JP2000054822A - 消音器 - Google Patents
消音器Info
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- JP2000054822A JP2000054822A JP10223077A JP22307798A JP2000054822A JP 2000054822 A JP2000054822 A JP 2000054822A JP 10223077 A JP10223077 A JP 10223077A JP 22307798 A JP22307798 A JP 22307798A JP 2000054822 A JP2000054822 A JP 2000054822A
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Abstract
1cと連通室1dとを設け、消音器本体に、第1端壁1
2を通して排気流入管2と、第2端壁13を通して第1
と第2の1対の排気流出管3、4とを挿入し、複数の消
音室を介して第1排気流出管から排気ガスを排出させる
と共に、排気ガス圧が所定圧以上になった際には、制御
バルブ5と連通室とを介して第2排気流出管からも排気
ガスを排出させるものにおいて、連通室の容積を小さく
して消音室の容積を確保し、消音性能を低下させること
なく消音器の小形化を図れるようにする。 【解決手段】 消音器本体1の第1端壁12の一部分に
外方に膨出する膨出部12aを形成して、第1端壁12
の内面に膨出部12aを覆う蓋板12bを取り付けて、
該蓋板12bに、制御バルブ5を組み付けると共に第2
排気流出管4と連通する接続穴4aを形成し、蓋板12
bで覆われる膨出部12a内の空隙を連通室1dに構成
する。
Description
ンジンの排気系に介設する消音器であって、通常は、消
音器内の複数の消音室を介して第1排気流出管に排気ガ
スを流し、消音器本体内の排気ガス圧が所定圧に上昇し
た際には、第2排気流出管にも排気ガスを流すようにし
たものに関する。
ェルとシェルの一端を閉塞する第1端壁とシェルの他端
を閉塞する第2端壁とで構成した消音器本体に、第1端
壁を通して排気流入管と、第2端壁を通して第1と第2
の1対の排気流出管とを挿入すると共に、消音器本体内
に、排気流入管からの排気ガスを第1排気流出管に導く
経路に介在される複数の消音室と、これら消音室のうち
の所定の消音室に排気ガス圧が所定圧以上になったとき
に開く制御バルブを介して連通する第1端壁側の連通室
とを設け、該連通室に第2排気流出管を連通させ、所定
の消音室の排気ガス圧が所定圧以上になったときに、制
御バルブと連通室とを介して第2排気流出管に排気ガス
を流すようにしたものが知られている。
間隔を存してセパレータを設け、第1端壁とセパレータ
との間の室を連通室に構成している。
は、連通室は筒状のシェル内をセパレータで区劃するこ
とにより構成されるため、単なる排気ガスの流通路であ
りながら大きな容積を有することになり、消音器内の消
音室のための容積がその分減少し、消音器を大形化しな
いと消音性能が低下してしまう。
下させることなく小形化できるようにした消音器を提供
することを課題としている。
筒状のシェルとシェルの一端を閉塞する第1端壁とシェ
ルの他端を閉塞する第2端壁とで構成した消音器本体
に、第1端壁を通して排気流入管と、第2端壁を通して
第1と第2の1対の排気流出管とを挿入すると共に、消
音器本体内に、排気流入管からの排気ガスを第1排気流
出管に導く経路に介在される複数の消音室と、これら消
音室のうちの所定の消音室に排気ガス圧が所定圧以上に
なったときに開く制御バルブを介して連通する第1端壁
側の連通室とを設け、該連通室に第2排気流出管を連通
させる消音器において、本発明の第1の特徴によれば、
第1端壁の一部分を内壁と外壁とから成る中空の2重壁
構造に構成し、内壁に、制御バルブを組み付けると共に
第2排気流出管の接続穴を形成して、内壁と外壁との間
の空隙を連通室に構成し、また、本発明の第2の特徴に
よれば、第1端壁を内壁と外壁とから成る2重壁構造と
して、内壁の外周縁部と外壁の外周縁部とを重ね合わせ
てシェルの一端に固着すると共に、内壁と外壁との間の
一部分に空隙を形成し、内壁の該空隙に面する部分に、
制御バルブを組み付けると共に第2排気流出管の接続穴
を形成して、該空隙を連通室に構成している。
端壁の一部分に連通室が形成されることになり、連通室
の容積を小さくして、消音器を大形化せずに消音室の容
積を充分に確保できる。 かくて、消音性能を低下させ
ずに、コンパクトな消音器を得られる。
介設される消音器を示している。 この消音器は、筒状
のシェル11と、シェル11の一端を閉塞する第1端壁
12と、シェル11の他端を閉塞する第2端壁13とで
構成される消音器本体1内に、第1と第2の1対のセパ
レータ14、15を設け、消音器本体1内の空間を、第
1端壁12と第1セパレータ14との間の第1消音室1
aと、第1セパレータ14と第2セパレータ15との間
の第2消音室1bと、第2セパレータ15と第2端壁1
3との間の第3消音室1cとに区劃している。
通して排気流入管2を挿入すると共に、第2端壁13を
通して第1排気流出管3を挿入し、排気流入管2からの
排気ガスが前記複数の消音室1a、1b、1cを介して
第1排気流出管3に流れるようにしている。
レータ14と第2セパレータ15とに貫通させて第3消
音室1cに連通させると共に、第1排気流出管3を第2
セパレータ15と第1セパレータ14とに貫通させて第
1消音室1aに連通させ、更に、消音器本体1内に、第
1セパレータ14と第2セパレータ15とに貫通して第
1消音室1aと第3消音室1cとを連通するインナパイ
プ16を設け、排気流入管2から第3消音室1cに流入
する排気ガスがインナパイプ16と第1消音室1aとを
介して第1排気流出管3に流れるようにしている。 ま
た、排気流入管2の第2消音室1b部分の管壁及びイン
ナーパイプ16の第2消音室1b部分の管壁に夫々多数
の透孔2a、16aを形成し、排気流入管2からの排気
ガスの一部が第2消音室1bとインナパイプ16とを介
して第1排気流出管3に流れるようにしている。
みから排出したのでは内燃機関の高速回転に伴って排気
流入管2から多量の排気ガスが流入すると、消音室1
a、1b、1c内の排気ガス圧が高くなり、ひいては、
内燃機関の出力が低下することになる。
して第2排気流出管4を挿入すると共に、第1端壁12
側に、第1消音室1a内の排気ガス圧が所定圧(例えば
15〜30mmHg)以上になったときに開く制御バル
ブ5を介して第1消音室1aに連通する連通室1dを設
けて、第2排気流出管4を連通室1dに連通させ、排気
ガス圧が所定圧以上になったときは、第1消音室1aに
流入した排気ガスの一部が制御バルブ5と連通室1dと
を介して第2排気流出管4に流れ、該第2排気流出管4
からも排気ガスが排出されるようにしている。
要とせず、消音器を大形化せずに消音室1a、1b、1
cの容積を大きく確保して消音性能を向上させるには、
連通室1dの容積を小さくすることが望まれる。
一部分に外方に膨出する膨出部12aを形成すると共
に、第1端壁12の内面に膨出部12aを覆う蓋板12
bを全周溶接で取付け、第1端壁12の該一部分を、蓋
板12bを内壁、膨出部12aを外壁とする中空の2重
壁構造に構成し、蓋板12bに制御バルブ5を組付ける
と共に第2排気流出管4の接続穴4aを形成して、2重
壁間の空隙を連通室1dに構成している。
及的小容積の連通室1dを形成でき、消音器本体1内の
消音室1a、1b、1cのための容積を大きく確保し
て、消音器を大形化せずに消音性能を向上させることが
できる。
2bに接続穴4aの下側に隣接させて形成した、第1消
音室1aに連通する左右1対の弁孔5a、5aと、両弁
孔5a、5aを閉じる弾性的に撓み変形可能な1対の板
状弁5b、5bとで構成されている。 各板状弁5b
は、弁孔5aの下側の孔縁部に、該各板状弁5bの下端
部において、板状弁5bの過度の撓みを規制するストッ
パ5cと共にねじ5dで固定されている。 そして、各
弁孔5aの上側及び左右の孔縁部に板状弁5bを囲うバ
ーリング部を形成し、常時は板状弁5bにより弁孔5a
が閉塞されるようにしている。
と、板状弁5bが排気ガス圧に押されて外方に撓み、排
気ガス圧が所定圧以上になったところで板状弁5bの自
由端たる上端部が弁孔5aから抜け出て弁孔5aが開放
され、排気ガスが弁孔5aから連通室1dに流入して第
2排気流出管4に流れる。 この際、板状弁5bは排気
ガスの流れを接続穴4a側に向けるように撓むから、排
気ガスは弁孔5aから第2排気流出管4にスムーズに流
れる。 尚、接続穴4aは、弁孔5a、5aの並列方向
たる左右方向に長手の長穴状に形成されており、第2排
気流出管4の端部を左右方向に拡張して接続穴4aに嵌
合固定している。
壁12の内面に蓋板12bを取付けて、第1端壁12の
一部分を中空の2重壁構造としたが、図3に示す第2実
施形態の如く、第1端壁12の外面に、第1端壁12の
一部分を空隙を存して覆う蓋板12cを全周溶接で取付
けて、第1端壁12の該一部分を、第1端壁12自体を
内壁、蓋板12cを外壁とする中空の2重壁構造として
も良い。 この場合、蓋板12cで覆われる第1端壁1
2の部分に、上記第1実施形態と同様の制御バルブ5を
組付けると共に第2排気流出管4の接続穴4aを形成し
て、2重壁間の空隙を連通室1dに構成する。
に、第1端壁12を内壁12dと外壁12eとから成る
2重壁構造として、内壁12dの外周縁部と外壁12e
の外周縁部とを重ね合わせてシェル11の一端に巻締め
で固着すると共に、内壁12dと外壁12eとの間の一
部分に空隙を形成し、内壁12dの該空隙に面する部分
に、上記実施形態と同様の制御バルブ5を組付けると共
に第2排気流出管4の接続穴4aを形成して、該空隙を
連通室1dに構成しても良い。
壁12に蓋板1b、1cを全周溶接する必要がなく、組
立が容易になる。 また、内壁12dと外壁12eと
は、少なくとも両者の外周縁部において互いに重ね合わ
されるから、内外壁12d、12e間に形成される連通
室1dの容積は、第1端壁とシェル内のセパレータとの
間に形成する従来の連通室よりも小さくでき、且つ、シ
ェル内に連通室用のセパレータを取付ける必要がないた
め、従来のものより組立が容易になる。
消音室1a内の排気ガスの一部を制御バルブ5と連通室
1dとを介して第2排気流出管4から排出しているが、
第1セパレータ14に穴を設けて該穴と弁孔5aとを第
2のインナーパイプで連通し、第2消音室1b内の排気
ガスの一部を第2のインナーパイプと制御バルブ5と連
通室1dとを介して第2排気流出管4から排出するよう
に構成しても良い。
によれば、第1端壁に連通室を形成できるため、連通室
の容積を小さくして消音室のための容積を大きく確保で
き、消音性能を低下させずに、消音器の小形化を図れ
る。
態の截断側面図
壁 1a 第1消音室 1b 第2消
音室 1c 第3消音室 1d 連通室 2 排気流入管 3 第1排気流出管 4 第2排気流出管 4a 接続穴 5 制御バルブ
Claims (2)
- 【請求項1】 筒状のシェルとシェルの一端を閉塞する
第1端壁とシェルの他端を閉塞する第2端壁とで構成し
た消音器本体に、第1端壁を通して排気流入管と、第2
端壁を通して第1と第2の1対の排気流出管とを挿入す
ると共に、消音器本体内に、排気流入管からの排気ガス
を第1排気流出管に導く経路に介在される複数の消音室
と、これら消音室のうちの所定の消音室に排気ガス圧が
所定圧以上になったときに開く制御バルブを介して連通
する第1端壁側の連通室とを設け、該連通室に第2排気
流出管を連通させるものにおいて、第1端壁の一部分を
内壁と外壁とから成る中空の2重壁構造に構成し、内壁
に、制御バルブを組み付けると共に第2排気流出管の接
続穴を形成して、内壁と外壁との間の空隙を連通室に構
成することを特徴とする消音器。 - 【請求項2】 筒状のシェルとシェルの一端を閉塞する
第1端壁とシェルの他端を閉塞する第2端壁とで構成し
た消音器本体に、第1端壁を通して排気流入管と、第2
端壁を通して第1と第2の1対の排気流出管とを挿入す
ると共に、消音器本体内に、排気流入管からの排気ガス
を第1排気流出管に導く経路に介在される複数の消音室
と、これら消音室のうちの所定の消音室に排気ガス圧が
所定圧以上になったときに開く制御バルブを介して連通
する第1端壁側の連通室とを設け、該連通室に第2排気
流出管を連通させるものにおいて、第1端壁を内壁と外
壁とから成る2重壁構造として、内壁の外周縁部と外壁
の外周縁部とを重ね合わせてシェルの一端に固着すると
共に、内壁と外壁との間の一部分に空隙を形成し、内壁
の該空隙に面する部分に、制御バルブを組み付けると共
に第2排気流出管の接続穴を形成して、該空隙を連通室
に構成することを特徴とする消音器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22307798A JP4068726B2 (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 消音器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22307798A JP4068726B2 (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 消音器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000054822A true JP2000054822A (ja) | 2000-02-22 |
JP4068726B2 JP4068726B2 (ja) | 2008-03-26 |
Family
ID=16792487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22307798A Expired - Fee Related JP4068726B2 (ja) | 1998-08-06 | 1998-08-06 | 消音器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4068726B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7789195B2 (en) | 2005-03-11 | 2010-09-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Muffler of internal combustion engine |
CN104389655A (zh) * | 2014-10-09 | 2015-03-04 | 海阳奥迪克不锈钢***有限公司 | 一种汽车*** |
CN113482757A (zh) * | 2021-08-26 | 2021-10-08 | 浙江青鸟机械有限公司 | 一种摩托车上多回路式的*** |
-
1998
- 1998-08-06 JP JP22307798A patent/JP4068726B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7789195B2 (en) | 2005-03-11 | 2010-09-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Muffler of internal combustion engine |
CN104389655A (zh) * | 2014-10-09 | 2015-03-04 | 海阳奥迪克不锈钢***有限公司 | 一种汽车*** |
CN113482757A (zh) * | 2021-08-26 | 2021-10-08 | 浙江青鸟机械有限公司 | 一种摩托车上多回路式的*** |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4068726B2 (ja) | 2008-03-26 |
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