JP2000073902A - 船外機の燃料供給装置 - Google Patents
船外機の燃料供給装置Info
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- 238000009825 accumulation Methods 0.000 abstract 1
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 3
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 2
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- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M7/00—Carburettors with means for influencing, e.g. enriching or keeping constant, fuel/air ratio of charge under varying conditions
- F02M7/10—Other installations, without moving parts, for influencing fuel/air ratio, e.g. electrical means
- F02M7/11—Altering float-chamber pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/18—Feeding by means of driven pumps characterised by provision of main and auxiliary pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/20—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines characterised by means for preventing vapour lock
-
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- F02M7/06—Means for enriching charge on sudden air throttle opening, i.e. at acceleration, e.g. storage means in passage way system
- F02M7/08—Means for enriching charge on sudden air throttle opening, i.e. at acceleration, e.g. storage means in passage way system using pumps
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】燃料ポンプとキャブレター間の燃料配管中にエ
アが溜まるのを防止する。 【解決手段】クランク軸２１が縦置き状態にされ、複数
の気筒が横置き状態にされた４サイクルエンジンと、各
吸気管２９ａ〜２９ｄに配設されたキャブレター３０ａ
〜３０ｄと、シリンダヘッド２０ｃに装着された１つの
吐出口を有する燃料ポンプ３０ａ、３０ｂと、該吐出口
と前記複数のキャブレターを分岐させて接続する燃料配
管４６ａ〜４６ｃ、４９ａ〜４９ｃとを備え、前記吐出
口を上段のキャブレター３０ａのフロート室より下方に
配置させた構成。
アが溜まるのを防止する。 【解決手段】クランク軸２１が縦置き状態にされ、複数
の気筒が横置き状態にされた４サイクルエンジンと、各
吸気管２９ａ〜２９ｄに配設されたキャブレター３０ａ
〜３０ｄと、シリンダヘッド２０ｃに装着された１つの
吐出口を有する燃料ポンプ３０ａ、３０ｂと、該吐出口
と前記複数のキャブレターを分岐させて接続する燃料配
管４６ａ〜４６ｃ、４９ａ〜４９ｃとを備え、前記吐出
口を上段のキャブレター３０ａのフロート室より下方に
配置させた構成。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、４サイクルエンジ
ンを備える船外機の燃料供給装置の技術分野に属する。
ンを備える船外機の燃料供給装置の技術分野に属する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】４サイ
クルエンジンを備える船外機においては、通常、カムシ
ャフトにより駆動される燃料ポンプにより、燃料を吸気
管に装着したキャブレターに供給している。しかしなが
ら、船外機においては、エンジンがカウリングというカ
バー部材で覆われ、制約されたスペースの中に各部品を
配設する必要があり、かつ、クランク軸が縦方向に配設
される関係上、複数の気筒の吸気管及びキャブレターも
縦方向に配設されるため、燃料ポンプからキャブレター
への燃料配管中にエアが溜まり、燃料供給が円滑に行わ
れなくなるという問題を有している。
クルエンジンを備える船外機においては、通常、カムシ
ャフトにより駆動される燃料ポンプにより、燃料を吸気
管に装着したキャブレターに供給している。しかしなが
ら、船外機においては、エンジンがカウリングというカ
バー部材で覆われ、制約されたスペースの中に各部品を
配設する必要があり、かつ、クランク軸が縦方向に配設
される関係上、複数の気筒の吸気管及びキャブレターも
縦方向に配設されるため、燃料ポンプからキャブレター
への燃料配管中にエアが溜まり、燃料供給が円滑に行わ
れなくなるという問題を有している。
【０００３】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であって、燃料ポンプとキャブレター間の燃料配管中に
エアが溜まるのを防止することができる船外機の燃料供
給装置を提供することを目的とする。
であって、燃料ポンプとキャブレター間の燃料配管中に
エアが溜まるのを防止することができる船外機の燃料供
給装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項１記載の発明は、クランク軸２１が縦置き状態
にされ、複数の気筒が横置き状態にされた４サイクルエ
ンジンと、各吸気管２９ａ〜２９ｄに配設されたキャブ
レター３０ａ〜３０ｄと、シリンダヘッド２０ｃに装着
された１つの吐出口を有する燃料ポンプ３０ａ、３０ｂ
と、該吐出口と前記複数のキャブレターを分岐させて接
続する燃料配管４６ａ〜４６ｃ、４９ａ〜４９ｃとを備
え、前記吐出口を上段のキャブレター３０ａのフロート
室より下方に配置させたことを特徴とし、また、請求項
２記載の発明は請求項１において、前記燃料ポンプは、
シリンダヘッドのヘッドカバー２０ｄに装着されている
ことを特徴とし、また、請求項３記載の発明は請求項１
において、前記燃料ポンプは、シリンダヘッド２０ｃの
側面に装着されていることを特徴とし、また、請求項４
記載の発明は請求項１〜３において、前記燃料ポンプの
吐出側の逆流防止用リード弁５７の弁座５７ａを燃料ポ
ンプの最上部に位置させることを特徴とし、また、請求
項５記載の発明は請求項１〜４において、４つの気筒
と、４本の吸気管に配設された４つの気筒と、上下に配
設された２つの燃料ポンプとを備え、上段の燃料ポンプ
３２ａを最上段のキャブレター３０ａと最下段のキャブ
レター３０ｄに接続し、下段の燃料ポンプ３２ｂを２段
目のキャブレター３０ｂと３段目のキャブレター３０ｃ
に接続したことを特徴とする。なお、上記構成に付加し
た番号は、本発明の理解を容易にするために図面と対比
させるもので、これにより本発明が何ら限定されるもの
ではない。
に請求項１記載の発明は、クランク軸２１が縦置き状態
にされ、複数の気筒が横置き状態にされた４サイクルエ
ンジンと、各吸気管２９ａ〜２９ｄに配設されたキャブ
レター３０ａ〜３０ｄと、シリンダヘッド２０ｃに装着
された１つの吐出口を有する燃料ポンプ３０ａ、３０ｂ
と、該吐出口と前記複数のキャブレターを分岐させて接
続する燃料配管４６ａ〜４６ｃ、４９ａ〜４９ｃとを備
え、前記吐出口を上段のキャブレター３０ａのフロート
室より下方に配置させたことを特徴とし、また、請求項
２記載の発明は請求項１において、前記燃料ポンプは、
シリンダヘッドのヘッドカバー２０ｄに装着されている
ことを特徴とし、また、請求項３記載の発明は請求項１
において、前記燃料ポンプは、シリンダヘッド２０ｃの
側面に装着されていることを特徴とし、また、請求項４
記載の発明は請求項１〜３において、前記燃料ポンプの
吐出側の逆流防止用リード弁５７の弁座５７ａを燃料ポ
ンプの最上部に位置させることを特徴とし、また、請求
項５記載の発明は請求項１〜４において、４つの気筒
と、４本の吸気管に配設された４つの気筒と、上下に配
設された２つの燃料ポンプとを備え、上段の燃料ポンプ
３２ａを最上段のキャブレター３０ａと最下段のキャブ
レター３０ｄに接続し、下段の燃料ポンプ３２ｂを２段
目のキャブレター３０ｂと３段目のキャブレター３０ｃ
に接続したことを特徴とする。なお、上記構成に付加し
た番号は、本発明の理解を容易にするために図面と対比
させるもので、これにより本発明が何ら限定されるもの
ではない。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図１は、本発明に係わる船外機
の１実施形態を示す側面図である。船外機１は、船体Ｓ
の後部にトランサムスクリュー２を介して着脱自在に取
り付けられるクランプブラケット３と、クランプブラケ
ット３に枢支軸５を介して上下回動自在に枢支されるス
イベルブラケット６と、このスイベルブラケット６を軸
にして水平方向に回動させるステアリングブラケット７
と、ステアリングブラケット７にマウント４を介して支
持される推進ユニット９とを備えている。
を参照しつつ説明する。図１は、本発明に係わる船外機
の１実施形態を示す側面図である。船外機１は、船体Ｓ
の後部にトランサムスクリュー２を介して着脱自在に取
り付けられるクランプブラケット３と、クランプブラケ
ット３に枢支軸５を介して上下回動自在に枢支されるス
イベルブラケット６と、このスイベルブラケット６を軸
にして水平方向に回動させるステアリングブラケット７
と、ステアリングブラケット７にマウント４を介して支
持される推進ユニット９とを備えている。
【０００６】前記推進ユニット９は、ステアリングブラ
ケット７に支持されるアッパケース１０を有し、アッパ
ケース１０の上部にエンジン２０を支持する支持部材で
あるガイドエキゾースト８とエンジンの下部を覆うロア
カウリング１１が取り付けられ、ロアカウリング１１に
エンジン２０の上部を覆うアッパカウリング１２が着脱
可能に取り付けられている。アッパケース１０の下部に
は、ロアケース１６が取り付けられ、全体としてケーシ
ングを構成している。なお、１５はドライブシャフト、
１７は冷却水取入口、１９はプロペラである。
ケット７に支持されるアッパケース１０を有し、アッパ
ケース１０の上部にエンジン２０を支持する支持部材で
あるガイドエキゾースト８とエンジンの下部を覆うロア
カウリング１１が取り付けられ、ロアカウリング１１に
エンジン２０の上部を覆うアッパカウリング１２が着脱
可能に取り付けられている。アッパケース１０の下部に
は、ロアケース１６が取り付けられ、全体としてケーシ
ングを構成している。なお、１５はドライブシャフト、
１７は冷却水取入口、１９はプロペラである。
【０００７】図２は図１のエンジンの平面図である。な
お、以下の説明では前述と同一の構成については同一番
号を付けて説明を省略する場合がある。エンジン２０
は、４サイクル４気筒エンジンであり、クランクケース
２０ａ、シリンダボディ２０ｂ、シリンダヘッド２０ｃ
及びシリンダヘッド２０ｃを覆うヘッドカバー２０ｄを
備え、クランクケース２０ａにはクランク軸２１が縦置
き状態で配設され、シリンダボディ２０ｂには、気筒２
２、ピストン２３が横置き状態で配設され、シリンダヘ
ッド２０ｃには、吸気ポート２４及び排気ポート２５が
配設され、各ポートに吸気弁２６、排気弁２７が配設さ
れている。
お、以下の説明では前述と同一の構成については同一番
号を付けて説明を省略する場合がある。エンジン２０
は、４サイクル４気筒エンジンであり、クランクケース
２０ａ、シリンダボディ２０ｂ、シリンダヘッド２０ｃ
及びシリンダヘッド２０ｃを覆うヘッドカバー２０ｄを
備え、クランクケース２０ａにはクランク軸２１が縦置
き状態で配設され、シリンダボディ２０ｂには、気筒２
２、ピストン２３が横置き状態で配設され、シリンダヘ
ッド２０ｃには、吸気ポート２４及び排気ポート２５が
配設され、各ポートに吸気弁２６、排気弁２７が配設さ
れている。
【０００８】吸気ポート２４には吸気管２９ａの一端が
連結され、吸気管２９ａの途中にはキャブレター３０ａ
が装着され、吸気管２９ａの他端にはサイレンサ３１が
連結されている。シリンダヘッド２０ｃのヘッドカバー
２０ｄには、燃料ポンプ３２ａおよびオイルセパレータ
３３が装着されている。燃料ポンプ３２ａはカムシャフ
ト４０により駆動されるダイヤフラム式ポンプであり、
燃料ポンプ３２ａには、図示しない船体側の燃料タンク
から燃料配管３４および燃料フィルタ３５を経て燃料が
供給され、燃料配管３６を経てキャブレター３０に燃料
が供給される。オイルセパレータ３３で分離されたブロ
ーバイガスは、戻り管３７を経てサイレンサ３１に吸入
される。
連結され、吸気管２９ａの途中にはキャブレター３０ａ
が装着され、吸気管２９ａの他端にはサイレンサ３１が
連結されている。シリンダヘッド２０ｃのヘッドカバー
２０ｄには、燃料ポンプ３２ａおよびオイルセパレータ
３３が装着されている。燃料ポンプ３２ａはカムシャフ
ト４０により駆動されるダイヤフラム式ポンプであり、
燃料ポンプ３２ａには、図示しない船体側の燃料タンク
から燃料配管３４および燃料フィルタ３５を経て燃料が
供給され、燃料配管３６を経てキャブレター３０に燃料
が供給される。オイルセパレータ３３で分離されたブロ
ーバイガスは、戻り管３７を経てサイレンサ３１に吸入
される。
【０００９】クランク軸２１にはドライブプーリ３９が
固定され、一方、吸気弁用カムシャフト４０および排気
弁用カムシャフト４１には、ドリブンプーリ４２、４３
が固定され、ドライブプーリ３９とドリブンプーリ４
２、４３間にはベルト４４が張設されている。この構成
により、クランク軸２１の回転がカムシャフト４０、４
１に伝達され、吸気弁２６および排気弁２７を開閉する
ようにしている。なお、４５はオイルポンプである。
固定され、一方、吸気弁用カムシャフト４０および排気
弁用カムシャフト４１には、ドリブンプーリ４２、４３
が固定され、ドライブプーリ３９とドリブンプーリ４
２、４３間にはベルト４４が張設されている。この構成
により、クランク軸２１の回転がカムシャフト４０、４
１に伝達され、吸気弁２６および排気弁２７を開閉する
ようにしている。なお、４５はオイルポンプである。
【００１０】図３は、図２のＸ方向から見た側面図、図
４（Ａ）は図３のＹ方向から見た正面図、図４（Ｂ）は
図４（Ａ）の燃料ポンプの分解図、図５は図２のＺ−Ｚ
線に沿って矢印方向に見た図、図６（Ａ）はキャブレタ
ー部の断面図、図６（Ｂ）は図６（Ａ）のＢ−Ｂ線で切
断し矢印方向に見た断面図である。
４（Ａ）は図３のＹ方向から見た正面図、図４（Ｂ）は
図４（Ａ）の燃料ポンプの分解図、図５は図２のＺ−Ｚ
線に沿って矢印方向に見た図、図６（Ａ）はキャブレタ
ー部の断面図、図６（Ｂ）は図６（Ａ）のＢ−Ｂ線で切
断し矢印方向に見た断面図である。
【００１１】図３〜図５において、４サイクル４気筒エ
ンジン２０は、エンジン２０の側面に配設された４本の
吸気管２９ａ〜２９ｄを備える吸気マニホールド２９
と、各吸気管２９ａ〜２９ｄに配設された４つのキャブ
レター３０ａ〜３０ｄと、ヘッドカバー２０ｄの前面に
上下に配設された２つの燃料ポンプ３２ａ、３２ｂを備
えている。そして、上段の燃料ポンプ３２ａの吐出側
は、燃料配管４６ａ、コネクタ４７、燃料配管４６ｂ、
４６ｃにより最上段のキャブレター３０ａと最下段のキ
ャブレター３０ｄに接続されている。また、下段の燃料
ポンプ３２ｂの吐出側は、燃料配管４９ａ、コネクタ４
７、燃料配管４９ｂ、４９ｃにより２段目のキャブレタ
ー３０ｂと３段目のキャブレター３０ｃに接続されてい
る。
ンジン２０は、エンジン２０の側面に配設された４本の
吸気管２９ａ〜２９ｄを備える吸気マニホールド２９
と、各吸気管２９ａ〜２９ｄに配設された４つのキャブ
レター３０ａ〜３０ｄと、ヘッドカバー２０ｄの前面に
上下に配設された２つの燃料ポンプ３２ａ、３２ｂを備
えている。そして、上段の燃料ポンプ３２ａの吐出側
は、燃料配管４６ａ、コネクタ４７、燃料配管４６ｂ、
４６ｃにより最上段のキャブレター３０ａと最下段のキ
ャブレター３０ｄに接続されている。また、下段の燃料
ポンプ３２ｂの吐出側は、燃料配管４９ａ、コネクタ４
７、燃料配管４９ｂ、４９ｃにより２段目のキャブレタ
ー３０ｂと３段目のキャブレター３０ｃに接続されてい
る。
【００１２】この場合、上段の燃料ポンプ３２ａの吐出
口の位置を最上段のキャブレター３０ａのフロート室６
０（図５）より下方に位置するように配置し、燃料配管
４６ａ〜４６ｃ内にエアが溜まるのを防止している。同
様に、下段の燃料ポンプ３２ｂの吐出口の位置を２段目
のキャブレター３０ｂのフロート室６０より下方に位置
するように配置し、燃料配管４９ａ〜４９ｃ内にエアが
溜まるのを防止している。なお、５０は燃料配管４６
ｃ、４９ｃを固定するための固定金具、５１は上段の燃
料ポンプ３２ａの上部に設けられる給油口、５２はスロ
ットルレバーに連動して駆動されるエアポンプを示して
いる。
口の位置を最上段のキャブレター３０ａのフロート室６
０（図５）より下方に位置するように配置し、燃料配管
４６ａ〜４６ｃ内にエアが溜まるのを防止している。同
様に、下段の燃料ポンプ３２ｂの吐出口の位置を２段目
のキャブレター３０ｂのフロート室６０より下方に位置
するように配置し、燃料配管４９ａ〜４９ｃ内にエアが
溜まるのを防止している。なお、５０は燃料配管４６
ｃ、４９ｃを固定するための固定金具、５１は上段の燃
料ポンプ３２ａの上部に設けられる給油口、５２はスロ
ットルレバーに連動して駆動されるエアポンプを示して
いる。
【００１３】図４（Ａ）において、２個の燃料ポンプ３
２ａ、３２ｂは、ヘッドカバー２０ｄの前面に、吐出口
５３が上方に吸込口５４が下方になるように傾斜して取
り付けられている。図４（Ｂ）に示すように、燃料ポン
プ３２ａ、３２ｂは、ハウジング５５内に吸入側の逆流
防止用リード弁５６と、吐出側の逆流防止用リード弁５
７を備え、吐出側の逆流防止用リード弁５７の弁座の穴
５７ａをハウジング５５内の最上部に位置するようにし
ている。これにより、燃料温度が高くなってベーパーが
発生してもベーパーはハウジング５５内に滞留すること
なく、吐出口５３からキャブレターに排出させることが
できる。
２ａ、３２ｂは、ヘッドカバー２０ｄの前面に、吐出口
５３が上方に吸込口５４が下方になるように傾斜して取
り付けられている。図４（Ｂ）に示すように、燃料ポン
プ３２ａ、３２ｂは、ハウジング５５内に吸入側の逆流
防止用リード弁５６と、吐出側の逆流防止用リード弁５
７を備え、吐出側の逆流防止用リード弁５７の弁座の穴
５７ａをハウジング５５内の最上部に位置するようにし
ている。これにより、燃料温度が高くなってベーパーが
発生してもベーパーはハウジング５５内に滞留すること
なく、吐出口５３からキャブレターに排出させることが
できる。
【００１４】図５において、各キャブレター３０ａ〜３
０ｄへの燃料配管４６ｂ、４６ｃ、４９ｂ、４９ｃは、
コネクタ５９を介して各キャブレター３０ａ〜３０ｄの
フロート室６０の上部へ接続されている。なお、６１
は、図３のエアポンプ５２からのエア配管であり、各吸
気管２９ａ〜２９ｄへ接続されている。
０ｄへの燃料配管４６ｂ、４６ｃ、４９ｂ、４９ｃは、
コネクタ５９を介して各キャブレター３０ａ〜３０ｄの
フロート室６０の上部へ接続されている。なお、６１
は、図３のエアポンプ５２からのエア配管であり、各吸
気管２９ａ〜２９ｄへ接続されている。
【００１５】図６において、各吸気管２９ａ〜２９ｄの
吸気管壁面６２には、カバー部材６３によりフロート室
６０が形成されている。フロート室６０にはフロート６
４が回動可能に装着されており、燃料が所定量より少な
くなると弁体６５が開いて燃料入口６６から燃料をフロ
ート室６０に供給される構造になっている。吸気管壁面
６２のベンチュリー部６９には、吸引口６７が形成され
ており、スロットル弁７０の開度に応じて吸入空気量が
変化し、その変化量に応じて空気流中に燃料が吸入、混
合される。
吸気管壁面６２には、カバー部材６３によりフロート室
６０が形成されている。フロート室６０にはフロート６
４が回動可能に装着されており、燃料が所定量より少な
くなると弁体６５が開いて燃料入口６６から燃料をフロ
ート室６０に供給される構造になっている。吸気管壁面
６２のベンチュリー部６９には、吸引口６７が形成され
ており、スロットル弁７０の開度に応じて吸入空気量が
変化し、その変化量に応じて空気流中に燃料が吸入、混
合される。
【００１６】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては、４
気筒エンジンに適用した例について説明しているが、こ
れに限定されるものではなく、２気筒以上のエンジンで
あればよい。また、上記実施形態においては、燃料ポン
プを２つとしているが、一つでも３つ以上でもよく、ま
た、上記実施形態においては、一つの燃料ポンプから２
つのキャブレターに燃料配管を接続しているが、一つの
燃料ポンプから３つ以上のキャブレターに燃料配管を接
続するようにしてもよい。さらに、上記実施形態におい
ては、燃料ポンプをシリンダヘッドのヘッドカバーに装
着しているが、燃料ポンプをシリンダヘッドの側面に装
着するようにしてもよい。
たが、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変
更が可能である。例えば、上記実施形態においては、４
気筒エンジンに適用した例について説明しているが、こ
れに限定されるものではなく、２気筒以上のエンジンで
あればよい。また、上記実施形態においては、燃料ポン
プを２つとしているが、一つでも３つ以上でもよく、ま
た、上記実施形態においては、一つの燃料ポンプから２
つのキャブレターに燃料配管を接続しているが、一つの
燃料ポンプから３つ以上のキャブレターに燃料配管を接
続するようにしてもよい。さらに、上記実施形態におい
ては、燃料ポンプをシリンダヘッドのヘッドカバーに装
着しているが、燃料ポンプをシリンダヘッドの側面に装
着するようにしてもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
１記載の発明によれば、燃料ポンプとキャブレター間の
燃料配管中にエアが溜まるのを防止することができ、請
求項２、３記載の発明によれば、燃料配管を短くコンパ
クトに配置させることができ、請求項４記載の発明によ
れば、燃料ポンプ内の燃料温度が高くなってベーパーが
発生してもベーパーは燃料ポンプ内に滞留することな
く、吐出口からキャブレターに排出させることができ、
請求項５記載の発明によれば、４気筒エンジンのような
多気筒エンジンに適用すれば、燃料配管をより短くコン
パクトに配置させることができる。
１記載の発明によれば、燃料ポンプとキャブレター間の
燃料配管中にエアが溜まるのを防止することができ、請
求項２、３記載の発明によれば、燃料配管を短くコンパ
クトに配置させることができ、請求項４記載の発明によ
れば、燃料ポンプ内の燃料温度が高くなってベーパーが
発生してもベーパーは燃料ポンプ内に滞留することな
く、吐出口からキャブレターに排出させることができ、
請求項５記載の発明によれば、４気筒エンジンのような
多気筒エンジンに適用すれば、燃料配管をより短くコン
パクトに配置させることができる。
【図１】本発明に係わる船外機の１実施形態を示す側面
図である。
図である。
【図２】図１のエンジンの平面図である。
【図３】図２のＸ方向から見た側面図である。
【図４】図４（Ａ）は図３のＹ方向から見た正面図、図
４（Ｂ）は図４（Ａ）の燃料ポンプの分解図である。
４（Ｂ）は図４（Ａ）の燃料ポンプの分解図である。
【図５】図５は図２のＺ−Ｚ線に沿って矢印方向に見た
図である。
図である。
【図６】図６（Ａ）はキャブレター部の断面図、図６
（Ｂ）は図６（Ａ）のＢ−Ｂ線で切断し矢印方向に見た
断面図である。
（Ｂ）は図６（Ａ）のＢ−Ｂ線で切断し矢印方向に見た
断面図である。
２０ｃ…シリンダヘッド ２０ｄ…ヘッドカバー ２１…クランク軸 ２９ａ〜２９ｄ…吸気管 ４６ａ〜４６ｃ、４９ａ〜４９ｃ…燃料配管 ６０…フロート室
Claims (5)
- 【請求項１】クランク軸が縦置き状態にされ、複数の気
筒が横置き状態にされた４サイクルエンジンと、各吸気
管に配設されたキャブレターと、シリンダヘッドに装着
された１つの吐出口を有する燃料ポンプと、該吐出口と
前記複数のキャブレターを分岐させて接続する燃料配管
とを備え、前記吐出口を上段のキャブレターのフロート
室より下方に配置させたことを特徴とする船外機の燃料
供給装置。 - 【請求項２】前記燃料ポンプは、シリンダヘッドのヘッ
ドカバーに装着されていることを特徴とする請求項１記
載の船外機の燃料供給装置。 - 【請求項３】前記燃料ポンプは、シリンダヘッドの側面
に装着されていることを特徴とする請求項１記載の船外
機の燃料供給装置。 - 【請求項４】前記燃料ポンプの吐出側の逆流防止用リー
ド弁の弁座を燃料ポンプの最上部に位置させることを特
徴とする請求項１ないし３のいずれかに記載の船外機の
燃料供給装置。 - 【請求項５】４つの気筒と、４本の吸気管に配設された
４つの気筒と、上下に配設された２つの燃料ポンプとを
備え、上段の燃料ポンプを最上段のキャブレターと最下
段のキャブレターに接続し、下段の燃料ポンプを２段目
のキャブレターと３段目のキャブレターに接続したこと
を特徴とする請求項１ないし４のいずれかに記載の船外
機の燃料供給装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10239658A JP2000073902A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 船外機の燃料供給装置 |
| US09/384,698 US6269799B1 (en) | 1998-08-26 | 1999-08-26 | Outboard motor fuel supply system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10239658A JP2000073902A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 船外機の燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000073902A true JP2000073902A (ja) | 2000-03-07 |
Family
ID=17047985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10239658A Pending JP2000073902A (ja) | 1998-08-26 | 1998-08-26 | 船外機の燃料供給装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6269799B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000073902A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011177865A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Makita Corp | エンジンカッター |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6382196B2 (en) * | 1999-12-16 | 2002-05-07 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki | V-type two cylinder engine and straddle-type four wheel all terrain vehicle having it mounted thereon |
| US6698401B2 (en) | 2000-11-15 | 2004-03-02 | Yamaha Marine Kabushiki Kaisha | Fuel supply control system for an outboard motor |
| US6874482B2 (en) | 2003-05-06 | 2005-04-05 | Wacker Corporation | Diaphragm carburetor with air purge system |
| US9810176B2 (en) * | 2014-12-19 | 2017-11-07 | Ford Global Technologies, Llc | Unitary composite cam cover and carrier and assembly method |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3107336B2 (ja) * | 1993-01-14 | 2000-11-06 | 三信工業株式会社 | 船外機 |
| US5501202A (en) | 1993-06-09 | 1996-03-26 | Sanshin Industries Co., Ltd. | Engine component layout for outboard motor |
| JP3371113B2 (ja) | 1993-09-08 | 2003-01-27 | 三信工業株式会社 | 縦型多気筒エンジンの燃料供給装置 |
| JP3607386B2 (ja) * | 1995-11-27 | 2005-01-05 | ヤマハマリン株式会社 | 船外機用燃料供給装置 |
-
1998
- 1998-08-26 JP JP10239658A patent/JP2000073902A/ja active Pending
-
1999
- 1999-08-26 US US09/384,698 patent/US6269799B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011177865A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Makita Corp | エンジンカッター |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6269799B1 (en) | 2001-08-07 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050531 |
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