JP2000074202A - 変速機の変速制御装置 - Google Patents

変速機の変速制御装置

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JP2000074202A
JP2000074202A JP10240693A JP24069398A JP2000074202A JP 2000074202 A JP2000074202 A JP 2000074202A JP 10240693 A JP10240693 A JP 10240693A JP 24069398 A JP24069398 A JP 24069398A JP 2000074202 A JP2000074202 A JP 2000074202A
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torque
shift
transmission
engine
generator
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Atsushi Tabata
淳 田端
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンのトルク伝達経路に配置されたの回
転機の作動状態に基づいて、変速機の変速を制御するこ
との可能な変速機の変速制御装置を提供する。 【解決手段】 エンジンから出力されたトルクが入力さ
れる変速機と、モータ・ジェネレータとを備えた変速機
の変速制御装置において、モータ・ジェネレータの作動
状態に基づいて、変速機に入力されるトルクを推定する
入力トルク推定手段(ステップ4,5,7)と、入力ト
ルク推定手段(ステップ4,5,7)により推定された
トルクに基づいて、変速機の変速を制御する変速制御手
段(ステップ8,〜11)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変速機の変速シ
ョックを抑制するための変速制御装置に関し、特に、異
なる種類の動力源から出力されたトルクが変速機に入力
される構成の変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、エンジンのトルク伝達経路に配
置された自動変速機は、歯車変速機構および複数の摩擦
係合装置を備えている。そして、車両の走行状態に基づ
いて、複数の摩擦係合装置の係合・解放パターンを自動
的に切り換えることにより、その変速比が制御されるよ
うに構成されている。上記摩擦係合装置には、油圧によ
り動作するクラッチやブレーキが含まれる。これらの摩
擦係合装置は、エンジンから出力されたトルクを伝達す
る構成要素である。このため、摩擦係合装置に作用する
油圧は、エンジンから自動変速機に入力されるトルクに
基づいて設定されている。
【0003】一方、近年においては、エンジンを駆動さ
せる燃料の節約と、エンジンの回転による騒音の低減
と、燃料の燃焼により発生する排気ガスの低減とを目的
として、異なる種類の動力源を搭載したハイブリッド車
が提案されている。このようなハイブリッド車の一例
が、特開平9−209790号公報に記載されている。
この公報に記載されたハイブリッド車は、変速機の入力
側にエンジンおよびモータ・ジェネレータが配置されて
いる。そして、エンジンおよび変速機を制御する電子制
御装置が設けられている。モータ・ジェネレータにはイ
ンバータおよびバッテリとが接続され、電子制御装置が
インバータおよびバッテリに接続されている。
【0004】この公報に記載されたハイブリッド車にお
いては、エンジンおよびモータ・ジェネレータの作動状
態は、各種の条件、例えば車速、アクセルペダルの操作
状態、ブレーキの作動状態、バッテリの充電量等に基づ
いて制御される。具体的には、エンジンのトルクをモー
タ・ジェネレータに入力して、モータ・ジェネレータを
発電機として駆動させ、発電された電気エネルギをバッ
テリに充電することが可能である。また、車両の減速時
には、車輪から変速機を介してモータ・ジェネレータに
入力されるトルクにより回生制動をおこなう。つまり、
制動エネルギをモータ・ジェネレータにより回収すると
ともに、モータ・ジェネレータにより発電された電気エ
ネルギがバッテリに充電される。さらに、モータ・ジェ
ネレータを電動機として機能させ、モータ・ジェネレー
タのトルクを変速機に入力することが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
ハイブリッド車においては、各種の条件に基づいてエン
ジンおよびモータ・ジェネレータの作動状態が制御され
ている。このため、車両の状態の変化に応じて、変速機
に入力されるトルクが変化している。しかしながら、従
来はエンジンから出力されるトルクに基づいて、自動変
速機の変速が制御されている。このため、その技術を公
報に記載されたハイブリッド車に適用した場合は、実際
に変速機に入力されるトルクと、変速制御の判断基準と
なるトルクとが異なってしまい、変速ショックが生じる
可能性があった。
【0006】この発明は上記の事情を背景としてなされ
たものであり、回転機の作動状態に基づいて、変速機の
変速を制御することの可能な変速機の変速制御装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、エンジンから
出力されたトルクが入力される変速機と、機械エネルギ
を電気エネルギに変換する機能、または電気エネルギを
機械エネルギに変換する機能の少なくとも一方を備えた
回転機とを備えた変速機の変速制御装置において、前記
回転機の作動状態に基づいて、前記変速機に入力される
トルクを推定する入力トルク推定手段と、この入力トル
ク推定手段により推定されたトルクに基づいて、前記変
速機の変速を制御する変速制御手段とを備えていること
を特徴とするものである。
【0008】請求項1においては、エンジンと変速機と
の間のトルク伝達経路と、回転機が配置されるトルク伝
達経路とが、同一の場合と異なる場合とが例示される。
言い換えれば、エンジンと変速機との間に形成されたト
ルク伝達経路、または、このトルク伝達経路以外のトル
ク伝達経路の少なくとも一方に回転機が配置されている
変速制御装置が対象になる。
【0009】したがって、請求項1の発明によれば、エ
ンジンから出力されるトルクと、回転機の作動状態とに
基づいて、変速機に入力されるトルクの推定がおこなわ
れている。このため、推定されたトルクが、変速機に実
際に入力されるトルクに即したものになり、変速機の変
速ショックが抑制される。
【0010】また、請求項2の発明は請求項1の構成に
加えて、前記変速機が、複数の変速比を設定するための
複数の摩擦係合装置を備えており、前記変速機の変速
が、第1の摩擦係合装置を解放するとともに第2の摩擦
係合装置を係合させるクラッチ・ツウ・クラッチ変速で
あることを特徴とするものである。
【0011】したがって、請求項2の発明によれば請求
項1と同様の作用を得られる他に、推定されるトルク
が、変速機に対して実際に入力されるトルクに即したも
のになる。このため、いわゆるクラッチ・ツウ・クラッ
チ変速の場合にも変速ショックが抑制される。
【0012】さらに、請求項3の発明は請求項1または
2の構成に加えて、前記入力トルク推定手段によるトル
クの推定が不可能な場合に、前記変速機の変速を禁止す
る変速禁止手段を備えていることを特徴とするものであ
る。
【0013】したがって、請求項3の発明によれば、請
求項1または2と同様の作用を得られる他に、変速機に
入力されるトルクの推定が不可能な場合には、変速機の
変速が禁止されるため、変速ショックが一層抑制され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を図を参照してよ
り具体的に説明する。図2は、この発明を適用したハイ
ブリッド車のシステム構成を示すブロック図である。車
両の第1の動力源であるエンジン1としては、ガソリン
エンジンまたはディーゼルエンジンまたはLPGエンジ
ンまたはガスタービンエンジンまたはジェットエンジン
等の内燃機関が用いられる。この実施例のエンジン1
は、燃料噴射装置および吸排気装置ならびに点火装置等
を備えた公知の構造のものである。
【0015】また、エンジン1の吸気管には電子スロッ
トルバルブ1Bが設けられており、電子スロットルバル
ブ1Bの開度が電気的に制御されるように構成されてい
る。エンジン1から出力されるトルクの一方の伝達経路
には、トルクコンバータ2およびモータ・ジェネレータ
3ならびに歯車変速機構4が配置されている。また、エ
ンジン1から出力されるトルクの他方の伝達経路には、
駆動装置5を介して別のモータ・ジェネレータ6が配置
されている。モータ・ジェネレータ3,6としては、例
えば交流同期型のものが適用される。
【0016】まず、一方のトルク伝達経路の構成につい
て具体的に説明する。図3はトルクコンバータ2および
歯車変速機構4の構成を示すスケルトン図である。この
トルクコンバータ2および歯車変速機構4を有する自動
変速機の内部には、作動油としてオートマチック・トラ
ンスミッション・フルードが封入されている。
【0017】トルクコンバータ2は、駆動部材のトルク
を流体により従動部材に伝達するものである。このトル
クコンバータ2は、ポンプインペラ7に一体化させたフ
ロントカバー8と、タービンランナ9を一体に取付けた
ハブ10と、ロックアップクラッチ11とを有してい
る。そして、ポンプインペラ7の回転が流体エネルギー
に変換されてタービンランナ9に伝達される。また、ロ
ックアップクラッチ11は、フロントカバー8とハブ1
0とを選択的に係合・解放するためのものである。な
お、ロックアップクラッチ11の係合には、ロックアッ
プクラッチ11が完全に係合された状態と、ロックアッ
プクラッチ11がスリップした状態とが含まれる。
【0018】フロントカバー8はエンジン1のクランク
シャフト12に連結されている。また、ポンプインペラ
7およびタービンランナ9の内周側には、ステータ13
が設けられている。このステータ13は、ポンプインペ
ラ7からタービンランナ9に伝達されるトルクを増大す
るためのものである。さらに、ハブ10には入力軸14
が接続されている。したがって、エンジン1のクランク
シャフト12からトルクが出力されると、このトルクは
トルクコンバータ2またはロックアップクラッチ11を
介して入力軸14に伝達される。
【0019】前記歯車変速機構4は、副変速部15およ
び主変速部16から構成されている。副変速部15は、
オーバドライブ用の遊星歯車機構17を備えており、遊
星歯車機構17のキャリヤ18に対して入力軸14が連
結されている。この遊星歯車機構17を構成するキャリ
ヤ18とサンギヤ19との間には、多板クラッチC0と
一方向クラッチF0 とが設けられている。この一方向ク
ラッチF0 は、サンギヤ19がキャリヤ18に対して相
対的に正回転、つまり、入力軸14の回転方向に回転し
た場合に係合するようになっている。そして、副変速部
15の出力要素であるリングギヤ20が、主変速部16
の入力要素である中間軸21に接続されている。また、
サンギヤ19の回転を選択的に止める多板ブレーキB0
が設けられている。
【0020】したがって、副変速部15は、多板クラッ
チC0 もしくは一方向クラッチF0が係合した状態で遊
星歯車機構17の全体が一体となって回転する。このた
め、中間軸21が入力軸14と同速度で回転し、低速段
となる。また、ブレーキB0を係合させてサンギヤ19
の回転を止めた状態では、リングギヤ20が入力軸14
に対して増速されて正回転し、高速段となる。
【0021】他方、主変速部16は、三組の遊星歯車機
構22,23,24を備えており、三組の遊星歯車機構
22,23,24を構成する回転要素が、以下のように
連結されている。すなわち、第1遊星歯車機構22のサ
ンギヤ25と、第2遊星歯車機構23のサンギヤ26と
が互いに一体的に連結されている。また、第1遊星歯車
機構22のリングギヤ27と、第2遊星歯車機構23の
キャリヤ29と、第3遊星歯車機構24のキャリヤ31
とが連結されている。さらに、キャリヤ31に出力軸3
2が連結されている。この出力軸32はトルク伝達装置
(図示せず)を介して車輪32Aに接続されている。さ
らにまた、第2遊星歯車機構23のリングギヤ33が、
第3遊星歯車機構24のサンギヤ34に連結されてい
る。
【0022】この主変速部16の歯車列においては、後
進側の1つの変速段と、前進側の4つの変速段とを設定
することができる。このような変速段を設定するための
摩擦係合装置、つまりクラッチおよびブレーキが、以下
のように設けられている。先ずクラッチについて述べる
と、リングギヤ33およびサンギヤ34と、中間軸21
との間に第1クラッチC1 が設けられている。また、互
いに連結されたサンギヤ25およびサンギヤ26と、中
間軸21との間に第2クラッチC2 が設けられている。
【0023】つぎにブレーキについて述べると、第1ブ
レーキB1 はバンドブレーキであって、第1遊星歯車機
構22のサンギヤ25、および第2遊星歯車機構23の
サンギヤ26の回転を止めるように配置されている。ま
たこれらのサンギヤ25,26とケーシング35との間
には、第1一方向クラッチF1 と、多板ブレーキである
第2ブレーキB2 とが直列に配列されている。第1一方
向クラッチF1 はサンギヤ25,26が逆回転、つまり
入力軸14の回転方向とは反対方向に回転しようとする
際に係合するようになっている。
【0024】第1遊星歯車機構22のキャリヤ37とケ
ーシング35との間に、多板ブレーキである第3ブレー
キB3 が設けられている。そして第3遊星歯車機構24
はリングギヤ38を備えており、リングギヤ38の回転
を止めるブレーキとして、多板ブレーキである第4ブレ
ーキB4 と、第2一方向クラッチF2 とが設けられてい
る。第4ブレーキB4 および第2一方向クラッチF2
は、ケーシング35とリングギヤ38との間に相互に並
列に配置されている。なお、この第2一方向クラッチF
2 はリングギヤ38が逆回転しようとする際に係合する
ように構成されている。さらに、歯車変速機構4の入力
回転数を検出する入力回転数センサ(タービン回転数セ
ンサ)4Aと、歯車変速機構4の出力軸32の回転数を
検出する出力回転数センサ(車速センサ)4Bとが設け
られている。
【0025】上記のように構成された歯車変速機構4に
おいては、各クラッチやブレーキなどの摩擦係合装置
を、図4の動作図表に示すように係合・解放することに
より、前進5段・後進1段の変速段を設定することがで
きる。なお、図4において○印は摩擦係合装置が係合す
ることを示し、◎印は、エンジンブレーキ時に摩擦係合
装置が係合することを示し、△印は摩擦係合装置が係合
・解放のいずれでもよいこと、言い換えれば、摩擦係合
装置が係合されてもトルクの伝達には無関係であること
を示し、空欄は摩擦係合装置が解放されることを示して
いる。
【0026】そして、前進段の第2速と第3速との間で
相互に変速がおこなわれる場合は、一方の摩擦係合装置
が係合・解放され、他方の摩擦係合装置が係合・解放さ
れる、いわゆるクラッチ・ツウ・クラッチ変速になる。
すなわち、第2速から第3速にアップシフトする場合
は、第3ブレーキB3 が解放されるとともに、第2ブレ
ーキB2 が係合される。また、第3速から第2速にダウ
ンシフトする場合は、第2ブレーキB2 が解放されると
ともに、第3ブレーキB3 が係合される。
【0027】また、この実施例では、シフトレバー4C
のマニュアル操作により、図5に示すようなシフトポジ
ションを設定することが可能である。すなわち、P(パ
ーキング)ポジション、R(リバース)ポジション、N
(ニュートラル)ポジション、D(ドライブ)ポジショ
ン、4ポジション、3ポジション、2ポジション、L
(ロー)ポジションの各ポジションを選択可能になって
いる。
【0028】また、図2に示された油圧制御装置39に
より、歯車変速機構4における変速段の設定または切り
換え制御、ロックアップクラッチ11の係合・解放やス
リップ制御、油圧回路のライン圧の制御、摩擦係合装置
の係合圧の制御などがおこなわれる。この油圧制御装置
39は電気的に制御されるもので、歯車変速機構4の変
速を実行するための第1ないし第3のシフトソレノイド
バルブS1 ,〜S3 と、エンジンブレーキ状態を制御す
るための第4ソレノイドバルブS4 とを備えている。
【0029】さらに、油圧制御装置39は、油圧回路の
ライン圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLT
と、歯車変速機構4の変速過渡時におけるアキュームレ
ータ背圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLN
と、ロックアップクラッチ11や所定の摩擦係合装置の
係合圧を制御するためのリニアソレノイドバルブSLUと
を備えている。なお、自動変速機のクラッチ・ツウ・ク
ラッチ変速に関する技術は、例えば、特開平5−306
760号公報、特開平5−322018号公報、特開平
5−296331号公報に記載されている。
【0030】図6は、車両の第2の動力源であるモータ
・ジェネレータ3の制御系統を示すブロック図である。
モータ・ジェネレータ3は、例えば交流同期型のものが
適用される。モータ・ジェネレータ3は、永久磁石を有
する回転子(図示せず)と、コイル(図示せず)が巻き
付けられた固定子(図示せず)とを備えている。そし
て、コイルの3層巻き線に3層交流電流を流すと回転磁
界が発生し、この回転磁界を回転子の回転位置および回
転速度に合わせて制御することによりトルクを発生す
る。発生するトルクは電流の大きさにほぼ比例し、回転
数は交流電流の周波数により制御される。モータ・ジェ
ネレータ3は入力軸14に接続されており、このモータ
・ジェネレータ3は、機械エネルギと電気エネルギとの
変換をおこなう機能、つまり、モータ・ジェネレータ3
は、電動機としての機能と、発電機としての機能とを兼
備している。
【0031】すなわち、モータ・ジェネレータ3は、入
力軸14のトルクにより発電をおこない、その電気エネ
ルギをインバータ40を介してバッテリ41に充電する
ことが可能に構成されている。また、モータ・ジェネレ
ータ3から出力されたトルクを入力軸14に伝達して、
エンジン1から出力されたトルクを補助することも可能
である。さらにまた、インバータ40およびバッテリ4
1にはコントローラ42が接続されている。
【0032】モータ・ジェネレータ3が電動機として機
能する場合は、バッテリ41からの直流電圧を交流電圧
に変換してモータ・ジェネレータ3に供給する。モータ
・ジェネレータ3が発電機として機能する場合は、回転
子の回転により発生した誘導電圧をインバータ40によ
り直流電圧に変換してバッテリ41に出力する。コント
ローラ42は、バッテリ41からモータ・ジェネレータ
3に供給される電流値と、モータ・ジェネレータ3によ
り発電される電流値とを検出する機能を備えている。ま
た、コントローラ42は、モータ・ジェネレータ3の回
転数を制御する機能と、バッテリ41の充電状態(SO
C:state of charge)を検出および制御する機能とを
備えている。
【0033】図7は、エンジン1の他方のトルク伝達経
路の構成を示す説明図である。駆動装置5は減速装置4
3を備えており、この減速装置43がエンジン1および
モータ・ジェネレータ6に接続されている。減速装置4
3は、同心状に配置されたリングギヤ44およびサンギ
ヤ45と、このリングギヤ44およびサンギヤ45に噛
み合わされた複数のピニオンギヤ46とを備えている。
この複数のピニオンギヤ46はキャリヤ47により保持
されており、キャリヤ47には回転軸48が連結されて
いる。また、エンジン1のクランクシャフト12と同心
状に回転軸49が設けられており、回転軸12とクラン
クシャフト12とを接続・遮断するクラッチ50が設け
られている。そして、回転軸49と回転軸48との間で
相互にトルクを伝達するチェーン51が設けられてい
る。なお、回転軸48には、チェーン48Aを介してエ
アコンプレッサ48Bなどの補機類が接続されている。
【0034】また、モータ・ジェネレータ6は回転軸5
2を備えており、回転軸52に前記サンギヤ45が取り
付けられている。また、駆動装置5のハウジング53に
は、リングギヤ44の回転を止めるブレーキ53が設け
られている。さらに、回転軸52の周囲には一方向クラ
ッチ54が配置されており、一方向クラッチ54の内輪
が回転軸52に連結され、一方向クラッチ54の外輪が
リングギヤ44に連結されている。上記構成の減速装置
43により、エンジン1とモータ・ジェネレータ6との
間のトルク伝達、または減速がおこなわれる。そして、
一方向クラッチ54はエンジン1から出力されたトルク
がモータ・ジェネレータ6に伝達される場合に係合する
構成になっている。
【0035】上記モータ・ジェネレータ6は、モータ・
ジェネレータ3とほぼ同様に構成されている。このモー
タ・ジェネレータ6は、機械エネルギと電気エネルギと
の変換をおこなう機能、つまり、モータ・ジェネレータ
6は、エンジン1を始動させるスタータとしての機能
と、発電機(オルタネータ)としての機能と、エンジン
1の停止時において、エアコンプレッサ48Bなどの補
機類を駆動する機能とを兼備している。
【0036】そして、モータ・ジェネレータ6をスター
タとして機能させる場合は、クラッチ50およびブレー
キ53が係合され、一方向クラッチ54が解放される。
また、モータ・ジェネレータ6をオルタネータとして機
能させる場合は、クラッチ50および一方向クラッチ5
4が係合され、ブレーキ53が解放される。さらに、モ
ータ・ジェネレータ6によりエアコンプレッサ48Bな
どの補機類を駆動させる場合は、ブレーキ53が係合さ
れ、クラッチ50および一方向クラッチ54が解放され
る。
【0037】すなわち、エンジン1から出力されたトル
クをモータ・ジェネレータ6に入力して発電をおこな
い、その電気エネルギをインバータ55を介してバッテ
リ56に充電することが可能である。また、モータ・ジ
ェネレータ6から出力されるトルクを、エンジン1また
はエアコンプレッサに伝達することが可能である。さら
に、インバータ55およびバッテリ56にはコントロー
ラ57が接続されている。コントローラ57は、バッテ
リ56からモータ・ジェネレータ6に供給される電流
値、またはモータ・ジェネレータ6により発電される電
流値を検出または制御する機能を備えている。また、コ
ントローラ57は、モータ・ジェネレータ6の回転数を
制御する機能と、バッテリ56の充電状態(SOC:st
ate of charge)を検出および制御する機能とを備えて
いる。
【0038】図8は、図2および図6ならびに図7に示
されたシステムの制御回路構成を示すブロック(図示せ
ず)である。電子制御装置(ECU)58は、中央演算
処理装置(CPU)および記憶装置(RAM、ROM)
ならびに入力・出力インターフェースを主体とするマイ
クロコンピュータにより構成されている。
【0039】この電子制御装置58には、エンジン回転
数センサ59の信号、エンジン水温センサ60の信号、
イグニッションスイッチ61の信号、バッテリ41,5
6の充電状態、およびモータ・ジェネレータ3,6の電
流値を示すコントローラ42,57の信号、エアコンス
イッチ62の信号、車速センサ4Bの信号、オートマチ
ック・トランスミッション・フルードの温度を検出する
油温センサ63の信号、シフトレバー4Cの操作位置を
検出するシフトポジションセンサ64の信号などが入力
されている。
【0040】また、電子制御装置58には、運転者の停
車意図を検出するパーキングブレーキスイッチ65の信
号、運転者の減速意図または制動意図を検出するフット
ブレーキスイッチ66の信号、排気管(図示せず)の途
中に設けられた触媒温度センサ67の信号、アクセルペ
ダル1Aの踏み込み量を示すアクセル開度センサ68の
信号、エンジン1の電子スロットルバルブ1Bの開度を
示すスロットル開度センサ69の信号、タービン回転数
センサ4Aの信号、モータ・ジェネレータ3,6の回転
数センサ(レゾルバ)70,71の信号、歯車変速機構
4の変速比を手動操作により変更することの可能な状態
を設定するスポーツモードスイッチ76の信号、このス
ポーツモードスイッチ76がオンされた状態において、
歯車変速機構4の変速段を手動操作するためのアップシ
フトスイッチ77およびダウンシフトスイッチ78の信
号等が入力されている。
【0041】図9は、スポーツモードスイッチ76を示
し、このスポーツモードスイッチ76は、例えばインス
トルメントパネルまたはコンソールボックスなどに配置
されている。図10は、アップシフトスイッチ77およ
びダウンシフトスイッチ78の配置位置の一例を示す図
である。図10においては、ステアリングホイール79
の表面側にダウンシフトスイッチ78が設けられてお
り、ステアリングホイール79の裏面側にアップシフト
スイッチ77が設けられている。なお、図10において
は、アップシフトスイッチ77は、便宜上図示されてい
ない。
【0042】さらに電子制御装置58からは、エンジン
1の点火装置72を制御する信号、エンジン1の燃料噴
射装置73を制御する信号、コントローラ42,57を
制御する信号、駆動装置5のクラッチ50およびブレー
キ53を制御する信号、油圧制御装置39を制御する信
号、エンジン1の始動・停止を示すインジケータ74へ
の制御信号、電子スロットルバルブ1Bの開度を制御す
るアクチュエータ75の制御信号などが出力されてい
る。このようにして、電子制御装置58に入力される各
種の信号に基づいて、エンジン1の動作およびモータ・
ジェネレータ3,6の動作ならびに歯車変速機構4の動
作が制御される。具体的には、エンジン1の始動・停
止、または出力の制御は、シフトポジションセンサ64
の信号、イグニッションスイッチ61の信号、アクセル
開度センサ68の信号、モータ・ジェネレータ3,6に
よるバッテリ41への充電状態を示す信号などに基づい
ておこなわれる。
【0043】ここで、電子制御装置58による歯車変速
機構4および油圧制御装置39ならびにロックアップク
ラッチ11の制御内容を具体的に説明する。電子制御装
置58には、歯車変速機構4の変速比を制御する変速線
図(変速マップ)が記憶されている。この変速線図に
は、車両の走行状態、例えばアクセル開度と車速とをパ
ラメータとして、所定の変速段から他の変速段に自動的
に変速(アップシフトまたはダウンシフト)するための
変速線が設定されている。
【0044】そして、この変速線図に基づいて変速判断
がおこなわれ、この変速判断が成立した場合は、電子制
御装置58から制御信号が出力され、この制御信号が油
圧制御装置39に入力される。その結果、所定のソレノ
イドバルブが動作し、所定の摩擦係合装置の係合・解放
がおこなわれて自動変速が実行される。ここで、エンジ
ン1から出力されるトルクは、スロットル開度およびエ
ンジン回転数をパラメータとしてマップ化され、そのマ
ップが電子制御装置58に記憶されている。そして、変
速を実行する摩擦係合装置の係合・解放のタイミング、
および摩擦係合装置に作用する油圧が、エンジントルク
に基づいて制御される。このように、歯車変速機構4お
よび油圧制御装置39により、いわゆる有段式の自動変
速機が構成されている。
【0045】一方、スポーツモードスイッチ76がオン
されると、歯車変速機構4の変速比を手動操作により変
更することが可能な状態、つまりステアマチックモード
になる。言い換えれば、歯車変速機構4の変速段を、変
速線図に関わりなく、運転者の手動操作により切り換え
ることが可能になる。このステアマチックモードが設定
された状態において、アップシフトスイッチ77がオン
された場合は、アップシフトがおこなわれ、ダウンシフ
トスイッチ78がオンされた場合はダウンシフトがおこ
なわれる。
【0046】さらに、電子制御装置58には、ロックア
ップクラッチ11の動作を制御するロックアップクラッ
チ制御マップが記憶されている。このロックアップクラ
ッチ制御マップには、アクセル開度および車速をパラメ
ータとして、ロックアップクラッチ11を係合または解
放する領域、もしくはスリップ制御する領域が設定され
ている。また、ロックアップクラッチ制御マップによる
制御中において、スポーツモードスイッチ76がオンさ
れ、かつ、ダウンシフトスイッチ78がオンされた場合
は、ロックアップクラッチ11を解放させる制御をおこ
なうことも可能である。なお、ダウンシフトスイッチ7
8のオン操作に相当するダウンシフトが終了した後は、
ロックアップクラッチ11の状態が、ロックアップクラ
ッチ制御マップに基づく制御に復帰する。
【0047】上記ハイブリッド車の制御内容を簡単に説
明する。イグニッションスイッチ61がスタート位置に
操作されると、モータ・ジェネレータ6のトルクが駆動
装置5を介してエンジン1に伝達され、エンジン1が始
動される。そして、エンジン水温が所定値になり、か
つ、エアコンプレッサ48B等の補機類の駆動が不要で
あり、かつ、バッテリ41,56の充電が不要な場合
は、所定時間後にエンジン1が自動的に停止される。
【0048】そして、アクセルペダル1Aが踏み込まれ
ると、モータ・ジェネレータ3のトルクが歯車変速機構
4に伝達されて車両が発進する。車両の発進時および低
速走行時のように、エンジン効率が低下する領域におい
ては、燃料噴射をおこなわず、モータ・ジェネレータ3
の出力のみにより車両が走行する。また通常走行時に
は、自動的にエンジン1が始動され、エンジン出力によ
り車両が走行する。高負荷走行時には、エンジン1の出
力およびモータ・ジェネレータ3の出力により車両が走
行する。
【0049】車両の走行に必要なパワーは、アクセル開
度および車速に基づいて演算される。そして、予め電子
制御装置58に記憶されている最適燃費線に基づいてエ
ンジン回転数が演算される。さらに、電子スロットルバ
ルブ1Bの開度制御をおこなうとともに、歯車変速機構
4の変速比に基づいてモータ・ジェネレータ3の回転数
を求め、エンジン回転数を制御する。これと同時に、必
要な駆動力に対して、モータ・ジェネレータ3が分担す
るトルクが演算される。
【0050】車両の減速時または制動時には、車輪から
入力されたトルクが歯車変速機構4を介して入力軸14
に伝達される。すると、このトルクによりモータ・ジェ
ネレータ3が発電機として機能し、回収した電気エネル
ギをバッテリ41に充電する。また、バッテリ41,5
6は、充電量が所定の範囲になるように制御されてお
り、充電量が少なくなった場合は、エンジン出力を増大
させ、その一部をモータ・ジェネレータ3またはモータ
・ジェネレータ6に伝達して発電させる。なお、車両の
停車時には自動的にエンジン1が停止される。
【0051】ここで、この実施例の構成と、この発明と
の対応関係を説明する。歯車変速機構4がこの発明の変
速機に相当し、モータ・ジェネレータ3,6がこの発明
の回転機に相当する。
【0052】つぎに、上記ハード構成を有するハイブリ
ッド車の制御内容を、図1のフローチャートに基づいて
説明する。この制御例は、モータ・ジェネレータ3の作
動状態に基づいて、歯車変速機構4の変速を制御する場
合のルーチンである。まず、各種の検出信号が電子制御
装置58に入力され、電子制御装置58により入力信号
の処理がおこなわれる(ステップ1)。そして、シフト
レバー4Cにより、前進ポジション、つまり、Dポジシ
ョン、4ポジション、3ポジション、2ポジション、L
ポジションのいずれかが選択されているか否かが判断さ
れる(ステップ2)。
【0053】すなわち、車両の前進走行中には、モータ
・ジェネレータ3の回生制動による減速力が付加されて
いる場合がある。また、車両の前進走行中には、モータ
・ジェネレータ3から出力されたトルクが入力軸14に
伝達される場合がある。このような場合には、エンジン
1から出力されたトルクと、入力軸14に伝達されるト
ルクとに、差異が生じる可能性があるためである。
【0054】ステップ2で否定判断された場合、例え
ば、Rポジションが設定されていた場合は、歯車変速機
構4の変速比が固定されることになる。したがって、モ
ータ・ジェネレータ3の作動状態に関わりなく、歯車変
速機構4の変速を制御する必要性がないためリターンさ
れる。また、PポジションまたはDポジションが設定さ
れていた場合も、歯車変速機構4の変速を制御する必要
性がないためリターンされる。
【0055】ステップ2で肯定判断された場合は、第2
速から第3速にアップシフトする走行状態が成立したか
否かが判断される(ステップ3)。この実施例の歯車変
速機構4において、第2速から第3速にアップシフトす
る場合は、第3ブレーキB3が解放されるとともに、第
2ブレーキB2 が係合される、いわゆるクラッチ・ツウ
・クラッチ変速になる。このクラッチ・ツウ・クラッチ
変速を実行する場合は、摩擦係合装置の係合・解放のタ
イミング、または、摩擦係合装置に作用する油圧などを
高精度に制御しなければ変速ショックが過大になる可能
性があるためである。
【0056】ステップ3で否定判断された場合は、モー
タ・ジェネレータ3の作動状態に関わりなく歯車変速機
構4の変速制御をおこなった場合でも変速ショックが生
じる可能性が少ないため、リターンされる。ステップ3
で肯定判断された場合は、モータ・ジェネレータ3が作
動中であるか否かが判断される(ステップ4)。ステッ
プ4で否定判断された場合は、エンジン1から出力され
たトルクに基づいて、変速制御をおこなえばよいため、
格別の制御をおこなうことなくリターンされる。
【0057】ステップ4で肯定判断された場合は、モー
タ・ジェネレータ3のトルクを推定可能であるか否かが
判断される(ステップ5)。ステップ5においては、イ
ンバータ40のフェールの有無などが判断基準になる。
ステップ5で肯定判断された場合は、第2速から第3速
にアップシフトするための制御信号が、電子制御装置5
8から出力されて油圧制御装置39に入力される(ステ
ップ6)。ついで、バッテリ41が放電中であるか否か
が判断される(ステップ7)。言い換えれば、バッテリ
41の状態に基づいて、モータ・ジェネレータ3の作動
状態が検出される。
【0058】バッテリ41に対して充電中である場合
は、ステップ7で否定判断されてステップ8に進む。つ
まり、バッテリ41に充電中である場合は、エンジン1
のトルクの一部がモータ・ジェネレータ3に伝達され
て、このトルクによりモータ・ジェネレータ3が発電機
として機能し、モータ・ジェネレータ3から出力された
トルク(負)が入力軸14に伝達されていることにな
る。そこで、ステップ8においては、エンジン1から出
力されたトルクから、モータ・ジェネレータ3の発電に
使用されているトルクを減じる。
【0059】ここで、モータ・ジェネレータ3に入力さ
れているトルクは、発電によりバッテリ41に供給され
ている電流値と、モータ・ジェネレータ3の回転数とに
基づいて演算される。このようにして、歯車変速機構4
に入力されるトルクを推定(演算)する。そして、推定
されたトルクに基づいて、変速の実行に必要な摩擦係合
装置の係合・解放のタイミング、または摩擦係合装置に
作用する油圧の制御をおこない、リターンされる。
【0060】また、バッテリ41が放電中である場合
は、ステップ7で肯定判断されてステップ9に進む。つ
まり、バッテリ41が放電中である場合はモータ・ジェ
ネレータ3が電動機と機能していることを意味してい
る。そこで、エンジン1のトルクと、モータ・ジェネレ
ータ3のトルクを加算して、歯車変速機構4に入力され
るトルクを推定する。モータ・ジェネレータ3のトルク
は、モータ・ジェネレータ3に供給されている電流値
と、モータ・ジェネレータ3の回転数とに基づいて演算
される。
【0061】そして、推定されたトルクに基づいて、変
速の実行に必要な摩擦係合装置の係合・解放のタイミン
グ、または摩擦係合装置に作用する油圧の制御をおこな
い、リターンされる。なお、ステップ8,9において、
歯車変速機構4に入力されるトルクを推定する場合に、
ロックアップクラッチ11の係合・解放状態を加味する
ことも可能である。具体的には、トルクコンバータ2の
駆動部材であるポンプインペラ7(またはクランクシャ
フト12)と、従動部材であるタービンランナ9(また
はハブ10)とのトルク比を加味することである。
【0062】前記ステップ5において、バッテリ41の
充電量が所定値未満である場合や、インバータ40など
にフェールが生じている場合は、モータ・ジェネレータ
3のトルクを推定することが不可能であるため否定判断
され、第2速から第3速にアップシフトすることを禁止
する(ステップ10)。つまり、歯車変速機構4に入力
されるトルクを推定できない状態で第2速から第3速へ
のクラッチ・ツウ・クラッチ変速をおこなった場合は、
摩擦係合装置の係合油圧と、伝達されるトルクとが適合
しなくなり、変速ショックが過大になる可能性がある。
そこで、第2速から第3速へのアップシフトを禁止す
る。また、第1速から第3速への飛び越し変速を実行し
(ステップ11)、リターンされる。
【0063】例えば、第1速が設定されている状態でア
クセル開度が急激に変化し、第2速を経由して第3速に
変速するべき走行状態に移行した場合を想定する。この
場合に、ステップ11の制御をおこなうには、具体的に
は2種類の制御内容が例示される。
【0064】まず、第2速への変速信号が出力されてお
らず、摩擦係合装置の係合・解放状態を、第2速に対応
する状態に切り換える動作が開始されていない場合は、
第2速に変速する信号自体を出力せずに、第3速への変
速信号を出力する。一方、第2速への変速信号が出力さ
れて、摩擦係合装置の係合・解放状態を第2速に対応す
る状態に切り換え途中である場合は、この摩擦係合装置
の切り換え動作を中止し、かつ、第3速への変速信号を
出力し、摩擦係合装置の係合・解放状態を第3速に対応
する状態に切り換える。
【0065】ここで、図1のフローチャートに示された
機能的手段と、この発明の構成との対応関係を説明す
る。すなわち、ステップ4,5,7がこの発明の入力ト
ルク推定手段に相当し、ステップ8,〜11がこの発明
の変速制御手段に相当する。また、ステップ10がこの
発明の変速禁止手段に相当する。
【0066】このように、図1の制御例によれば、エン
ジン1から出力されるトルクと、モータ・ジェネレータ
3の作動状態とに基づいて、歯車変速機構4に入力され
るトルクの推定がおこなわれている。したがって、推定
されたトルクが、歯車変速機構4に対して実際に入力さ
れるトルクに即したものになり、歯車変速機構4の変速
ショックが抑制される。
【0067】また、第2速から第3速へのアップシフト
は、いわゆるクラッチ・ツウ・クラッチ変速であるが、
推定されるトルクが、歯車変速機構4に対して実際に入
力されるトルクに即したものになる。したがって、摩擦
係合装置に作用する油圧の制御精度を高めることがで
き、変速ショックが一層抑制される。さらに、歯車変速
機構4に入力されるトルクの推定が不可能な場合には、
歯車変速機構4の変速が禁止されるため、変速ショック
が一層抑制される。
【0068】なお、ステップ4,〜8の制御内容につい
ては、モータ・ジェネレータ6についても適用可能であ
る。また、図2に示された車両において、モータ・ジェ
ネレータ3,6のうち、いずれか一方のみを備えた車両
に対しても、この発明を適用することが可能である。ま
た、モータ・ジェネレータを、発電機としての機能また
は電動機としての機能の少なくとも一方を備えた回転機
に置き換えてもよい。さらに、エンジン1のフライホイ
ール(図示せず)に接続され、かつ、エンジン1を始動
させるスタータを、モータ・ジェネレータ6とは別に設
けることも可能である。
【0069】図11は、ハイブリッド車の他の構成を示
すブロック図である。図11においては、エンジン1と
トルクコンバータ2との間にモータ・ジェネレータ3が
配置され、モータ・ジェネレータ3と歯車変速機構4と
の間にトルクコンバータ2が配置されている。つまり、
図2と図11とを比較すると、トルクコンバータ2とモ
ータ・ジェネレータ3とが逆に配置されている点が異な
る。図11のその他の構成は、図2の構成と同様である
ため説明を省略する。
【0070】また、図12は、モータ・ジェネレータ3
の制御系統を示すブロック図である。図12において
も、図2と同様の構成については同様の符号を付してそ
の説明を省略する。図13は、図11の実施例に対応す
るスケルトン図である。図13においても、図11の構
成と同様の構成については同一の符号を付してその説明
を省略する。なお、図11ないし図13の実施例におい
ても、図4,図5,図7,図8,図9,図10に相当す
る構成および機能がそのまま適用される。
【0071】つぎに、図11のハイブリッド車の制御例
を、図14のフローチャートに基づいて説明する。この
制御例は、エンジン1の動力により車両が走行している
状態において、歯車変速機構(自動変速機)4の変速時
にモータ・ジェネレータ3により変速応答性を高めるた
めにおこなわれるものである。まず、電子制御装置58
に入力される各種の信号が処理される(ステップ2
1)。すなわち、歯車変速機構4の変速段が変速線図に
基づいて制御され、ロックアップクラッチ11の状態が
ロックアップクラッチ制御マップにより制御されてい
る。
【0072】そして、歯車変速機構4の変速段を手動操
作によりおこなうことの可能なステアマチックモードが
選択されているか否かが判断される(ステップ22)。
ここで、スポーツモードスイッチ76がオフされていれ
ば、歯車変速機構4の変速応答性を特に向上させる必要
性がないため、ステップ22で否定判断されてリターン
される。
【0073】一方、スポーツモードスイッチ76がオン
されていれば、ステップ22で肯定判断される。つま
り、歯車変速機構4の変速応答性を向上させる要求があ
ることになる。ついで、ダウンシフトスイッチ78がオ
ンされているか否かが判断される(ステップ23)。
【0074】ステップ23で否定判断された場合はリタ
ーンされ、ステップ23で肯定判断された場合は、ロッ
クアップクラッチ11を解放させる制御をおこなう(ス
テップ24)。なお、ステップ24の時点において、既
にロックアップクラッチ11が解放されている場合は、
そのままの状態を維持する。このステップ24は、ダウ
ンシフトに際して、エンジン回転数の変化、または歯車
変速機構4の摩擦係合装置の係合・解放状態の変更によ
り、出力軸32から出力されるトルクに変動が生じて変
速ショックを招くことを回避するためにおこなわれる。
【0075】ついで、電子制御装置58からダウンシフ
ト信号が出力される(ステップ25)とともに、モータ
・ジェネレータ3の回転数を制御可能か否かが判断され
る(ステップ26)。つまり、歯車変速機構4のダウン
シフトにともない、モータ・ジェネレータ3の機能によ
り、入力軸14の回転数を上昇させることが可能か否か
が判断される。ステップ26の判断基準としては、バッ
テリ41の充電状態またはインバータ40のフェール状
態などが例示される。
【0076】ここで、バッテリ41の充電状態が所定値
以上であること、またはインバータ40がフェールして
いないことなどが検出された場合は、ステップ26で肯
定判断されて、モータ・ジェネレータ3による等速シフ
ト制御がおこなわれる(ステップ27)。すなわち、モ
ータ・ジェネレータ3により歯車変速機構4の入力回転
数を強制的に上昇させる制御がおこなわれる。モータ・
ジェネレータ3はその特性により、回転数を迅速に上昇
させることが可能である。
【0077】また、歯車変速機構4のダウンシフト中に
おいては、変速過渡制御、たとえばアキュムレータ背圧
の制御などがおこなわれ(ステップ28)、その後、ダ
ウンシフトが終了したか否かが判断される(ステップ2
9)。ステップ29の判断は、例えば、モータ・ジェネ
レータ3の回転数がダウンシフト後の回転数に同期した
か否かによりおこなうことができる。
【0078】ステップ29で肯定判断された場合は、ダ
ウンシフト後におけるロックアップクラッチ11の制御
を、ロックアップクラッチ制御マップによる内容に復帰
させ(ステップ30)、リターンする。なお、ステップ
29で否定判断された場合は、ステップ26に戻る。
【0079】一方、モータ・ジェネレータ3の充電量不
足、またはインバータ40のフェールなどが検出され
て、前記ステップ26で否定判断された場合は、モータ
・ジェネレータ3により、歯車変速機構4の入力回転数
を上昇させることが困難である。そこで、電子スロット
ルバルブ1Bの開度を制御することにより、歯車変速機
構4の入力回転数を強制的に上昇させる制御、つまり等
速シフトをおこない(ステップ31)、ステップ28に
進む。なお、電子スロットルバルブ1Bの制御による等
速シフトは、モータ・ジェネレータ3の制御による等速
シフトよりも応答性が低い。
【0080】図15は、図14の制御をおこなった場合
における、ロックアップクラッチ11およびトルクコン
バータ2の入力回転数ならびに変速段の過渡特性の一例
を示すタイムチャートである。このタイムチャートにお
いては、歯車変速機構4の入力回転数として、トルクコ
ンバータ2の入力回転数を用いている。なお、トルクコ
ンバータ2の入力回転数は、図13の入力回転数センサ
4Aにより検出することが可能である。まず、ダウンシ
フト判断が成立する以前は、ロックアップクラッチ制御
マップに基づいてロックアップクラッチ11が完全係合
(ON)され、トルクコンバータ2の入力回転数が所定
値に制御され、かつ、歯車変速機構4の変速段が例えば
第4速に制御されている。
【0081】そして、時間t1において、ダウンシフト
スイッチ78のONによるダウンシフト判断が成立する
と、時間t2においてロックアップクラッチ11の係合
圧を低下させる制御がおこなわれる。ここで、実線はロ
ックアップクラッチ11を完全係合状態からスリップ状
態に変更する場合を示し、一点鎖線はロックアップクラ
ッチ11を完全係合状態から完全解放状態に変更する場
合を示している。
【0082】ついで、時間t3において第4速から第3
速にダウンシフトする変速出力がおこなわれ、時間t4
以降は、ロックアップクラッチ11を所定の係合圧に制
御したままスリップさせるか、またはロックアップクラ
ッチ11を完全解放(OFF)させる制御がおこなわれ
る。そして、時間t5以降は、トルクコンバータ2の入
力回転数が、実線で示すようにモータ・ジェネレータ3
により強制的に上昇される。そして、時間t6におい
て、トルクコンバータ2の入力回転数が、ダウンシフト
後の回転数に同期して変速が終了し、その後は入力回転
数がほぼ一定に制御される。
【0083】また、変速終了後の時間t7において、ロ
ックアップクラッチ11の制御を、ロックアップクラッ
チ制御マップによる内容に復帰させる判断がおこなわ
れ、時間t8においてロックアップクラッチ制御マップ
に基づく制御信号が出力される。すなわち、ロックアッ
プクラッチ11が完全解放されている場合、またはスリ
ップしている場合のいずれにおいても、その係合圧を上
昇させる制御がおこなわれる。そして、ロックアップク
ラッチ11がスリップしていた場合は、時間t9におい
て完全係合状態に復帰され、ロックアップクラッチ11
が完全解放していた場合は、時間t10において完全係
合状態に復帰される。
【0084】一方、図10の一点鎖線で示すトルクコン
バータの入力回転数は、モータ・ジェネレータにより、
入力回転数を上昇させる制御をおこなわない場合、つま
り比較例に相当する。この比較例の入力回転数は、その
上昇勾配が実施例に比べて小さく、時間t6よりも遅い
時間t11の時点でダウンシフト後の回転数に同期して
いる。また、ロックアップクラッチの制御状態を示す破
線および二点鎖線も、比較例に相当するロックアップク
ラッチの制御状態を示している。
【0085】すなわち、比較例においては、時間t11
に到達してダウンシフトが終了するまでは、ロックアッ
プクラッチの係合圧がダウンシフト中の値に制御され
る。そして、ロックアップクラッチが完全解放していた
場合は、時間t12において係合圧の上昇が開始され、
時間t14において完全係合状態に復帰している。ま
た、ロックアップクラッチがスリップしていた場合は、
時間t13において係合圧の上昇が開始され、時間t1
5において完全係合状態に復帰している。
【0086】このように、実施例と比較例とを比較する
と、実施例の方が、入力回転数をダウンシフト後の回転
数に同期させる(変速の終了)タイミングを、比較例に
おける同タイミングよりも早期に達成することができ
る。また、実施例の方が比較例に比べて、変速の終了タ
イミングを早めることができるため、ロックアップクラ
ッチを完全係合状態に復帰させるタイミングも、実施例
の方が比較例よりも早くなっている。これらの制御によ
り、ダウンシフト時の応答性が向上するとともに、変速
ショックを抑制することができる。
【0087】なお、ステアマチックモードへの切り替え
機能と、ダウンシフトスイッチおよびアップシフトスイ
ッチに相当する機能とを、シフトレバーの操作によりお
こなうことができるように構成された車両に対しても、
図14の制御例を適用することが可能である。
【0088】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、エンジンから
出力されるトルクと、回転機の作動状態とに基づいて、
変速機に入力されるトルクの推定がおこなわれている。
したがって、推定されたトルクが、変速機に実際に入力
されるトルクに即したものになり、変速機の変速ショッ
クが抑制される。
【0089】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、いわゆるクラッチ・ツウ・クラッチ変
速時において、推定されるトルクが、変速機に対して実
際に入力されるトルクに即したものになる。したがっ
て、変速ショックが一層抑制される。
【0090】さらに、請求項3の発明によれば、請求項
1または2と同様の効果に加えて、変速機に入力される
トルクの推定が不可能な場合には、変速機の変速が禁止
されるため、変速ショックが一層抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかる変速制御装置の制御例を示
すフローチャートである。
【図2】 この発明が適用されたハイブリッド車のシス
テム構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示された歯車変速機構およびトルクコ
ンバータの構成を示すスケルトン図である。
【図4】 図3に示された歯車変速機構で各変速段を設
定するための摩擦係合装置の作動状態を示す図表であ
る。
【図5】 図2に示された歯車変速機構を手動操作する
シフトレバーのシフトポジションを示す説明図である。
【図6】 図2に示された一方のモータ・ジェネレータ
と、このモータ・ジェネレータの制御システムとを示す
ブロック図である。
【図7】 図2に示されたエンジンと、駆動装置と、モ
ータ・ジェネレータとの配置関係を示すブロック図であ
る。
【図8】 図1に示されたハイブリッド車の制御回路構
成を示すブロック図である。
【図9】 図2に示すハイブリッド車に適用されるスポ
ーツモードスイッチを示す図である。
【図10】 図2に示すハイブリッド車に適用されるス
テアリングホイールおよびダウンシフトスイッチを示す
図である。
【図11】 ハイブリッド車のシステム構成の他の実施
例を示すブロック図である。
【図12】 図11に示された一方のモータ・ジェネレ
ータと、このモータ・ジェネレータの制御システムとを
示すブロック図である。
【図13】 図11に示された歯車変速機構およびトル
クコンバータの構成を示すスケルトン図である。
【図14】 図11のハイブリッド車に適用される制御
例を示すフローチャートである。
【図15】 図14の制御例に対応するシステムの過渡
特性を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1…エンジン、 2…トルクコンバータ、 3,6…モ
ータ・ジェネレータ、4…歯車変速機構、 58…電子
制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/02 F02D 29/02 D Fターム(参考) 3D039 AA07 AB01 AC03 AC36 AC39 AC54 3D041 AA53 AA66 AB01 AC18 AC30 AD02 AD04 AD10 AD14 AD23 AD31 AD51 AD52 AE02 AE04 AE07 AE09 AE32 AE37 AF01 3G093 AA05 AA07 BA03 BA14 CB08 DA01 DA04 DA05 DA06 DA12 DB01 DB05 DB09 DB11 DB12 DB19 DB25 EA05 EA09 EA13 EB03 EB08 EC01 EC04 FA06 FA10 3J052 AA01 AA11 BB11 CA07 GC13 GC23 GC71 HA02 LA01 5H115 PG04 PI16 PI24 PI29 PO17 PU10 PU24 PU25 PU29 PV09 QI04 QN03 QN12 RB08 SE04 SE08 TB01 TE03 TE07 TI01 TO05 TO21 TO23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンから出力されたトルクが入力さ
    れる変速機と、機械エネルギを電気エネルギに変換する
    機能、または電気エネルギを機械エネルギに変換する機
    能の少なくとも一方を備えた回転機とを備えた変速機の
    変速制御装置において、 前記回転機の作動状態に基づいて、前記変速機に入力さ
    れるトルクを推定する入力トルク推定手段と、 この入力トルク推定手段により推定されたトルクに基づ
    いて、前記変速機の変速を制御する変速制御手段とを備
    えていることを特徴とする変速機の変速制御装置。
  2. 【請求項2】 前記変速機が、複数の変速比を設定する
    ための複数の摩擦係合装置を備えており、前記変速機の
    変速が、第1の摩擦係合装置を解放するとともに第2の
    摩擦係合装置を係合させるクラッチ・ツウ・クラッチ変
    速であることを特徴とする請求項1に記載の変速機の変
    速制御装置。
  3. 【請求項3】 前記入力トルク推定手段によるトルクの
    推定が不可能な場合に、前記変速機の変速を禁止する変
    速禁止手段を備えていることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の変速機の変速制御装置。
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