JP2000075371A - フラッシュブラケット可能なカメラ装置 - Google Patents

フラッシュブラケット可能なカメラ装置

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JP2000075371A
JP2000075371A JP10254678A JP25467898A JP2000075371A JP 2000075371 A JP2000075371 A JP 2000075371A JP 10254678 A JP10254678 A JP 10254678A JP 25467898 A JP25467898 A JP 25467898A JP 2000075371 A JP2000075371 A JP 2000075371A
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Yushi Yamamoto
雄史 山本
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファインダ内に複数のバーグラフ状のドット
表示を持たせ、そのうちの一列をフラッシュブラケット
撮影時の表示として使用することで、フラッシュブラケ
ット操作のしやすいカメラ装置を提供すること。 【解決手段】 ファインダ内の液晶表示で、FLASH
はフラッシュの充電完了を表示し、SEG1〜SEG4
はシャッタ秒時を表示し、SEG5〜SEG6、POI
NTは絞り値を表示する。SCALEの一列は補正量の
メモリであり、+3段から−3段までのメモリを1/3
段ステップで表示している。SCALEの隣のA列のA
0〜A20は露出補正量を表示し、B列のB0〜B20
は調光補正量、及びフラッシュブラケットの補正量を表
示する。液晶表示回路は、MPU100から、FLAS
H、SEG1〜6、POINT、SCALE、A0〜A
20、B0〜B20までの表示データや、ファインダ外
LCDの表示データを送信してもらい、表示制御をして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、発光量を適正、
アンダー、オーバー等の複数枚の撮影を行うフラッシュ
ブラケット撮影可能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、オートブラケット
表示が知られている。これは、特開平2−8825号公
報において説明すれば、カメラのオートブラケット撮影
では、ファインダ内のドット表示に、オートブラケット
の露出補正設定段数を表示していた。例えば±1段の設
定段数だと、+1、0、−1の3点をドット表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファイ
ンダ内でのフラッシュブラケット撮影でのドット表示は
従来はなく、もしオートブラケット撮影と同一のドット
表示装置でフラッシュブラケット表示をしてしまうと、
オートブラケット撮影かフラッシュブラケット撮影かわ
かり難いという問題がある。
【0004】本発明の目的は、上記課題に鑑み、ファイ
ンダ内に複数のバーグラフ状のドット表示を持たせ、そ
のうちの一列をフラッシュブラケット撮影時の表示とし
て使用することで、フラッシュブラケット操作のしやす
いカメラ装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願の請求項1記載の発明は、フラッシュ撮影毎
に、フラッシュの発光量を基準値に対して任意の量増減
できるフラッシュブラケット機能と、カメラのファイン
ダ内に、適正からオーバー側、アンダー側のバーグラフ
状のドット表示を複数列持つカメラ装置において、フラ
ッシュブラケット撮影時は、前記ドット表示のうちの一
列に、フラッシュブラケットの1シーケンスの複数の発
光量を適正の発光量を基準に、全て表示することであ
り、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の装
置において、フラッシュブラケットの1シーケンスは、
発光量を適正、アンダー、オーバー等の複数枚の撮影で
ある。
【0006】この構成によれば、露出補正ドットとは別
表示にしたので、露出補正との混同はなく、とてもわか
りやすい。
【0007】また、本願の請求項2記載の発明は、フラ
ッシュ撮影毎に、フラッシュの発光量を基準値に対して
任意の量増減できるフラッシュブラケット機能と、カメ
ラのファインダ内に、適正からオーバー側、アンダー側
のバーグラフ状のドット表示を複数列持つカメラ装置に
おいて、一列は、露出制御に関するデータを表示し、別
の一列は、フラッシュの調光補正量を表示するドット表
示で、フラッシュブラケット撮影時は、前記フラッシュ
の調光補正量を表示するドット表示に、フラッシュブラ
ケットの1シーケンスの複数の発光量を適正の発光量を
基準に、全て表示することであり、請求項4記載の発明
は、請求項2記載の装置において、露出制御に関するデ
ータは、露出補正量等の非フラッシュのデータである。
【0008】この構成によれば、露出補正量等の非フラ
ッシュのデータと、フラッシュブラケットの調光補正値
とを別表示にしているので、わかりやすい表示となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図9によ
り、実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の実施の形態に係るフラッ
シュブラケット表示をするためのファインダ内表示であ
る。図1に関しては、後で説明を加える。
【0011】図2はフラッシュブラケット機能を具備し
た一眼レフレックスカメラの電気的構成の要部を示すブ
ロック図である。
【0012】図2において、100はカメラ本体に内蔵
されたカメラ制御手段であるところのマイクロコンピュ
ータの中央処理装置(以下、MPUと記す)であり、発
振回路101で作られた源発振をMPU100内の信号
により、分周しない、1/2に分周する、1/16に分
周するなどして、前記MPU100の動作周波数を決め
る。100bは記憶手段であるところのEEPROMで
あり、フィルムカウンタ、フラッシュブラケット情報、
その他の撮影情報を記憶可能である。100cはA/D
変換器であり、後述するように焦点検出回路103、多
分割測光センサ104からの入力されるアナログ信号を
A/D変換する。
【0013】前記MPUには、液晶表示回路102、焦
点検出回路103、測光回路104、シャッタ制御回路
105、モータ制御回路106、フィルム走行検知回路
107、及びスイッチセンス回路108が接続されてい
る。また、撮影レンズ1内に配置されたレンズ制御回路
39とは、図2で示すマウント接点37を介して伝達が
なされている。さらに、外部フラッシュ回路110と
は、外部フラッシュ接点111を介して情報の伝達がな
されている。
【0014】前記液晶表示回路102は、図1で示して
いるファインダ内にあるLCD13(液晶)と不図示の
ファインダ外より撮影者が観察できるLCD112の表
示をMPU100からの信号に従って制御している。前
記焦点検出回路103は、MPU100の信号に従い、
焦点検出用エリアセンサ6fの蓄積制御と読み出し制御
を行って、それぞれの画素情報をMPU100に出力す
る。MPU100はこの情報をA/D変換し、周知のの
位相差検出法による焦点検出を行い、検出した焦点検出
情報をレンズ制御回路39へ送出してレンズの焦点調節
を行わせる。
【0015】前記測光回路104は、画面内の各エリア
の輝度信号として、測光センサ10からの出力をMPU
100に出力する。MPU100は輝度信号をA/D変
換し、撮影の露出の調整を行う。また、本実施の形態の
フラッシュ制御は、撮影時のフラッシュ発光前にプリ発
光を行い、撮影時のフラッシュ発光量を決めてしまう方
式で、前記測光センサ10によりプリ発光時フラッシュ
の測光も行っている。
【0016】前記シャッタ制御回路105は、MPU1
00からの信号に従って、シャッタ先幕(マグネットM
G−1を介して)、シャッタ後幕(マグネットMG−2
を介して)を走行させ、露出制御を行う。前記モータ制
御回路106は、MPU100からの信号に従ってモー
タを制御することにより、主ミラー2のアップダウン、
及びシャッタのチャージ、そしてフィルムの給送を行っ
ている。前記フィルム走行検知回路107は、フィルム
給送時にフィルムが1駒分巻き上げられたかを検知し、
MPU100に信号を送る。
【0017】SW1は不図示のレリーズボタンの第1ス
トロークでONし、測光,AF動作を開始させるための
スイッチ、SW2は不図示のレリーズボタンの第2スト
ロークでONし、露光動作を開始させるためのスイッチ
である。また、不図示のダイヤルSWは、ダイヤルの回
転により位相差でスイッチがオンオフするスイッチであ
り、その位相差でスイッチセンス回路はダイヤル方向を
検知する。さらに、不図示の露出補正モードスイッチ
は、カメラのモードを露出補正設定モードにするための
スイッチであり、このスイッチがオンで、カメラが露出
補正モードの時、前記ダイヤルSWにより露出補正量を
決定する。また、その他不図示のカメラの操作部材の状
態信号は、スイッチセンス回路108が検知し、MPU
100に送っている。
【0018】また、外部フラッシュ回路110には、不
図示の調光補正手段や、フラッシュブラケットモードに
するためのフラッシュブラケットモードSW等があり、
調光補正量やフラッシュのモード等を通信によりMPU
に送っている。
【0019】図3は、本実施の形態の一眼レフレックス
カメラの光学配置を示す断面図である。図1と同一のも
のは同符号としている。
【0020】図3において、1は撮影レンズであり、便
宜上2枚のレンズ1a,1bで示したが、実際は多数の
レンズから構成されている。2は主ミラーであり、観察
状態と撮影状態に応じて撮影光路へ斜設され、或いは退
去される。3はサブミラーであり、前記主ミラー2を透
過した光束をカメラボディの下方へ向けて反射する。4
はシャッタである。5は感光部材であり、銀塩フィル
ム、CCD、MOS型等の固体撮像素子、或いはビディ
コン等の撮像管より成り立っている。
【0021】6は焦点検出装置であり、結像面近傍に配
置されたフィールドレンズ6a、反射ミラー6b及び6
c、2次結像レンズ6d、絞り6e、及び複数のCCD
等から成るエリアセンサ6f等から構成されている周知
の位相差方式を採用している。7は前記撮影レンズ1の
予定結像面に配置されたピント板、8はファインダ光路
変更用のペンタプリズムである。9,10は観察画面内
の被写体輝度を測定するための結像レンズと測光センサ
であり、結像レンズ9はペンタプリズム8内の反射光路
を介して、X2の光路のように、ピント板7と測光セン
サ10を共役に関係づけている。
【0022】ファインダ光路X1は、撮影レンズ1に取
り入れられた被写体からの光を、主ミラー2を介してピ
ント板7上に結像し、前記ピント板7上の像をペンタプ
リズム8を介し接眼レンズ11を介して観察者の瞳孔1
6に達し、観察されるようになっている。15はファイ
ンダ視野マスクである。また、13はファインダ視野外
に撮影情報を表示するためのファインダ内LCDで、図
2の照明用LED12(F−LED)によって照明され
ている。ファインダ内LCD13を通過した光は三角プ
リズム14によってファインダ内に導かれ、観察者は前
記撮影情報を観察している。
【0023】31は撮影レンズ1内に設けた絞り、32
は絞り駆動回路、33はレンズ駆動用モータ、34は駆
動ギヤ等から成るレンズ駆動部材である。35はフォト
カプラであり、前記レンズ駆動部材34に連動するパル
ス板36の回転を検知してレンズ焦点調節回路38に伝
えている。38はレンズ焦点調節回路で、前記フォトカ
プラ35からの情報とレンズ制御回路39からのレンズ
駆動量の情報に基づいてレンズ駆動用モータ33を所定
量駆動させ、撮影レンズ1の合焦レンズ1aを合焦位置
に移動させている。39はレンズ制御回路で、カメラか
らの情報に基づいてレンズ焦点調節回路38と絞り駆動
回路32の制御を行っている。37は公知のカメラとレ
ンズとのインターフェイスとなるマウント接点である。
【0024】次に、図4〜図7のフローチャートと、図
8,9を用いて、本発明を実施した一眼レフカメラの動
作について説明する。なお、以下のフローチャートにお
ける各ステップを、“S”と略す。
【0025】図4において、カメラの動作が開始する
と、MPU100は、まずS001にてMPU内部の初
期化を行う。次に、S002では、フラッシュブラケッ
ト情報、露出補正等の撮影データをMPU内部にあるE
EPROMから読み出す。S003において、スイッチ
センス回路108と通信を行い、前記で説明したSW1
などのスイッチの検出を行う。
【0026】S004において、前記スイッチの読み込
みにより露出補正モードSWがオンならばS005へ移
行し、オフならばS007へ移行する。S005では、
ダイヤルSW情報により回転方向により露出補正値(A
E_COMP)に所定量の補正データを加減し、S00
6へ移行する。S006では、露出補正量を液晶表示回
路に通信し、ファインダ外LCD112に表示させ、S
003へ戻る。
【0027】S007において、外部フラッシュが装着
されていればS008へ移行し、装着されていなければ
S013へ移行する。S008において、外部フラッシ
ュと通信を行い、フラッシュブラケットモード、フラッ
シュブラケット時の補正量(FEB_COMP)、充電
状態、調光補正量(F_COMP)等、外部フラッシュ
情報を得る。
【0028】S009において、フラッシュブラケット
モードならば、S010へ移行し、フラッシュブラケッ
トモードでなければS013へ移行する。S010にお
いて、フラッシュの充電電圧状態が発光可能電圧(充電
完了)でなければS014へ移行し、充電完了ならばS
011へ移行する。S011において、FEB_COU
NT≠0ならば、S014へ移行し、0ならばS012
でFEB_COUNT=1に設定することで、フラッシ
ュブラケット撮影の1シーン目とし、S014へ移行す
る。S013において、FEB_COUNT=0とす
る。また、このステップ以降は、FEB_COUNT=
0の時は、フラッシュブラケット撮影でないと判断でき
る。
【0029】S014において、レリーズ釦の第1スト
ロークでオンするスイッチSW1がオフならば、S01
6に移行する。SW1がオンならば、S015へ移行す
る。S015において、SW1オフでもカメラの測光動
作を可能にするようにするための測光タイマ(所定の時
間)をセットする。S016において、測光タイマ中な
らばS017へ移行し、そうでなければS026(EE
PROM書き込み)へ移行し、撮影情報をEEPROM
に書き込み、プログラムを終了する。S017におい
て、測光回路104からの被写体の輝度情報と露出補正
量によりシャッタスピードとレンズの絞り値を演算によ
り算出し、露出量を決定する。
【0030】S018において、SW1がオンならばS
019へ移行し、SW1がオフならば、S021へ移行
する。S019において、焦点検出動作を行う。これ
は、前述したように焦点検出回路103による周知の位
相差検出法によるものである。S020において、MP
U100は前記焦点検出動作による焦点検出状態により
レンズ制御回路39を制御することによって、レンズの
焦点調節を行う。そして、次のS021において、S0
17によるシャッタスピード、絞り値、及び露出補正
量、調光補正量、フラッシュブラケットの補正量をファ
インダ内に表示するため、前記液晶表示回路と通信を行
う。
【0031】ここで、さらに図1のファインダ内液晶表
示図と、図7のフローチャートにより詳細に説明する。
【0032】図1は、ファインダ内の液晶表示で、FL
ASHはフラッシュの充電完了を表示し、SEG1〜S
EG4はシャッタ秒時を表示し、SEG5〜SEG6、
POINTは絞り値を表示する。SCALEの一列は補
正量のメモリであり、+3段から−3段までのメモリを
1/3段ステップで表示している。SCALEの隣のA
列の0〜20(以下、A0〜A20とする)は露出補正
量を表示し、B列の0〜20(以下、B0〜B20とす
る)は調光補正量、及びフラッシュブラケットの補正量
を表示する。液晶表示回路は、上述したように、MPU
100から、前記FLASH、SEG1〜6、POIN
T、SCALE、A0〜A20、B0〜B20までの表
示データや、不図示のファインダ外LCDの表示データ
を送信してもらい、表示制御をしている。
【0033】図7のS401において、フラッシュ充電
が完了していればS402へ移行し、充電していなけれ
ばS411へ移行する。S411において、液晶表示回
路へ通信で送るためのデータであるFLASHマークの
送信データのクリアを行う。ここで、表示マークのデー
タのクリアとは、表示マークを消灯させることを意味す
る送信データを示し、表示マークのデータのセットと
は、表示マークを点灯させることを意味する送信データ
にすることを示している。S412において、B0〜B
20の送信データのクリアを行う。S402において、
フラッシュの充電完了を表示させるために、FLASH
マークのデータのセットをする。
【0034】S403において、FEB_COUNTが
0より大きければS405へ移行し、0以下ならばS4
04へ移行する。S404において、フラッシュの調光
補正量(F_COMP)が0ならばS412へ移行し、
調光補正がかかっていない時はB列を消灯させる。S4
13において、フラッシュブラケットモードでないの
で、フラッシュの調光補正量(F_COMP)のデータ
からB列のデータのセットを行う(例えば、F_COM
Pが−1ならば、−1段の調光補正量をするという意味
なので、B13のデータをセットする)。
【0035】S405において、SW1がオフならばS
406へ移行し、オンならばS407へ移行する。S4
06において、フラッシュブラケットによるフラッシュ
調光量の基準点、アンダー調光点、オーバー調光点の3
点を表示するため、1点目としてF_COMP(基準の
調光量)からB列のデータをセットし、2点目として、
F_COMP−FEB_COMPの演算結果より、B列
のデータをセットし、3点目として、F_COMP+F
EB_COMPの演算結果より、B列のデータをセット
する。
【0036】S407において、FEB_COUNTが
1ならばS413へ移行し、フラッシュブラケットの1
点目の表示を行う。FEB_COUNTが1でないなら
ば、S408へ移行する。S408において、FEB_
COUNTが2ならばS409へ移行し、2でないなら
ばS410へ移行する。S409において、フラッシュ
ブラケットの2点目の表示として、F_COMP−FE
B_COMPの演算結果より、B列のデータをセットす
る。S410において、フラッシュブラケットの3点目
の表示として、F_COMP+FEB_COMPの演算
結果より、B列のデータをセットする。
【0037】S414において、露出補正量(AE_C
OMP)からA列のデータのセットを行う。S415に
おいて、演算で算出されたシャッタ秒時からSEG1〜
SEG4をセットする。S416において、演算で算出
された絞り値からSEG5〜SEG6、POINTマー
クのデータのセットをする。S417において、不図示
のファインダ外LCDに表示するデータのセットを行
う。S418において、上記でセット、またはクリアさ
れた液晶表示の送信データを液晶表示回路に送信し、こ
のルーチンを終了する(リターンする)。
【0038】図4に戻って、S022においては、レリ
ーズ釦の第2ストロークでオンするスイッチSW2の状
態を調べ、オフであればS024へ移行する。また、ス
イッチSW2がオンであれば、S023へ移行し、フィ
ルムに露光させるためのレリーズ制御を行う。
【0039】ここで、図5のフローチャートにより、レ
リーズ制御を詳細に説明する。図5のS201におい
て、外部フラッシュ装着されているならS202へ移行
し、そうでなければS205へ移行する。S202にお
いて、外部フラッシュが充電完了していなければS20
5へ移行し、充電完了ならばS203へ移行する。S2
03において、外部フラッシュによるプリ発光制御が行
われ、測光回路104の出力よりΔFを算出する。さら
に、フラッシュとの通信により、この時のプリ発光量を
受信し、PRE_LEVELとして記憶する。S204
において、フラッシュ発光量の演算を行う。ここで、図
6のフローチャートにより、発光量演算の詳細な説明を
行う。
【0040】図5のS301において、FEB_COU
NT=0、または1ならば、S302で補正値α=20
とし、それ以外ならばS303へ移行する。S303に
おいて、FEB_COUNT=2ならばS304へ移行
し、α=2-FEB_COMPとし、それ以外ならばS305へ
移行し、α=2FEB_COMPとする。即ち、フラッシュブラ
ケットモードではない、またはフラッシュブラケットモ
ードで1シーン目ならば、フラッシュブラケットによる
補正を掛けないで、フラッシュブラケットモードで2シ
ーン目ならば、−FEB_COMP段分補正を掛け、フ
ラッシュブラケットモードで3シーン目ならば、+FE
B_COMP段分補正を掛けることを行っている。
【0041】S306において、 F_OUT=2F_COMP×α×(PRE_LEVEL×E
Vt÷ΔF) F_OUT:フラッシュ発光量 F_COMP:調光補正量 FEB_COMP:フラッシュブラケット補正量 PRE_LEVEL:フラッシュプリ発光量 EVt:目的の露光量 ΔF:被写体に当たるプリ発光量 により、フラッシュ発光量を算出し、リターンする。ま
た、本実施の形態では、フラッシュ露光量演算や測光演
算などをアスペック値で演算している。
【0042】図5に戻って、S205において、モータ
制御回路を駆動し、ミラーをアップさせる。S206に
おいて、レンズ制御回路39と通信を行い絞り値を送
り、レンズを指定値に絞り込む。S207において、フ
ラッシュ撮影ならば、S208で外部フラッシュと通信
を行い、フラッシュ発光量及び発光開始を送信する。フ
ラッシュ撮影でなければS209に移行する。S209
において、シャッタ制御回路により先幕を走らせる。
【0043】S210において、設定した露出時間が経
過したかを判断し、経過していなければループして、経
過するまで待つ。S211において、シャッタ制御回路
により後幕を走らせる。S212において、レンズ制御
回路と通信を行い、絞りを開放にする。S213におい
て、モータ制御回路を駆動し、ミラーをダウンさせる。
【0044】S214において、フラッシュ撮影された
らS215へ移行し、非フラッシュ撮影ならばS219
へ移行する。S215において、FEB_COUNT>
0ならばS216へ移行し、そうでなければS219へ
移行する。S216において、FEB_COUNT=F
EB_COUNT+1の演算を行い、フラッシュブラケ
ットの撮影カウントをアップさせる。S217におい
て、FEB_COUNT>3ならば、S218でFEB
_COUNT=0とし、そうでなければS219へ移行
する。即ち、FEB_COUNTの値は0〜3までと
し、フラッシュブラケットは3回の撮影を1シーケンス
としている。
【0045】S219において、フィルムが装填されて
いない場合は、レリーズ処理を終了とする(リター
ン)。フィルムが装填されている場合は、S220でフ
ィルムを1駒給送し、リターンする。
【0046】図4に戻って、S024において、スイッ
チSW1がオンされていたらS003に戻り、オフなら
ばS025に移行する。S025において、測光タイマ
中ならばS003に戻り、測光タイマの時間が終了した
ならば、S026でフラッシュブラケット情報等の各種
カメラ情報をEEPROMに記憶し、プログラムを終了
する。
【0047】この実施の形態による効果を、図8〜図9
より説明する。
【0048】上記プログラムにより、フラッシュ未装着
時の測光タイマ中のファインダ内表示は、図8(a)の
ように、シャッタ秒時、絞り値、露光補正量が表示され
る。ここで、フラッシュ装着され、充電が完了している
と、フラッシュ充電完了マークは表示され、さらにフラ
ッシュブラケットモード(例えば±2段のブラケット)
で、SW1オフの測光タイマ中にすると図8(b)のよ
うな表示となり、露出補正量のドットとは別に、フラッ
シュブラケットの1シーケンスの調光補正量のドット表
示となるので、露出補正のドットと混同しないで、フラ
ッシュブラケット量をわかりやすい表示とすることがで
きる。
【0049】また、図8(a)で、充電が完了したフラ
ッシュを装着し、フラッシュ側の調光補正量が−1段に
設定されていると、測光タイマ中のファインダ内表示
は、図8(c)のようになる。ファインダ内の表示の説
明図を、図8(d),(e)に示す。
【0050】図8(c)でフラッシュブラケット(例え
ば、±2段のブラケット)に設定されると、SW1オフ
の測光タイマ中の表示は、図9(a)の表示となる。図
9(a)は、SW1オフの測光タイマ中の表示だが、こ
こでSW1をオンすると、フラッシュブラケットの1シ
ーケンス中の状態(撮影枚数)により表示が異なる。例
えば、フラッシュブラケットの1枚目の撮影(フラッシ
ュ光は、基準(この場合、図8(c)では−1段の調光
補正量が掛かっているので、−1段が基準))の時に、
SW1をオンすると、図9(a)のフラッシュブラケッ
トのドット表示である、3点ドット(+1、−1、−3
段)から、図9(b)の今回の撮影の表示(−1段)に
変わる(他のドット2点が消灯する)。また、レリーズ
を行い、続いて2枚目の撮影に移行すると、SW1オン
中の表示は図9(c)(−3段の調光補正表示)にな
り、さらにレリーズを行い、続いて3枚目の撮影に移行
すると、SW1オン中の表示は、図9(d)(+1段の
調光補正表示)になる。
【0051】〔発明と実施の形態との対応〕カメラのフ
ァインダ内に、適正からオーバー側、アンダー側のバー
グラフ状のドット表示を複数列持つカメラ装置は、図1
のA,B列のバーグラフ状のドット表示に相当し、ま
た、フラッシュブラケットの1シーケンスの複数の発光
量を適正の発光量を基準に全て表示することは、フラッ
シュブラケットの1シーケンス(例えば、発光量を適正
・アンダー・オーバーの3枚の撮影を1シーケンスとす
る)であって、図8(b)、図9(a)のドット表示
(図1で示すB列のドット)に相当し、さらに、フラッ
シュの調光補正量を表示するドット表示は、図8(c)
のドット表示(図1で示すB列のドット)に相当する。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本願の各請求項記
載の発明によれば、フラッシュブラケット撮影時は、露
出補正ドットとは別ドット表示にしたため、露出補正と
の混同はなく、また、フラッシュブラケットは調光補正
を撮影毎に変えることなので、調光補正値を表示してい
るドットに表示すれば、とてもわかりやすい表示とな
る。また、SW1オフ中は、フラッシュブラケットの1
シーケンス全てのドット(3点)を表示し、SW1オン
中は今回撮影するドット(1点)のみ表示するので、こ
れから行うフラッシュブラケットの撮影がフラッシュブ
ラケットの1シーケンスの中のどの状態かわかりやす
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るカメラのファイン
ダ内の液晶表示である。
【図2】本発明の一実施の形態であるカメラに内蔵され
た電気的構成の要部を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態であるカメラの光学配置
を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるカメラの一連の動
作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施の形態であるカメラの一連の動
作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態であるカメラの一連の動
作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態であるカメラの一連の動
作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施の形態であるカメラの状態変化
により切り替わるファインダ内表示である。
【図9】本発明の一実施の形態であるカメラの状態変化
により切り替わるファインダ内表示である。
【符号の説明】
13 ファインダ内LCD 37 マウント接点 39 レンズ制御回路 100 MPU 100a クロック制御回路 100b EEPROM 100c A/D変換器 101 発振器 102 液晶表示回路 103 焦点検出回路 104 測光回路 105 シャッタ制御回路 106 モータ制御回路 107 フィルム走行検知回路 108 スイッチセンス回路 110 外部フラッシュ回路 112 ファインダ外LCD FLASH フラッシュの充電完了マーク SEG1〜6,POINT シャッタ秒時、絞り値の表
示セグメント SCALE 補正量のメモリ表示 A0〜A20 補正量のドット表示 B0〜B20 調光補正量またはフラッシュブラケット
補正量のドット表示 フラッシュブラケットモードSW フラッシュブラケッ
ト撮影を行うスイッチ AE_COMP 露光補正量 FEB_COUNT フラッシュブラケット撮影カウン
ト FEB_COMP フラッシュブラケット補正量 F_OUT フラッシュ発光量 F_COMP 調光補正量 PRE_LEVEL フラッシュプリ発光量 EVt 目的の露光量 ΔF 被写体に当たるプリ発光量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H002 AB07 AB08 CD06 FB27 FB28 FB38 FB51 FB52 FB53 FB55 FB56 FB64 FB84 GA00 GA06 GA75 HA11 HA12 HA13 2H053 AA03 AC11 AC12 AD00 BA72 2H102 AA02 AA03 AA13 AA52 AA56 AA57 AA66 AA71 AB00 AB13 AB17 BA02 BA12 BB08 BB22 BB23 BB24 CA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フラッシュ撮影毎に、フラッシュの発光
    量を基準値に対して任意の量増減できるフラッシュブラ
    ケット機能と、カメラのファインダ内に、適正からオー
    バー側、アンダー側のバーグラフ状のドット表示を複数
    列持つカメラ装置において、フラッシュブラケット撮影
    時は、前記ドット表示のうちの一列に、フラッシュブラ
    ケットの1シーケンスの複数の発光量を適正の発光量を
    基準に、全て表示することを特徴とするフラッシュブラ
    ケット可能なカメラ装置。
  2. 【請求項2】 フラッシュ撮影毎に、フラッシュの発光
    量を基準値に対して任意の量増減できるフラッシュブラ
    ケット機能と、カメラのファインダ内に、適正からオー
    バー側、アンダー側のバーグラフ状のドット表示を複数
    列持つカメラ装置において、一列は、露出制御に関する
    データを表示し、別の一列は、フラッシュの調光補正量
    を表示するドット表示で、フラッシュブラケット撮影時
    は、前記フラッシュの調光補正量を表示するドット表示
    に、フラッシュブラケットの1シーケンスの複数の発光
    量を適正の発光量を基準に、全て表示することを特徴と
    するフラッシュブラケット可能なカメラ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の装置において、
    フラッシュブラケットの1シーケンスは、発光量を適
    正、アンダー、オーバー等の複数枚の撮影であることを
    特徴とするフラッシュブラケット可能なカメラ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の装置において、露出制御
    に関するデータは、露出補正量等の非フラッシュのデー
    タであることを特徴とするフラッシュブラケット可能な
    カメラ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005234149A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Sigma Corp レンズ交換式afカメラの焦点補正装置

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