JP2000058546A - リフトオフ方法及び有機膜除去装置 - Google Patents
リフトオフ方法及び有機膜除去装置Info
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Abstract
ンを高い確実性をもって形成することができると共に、
リフトオフされた膜片の再付着や「バリ」の発生を防止
することができるリフトオフ方法及びこのリフトオフ方
法の実施に使用する有機膜除去装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】 複数のノズルの噴出口からドライアイス
粒子を噴出し、Siウェーハ10表面に向かう高速のド
ライアイス粒子の吹き付け16を行う。そして、この高
速のドライアイス粒子の吹き付け16により、Siウェ
ーハ10上のリフトオフ用パターンのフォトレジスト1
2と共に、フォトレジスト12上のTi/Au金属膜1
4b、更にはフォトレジスト12側壁の将来「バリ」と
なる恐れのあるTi/Au金属膜14cを除去し、これ
らの膜片がSiウェーハ10表面に再付着しないように
強力なドライアイス粒子の流れにより洗い流す。
Description
び有機膜除去装置に係り、特に半導体装置の作製プロセ
スに用いるリフトオフ方法及びこのリフトオフ方法の実
施に使用する有機膜除去装置に関するものである。
方法は、半導体装置の作製プロセスにおいて、半導体基
板上に所定のパターンの金属配線を形成する場合等に用
いられている。そして、このようなリフトオフ方法は、
一般に、次のような工程を経て実施される。
ン)ウェーハ上にフォトレジストを塗布した後、フォト
リソグラフィ技術を用いて所定の形状にパターニングす
る。こうして、金属配線を形成するためのリフトオフ用
パターンを作製する。続いて、真空蒸着機を用いて、基
体全面に金属膜を蒸着する。このとき、Siウェーハ上
にはリフトオフ用パターンのフォトレジストが形成され
ているため、Siウェーハ上に直接に堆積された金属膜
とフォトレジスト上に堆積された金属膜とが形成され
る。
て、Siウェーハ上のフォトレジストを溶解する。こう
して、Siウェーハ上のフォトレジストと共に、フォト
レジスト上に堆積された金属膜をも除去し、Siウェー
ハ上に直接に堆積された金属膜のみを残存させる。こう
して、Siウェーハ上に残存させた金属膜からなる所定
のパターンの金属配線を形成する。
の作製プロセスにおいて、エッチングの困難な金属膜を
所定の配線パターン等にパターニングする手段として有
用である。
フトオフ方法においては、フォトレジスト及びその上の
金属膜を除去する際、有機溶媒によるレジストの溶解を
利用しているため、有機溶媒が入り込みにくい微細なパ
ターンの場合には確実にリフトオフ方法を実行すること
が困難であるという問題があった。
を除去した後、基体全体を有機溶媒から引き上げる際
に、一旦リフトオフされたフォトレジストや金属膜の膜
片が基板表面に再付着するという問題があった。
来する金属粒子は基板表面に垂直な方向の速度成分以外
に基板表面に斜めに衝突する方向の速度成分をも有して
いることから、リフトオフ用パターンのレジストの側壁
にも金属膜が形成され、この側壁の金属膜とSiウェー
ハ上に直接に堆積された金属膜とが繋がってしまうこと
がある。このため、フォトレジスト及びその上の金属膜
を除去して、Siウェーハ上に残存させた金属膜からな
る金属配線を形成する際に、レジスト側壁の金属膜がS
iウェーハ上の金属配線に「バリ」として付着したまま
残存するという問題があった。
チングの困難な金属膜を所定の形状にパターニングする
手段としては有用であるものの、微細なパターンの金属
配線を形成するには確実性に乏しいプロセスであること
から、極めて微細なデザインルールが要求されるLSI
(大規模集積回路)の作製プロセスには採用されていな
い。
れたものであり、所定の金属膜からなる微細パターンを
高い確実性をもって形成することができると共に、リフ
トオフされた膜片の再付着や「バリ」の発生を防止する
ことができるリフトオフ方法及びこのリフトオフ方法の
実施に使用する有機膜除去装置を提供することを目的と
する。
明に係るリフトオフ方法及び有機膜除去装置によって達
成される。即ち、請求項1に係るリフトオフ方法は、基
板上に塗布した有機膜を所定の形状にパターニングした
後、基体全面に所定の金属膜を堆積する第1の工程と、
固形粒子を基体全面に吹き付けて、有機膜と共にこの有
機膜上の金属膜を除去する第2の工程と、を有し、基板
上に金属膜からなる所定のパターンを形成することを特
徴とする。
においては、基板上にパターニングした有機膜と共にこ
の有機膜上の金属膜を除去する際に、従来のように有機
溶媒による有機膜の溶解を利用する代わりに、固形粒子
を吹き付ける手法を用いることにより、この固形粒子の
サイズを十分に小さくし且つその吹き付けの速度を十分
に高速にして、従来の有機溶媒が入り込みにくい微細な
パターンの場合であっても、確実に有機膜とその上の金
属膜を除去することが可能になる。
側壁に金属膜が形成され、将来的に「バリ」となる恐れ
がある場合であっても、高速の固形粒子の吹き付けによ
って有機膜と共にその側壁の金属膜まで容易に除去され
るため、基板上に残存させた金属膜からなる所定のパタ
ーンを形成する際にレジスト側壁の金属膜が「バリ」と
して付着したまま残存することはなくなる。更に、高速
の固形粒子の吹き付けによって除去された有機膜とその
上の金属膜及びその側壁の金属膜は強力な固形粒子の流
れにより洗い流されるため、これら一旦リフトオフされ
た有機膜や金属膜の膜片が基板表面に再付着する恐れは
殆どなくなる。
上記請求項1に係るリフトオフ方法において、固形粒子
を基体全面に吹き付ける際に、O3 (オゾン)雰囲気中
において固形粒子の吹き付けを行う構成とすることによ
り、固形粒子の吹き付けにより有機物を除去する効果に
O3 による有機物除去効果が加わり、有機物除去能力が
強化されるため、微細なパターンの有機膜であっても、
より一層確実にその有機膜とその上の金属膜及びその側
壁の金属膜を除去することが可能になる。
上記請求項2に係るリフトオフ方法において、固形粒子
を基体全面に吹き付ける際に、基体全面に紫外線(Ultr
a-Violet Ray;以下、「UV線」という)を照射しつつ
固形粒子の吹き付けを行う構成とすることにより、固形
粒子の吹き付けにより有機物を除去する効果にO3 によ
る有機物除去効果及びUV線の照射による有機物除去効
果が組み合わされて加わり、有機物除去能力が更に強化
されるため、微細なパターンの有機膜であっても、更に
より一層確実にその有機膜とその上の金属膜及びその側
壁の金属膜を除去することが可能になる。
上記請求項1に係るリフトオフ方法において、固形粒子
が、気体、液体、又は気体及び液体の混合物をノズルか
ら吹き出し、その際の断熱膨張により冷却されて形成さ
れる構成とすることにより、基体全面に吹き付けて有機
物を除去するための固形粒子を容易に得ることが可能に
なる。このとき、固形粒子のサイズは、ノズルの噴出口
のサイズによって制御され、固形粒子の吹き付けの速度
は、ノズルからの気体、液体、又は気体及び液体の混合
物の吹き出し速度、引いてはノズルに供給される気体等
の圧力によって制御される。
において、固形粒子としては固体のCO2 (二酸化炭
素)であるドライアイスの粒子を用いることが好適であ
る。この場合、気体のCO2 の断熱膨張によっても液体
のCO2 の断熱膨張によっても容易にドライアイスの粒
子を形成することが可能である。また、ドライアイスの
粒子を用いることによって、リフトオフ工程をドライプ
ロセスで行うことが可能になる。また、固形粒子とし
て、ドライアイスの粒子を用いる代わりに、固体のH2
Oである氷の粒子を用いてもよい。
基板を搭載するステージと、このステージ上方に設置さ
れ、気体、液体、又は気体及び液体の混合物を吹き出す
と共に、その際の断熱膨張により冷却して固形粒子を形
成し噴出する複数のノズルと、を有し、ステージ上に搭
載された基板全面に複数のノズルから噴出した固形粒子
を吹き付けて、基板上に形成した所定のパターンの有機
膜と共にこの有機膜上に堆積した所定の金属膜を除去す
ることを特徴とする。
においては、基板を搭載するステージ上方に設置された
複数のノズルから固形粒子を噴出するようになっている
ことにより、従来のリフトオフ方法のように有機溶媒に
よるレジストの溶解を利用する代わりに、この複数のノ
ズルからの固形粒子をステージ上の基板全面に吹き付け
て基板上に形成された所定のパターンの有機膜を除去す
ることが可能になるため、従来の有機溶媒が入り込みに
くい微細なパターンの場合であっても、確実に有機膜と
その上の金属膜及びその側壁の金属膜を除去することが
可能になる。このとき、固形粒子のサイズは、ノズルの
噴出口のサイズによって制御され、固形粒子の吹き付け
の速度は、ノズルからの気体、液体、又は気体及び液体
の混合物の吹き出し速度によって制御されるため、固形
粒子のサイズを十分に小さくし且つその吹き付けの速度
を十分に高速にして、有機物除去効果を十分に発揮させ
ることが可能になる。
上記請求項7記載の有機膜除去装置において、複数のノ
ズルの噴出口がステージ上に搭載された基板表面に垂直
な方向から傾いた方向を向いており、ステージが基板を
搭載して回転する構成とすることにより、複数のノズル
から噴出された固形粒子が基板上に形成された所定のパ
ターンの有機膜に対して斜めに吹き付けられるため、有
機膜とその上の金属膜及びその側壁の金属膜が容易に除
去されると共に、その際にステージ上に搭載された基板
が回転するため、有機膜とその上の金属膜及びその側壁
の金属膜を除去する効果が基板全面に均一に発揮され
る。
上記請求項7記載の有機膜除去装置において、複数のノ
ズルがステージ上方において回転する構成とすることに
より、回転する複数のノズルから噴出された固形粒子は
スパイラル運動をしながら基板全面に吹き付けられるこ
とから、固定式のノズルから固形粒子が吹き付けられる
場合と比べると種々の角度から固形粒子が基板全面に吹
き付けられ、基板上にパターニングされた有機膜に対す
る入射角が種々の値を取ることになるため、基板全面に
わたって均一且つ極めて効果的に有機膜とその上の金属
膜が除去されることになる。
は、上記請求項9記載の有機膜除去装置において、複数
のノズルの回転が、これら複数のノズルから固形粒子を
噴出する際の反作用によって誘起される構成とすること
により、複数のノズルを回転するための特別の動力を必
要としないため、装置が簡略化され、その運転コストも
低減される。
本発明の実施の形態を説明する。 (第1の実施形態)本発明の第1の実施形態に係るリフ
トオフ方法は、半導体基板上にパターニングした有機膜
としてのレジスト及びこのレジスト上の金属膜を除去す
るために、従来のように有機溶媒によるレジストの溶解
を利用する代わりに、固形粒子としてのドライアイス粒
子を吹き付ける手法を用いる点に特徴がある。
法により半導体基板上に0.3μm幅の金属配線を形成
する例について、図1〜図4を用いて述べる。ここで、
図1〜図4はそれぞれ本実施形態に係るリフトオフ方法
を説明するための工程断面図である。半導体基板として
のSi(シリコン)ウェーハ10上に、膜厚8.0μm
のフォトレジストを塗布した後、フォトリソグラフィ技
術を用いて、このフォトレジストを所定の形状にパター
ニングする。こうして、0.3μm幅の金属配線を形成
するための必要な幅の線状の開口部をもつリフトオフ用
パターンのフォトレジスト12を形成する。なお、この
とき、リフトオフ用パターンのフォトレジスト12は、
後の工程におけるリフトオフを容易にするために、その
断面が逆テーパ形状になるようにする(図1参照)。
mのTi(チタン)膜と膜厚490nmのAu(金)膜
を順に蒸着し、積層構造の金属配線用のTi/Au金属
膜を形成する。このとき、Siウェーハ10上にはリフ
トオフ用パターンのフォトレジスト12が形成されてい
るため、Siウェーハ10上にTi/Au金属膜14a
が直接に堆積され、フォトレジスト12上にはTi/A
u金属膜14bが堆積される。
際、飛来する金属粒子はSiウェーハ10表面に垂直な
方向の速度成分以外にSiウェーハ10表面に斜めに衝
突する方向の速度成分をも有していることから、リフト
オフ用パターンのフォトレジスト12の側壁にもTi/
Au金属膜14cがTi/Au金属膜14aに繋がった
状態で形成される(図2参照)。
せず)内に設置されたステージ(図示せず)上にSiウ
ェーハ10を搭載する。そして、Siウェーハ10を搭
載した状態でステージを例えば回転速度20rpmで回
転する。また、ステージの上方には固定式の複数のノズ
ル(図示せず)が設置されており、これら複数のノズル
の噴出口はステージ上に搭載されたSiウェーハ10表
面に垂直な方向から例えば10°傾いた方向を向いてい
る。そして、これら複数のノズルの噴出口からドライア
イス粒子を噴出して、図中に矢印で示されるように、S
iウェーハ10表面に向かう高速のドライアイス粒子の
吹き付け16を行う。
6は、気体、液体、又は気体及び液体の混合状態のCO
2 をノズルに供給し、その噴出口から吹き出させ、その
際の断熱膨張によって冷却することにより、容易に形成
される。また、このときのドライアイス粒子のサイズ
は、ノズルの噴出口のサイズによって制御され、ドライ
アイス粒子の吹き付けの速度は、ノズルからの気体、液
体、又は気体及び液体の混合状態のCO2 の吹き出し速
度、引いてはノズルに供給されるCO2 の圧力によって
制御する。
に対して高速のドライアイス粒子の吹き付け16を行う
ことにより、Siウェーハ10上のリフトオフ用パター
ンのフォトレジスト12と共に、このフォトレジスト1
2上のTi/Au金属膜14b及びその側壁のTi/A
u金属膜14cを除去する。その結果、Siウェーハ1
0上にはTi/Au金属膜14aのみが0.3μm幅の
配線パターンに残存して、このTi/Au金属膜14a
からなる0.3μm幅のTi/Au金属配線18が形成
される。
ライアイス粒子の吹き付け16によってSiウェーハ1
0上のリフトオフ用パターンのフォトレジスト12と共
にその上のTi/Au金属膜14bを除去することによ
り、フォトレジスト12によるリフトオフ用パターンが
従来の有機溶媒を用いる場合には十分に入り込みにくい
微細なパターンであっても、確実に微細なパターンのフ
ォトレジスト12とその上のTi/Au金属膜14bを
除去することができる。従って、ドライプロセスによ
り、Siウェーハ10上に微細なパターンのTi/Au
金属配線18を精度よく確実に形成することができる。
ォトレジスト12の側壁にもTi/Au金属膜14cが
Ti/Au金属膜14aに繋がった状態で形成されて
も、このフォトレジスト12側壁のTi/Au金属膜1
4cもフォトレジスト12と共に高速のドライアイス粒
子の吹き付け16によって容易に除去することができる
ため、Siウェーハ10上に形成するTi/Au金属配
線18にTi/Au金属膜14cが「バリ」として付着
することを防止することができる。
16によって除去されたフォトレジスト12及びTi/
Au金属膜14b、14cは強力なドライアイス粒子の
流れにより洗い流されるため、これらの一旦リフトオフ
されたフォトレジスト12やTi/Au金属膜14b、
14cの膜片がSiウェーハ10表面に再付着すること
を防止することができる。
行う際、複数のノズルの噴出口から回転するSiウェー
ハ10表面に向かって斜めにドライアイス粒子を噴出す
ることにより、ドライアイス粒子の吹き付け16による
フォトレジスト12等を除去する効果をSiウェーハ1
0全面にわたって均一に発揮することができる。
態に係るリフトオフ方法は、上記第1の実施形態に係る
リフトオフ方法と同様、半導体基板上にパターニングし
た有機膜としてのレジスト及びこのレジスト上の金属膜
を除去するために、固形粒子としてのドライアイス粒子
を吹き付ける手法を用いると共に、その際にO3 雰囲気
中におけるUV線の照射を行う点に特徴がある。
法により半導体基板上に0.3μm幅の金属配線を形成
する例について、図5〜図8を用いて述べる。ここで、
図1〜図4はそれぞれ本実施形態に係るリフトオフ方法
を説明するための工程断面図である。半導体基板として
のSiウェーハ20上に、膜厚8.0μmのフォトレジ
ストを塗布した後、フォトリソグラフィ技術を用いて、
このフォトレジストを所定の形状にパターニングする。
こうして、0.3μm幅の金属配線を形成するための必
要な幅の線状の開口部をもつリフトオフ用パターンのフ
ォトレジスト22を形成する。なお、このとき、リフト
オフ用パターンのフォトレジスト22は、後の工程にお
けるリフトオフを容易にするために、その断面が逆テー
パ形状になるようにする(図5参照)。
mのTi膜と膜厚490nmのAu膜を順に蒸着し、積
層構造の金属配線用のTi/Au金属膜を形成する。こ
のとき、Siウェーハ20上にはリフトオフ用パターン
のフォトレジスト22が形成されているため、Siウェ
ーハ20上にTi/Au金属膜24aが直接に堆積さ
れ、フォトレジスト22上にはTi/Au金属膜24b
が堆積される。
際、飛来する金属粒子はSiウェーハ20表面に垂直な
方向の速度成分以外にSiウェーハ20表面に斜めに衝
突する方向の速度成分をも有していることから、リフト
オフ用パターンのフォトレジスト22の側壁にもTi/
Au金属膜24cがTi/Au金属膜24aに繋がった
状態で形成される(図6参照)。
に設置されたステージ(図示せず)上にSiウェーハ1
0を搭載する。そして、Siウェーハ20を搭載した状
態でステージを例えば回転速度20rpmで回転する。
また、このチャンバ26内には、O2 (酸素)ガスをキ
ャリアとしてO3 を導入し、例えば濃度15%のO3 雰
囲気28によって充填する。なお、このときのO3 及び
O2 ガスのトータルの流量は例えば2SLMとする。ま
た、チャンバ26内の上部にはUV光源(図示せず)が
設置されており、図中に太い矢印で示されるように、S
iウェーハ20表面に向かう例えば光強度200mW/
cm2 のUV線の照射30を行う。
ノズル(図示せず)が設置されており、これら複数のノ
ズルの噴出口はステージ上に搭載されたSiウェーハ2
0表面に垂直な方向から例えば10°傾いた方向を向い
ている。そして、これら複数のノズルの噴出口からドラ
イアイス粒子を噴出し、図中に細い矢印で示されるよう
に、Siウェーハ20表面に向かう高速のドライアイス
粒子の吹き付け32を行う。
2は、気体、液体、又は気体及び液体の混合状態のCO
2 をノズルに供給し、その噴出口から吹き出させ、その
際の断熱膨張によって冷却することにより、容易に形成
される。また、このときのドライアイス粒子のサイズ
は、ノズルの噴出口のサイズによって制御され、ドライ
アイス粒子の吹き付けの速度は、ノズルからの気体、液
体、又は気体及び液体の混合状態のCO2 の吹き出し速
度、引いてはノズルに供給されるCO2 の圧力によって
制御する。
線の照射30を受けながら回転するSiウェーハ20表
面に対して高速のドライアイス粒子の吹き付け32を行
うことにより、Siウェーハ20上のリフトオフ用パタ
ーンのフォトレジスト22と共に、このフォトレジスト
22上のTi/Au金属膜24b及びその側壁のTi/
Au金属膜24cを除去する。その結果、Siウェーハ
20上にはTi/Au金属膜24aのみが0.3μm幅
の配線パターンに残存し、このTi/Au金属膜24a
からなる0.3μm幅のTi/Au金属配線34が形成
される。
た複数のノズルから回転するSiウェーハ20表面に斜
めに向かう高速のドライアイス粒子の吹き付け32によ
ってSiウェーハ20上のリフトオフ用パターンのフォ
トレジスト22と共にその上のTi/Au金属膜24b
及びその側壁のTi/Au金属膜24cをSiウェーハ
10全面にわたって均一に除去することにより、上記第
1の実施形態の場合と同様、リフトオフされたフォトレ
ジスト12やTi/Au金属膜14b、14cの膜片の
Siウェーハ10表面への再付着やTi/Au金属膜2
4cの「バリ」として付着を防止しつつ、ドライプロセ
スにより微細なパターンのTi/Au金属配線18を精
度よく確実に形成することができる。
アイス粒子の吹き付け32を行う際に、O3 雰囲気28
中においてUV線の照射30を伴うことにより、ドライ
アイス粒子の吹き付け32によりフォトレジスト12等
を除去する効果にO3 による除去効果、更にはUV線の
照射30による除去効果が組み合わされて加わり、全体
としてのフォトレジスト12等を除去する能力が強化さ
れるため、上記第1の実施形態の場合よりも更により一
層確実にリフトオフ用パターンのフォトレジスト22並
びにその上のTi/Au金属膜24b及びその側壁のT
i/Au金属膜24cを除去することができる。従っ
て、微細なパターンのTi/Au金属配線18を精度よ
く形成する際の確実性を更に高めることができる。
態に係るリフトオフ方法は、上記第1の実施形態に係る
リフトオフ方法と同様、半導体基板上にパターニングし
た有機膜としてのレジスト及びこのレジスト上の金属膜
を除去するために、固形粒子としてのドライアイス粒子
を吹き付ける手法を用いるが、その際に固定式のノズル
の代わりに、自動回転式のノズルを使用する点に特徴が
ある。
法により半導体基板上に0.3μm幅の金属配線を形成
する例について、図9及び図10を用いて述べる。ここ
で、図9及び図10はそれぞれ本実施形態に係るリフト
オフ方法に使用する自動回転式のノズルを示す上面図及
び側面図である。なお、本実施形態に係るリフトオフ方
法を説明するための工程断面図は、上記第1の実施形態
の図1〜図4と基本的に同様であるため、図示を省略
し、各構成要素の符号はそのまま使用する。
実施に使用する有機膜除去装置について、図9及び図1
0を用いて説明する。この有機膜除去装置においては、
そのチャンバ(図示せず)内に、Siウェーハ10を搭
載するためのステージ(図示せず)が設置されている。
また、このステージの上方には、高圧の気体、液体、又
は気体及び液体の混合状態のCO2 が供給される例えば
直径20mmφの中空のパイプ40が設置されている。
そして、この中空のパイプ40は、ステージ上に搭載さ
れたSiウェーハ10表面に垂直な回転軸42で回転で
きるようになっている。また、パイプ40の下端部に
は、ステージ上に搭載されたSiウェーハ10表面に平
行に4方向に延びる十字型のガイド44が接続されてお
り、この十字型のガイド44に沿って長さ90mmの複
数のノズル46が配列されている。そして、これら複数
のノズル46の噴出口は、ステージ上に搭載されたSi
ウェーハ10表面に垂直な回転軸42の方向から例えば
5°傾いた方向を向いている。
して複数のノズル46に供給された高圧の気体、液体、
又は気体及び液体の混合状態のCO2 をその噴出口から
吹き出させると、その際の断熱膨張によって冷却され、
容易にドライアイス粒子が形成される。また、このと
き、図9及び図10中に小さな矢印で示されるように、
複数のノズル46の噴出口からドライアイス粒子の噴出
48が斜め下向きに高速で行われると、このドライアイ
ス粒子の噴出の反作用によって、複数のノズル46、ガ
イド44、及びパイプ40が、回転軸42の周囲を図9
及び図10中に大きい矢印で示される回転方向に回転す
る。即ち、複数のノズル46は、その噴出口からのドラ
イアイス粒子の噴出に伴って自動的に回転するようにス
テージ上方に設置されている。
より、Siウェーハ10上に0.3μm幅の金属配線を
形成する例について説明する。上記第1の実施形態の場
合と同様に、半導体基板としてのSiウェーハ10上に
膜厚8.0μmのフォトレジストを塗布した後、フォト
リソグラフィ技術を用いてこのフォトレジストを所定の
形状にパターニングし、0.3μm幅の金属配線を形成
するための必要な幅の線状の開口部をもつリフトオフ用
パターンのフォトレジスト12をその断面が逆テーパ形
状になるように形成する。
mのTi膜と膜厚490nmのAu膜とを順に積層した
金属配線用のTi/Au金属膜を蒸着して、Siウェー
ハ10上に直接にTi/Au金属膜14aを堆積し、フ
ォトレジスト12上にTi/Au金属膜14bを堆積す
る。なお、このとき、上記第1の実施形態の場合と同様
に、リフトオフ用パターンのフォトレジスト12の側壁
にもTi/Au金属膜14cがTi/Au金属膜14a
に繋がった状態で形成される。
した有機膜除去装置を用いて、Siウェーハ10上のフ
ォトレジスト12等の除去を行う。即ち、有機膜除去装
置のチャンバ(図示せず)内に設置されたステージ(図
示せず)上にSiウェーハ10を搭載する。そして、ス
テージの上方に設置された複数のノズル46にパイプ4
0及びガイド44を介して高圧の気体、液体、又は気体
及び液体の混合状態のCO2 を供給し、その噴出口から
ドライアイス粒子を噴出すると共に、その噴出の反作用
によって複数のノズル46を回転させる。こうして、自
動的に回転する複数のノズル46の噴出口から噴出され
たドライアイス粒子はスパイラル運動をしながらSiウ
ェーハ10表面に吹き付けられる。
口から噴出されるドライアイス粒子のサイズは、その噴
出口のサイズによって制御され、またドライアイス粒子
の吹き付けの速度は、その噴出口からの気体、液体、又
は気体及び液体の混合状態のCO2 の吹き出し速度、引
いては複数のノズル46に供給されるCO2 の圧力によ
って制御する。
46からSiウェーハ10表面に対して高速のドライア
イス粒子の吹き付けを行うことにより、Siウェーハ1
0上のリフトオフ用パターンのフォトレジスト12と共
にこのフォトレジスト12上のTi/Au金属膜14b
及びその側壁のTi/Au金属膜14cを除去する。そ
の結果、Siウェーハ10上にはTi/Au金属膜14
aのみが0.3μm幅の配線パターンに残存し、このT
i/Au金属膜14aからなる0.3μm幅のTi/A
u金属配線18が形成される。
ライアイス粒子の吹き付けによってSiウェーハ10上
のリフトオフ用パターンのフォトレジスト12と共にそ
の上のTi/Au金属膜14b及びその側壁のTi/A
u金属膜14cを除去することにより、上記第1の実施
形態の場合と同様の効果を奏することができる。
する複数のノズル46から噴出されたドライアイス粒子
がスパイラル運動をしながらSiウェーハ10表面に吹
き付けられることから、上記第1の実施形態における固
定された複数のノズルから吹き付けられる場合と比較す
ると、ドライアイス粒子が種々の角度からSiウェーハ
10表面に吹き付けられ、Siウェーハ10上のリフト
オフ用パターンのフォトレジスト12に対する入射角が
種々の値を取ることになるため、フォトレジスト12等
を除去する能力が強化され、極めて効果的且つ確実にリ
フトオフ用パターンのフォトレジスト12並びにその上
のTi/Au金属膜14b及びその側壁のTi/Au金
属膜14cを除去することができる。従って、微細なパ
ターンのTi/Au金属配線18を精度よく形成する際
の確実性を、上記第1の実施形態の場合よりも更に高め
ることができる。
ライアイス粒子の噴出の反作用によって誘起されること
により、その回転のための特別の動力を必要としないた
め、有機膜除去装置を簡略化して、その運転コストも低
減することができる。
記第1の実施形態に係るリフトオフ方法における固定式
のノズルの代わりに、自動回転式の複数のノズル46を
使用しているが、上記第2の実施形態に係るリフトオフ
方法における固定式のノズルの代わりに、自動回転式の
複数のノズル46を使用してもよい。即ち、自動的に回
転する複数のノズル46から噴出されたドライアイス粒
子をスパイラル運動させながらSiウェーハ10表面に
吹き付ける際に、O3 雰囲気中においてUV線の照射を
行ってもよい。この場合、O3 及びUV線の照射による
レジスト等の除去効果が加わるため、微細なパターンの
Ti/Au金属配線を精度よく形成する際の確実性を更
に一層高めることができる。
は、Siウェーハ10、20上のリフトオフ用パターン
のフォトレジスト12、22等を除去するために吹き付
ける固体粒子として固体のCO2 であるドライアイス粒
子を使用する場合について説明したが、このドライアイ
ス粒子の代わりに、固体のH2 Oである氷の粒子を用い
てもほぼ同様の効果を奏することができる。
所定のパターンのTi/Au金属配線18、34を形成
する場合について述べたが、ここで使用した半導体基板
や金属配線の種類、金属配線の下地の構造等、又は膜厚
その他の数値はこれらの具体例に何ら限定されるもので
はなく、本発明の主旨を逸脱しない限りにおいて当然に
変更可能である。また、ドライアイス粒子を吹き付ける
ためのノズルについても、その長さやSiウェーハ表面
に対する傾き角等の数値はこれらの具体例に何ら限定さ
れるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない限りにお
いて当然に変更可能である。
るリフトオフ方法及び有機膜除去装置によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。即ち、請求項1に係る
リフトオフ方法によれば、基板上にパターニングした有
機膜と共にこの有機膜上の金属膜を除去する際に、固形
粒子を吹き付ける手法を用いることにより、微細なパタ
ーンであっても確実に有機膜とその上の金属膜を除去す
ることができる。また、基板上にパターニングした有機
膜の側壁に金属膜が形成されても、高速の固形粒子の吹
き付けによって有機膜と共にその側壁の金属膜まで容易
に除去することができるため、基板上に残存させた金属
膜からなる所定のパターンを形成する際にレジスト側壁
の金属膜が「バリ」として付着することを防止すること
ができる。更に、高速の固形粒子の吹き付けによって除
去された有機膜とその上の金属膜は強力な固形粒子の流
れにより洗い流されるため、一旦リフトオフされた有機
膜や金属膜の膜片が基板表面に再付着することを防止す
ることができる。こうして、リフトオフされた有機膜や
金属膜の膜片の再付着や「バリ」の発生による特性不良
の発生や信頼性の低下を防止しつつ、所定の金属膜から
なる微細パターンを高い確実性をもって形成することが
できる。
れば、固形粒子を基体全面に吹き付ける際に、O3 雰囲
気中において固形粒子の吹き付けを行うことにより、固
形粒子の吹き付けにより有機物を除去する効果にO3 に
よる有機物除去効果が加わり、有機物除去能力が強化さ
れるため、微細なパターンの有機膜であっても、より一
層確実にその有機膜とその上の金属膜を除去することが
できる。
れば、固形粒子を基体全面に吹き付ける際に、O3 雰囲
気中において基体全面にUV線を照射しつつ固形粒子の
吹き付けを行うことにより、固形粒子の吹き付けにより
有機物を除去する効果にO3による有機物除去効果及び
UV線による有機物除去効果が組み合わされて加わり、
有機物除去能力が更に強化されるため、微細なパターン
の有機膜であっても、更により一層確実にその有機膜と
その上の金属膜を除去することができる。
れば、気体、液体、又は気体及び液体の混合物をノズル
から吹き出し、その際の断熱膨張により冷却して、固形
粒子を形成することにより、基体全面に吹き付けて有機
物を除去するための例えばドライアイスや氷の粒子など
の固形粒子を容易に得ることができる。
れば、基板を搭載するステージ上方に固形粒子を噴出す
る複数のノズルが設置されていることにより、これら複
数のノズルから固形粒子をステージ上の基板全面に吹き
付けて基板上に形成された所定のパターンの有機膜を除
去することが可能になるため、微細なパターンの場合で
あっても、確実に有機膜とその上の金属膜及びその側壁
の金属膜を除去することができる。
れば、複数のノズルの噴出口がステージ上に搭載された
基板表面に垂直な方向から傾いた方向を向いており、ス
テージが基板を搭載して回転することにより、基板上に
形成された所定のパターンのの有機膜に対して複数のノ
ズルから噴出された固形粒子が斜めに吹き付けられるた
め、有機膜とその上の金属膜及びその側壁の金属膜を容
易に除去することができると共に、その際にステージ上
に搭載された基板が回転するため、有機膜等を除去する
効果を基板全面に均一に発揮することができる。
れば、複数のノズルがステージ上方において回転するこ
とにより、回転する複数のノズルから噴出された固形粒
子はスパイラル運動をしながら基板全面に吹き付けられ
るため、種々の角度から固形粒子が基板全面に吹き付け
られることになり、基板全面にわたって均一且つ極めて
効果的に有機膜とその上の金属膜及びその側壁の金属膜
を除去することができる。
よれば、複数のノズルから固形粒子を噴出する際の反作
用によってこれら複数のノズルの回転が誘起されること
により、複数のノズルを回転するための特別の動力を必
要としないため、装置を簡略化して、その運転コストも
低減することができる。
び有機膜除去装置を利用することにより、半導体装置の
作製プロセスにおいて、リフトオフ方法を確実に効率的
に実施することが可能になる。そしてまた、リフトオフ
方法を適用する対象を拡大することができる。
を説明するための工程断面図(その1)である。
を説明するための工程断面図(その2)である。
を説明するための工程断面図(その3)である。
を説明するための工程断面図(その4)である。
を説明するための工程断面図(その1)である。
を説明するための工程断面図(その2)である。
を説明するための工程断面図(その3)である。
を説明するための工程断面図(その4)である。
に使用する自動回転式のノズルを示す上面図である。
法に使用する自動回転式のノズルを示す側面図である。
ォトレジスト、14a、14b、14c…Ti/Au金
属膜、16…ドライアイス粒子の吹き付け、18…Ti
/Au金属配線、20…Siウェーハ、22…リフトオ
フ用パターンのフォトレジスト、24a、24b、24
c…Ti/Au金属膜、26…チャンバ、28…O3 雰
囲気、30…UV線の照射、32…ドライアイス粒子の
吹き付け、34…Ti/Au金属配線、40…中空のパ
イプ、42…回転軸、44…ガイド、46…ノズル、4
8…ドライアイス粒子の噴出。
Claims (10)
- 【請求項1】 基板上に塗布した有機膜を所定の形状に
パターニングした後、基体全面に所定の金属膜を堆積す
る第1の工程と、 固形粒子を基体全面に吹き付けて、前記有機膜と共に前
記有機膜上の前記金属膜を除去する第2の工程と、を有
し、 前記基板上に、前記金属膜からなる所定のパターンを形
成することを特徴とするリフトオフ方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のリフトオフ方法におい
て、 前記固形粒子を基体全面に吹き付ける際に、オゾン雰囲
気中において前記固形粒子の吹き付けを行うことを特徴
とするリフトオフ方法。 - 【請求項3】 請求項2記載のリフトオフ方法におい
て、 前記固形粒子を基体全面に吹き付ける際に、基体全面に
紫外線を照射しつつ前記固形粒子の吹き付けを行うこと
を特徴とするリフトオフ方法。 - 【請求項4】 請求項1記載のリフトオフ方法におい
て、 前記固形粒子が、気体、液体、又は気体及び液体の混合
物をノズルから吹き出し、その際の断熱膨張により冷却
されて形成されることを特徴とするリフトオフ方法。 - 【請求項5】 請求項1記載のリフトオフ方法におい
て、 前記固形粒子が、ドライアイスの粒子であることを特徴
とするリフトオフ方法。 - 【請求項6】 請求項1記載のリフトオフ方法におい
て、 前記固形粒子が、氷の粒子であることを特徴とするリフ
トオフ方法。 - 【請求項7】 基板を搭載するステージと、 前記ステージ上方に設置され、気体、液体、又は気体及
び液体の混合物を吹き出すと共に、その際の断熱膨張に
より冷却して固形粒子を形成し噴出する複数のノズル
と、を有し、 前記ステージ上に搭載された前記基板全面に前記複数の
ノズルから噴出した前記固形粒子を吹き付けて、前記基
板上に形成した所定のパターンの有機膜と共に前記有機
膜上に堆積した所定の金属膜を除去することを特徴とす
る有機膜除去装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の有機膜除去装置におい
て、 前記複数のノズルの噴出口が、前記ステージ上に搭載さ
れた前記基板表面に垂直な方向から傾いた方向を向いて
おり、 前記ステージが、前記基板を搭載して回転することを特
徴とする有機膜除去装置。 - 【請求項9】 請求項7記載の有機膜除去装置におい
て、 前記複数のノズルが、前記ステージ上方において回転す
ることを特徴とする有機膜除去装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の有機膜除去装置におい
て、 前記複数のノズルの回転が、前記複数のノズルから前記
固形粒子を噴出する際の反作用によって誘起されること
を特徴とする有機膜除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10222215A JP2000058546A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | リフトオフ方法及び有機膜除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10222215A JP2000058546A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | リフトオフ方法及び有機膜除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000058546A true JP2000058546A (ja) | 2000-02-25 |
Family
ID=16778941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10222215A Pending JP2000058546A (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | リフトオフ方法及び有機膜除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000058546A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-08-06 JP JP10222215A patent/JP2000058546A/ja active Pending
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