JP2000045940A - 可変容量型圧縮機 - Google Patents

可変容量型圧縮機

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JP2000045940A
JP2000045940A JP10211395A JP21139598A JP2000045940A JP 2000045940 A JP2000045940 A JP 2000045940A JP 10211395 A JP10211395 A JP 10211395A JP 21139598 A JP21139598 A JP 21139598A JP 2000045940 A JP2000045940 A JP 2000045940A
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JP
Japan
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valve
crank chamber
passage
chamber
suction
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JP10211395A
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English (en)
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Masakazu Murase
正和 村瀬
Yoshinobu Ishigaki
佳伸 石垣
Kazuaki Iwama
和明 岩間
Takuya Okuno
卓也 奥野
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/14Control
    • F04B27/16Control of pumps with stationary cylinders
    • F04B27/18Control of pumps with stationary cylinders by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
    • F04B27/1804Controlled by crankcase pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
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    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/14Control
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    • F04B27/18Control of pumps with stationary cylinders by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
    • F04B27/1804Controlled by crankcase pressure
    • F04B2027/1822Valve-controlled fluid connection
    • F04B2027/1827Valve-controlled fluid connection between crankcase and discharge chamber

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容量制御弁により制御通路が開放された場合
において、クランク室の圧力の急激な変化を抑制して、
カムプレートの傾斜角の変更を緩慢なものとすることが
可能な可変容量型圧縮機を提供すること。 【解決手段】 駆動軸16はハウジング11〜13に回
転可能に支持されている。シリンダボア12a、クラン
ク室15、吸入室38及び吐出室39はハウジング11
〜13に形成されている。ピストン36はシリンダボア
12aに往復動可能に収容されている。斜板23は、ク
ランク室15において駆動軸16に一体回転可能でかつ
傾動可能に連結されている。ピストン36は斜板23に
連結されている。給気通路48は吐出室39とクランク
室15とを連通する。電磁弁よりなる容量制御弁49、
及び固定絞り59は、それぞれ給気通路48上に配置さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両空調
システムに適用され、吐出容量を変更可能な可変容量型
圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧縮機としては、例えば、図3
及び図4に示すようなクラッチレスタイプのものが存在
する。すなわち、駆動軸102 はハウジング101 に回転可
能に支持されている。シリンダボア101a、クランク室10
3 、吸入室104 及び吐出室105は、ハウジング101 に形
成されている。ピストン106 はシリンダボア101aに往復
動可能に収容されている。回転支持体107 は、クランク
室103 において駆動軸102 に固定されている。斜板108
はクランク室103 に収容されている。前記駆動軸102 は
斜板108 に挿通されている。ヒンジ機構109 は、回転支
持体107 と斜板108 との間に介在されている。斜板108
はヒンジ機構109 の介在によって、駆動軸102 と一体的
に回転可能でかつ駆動軸102 に対して傾動可能となって
いる。前記ピストン106 は斜板108 に連結されている。
【0003】前記駆動軸102 は、外部駆動源としての車
両エンジン110 に、電磁クラッチ等のクラッチ機構を介
することなく直結されている。電磁クラッチは高価であ
るし、オン・オフショックの問題が存在するのである。
従って、駆動軸102 は、車両エンジン110 の起動時には
常時回転駆動される。駆動軸102 の回転運動は、斜板10
8 を介してピストン106 の往復運動に変換され、吸入室
104 からシリンダボア101aへの冷媒ガスの吸入、吸入冷
媒ガスの圧縮、及び圧縮済み冷媒ガスの吐出室105 への
吐出が行われる。
【0004】給気通路111 はクランク室103 と吐出室10
5 とを連通する。抽気通路112 はクランク室103 と吸入
室104 とを連通する。容量制御弁113 は給気通路111 上
に配置されている。容量制御弁113 は電磁弁よりなり、
ソレノイド113aの励磁・消磁により弁体113bを動作さ
せ、給気通路111 を開放・閉鎖する。容量制御弁113
は、ソレノイド113aの励磁によって給気通路111 を閉塞
する。容量制御弁113 は、ソレノイド113aの消磁によっ
て給気通路111 を開放する。
【0005】前記容量制御弁113 によって給気通路111
の開度を変更することで、吐出室105 からクランク室10
3 への高圧な吐出冷媒ガスの流入量が調節される。従っ
て、抽気通路112 を介した冷媒ガスの流出量との関係か
らクランク室103 の圧力が変更され、シリンダボア101a
の圧力とのピストン106 を介した差が変更されて、斜板
108 の傾斜角が変更される。その結果、ピストン106 の
ストロークが変更され、吐出容量が調節される。例え
ば、前記容量制御弁113 のソレノイド113aが励磁され、
給気通路111 が閉塞されると、吐出室105 からクランク
室103 へ吐出冷媒ガスが流入されなくなる。従って、ク
ランク室103 の圧力が低下されて吐出容量が最大とな
る。また、容量制御弁113 のソレノイド113aが消磁さ
れ、給気通路111 が開放されると、吐出室105 からクラ
ンク室103 へ吐出冷媒ガスが流入される。従って、クラ
ンク室103 の圧力が上昇されて吐出容量が最小となる。
【0006】吸入通路114 はハウジング101 に形成さ
れ、外部冷媒回路と吸入室104 とを連通する。遮断体11
5 は斜板108 に連結されている。遮断体115 は、斜板10
8 の傾動に連動して吸入通路114 を開放・閉塞する。そ
して、図4に示すように、冷房不要時或いは外部冷媒回
路上の蒸発器においてフロスト発生のおそれがある場合
には、容量制御弁113 のソレノイド113aが消磁されて斜
板108 が最小傾斜角に移行され、遮断体115 が吸入通路
114 を閉塞する。従って、外部冷媒回路から吸入室104
への冷媒ガスの流入が遮断され、外部冷媒回路上の冷媒
循環が停止される。つまり、遮断体115 を備えること
で、冷房不要時或いは蒸発器においてフロスト発生のお
それがある場合でも、駆動軸102 の回転駆動は継続され
いて良く、車両エンジン110 との間にクラッチ機構を備
えなくとも良い。
【0007】なお、前記容量制御弁113 は、前述した冷
房不要時やフロスト発生以外にも、例えば、車両を所定
以上の加速状態に移行させるべく、車両エンジン110 の
回転数が所定値以上に上げられた場合に消磁される。従
って、可変容量型圧縮機は、吐出容量が最小となって負
荷トルクが小さくなる。その結果、車両エンジン110の
補機負荷が軽減されて、車両の鋭い加速を得ることがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記容量制
御弁113 は電磁弁よりなり、励磁状態にあるソレノイド
113aが消磁されると、閉塞状態にある給気通路111 を速
やかに開放する。従って、吐出室105 の吐出冷媒ガスが
急激にクランク室103 に流入し、クランク室103の圧力
の上昇、ひいては斜板108 の傾斜角の減少が急激となっ
ていた。その結果、斜板108 の傾動により摺動する各部
分、例えば、ヒンジ機構109 や、斜板108と駆動軸102
との間等に過大な摩擦力が作用し、ひいてはビビリが生
じて圧縮機が発する振動や異音が大きくなっていた。
【0009】なお、図示しないが、前記容量制御弁113
を、ソレノイド113aの励磁によって給気通路111 を開放
し、ソレノイド113aの消磁によって給気通路111 を閉塞
する構成とすることもできる。この場合には、消磁状態
にあるソレノイド113aが励磁されると、閉塞状態にある
給気通路111 が速やかに開放されてしまい、前記と同様
な問題が生じていた。
【0010】また、図示しないが、前記容量制御弁113
を、給気通路111 ではなく抽気通路112 上に配置して、
クランク室103 からの冷媒ガスの流出量を調節すること
で、吐出容量を制御する構成とすることもできる。この
場合には、ソレノイド113aが励磁又は消磁されて、閉塞
状態にある抽気通路112 が開放されると、クランク室10
3 の冷媒ガスが急激に吸入室104 へ流出し、クランク室
103 の圧力の低下、ひいては斜板108 の傾斜角の増大が
急激となっていた。その結果、前記と同様にして、圧縮
機が発する振動や異音が大きくなる問題が生じていた。
【0011】本発明は、上記従来技術に存在する問題点
に着目してなされたものであって、その目的は、容量制
御弁により制御通路が開放された場合において、クラン
ク室の圧力の急激な変化を抑制して、カムプレートの傾
斜角の変更を緩慢なものとすることが可能な可変容量型
圧縮機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、クランク室と吸入圧領域又は吐
出圧領域とを連通する制御通路には、その開度を調節す
る電磁弁よりなる容量制御弁が配置されるとともに、固
定絞りが配置された可変容量型圧縮機である。
【0013】請求項2の発明では、前記制御通路はクラ
ンク室と吐出圧領域とを連通している。請求項3の発明
では、前記固定絞りは、制御通路において容量制御弁と
クランク室との間に配置されている。
【0014】請求項4の発明では、前記固定絞りは、制
御通路の一部を小径とすることで形成されている。請求
項5の発明では、前記ハウジングは、シリンダボアが形
成されたシリンダブロックと、シリンダブロックの前端
に接合固定されたフロントハウジングと、シリンダブロ
ックの後端に、シリンダボアに対応した吸入ポート、吸
入弁、吐出ポート及び吐出弁を備えた弁・ポート形成体
を介して接合固定されたリヤハウジングとからなり、ク
ランク室はフロントハウジングとシリンダブロックとで
区画形成され、吸入圧領域及び吐出圧領域はリヤハウジ
ングに形成されており、前記制御通路は弁・ポート形成
体を経由し、前記固定絞りは弁・ポート形成体に形成さ
れている。
【0015】(作用)上記構成の請求項1の発明におい
ては、固定絞りが制御通路上に配置されている。従っ
て、容量制御弁によって、閉塞状態にある制御通路が急
激に開放されたとしても、固定絞りによって制御通路を
流動するガスが絞られる。その結果、クランク室の圧力
が急激に変更されることはなく、カムプレートの傾斜角
の変更は緩慢なものとなる。
【0016】請求項2の発明においては、容量制御弁に
よって、閉塞状態にある制御通路が急激に開放されたと
しても、固定絞りの絞り作用によって、吐出圧領域から
クランク室へ流入するガスの単位時間あたりの流量を少
なくすることができる。従って、クランク室の圧力が急
激に上昇されることはなく、カムプレートの傾斜角の減
少は緩慢なものとなる。
【0017】ここで、例えば、吐出圧領域からクランク
室に流入されるガスには、潤滑油がミスト状として含ま
れている。この潤滑油によって、クランク室の各摺動部
分の潤滑が行われている。しかし、クランク室において
ガスにミスト状として含まれている潤滑油は、やがては
ガスとともにクランク室外へ流出され易く、クランク室
での停留時間が短かった。
【0018】しかし、請求項3の発明においては、固定
絞りが、制御通路において容量制御弁とクランク室との
間に配置されている。従って、制御通路を容量制御弁か
らクランク室へ向かうガスは、固定絞りを通過すること
で流速が弱まり、潤滑油を分離する。つまり、ガス中に
ミスト状として含まれている潤滑油は、ガスの流速が弱
まることで、例えば、制御通路の内壁面に付着し易いの
である。ガスから分離された潤滑油は、ガスの流れに押
されてやがてはクランク室に移動される。クランク室に
おいてガスから分離して存在する潤滑油は、クランク室
から流出されるガスの流れに乗り難く、クランク室にお
いて長く停留される。
【0019】請求項4の発明においては、例えば、制御
通路内に絞りピンを挿入配置して固定絞りとする構成と
比較して、固定絞りの構成の簡素化を図り得る。請求項
5の発明においては、例えば、制御通路においてシリン
ダブロック部分の一部を小径に加工して固定絞りを形成
することと比較して、固定絞りを簡単に形成できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、車両空調システ
ムに用いられるクラッチレスタイプの可変容量型圧縮機
において具体化した一実施形態について説明する。
【0021】図1及び図2に示すように、フロントハウ
ジング11は、シリンダブロック12の前端に接合固定
されている。リヤハウジング13は、シリンダブロック
12の後端に弁・ポート形成体14を介して接合固定さ
れている。弁・ポート形成体14は、ポート形成板14
aと、ポート形成板14aの前面に重合された吸入弁形
成板14bと、ポート形成板14aの後面に重合された
吐出弁形成板14cと、吐出弁形成板14cの後面に重
合されたリテーナ形成板14dとからなる。クランク室
15は、フロントハウジング11とシリンダブロック1
2とに囲まれて区画形成されている。駆動軸16は、ク
ランク室15を挿通するようにしてフロントハウジング
11とシリンダブロック12との間で回転可能に支持さ
れている。
【0022】プーリ17は、フロントハウジング11の
外壁面にアンギュラベアリング18を介して回転可能に
支持されるとともに、駆動軸16に連結されている。プ
ーリ17はベルト19を介して、外部駆動源としての車
両エンジン20に、電磁クラッチ等のクラッチ機構を介
することなく直結されている。従って、車両エンジン2
0の起動時には、ベルト19及びプーリ17を介して駆
動力が伝達されることで、駆動軸16が回転される。
【0023】回転支持体22は、クランク室15におい
て駆動軸16に止着されている。カムプレートとしての
斜板23は、駆動軸16に対してその軸線L方向へスラ
イド移動可能でかつ傾動可能に支持されている。駆動軸
16は、斜板23の中央部に貫通形成された挿通孔23
aに挿通されている。ヒンジ機構24は回転支持体22
と斜板23との間に介在されている。
【0024】前記ヒンジ機構24について説明する。ガ
イドピン21は、斜板23の前面に植設されている。球
状部21aはガイドピン21の先端部に形成されてい
る。支持アーム25は、回転支持体22の後面に突設さ
れている。ガイド孔25aは支持アーム25の先端に貫
設されている。ガイドピン21は、球状部21aを以っ
て支持アーム25のガイド孔25aに挿入係合されてい
る。
【0025】前記斜板23は、ガイドピン21と支持ア
ーム25との係合により、回転支持体22を介して駆動
軸16と一体的に回転可能である。斜板23は、ガイド
ピン21の球状部21aと支持アーム25のガイド孔2
5aとの間のスライドガイド関係、駆動軸16による挿
通孔23aを介したスライド支持作用により、駆動軸1
6に対してその軸線L方向へ傾動しつつスライド移動可
能である。斜板23の半径中心部がシリンダブロック1
2側に移動すると、斜板23の傾斜角が減少される。傾
斜角減少バネ26は、回転支持体22と斜板23との間
に介在されている。傾斜角減少バネ26は、斜板23を
シリンダブロック12側に付勢する。斜板23の最大傾
斜角は、回転支持体22との当接により規定される。
【0026】収容孔27はシリンダブロック12の中心
部に貫設されている。遮断体28は筒状をなし、収容孔
27にスライド移動可能に収容されている。吸入通路開
放バネ29は、収容孔27の端面と遮断体28との間に
介在され、遮断体28を斜板23側へ付勢している。
【0027】前記駆動軸16は、その後端部を以て遮断
体28の内部に挿入されている。ラジアルベアリング3
0は、駆動軸16の後端部と遮断体28の内周面との間
に介在されている。ラジアルベアリング30は、遮断体
28とともに駆動軸16に対して軸線L方向へスライド
移動可能である。
【0028】吸入通路32は、リヤハウジング13及び
弁・ポート形成体14の中心部に形成されている。吸入
通路32は収容孔27に連通されており、その弁・ポー
ト形成体14の前面に表れる開口周囲には、位置決め面
33が形成されている。遮断面34は遮断体28の先端
面に形成され、遮断体28の移動により位置決め面33
に接離される。遮断面34が位置決め面33に当接され
ることにより、両者間33,34のシール作用で吸入通
路32と収容孔27の内空間との連通が遮断される。
【0029】スラストベアリング35は斜板23と遮断
体28との間に介在され、駆動軸16上にスライド移動
可能に支持されている。スラストベアリング35は、吸
入通路開放バネ29に付勢されて、常には斜板23と遮
断体28との間で挟持されている。
【0030】そして、斜板23が遮断体28側へ傾動す
るのに伴い、斜板23の傾動がスラストベアリング35
を介して遮断体28に伝達される。従って、遮断体28
が吸入通路開放バネ29の付勢力に抗して位置決め面3
3側に移動され、遮断体28は遮断面34を以て位置決
め面33に当接される。遮断面34が位置決め面33に
当接された状態にて、斜板23のそれ以上の傾動が規制
され、この規制された状態にて斜板23は0°よりも僅
かに大きな最小傾斜角となる。
【0031】シリンダボア12aはシリンダブロック1
2に貫設されている。片頭型のピストン36は、一端側
を以ってシリンダボア12aに往復動可能に収容されて
いる。ピストン36は、他端側がシュー37を介して斜
板23の外周部に係留されている。ピストン36は、斜
板23の回転運動によりシリンダボア12a内で前後往
復運動される。
【0032】吸入圧領域である吸入室38及び吐出圧領
域である吐出室39は、リヤハウジング13にぞれぞれ
区画形成されている。吸入ポート40及び吐出ポート4
2は、それぞれ弁・ポート形成体14においてポート形
成板14aに貫通形成されている。吸入弁41はリード
弁よりなり、弁・ポート形成体14において吸入弁形成
板14bに形成されている。吐出弁43はリード弁より
なり、弁・ポート形成体14において吐出弁形成板14
cに形成されている。リテーナ31は、弁・ポート形成
体14においてリテーナ形成板14dに形成されてい
る。
【0033】前記吸入室38の冷媒ガスは、ピストン3
6の上死点から下死点への移動により、吸入ポート40
及び吸入弁41を介してシリンダボア12aに吸入され
る。シリンダボア12aに吸入された冷媒ガスは、ピス
トン36の下死点から上死点への移動により所定の圧力
にまで圧縮されるとともに、吐出ポート42及び吐出弁
43を介して吐出室39に吐出される。吐出弁43の開
度は、リテーナ31によって当接規定される。
【0034】スラストベアリング44は、回転支持体2
2の前端面とフロントハウジング11の内壁面との間に
介在されている。スラストベアリング44は、シリンダ
ボア12a、ピストン36、シュー37、斜板23及び
ヒンジ機構24を介して回転支持体22に作用する圧縮
荷重を受け止める。
【0035】前記吸入室38は通口45を介して収容孔
27に連通されている。そして、遮断体28がその遮断
面34を以て位置決め面33に当接されると、通口45
は吸入通路32から遮断される。通路46は駆動軸16
の軸芯に形成され、クランク室15と遮断体28の内空
間とを連通する。放圧通口47は遮断体28の周面に貫
設されている。遮断体28の内空間と収容孔27の内空
間は、放圧通口47を介して連通されている。つまり、
前記通路46、放圧通口47及び通口45が抽気通路を
構成し、クランク室15と吸入室38とを連通する。
【0036】制御通路としての給気通路48は、吐出室
39とクランク室15とを連通する。容量制御弁49は
リヤハウジング13に装着され、給気通路48を開放・
閉塞する。容量制御弁49は電磁弁よりなる。
【0037】前記容量制御弁49について説明する。弁
室50は給気通路48上に形成されている。弁体51は
球状をなし、弁室50に収容されている。弁孔52は、
弁室50において弁体51と対向するように開口されて
いる。弁室50及び弁孔52は、給気通路48の一部を
構成する。
【0038】ソレノイド53は、固定鉄心54、可動鉄
心55及びコイル56からなる。ロッド57は可動鉄心
55と弁体51とを作動連結する。強制開放バネ58
は、可動鉄心55及びロッド57を介して、弁体51を
弁孔52の開放方向に付勢する。コイル56は、固定鉄
心54及び可動鉄心55を跨ぐように配置されている。
そして、ソレノイド53が励磁されると、つまり、コイ
ル56に所定の電流が供給されると、両鉄心54,55
間には吸引力(電磁力)が生じる。従って、可動鉄心5
5が強制開放バネ58の付勢力に抗して移動して、弁体
51が弁孔52を閉塞する。ソレノイド53が消磁され
ると、つまり、コイル56に電流が供給されなくなる
と、両鉄心54,55間の吸引力が消失する。従って、
可動鉄心55が強制開放バネ58の付勢力によって移動
して、弁体51が弁孔52を開放する。
【0039】前記給気通路48は、吐出室39と容量制
御弁49の弁室50とを連通する第1通路48aと、弁
室50(弁孔52)とクランク室15とを連通する第2
通路48bとからなる。第1通路48aはリヤハウジン
グ13で取り廻されている。第2通路48bは、リヤハ
ウジング13から弁・ポート形成体14及びシリンダブ
ロック12にかけて取り廻されている。
【0040】本実施形態の特徴点である固定絞り59は
給気通路48に配置され、給気通路48の通過断面積を
一部で縮小している。固定絞り59は、給気通路48に
おいて第2通路48b上に配置されている。固定絞り5
9は、第2通路48bにおいて弁・ポート形成体14の
ポート形成板14a部分を、給気通路48を構成する他
の部分より小径とすることで形成されている。
【0041】以上の構成の圧縮機は、その吸入室38に
冷媒ガスを導入する通路となる吸入通路32と、吐出室
39とが、外部冷媒回路61により接続されている。凝
縮器62、膨張弁63及び蒸発器64は、外部冷媒回路
61上に介在されている。
【0042】温度センサ65は蒸発器64の近傍に設置
されている。温度センサ65は蒸発器64における温度
を検出し、この検出温度情報を制御コンピュータ66へ
出力する。容量制御弁49のソレノイド53の励磁・消
磁は、温度センサ65からの検出温度情報に基づいて制
御コンピュータ66によって制御される。制御コンピュ
ータ66は、エアコンスイッチ67のオン状態のもとに
検出温度が設定値以下になると容量制御弁49のソレノ
イド53の消磁を指令する。この設定値以下の温度は、
蒸発器64においてフロストが発生しそうな状況を反映
する。制御コンピュータ66は、エアコンスイッチ67
のオフによってソレノイド53を消磁する。
【0043】図2に示すように、ソレノイド53が消磁
されると給気通路48が開放される。従って、吐出室3
9の高圧な吐出冷媒ガスが給気通路48を介してクラン
ク室15へ流入され、クランク室15の圧力が高くな
る。その結果、クランク室15の圧力とシリンダボア1
2aの圧力とのピストン36を介した差が変更され、斜
板23の傾斜角が最小となって吐出容量が最小となる。
【0044】斜板23の傾斜角が最小となると、遮断体
28が遮断面34を以って位置決め面33に当接し、吸
入通路32を閉塞する。従って、外部冷媒回路61から
吸入室38への冷媒ガスの流入が阻止され、外部冷媒回
路61の冷媒循環が停止される。
【0045】斜板23の最小傾斜角は0°ではないた
め、斜板23の傾斜角が最小の状態においても、シリン
ダボア12aから吐出室39への冷媒ガスの吐出は行わ
れている。吸入室38の冷媒ガスは、シリンダボア12
aへ吸入されて吐出室39へ吐出される。すなわち、斜
板23の傾斜角が最小の状態では、吐出室39、給気通
路48、クランク室15、通路46、放圧通口47、吸
入室38及びシリンダボア12aを経由する循環通路が
圧縮機内部にできている。冷媒ガスと共に流動する潤滑
油は、前記循環経路を経由して圧縮機内を潤滑する。吐
出室39、クランク室15及び吸入室38の間では、圧
力差が生じている。この圧力差及び放圧通口47におけ
る通過断面積が、斜板23を最小傾斜角にて安定的に保
持する。
【0046】図1に示すように、ソレノイド53が励磁
されると給気通路48が閉塞され、クランク室15の圧
力が、通路46、放圧通口47及び通路45を介した吸
入室38への冷媒ガスの流出に基づいて低下してゆく。
この減圧により、斜板23が最小傾斜角から離脱されて
吐出容量が最大となる。斜板23が最小傾斜角から離脱
すれば、遮断体28が吸入通路32を開放する。従っ
て、外部冷媒回路61から吸入室38への冷媒ガスの流
入が許容され、外部冷媒回路61上の冷媒循環が許容さ
れる。
【0047】上記構成の本実施形態においては次のよう
な効果を奏する。 (1)固定絞り59が給気通路48に配置されている。
従って、容量制御弁49において、励磁状態にあるソレ
ノイド53が消磁され、閉塞状態にある給気通路48が
急激に開放されたとしても、固定絞り59の絞り作用に
よって、吐出室39からクランク室15へ流入する吐出
冷媒ガスの単位時間あたりの流量を少なくすることがで
きる。従って、クランク室15の圧力が急激に上昇され
ることはなく、斜板23の傾斜角の減少は緩慢なものと
なる。その結果、斜板23の傾動により摺動する各部
分、例えば、ヒンジ機構24においてガイドピン21の
球状部21aと支持アーム25のガイド孔25aとの間
や、斜板23の挿通孔23aと駆動軸16との間等にビ
ビリが生じることを防止でき、圧縮機が発する振動や異
音を低減できる。
【0048】(2)容量制御弁49が給気通路48に配
置されている。従って、容量制御弁49が閉塞状態にあ
る給気通路48を開放し、斜板23の傾斜角が急激に減
少すると、ピストン36を介して斜板23に作用される
圧縮荷重の作用点が、軸線Lから大きく(スラストベア
リング44の外径を越えて)外れる。このことは、本発
明者の実験により解っている。その結果、斜板23が、
この偏荷重の作用によって不安定に傾斜角を変更するこ
ととなり、例えば、ヒンジ機構24においてガイドピン
21の球状部21aと支持アーム25のガイド孔25a
との間等に打音が生じていた。つまり、容量制御弁49
が給気通路48に配置された本実施形態において、固定
絞り59を給気通路48に配置することは、圧縮荷重の
作用点が大きく外れる現象が生じることをも防止でき、
その効果を奏するのに特に有効となる。
【0049】(3)固定絞り59は、給気通路48にお
いて第2通路48b上に、つまり、容量制御弁49とク
ランク室15との間に配置されている。従って、給気通
路48を容量制御弁49からクランク室15へ向かう吐
出冷媒ガスは、固定絞り59を通過して流速が弱められ
ることで、それがミスト状として含んでいる潤滑油を分
離する。つまり、吐出冷媒ガスの流速が弱まると、潤滑
油が給気通路48の内壁面に付着し易いのである。吐出
冷媒ガスから分離された潤滑油は、ガスの流れに押され
てやがてはクランク室15に移動される。クランク室1
5において冷媒ガスと分離して存在する潤滑油は、クラ
ンク室15から流出される冷媒ガスの流れに乗り難く、
クランク室15において長く停留される。その結果、ク
ランク室15に存在する各摺動部分の潤滑状態が良好と
なる。なお、固定絞り59を、給気通路48において第
1通路48a上に、つまり、吐出室39と容量制御弁4
9との間に配置すると、固定絞り59を通過することで
分離された潤滑油は、容量制御弁49(弁体51、弁孔
52)の存在によってクランク室15に移動し難いので
ある。
【0050】(4)固定絞り59は、給気通路48の一
部を小径とすることで形成されている。従って、例え
ば、後述する別例のように、給気通路48内に絞りピン
を挿入配置して固定絞りとする構成と比較して、固定絞
り59の構成の簡素化を図り得る。
【0051】(5)固定絞り59は、給気通路48にお
いて弁・ポート形成体14のポート形成板14a部分を
小径とすることで形成されている。従って、例えば、給
気通路48においてシリンダブロック12部分の一部を
小径に加工して固定絞りを形成することと比較して、固
定絞り59を簡単に形成できる。つまり、固定絞り59
をシリンダブロック12に形成する場合には、固定絞り
59用のドリル加工と、その他の給気通路48用のドリ
ル加工とが必要で手間である。これは、シリンダボア1
2が大型の部品であって、給気通路48の延在方向に大
きな厚みを有することに起因する。しかし、ポート形成
板14aは、圧縮機の組み付け前の部品準備段階では、
厚みの薄い板体である。従って、パンチ加工等の簡単な
加工で、適度な固定絞り59を形成できる。
【0052】なお、本発明の趣旨から逸脱しない範囲
で、以下の態様でも実施できる。 ○固定絞り59を、弁・ポート形成体14においてポー
ト形成板14a以外の部分、つまり、吸入弁形成板14
b、吐出弁形成板14c或いはリテーナ形成板14d部
分を、給気通路48を構成する他の部分より小径とする
ことで形成すること。
【0053】○固定絞り59を、第2通路48bにおい
て弁・ポート形成体14以外の部分の一部、つまり、シ
リンダブロック12部分の一部を、給気通路48を構成
する他の部分より小径とすることで形成すること。
【0054】○固定絞り59を、給気通路48において
第1通路48a部分の一部、つまり、リヤハウジング1
3部分の一部を、給気通路48を構成する他の部分より
小径とすることで形成すること。
【0055】○固定絞り59を容量制御弁49内に形成
すること。 ○絞りピンを給気通路48に挿入配置して固定絞りとす
ること。 ○容量制御弁49を、ソレノイド53の励磁によって給
気通路48を開放し、ソレノイド53の消磁によって給
気通路48を閉塞する構成とすること。この場合には、
消磁状態にあるソレノイド53が励磁されると、閉塞状
態にある給気通路48が急激に開放されるが、固定絞り
59の絞り作用によってクランク室15の圧力が急激に
上昇されることはない。
【0056】○容量制御弁49を、給気通路48ではな
く抽気通路45〜47上に配置して、クランク室15か
らの冷媒ガスの逃がし量を調節することで、吐出容量を
制御する構成とすること。固定絞り59は抽気通路45
〜47に配置される。この場合には、ソレノイド53が
励磁又は消磁されると、閉塞状態にある抽気通路45〜
47が急激に開放されるが、固定絞り59の絞り作用に
よってクランク室15の圧力の急激な低下を防止でき、
斜板23の傾斜角が急激に増大されることはない。
【0057】○容量制御弁49に感圧弁機能を付加する
こと。例えば、ベローズ等の感圧部材を弁体51に連結
する。感圧部材は吸入圧領域の圧力に感応し、吸入圧領
域の圧力が上昇すると、弁孔52の開度が減少する方向
に弁体51を付勢する。従って、弁孔52の開度は、ソ
レノイド53からの付勢力と感圧部材からの付勢力との
バランスにより決定される。
【0058】上記実施形態から把握できる技術的思想に
ついて記載すると、前記制御通路45〜47はクランク
室15と吸入圧領域38とを連通する請求項1に記載の
可変容量型圧縮機。
【0059】このようにすれば、容量制御弁によって閉
塞状態にある制御通路45〜47が開放されたとして
も、クランク室15の圧力の急激な低下を防止でき、カ
ムプレート23の傾斜角が急激に増大されることはな
い。
【0060】
【発明の効果】上記構成の本発明によれば、容量制御弁
により制御通路が開放された場合において、クランク室
の圧力の急激な変化を抑制して、カムプレートの傾斜角
の変更を緩慢なものとすることができる。従って、カム
プレートの傾動により摺動する各部分にビビリが生じる
ことを防止でき、圧縮機が発する振動や異音を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 クラッチレスタイプの可変容量型圧縮機の縦
断面図。
【図2】 可変容量型圧縮機の最小吐出容量状態を示す
図。
【図3】 従来のクラッチレスタイプの可変容量型圧縮
機の縦断面図。
【図4】 可変容量型圧縮機の最小吐出容量状態を示す
図。
【符号の説明】
11…ハウジングを構成するフロントハウジング、12
…同じくシリンダブロック、12a…シリンダボア、1
3…リヤハウジング、15…クランク室、16…駆動
軸、23…カムプレートとしての斜板、38…吸入圧領
域としての吸入室、39…吐出圧領域としての吐出室、
48…制御通路としての給気通路、49…容量制御弁、
59…固定絞り。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩間 和明 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 奥野 卓也 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H045 AA04 AA12 AA27 BA12 BA38 CA03 DA15 EA13 EA43 3H076 AA06 BB01 BB32 CC12 CC16 CC20 CC39 CC44 CC84

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸を回転可能に支持するハウジング
    には、シリンダボア、クランク室、吸入圧領域及び吐出
    圧領域が形成され、シリンダボアにはピストンが往復動
    可能に収容され、クランク室において駆動軸にはカムプ
    レートが一体回転可能でかつ傾動可能に連結され、カム
    プレートには前記ピストンが連結されており、クランク
    室の圧力を調節してカムプレートの傾斜角を変更するこ
    とで、ピストンのストロークを変更して吐出容量を制御
    する構成の可変容量型圧縮機において、 前記クランク室と吸入圧領域又は吐出圧領域とを連通す
    る制御通路には、その開度を調節する電磁弁よりなる容
    量制御弁が配置されるとともに、固定絞りが配置された
    可変容量型圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記制御通路はクランク室と吐出圧領域
    とを連通する請求項1に記載の可変容量型圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記固定絞りは、制御通路において容量
    制御弁とクランク室との間に配置されている請求項2に
    記載の可変容量型圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記固定絞りは、制御通路の一部を小径
    とすることで形成されている請求項1〜3のいずれかに
    記載の可変容量型圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングは、シリンダボアが形成
    されたシリンダブロックと、シリンダブロックの前端に
    接合固定されたフロントハウジングと、シリンダブロッ
    クの後端に、シリンダボアに対応する吸入ポート、吸入
    弁、吐出ポート及び吐出弁を備えた弁・ポート形成体を
    介して接合固定されたリヤハウジングとからなり、クラ
    ンク室はフロントハウジングとシリンダブロックとで区
    画形成され、吸入圧領域及び吐出圧領域はリヤハウジン
    グに形成されており、前記制御通路は弁・ポート形成体
    を経由し、前記固定絞りは弁・ポート形成体に形成され
    た請求項4に記載の可変容量型圧縮機。
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