JP2000049888A - 通信プロトコル制御装置および異種網間通信装置 - Google Patents

通信プロトコル制御装置および異種網間通信装置

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JP2000049888A
JP2000049888A JP21247598A JP21247598A JP2000049888A JP 2000049888 A JP2000049888 A JP 2000049888A JP 21247598 A JP21247598 A JP 21247598A JP 21247598 A JP21247598 A JP 21247598A JP 2000049888 A JP2000049888 A JP 2000049888A
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packet
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hdlc
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JP21247598A
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Tadashi Matsumoto
正 松本
Yoshitsugu Kato
喜次 加藤
Yukichi Mori
祐吉 森
Minoru Takano
稔 高野
Toshiyuki Yamada
俊行 山田
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】既存のプロトコルコントローラを利用しつつ、
既存のプロトコルコントローラでは対処できない特殊な
通信プロトコルにも対応する。 【解決手段】パケット多重化部12から送られてきたパ
ケットは通信プロトコルが判別され、変別結果に応じて
プロトコルコントローラ23あるいは特殊プロトコル制
御部25へ転送される。前者は、X.25にしたがいH
DLCのフレームを生成する。このフレームは、HDL
C方式コントローラ24でF、FCSフィールドが削除
された後、HDLC方式コントローラ24で再び追加さ
れ、パケット網2へ送信される。後者は、X.25以外
の所定の通信プロトコルにしたがいフレームを生成す
る。このフレームは、HDLC方式コントローラ24で
F、FCSフィールドが追加され、パケット網2へ送信
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信プロトコルに
したがいパケットおよびフレーム間の変換処理を行う通
信プロトコル制御装置に関し、特に、ITU−T(Inte
rnational Telecommunication Union - Telecommunicat
ion Standardization)により勧告されたX.25など
の標準的な通信プロトコルと、このような標準的な通信
プロトコル以外の通信プロトコルとが混在する環境下に
おいて、パケットおよびHDLC(High Level Data Li
nk Control)のフレーム間の変換処理を行う通信プロト
コル制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、HDLC手順にしたがって回
線網およびパケット網間の通信を制御する異種網間通信
装置などにおいて、パケットおよびHDLCのフレーム
間の変換処理を行うプロトコル制御装置が用いられてい
る。
【0003】この種のプロトコル制御装置では、一般
に、プロトコルコントローラと呼ばれる専用のハードウ
ェアにより、ITU−Tにより勧告されたX.25など
の標準的な通信プロトコルにしたがい、パケットおよび
HDLCのフレーム間の変換処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プロトコル
コントローラは、上述したように、ITU−Tにより勧
告されたX.25などの標準的な通信プロトコルにした
がって、パケットおよびHDLCのフレーム間の変換処
理を行うことを前提としている。すなわち、X.25な
どの標準的な通信プロトコル以外の特殊な通信プロトコ
ルにしたがって処理を行うことを想定していない。
【0005】このため、X.25などの標準的な通信プ
ロトコルと、このような標準的な通信プロトコル以外の
特殊な通信プロトコルとが混在する環境下では、パケッ
トおよびHDLCのフレーム間の変換処理を確実に行う
ことができない。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は、既存のプロトコルコントロー
ラを利用しつつ、既存のプロトコルコントローラでは対
処できない特殊な通信プロトコルについてもパケットお
よびフレーム間の変換処理を行うことができる通信プロ
トコル制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、通信プロトコルにしたがい、パケット多
重化装置から出力されたパケット多重化信号をフレーム
に変換してパケット網に出力するとともに、前記パケッ
ト網から送られてきたフレームをパケット多重化信号に
変換して前記パケット多重化装置へ出力する通信プロト
コル制御装置であって、第一の通信プロトコルにしたが
ったプロトコル処理をハードウェアにて行う第一のプロ
トコル処理手段と、第二の通信プロトコルにしたがった
プロトコル処理をソフトウェアにて行う第二のプロトコ
ル処理手段と、前記パケット多重化装置から出力された
パケット多重化信号を構成するパケット各々について通
信プロトコルを判別し、判別結果にしたがい、各パケッ
トを、前記第一のプロトコル処理手段あるいは前記第二
のプロトコル処理手段に出力する第一のプロトコル識別
手段と、前記パケット網から送られてきたフレーム各々
について通信プロトコルを判別し、判別結果にしたが
い、各フレームを、前記第一のプロトコル処理手段ある
いは前記第二のプロトコル処理手段に出力する第二のプ
ロトコル識別手段と、前記第一のプロトコル識別手段に
よる前記第一のプロトコル処理手段あるいは前記第二の
プロトコル処理手段でのプロトコル処理を介して得られ
たフレームを、前記パケット網に送出するパケット網側
転送手段と、前記第二のプロトコル識別手段による前記
第一のプロトコル処理手段あるいは前記第二のプロトコ
ル処理手段でのプロトコル処理を介して得られたパケッ
トを、前記パケット多重化装置に送出するパケット多重
化装置側転送手段と、を備えていることを特徴とする。
【0008】ここで、第一の通信プロトコルとは、IT
U−Tにより勧告されたX.25などの標準的な通信プ
ロトコルを指す。したがって、第一の通信プロトコル処
理手段には、既存のプロトコルコントローラを利用可能
である。また、第二の通信プロトコルとは、第一の通信
プロトコル以外の通信プロトコル、すなわち、ITU−
Tにより勧告されたX.25などの標準的な通信プロト
コル以外の特殊な通信プロトコルを指す。
【0009】本発明では、前記の構成により、ITU−
Tにより勧告されたX.25などの標準的な通信プロト
コルについては、既存のプロトコルコントローラを利用
可能な第一の通信プロトコル処理手段により、ハードウ
ェア的に処理を行っている。また、ITU−Tにより勧
告されたX.25などの標準的な通信プロトコル以外の
特殊な通信プロトコルについては、第二の通信プロトコ
ル処理手段により、ソフトウェア的に処理を行うように
している。
【0010】このようにすることで、一般に使用される
可能性の少ない特殊な通信プロトコルについて、専用の
ハードウェアを設けることなく処理することが可能にな
るので、すなわち、汎用の情報処理装置にて処理するこ
とが可能になるので、前記標準的な通信プロトコルおよ
び特殊な通信プロトコルの両方をハードウェアで処理す
る場合に比べ、ハードウェア開発にかかるコストを抑制
することができる。
【0011】また、一般に使用される可能性の高い標準
的な通信プロトコルについては、既存のプロトコルコン
トローラを利用してハードウェア的に処理することがで
きるので、前記標準的な通信プロトコルおよび特殊な通
信プロトコルの両方をソフトウェアで処理する場合に比
べ、中央処理装置に要求される制御負担を軽減すること
ができる。したがって、プロトコル処理をより高速に行
うことができる。
【0012】なお、本発明において、第一のプロトコル
処理手段として、ITU−Tにより勧告されたX.25
にしたがい、パケットおよびHDLC(High Level Dat
a Link Control)のフレーム間の変換処理をハードウェ
アにて行うプロトコルコントローラを用い、第二のプロ
トコル処理手段として、前記X.25以外の通信プロト
コルにしたがい、パケットおよびHDLCのフレーム間
の変換処理をソフトウェアにて行う情報処理装置を用い
た場合、第一プロトコル識別手段における通信プロトコ
ルの判別は、パケット多重化装置から送られてきたパケ
ット多重化信号を構成する各パケットに付与された通信
プロトコル識別情報を参照することで行うことができ
る。
【0013】パケット多重化装置は、回線網に接続され
た通信端末装置との間で、当該通信端末装置から通知さ
れた通信プロトコルにしたがいデータ通信を行う。した
がって、パケット多重化装置にて、パケット多重化信号
を構成する各パケットのヘッダなどに、当該パケットに
よるデータ通信に用いている通信プロトコルに関する情
報を付与しておくことにより、第一プロトコル識別手段
において通信プロトコルの判別を行うことができる。
【0014】また、第二プロトコル識別手段における通
信プロトコルの判別は、パケット網から送られてきたH
DLCのフレーム各々について、当該フレームのアドレ
スフィールドの情報を参照することで行うことができ
る。
【0015】X.25にしたがったHDLCのフレーム
のアドレスフィールドが取り得る値は、所定のもの(具
体的には、“03H”、“01H”のいずれか)に限定
される。したがって、パケット網から送られてきたHD
LCのフレーム各々について、アドレスフィールドに格
納された値が前記所定のものか否かを判断することで、
通信プロトコルがX.25であるか、あるいは、それ以
外のものであるかを判断することができる。
【0016】また、本発明において、第一のプロトコル
処理手段として、X.25にしたがい、パケットおよび
HDLCのフレーム間の変換処理をハードウェアにて行
うプロトコルコントローラと、前記プロトコルコントロ
ーラにて生成されたHDLCのフレームからフラグシー
ケンスおよびフレームチェックシーケンスを削除し、こ
れを前記パケット網側転送手段に出力するとともに、前
記パケット網側転送手段から送られてきたフレームにフ
ラグシーケンスおよびフレームチェックシーケンスを追
加してHDLCのフレームを生成し、前記プロトコルコ
ントローラに出力する第一のHDLC方式コントローラ
と、でなるものを用い、第二のプロトコル処理手段とし
て、X.25以外の通信プロトコルにしたがい、パケッ
トと、アドレスフィールド、制御フィールドおよび情報
フィールドでなるフレームとの間の変換処理をソフトウ
ェアにて行うものを用いてもよい。
【0017】この場合、パケット網側転送手段に、前記
第一のプロトコル識別手段による前記第一のプロトコル
処理手段あるいは前記第二のプロトコル処理手段での変
換処理を介して得られたフレームにフラグシーケンスお
よびフレームチェックシーケンスを追加してHDLCの
フレームを生成し、これを前記パケット網に送出すると
ともに、前記パケット網から受け取ったHDLCのフレ
ームからフラグシーケンスおよびフレームチェックシー
ケンスを削除して、前記第一のHDLC方式コントロー
ラに出力する第二のHDLC方式コントローラを設け
る。
【0018】従来より、フレームにフラグシーケンスお
よびフラグチェックシーケンスを追加してHDLCのフ
レームを生成したり、HDLCのフレームからフラグシ
ーケンスおよびフラグチェックシーケンスを削除する処
理を専用のハードウェアにより行うHDLC方式コント
ローラがある。上記の第一のHDLC方式コントローラ
および第二のHDLC方式コントローラには、この既存
のHDLC方式コントローラを用いることができる。こ
のようにすることで、第二のプロトコル処理手段にてソ
フトウェアにより行うプロトコル処理から、フラグシー
ケンスおよびフラグチェックシーケンスの追加・削除処
理を省略することができるので、中央処理装置に要求さ
れる制御負担をより軽減することができる。したがっ
て、プロトコル処理をより高速に行うことができる。
【0019】さらに、本発明において、パケット網側転
送手段として、前記第一のプロトコル識別手段による前
記第一のプロトコル処理手段あるいは前記第二のプロト
コル処理手段での処理を介して得られたフレームを格納
するバッファを設け、前記バッファに格納されたフレー
ムを、前記第一のプロトコル識別手段に入力されたパケ
ットの順番にしたがって読み出し、前記パケット網に送
出するようにし、パケット多重化装置側転送手段とし
て、前記第二のプロトコル識別手段による前記第一のプ
ロトコル処理手段あるいは前記第二のプロトコル処理手
段での処理を介して得られたパケットを格納するバッフ
ァを設け、前記バッファに格納されたパケットを、前記
第二のプロトコル識別手段に入力されたHDLCのフレ
ームの順番にしたがって読み出し、前記パケット多重化
装置に送出するようにしてもよい。
【0020】このようにすることで、第一のプロトコル
処理手段と第二のプロトコル処理手段との処理速度の差
を吸収することができ、本発明の通信プロトコル制御装
置から出力されるフレームおよびパケットの順序を、各
々、当該装置に入力されたパケットおよびフレームの順
序と同じにすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態である異種網
間通信装置が適用された通信システムの概略構成図であ
る。
【0023】図示するように、本実施形態の異種網間通
信装置1は、パケット網2と電話網3との間に設置され
る。異種網間接続装置1は、パケット網2および電話網
3間の通信を制御して、モデム4を介して電話網3に接
続された通信端末装置5とパケット網2に接続されたパ
ケット通信端末装置6との間に通信路を提供する。
【0024】なお、図において、制御端末装置7は、異
種網間通信装置1の局データの設定やコマンド制御な
ど、異種網間通信装置1を遠隔操作するのに用いられ
る。
【0025】図2は、図1に示す異種網間通信装置1の
内部構成を示す概略図である。
【0026】図2において、主制御部15は、異種網間
通信装置1の各構成要素を統括的に制御する。
【0027】伝送制御部14は、電話網3とのインター
フェース制御を行って、電話網3から回線を複数収容す
る。
【0028】モデム部13は、伝送制御部14により収
容された複数の回線に各々対応して複数設けられてお
り、対応する回線を介して、電話網3に接続された通信
端末装置5とデータの送受信を行う。
【0029】パケット多重化部12は、モデム部13を
介して、伝送制御部14により収容された複数の回線か
ら送られてきたデータをパケット化して多重化し、パケ
ット多重化信号を生成する。この際、各パケットのヘッ
ダには、当該パケットの元となるデータを送信した通信
端末装置5から通知された通信プロトコルの識別情報が
付与される。また、パケット多重化部12は、後述する
プロトコル制御部11から送られてきたパケット多重化
信号の各パケットを、伝送制御部14により収容された
複数の回線毎に組み立て、対応する回線に接続されたモ
デム部13へ送出する。
【0030】プロトコル制御部11は、パケット網2と
の間に設定された通信プロトコルにしたがい、パケット
多重化部12から送られてきたパケット多重化信号をH
DLC(High Level Data Link Control)のフレームに
変換してパケット網2に出力するとともに、パケット網
2から送られてきたHDLCのフレームをパケット多重
化信号に変換してパケット多重化部12へ転送する。
【0031】なお、本実施形態では、パケット網2との
間に設定された通信プロトコルとして、ITU−T(In
ternational Telecommunication Union - Telecommunic
ation Standardization)により勧告されたX.25
と、X.25以外の特殊な通信プロトコル(たとえば、
ITU−TやISO(International Organization for
Standardization)などの国際機関において、国際的レ
ベルでの標準化がされていない通信プロトコル)とが、
混在している場合を想定している。ただし、伝送制御
は、HDLC手順によるものとする。
【0032】ここで、図6を用いて、本実施形態に用い
られる通信プロトコルのフレーム構成について説明す
る。
【0033】図6(a)は、ITU−Tにより勧告され
たX.25通信プロトコルに基づくフレーム構成を示し
ている。図示するように、X.25通信プロトコルに基
づくフレーム60は、フラグシーケンス601、アドレ
スフィールド602、制御フィールド603、情報フィ
ールド604、およびフレームチェックシーケンス60
5より構成される。
【0034】図6(b)は、本実施形態に用いられる特
殊な通信プロトコルに基づくフレーム構成例を示してい
る。図示するように、特殊な通信プロトコルに基づくフ
レーム61は、フラグシーケンス601、アドレスフィ
ールド602、制御フィールド603、情報フィールド
604、およびフレームチェックシーケンス605より
構成される点で、X.25通信プロトコルに基づくフレ
ーム60と同じである。ただし、情報フィールド604
が、更に細分化され、情報種別領域604aおよび情報
領域604bで構成されている点で異なる。
【0035】情報種別領域604aは、情報領域604
bに格納される情報の種別を示す識別子を格納するため
のものである。たとえば、運用状態情報、故障情報、課
金情報などを示す識別子が格納される。
【0036】図3は、図2に示すプロトコル制御部11
の内部構成を示す概略図である。
【0037】図3において、プロトコルコントローラ2
3は、ITU−Tにより勧告されたX.25にしたが
い、パケットおよびHDLCのフレーム間の変換処理を
専用のハードウェアにて行う。このプロトコルコントロ
ーラ23には、既存のものを用いることができる。
【0038】HDLC方式コントローラ24は、プロト
コルコントローラ23から出力されたHDLCのフレー
ムをトランスペアレントで受信し、当該フレームからフ
ラグシーケンスおよびフレームチェックシーケンスを削
除して、後述するプロトコル識別/データ転送部26へ
送出する。また、後述するプロトコル識別/データ転送
部26から送られてきたフレームにフラグシーケンスお
よびフレームチェックシーケンスを追加してHDLCの
フレームとし、これをプロトコルコントローラ23に送
出する。このようなHDLCフレーム制御を専用のハー
ドウエアにて行う。このHDLC方式コントローラ24
は、既存のものを用いることができる。
【0039】特殊プロトコル処理部25は、プロトコル
コントローラ23で処理できない通信プロトコル、すな
わち、X.25以外の特殊な通信プロトコルにしたが
い、パケットと、アドレスフィールド、制御フィールド
および情報フィールドでなるフレームとの間の変換処理
をソフトウェアにて行う。この特殊プロトコル処理部2
5は、汎用の情報処理装置などで構成することができ
る。
【0040】プロトコル識別/データ転送部22は、パ
ケット多重化部12から送られてきたパケット多重化信
号を構成するパケット各々について、当該パケットに付
与された通信プロトコル識別情報を参照して、通信プロ
トコルを判別する。そして、判別の結果、通信プロトコ
ルがX.25の場合は、パケットをプロトコルコントロ
ーラ23へ転送し、X.25以外の特殊な通信プロトコ
ルの場合は、パケットを特殊プロトコル制御部25へ転
送する。
【0041】また、プロトコル識別/データ転送部22
は、プロトコルコントローラ23および特殊プロトコル
制御部25から送られてきたパケットを格納するバッフ
ァ(図示せず)を有し、前記バッファに格納されたパケ
ットを、パケット網2からプロトコル制御部11に入力
されたHDLCのフレーム順番にしたがって読み出し、
パケット多重化部12に転送する。
【0042】プロトコル識別/データ転送部26は、後
述するHDLC方式コントローラ27から送られてきた
フレーム各々について、当該フレームのアドレスフィー
ルドの情報を参照して、通信プロトコルを判別する。そ
して、判別の結果、通信プロトコルがX.25の場合
は、フレームをHDLC方式コントローラ24へ転送
し、X.25以外の特殊な通信プロトコルの場合は、フ
レームを特殊プロトコル制御部25へ転送する。上述し
たように、X.25にしたがったHDLCのフレームの
アドレスフィールドが取り得る値は、“03H”および
“01H”のいずれかに限定される。したがって、パケ
ット網2から送られてきたHDLCのフレーム各々につ
いて、アドレスフィールドに格納された値が前記所定の
ものか否かを判断することで、通信プロトコルがX.2
5であるか、あるいは、それ以外のものであるかを判断
することができる。
【0043】また、プロトコル識別/データ転送部26
は、HDLC方式コントローラ24および特殊プロトコ
ル制御部25から送られてきたフレームを格納するバッ
ファ(図示せず)を有し、前記バッファに格納されたフ
レームを、パケット多重化部12からプロトコル制御部
11に入力されたパケットの順番にしたがって読み出
し、後述するHDLC方式コントローラ27に転送す
る。
【0044】HDLC方式コントローラ27は、パケッ
ト網2から送られてきたHDLCのフレームをトランス
ペアレントで受信し、当該フレームからフラグシーケン
スおよびフレームチェックシーケンスを削除して、プロ
トコル識別/データ転送部26へ送出する。また、プロ
トコル識別/データ転送部26から送られてきたフレー
ムにフラグシーケンスおよびフレームチェックシーケン
スを追加してHDLCのフレームとし、これをパケット
網2に送出する。このようなHDLCフレーム制御を専
用のハードウエアにて行う。このHDLC方式コントロ
ーラ27は、既存のものを用いることができる。
【0045】次に、上記構成のプロトコル制御部11の
動作について説明する。
【0046】まず、図1において、データが電話網3側
の通信端末装置5からパケット網2側のパケット通信端
末装置6へ送信される場合における、プロトコル制御部
11の動作について説明する。
【0047】図4は、データが電話網3側の通信端末装
置5からパケット網2側のパケット通信端末装置6へ送
信される場合における、プロトコル制御部11の動作を
説明するためのフロー図である。
【0048】プロトコル識別/データ転送部22は、パ
ケット多重化部12から送られてきたパケット多重化信
号を受信すると(ステップS11)、当該信号を構成す
る各パケットのヘッダに付与された通信プロトコル識別
情報を参照し(ステップS12)、通信プロトコルを判
別する(ステップS12)。そして、通信プロトコルが
ITU−Tにより勧告されたX.25である場合、パケ
ットをプロトコルコントローラ23に転送する(ステッ
プS17)。
【0049】これを受けて、プロトコルコントローラ2
3は、X.25にしたがい、受け取ったパケットをX.
25リンクレベルのHDLCのフレーム(フラグシーケ
ンス601、アドレスフィールド602、制御フィール
ド603、情報フィールド604、およびフレームチェ
ックシーケンス605からなるフレーム60)に変換す
る(ステップS17)。その後、このHDLCのフレー
ムを、HDLC方式コントローラ24へ転送する(ステ
ップS19)。HDLC方式コントローラ24は、プロ
トコルコントローラ23から送られてきたHDLCのフ
レームをトランスペアレントで受信し、このフレームか
らフラグシーケンス601およびフレームチェックシー
ケンス605を削除して、プロトコル識別/データ転送
部26へ転送する。
【0050】一方、ステップS13において、プロトコ
ル識別/データ転送部22は、通信プロトコルがITU
−Tにより勧告されたX.25以外の特殊な通信プロト
コルであると判定した場合、パケットを特殊プロトコル
制御部25に転送する(ステップS14)。
【0051】これを受けて、特殊プロトコル制御部25
は、プロトコル識別/データ転送部22にて判別された
特殊な通信プロトコルにしたがい、受け取ったパケット
を、アドレスフィールド602、制御フィールド60
3、および、情報種別領域604aと情報領域604b
とを含む情報フィールド604からなるフレームに変換
する(ステップS15)。その後、このフレームを、プ
ロトコル識別/データ転送部26へ転送する。
【0052】ステップS21において、プロトコル識別
/データ転送部26は、HDLC方式コントローラ24
および/または特殊プロトコル制御部25から送られて
きたフレーム(アドレスフィールド602、制御フィー
ルド603、および情報フィールド604からなるフレ
ーム)をバッファに一時格納する。そして、バッファに
一時格納されたフレームを、パケット多重化部12から
プロトコル識別/データ転送部22に入力されたパケッ
トの順番にしたがって読み出し(ステップS22)、H
DLC方式コントローラ27へ転送する(ステップS2
3)。
【0053】これを受けて、HDLC方式コントローラ
27は、プロトコル識別/データ転送部26から送られ
てきたフレームにフラグシーケンス601およびフレー
ムチェックシーケンス605をトランスペアレントで追
加して、HDLCのフレーム60または61とする(ス
テップS24)。そして、生成したHDLCのフレーム
60または61をパケット網2へ送信する(ステップS
25)。
【0054】次に、図1において、データがパケット網
2側のパケット通信端末装置6から電話網3側の通信端
末装置5へ送信される場合における、プロトコル制御部
11の動作について説明する。
【0055】図5は、データがパケット網2側のパケッ
ト通信端末装置6から電話網3側の通信端末装置5へ送
信される場合における、プロトコル制御部11の動作を
説明するためのフロー図である。
【0056】HDLC方式コントローラ27は、パケッ
ト網2からHDLCのフレーム60または61をトラン
スペアレントで受信し(ステップS32)、このHDL
Cのフレーム60または61からフラグシーケンス60
1およびフレームチェックシーケンス605を削除し
て、プロトコル識別/データ転送部26へ転送する(ス
テップS33)。
【0057】これを受けて、プロトコル識別/データ転
送部26は、HDLC方式コントローラ27から受け取
ったフレームのアドレスフィールド602を参照し(ス
テップS34)、通信プロトコルを判別する(ステップ
S35)。そして、通信プロトコルがITU−Tにより
勧告されたX.25である場合、フレームをHDLC方
式コントローラ24に転送する(ステップS39)。
【0058】これを受けて、HDLC方式コントローラ
24は、プロトコル識別/データ転送部26から送られ
てきたフレームにフラグシーケンス601およびフレー
ムチェックシーケンス605をトランスペアレントで追
加して、HDLCのフレーム60とする(ステップS4
0)。そして、生成したHDLCのフレーム60をプロ
トコルコントローラ23へ転送する(ステップS4
1)。プロトコルコントローラ23は、X.25にした
がい、受け取ったHDLCのフレーム60から、フラグ
シーケンス601、アドレスフィールド602、制御フ
ィールド603、およびフレームチェックシーケンス6
05を削除して、パケットに変換する(ステップS4
2)。その後、このパケットを、プロトコル識別/デー
タ転送部22へ転送する(ステップS43)。
【0059】一方、ステップS35において、プロトコ
ル識別/データ転送部26は、通信プロトコルがITU
−Tにより勧告されたX.25以外の特殊な通信プロト
コルであると判定した場合、フラグシーケンス601お
よびフレームチェックシーケンス605が削除されたフ
レーム61を特殊プロトコル制御部25に転送する(ス
テップS36)。
【0060】これを受けて、特殊プロトコル制御部25
は、プロトコル識別/データ転送部22にて判別された
特殊な通信プロトコルにしたがい、受け取ったフレーム
から、アドレスフィールド602および制御フィールド
603を削除して、パケットに変換する(ステップS3
7)。その後、このパケットを、プロトコル識別/デー
タ転送部22へ転送する(ステップS38)。
【0061】ステップS44において、プロトコル識別
/データ転送部22は、プロトコルコントローラ23お
よび/または特殊コントローラ制御部25から送られて
きたパケットをバッファに一時格納する。そして、バッ
ファに一時格納されたパケットを、パケット網2からH
DLC方式コントローラ27に入力されたHDLCのフ
レームの順番にしたがって読み出し(ステップS4
4)、パケット多重化部12へ転送する(ステップS1
2)。
【0062】以上、本発明の一実施形態について説明し
た。
【0063】本実施形態では、ITU−Tにより勧告さ
れたX.25については、プロトコルコントローラ23
によりハードウェア的に処理を行っている。また、X.
25以外の特殊な通信プロトコルについては、特殊プロ
トコル制御部25によりソフトウェア的に処理を行うよ
うにしている。
【0064】このようにすることで、一般に使用される
可能性の少ない特殊な通信プロトコルについて、専用の
ハードウェアを設けることなく処理することが可能にな
るので、すなわち、汎用の情報処理装置にて処理するこ
とが可能になるので、X.25および特殊な通信プロト
コルの両方をハードウェアで処理する場合に比べ、ハー
ドウェア開発にかかるコストを抑制することができる。
【0065】また、一般に使用される可能性の高い標準
的な通信プロトコルであるX.25については、既存の
プロトコルコントローラを利用してハードウェア的に処
理することができるので、X.25および特殊な通信プ
ロトコルの両方をソフトウェアで処理する場合に比べ、
中央処理装置に要求される制御負担を軽減することがで
きる。したがって、プロトコル処理をより高速に行うこ
とができる。
【0066】また、本実施形態では、HDLC方式コン
トローラ24、25を設けることにより、フラグシーケ
ンスおよびフレームチェックシーケンスの追加・削除
(HDLCフレーム制御)を、従来より入手可能な専用
のハードウエアにより行うようにしている。
【0067】このようにすることで、特殊プロトコル制
御部25にてソフトウェアにより行うプロトコル処理か
ら、フラグシーケンスおよびフラグチェックシーケンス
の追加・削除処理を省略することができるので、中央処
理装置に要求される制御負担をより軽減することができ
る。したがって、プロトコル処理をより高速に行うこと
ができる。
【0068】さらに、本実施形態では、プロトコル識別
/データ転送部26に、HDLC方式コントローラ24
および/または特殊プロトコル制御部25から送られて
きたフレームを一時格納するバッファ(図示せず)を設
け、当該バッファに格納されたフレームを、パケット多
重化部12から送られてきたパケットの順番にしたがっ
て読み出し、パケット網2に送出するようにしている。
また、プロトコル識別/データ転送部22に、プロトコ
ルコントローラ23および/または特殊プロトコルコン
トローラ25から送られてきたパケットを一時格納する
バッファ(図示せず)を設け、当該バッファに格納され
たパケットを、パケット網2から送られてきたHDLC
のフレームの順番にしたがって読み出し、パケット多重
化部12に送出するようにしている。
【0069】このようにすることで、プロトコルコント
ローラ23と特殊プロトコル制御部25との処理速度の
差を吸収することができ、本発明の通信プロトコル制御
装置11から出力されるフレームおよびパケットの順序
を、各々、当該装置に入力されたパケットおよびフレー
ムの順序と同じにすることができる。
【0070】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れるものではなく、その要旨の範囲ないで様々な変形が
可能である。
【0071】たとえば、上記の実施形態では、HDLC
方式コントローラ24、25を設けることにより、特殊
プロトコル制御部25にてソフトウェアにより行うプロ
トコル処理から、フラグシーケンスおよびフラグチェッ
クシーケンスの追加・削除処理を省略するようにしてい
る。しかしながら、本発明はこれに限定されるものでは
ない。特殊プロトコル制御部25にて、パケットおよび
HDLCのフレーム間の変換処理をソフトウェアにより
行わせるようにしてもよい。この場合、HDLC方式コ
ントローラ24、25を設ける必要がなくなる。
【0072】また、上記の実施形態では、X.25にし
たがったHDLCのフレームのアドレスフィールドが取
り得る値が所定のもの(具体的には、“03H”、“0
1H”のいずれか)に限定されることに鑑み、プロトコ
ル識別/データ転送部26における通信プロトコルの判
別を、パケット網2から送られてきたHDLCのフレー
ムのアドレスフィールドの情報を参照することで行うよ
うにしたものについて説明した。しかしながら、本発明
は、これに限定されるものではない。たとえば、HDL
Cのフレームの情報フィールドの決められた位置に通信
プロトコル識別情報を付与するように取り決めを行い、
プロトコル識別/データ転送部26における通信プロト
コルの判別を、パケット網2から送られてきたHDLC
のフレームの情報フィールドを参照することで行うよう
にしてもよい。
【0073】さらに、上記の実施形態では、一般に使用
される可能性の高い標準的な通信プロトコルとして、
X.25を想定したが、これに限定されるものではな
く、その他の通信プロトコルについても、同様に適用可
能である。
【0074】また、上記の実施形態では、パケット網2
および電話網3間の通信を制御するものについて説明し
たが、本発明はこれに限定されない。HDLC(High L
evelData Link Control)手順にしたがって回線網およ
びパケット網間の通信を制御する網間通信装置に広く適
用可能である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
既存のプロトコルコントローラを利用しつつ、既存のプ
ロトコルコントローラでは対処できない特殊な通信プロ
トコルについてもパケットおよびフレーム間の変換処理
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である異種網間通信装置が
適用された通信システムの概略構成図である。
【図2】図1に示す異種網間通信装置1の内部構成を示
す概略図である。
【図3】図2に示すプロトコル制御部11の内部構成を
示す概略図である。
【図4】データが電話網3側の通信端末装置5からパケ
ット網2側のパケット通信端末装置6へ送信される場合
における、プロトコル制御部11の動作を説明するため
のフロー図である。
【図5】データがパケット網2側のパケット通信端末装
置6から電話網3側の通信端末装置5へ送信される場合
における、プロトコル制御部11の動作を説明するため
のフロー図である。
【図6】本実施形態のX.25通信プロトコルおよび特
殊通信プロトコル用のフレーム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 異種網間通信装置 2 パケット網 3 電話網 4 モデム 5 通信端末装置 6 パケット通信端末装置 7 制御端末装置 11 プロトコル制御部 12 パケット多重化部 13 モデム部 14 伝送制御部 15 主制御部 22、26 プロトコル識別/データ転送部 23 プロトコルコントローラ 24、27 HDLC方式コントローラ 25 特殊プロトコル制御部
フロントページの続き (72)発明者 森 祐吉 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社日 立テレコムテクノロジー内 (72)発明者 高野 稔 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社日 立テレコムテクノロジー内 (72)発明者 山田 俊行 福島県郡山市字船場向94番地 株式会社日 立テレコムテクノロジー内 Fターム(参考) 5K030 GA01 HA01 HA08 HB18 HB28 HD01 JA05 LA09 5K034 AA02 EE11 EE12 FF02 FF06 HH01 HH02 HH12 HH21 HH61 JJ24 KK24 5K051 AA01 BB02 CC02 DD01 EE01 HH27 JJ14

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信プロトコルにしたがい、パケット多重
    化装置から出力されたパケット多重化信号をフレームに
    変換してパケット網に出力するとともに、前記パケット
    網から送られてきたフレームをパケット多重化信号に変
    換して前記パケット多重化装置へ出力する通信プロトコ
    ル制御装置であって、 第一の通信プロトコルにしたがったプロトコル処理をハ
    ードウェアにて行う第一のプロトコル処理手段と、 第二の通信プロトコルにしたがったプロトコル処理をソ
    フトウェアにて行う第二のプロトコル処理手段と、 前記パケット多重化装置から出力されたパケット多重化
    信号を構成するパケット各々について通信プロトコルを
    判別し、判別結果にしたがい、各パケットを、前記第一
    のプロトコル処理手段あるいは前記第二のプロトコル処
    理手段に出力する第一のプロトコル識別手段と、 前記パケット網から送られてきたフレーム各々について
    通信プロトコルを判別し、判別結果にしたがい、各フレ
    ームを、前記第一のプロトコル処理手段あるいは前記第
    二のプロトコル処理手段に出力する第二のプロトコル識
    別手段と、 前記第一のプロトコル識別手段による前記第一のプロト
    コル処理手段あるいは前記第二のプロトコル処理手段で
    のプロトコル処理を介して得られたフレームを、前記パ
    ケット網に送出するパケット網側転送手段と、 前記第二のプロトコル識別手段による前記第一のプロト
    コル処理手段あるいは前記第二のプロトコル処理手段で
    のプロトコル処理を介して得られたパケットを、前記パ
    ケット多重化装置に送出するパケット多重化装置側転送
    手段と、を備えていることを特徴とする通信プロトコル
    制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の通信プロトコル制御装置で
    あって、 前記第一のプロトコル処理手段は、 ITU−T(International Telecommunication Union
    - TelecommunicationStandardization)により勧告され
    たX.25にしたがい、パケットおよびHDLC(High
    Level Data Link Control)のフレーム間の変換処理を
    ハードウェアにて行うものであり、 前記第二のプロトコル処理手段は、 前記X.25以外の通信プロトコルにしたがい、パケッ
    トおよびHDLCのフレーム間の変換処理をソフトウェ
    アにて行うものであり、 前記第一のプロトコル識別手段は、 前記パケット多重化装置から送られてきたパケット多重
    化信号を構成するパケット各々について、当該パケット
    に付与された通信プロトコル識別情報を参照して、通信
    プロトコルを判別するものであり、 前記第二のプロトコル識別手段は、 前記パケット網から送られてきたHDLCのフレーム各
    々について、当該フレームのアドレスフィールドの情報
    を参照して、通信プロトコルを判別するものであること
    を特徴とする通信プロトコル制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の通信プロトコル制御装置で
    あって、 前記パケット網側転送手段は、 前記第一のプロトコル識別手段による前記第一のプロト
    コル処理手段あるいは前記第二のプロトコル処理手段で
    の変換処理を介して得られたHDLCのフレームを格納
    するバッファを有し、 前記バッファに格納されたHDLCのフレームを、前記
    第一のプロトコル識別手段に入力されたパケットの順番
    にしたがって読み出し、前記パケット網に送出するもの
    であり、 前記パケット多重化装置側転送手段は、 前記第二のプロトコル識別手段による前記第一のプロト
    コル処理手段あるいは前記第二のプロトコル処理手段で
    の変換処理を介して得られたパケットを格納するバッフ
    ァを有し、 前記バッファに格納されたパケットを、前記第二のプロ
    トコル識別手段に入力されたHDLCのフレームの順番
    にしたがって読み出し、前記パケット多重化装置に送出
    するものであることを特徴とする通信プロトコル制御装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の通信プロトコル制御装置で
    あって、 前記第一のプロトコル処理手段は、 ITU−T(International Telecommunication Union
    - TelecommunicationStandardization)により勧告され
    たX.25にしたがい、パケットおよびHDLC(High
    Level Data Link Control)のフレーム間の変換処理を
    ハードウェアにて行うプロトコルコントローラと、 前記プロトコルコントローラにて生成されたHDLCの
    フレームからフラグシーケンスおよびフレームチェック
    シーケンスを削除し、これを前記パケット網側転送手段
    に出力するとともに、前記パケット網側転送手段から送
    られてきたフレームにフラグシーケンスおよびフレーム
    チェックシーケンスを追加してHDLCのフレームを生
    成し、前記プロトコルコントローラに出力する第一のH
    DLC方式コントローラと、を有し、 前記第二のプロトコル処理手段は、 前記X.25以外の通信プロトコルにしたがい、パケッ
    トと、アドレスフィールド、制御フィールドおよび情報
    フィールドでなるフレームとの間の変換処理をソフトウ
    ェアにて行うものであり、 前記パケット網側転送手段は、 前記第一のプロトコル識別手段による前記第一のプロト
    コル処理手段あるいは前記第二のプロトコル処理手段で
    の変換処理を介して得られたフレームにフラグシーケン
    スおよびフレームチェックシーケンスを追加してHDL
    Cのフレームを生成し、これを前記パケット網に送出す
    るととともに、前記パケット網から受け取ったHDLC
    のフレームからフラグシーケンスおよびフレームチェッ
    クシーケンスを削除して、前記第一のHDLC方式コン
    トローラに出力する第二のHDLC方式コントローラを
    有し、 前記第一のプロトコル識別手段は、 前記パケット多重化装置から送られてきたパケット多重
    化信号を構成するパケット各々について、当該パケット
    に付与された通信プロトコル識別情報を参照して、通信
    プロトコルを判別するものであり、 前記第二のプロトコル識別手段は、 前記パケット網側転送手段から送られてきたフレーム各
    々について、当該フレームのアドレスフィールドの情報
    を参照して、通信プロトコルを判別するものであること
    を特徴とする通信プロトコル制御装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の通信プロトコル制御装置で
    あって、 前記パケット網側転送手段は、 前記第一のプロトコル識別手段による前記第一のプロト
    コル処理手段あるいは前記第二のプロトコル処理手段で
    の変換処理を介して得られたフレームを格納するバッフ
    ァをさらに有し、 前記バッファに格納されたフレームを、前記第一のプロ
    トコル識別手段に入力されたパケットの順番にしたがっ
    て読み出し、前記第二のHDLC方式コントローラに送
    出するものであり、 前記パケット多重化装置側転送手段は、 前記第二のプロトコル識別手段による前記第一のプロト
    コル処理手段あるいは前記第二のプロトコル処理手段で
    の変換処理を介して得られたパケットを格納するバッフ
    ァを有し、 前記バッファに格納されたパケットを、前記第二のプロ
    トコル識別手段に入力されたフレームの順番にしたがっ
    て読み出し、前記パケット多重化装置に送出するもので
    あることを特徴とする通信プロトコル制御装置。
  6. 【請求項6】HDLC(High Level Data Link Contro
    l)手順にしたがって回線網およびパケット網間の通信
    を制御する異種網間通信装置であって、 前記回線網から複数の回線を収容する回線網インターフ
    ェースと、 前記回線網インターフェースにより収容された複数の回
    線を介して送られてきたデータを、通信プロトコル識別
    情報が付与されたパケットでなるパケット多重化信号に
    変換して出力するとともに、入力されたパケット多重化
    信号をデータに変換して前記複数の回線へ出力するパケ
    ット多重化装置と、 通信プロトコルにしたがい、前記パケット多重化装置か
    ら出力されたパケット多重化信号をHDLCフレームに
    変換して前記パケット網に出力するとともに、前記パケ
    ット網から入力されたHDLCフレームをパケット多重
    化信号に変換して前記パケット多重化装置へ出力する、
    請求項2、3、4または5記載の通信プロトコル制御装
    置と、を備えていることを特徴とする異種網間通信装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002098103A1 (en) * 2001-05-29 2002-12-05 Sony Corporation Communication apparatus, reception apparatus, and transmission/reception apparatus
JP2012071755A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Tokai Rika Co Ltd タイヤ空気圧監視システムの受信機

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