えている。
【0019】ジャイロセンサ90は、走行部の回転角速
度を検出し、その検出値を積算した回転角度を、走行部
CPUに一定周期(たとえば100ミリ秒ごと)で出力
する。すなわちジャイロセンサ90により、清掃ロボッ
トが回転しようとする方向とその回転角度とが計測され
る。
【0020】車体部は前述の接触センサ7と、倣いセン
サ8a〜8dと、清掃ロボットの前方および左右の障害
物までの距離を検出する測距センサ6a〜6cとを含
む。清掃作業部31は、車体部に接続される。清掃作業
部31は、その各々が回転することにより洗剤の塗布な
どを行なうためのロータ9a〜9dを含んでいる。
【0021】図3および図4は、走行部の具体的な構成
を示す平面図である。図を参照して、走行部30は、先
に説明したように2つの駆動輪3a,3bと、駆動輪を
駆動するための駆動輪駆動モータ60a,60bと、エ
ンコーダ79a,79bとを備えている。エンコーダ7
9a,79bは駆動輪3a,3bの各々の回転数を読取
り、清掃ロボットが走行した距離や、回転角度を算出す
るために用いられる。
【0022】走行部30には2つの従動輪4a,4bが
設けられている。従動輪は清掃ロボットの重量を駆動輪
とともに担っている。図示されるように、2つの従動輪
4a,4bは、中心線X−X′の垂線Y−Y′の延長線
上に、中心線に対して対称に配置されている。従動輪の
少なくとも一方には図示されないサスペンション機構が
設けられている。
【0023】フラットな床面であっても床面には多少の
うねりや凹凸が存在する。しかしこのサスペンション機
構によって、床面に多少のうねりや凹凸があっても、駆
動輪が必ず床面に接地することになる。したがって、床
面と駆動輪表面との間の摩擦係数が十分に大きく維持さ
れている場合には、駆動輪のスリップや空転が発生しな
い。このように安定した走行を保証しエンコーダの検出
誤差を少なくするという効果をサスペンション機構は有
している。
【0024】駆動輪表面の材質は、床面との摩擦係数を
大きくするために軟質ウレタンを使用している。しかし
駆動輪表面に細かい塵が多く付着している場合や、洗浄
液による床清掃作業面またはワックス塗布作業面であっ
て作業直後の濡れた状態の作業面上を走行する場合に
は、床面と駆動輪表面との間の摩擦係数が小さくなる。
これにより駆動輪が床面に接地していてもスリップや空
転が生じる可能性がある。このため、駆動輪の表面は常
に清掃することによりきれいに維持し、また濡れた床面
をロボットが走行しないように走行経路を作成すること
が必要である。
【0025】直進走行時においては2つの駆動輪駆動モ
ータは同方向に回転する。これにより図3の矢印“A
1”方向に清掃ロボットが移動することが可能である。
【0026】また、回転動作を行なう際には2つの駆動
輪駆動モータはそれぞれ逆方向に回転する。これによ
り、図4の矢印“B1”で示される方向に清掃ロボット
は回転することが可能である。なお、回転動作時には、
図4に示されるように従動輪4a,4bは回転動作に適
合するように、垂線Y−Y′に直交する方向に向きを変
える。さらに、2つの駆動輪の駆動の比率を制御するこ
とで、カーブ走行を行なうことができる。
【0027】図5は、図1に示される清掃ロボット1の
回路構成を示すブロック図である。図を参照して、清掃
ロボット1は走行制御を行なう走行制御部32から構成
されている。走行制御部32は、走行部の処理を司る走
行部CPU27と、左右各々の駆動輪駆動モータ60
a,60bの駆動制御を行なう駆動制御部14a,14
bとから構成される。
【0028】走行部CPU27には、走行制御部32の
外部から、左右の駆動輪の回転量を検出するエンコーダ
79a,79bと、走行部の回転角速度を検出するジャ
イロセンサ90と、清掃ロボット1の周辺環境を認識す
るための測距センサ6(6a〜6c)とが接続されてい
る。
【0029】次に走行制御部32で行なわれる回転制御
について説明する。走行部CPU27は、駆動制御部1
4a,14bに対して回転する旨の指示を行なう。駆動
制御部14a,14bは駆動輪駆動モータ60a,60
bに対してそれぞれ逆方向に回転させるよう制御する。
これにより清掃ロボット1は回転を行なう。
【0030】清掃ロボット1の回転角度は2つの方法に
よって測定される。第1の方法は、ジャイロセンサ90
を用いて回転角度を求める方法である。ジャイロセンサ
90では、清掃ロボット1の回転角速度が検知され、そ
の検出値を積算して回転角度を算出する。走行部CPU
27では、ジャイロセンサから受信した回転角度を清掃
ロボット1の回転角度とし、その角度が所望の角度とな
った場合に、駆動制御部14a,14bに駆動輪駆動モ
ータ60a,60bを停止させる旨の指示を行なう。
【0031】第2の方法は、エンコーダ79a,79b
を用いて回転角度を求める方法である。エンコーダ79
aは、駆動輪駆動モータ60aの回転方向と回転量を検
知し、エンコーダ79bは、駆動輪駆動モータ60bの
回転方向と回転量を検知する。エンコーダ79aとエン
コーダ79bとで検知された駆動輪駆動モータ60a,
60bの回転方向と回転量とはそれぞれ走行部CPU2
7に送信される。走行部CPU27では、受信した回転
方向と回転量とから清掃ロボット1の回転角度を算出す
る。走行部CPU27では、算出された回転角度が所望
の角度となった場合に、駆動制御部14a,14bに駆
動輪駆動モータ60a,60bを停止させる旨の指示を
行なう。このように2つの方法によって、清掃ロボット
1が回転する場合の回転角度が検出される。
【0032】また、清掃ロボット1がカーブ走行を行な
う場合には、駆動輪駆動モータ60a,60bの回転方
向を同じにして回転速度を異ならせることによりカーブ
走行が行なわれる。この場合においても、上述の2つの
方法によって清掃ロボット1の回転角度を求めることが
できる。
【0033】図6は、清掃ロボット1が回転移動する場
合に走行部CPU27で行なわれる回転制御の流れを示
すフロー図である。図を参照して、ステップS01で、
変数およびフラッグの初期化が行なわれる。具体的に
は、ジャイロセンサ90が出力する回転角度を表わす変
数g0に「0」が設定され、エンコーダ79a,79b
で検出された駆動輪駆動モータ60a,60bの回転方
向と回転量とから計算された回転角度を表わす変数e0
に「0」が設定され、変数g1および変数e1に「0」
が設定される。清掃ロボット1の回転角度aに「0」が
設定され、MODEフラッグに「0」が設定される。
【0034】清掃ロボット1がこれから回転移動しよう
とする回転角度が変数θに設定される(ステップS0
2)。走行部CPU27により、駆動制御14a,14
bに対して回転する旨の指示が行なわれ、駆動制御部1
4a,14bが駆動輪駆動モータ60a,60bを駆動
して清掃ロボット1が回転移動を開始する(ステップS
03)。清掃ロボット1が回転移動を行なっている間、
走行部CPU27では、清掃ロボット1の回転角度aが
ステップS02で設定した目標とする回転角度(変数
θ)となるまで(ステップS05)、清掃ロボット1の
回転角度aの更新処理が行なわれ(ステップS04)、
目標の回転角度となったときに駆動輪駆動モータ60
a,60bを停止して回転を終了する(ステップS0
5)。回転角度aの更新処理については後で説明する。
その後、ジャイロセンサ90が使用可能か否かの判断が
なされ(ステップS06)、使用不能であればジャイロ
センサのリセットがなされる(ステップS07)。その
後処理を終了する。
【0035】次に、清掃ロボット1の回転角度aの更新
処理について説明する。図7は、回転角度aの更新処理
の流れを示すフロー図である。図を参照して、まず、走
行部CPU27で、ジャイロセンサ90から受信した回
転角度を変数g0に設定する(ステップS10)。ここ
で変数g0に設定される回転角度は、図6に示すフロー
のステップS01で変数g0が初期化された時点から計
算される回転角度である。次に、エンコーダ79a,7
9bから走行部CPU27に送られてくる駆動輪駆動モ
ータ60a,60bの回転方向と回転量とから計算され
る回転角度を変数e0に設定する(ステップS11)。
ここで変数e0に設定される回転角度は、図6に示すフ
ローのステップS01で変数e0が初期化された時点か
ら計算される回転角度である。次にジャイロセンサが使
用可能か否かの判断がなされる(ステップS12)。ジ
ャイロセンサの使用可能か否かの判断は、ステップS1
0で走行部CPU27がジャイロセンサ90から受信す
るデータをもとに判断される。
【0036】図8は、ジャイロセンサ90から走行部C
PU27に送られるデータの構成を示す図である。ジャ
イロセンサ90が走行部CPU27に送信するデータ
は、8ビットで構成されている。最初の第1ビットは、
ジャイロセンサ90の使用可否を示すフラッグであり、
使用可能の場合には「0」が設定され、使用不能の場合
には「1」が設定される。第2ビットから第8ビットま
での7ビットで角度値が表わされる。この8ビットのデ
ータが、ジャイロセンサ90から走行部CPU27に一
定周期(たとえば100ミリ秒ごと)で送信される。
【0037】ここで、ジャイロセンサが使用可能または
使用不能の場合とは、たとえば図11に示すように、ジ
ャイロセンサは、供給される電圧が使用可能電圧の下限
値V1より高い電圧でなければ使用できないので、この
ジャイロセンサに供給される電圧が使用可能電圧の下限
値V1よりも高い場合が使用可能の場合であり、低い場
合が使用不能の場合である。また、図12に示すよう
に、ジャイロセンサの検出することができる角速度は検
出限界aよりも小さい角速度であるので、ジャイロセン
サが検出限界aよりも小さい角速度で回転する場合が使
用可能の場合であり、検出限界aよりも大きい角速度で
回転する場合が使用不能の場合である。
【0038】図7に戻って、ジャイロセンサが使用不能
の場合にはステップS13に進み、MODEフラッグが
調べられる。MODEフラッグが「0」の場合には、ス
テップS14に進み、ジャイロセンサ90が使用不能で
あることを示すためにMODEフラッグに「1」が設定
される(ステップS14)。そして、エンコーダ出力を
もとに求められた回転角度を表わす変数e0が「0」に
リセットされる(ステップS15)。
【0039】ステップS13でMODEフラッグが
「1」の場合には、ステップS16に進む。ステップS
16では、変数e1にエンコーダの出力をもとに求めら
れた回転角度を表わす変数e0の値が設定される。
【0040】一方、ステップS12において、ジャイロ
センサ90が使用可能である場合には、変数g1にジャ
イロセンサ90の出力をもとに求められた回転角度を表
わす変数g0の値が設定される(ステップS17)。そ
の後、ステップS18において、清掃ロボット1の回転
角度aに、変数g1と変数e1の和が設定される。
【0041】以上説明した回転角度aの更新処理が、清
掃ロボット1の回転角度aが目標とする回転角度θの値
になるまで繰返される。これにより、ジャイロセンサ9
0が使用可能である間(ステップS12でNo)、変数
g1にジャイロセンサ90の出力をもとに求められた回
転角度(変数g0の値)が設定され、ジャイロセンサ9
0が使用不能となった場合には(ステップS12でYe
s)、エンコーダ70a,79bの出力をもとに求めら
れた回転角度(変数e0の値)が変数e1に設定される
(ステップS16)。そして、清掃ロボット1の回転角
度aは、ジャイロセンサが使用可能である間にジャイロ
センサの出力をもとに求められた回転角度(変数g1の
値)と、ジャイロセンサが使用不能となった後にエンコ
ーダ79a,79bの出力をもとに求められた回転角度
(変数e1の値)との和によって求められる(ステップ
S18)。
【0042】図9は、図6および図7に示す回転制御の
フローに従って回転制御された場合に、回転角度aの更
新処理の計算に用いられるジャイロセンサ出力とエンコ
ーダ出力との切換タイミングを説明するための図であ
る。図を参照して、横軸には時間を縦軸には回転角度を
とり、清掃ロボット1の回転角度と時間との関係を実線
で示している。t0 〜t1 の間ではジャイロセンサ90
の出力をもとに求められた回転角度(変数g0)のみで
清掃ロボット1の回転角度が計算され、t2 〜t 3 の間
でエンコーダ79a,79bの出力をもとに求められた
回転角度(変数e0)が加算されて清掃ロボット1の回
転角度e1が計算される。時刻t1 は、たとえば、ジャ
イロセンサ90が電圧低下により使用不能となった場合
を示し、時刻t2 において走行部CPU27でジャイロ
センサ90が使用不能となった信号が受信されたことを
示す。ジャイロセンサ90が使用不能となってから(時
刻t 1 )ジャイロセンサ90が使用不能となったことを
走行部CPU27が検知するまで(時刻t2 )の時間が
検出の遅れとして生じてしまっている。したがって、こ
の間に清掃ロボット1が回転移動した回転角度を走行部
CPU27は検出することができず、誤差となって現わ
れる。
【0043】これは、ジャイロセンサ90の固有の特性
として、ジャイロセンサ90で回転角速度を検出してか
らデータを走行部CPU27に出力するまでの間に、演
算処理等による時間がかかることによるものである。こ
の時間がt1 〜t2 の遅れの時間として現われる。これ
を解決するために、エンコーダ79a,79bの出力を
もとに求められた回転角度をt1 〜t2 の時間の間記憶
しておき、ジャイロセンサ90が使用不能と判断された
時(時刻t2 )に、ジャイロセンサ90が実際に検出不
能となった時刻(時刻t1 )からの回転角度を記憶され
ているエンコーダ79a,70bの出力をもとに求めた
回転角度を用いることにより解決できる。
【0044】以上説明したように、本実施の形態におけ
る清掃ロボット1は、回転移動をする際に、ジャイロセ
ンサ90が使用可能である間はジャイロセンサ90の出
力をもとに求めた回転角度を用い、ジャイロセンサ90
が使用不能となった場合には、その後の回転角度をエン
コーダ79a,79bの出力をもとにもとめた回転角度
を用いるので、回転途中にジャイロセンサ90が使用不
能状態になったとしても方位を見失うことがない。そし
て、途中で回転を中止することなく目標の角度まで回転
移動することができる。
【0045】また、清掃ロボット1の駆動電源として電
池を使用した場合でも、電池の使用電圧の下限値を高く
設定する必要がないので、長時間電池を使用することが
できる。
【0046】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
おける清掃作業ロボットは、第1の実施の形態における
清掃作業ロボットの回転角度aの更新処理(図6のステ
ップS04)が異なるのみで、その他の点については第
1の実施の形態における清掃作業ロボットと同じであ
る。第1の実施の形態における清掃作業ロボット1と同
じ構成についてはここでの説明は繰返さない。
【0047】以下、第2の実施の形態における清掃作業
ロボットの回転角度aの更新処理について説明する。図
10は、第2の実施の形態における清掃ロボット1の回
転角度aの更新処理の流れを示すフロー図である。図を
参照して、まず、ステップS20において、ジャイロセ
ンサ90から受信した回転角度を変数g0に設定する。
ここで変数g0に設定される回転角度は、図6に示すフ
ローのステップS01で変数g0が初期化された時点か
ら計算される回転角度である。そして、ステップS21
において、エンコーダ79a,79bの出力に基づき求
められた回転角度を変数e0に設定する。ここで変数e
0に設定される回転角度は、図6に示すフローのステッ
プS01で変数e0が初期化された時点から計算される
回転角度である。そして、ステップS22において、ジ
ャイロセンサ90が使用可能であるか否かの判断がなさ
れる。ジャイロセンサ90が使用可能であるか否かの判
断は、ジャイロセンサ90が出力するデータの第1ビッ
トに表わされるフラッグにより判断される。ジャイロセ
ンサ90が使用可能である場合(ステップS22でN
o)には清掃ロボット1の回転角度aにステップS20
で設定した変数g0の値のみが設定され(ステップS2
3)、ジャイロセンサ90が使用不能である場合(ステ
ップS22でYes)には清掃ロボット1の回転角度a
にステップS21で設定した変数e0の値のみが設定さ
れる(ステップS24)。
【0048】したがって、第2の実施の形態における清
掃ロボット1は、回転移動をする際にジャイロセンサ9
0が使用可能である場合にはジャイロセンサ90の出力
をもとに求めた回転角度を清掃ロボット1の回転角度と
し、回転移動中にジャイロセンサ90が使用不能となっ
た場合にはエンコーダ79a,79bの出力をもとに求
めた回転角度を清掃ロボット1の回転角度とするもので
ある。
【0049】以上説明したとおり、第2の実施の形態に
おける清掃ロボット1は、第1の実施の形態においてジ
ャイロセンサ90の使用不能を検出する遅れにより生じ
る誤差をなくして正確な回転移動量を検出することが可
能になる。これは、回転移動時の駆動輪と床面との滑り
量が少ない場合、たとえば清掃ロボット1が低速で回転
するような場合に有効である。
【0050】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における清掃ロボッ
ト1の外観を示す斜視図である。
【図2】清掃ロボットの構成を示す平面図である。
【図3】直進走行時における走行部の構成を示す平面図
である。
【図4】回転動作時における走行部の構成を示す平面図
である。
【図5】清掃ロボットの回路構成を示すブロック図であ
る。
【図6】清掃ロボット1の回転制御の処理の流れを示す
フロー図である。
【図7】第1の実施の形態における回転角度aの更新処
理の流れを示すフロー図である。
【図8】ジャイロセンサ90が出力するデータの構成を
示す図である。
【図9】ジャイロセンサ出力とエンコーダ出力とを切換
えることにより回転角度を算出する場合の切換タイミン
グを説明するための図である。
【図10】第2の実施の形態における回転角度aの更新
処理の流れを示す図である。
【図11】ジャイロセンサへの供給電圧の時間的な変化
を示す図である。
【図12】ジャイロセンサに衝撃が加わった場合のジャ
イロセンサの角速度と時間との関係を示す図である。
【符号の説明】
27 走行部CPU 14a,14b 駆動制御部 60a,60b 駆動輪駆動モータ 79a,79b エンコーダ 90 ジャイロセンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と、 前記車体の方位を検出する方位センサと、 前記車体に取付けられた車輪の回転数から前記車体の方
    位を検出する検出手段と、 前記方位センサによって方位が検出できない場合には、
    前記検出手段により検出された方位を選択する選択手段
    とを備えた、自律走行車。
  2. 【請求項2】 車体と、 前記車体の方位を検出する方位センサと、 前記車体に取付けられた車輪の回転数から前記車体の方
    位を検出する検出手段と、 前記方位センサによって方位が検出できる時間は前記方
    位センサで検出した方位を選択し、前記方位センサによ
    って方位が検出できない時間は前記検出手段により検出
    した方位を選択する選択手段とを備えた、自律走行車。
  3. 【請求項3】 車体と、 前記車体の方位を検出する方位センサと、 前記車体に取付けられた車輪の回転数から前記車体の方
    位を検出する検出手段と、 前記車体が回転する途中で前記方位センサが方位を検出
    不能になった場合、検出不能直前に前記方位センサが検
    出した方位に、検出不能以降において前記検出手段が検
    出した方位を加える方位算出手段とを備えた、自律走行
    車。
JP10243572A 1998-08-28 1998-08-28 自律走行車 Withdrawn JP2000075925A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10243572A JP2000075925A (ja) 1998-08-28 1998-08-28 自律走行車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10243572A JP2000075925A (ja) 1998-08-28 1998-08-28 自律走行車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000075925A true JP2000075925A (ja) 2000-03-14

Family

ID=17105834

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10243572A Withdrawn JP2000075925A (ja) 1998-08-28 1998-08-28 自律走行車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000075925A (ja)

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005211442A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Tottori Univ 自律移動型車椅子
US8239992B2 (en) 2007-05-09 2012-08-14 Irobot Corporation Compact autonomous coverage robot
US8253368B2 (en) 2004-01-28 2012-08-28 Irobot Corporation Debris sensor for cleaning apparatus
US8368339B2 (en) 2001-01-24 2013-02-05 Irobot Corporation Robot confinement
US8374721B2 (en) 2005-12-02 2013-02-12 Irobot Corporation Robot system
US8380350B2 (en) 2005-12-02 2013-02-19 Irobot Corporation Autonomous coverage robot navigation system
US8386081B2 (en) 2002-09-13 2013-02-26 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US8382906B2 (en) 2005-02-18 2013-02-26 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet cleaning
US8387193B2 (en) 2005-02-18 2013-03-05 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning
US8390251B2 (en) 2004-01-21 2013-03-05 Irobot Corporation Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods
US8396592B2 (en) 2001-06-12 2013-03-12 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US8412377B2 (en) 2000-01-24 2013-04-02 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US8417383B2 (en) 2006-05-31 2013-04-09 Irobot Corporation Detecting robot stasis
US8418303B2 (en) 2006-05-19 2013-04-16 Irobot Corporation Cleaning robot roller processing
US8428778B2 (en) 2002-09-13 2013-04-23 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US8463438B2 (en) 2001-06-12 2013-06-11 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US8474090B2 (en) 2002-01-03 2013-07-02 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US8515578B2 (en) 2002-09-13 2013-08-20 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US8584307B2 (en) 2005-12-02 2013-11-19 Irobot Corporation Modular robot
US8600553B2 (en) 2005-12-02 2013-12-03 Irobot Corporation Coverage robot mobility
US8739355B2 (en) 2005-02-18 2014-06-03 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for dry cleaning
US8780342B2 (en) 2004-03-29 2014-07-15 Irobot Corporation Methods and apparatus for position estimation using reflected light sources
US8788092B2 (en) 2000-01-24 2014-07-22 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US8874264B1 (en) 2004-07-07 2014-10-28 Irobot Corporation Celestial navigation system for an autonomous robot
US8930023B2 (en) 2009-11-06 2015-01-06 Irobot Corporation Localization by learning of wave-signal distributions
US8972052B2 (en) 2004-07-07 2015-03-03 Irobot Corporation Celestial navigation system for an autonomous vehicle
US9008835B2 (en) 2004-06-24 2015-04-14 Irobot Corporation Remote control scheduler and method for autonomous robotic device
CN108427409A (zh) * 2017-02-15 2018-08-21 苏州宝时得电动工具有限公司 自动工作***,自移动设备及其控制方法
US10314449B2 (en) 2010-02-16 2019-06-11 Irobot Corporation Vacuum brush

Cited By (98)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8761935B2 (en) 2000-01-24 2014-06-24 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US9446521B2 (en) 2000-01-24 2016-09-20 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US8412377B2 (en) 2000-01-24 2013-04-02 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US8788092B2 (en) 2000-01-24 2014-07-22 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US8565920B2 (en) 2000-01-24 2013-10-22 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US8478442B2 (en) 2000-01-24 2013-07-02 Irobot Corporation Obstacle following sensor scheme for a mobile robot
US9144361B2 (en) 2000-04-04 2015-09-29 Irobot Corporation Debris sensor for cleaning apparatus
US8659255B2 (en) 2001-01-24 2014-02-25 Irobot Corporation Robot confinement
US9582005B2 (en) 2001-01-24 2017-02-28 Irobot Corporation Robot confinement
US8659256B2 (en) 2001-01-24 2014-02-25 Irobot Corporation Robot confinement
US9622635B2 (en) 2001-01-24 2017-04-18 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US8368339B2 (en) 2001-01-24 2013-02-05 Irobot Corporation Robot confinement
US9038233B2 (en) 2001-01-24 2015-05-26 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US8686679B2 (en) 2001-01-24 2014-04-01 Irobot Corporation Robot confinement
US9104204B2 (en) 2001-06-12 2015-08-11 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US8838274B2 (en) 2001-06-12 2014-09-16 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US8396592B2 (en) 2001-06-12 2013-03-12 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US8463438B2 (en) 2001-06-12 2013-06-11 Irobot Corporation Method and system for multi-mode coverage for an autonomous robot
US8516651B2 (en) 2002-01-03 2013-08-27 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US8763199B2 (en) 2002-01-03 2014-07-01 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US8474090B2 (en) 2002-01-03 2013-07-02 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US8671507B2 (en) 2002-01-03 2014-03-18 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US8656550B2 (en) 2002-01-03 2014-02-25 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
US9128486B2 (en) 2002-01-24 2015-09-08 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US8515578B2 (en) 2002-09-13 2013-08-20 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US8428778B2 (en) 2002-09-13 2013-04-23 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US8781626B2 (en) 2002-09-13 2014-07-15 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US8793020B2 (en) 2002-09-13 2014-07-29 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US8386081B2 (en) 2002-09-13 2013-02-26 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US9949608B2 (en) 2002-09-13 2018-04-24 Irobot Corporation Navigational control system for a robotic device
US9215957B2 (en) 2004-01-21 2015-12-22 Irobot Corporation Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods
US8854001B2 (en) 2004-01-21 2014-10-07 Irobot Corporation Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods
US8390251B2 (en) 2004-01-21 2013-03-05 Irobot Corporation Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods
US8749196B2 (en) 2004-01-21 2014-06-10 Irobot Corporation Autonomous robot auto-docking and energy management systems and methods
US8598829B2 (en) 2004-01-28 2013-12-03 Irobot Corporation Debris sensor for cleaning apparatus
US8456125B2 (en) 2004-01-28 2013-06-04 Irobot Corporation Debris sensor for cleaning apparatus
US8378613B2 (en) 2004-01-28 2013-02-19 Irobot Corporation Debris sensor for cleaning apparatus
US8253368B2 (en) 2004-01-28 2012-08-28 Irobot Corporation Debris sensor for cleaning apparatus
JP2005211442A (ja) * 2004-01-30 2005-08-11 Tottori Univ 自律移動型車椅子
US8780342B2 (en) 2004-03-29 2014-07-15 Irobot Corporation Methods and apparatus for position estimation using reflected light sources
US9360300B2 (en) 2004-03-29 2016-06-07 Irobot Corporation Methods and apparatus for position estimation using reflected light sources
US9008835B2 (en) 2004-06-24 2015-04-14 Irobot Corporation Remote control scheduler and method for autonomous robotic device
US9486924B2 (en) 2004-06-24 2016-11-08 Irobot Corporation Remote control scheduler and method for autonomous robotic device
US8874264B1 (en) 2004-07-07 2014-10-28 Irobot Corporation Celestial navigation system for an autonomous robot
US9223749B2 (en) 2004-07-07 2015-12-29 Irobot Corporation Celestial navigation system for an autonomous vehicle
US9229454B1 (en) 2004-07-07 2016-01-05 Irobot Corporation Autonomous mobile robot system
US8972052B2 (en) 2004-07-07 2015-03-03 Irobot Corporation Celestial navigation system for an autonomous vehicle
US8782848B2 (en) 2005-02-18 2014-07-22 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for dry cleaning
US8382906B2 (en) 2005-02-18 2013-02-26 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet cleaning
US8774966B2 (en) 2005-02-18 2014-07-08 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning
US9445702B2 (en) 2005-02-18 2016-09-20 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning
US8387193B2 (en) 2005-02-18 2013-03-05 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning
US8739355B2 (en) 2005-02-18 2014-06-03 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for dry cleaning
US8392021B2 (en) 2005-02-18 2013-03-05 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet cleaning
US8855813B2 (en) 2005-02-18 2014-10-07 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning
US8670866B2 (en) 2005-02-18 2014-03-11 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet and dry cleaning
US10470629B2 (en) 2005-02-18 2019-11-12 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for dry cleaning
US8985127B2 (en) 2005-02-18 2015-03-24 Irobot Corporation Autonomous surface cleaning robot for wet cleaning
US9144360B2 (en) 2005-12-02 2015-09-29 Irobot Corporation Autonomous coverage robot navigation system
US8380350B2 (en) 2005-12-02 2013-02-19 Irobot Corporation Autonomous coverage robot navigation system
US8978196B2 (en) 2005-12-02 2015-03-17 Irobot Corporation Coverage robot mobility
US8950038B2 (en) 2005-12-02 2015-02-10 Irobot Corporation Modular robot
US10524629B2 (en) 2005-12-02 2020-01-07 Irobot Corporation Modular Robot
US9599990B2 (en) 2005-12-02 2017-03-21 Irobot Corporation Robot system
US8374721B2 (en) 2005-12-02 2013-02-12 Irobot Corporation Robot system
US9392920B2 (en) 2005-12-02 2016-07-19 Irobot Corporation Robot system
US8761931B2 (en) 2005-12-02 2014-06-24 Irobot Corporation Robot system
US8954192B2 (en) 2005-12-02 2015-02-10 Irobot Corporation Navigating autonomous coverage robots
US9149170B2 (en) 2005-12-02 2015-10-06 Irobot Corporation Navigating autonomous coverage robots
US8661605B2 (en) 2005-12-02 2014-03-04 Irobot Corporation Coverage robot mobility
US8584307B2 (en) 2005-12-02 2013-11-19 Irobot Corporation Modular robot
US8584305B2 (en) 2005-12-02 2013-11-19 Irobot Corporation Modular robot
US8606401B2 (en) 2005-12-02 2013-12-10 Irobot Corporation Autonomous coverage robot navigation system
US8600553B2 (en) 2005-12-02 2013-12-03 Irobot Corporation Coverage robot mobility
US8418303B2 (en) 2006-05-19 2013-04-16 Irobot Corporation Cleaning robot roller processing
US8572799B2 (en) 2006-05-19 2013-11-05 Irobot Corporation Removing debris from cleaning robots
US9955841B2 (en) 2006-05-19 2018-05-01 Irobot Corporation Removing debris from cleaning robots
US8528157B2 (en) 2006-05-19 2013-09-10 Irobot Corporation Coverage robots and associated cleaning bins
US9492048B2 (en) 2006-05-19 2016-11-15 Irobot Corporation Removing debris from cleaning robots
US10244915B2 (en) 2006-05-19 2019-04-02 Irobot Corporation Coverage robots and associated cleaning bins
US9317038B2 (en) 2006-05-31 2016-04-19 Irobot Corporation Detecting robot stasis
US8417383B2 (en) 2006-05-31 2013-04-09 Irobot Corporation Detecting robot stasis
US9480381B2 (en) 2007-05-09 2016-11-01 Irobot Corporation Compact autonomous coverage robot
US8726454B2 (en) 2007-05-09 2014-05-20 Irobot Corporation Autonomous coverage robot
US8839477B2 (en) 2007-05-09 2014-09-23 Irobot Corporation Compact autonomous coverage robot
US11498438B2 (en) 2007-05-09 2022-11-15 Irobot Corporation Autonomous coverage robot
US11072250B2 (en) 2007-05-09 2021-07-27 Irobot Corporation Autonomous coverage robot sensing
US10070764B2 (en) 2007-05-09 2018-09-11 Irobot Corporation Compact autonomous coverage robot
US8239992B2 (en) 2007-05-09 2012-08-14 Irobot Corporation Compact autonomous coverage robot
US8438695B2 (en) 2007-05-09 2013-05-14 Irobot Corporation Autonomous coverage robot sensing
US10299652B2 (en) 2007-05-09 2019-05-28 Irobot Corporation Autonomous coverage robot
US8930023B2 (en) 2009-11-06 2015-01-06 Irobot Corporation Localization by learning of wave-signal distributions
US10314449B2 (en) 2010-02-16 2019-06-11 Irobot Corporation Vacuum brush
US11058271B2 (en) 2010-02-16 2021-07-13 Irobot Corporation Vacuum brush
CN109074086A (zh) * 2017-02-15 2018-12-21 苏州宝时得电动工具有限公司 自动工作***,自移动设备及其控制方法
WO2018149404A1 (zh) * 2017-02-15 2018-08-23 苏州宝时得电动工具有限公司 自动工作***,自移动设备及其控制方法
CN108427409A (zh) * 2017-02-15 2018-08-21 苏州宝时得电动工具有限公司 自动工作***,自移动设备及其控制方法
US11675363B2 (en) 2017-02-15 2023-06-13 Positec Power Tools (Suzhou) Co., Ltd Automatic working system, self-moving apparatus and control method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000075925A (ja) 自律走行車
JP2000066722A (ja) 自律走行車および回転角度検出方法
JP3395874B2 (ja) 移動走行車
EP1368715B1 (en) Method and device for determining position of an autonomous apparatus
US5903124A (en) Apparatus for positioning moving body allowing precise positioning of moving body
JP3783525B2 (ja) 平均車速算出装置及び記録媒体
US20100292915A1 (en) Car navigation system
JP6398067B2 (ja) ロボット起き上がりのシステムおよび方法
JP2004215350A (ja) 駆動制御装置およびその方法と2輪車
JP2007168602A (ja) 二輪移動台車
JP3498495B2 (ja) 自律走行車
CN105292333A (zh) 一种新型转向***及其平衡车
JP2000356647A (ja) 加速度センサのオフセット誤差検出方法及び装置、車両用現在位置検出装置、ナビゲーション装置
JPH10119807A (ja) 車両走行制御装置
JP3076648B2 (ja) 自走式掃除機
JPH0238916A (ja) 角速度計測装置
JP2004318721A (ja) 自律走行車
CN113465940A (zh) 一种机器人打滑检测方法、装置以及机器人
JP2021149125A (ja) 自律移動装置および自律移動装置の制御方法
JPH10206453A (ja) ヨー角速度検出装置
JP4074131B2 (ja) 自律走行車
JPH08334351A (ja) 現在位置算出装置
JP3975548B2 (ja) 航法装置および位置計測方法
KR100436717B1 (ko) 차량의 시트 제어시스템 및 그 방법
JP3550717B2 (ja) 車両走行位置推定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050613

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20051101