JP2000069796A - ステッピングモ―タの駆動回路及びその駆動装置 - Google Patents

ステッピングモ―タの駆動回路及びその駆動装置

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JP2000069796A
JP2000069796A JP11130783A JP13078399A JP2000069796A JP 2000069796 A JP2000069796 A JP 2000069796A JP 11130783 A JP11130783 A JP 11130783A JP 13078399 A JP13078399 A JP 13078399A JP 2000069796 A JP2000069796 A JP 2000069796A
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circuit
stepping motor
transistors
driving
drive circuit
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JP11130783A
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Yukinobu Kujira
行伸 鯨
Seiji Tateishi
聖二 立石
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/14Arrangements for controlling speed or speed and torque
    • H02P8/16Reducing energy dissipated or supplied
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/02Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step specially adapted for single-phase or bi-pole stepper motors, e.g. watch-motors, clock-motors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】バイポーラ駆動方式により駆動するステッピン
グモータの駆動回路において、その回路構成を簡素化す
る。 【解決手段】2つの励磁コイルL11,L12を駆動す
るブリッジ回路32a,32bのうち、一方のブリッジ
回路32aの2辺に設けられるトランジスタTr12 ,T
r14 が、両ブリッジ回路32a,32bにて共用され
る。従って、少ない数のトランジスタで駆動回路32が
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タの駆動回路及びその駆動回路を制御する制御回路を備
えたステッピングモータの駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両空調装置におけるダクト内の吹出口
切替ドアなどを駆動するアクチュエータに、PM(Perm
anent Magnet)型ステッピングモータが使用されている
ものがある。このステッピングモータの駆動方式には、
ユニポーラ駆動方式(第1の従来例)や、バイポーラ駆
動方式(第2の従来例)が用いられている。
【0003】(第1の従来例)図10(a)(b)に示
すように、ステッピングモータ10には、ロータ11に
回転磁界を付与する第1〜第4励磁コイルL1〜L4が
備えられている。第1〜第4の励磁コイルL1〜L4の
一端は、該モータ10の外部端子P0を介して駆動電源
Vのプラス側端子に接続される。又、第1〜第4の励磁
コイルL1〜L4の他端は、それぞれ外部端子P1〜P
4を介して駆動回路12に接続される。
【0004】前記駆動回路12は、4つのnpn型バイ
ポーラトランジスタTr1〜Tr4と、各トランジスタTr1
〜Tr4のコレクタ・エミッタ間に接続されるフライホイ
ールダイオードD1〜D4とから構成される。各トラン
ジスタTr1〜Tr4のコレクタは前記外部端子P1〜P4
を介して第1〜第4の励磁コイルL1〜L4の他端に接
続され、そのエミッタはグランドGNDに接続される。
【0005】そして、各トランジスタTr1〜Tr4のベー
スには制御回路13からの制御信号φ1〜φ4がそれぞ
れ入力され、各トランジスタTr1〜Tr4はこの制御信号
φ1〜φ4に基づいてオンオフ制御される。
【0006】このようにステッピングモータ10では、
制御回路13からの制御信号φ1〜φ4に基づいてトラ
ンジスタTr1〜Tr4が順次オンオフ動作され、第1〜第
4の励磁コイルL1〜L4が順次励磁される。そして、
第1〜第4の励磁コイルL1〜L4が順次励磁されるこ
とにより回転磁界が発生し、ロータ11が回転する。
【0007】(第2の従来例)図11(a)(b)に示
すように、ステッピングモータ20には、ロータ21に
回転磁界を付与する第1,第2の励磁コイルL11,L
12が備えられている。第1の励磁コイルL11の両端
は、それぞれ外部端子P11,P12を介して駆動回路
22を構成する第1の駆動部22aに接続される。第2
の励磁コイルL12の両端は、それぞれ外部端子P1
3,P14を介して駆動回路22を構成する第2の駆動
部22bに接続される。
【0008】前記第1の駆動部22aは、4つのnpn
型バイポーラトランジスタTr11 〜Tr14 からなるブリ
ッジ回路23aと、各トランジスタTr11 〜Tr14 のコ
レクタ・エミッタ間に接続されるフライホイールダイオ
ードD11〜D14とから構成される。トランジスタT
r11 ,Tr12 のコレクタ間のノードN1と、トランジス
タTr13 ,Tr14 のエミッタ間のノードN2には駆動電
源Vが供給される。又、トランジスタTr11 のエミッタ
とトランジスタTr13 のコレクタとの間のノードN3は
前記外部端子P11を介して第1の励磁コイルL11の
一端に接続され、トランジスタTr12 のエミッタとトラ
ンジスタTr14 のコレクタとの間のノードN4は前記外
部端子P12を介して第1の励磁コイルL11の他端に
接続される。
【0009】前記第2の駆動部22bは、4つのnpn
型バイポーラトランジスタTr15 〜Tr18 からなるブリ
ッジ回路23bと、各トランジスタTr15 〜Tr18 のコ
レクタ・エミッタ間に接続されるフライホイールダイオ
ードD15〜D18とから構成される。トランジスタT
r15 ,Tr16 のコレクタ間のノードN5と、トランジス
タTr17 ,Tr18 のエミッタ間のノードN6には駆動電
源Vが供給される。又、トランジスタTr15 のエミッタ
とトランジスタTr17 のコレクタとの間のノードN7は
前記外部端子P13を介して第2の励磁コイルL12の
一端に接続され、トランジスタTr16 のエミッタとトラ
ンジスタTr18 のコレクタとの間のノードN8は前記外
部端子P14を介して第2の励磁コイルL12の他端に
接続される。
【0010】そして、各トランジスタTr11 〜Tr18 の
ベースには制御回路24からの制御信号φ11〜φ18
がそれぞれ入力され、各トランジスタTr11 〜Tr18 は
この制御信号φ11〜φ18に基づいてオンオフ制御さ
れる。
【0011】即ち、図12に示すように、制御回路24
はトランジスタTr11 ,Tr14 のみをオンさせる(ステ
ップ1)。すると、第1の励磁コイルL11にはA1矢
印方向に励磁電流が流れ、その励磁電流に基づいた磁界
が発生する。次に、制御回路24はトランジスタTr15
,Tr18 のみをオンさせる(ステップ2)。すると、
第2の励磁コイルL12にはA2矢印方向に励磁電流が
流れ、その励磁電流に基づいた磁界が発生する。次に、
制御回路24はトランジスタTr12 ,Tr13 のみをオン
させる(ステップ3)。すると、第1の励磁コイルL1
1にはA3矢印方向に励磁電流が流れ、その励磁電流に
基づいた磁界が発生する。次に、制御回路24はトラン
ジスタTr16 ,Tr17 のみをオンさせる(ステップ
4)。すると、第2の励磁コイルL12にはA4矢印方
向に励磁電流が流れ、その励磁電流に基づいた磁界が発
生する。
【0012】このようにステッピングモータ20では、
制御回路24からの制御信号φ11〜φ18に基づい
て、上記したステップ1〜4の順に所定のトランジスタ
Tr11〜Tr18 がオンオフ動作され、第1,第2の励磁
コイルL11,L12が所定のタイミング及び極性で励
磁される。そして、このように第1,第2の励磁コイル
L11,L12が励磁されることにより回転磁界が発生
し、ロータ21が回転する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、第1の従来
例は第2の従来例と比べて、駆動回路12を少ない数の
トランジスタで簡単に構成できる点で有利である。しか
しながら、第1及び第2の従来例のモータ10,20を
同体格で比較すると、同一の出力を出すには、第1の従
来例のモータ10の方が励磁電流を多く必要とするた
め、発熱量が多く、モータ効率が悪い。逆に言うと、第
2の従来例のモータ20は第1の従来例と比べて、発熱
量が少なく、モータ効率が良好である反面、駆動回路2
2を多くのトランジスタで構成する必要があり、コスト
が高くなるという問題がある。
【0014】近年のステッピングモータは、モータ効率
の高効率化と、低コスト化を両立することが要求されて
おり、効率の良好な第2の従来例(バイポーラ駆動方
式)のモータ20の駆動回路22を簡素化することが必
要となっている。
【0015】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、バイポーラ駆動方式
により駆動するステッピングモータの駆動回路及びその
駆動回路を制御する制御回路を備えた駆動装置におい
て、その回路構成を簡素化し得るステッピングモータの
駆動回路及びその駆動装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、ステッピングモータに備
えられる複数の励磁コイルのそれぞれに対してブリッジ
回路を設け、そのブリッジ回路を構成するスイッチング
素子を制御して双方向の励磁電流を供給するステッピン
グモータの駆動回路において、2つの励磁コイルを駆動
するブリッジ回路のうち、一方のブリッジ回路の2辺に
設けられるスイッチング素子を、両ブリッジ回路にて共
用した。 請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の
ステッピングモータの駆動回路において、前記ステッピ
ングモータに備えられる励磁コイルは2つであって、前
記ブリッジ回路の各辺に設けられるスイッチング素子を
それぞれ1個とし、両ブリッジ回路を6個のスイッチン
グ素子で構成した。
【0017】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のステッピングモータの駆動回路と、前記駆動回
路の各スイッチング素子に制御信号を出力し、その制御
信号に基づいて各スイッチング素子をオンオフ制御し、
前記各励磁コイルに双方向の励磁電流を供給すべく制御
する制御回路とを備えた。
【0018】請求項4に記載の発明は、複数のステッピ
ングモータのそれぞれに備えられる複数の励磁コイルの
それぞれに対してブリッジ回路を設け、そのブリッジ回
路を構成するスイッチング素子を制御して双方向の励磁
電流を供給する複数のステッピングモータの駆動回路に
おいて、2つの励磁コイルを駆動するブリッジ回路のう
ち、一方のブリッジ回路の2辺に設けられるスイッチン
グ素子を両ブリッジ回路にて共用し、更にそのスイッチ
ング素子を各モータを駆動するブリッジ回路間で共用し
た。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のステッピングモータの駆動回路において、前記ステッ
ピングモータはn個であり、前記各ステッピングモータ
に備えられる励磁コイルは2つであって、前記ブリッジ
回路の各辺に設けられるスイッチング素子をそれぞれ1
個とし、全ブリッジ回路を「4n+2」個のスイッチン
グ素子で構成した。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項4又は5
に記載のステッピングモータの駆動回路と、前記駆動回
路の各スイッチング素子に制御信号を出力し、その制御
信号に基づいて各スイッチング素子をオンオフ制御し、
前記各励磁コイルに双方向の励磁電流を供給すべく制御
する制御回路とを備えた。
【0021】請求項1に記載の発明によれば、2つの励
磁コイルを駆動するブリッジ回路のうち、一方のブリッ
ジ回路の2辺に設けられるスイッチング素子が、両ブリ
ッジ回路にて共用される。従って、駆動回路のスイッチ
ング素子数を減らすことができるので、その回路構成を
簡素化することができる。
【0022】請求項2に記載の発明は、ブリッジ回路の
各辺にはそれぞれ1個のスイッチング素子が設けられ、
両ブリッジ回路が6個のスイッチング素子で構成され
る。従って、駆動回路のスイッチング素子数を減らすこ
とができるので、その回路構成を簡素化することができ
る。
【0023】請求項3に記載の発明によれば、駆動回路
のスイッチング素子数を減らすことができるので、駆動
装置の構成を簡素化することができる。請求項4に記載
の発明によれば、2つの励磁コイルを駆動するブリッジ
回路のうち、一方のブリッジ回路の2辺に設けられるス
イッチング素子が両ブリッジ回路にて共用され、更にそ
のスイッチング素子が各モータ間で共用される。従っ
て、駆動回路のスイッチング素子数を減らすことができ
るので、その回路構成を簡素化することができる。
【0024】請求項5に記載の発明は、ブリッジ回路の
各辺にはそれぞれ1個のスイッチング素子が設けられ、
n個のステッピングモータに対する全ブリッジ回路が
「4n+2」個のスイッチング素子で構成される。従っ
て、駆動回路のスイッチング素子数を減らすことができ
るので、その回路構成を簡素化することができる。
【0025】請求項6に記載の発明によれば、駆動回路
のスイッチング素子数を減らすことができるので、駆動
装置の構成を簡素化することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を具体化した第1の実施の形態を図1及び図2に従っ
て説明する。尚、本実施の形態では、図11に示した第
2の従来例のステッピングモータ20と同一の構成につ
いては同一の符号を付して、その詳細な説明を省略す
る。
【0027】図1(a)(b)に示すように、本実施の
形態のステッピングモータ30を駆動する駆動回路32
は、前記第2の従来例で示した第1,第2の駆動部22
a,22bの一部が共用されて構成されている。
【0028】詳述すると、駆動回路32では、第2の従
来例におけるトランジスタTr15 ,Tr17 及びダイオー
ドD15,D17が省略されている。そして、ノードN
5がノードN1に接続され、ノードN6がノードN2に
接続される。又、外部端子P13が外部端子P12と共
用される。このような接続により、トランジスタTr11
〜Tr14 にて第1のブリッジ回路32aが構成され、ト
ランジスタTr12 ,Tr14 ,Tr16 ,Tr18 にて第2の
ブリッジ回路32bが構成される。
【0029】そして、各トランジスタTr11 〜Tr14 ,
Tr16 ,Tr18 のベースには制御回路33からの制御信
号φ11〜φ14,φ16,φ18がそれぞれ入力さ
れ、各トランジスタTr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18 は
この制御信号φ11〜φ14,φ16,φ18に基づい
てオンオフ制御される。
【0030】即ち、図2に示すように、制御回路33は
トランジスタTr11 ,Tr14 のみをオンさせる(ステッ
プ1)。すると、第1の励磁コイルL11にはA1矢印
方向に励磁電流が流れ、その励磁電流に基づいた磁界が
発生する。次に、制御回路33はトランジスタTr13 ,
Tr18 のみをオンさせる(ステップ2)。すると、第2
の励磁コイルL12にはA2矢印方向に励磁電流が流
れ、その励磁電流に基づいた磁界が発生する。次に、制
御回路33はトランジスタTr12 ,Tr13 のみをオンさ
せる(ステップ3)。すると、第1の励磁コイルL11
にはA3矢印方向に励磁電流が流れ、その励磁電流に基
づいた磁界が発生する。次に、制御回路33はトランジ
スタTr14 ,Tr16 のみをオンさせる(ステップ4)。
すると、第2の励磁コイルL12にはA4矢印方向に励
磁電流が流れ、その励磁電流に基づいた磁界が発生す
る。
【0031】このようにステッピングモータ30では、
制御回路33からの制御信号φ11〜φ14,φ16,
φ18に基づいて、上記したステップ1〜4の順に所定
のトランジスタTr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18 がオン
オフ動作され、第1,第2の励磁コイルL11,L12
が所定のタイミング及び極性で励磁される。そして、こ
のように第1,第2の励磁コイルL11,L12が励磁
されることにより回転磁界が発生し、ロータ31が回転
する。
【0032】上記したように、本実施の形態では、以下
に示す作用効果を得ることができる。 (1)本実施の形態の駆動回路32は、トランジスタT
r11 〜Tr14 にて第1のブリッジ回路32aが構成さ
れ、トランジスタTr12 ,Tr14 ,Tr16 ,Tr18 にて
第2のブリッジ回路32bが構成される。つまり、トラ
ンジスタTr12 ,Tr14が2つのブリッジ回路32a,
32bで共用され、2つのブリッジ回路32a,32b
が6つのトランジスタTr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18
で構成される。従って、駆動回路32の回路構成を簡素
化することができる。
【0033】(2)又、2つのブリッジ回路32a,3
2bでトランジスタTr12 ,Tr14が共用されるのに伴
って、外部端子P13が外部端子P12と共用できる。
従って、本実施の形態では、前記第2従来例のモータ2
0と比べてモータ30の外部端子数を削減することがで
きるので、該モータ30と駆動回路32とをつなぐ配線
の数を少なくすることができる。そのため、モータ30
や、駆動回路32を備える車両空調装置の低コスト化、
軽量化、組立性の向上を図ることができる。
【0034】(第2の実施の形態)以下、本発明を具体
化した第2の実施の形態を図3〜図9に従って説明す
る。尚、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と同
一の構成については同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。
【0035】図3〜図5は、車両空調装置における吹出
口切替ドアや温度調整用ドア、内外気切替ドアを駆動す
るための電気的構成を示す。車両空調装置のアクチュエ
ータは、励磁コイルL11,L12及び外部端子P1
1,P12,P14を有するn個のステッピングモータ
(以下、第1〜第nモータという)M1〜Mnで構成さ
れる。これら各モータM1〜Mnは駆動装置40により
駆動制御される。この駆動装置40は、共用IC0、第
1〜第nモータ駆動用IC1〜ICn、及び、制御回路
41を備えている。
【0036】共用IC0は、トランジスタTr12 ,Tr1
4 で構成される。第1〜第nモータ駆動用IC1〜IC
nは、それぞれトランジスタTr11 ,Tr13 ,Tr16 ,
Tr18 で構成される。尚、共用IC0のトランジスタT
r12 ,Tr14 は、モータM1〜Mn全体で共用されるの
で、その電流容量を他のIC1〜ICnのトランジスタ
Tr11 ,Tr13 ,Tr16 ,Tr18 のそれよりも大きくす
ることが好ましい。
【0037】制御回路41は、共用IC0におけるトラ
ンジスタTr12 ,Tr14 のベースに制御信号φ12,φ
14を出力する。又、該制御回路41は、各モータ駆動
用IC1〜ICnにおけるトランジスタTr11 ,Tr13
,Tr16 ,Tr18 のベースにそれぞれ制御信号φ1
1,φ13,φ16,φ18を出力する。
【0038】第1モータM1は、共用IC0及び第1モ
ータ駆動用IC1により駆動される。即ち、図5に示す
ように、共用IC0及び第1モータ駆動用IC1で前記
第1実施形態の駆動回路32と同様の駆動回路42(第
1,第2のブリッジ回路42a,42b)が構成され、
該駆動回路42により第1モータM1が駆動される。第
2モータM2は、共用IC0及び第2モータ駆動用IC
2により駆動される。即ち、共用IC0及び第2モータ
駆動用IC2で駆動回路42(第1,第2のブリッジ回
路42a,42b)が構成され、該駆動回路42により
第2モータM2が駆動される。以下同様にして、第nモ
ータMnは、共用IC0及び第nモータ駆動用ICnに
より駆動される。即ち、共用IC0及び第nモータ駆動
用ICnで駆動回路42(第1,第2のブリッジ回路4
2a,42b)が構成され、該駆動回路42により第n
モータMnが駆動される。
【0039】次に、このように構成された車両空調装置
の各モータM1〜Mnの動作を説明する。尚、以下に
は、第1,第2モータM1,M2の動作を代表して説明
する。 [第1,第2モータM1,M2をともに正転させる場
合]この場合、制御回路41は、共用IC0に図6に示
すような制御信号φ12,φ14を出力し、第1,第2
モータ駆動用IC1,IC2にそれぞれ図6に示すよう
な制御信号φ11,φ13,φ16,φ18を出力す
る。
【0040】詳述すると、ステップ1において、制御回
路41は、制御信号φ12,φ13をHレベルとし、ト
ランジスタTr12 ,Tr13 をオンさせる。すると、各モ
ータM1,M2の励磁コイルL11にはB1矢印方向に
励磁電流が流れ、その励磁電流に基づいた磁界が発生す
る。
【0041】次に、ステップ2において、制御回路41
は、制御信号φ12,φ18をHレベルとし、トランジ
スタTr12 ,Tr18 をオンさせる。すると、各モータM
1,M2の励磁コイルL12にはB2矢印方向に励磁電
流が流れ、その励磁電流に基づいた磁界が発生する。
【0042】次に、ステップ3において、制御回路41
は、制御信号φ14,φ11をHレベルとし、トランジ
スタTr14 ,Tr11 をオンさせる。すると、各モータM
1,M2の励磁コイルL11にはB3矢印方向に励磁電
流が流れ、その励磁電流に基づいた磁界が発生する。
【0043】次に、ステップ4において、制御回路41
は、制御信号φ14,φ16をHレベルとし、トランジ
スタTr14 ,Tr16 をオンさせる。すると、各モータM
1,M2の励磁コイルL12にはB4矢印方向に励磁電
流が流れ、その励磁電流に基づいた磁界が発生する。
【0044】このように第1,第2モータM1,M2で
は、制御回路41からの制御信号φ11〜φ14,φ1
6,φ18に基づいて、上記したステップ1〜4の順に
所定のトランジスタTr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18 が
オンオフ動作され、各モータM1,M2の励磁コイルL
11,L12が所定のタイミング及び極性で励磁され
る。そして、このように各モータM1,M2の励磁コイ
ルL11,L12が励磁されることにより、各モータM
1,M2にはともに正転する回転磁界が発生する。
【0045】[第1モータM1を正転、第2モータM2
を逆転させる場合]この場合、制御回路41は、共用I
C0に図7に示すような制御信号φ12,φ14を出力
し、第1,第2モータ駆動用IC1,IC2にそれぞれ
図7に示すような制御信号φ11,φ13,φ16,φ
18を出力する。
【0046】詳述すると、ステップ1において、制御回
路41は、制御信号φ12、IC1に出力する制御信号
φ13、及びIC2に出力する制御信号φ18をともに
Hレベルとし、トランジスタTr12 、IC1のトランジ
スタTr13 、及びIC2のトランジスタTr18 をオンさ
せる。すると、モータM1の励磁コイルL11にはB1
矢印方向に、モータM2の励磁コイルL12にはB2矢
印方向にそれぞれ励磁電流が流れ、その励磁電流に基づ
いた磁界が発生する。
【0047】次に、ステップ2において、制御回路41
は、制御信号φ12、IC1に出力する制御信号φ1
8、及びIC2に出力する制御信号φ13をともにHレ
ベルとし、トランジスタTr12 、IC1のトランジスタ
Tr18 、及びIC2のトランジスタTr13 をオンさせ
る。すると、モータM1の励磁コイルL12にはB2矢
印方向に、モータM2の励磁コイルL11にはB1矢印
方向にそれぞれ励磁電流が流れ、その励磁電流に基づい
た磁界が発生する。
【0048】次に、ステップ3において、制御回路41
は、制御信号φ14、IC1に出力する制御信号φ1
1、及びIC2に出力する制御信号φ16をともにHレ
ベルとし、トランジスタTr14 、IC1のトランジスタ
Tr11 、及びIC2のトランジスタTr16 をオンさせ
る。すると、モータM1の励磁コイルL11にはB3矢
印方向に、モータM2の励磁コイルL12にはB4矢印
方向にそれぞれ励磁電流が流れ、その励磁電流に基づい
た磁界が発生する。
【0049】次に、ステップ4において、制御回路41
は、制御信号φ14、IC1に出力する制御信号φ1
6、及びIC2に出力する制御信号φ11をともにHレ
ベルとし、トランジスタTr14 、IC1のトランジスタ
Tr16 、及びIC2のトランジスタTr11 をオンさせ
る。すると、モータM1の励磁コイルL12にはB4矢
印方向に、モータM2の励磁コイルL11にはB3矢印
方向にそれぞれ励磁電流が流れ、その励磁電流に基づい
た磁界が発生する。
【0050】このように各モータM1,M2の励磁コイ
ルL11,L12が励磁されることにより、第1モータ
M1には正転する回転磁界が発生し、第2モータM2に
は逆転する回転磁界が発生する。
【0051】[第2モータM2を途中で停止させる場
合]この場合、図6及び図7に示すように、C矢印に示
すステップにおいて制御回路41が第2モータ駆動用I
C2への制御信号φ11,φ13,φ16,φ18の出
力を停止すると、第2モータM2の励磁コイルL11,
L12が非励磁状態となり、該モータM2の回転駆動の
みが停止する。つまり、第1,第2モータM1,M2の
回動角度を個別に制御することが可能である。
【0052】上記したように、本実施の形態では、以下
に示す作用効果を得ることができる。 (1)本実施の形態では、各モータM1〜Mnにおいて
トランジスタTr12 ,Tr14 が共用される。そのため、
本実施の形態では、各モータM1〜Mnにそれぞれ4個
のトランジスタが必要であり、モータM1〜Mn全体で
2個のトランジスタが必要である。つまり、本実施の形
態では、トランジスタは(4×n+2)個ですむ。ここ
で、仮に、前記第1実施形態の駆動回路32(トランジ
スタの数:6個)をn個のモータM1〜Mnにそれぞれ
用いると、トランジスタの合計は(6×n)個となる。
従って、本実施の形態では、トランジスタの数を少なく
することができるので、駆動装置40の構成を簡素化す
ることができる。その結果、駆動装置40の小型化、軽
量化、低コスト化を図ることができる。
【0053】(2)モータM1〜Mn全体でトランジス
タTr12 ,Tr14 が共用されるので、各モータM1〜M
nの外部端子P11,P14と駆動装置40とをそれぞ
れ1本の配線で接続するとともに、各モータM1〜Mn
の外部端子P12を相互に接続し、そのうち1つの外部
端子P12と駆動装置40とを1本の配線で接続するこ
とができる。つまり、本実施の形態では、駆動装置40
と各モータM1〜Mnとをつなぐ配線の数は(2×n+
1)本ですむ。ここで、仮に、前記第1実施形態の駆動
回路32をn個のモータM1〜Mnにそれぞれ用いる
と、配線の数の合計は(3×n)本となる。従って、駆
動装置40と各モータM1〜Mnとをつなぐ配線の数を
少なくすることができるので、車両空調装置の低コスト
化、軽量化、組立性の向上を図ることができる。
【0054】因みに、本実施の形態では、図8に示すよ
うに、駆動装置40と各モータM1〜Mnとが接続され
る。即ち、配線が(2×n+1)本束ねられた1組のワ
イヤハーネスWHが駆動装置40からのびている。この
ワイヤハーネスWHは、各モータM1〜Mnに共用の配
線W0と、各モータM1〜Mnにそれぞれ2本ずつのび
る配線W1〜Wnとを有する。各モータM1〜Mnのコ
ネクタCN1〜CNnには、図9(a)(b)に示すよ
うな端子P11,P12,P14がそれぞれ備えられ
る。各端子P11,P12,P14の先端部には、その
底部側が幅狭で内側面に刃部51を有する凹部50が形
成される。これら各凹部50にはそれぞれ配線W0〜W
nが押し込まれる。又、コネクタCN1〜CNnには、
各配線W0〜Wnを凹部50に押し込むとともに、各配
線W0〜Wnが凹部50から抜けないようにするカバー
CV1〜CVnが取着される。
【0055】そして、図9(a)(b)に示すように、
各端子P11,P12,P14の凹部50にそれぞれ配
線W0〜Wnを配置させて、カバーCV1〜CVnをコ
ネクタCN1〜CNnに取着する。このとき、配線W0
〜Wnが凹部50に押し込まれ、その凹部50の刃部5
1で配線W0〜Wnの被覆52が切断されて、各端子P
11,P12,P14と各配線W0〜Wnの芯線53と
が接触状態になる。このようにして、図3に示すよう
に、共用IC0と各モータM1〜Mnの端子P12とが
配線W0により接続され、各IC1〜ICnと各モータ
M1〜Mnの端子P11,P14とがそれぞれ配線W1
〜Wnにより接続されている。この場合、共用の配線W
0を途中で切断することなく、IC0とモータM1〜M
nとを接続することができる。
【0056】(3)本実施の形態では、駆動装置40に
おけるトランジスタの数を少なくしても、n個のモータ
M1〜Mnをそれぞれ個別に回転方向や回動角度を制御
することができる。
【0057】尚、本発明の実施の形態は以下のように変
更してもよい。 ○上記第1の実施の形態では、トランジスタTr11 〜T
r14 ,Tr16 ,Tr18のコレクタ・エミッタ間にフライ
ホイールダイオードD11〜D14,D16,D18を
接続したが、これらダイオードD11〜D14,D1
6,D18を省略してもよい。
【0058】○上記第2の実施の形態において、トラン
ジスタTr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18 のコレクタ・エ
ミッタ間にフライホイールダイオードを接続してもよ
い。 ○上記第2の実施の形態では、各モータM1〜Mnに対
してそれぞれ4個のトランジスタTr11 ,Tr13 ,Tr1
6 ,Tr18 を備えたIC1〜ICnを設けたが、IC1
〜ICnを適宜まとめてICの数を少なくしてもよい。
例えば、8個のトランジスタを備えたICを使用すれ
ば、ICの数は半分ですむ。このようにすれば、駆動装
置40の小型化、低コスト化、組立性の向上を図ること
ができる。
【0059】○上記第2の実施の形態では、外部端子P
13を外部端子P12と共用し、3つの外部端子P1
1,P12,P14を有するモータM1〜Mnを使用し
たが、図11(a)に示す4つの外部端子P11〜P1
4を有するモータ20を使用し、駆動装置40内で、外
部端子P12,P13からのびる配線を相互に接続する
ようにしてもよい。尚、このようにすれば、駆動装置4
0と各モータM1〜Mnとをつなぐ配線の数は「2(n
+1)」本必要であるが、前記第1実施形態の駆動回路
32をn個のモータM1〜Mnにそれぞれ用いた場合の
配線数の合計は(3×n)本であるので、この場合にお
いても駆動装置40と各モータM1〜Mnとをつなぐ配
線の数を少なくすることができる。
【0060】○上記各実施の形態では、ブリッジ回路3
2a,32b,42a,42bの各辺をそれぞれ1つの
トランジスタTr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18 で構成し
た駆動回路32,42としたが、ブリッジ回路の各辺を
2つ以上のトランジスタで構成した駆動回路としてもよ
い。
【0061】○上記各実施の形態では、駆動回路32,
42をバイポーラトランジスタTr11 〜Tr14,Tr16
,Tr18 で構成したが、これらバイポーラトランジス
タは電流駆動能力が大きく、スイッチング速度が高速で
ある反面、消費電力が大きい。そのため、これらバイポ
ーラトランジスタに代えて、電界効果トランジスタ、例
えばMOS形トランジスタを使用してもよい。このよう
にすれば、バイポーラトランジスタより電流駆動能力が
小さく、スイッチング速度がやや落ちるが、消費電力が
小さいため、低消費電力化を図ることができる。
【0062】○上記各実施の形態では、ステッピングモ
ータ30,M1〜Mnを2つ(2相)の励磁コイルL1
1,L12で構成したが、3つ(3相)以上の励磁コイ
ルで構成してもよい。この場合、励磁コイルの分だけブ
リッジ回路が必要となるが、上記実施の形態と同様に、
隣接するブリッジ回路の2辺に設けられるトランジスタ
を共用して構成する。
【0063】上記各実施の形態から把握できる請求項以
外の技術的思想について、以下にその効果とともに記載
する。 (イ) 請求項1〜6のいずれか1項に記載のステッピ
ングモータの駆動回路又はその駆動装置において、前記
スイッチング素子は、バイポーラトランジスタであるこ
とを特徴とするステッピングモータの駆動回路又はその
駆動装置。このように構成すれば、電流駆動能力が大き
く、スイッチング速度が高速な駆動回路又はその駆動装
置とすることができる。
【0064】(ロ) 請求項1〜6のいずれか1項に記
載のステッピングモータの駆動回路又はその駆動装置に
おいて、前記スイッチング素子は、電界効果トランジス
タであることを特徴とするステッピングモータの駆動回
路又はその駆動装置。このように構成すれば、低消費電
力の駆動回路又はその駆動装置とすることができる。
【0065】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
バイポーラ駆動方式により駆動するステッピングモータ
の駆動回路及びその駆動回路を制御する制御回路を備え
た駆動装置において、その回路構成を簡素化し得るステ
ッピングモータの駆動回路及びその駆動装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のステッピングモータを説明す
るための説明図。
【図2】 同じく駆動回路の動作を説明するための説明
図。
【図3】 第2実施形態の車両空調装置の電気的構成
図。
【図4】 同じく車両空調装置の電気的構成図。
【図5】 同じく車両空調装置の電気的構成図。
【図6】 同じく駆動装置の動作を説明するための説明
図。
【図7】 同じく駆動装置の動作を説明するための説明
図。
【図8】 同じく駆動装置と各モータとの接続を説明す
るための説明図。
【図9】 同じく駆動装置と各モータとの接続を説明す
るための説明図。
【図10】 第1従来例のステッピングモータを説明す
るための説明図。
【図11】 第2従来例のステッピングモータを説明す
るための説明図。
【図12】 同じく駆動回路の動作を説明するための説
明図。
【符号の説明】
30,M1〜Mn…ステッピングモータ、32,42…
駆動回路、32a,32b,42a,42b…ブリッジ
回路、33,41…制御回路、L11,L12…励磁コ
イル、Tr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18 …スイッチング
素子、φ11〜φ14,φ16,φ18…制御信号。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月13日(1999.5.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステッピングモータ(30)に備えられ
    る複数の励磁コイル(L11,L12)のそれぞれに対
    してブリッジ回路(32a,32b)を設け、そのブリ
    ッジ回路(32a,32b)を構成するスイッチング素
    子(Tr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18 )を制御して双方
    向の励磁電流を供給するステッピングモータの駆動回路
    において、 2つの励磁コイル(L11,L12)を駆動するブリッ
    ジ回路(32a,32b)のうち、一方のブリッジ回路
    (32a)の2辺に設けられるスイッチング素子(Tr1
    2 ,Tr14 )を、両ブリッジ回路(32a,32b)に
    て共用したことを特徴とするステッピングモータの駆動
    回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のステッピングモータの
    駆動回路において、 前記ステッピングモータ(30)に備えられる励磁コイ
    ル(L11,L12)は2つであって、 前記ブリッジ回路(32a,32b)の各辺に設けられ
    るスイッチング素子(Tr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18
    )をそれぞれ1個とし、両ブリッジ回路(32a,3
    2b)を6個のスイッチング素子(Tr11 〜Tr14 ,T
    r16 ,Tr18 )で構成したことを特徴とするステッピン
    グモータの駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のステッピングモ
    ータの駆動回路(32)と、 前記駆動回路(32)の各スイッチング素子(Tr11 〜
    Tr14 ,Tr16 ,Tr18 )に制御信号(φ11〜φ1
    4,φ16,φ18)を出力し、その制御信号(φ11
    〜φ14,φ16,φ18)に基づいて各スイッチング
    素子(Tr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18 )をオンオフ制
    御し、前記各励磁コイル(L11,L12)に双方向の
    励磁電流を供給すべく制御する制御回路(33)とを備
    えたことを特徴とするステッピングモータの駆動装置。
  4. 【請求項4】 複数のステッピングモータ(M1〜M
    n)のそれぞれに備えられる複数の励磁コイル(L1
    1,L12)のそれぞれに対してブリッジ回路()を設
    け、そのブリッジ回路(42a,42b)を構成するス
    イッチング素子(Tr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18 )を
    制御して双方向の励磁電流を供給するステッピングモー
    タの駆動回路において、 2つの励磁コイル(L11,L12)を駆動するブリッ
    ジ回路(42a,42b)のうち、一方のブリッジ回路
    (42a)の2辺に設けられるスイッチング素子(Tr1
    2 ,Tr14 )を両ブリッジ回路(42a,42b)にて
    共用し、更にそのスイッチング素子(Tr12 ,Tr14 )
    を各モータ(M1〜Mn)を駆動するブリッジ回路(4
    2a,42b)間で共用したことを特徴とするステッピ
    ングモータの駆動回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のステッピングモータの
    駆動回路において、 前記ステッピングモータ(M1〜Mn)はn個であり、 前記各ステッピングモータ(M1〜Mn)に備えられる
    励磁コイル(L11,L12)は2つであって、 前記ブリッジ回路(42a,42b)の各辺に設けられ
    るスイッチング素子(Tr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18
    )をそれぞれ1個とし、全ブリッジ回路(42a,4
    2b)を「4n+2」個のスイッチング素子(Tr11 〜
    Tr14 ,Tr16 ,Tr18 )で構成したことを特徴とする
    ステッピングモータの駆動回路。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のステッピングモ
    ータの駆動回路(42)と、 前記駆動回路(42)の各スイッチング素子(Tr11 〜
    Tr14 ,Tr16 ,Tr18 )に制御信号(φ11〜φ1
    4,φ16,φ18)を出力し、その制御信号(φ11
    〜φ14,φ16,φ18)に基づいて各スイッチング
    素子(Tr11 〜Tr14 ,Tr16 ,Tr18 )をオンオフ制
    御し、前記各励磁コイル(L11,L12)に双方向の
    励磁電流を供給すべく制御する制御回路(41)とを備
    えたことを特徴とするステッピングモータの駆動装置。
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