JP2000051526A - ゲーム機器 - Google Patents

ゲーム機器

Info

Publication number
JP2000051526A
JP2000051526A JP10220695A JP22069598A JP2000051526A JP 2000051526 A JP2000051526 A JP 2000051526A JP 10220695 A JP10220695 A JP 10220695A JP 22069598 A JP22069598 A JP 22069598A JP 2000051526 A JP2000051526 A JP 2000051526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
game
moving image
image data
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10220695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Miyagawa
均 宮川
Katsunori Ogawa
克徳 小河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10220695A priority Critical patent/JP2000051526A/ja
Publication of JP2000051526A publication Critical patent/JP2000051526A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間に商品化させるようにすると共に、質
の高い動画像を表示画面に映し出すようにする。 【解決手段】 第1の記憶手段13が記憶する通信手段
12で通信により取り込んだ画像データを再生する第1
の再生手段と、第2の記憶手段15が記憶する予め作成
された画像データを再生する第2の動画像再生手段15
と、ゲーム画像を再生するゲーム画像再生手段20と、
第1又は第2の動画像再生手段14又は15が出力する
動画像信号とゲーム画像再生手段20が出力するゲーム
画像信号とを合成して出力する画像合成手段19と、ゲ
ーム画像信号と合成する動画像信号を第1又は第2の動
画像再生手段14又は15により出力させると共に、出
力させた動画像信号の時間軸を把握して画像合成手段1
9で合成するタイミングを制御する制御手段11とを備
えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばゲームプロ
グラムの実行と共に表示画面上にゲーム画像を表示する
ビデオゲームを行う業務用のゲーム機器に適用して好適
なゲーム機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゲーム機器で実行するゲームで用
いられる表示画面に表示されるゲーム画像は、ROMや
光ディスクなどの読出し専用の記憶媒体に画像データの
プログラムがゲームを実行させるプログラム等と共に書
き込まれたものを使用していた。
【0003】ゲームを行う際には、画像データのプログ
ラムが書き込まれた記憶媒体は、ゲーム機器に装着さ
れ、タイトル画面やゲーム実行中に表示する画面の画像
データが必要なときに読み出され、ゲーム画像が表示画
面に表示されるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なゲーム機器でゲーム画像を表示するためには、実行す
るゲームにおいて表示する全ての画像データのプログラ
ムを予め作成し、ゲーム機器に装着する記憶媒体に書き
込んでおかなければならなかった。
【0005】詳細かつ現実的な質の高い動画像を表示画
面に映し出す為には、画像データのプログラムが膨大と
なり、画像データを記憶している記憶媒体の処理量が膨
大になっていた。ゲームで表示される全ての或いは大部
分の動画像について、詳細かつ現実的な質の高い動画像
のデータプログラムを作成する為には、膨大な労力、人
的工数が必要となり、商品化に至るまでに膨大な時間を
費やさなければならないという問題があった。
【0006】このため、ゲームにおける動画像は、実写
による動画像や映画等の動画像と比較して、その再生時
間、及び詳細度、現実性という点において、どうしても
劣ってしまっていた。
【0007】本発明は、かかる点に鑑み、短期間に商品
化させるようにすると共に、質の高い動画像を表示画面
に映し出すようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、通信により外部から動画像の画像データを
取り込む通信手段と、通信手段により取り込んだ画像デ
ータを記憶する第1の記憶手段と、予め作成された画像
データを記憶する第2の記憶手段と、第1の記憶手段に
記憶されている画像データを再生して動画像信号出力を
行う第1の動画像再生手段と、第2の記憶手段に記憶さ
れている画像データを再生して動画像信号出力を行う第
2の動画像再生手段と、ゲーム画像を再生してゲーム画
像信号出力を行うゲーム画像再生手段と、第1の動画像
再生手段又は第2の動画像再生手段が出力する動画像信
号とゲーム画像再生手段が出力するゲーム画像信号とを
合成して出力する画像合成手段と、ゲーム画像再生手段
が出力するゲーム画像信号と合成する動画像信号を第1
の動画像再生手段又は第2の動画像再生手段により出力
させると共に、出力させた動画像信号の時間軸を把握し
て画像合成手段で合成するタイミングを制御する制御手
段とを備えたものである。
【0009】本発明の構成としたことで、ゲームの実行
により画像合成手段が出力される画像信号は、予め第2
の記憶手段に記憶された画像データを使用した画像の他
に、通信手段により取り込んで第1の記憶手段に記憶さ
れた画像データを使用した画像とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図7を参照して説明する。
【0011】図1は本例のゲーム機器の構成を示す図で
ある。以下、この構成を説明すると、本例のゲーム機器
10は、通信による画像データの取り込みや動画像の再
生などに関するこのゲーム機器10全体の制御を行う制
御手段であるCPU(Central Processing Unit )11
を有している。また、本例では、2つの画像再生手段、
即ち、通信により本例では後述するホスト局1から画像
データを取り込む通信インターフェイス12を通じて記
憶部13に格納してある画像データを再生して動画信号
出力をする画像再生部14と、内部に有する記憶媒体に
予め保持してある画像データを再生して動画信号出力を
する画像録画再生部15とを有している。
【0012】本例のゲーム機器10においては、CPU
11の制御により選択する画像再生部14又は画像録画
再生部15のどちらか一方で動画信号出力を行うように
してある。この場合、画像録画再生部15には、例えば
DVD(Digital Video Disc)などの光ディスクを使用
した録画再生装置やVHS(Video Home System )、S
−VHS(Super-Video Home System )、8ミリビデオ
などの磁気テープを使用した録画再生装置のような、一
般の画像の録画及び再生が可能な装置を用いるようにす
る。なお、画像録画再生部15の内部に有する記憶媒体
は、画像データを時系列で並べて保持しておく必要のな
いよう、本例ではランダムアクセスが可能な例えばDV
Dなどの光ディスクを使用した記憶媒体を用いている。
【0013】記憶部13は、本例では後述する通信によ
り外部から取り込んだ画像データを記憶する記憶媒体と
してあり、画像録画再生装置15内部に有する記憶媒体
は、予め作成してある画像データを記憶する記憶媒体と
してある。これら記憶部13と画像録画再生装置15内
部の記憶媒体に記憶してある画像データは、本例では必
要な単位毎に複数分割してそれぞれの記憶媒体に格納し
てある。
【0014】画像データの格納の状態について記憶部1
3を例にとって説明すると、例えば図2に示す如くして
必要な単位毎に画像データ13a〜13gを複数分割し
て格納してある。なお、分割してある各画像データ13
a〜13gには、それぞれに再生画像識別番号(ここで
は、a−1,a−2,‥‥,b−1,‥‥なる番号)を
付与してあり、CPU11が再生画像識別番号により画
像を特定して再生する画像を選択できるようにしてあ
る。また、CPU11が動画像の再生タイミングなどを
正確に制御し得るようにするために、例えば画像に、予
め画像識別信号、開始信号、終了信号を重畳しておく。
この場合、画像識別信号、開始信号、終了信号は、例え
ば垂直ブランキング期間に重畳しても良い。なお、本例
では、記憶部13及び画像録画再生装置15内部の記憶
媒体には、ランダムアクセスが可能なものを用いている
ため、記憶する画像データを時系列で並べておく必要は
ない。
【0015】本例のゲーム機器10は、2つの画像再生
手段14及び15のうち、CPU11の制御により選択
されたどちらか一方の再生手段14又は15で再生して
出力した動画像信号を受信して、後述するマスキング処
理を容易に行い得るための信号(例えば、色差信号と輝
度信号)にデコードして、このデコードした動画像信号
を出力するデコーダセレクタ16を有している。なお、
本例では2つの画像再生手段14又は15のどちらか一
方で再生する動画像信号は、コンポジット信号、色差信
号と輝度信号、RGB信号などの信号として出力するよ
うにしている。
【0016】デコーダセレクタ16でデコードして出力
した動画像信号は、本例のゲーム機器10を構成する第
2の記憶部17に一時的に格納して、CPU11の制御
により、ゲーム画像と合成するマスク処理を行うマスク
処理回路18に出力する。マスク処理回路18は、CP
U11からのマスキング情報によりゲーム画像を重ねる
部分を把握し、このマスキング情報によりデコーダセレ
クタ16でデコードした動画像信号をマスキング処理し
てゲーム画像を重ねる部分をマスクしたあと、マスクキ
ング処理をした動画像信号を出力する。
【0017】本例のゲーム機器10は、マスキング処理
回路18が出力する動画像信号とゲーム画像処理回路2
0が出力するゲーム画像信号とを合成して出力する画像
合成回路19を有している。この画像合成回路19は、
CPU11の制御によるタイミングで動画像とゲーム画
像とを合成する。CPU11は、本例ではゲーム画像信
号を画像合成回路19に出力しているゲーム画像処理回
路20の出力するゲーム画像信号の時間軸を監視してお
り、また、動画像信号についても動画像信号に重畳して
ある開始信号などにより時間軸を把握している。CPU
11は、ゲーム画像信号の時間軸と動画像信号の時間軸
のずれに基づいて画像合成回路19の合成タイミングを
監視し、双方の時間軸のずれを修正して合成するように
画像合成回路19を制御している。画像合成回路19
は、動画像とゲーム画像を合成して、この合成した画像
信号を図示しない画像出力回路を経由してモニタ30に
出力するようにしてある。
【0018】なお、本例のゲーム機器は、画像録画再生
部15内部の記憶媒体に予め格納してある画像データだ
けでなく、外部から通信を通じて第1の記憶部13に取
り込んだ画像データを用いて動画再生をすることもでき
る構成としてあり、通信インターフェイス12は、本例
ではCPU11の制御により必要に応じて、例えば常時
若しくは随時、後述の通信網を通じて画像データを受信
できる状態にしてある。この通信インターフェイス12
は、CPU11からの画像ダウンロード要求を通信によ
り外部の画像データ供給源に伝え、必要な画像データを
ダウンロードする。ダウンロードした画像データは、本
例では通信インターフェイス12を経由して第1の記憶
部13に記憶するようにしてある。なお、記憶する画像
データは、データ量が非常に多いと考えられるため、記
憶部13は、本例では記憶容量の大きいハードディスク
や例えばDVDなどの光ディスク、或いは大容量のRA
Mなどの記憶媒体で構成して、十分対応できるようにし
てある。また、記憶部13は、画像データを時系列で並
べて保持しておく必要のないよう、本例ではランダムア
クセスが可能な媒体で構成してある。
【0019】本例での、通信を通じて画像データを取り
込む際に用いる通信網については、例えば図3に示す如
く、ISDN(Integrated Services Digital Network
)回線や公衆電話回線などの地上通信網を使用して、
例えば本例のゲーム機器10などの端末局3から画像デ
ータの供給源であるホスト局1に必要な画像データのダ
ウンロード要求を行うと共に、ホスト局1からこの地上
通信網を通じて端末局3側に要求された画像データの送
信を行うような双方向通信を行う通信網が考えられる。
また、図4に示す如く、地上通信網と通信衛星2などを
利用した無線通信網とを併用して、例えば端末局3から
ホスト局1に必要な画像データのダウンロード要求を地
上通信網により行うと共に、ホスト局1から無線通信網
を通じて端末局3側に要求された画像データの送信を行
うような双方向通信を行う通信網、或いは図5に示す如
く、無線通信網を使用して、例えば端末局3からホスト
局1に必要な画像データのダウンロード要求を行うと共
に、ホスト局1からこの無線通信網を通じて端末局3側
に要求された画像データの送信を行うような双方向通信
を行う通信網など様々な通信網が考えられる。この図3
〜図5におけるホスト局1は、ゲーム画像などのデータ
の供給元であり、このホスト局1から本例のゲーム機器
などの複数の端末局3が画像データなどの供給を受ける
ようにしてある。なお、ホスト局1から端末局3に通信
により送信される画像データは、例えばコンポジット信
号、色差信号、RGB信号などのアナログデータでもよ
いが、通信容量や第1の記憶部13の容量の関係上、本
例では例えばMPEG2(MotionPicture Experts Grou
p 2)等で圧縮した画像データであるとする。
【0020】次に、本例のゲーム機器10の処理につい
て、図6に従って説明すると、例えば本例のゲーム機器
10でゲームを実行させる操作があった場合等にここで
の処理が開始し、先ずステップS601にて、ゲームプ
ログラムの実行を行う。このゲームプログラムは例えば
CPU11やゲーム画像処理回路20或いは外部の機器
などにより実行するようにしてあり、本例ではこの実行
されているゲームプログラムをCPU11が監視してい
る。ゲームプログラムを実行すると、ステップS602
にて、動画像信号の出力を行うか否かについての判断を
行う。この判断については、実行しているゲームプログ
ラムを監視しているCPU11が行う如くしており、ゲ
ームの内容に応じて動画像信号の出力が必要であるか否
か判断する。ステップS602の判断の結果、動画像信
号の出力が必要でないと判断した場合には、ステップS
601に戻るようにしてある。従って、ステップS60
1及びステップS602にて、動画像信号が必要とされ
るゲーム内容となるまで待ち状態となる。
【0021】ステップS601及びステップS602の
待ち状態であるときに、動画像信号出力が必要とされる
ゲーム内容となり、CPU11が動画像信号の出力を行
うと判断した場合には、本例ではステップS603に
て、通信で取り込んだ画像データの再生を行うか否かの
判断を行う。本例ではこの判断はCPU11により行
い、通信で取り込んだ画像データの再生を行うと判断し
た場合にはステップS604にて、本例では動画像信号
出力を行う画像データの画像識別番号をCPU11が指
示して、画像再生部14が第1の記憶部13に記憶して
ある通信により取り込んだ画像データの中から、指示さ
れた画像識別番号を付与してある画像データの再生を行
う。一方ステップS603にて、通信で取り込んだ画像
データの再生は行わないと判断した場合にはステップS
605にて、動画像信号出力を行う画像データの画像識
別番号をCPU11が指示して、画像録画再生部15が
内部に有する記憶媒体に記憶してある画像データの中か
ら、指示された画像識別番号を付与してある画像データ
の再生を行う。
【0022】ステップS604又はステップS605の
処理により画像データを再生して動画像信号を出力する
と、ステップS606にて、再生した動画像信号をゲー
ム画像処理回路20が出力するゲーム画像信号と合成す
るか否かの判断を行う。
【0023】ステップS606にて合成を行うと判断す
ると、ステップS607にて画像合成回路19が動画像
信号とゲーム画像信号との合成を行い、この合成画像を
出力してモニタ30に表示する。動画像信号とゲーム画
像信号とを合成するタイミングについては、本例ではC
PU11が動画像信号及びゲーム画像信号の時間軸を把
握するようにして、それぞれの時間軸に基づいて画像合
成回路19の合成タイミングを制御することで、画像合
成回路19が正確な合成タイミングで画像合成を行うよ
うにしてある。
【0024】なお、ステップS606にて画像の合成を
行うと判断した場合には、本例では再生手段14又は1
5が出力した動画像信号は、ゲーム画像信号との合成を
する前に、デコーダセレクタ16において後段のマスク
処理回路で処理しやすいようにデコードを行い、第2の
記憶部17で一時的に格納して、CPU11の制御する
タイミングでマスク処理回路18でマスキングした後
に、画像合成回路19に出力するようにして、ゲーム画
像信号と合成する動画像信号に加工するようにしてあ
る。このときCPU11は、再生手段14又は15が出
力した動画像信号に重畳してある開始信号や終了信号に
より本例では動画像信号の時間軸を把握すると共に、再
生手段14又は15により出力した後も、デコーダセレ
クタ16、第2の記憶部17及びマスク処理回路18で
の処理を監視することにより動画像信号の時間軸のずれ
を把握するようにして、動画像信号の正確な時間軸を把
握するようにしてある。また、CPU11は、ゲーム画
像処理回路20での処理も監視しており、例えばゲーム
画像信号の出力を行うタイミングを制御することにより
ゲーム画像信号の時間軸を把握するようにしている。
【0025】一方、ステップS606にてゲーム画像と
の合成は行わないと判断したときは、ステップS608
にて、再生手段14又は15が出力した動画像信号をそ
のまま出力してモニタ30に動画像の表示を行う。この
場合、本例では、再生手段14又は15が出力した動画
像信号は、デコーダセレクタ16によるデコードやマス
ク処理回路18によるマスキングは行わずに画像合成回
路19に出力するようにして、画像合成回路19での画
像合成も行うことなく画像出力回路を介してモニタ30
に出力するようにする。
【0026】ステップS607での合成画像出力又はス
テップS608での動画像出力を行うと、本例ではステ
ップS601及びステップS602に戻り、再び動画像
信号が必要とされるゲーム内容となるまで待ち状態とな
るようにしてある。
【0027】次に、本例のゲーム機器10における、図
6でのステップS604又はステップS605での所定
の画像識別番号の画像データを再生する処理について、
図7に従って説明すると、ここでの処理は、ゲーム内容
に応じてCPU11が動画再生が必要なタイミングであ
ると判断して画像データの再生を行う場合に、本例では
ゲーム機器10が有する2つの再生手段である画像再生
部14又は画像録画再生部15のどちらで動画再生する
かを選択したときに開始する。この場合、本例では通信
により取り込んだ画像の再生を行う場合には画像再生部
14を選択するようにし、通信により取り込んだ画像で
ない画像の再生を行う場合には画像録画再生部15を選
択するようにする。
【0028】ここでの処理が開始すると、ステップS7
01〜ステップS704にて、選択した再生手段14又
は15でCPU11が要求する動画像の再生をすること
ができるか否かの判断を行う。本例ではこの判断は、再
生する動画像の画像データを格納している記憶媒体、こ
こでは、画像再生部14を選択した場合には第1の記憶
部13に格納してある画像データの中に、画像録画再生
部15を選択した場合には画像録画再生部15の内部に
有する記憶媒体に格納してある画像データの中に、再生
しようとする動画像に関する画像データが存在している
か否かについての確認処理を行うようにする。
【0029】選択した再生手段14又は15にて必要な
動画像の再生を行い得るか否かの確認処理については、
本例では、ステップS701にて、選択した再生手段1
4又は15に再生要求する画像データに付与してある再
生画像識別番号を指定して、その画像データの再生指示
を行い、この指示を受けた再生手段14又は15は、ス
テップS702にて第1の記憶部13又は画像録画再生
部15の内部に有する記憶媒体に指示された識別番号の
画像データがあるか否かの判断を行う。
【0030】ステップS702での判断の結果、指示さ
れた識別番号の画像データがなかった場合には、ステッ
プS703にて、別の動画像の画像データについての再
生画像識別番号指示を行うか否かの判断を行い、別の動
画像の再生を行わないと判断したときには、ここでの処
理を終了する。ステップS703にて別の動画像の再生
を行うと判断した場合には、ステップS704にて新た
な再生画像識別番号指示を行い、ステップS702の処
理に戻る。この場合、最初に指示した画像データが格納
されていない場合に、例えばCPU11に別の画像デー
タの再生を指示するプログラムを予め与えておくように
して、指示した識別番号の画像データがない場合でも常
に何等かの画像データを再生するようにしても良い。
【0031】ステップS702における判断の結果、指
示された再生画像識別番号の画像データと一致した番号
の画像データが存在していた場合には、再生手段14又
は15は指示された再生画像識別番号の画像データの再
生を行う。再生する画像データには予め画像識別信号が
重畳されており、ステップS705にて、先ず画像識別
信号を再生する。再生手段14又は15が画像識別信号
の再生を行うと、本例ではステップS706で再度CP
U11にて画像識別信号が指示した画像データに関する
ものと一致するかどうかの確認判断を行う。この確認の
結果一致しない場合には、画像の再生を中止させてステ
ップS703の処理に移行する。なお、このステップS
706での確認判断は、念のための処理であり省略して
も良い。
【0032】本例では、ステップS706での判断にお
いて、画像識別信号がCPU11が指示したものと一致
していた場合には、再生手段14又は15の画像の再生
を続行させる。すると再生手段14又は15は、ステッ
プS707にて、画像認識信号に続いて開始信号を再生
し、この開始信号によってCPU11は動画再生タイミ
ングを把握する。再生手段14又は15は開始信号を出
力すると、ステップS708にて、開始信号に続いて動
画の再生を行い、動画像信号をデコーダセレクタ16に
出力する。
【0033】再生手段14又は15は、再生する動画像
についての再生が終わると、ステップS709にて、終
了信号を出力する。CPU11は、この終了信号によっ
ても動画像信号の時間軸を把握するようにしてあり、再
生手段14又は15の出力するすべての動画像信号につ
いて、画像合成回路19で合成するタイミングの制御を
行う。CPU11は終了信号を認識すると、ステップS
710にてゲーム画像処理回路20に再生停止の指示を
行い、ここでの処理が終了する。本例ではこのようにし
て、CPU11の指定する画像識別番号に対応した画像
データの再生が、再生手段14又は15により行われる
ようにしてある。
【0034】このように構成することで、ゲーム機器を
納入した後であっても、開発が出来次第動画像データを
通信回線を通じて更新することができるため、すべての
動画像データの作成が完了するのを待つことなくゲーム
機器を市場に提供することができる。従って、ゲームの
開発期間を短縮することができ、商品化に至るまでに膨
大な時間を費やすことがない。
【0035】また、このように構成することで、ゲーム
機器の納入後に動画像データを通信回線を通じて更新す
ることができるため、常に最新の画像を供給することが
でき、詳細かつ現実的な質の高い動画像を表示画面に映
し出すことができる。なお、常時通信回線を通じて画像
を取り込んで最新の画像に更新することができるため、
原理的に無限の動画像の表示をすることができ、長時間
に渡って詳細な動画像の表示をすることができる。しか
も表示する動画像に応じた記憶媒体の容量を確保する必
要がないため、記憶媒体の記憶容量を削減することもで
きる。
【0036】さらに、このように構成することで、MP
EG2での画像データを通信により取り込んで、ゲーム
画像と合成して表示画面に表示することができるため、
高詳細かつリアリティ感にあふれた動画表示をすること
ができる。また、ゲーム画像と合成せずに、動画のみを
再生するようにすることもでき、このようなリアリティ
感のある動画像を、例えばゲームの待ち時間(顧客が遊
戯をしていない時間)に再生しておくことで、顧客の遊
戯意欲を喚起させることができる。しかも、これらの動
画像はゲーム機器の出荷後に開発すれば良いことからゲ
ーム開発に負担をかけることなく、開発期間の短縮化を
図ることができる。
【0037】なお、上述の一実施の形態では、画像録画
再生部15の内部に有する記憶媒体には、画像データを
予め保持しておくとしていたが、通信により第1の記憶
部13に取り込んで保持してある画像データを、CPU
11の制御により画像再生部14で再生して画像録画再
生部15に動画像信号出力させることができるようにし
て(例えば、図1に一点鎖線で示す如く画像再生部14
から画像録画再生部15への信号ラインLを設けて動画
像信号出力ができるようにする)、通信により取り込ん
だ画像データを、CPU11のの制御により常時または
随時に画像録画再生部15の内部に有する記憶媒体に記
憶させておくようにしても良い。このように構成するこ
とで、通信網を通じて画像録画再生部15に、常時又は
随時に最新の画像データをダウンロードすることがで
き、既存の画像データに加えて或いは既存の画像データ
を更新して最新の画像データを格納することができるた
め、画像録画再生部15をDVDなどで構成した場合で
あっても、予め作成された有限の画像データだけでなく
最新の画像データも扱うことができ、見かけ上無限に近
い画像データの情報量を扱うことができる。
【0038】また、上述の一実施の形態では、画像録画
再生部15をゲーム機器10内部に有していたが、外部
機器として構成しても良い。この場合、画像の録画や再
生を制御するコントロール端子及び画像の入力端子を設
けて、ゲーム機器10と信号ケーブルなどにより接続す
るようにすれば良い。
【0039】さらに、上述の一実施の形態では、業務用
のゲーム機器に適用した場合ついて説明したが、これに
限られるものではなく、個人用、家庭用のゲーム機器な
どに適用することができることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によると、ゲー
ムの開発期間を短縮することができ、短期間で商品化し
て市場に提供した後、開発ができ次第高詳細な画像デー
タを供給することができる。
【0041】請求項2に記載した発明によると、第2の
記憶手段の記憶媒体の空き領域に通信網を通じて画像デ
ータをダウンロードすることができ、既存の画像データ
に加えて或いは既存の画像データを更新して最新の画像
データを格納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による構成の例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態による記憶媒体に画像デ
ータを格納する状態の例を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態による画像データの取り
込みに用いる地上通信網の例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態による画像データの取り
込みに用いる地上通信と無線通信を併用した通信網の例
を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態による画像データの取り
込みに用いる無線通信網の例を示す説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態による画像の再生処理の
例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施の形態による画像データの指示
及び再生の処理の例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…ゲーム機器、11…CPU、12…通信インター
フェイス、13…第1の記憶部、14…画像再生部、1
5…画像録画再生部、16…デコーダセレクタ、17…
第2の記憶部、18…マスク処理回路、19…画像合成
回路、20…ゲーム画像処理回路
フロントページの続き Fターム(参考) 2C001 AA17 BC00 BC10 CB00 CB01 CB03 CB06 CB08 CC02 5B069 AA16 BC02 DD15 FA01 LA05 5B089 GA01 GA21 HA01 HA12 JA09 JB04 KA10 KC14 KC44 KE03 KE07 LB14

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信により外部から動画像の画像データ
    を取り込む通信手段と、 上記通信手段により取り込んだ画像データを記憶する第
    1の記憶手段と、 予め作成された画像データを記憶する第2の記憶手段
    と、 上記第1の記憶手段に記憶されている画像データを再生
    して動画像信号出力を行う第1の動画像再生手段と、 上記第2の記憶手段に記憶されている画像データを再生
    して動画像信号出力を行う第2の動画像再生手段と、 ゲーム画像を再生してゲーム画像信号出力を行うゲーム
    画像再生手段と、 上記第1の動画像再生手段又は上記第2の動画像再生手
    段が出力する動画像信号と上記ゲーム画像再生手段が出
    力するゲーム画像信号とを合成して出力する画像合成手
    段と、 上記ゲーム画像再生手段が出力するゲーム画像信号と合
    成する動画像信号を上記第1の動画像再生手段又は上記
    第2の動画像再生手段により出力させると共に、出力さ
    せた動画像信号の時間軸を把握して上記画像合成手段で
    合成するタイミングを制御する制御手段とを備えたゲー
    ム機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のゲーム機器において、 上記第1の記憶手段は、上記第2の記憶手段の記憶媒体
    の空き領域を用いるゲーム機器。
JP10220695A 1998-08-04 1998-08-04 ゲーム機器 Pending JP2000051526A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10220695A JP2000051526A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 ゲーム機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10220695A JP2000051526A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 ゲーム機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000051526A true JP2000051526A (ja) 2000-02-22

Family

ID=16755052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10220695A Pending JP2000051526A (ja) 1998-08-04 1998-08-04 ゲーム機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000051526A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017200607A (ja) * 2017-07-06 2017-11-09 株式会社スクウェア・エニックス オンラインゲームサーバ、オンラインゲームプログラム、および端末用プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017200607A (ja) * 2017-07-06 2017-11-09 株式会社スクウェア・エニックス オンラインゲームサーバ、オンラインゲームプログラム、および端末用プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6185369B1 (en) Apparatus and method for synchronously reproducing multi-angle data
JP5426008B2 (ja) コンテンツ再生装置
JP2000149431A (ja) デ―タ記録再生装置及びデ―タ記録再生方法
CN109905749B (zh) 视频播放方法和装置、存储介质及电子装置
US20040244061A1 (en) Transmission and reception apparatus, receiver, and reproduction method
CN101346162A (zh) 游戏装置、游戏装置的控制方法及信息存储介质
US6445874B1 (en) Video processing system
US8614715B2 (en) Moving image file producing method, computer program product and electronic camera
WO2006126679A1 (ja) データ記録装置、及びデータ記録装置におけるデータファイルの送信方法
JP2000051526A (ja) ゲーム機器
JP3478512B2 (ja) 双方向ケーブルテレビシステム、ケーブルテレビ装置及び端末装置
JPH10145724A (ja) 画像記録再生装置及びその画像記録再生方法
JP4194588B2 (ja) 再生装置及び再生方法
JP3838485B2 (ja) 映像配信装置および映像再生装置
JP4484220B2 (ja) 映像配信装置
JPH08212187A (ja) マルチメディアデータ出力方法
JP2002191004A (ja) Tv番組録画システムおよびtv番組録画方法
JP3894362B2 (ja) 複数動画像の閲覧装置および記録媒体
JP6051066B2 (ja) カラオケ用の歌唱動画再生システム
JP2002304349A (ja) 情報再生装置、情報記録装置及び記録媒体
WO2024004008A1 (ja) 配信中における配信者の反応に基づいてチャプタを設定する動画配信
WO2024004007A1 (ja) 配信中に投稿されたコメントの表示を制御する動画配信
JPH1138954A (ja) 画像表示装置、画像表示方法および画像表示プログラムを記録した媒体
JPH09186967A (ja) 動画処理方法
JP2001292385A (ja) ストリーミング映像再生方法、ストリーミング映像再生装置、及びストリーミング映像再生プログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040130

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20040520

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040520

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080604

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090604

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100604

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110604

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110604

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120604

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120604

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140604

Year of fee payment: 10