JP3498495B2 - 自律走行車 - Google Patents

自律走行車

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JP3498495B2
JP3498495B2 JP25302896A JP25302896A JP3498495B2 JP 3498495 B2 JP3498495 B2 JP 3498495B2 JP 25302896 A JP25302896 A JP 25302896A JP 25302896 A JP25302896 A JP 25302896A JP 3498495 B2 JP3498495 B2 JP 3498495B2
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宣和 川越
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自律して移動する
自律走行車に関し、特に、清掃、ワックス塗布、芝刈り
などの作業をする自律走行車に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、平面上を自律的に走行しながら清
掃を行なう清掃ロボットの開発が行なわれている。この
ような清掃ロボットに走行、清掃等の作業を達成させる
ために、清掃ロボットに矩形の清掃領域の範囲を設定し
自動的に作業させる第1の技術と、清掃ロボットに作業
内容を教示しこれを再生させる第2の技術とが知られて
いる。
【0003】第1の技術では清掃ロボットは矩形領域内
をジグザグ走行するが、このジクザグ走行についてまず
説明する。
【0004】図25を用いて具体的なジクザク走行の経
路を説明する。図25は、矩形領域を走行する清掃ロボ
ットの経路を説明するための図である。図25(a)
は、開始地点Aにおいて進行方向と矩形の短辺が平行な
場合、清掃ロボットが走行する経路を説明するための図
であり、図25(b)は、開始地点Aにおいて進行方向
と矩形の長辺が平行な場合、清掃ロボットが走行する経
路を説明するための図である。
【0005】図25(a)は、地点Aから矩形の短辺に
平行に直進し始めた清掃ロボットは、まず、地点Bまで
走行する。清掃ロボットは、地点Bまで達すると、地点
Bにて時計周りに90度回転する。さらに、地点Cまで
直進し、地点Cで90度時計周りに回転し、地点Dに向
かって直進する。その後、地点D、Eに達すると、地点
B、Cとは、逆に反時計周りに90度回転する。
【0006】清掃ロボットは、これらのように直進と回
転(直進とUターン)を繰り返しつつ、平面上の矩形領
域を隈なくジグザグ走行する。
【0007】図25(b)は、地点A’から矩形の長辺
に平行に直進を開始するジクザグ走行を示している。清
掃ロボットは、地点A’から地点B’、C’、D’、
E’を通り、地点F’に至る。図25(a)と同様に直
進と回転(直進とUターン)を繰り返しつつ、平面状の
矩形領域を隈なく走行する。
【0008】これらのジグザグ走行において、経路A
B、経路A’B’に平行な方向を清掃ロボットの直進方
向と呼ぶ。
【0009】図26は、清掃ロボットにジグザグ走行を
させる矩形領域の設定を説明するための図である。図2
6(a)は室内などのように周りが壁で囲まれている第
1の場合であり、図26(b)は廊下などのように両サ
イドのみが壁である第2の場合であり、図26(c)は
開放領域の第3の場合である。
【0010】第1の場合、清掃ロボットを作業領域の隅
に設置し作業を開始させると、清掃ロボットはセンサを
用いて壁までの距離L1、L2を測定しこれをジグザグ
走行をする矩形領域に設定する。
【0011】第2の場合、ユーザは壁が無い方向の長さ
L1を設定し、清掃ロボットを作業領域の隅に設置し作
業を開始させると、清掃ロボットはセンサを用いて壁ま
での距離L2を測定し、距離L1、L2によってジグザ
グ走行をする矩形領域を設定する。
【0012】第3の場合、ユーザは進行方向とこれに直
行する方向との2方向の長さL1、L2を設定し作業を
開始させると、清掃ロボットは距離L1、L2によって
ジグザグ走行をする矩形領域を設定する。
【0013】次に第2の技術を説明する。第2の技術で
は、使用者は、まず、清掃ロボットを遠隔操作するコン
トローラを用いて、作業領域内で清掃ロボットに作業
(作業には走行が含まれる)をさせる。作業が終了する
とこれらの作業を記憶することのできるメモリカードに
一連の作業を記録させる。このようなコントローラを用
いての作業と、これらの作業の記録とが清掃ロボットへ
の作業の教示である。
【0014】これらの教示された作業内容を再生するこ
とによって清掃ロボットは記録された作業内容を繰り返
すことができる。
【0015】また、これらに示したような第1、第2の
技術をもとにして次のような第3の技術が考えられてい
る。
【0016】この第3の技術とは、清掃ロボットが壁に
沿って走行中に壁の途切れを検出すると、その壁の凹み
の深さを測定し、深さに応じて凹み領域での走行を選択
するものである。この際に選択することのできる走行
は、凹み領域でのジグザク走行と、凹み領域での横移動
と、凹み領域を放置し直進する走行とである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図25(a)、(b)
に見たように、清掃ロボットのジグザク走行において
は、清掃ロボットが開始地点で進行方向が清掃すべき矩
形領域の短辺に平行に設置される場合と、長辺に平行に
設置される場合とがあり得る。
【0018】いま、矩形領域の走行作業に要する作業時
間を図25(a)、(b)に示した場合について計算し
てみる。作業時間は直進走行に要する時間と回転に要す
る時間との和となり、次式で表わされる。
【0019】(作業時間)={(1回の直進距離)×
(走行レーン数)+(走行レーン移動距離)×(走行レ
ーン数−1)}/(走行速度)+(90度回転時間)×
(Uターン回数)×2。
【0020】ここで、図25(a)、(b)いずれの場
合も、10m×5mの矩形領域を50cmの作業幅でジ
グザグ走行を行ない、走行速度30cm/秒、90度回
転に要する時間を2秒とする。
【0021】図25(a)の場合、(走行レーン数)=
20、(Uターン数)=19であり、これらを上式に代
入すると、(作業時間)={5×20+0.5×19}
/0.3+2×19×2=441[秒]となる。
【0022】図25(b)の場合、(走行レーン数)=
10、(Uターン数)=9であり、これらを上式に代入
すると、(作業時間)={10×10+0.5×9}/
0.3+2×9×2=384[秒]となる。
【0023】以上のことから、10m×5mの矩形領域
で作業させる場合、作業の開始地点での清掃ロボットの
向きによって60秒程度の差が生じることがわかる。
【0024】90度回転に要する時間が2秒であるとい
うのは、近傍に障害物がない理想的な場合である。実際
には、壁際でのUターンの際に一度後退し壁から離れた
後に90度回転し、元の位置に戻るというような行程を
経て回転を行なわなければならないこともあり、さらに
多くの時間を要する。
【0025】たとえば90度回転に要する時間が6秒で
ある場合には、上式を用いて計算すると、作業の開始地
点での清掃ロボットの向きによって140秒程度の差が
生じることがわかる。
【0026】また、上述の説明においては計算を簡単に
するため、清掃ロボットの発進、停止時の加減速が考慮
されておらず、さらにこれらを考慮するならば、その差
は一層大きくなる。
【0027】以上のように、ジグザク走行を行なう場
合、ジグザグ走行を開始する際の清掃ロボットの向きは
作業時間に多大な影響を与えることがわかる。
【0028】また、従来の技術に示した、第2の技術を
用いて清掃ロボットを走行させる際には、清掃ロボット
は予め記憶された所定の領域以外は走行しない。
【0029】第1の技術と第2の技術との両方を用いて
複数の矩形領域を連結させた領域(たとえば図10に示
される領域)でジグザグ走行させる技術が存在するが、
それぞれの矩形領域毎に清掃ロボットの直進方向を決定
して教示する必要がある。これらの教示作業は非常に煩
雑なものとなる。
【0030】第3の技術では、凹みの深さに応じて清掃
ロボットに作業を選択させるが、ジグザグ走行の直進方
向の選択についての記載はない。
【0031】本発明は、これらのような問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、ユーザの操作が
容易である自律走行車を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、予め設定された領域内を自律して走行し、ジグザグ
走行をすることが可能な自律走行車である。
【0033】 本自立走行車は、領域の異なる複数の方
向の長さを検知し、領域を壁に倣って走行中に横方向距
離センサにより領域とは異なる領域を検知する検知手段
と、検知手段による検知に基づいて、横方向距離センサ
により異なる領域の一方の距離を測定し、異なる領域の
一方の距離に対応する方向に走行して、横方向距離セン
サにより異なる領域の他方の距離を測定し、異なる領域
のジグザグ走行の直進方向を選択する選択手段とを含
み、選択手段による選択に基づいて上記の異なる領域で
ジグザグ走行をする。好ましくは、選択手段は、一方の
距離と他方の距離のいずれか長い距離に対応する方向を
直進方向に選択する。好ましくは、異なる領域をジグザ
グ走行した後、領域のジグザグ走行を再開する。好まし
くは、異なる領域は、複数あり、選択手段は、検知手段
により複数の異なる領域が検知されるごとに直進方向を
選択する。好ましくは、検知手段は、横方向距離センサ
により壁の凹みを検出することにより異なる領域を検知
する。
【0034】 この発明によると、領域の異なる複数の
方向の長さが検知され、領域を壁に倣って走行中に横方
向距離センサにより領域とは異なる領域が検知される。
これらの検知に基づいて、横方向距離センサにより異な
る領域の一方の距離が測定され、異なる領域の一方の距
離に対応する方向に走行して、横方向距離センサにより
異なる領域の他方の距離が測定され、異なる領域のジグ
ザグ走行の直進方向が選択され、この選択に基づいてジ
グザグ走行がされる。これにより、設定された領域とは
異なる領域をユーザが設定することは不要となり、ユー
ザの操作は容易となる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態の1つである、清掃ロボットについて説明
する。
【0036】図1は、本発明の実施の形態の1つであ
る、清掃ロボットの外観を示す図であり、図2は、清掃
ロボット本体1の構造を説明するための模式的断面図で
ある。
【0037】清掃ロボットは、清掃ロボット本体1と、
コントローラ2と、メモリカード3とから構成される。
清掃ロボット本体1を遠隔操作したり走行や作業を教示
するためにコントローラ2が用いられ、清掃ロボット本
体1に対する命令を記憶するためにメモリカード3が用
いられる。
【0038】また、清掃ロボット本体1は、大きくは、
駆動輪を備える走行部10と、清掃の作業をする清掃部
20と、走行部10に支持された車体部30とから構成
される。
【0039】走行部10は、前側キャスタ11と、後側
キャスタ12と、左側駆動モータ13と、右側駆動モー
タ14と、左側走行輪15と、右側走行輪16と、左側
エンコーダ17と、右側エンコーダ18と、ジャイロセ
ンサ19とを備える。
【0040】左側駆動モータ13、右側駆動モータ14
は、それぞれ、左側走行輪15、右側走行輪16を駆動
し、これらによって清掃ロボット本体1は、直進走行、
回転走行が可能となる。前側キャスタ11と、後側キャ
スタ12は、左側走行輪15、右側走行輪16ととも
に、清掃ロボット本体1の重量を支える。
【0041】また、左側エンコーダ17、右側エンコー
ダ18は、清掃ロボット本体1の移動距離や回転角度を
算出する。ジャイロセンサ19は、レートジャイロであ
り、走行部10の回転角速度を計測し、計測値を後述す
る走行部CPU121に一定周期(たとえば1ミリ秒
毎)で出力する。ジャイロセンサ19を用いることによ
って、清掃ロボット本体1の本来の進行方向から、ロボ
ットが回転しようとする方向とその回転角速度とが計測
される。走行部CPU121は、ジャイロセンサ19か
ら出力される回転角速度の値を時間について積分し、走
行部の回転角度を算出することができる。
【0042】清掃部20は、清拭用回転パッド21、2
2、23、24と、ロータ25、26、27、28とを
備える。
【0043】ロータ25、26、27、28にそれぞれ
取付けられた清拭用回転パッド21、22、23、24
が回転することによって洗剤の塗布等が行なわれる。こ
の際、洗剤は図示しないポンプ71(後に制御回路につ
いて触れる)によって滴下される。
【0044】また、車体部30は、表示部31と、作業
開始ボタン32と、バンパセンサ33と、距離測定窓3
4、35、36と、前方測距センサ37と、左側測距セ
ンサ38と、右側測距センサ39と、左側倣いセンサ4
0、41、右側倣いセンサ42、43とを備える。
【0045】表示部31には、ユーザに対する操作ガイ
ダンスやエラーメッセージなどが表示され、作業開始ボ
タン32によってユーザは作業を開始させる。また、バ
ンパセンサ33は、進行方向への障害物との接触を検知
し、前方測距センサ37、左側測距センサ38、右側測
距センサ39は、バンパセンサ33に設けられた距離測
定窓34、35、36から、それぞれ、清掃ロボット本
体1から前方、左側、右側への障害物までの距離を測定
する。さらに、左側倣いセンサ40、41、右側倣いセ
ンサ42、43は、壁との間の距離を測定し、これによ
って、壁などに倣った走行を実現することができる。
【0046】図3は、清掃ロボット本体1の直進走行を
説明するための図である。走行部10の左側走行輪1
5、右側走行輪16は、中心線X−X’上に設けられ、
前側キャスタ11、後側キャスタ12は、中心線X−
X’に垂直な中心線Y−Y’上に設けられる。また、図
示しないが、前側キャスタ11、後側キャスタ12のう
ちの少なくともいずれか一方にはサスペンション機構が
設けられ、清掃ロボット本体1の走行を補助する。
【0047】直進走行時においては、左側駆動モータ1
3、右側駆動モータ14は同方向に回転する。これによ
って、図3内の矢印D1方向に清掃ロボット本体1は移
動することができる。
【0048】図4は、清掃ロボット本体1の回転走行を
説明するための図である。回転走行時においては、左側
駆動モータ13、右側駆動モータ14はそれぞれ逆方向
に回転する。これによって、図3内の矢印D2方向に清
掃ロボット本体1は回転することができる。なお、回転
走行時には、図4に示されるように前側キャスタ11、
後側キャスタ12は、回転走行に適合するように、中心
線X−X’に平行な方向に向きを変える。さらに、左側
駆動モータ13と、右側駆動モータ14との駆動の比率
を制御することにより、カーブ走行を行なうことができ
る。
【0049】図5は、走行部10から車体部30を回転
させる回転機構部50の構成を示す図である。
【0050】回転機構部50は、ベアリング内輪51と
ベアリング外輪52とからなるベアリングと、車体部回
転駆動歯車53、ベアリング外輪保持具54と、車体部
フレーム55と、走行部フレーム56と、ベアリング内
輪保持具57と、車体部回転モータ58と、ギア59等
とを含んでいる。。
【0051】走行部フレーム56は、ベアリング内輪保
持具57によってベアリング内輪51に固定されてい
る。ベアリング外輪52には、ベアリング外輪保持具5
4によって車体部回転駆動歯車53が固定されている。
また、車体部フレーム55が、ベアリング外輪保持具5
5が固定されている。さらに、走行部フレーム56には
車体部回転モータ58が装着されており、車体部回転モ
ータ58はギア59を介して、車体部回転駆動歯車53
を駆動する。
【0052】車体部回転駆動歯車53には、ギア59を
介して図示しないポテンショメータが取付けられてお
り、走行部10に対する車体部30の回転角度を正確に
検出することができる。
【0053】このような回転機構部50の構成は、走行
部10に対する車体部30の独立した、中心Z−Z’に
対する−90度〜+90度の回転を可能とする。
【0054】図6は、清掃ロボット本体1の回路構成を
示すブロック図である。清掃ロボット本体1の制御部
は、清掃ロボット本体1の走行を制御する走行制御部1
20と、清掃作業を制御する作業制御部100とから構
成される。
【0055】走行制御部120と、作業制御部100と
の詳細を次に示す。走行制御部120は、走行部10の
処理を司る走行部CPU121と、左側走行輪15、右
側走行輪16をそれぞれ制御する駆動制御部122、1
23と、車体部回転モータ58を制御する車体回転制御
部124とを含み、走行部CPU121に、各制御部が
接続される。
【0056】さらに、走行部CPU121には、先述の
左側エンコーダ17、右側エンコーダ18、ジャイロセ
ンサ19、前方測距センサ37、左側測距センサ38、
右側測距センサ39とが接続され、それぞれの計測値が
走行部CPU121に送信される。
【0057】作業制御部100は、清掃作業の処理を司
る作業部CPU101と、清掃作業に必要な洗剤を滴下
するポンプを制御するポンプ制御部102と、ロータ2
5、26、27、28を制御するロータ制御部103
と、清掃部30を左右に平行移動させる清掃部移動モー
タ72を制御する清掃部移動制御部104と、音声メッ
セージを出力するための音声出力部105とを含んでい
る。
【0058】さらに、作業制御部100は、表示部31
での表示を制御する表示制御部106と、清掃ロボット
本体1の作業の開始、停止や電源の投入などの入力部7
3からの入力を制御する入力制御部107と、メモリカ
ード3から記憶された作業内容等の情報を読取るメモリ
カード読取部108と、コントローラ2との間で通信を
行なう通信部109とを含んでいる。また、作業制御部
100には、バッテリ74が接続された電源回路110
を含む。各制御部、メモリカード読取部108、通信部
109、電源回路110は、作業部CPU101に接続
される。
【0059】また、作業部CPU101には、先述のバ
ンパセンサ33が接続され、計測値が作業部CPU10
1に送信される。
【0060】なお、作業部CPU101と走行部CPU
121とは接続されており、必要に応じて情報の送受信
が行なわれる。
【0061】図7は、コントローラ2の構成を説明する
ための平面図である。コントローラ2の入力部として、
動作シフトボタン群80と、電源スイッチ90と、方向
指示のための十字カーソルボタン91と、メモリカード
3に記憶された作業の再生を指示するための再生ボタン
92と、動作の終了を支持するための終了ボタン93
と、動作を一時停止させるための一時停止ボタン94
と、動作モードを切換えるためのモード切換ボタン95
と、設定を取り消すための取り消しボタン96と、入力
されたデータを設定する設定ボタン97とが設けられ
る。
【0062】動作シフトボタン群90は、車体部30の
向きは変えずに走行部10の向きのみを左右に回転させ
る走行部回転ボタン81と、車体部30と走行部10と
を同時に回転させる車体部回転ボタン82と、清掃部2
0を車体部30に対して左右に平行移動させるための清
掃作業部スライドボタン83と、Uターン動作を指定す
るUターンボタン84と、ジグザグ走行を指定するジグ
ザグボタン85とを含んでいる。
【0063】また、コントローラ2は、液晶ディスプレ
イからなる表示部98、動作モードを表示するモード表
示部99を有している。表示部98には、入力ガイダン
ス、清掃ロボット本体1に送信したコマンド、清掃ロボ
ット本体1がコマンドを実行した結果の各種のエラーメ
ッセージなどの、ユーザに必要な情報が表示される。ユ
ーザは表示部98を見ながら、入力部の各ボタンを用い
て、データを入力することが可能である。
【0064】動作モードには、ユーザが清掃ロボット本
体1を遠隔操作する操縦モードと、ユーザが清掃ロボッ
ト本体1に作業を教示する教示モードと、教示モードに
て教示された作業の内容を編集する編集モードとがあ
る。モード切換ボタン95にて切換えられるこれらの動
作モードはモード表示部99にて表示される。
【0065】図8は、コントローラ2の回路構成を示す
ブロック図である。コントローラ制御部200は、コン
トローラ2の制御を司るコントローラ制御部CPU20
1と、表示部への表示を制御する表示制御部202と、
入力部からの入力を制御する入力制御部203と、清掃
ロボット本体1の通信部109との間で通信を行なうた
めの通信部207を制御するための通信制御部204
と、外部インタフェース205、バッテリ206とを含
んでいる。この外部インタフェース205を介して、コ
ントローラ2は、パーソナルコンピュータやプリンタな
どの外部機器と接続可能である。
【0066】以下に、設定された矩形領域に対してジグ
ザグ走行を始める際に本清掃ロボットによって行なわれ
る第1の動作と、設定された領域にて作業中に設定され
た領域とは異なる領域を検出した際に本清掃ロボットに
よって行なわれる第2の動作とを説明する。
【0067】図9は、本清掃ロボットの第1の動作を説
明するための図である。第1の動作の手順は次に示され
る通りである。これらに示される手順が作業部CPU1
01、走行部CPU121で制御されることによって第
1の動作が達成される。以下では、作業領域が壁で囲ま
れている場合を扱うが、両サイドのみが壁である場合、
領域が開放している場合についてもこれに準ずる形で適
用できる。 (1)清掃ロボット本体1を矩形領域の一角である地点
Aに設置する。 (2)本清掃ロボットに、図26に説明したように作業
すべき矩形領域をジグザグ走行させることを設定する。 (3)本清掃ロボットに作業の開始を指示する。 (4)(3)での作業開始の指示に応じて、本清掃ロボ
ットは、前方測距センサ37、左側測距センサ38、右
側測距センサ39を用いて、矩形領域の大きさ(図の距
離L1、L2)を測定する。 (5)L1、L2の大きさを比較する。 (6)L1、L2のうちの大きなものに対応する方向を
直進方向とする。 (7)(5)での直進方向に応じて、必要であれば直進
方向を変更し、地点Bまでジグザグ走行をする。
【0068】図9(a)は、L1>L2の場合であり、
本清掃ロボットはユーザが最初に設置した方向(L1に
対応する方向)のまま直進を開始しジグザグ走行する。
また、図9(b)は、L1<L2の場合であり、本清掃
ロボットはユーザが最初に設置した方向(L1に対応す
る方向)から90度回転した方向(L2に対応する方
向)に向きを変更し直進を開始しジグザグ走行する。
【0069】以上のような本清掃ロボットの第1の動作
によって、走行時間を短縮することができる。
【0070】図10、図11、図12、図13は、第1
の形状の作業領域における本清掃ロボットの第2の動作
を説明するための図である。
【0071】第1の形状の作業領域では、図10のよう
に、矩形領域S1に矩形領域S2が連結された領域を作
業領域とし清掃ロボット本体1が矩形領域S1の一角で
ある地点Aに設置される。ここでは、矩形領域S1の長
辺と矩形領域S2の長辺とは垂直な位置にある。
【0072】第2の動作の手順は次に示される通りであ
る。これらに示される手順が、第1の動作と同様に、作
業部CPU101、走行部CPU121で制御されるこ
とによって、第2の動作が達成される。なお、作業開始
時においては、第1の動作で説明した矩形領域の大きさ
の測定、矩形の各辺の大きさの比較、直進方向の選択が
行なわれる。以下では、第1の動作と同様に、作業領域
が壁で囲まれている場合を扱うが、両サイドのみが壁で
ある場合、領域が開放している場合についてもこれに準
ずる形で適用できる。 (1)清掃ロボット本体1を矩形領域S1の一角である
地点Aに設置する(図10参照)。 (2)本清掃ロボットに、矩形領域S1をジグザグ走行
させることを設定する。 (3)本清掃ロボットに作業の開始を指示する。 (4)(3)での作業開始の指示に応じて、本清掃ロボ
ットは矩形領域の大きさ(図の距離L1、L2)を測定
し、L1、L2を比較し、直進方向としてL1に対応す
る方向を選択し、ジグザグ走行を開始する。 (5)本清掃ロボットは、左右の壁までの距離を測定し
ながら壁に倣って直進する。 (6)地点Bに達すると(図11参照)、横方向測距セ
ンサ(左側測距センサ38)の測定値の急な増加により
壁の凹み(領域S2)を検出する。 (7)壁の凹みの深さ(距離L3)を記憶する。 (8)壁の凹みの方向(距離L3に対応する方向)に向
きを変え、矩形領域S2の左右の壁までの距離を測定し
ながら直進する。 (9)矩形領域S2の大きさを決める一方の距離L4
と、記憶しているL3とを比較する(図12参照)。 (10)(9)での比較に応じて、L3とL4のうちの
大きな値を示すものに対応する方向(図12ではL3に
対応する方向)を清掃ロボットの直進方向とし、矩形領
域S2でのジグザグ走行を行なう。 (11)矩形領域S2でのジグザグ走行を終え地点Cに
達すると(図13参照)、本清掃ロボットは、矩形領域
S1でのジグザグ走行を再開し、地点Dまで達するとジ
グザグ走行を終了する。
【0073】ここで、距離L3は、横方向測距センサに
よって得られた検出値を用いたが、L3に対応する方向
へ壁に接触するまで走行した走行距離を用いることも可
能である。
【0074】図14、図15は、第2の形状の作業領域
における本清掃ロボットの第2の動作を説明するための
図である。
【0075】第2の形状の作業領域では、図14のよう
に、矩形領域S3に矩形領域S4が連結された領域を作
業領域とし清掃ロボット本体1が矩形領域S3の一角で
ある地点Aに設置される。ここでは、矩形領域S3の長
辺と矩形領域S4の長辺とは平行な位置にある。
【0076】第2の形状の作業領域における本清掃ロボ
ットの第2の動作を説明する。(1)から(9)までの
動作の手順は、第1の形状の作業領域と同様である。こ
れらの手順によって矩形領域S4に侵入した後、次のよ
うな動作を行なう。 (10)(9)での比較に応じて、L3とL4のうちの
大きな値を示すものに対応する方向(図12ではL4に
対応する方向)を清掃ロボットの直進方向とし、矩形領
域内S4でのジグザグ走行を行なう(図14参照)。 (11)矩形領域S4でのジグザグ走行を終え地点Cに
達すると(図15参照)、本清掃ロボットは、矩形領域
S3でのジグザグ走行を再開し、地点Dまで達するとジ
グザグ走行を終了する。
【0077】図16、図17、図18は、第3の形状の
作業領域における本清掃ロボットの第2の動作を説明す
るための図である。
【0078】第3の形状の作業領域では、第2の形状の
作業領域と同様に、領域の長辺同士が平行となるよう2
つの矩形領域S5、S6が連結されるが、矩形領域の連
結部とは離れた地点(図16の地点A)に、最初に清掃
ロボット本体1が設置される。
【0079】第3の形状の作業領域における本清掃ロボ
ットの第2の動作を説明する。(1)から(5)までの
動作の手順は、第1の形状、第2の形状の作業領域と同
様である。これらの手順によって矩形領域S5の地点B
に達した後、次のような動作を行なう。 (6)地点Bに達すると(図16参照)、横方向測距セ
ンサ(左側測距センサ38)によって、設定された領域
である矩形領域S5とは異なる壁の凹み(領域S6)を
検出する。 (7)壁の凹みの深さ(距離L3)を記憶する。 (8)壁の凹みの方向(距離L3に対応する方向)にむ
きをかえ、矩形領域S6の左右の壁までの距離を測定し
ながら直進する。 (9)矩形領域S6の大きさを決める一方の距離L4
と、記憶しているL3とを比較する(図17参照)。 (10)(9)での比較に応じて、L3とL4のうちの
大きな値を示すものに対応する方向(図17ではL4に
対応する方向)を清掃ロボットの直進方向とし、矩形領
域S6でのジグザグ走行を行なう。 (11)矩形領域S6でのジグザグ走行を終え地点Cに
達すると(図18参照)、本清掃ロボットは、矩形領域
S5でのジグザグ走行を再開し、地点Dまで達するとジ
グザグ走行を終了する。
【0080】図19は、第4の形状の作業領域における
本清掃ロボットの第2の動作を説明するための図であ
る。
【0081】第4の形状の作業領域では、第1の形状の
作業領域と同様に、領域の長辺同士が垂直となるよう2
つの矩形領域S7、S8が連結されるが、矩形領域の連
結部とは離れた地点(図19の地点A)に、最初に清掃
ロボット本体1が設置される。
【0082】第4の形状の作業領域における本清掃ロボ
ットの第2の動作を説明する。(1)から(11)まで
の動作の手順は、第3の形状の作業領域と同様である
が、凹みの深さ方向の長さは矩形S8の長辺に対応する
ので、これに応じた動作が行なわれる。
【0083】第1〜4の形状の作業領域は2つの矩形領
域が連結されたものであったが、3つ以上の矩形領域が
連結された作業領域においても、本清掃ロボットは隈な
く領域をジグザグ走行することができる。次にこのよう
な作業領域(第5の作業領域)での本清掃ロボットの動
作の例を示す。
【0084】図20は、第5の形状の作業領域における
本清掃ロボットの第2の動作を説明するための図であ
る。
【0085】第5の形状の作業領域は、矩形領域S9、
S10、S11、S12、S13の連結によってなるも
のである。本清掃ロボットには、矩形領域S9でのジグ
ザグ走行を設定することにより、他の矩形領域S10、
S11、S12、S13を検出し、それぞれの矩形領域
の形状に応じたジグザグ走行をする。
【0086】以上のような本清掃ロボットの第2の動作
によって、設定された領域とは異なる領域をユーザが設
定することは不必要となり、ユーザの操作は容易とな
る。
【0087】清掃ロボットの壁との位置関係と距離測定
の向きに応じて、次に示すような車体寸法や他方の向き
の距離測定値による補正を行なうことにより、測定によ
る矩形領域の寸法値の算出をより正確にすることができ
る。
【0088】図21、図22、図23、図24は、矩形
領域の寸法の算出を説明するための図である。ここで、
横方向の壁までの距離LL 、LR は、測距センサの測定
値に測距センサの取り付け位置の車体中心軸からの距離
を加えて車体中心軸から壁までの距離に補正したもので
ある。
【0089】図21は、清掃ロボットの側面が壁に倣
い、反対方向の距離を測定する場合の、矩形領域の寸法
の算出を説明するための図である。
【0090】清掃ロボットは左の壁に倣っていて右方向
を測定する。この場合、左側測距値LL 、右側測距値L
R 、車体幅Wに対して、矩形領域の寸法値は次式で表わ
すことができる。(寸法値)=LR +W/2。もしく
は、(寸法値)=LR +LL 。このような寸法値は、た
とえば図10においてL2を測定する場合に用いられ
る。
【0091】図22は、清掃ロボットの側面が壁に倣
い、同じ方向の距離を測定する場合の、矩形領域の寸法
の算出を説明するための図である。
【0092】清掃ロボットは左の壁に倣いつつ、左右の
壁までの距離を測定する。この場合、左方向の寸法値は
次式で表わすことができる。(寸法値)=LL −W/
2。このような寸法値は、たとえば図11においてL3
を測定する場合に用いられる。
【0093】図23は、清掃ロボットの両側面が壁に倣
っておらず、横方向の距離を測定する場合の、矩形領域
の寸法の算出を説明するための図である。
【0094】この場合、(寸法値)=LR +LL で表わ
される。図24は、清掃ロボットが縦方向の距離を測定
する場合の、矩形領域の寸法の算出を説明するための図
である。
【0095】この場合、前方測距値LF 、前方測距セン
サの取付位置から車体後面までの長さDに対して、矩形
領域の寸法値は次式で表わすことができる。(寸法値)
=L F +D。このような寸法値は、たとえば図10にお
いてL1を測定する場合に用いられる。
【0096】上記に示されるような清掃ロボットに作業
領域の寸法を設定する設定手段を設けることにより、ユ
ーザが作業領域の寸法を設定し距離を測定するセンサを
不要とすることができる。これにより、清掃ロボットの
構成を簡単にすることができる。また、作業領域が壁等
で囲まれていない開放空間である場合には、このような
設定手段が必要となる。
【0097】また、測定した2方向の距離が同一の場
合、図21から図24で説明したようなより正確な矩形
領域の寸法値の算出を考慮した上で、どちらの方向を直
進方向としてもよいものとする。
【0098】なお、本実施の形態においては、作業領域
を矩形領域または連結された矩形領域としたが、平行四
辺形のような領域や三角形の領域にも本発明を適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つである、清掃ロボッ
トの外観を示す図である。
【図2】清掃ロボット本体1の構造を説明するための模
式的断面図である。
【図3】清掃ロボット本体1の直進走行を説明するため
の図である。
【図4】清掃ロボット本体1の回転走行を説明するため
の図である。
【図5】走行部10から車体部30を回転させる回転機
構部50の構成を示す図である。
【図6】清掃ロボット本体1の回路構成を示すブロック
図である。
【図7】コントローラ2の構成を説明するための平面図
である。
【図8】コントローラ2の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図9】本清掃ロボットの動作を説明するための図であ
る。
【図10】第1の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための第1の図である。
【図11】第1の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための第2の図である。
【図12】第1の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための第3の図である。
【図13】第1の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための第4の図である。
【図14】第2の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための第1の図である。
【図15】第2の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための第2の図である。
【図16】第3の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための第1の図である。
【図17】第3の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための第2の図である。
【図18】第3の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための第3の図である。
【図19】第4の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための図である。
【図20】第5の形状の作業領域における本清掃ロボッ
トの動作を説明するための図である。
【図21】矩形領域の寸法の算出を説明するための第1
の図である。
【図22】矩形領域の寸法の算出を説明するための第2
の図である。
【図23】矩形領域の寸法の算出を説明するための第3
の図である。
【図24】矩形領域の寸法の算出を説明するための第4
の図である。
【図25】矩形領域を走行する清掃ロボットの経路を説
明するための図である。
【図26】清掃ロボットにジグザグ走行をさせる矩形領
域の設定を説明するための図である。
【符号の説明】
1 清掃ロボット本体 2 コントローラ 3 メモリカード 10 走行部 20 清掃部 30 車体部 37 前方測距センサ 38 左側測距センサ 39 右側測距センサ 101 作業部CPU 121 走行部CPU
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 1/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された領域内を自律して走行
    し、ジグザグ走行をすることが可能な自律走行車であっ
    て、 前記領域の異なる複数の方向の長さを検知し、前記領域
    壁に倣って走行中に横方向距離センサにより前記領域
    とは異なる領域を検知する検知手段と、 前記検知手段による検知に基づいて、前記横方向距離セ
    ンサにより前記異なる領域の一方の距離を測定し、前記
    異なる領域の前記一方の距離に対応する方向に走行し
    て、前記横方向距離センサにより前記異なる領域の他方
    の距離を測定し、前記異なる領域のジグザグ走行の直進
    方向を選択する選択手段とを含み、 前記選択手段による選択に基づいて前記異なる領域でジ
    グザグ走行をする、自律走行車。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、前記一方の距離と前記
    他方の距離のいずれか長い距離に対応する方向を直進方
    向に選択する、請求項1に記載の自立走行車。
  3. 【請求項3】 前記異なる領域をジグザグ走行した後、
    前記領域のジグザグ走行を再開する、請求項1に記載の
    自立走行車。
  4. 【請求項4】 前記異なる領域は、複数あり、前記選択
    手段は、前記検知手段により複数の前記異なる領域が検
    知されるごとに直進方向を選択する、請求項1に記載の
    自立走行車。
  5. 【請求項5】 前記検知手段は、前記横方向距離センサ
    により壁の凹みを検出することにより前記異なる領域を
    検知する、請求項1に記載の自立走行車。
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