JP2000044175A - 移動式クレーンの吊具格納装置 - Google Patents

移動式クレーンの吊具格納装置

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JP2000044175A
JP2000044175A JP10225256A JP22525698A JP2000044175A JP 2000044175 A JP2000044175 A JP 2000044175A JP 10225256 A JP10225256 A JP 10225256A JP 22525698 A JP22525698 A JP 22525698A JP 2000044175 A JP2000044175 A JP 2000044175A
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hoisting
hydraulic
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Kiyotsugu Miyawaki
清嗣 宮脇
Takao Nemoto
貴朗 根本
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Tadano Ltd
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Tadano Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動式クレーンには、吊具3が巻過域に入る
と巻上げ動を自動停止させる巻過停止装置7と、クレー
ン作業終了時に吊具3を巻過域を越えて低トルクで巻上
げ駆動するために、巻過停止解除手段11により巻過停
止装置7による自動停止を解除すると共に、低圧リリー
フ弁12により油圧駆動ウインチ1の巻上げトルクを低
減させる吊具格納装置10が装備されている。このた
め、吊具格納時に、巻過停止解除手段11の解除操作、
低圧リリーフ弁12の作動操作、及び油圧切換弁5の巻
上位置への切換え操作の三操作を行なう必要があり煩雑
であったのを一操作で可能とする。 【解決手段】 操作手段5aとは別の格納操作手段13
を設け、この格納操作手段13により巻過停止解除手段
11の解除操作、油圧切換弁5の巻上位置への切換え操
作、及び低圧リリーフ弁12の作動操作を一操作で同時
に行えるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動式クレーン
(車両搭載型のクレーンを含む)の吊具格納装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】移動式クレーンは、ブームの先端部に吊
具を巻上・巻下駆動可能に吊下しており、ブームの姿勢
変更駆動(ブームの旋回、起伏、伸縮等による姿勢変更
駆動)と吊具の巻上・巻下駆動を併用してクレーン作業
をするものである。
【0003】移動式クレーンには、吊具のブーム先端部
に対する吊下距離が所定値(吊具がブーム先端部に干渉
することなくクレーン作業ができる最低限度の吊下距
離)以下になると吊具の巻上駆動を自動停止する巻過停
止装置が取付けられており、これによりクレーン作業時
に吊具が巻過域に入ることを防止している。
【0004】さらに、この種の移動式クレーンには、前
記吊具を前記巻過域を越えた格納位置まで低トルクで巻
上げ駆動可能にするための吊具格納装置が装備されてお
り、この吊具格納装置により吊具をブーム先端部に近接
した格納位置まで巻上げることができるようになってい
る。
【0005】この種の移動式クレーンの吊具格納装置の
従来例を図3に基づいて説明する。図3では、移動式ク
レーンはその一部、すなわちブームの先端部、吊具、油
圧駆動ウインチ、油圧駆動ウインチの駆動用油圧回路、
巻過停止装置、及び吊具格納装置のみを図示しており、
その他は省略している。
【0006】図3において、1は油圧駆動ウインチ、2
はブーム、3は吊具である。油圧駆動ウインチ1は、駆
動用油圧回路4に介装した四方向三位置型の油圧切換弁
5により巻上・巻下・停止制御されるようになってい
る。油圧駆動ウインチ1からはワイヤーロープ6が引き
出されており、このワイヤーロープ6はブーム2先端部
に配置した滑車2aを介して前記吊具3を吊下してい
る。前記油圧切換弁5は、操作レバー等の操作手段5a
によって切換操作されるようになっている。
【0007】(巻過停止装置7について)7は巻過停止
装置であって、前記吊具3のブーム2先端部に対する吊
下距離が所定値以下(吊具3がブーム先端部に干渉する
ことなくクレーン作業ができる最低限度の吊下距離以
下)となった巻過域に入ったことを検出する巻過検出手
段8と、この巻過検出手段8の検出信号を受け取った時
に作動して油圧駆動ウインチ1の巻上駆動を自動停止す
る巻上駆動規制手段9とで構成されている。
【0008】巻過検出手段8は、ブーム2先端部に配置
した検出スイッチ8aと、この検出スイッチ8aを介し
てブーム2先端部から吊下した重錘8bとからなり、吊
具3により前記重錘8bが押し上げられたことを前記検
出スイッチ8aで検出(この例では接)するよう構成し
たものである。
【0009】巻上駆動規制手段9は、油圧駆動ウインチ
1の駆動用油圧回路4に取付けたアンロード弁で構成さ
れている。このアンロード弁9は、油圧切換弁5のPポ
ートに接続されたポンプ油路とタンクとの間に介装され
たバランスピストンタイプのリリーフ弁9aと、このリ
リーフ弁9aのベント室をタンクへ開放あるいは閉止制
御する常閉型の電磁開閉弁9bとで構成されている。電
磁開閉弁9bは、前記巻過検出手段8における検出スイ
ッチ8a、油圧切換弁5を巻上位置に操作した際に接続
するよう油圧切換弁5の操作手段5aに関連させた巻上
操作検出スイッチ5b、及び後述する巻過停止解除手段
11(常接型スイッチ)の直列接続回路を介して電源か
ら通電されるようになっており、通電状態でリリーフ弁
9aをアンロード作動させ、非通電状態でリリーフ弁9
aをオンロード作動させるようになっている。このよう
に構成した巻上駆動規制手段9は、巻過検出手段8の検
出信号を受け取った時に作動して油圧駆動ウインチ1の
巻上駆動を自動停止するよう機能する。
【0010】(吊具格納装置10について)10は、吊
具格納装置であり、前記巻過停止装置7による前記自動
停止の解除を指示する巻過停止解除手段11(常接型ス
イッチ)と、前記駆動用油圧回路4に取付けられその作
動時に油圧駆動ウインチ1の巻上トルクを低減させる低
圧リリーフ弁12とで構成されている。巻過停止解除手
段11は、操作することで前記巻過停止装置7による油
圧駆動ウインチ1の巻上駆動の自動停止を解除するもの
である。
【0011】低圧リリーフ弁12は、巻上駆動規制手段
9の前記リリーフ弁9aと、このリリーフ弁9aのベン
ト室をパイロット低圧リリーフ弁12aを介してタンク
へ開放あるいは閉止制御する常閉型の電磁開閉弁12b
とで構成している。電磁開閉弁12bは、低圧リリーフ
作動スイッチ12cにより開閉制御されるようになって
おり、その開放時には低圧リリーフ弁12の主弁たるリ
リーフ弁9aを低圧設定し、閉止時には低圧リリーフ弁
12の主弁たるリリーフ弁9aを高圧設定するようにな
っている。
【0012】このように構成した移動式クレーンは、移
動式クレーンでクレーン作業をする場合には、上記低圧
リリーフ作動スイッチ12cを断として低圧リリーフ弁
12を非作動状態(主弁たるリリーフ弁9aを高圧設定
状態)とし、巻過停止解除手段11を非操作状態(巻過
停止装置7が機能しうる状態)として、操作手段5aに
より油圧切換弁5を切換え操作して油圧駆動ウインチ1
を駆動するのである。この状態では、吊具3が巻過域に
入ると巻過停止装置7により油圧駆動ウインチ1の巻上
駆動が自動的に停止する。
【0013】クレーン作業を終了した場合、ブーム2を
適宜旋回、倒伏並びに縮小駆動してブーム2を格納する
と共に、吊具格納装置10を機能させて吊具3を前記巻
過域を越えた格納位置まで低トルクで巻上げ駆動する。
この時には、下記の操作を行うのである。 巻過停止解除手段11を解除操作して、巻過停止装置
7の作動を解除する。 低圧リリーフ弁12を作動操作(低圧リリーフ作動ス
イッチ12cを接)して、油圧駆動ウインチ1の巻上ト
ルクを低減させる。 操作手段5aにより油圧切換弁5を巻上位置に操作す
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の移動式クレーンの吊具格納装置は、クレーン作業を
終了して吊具3を格納位置に格納しようとする際は、ク
レーンオペレータが上記〜の操作を個別に行わなけ
ればならず、その操作が煩雑であった。なお、との
操作を関連させて一つの操作で行うことは比較的容易に
成しうるが、例えこのようにしても、関連させた操作と
上記の操作を同時に行わなければならず操作の煩雑さ
は残る。
【0015】この発明の目的は、クレーン作業を終了し
て吊具3を格納位置に格納する際の操作を一つの操作で
行うことができるよう構成した吊具格納装置を提供し、
上記従来技術の問題点を解消しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の請求項1に係る移動式クレーンの吊具格納装
置は、油圧駆動ウインチ1駆動制御用の油圧切換弁5の
操作手段5aとは別の格納操作手段を設け、この格納操
作手段により巻過停止解除手段11の解除操作、油圧切
換弁5の巻上位置への切換え操作、及び低圧リリーフ弁
12の作動操作を一括して行えるよう構成したのであ
る。
【0017】また、請求項2に係る移動式クレーンの吊
具格納装置は、低圧リリーフ弁12を巻過停止装置7に
おける巻過検出手段8の検出信号により作動するよう構
成すると共に、油圧駆動ウインチ1駆動制御用の油圧切
換弁5の操作手段5aとは別の格納操作手段を設け、こ
の格納操作手段により巻過停止解除手段11の解除操
作、及び油圧切換弁5の巻上位置への切換え操作を行え
るよう構成したのである。
【0018】
【実施例】以下本発明に係る移動式クレーンの吊具格納
装置の実施例を、図1〜図2に基づいて説明する。本発
明の移動式クレーンの吊具格納装置は、図3に示し上述
した従来の移動式クレーンの吊具格納装置に比較し、巻
過停止装置7の作動を解除するための巻過停止解除手段
11の解除操作、油圧駆動ウインチ1の巻上トルク低減
のための低圧リリーフ弁12の作動操作、及び吊具3格
納のための油圧切換弁5の巻上位置(油圧駆動ウインチ
1を巻上駆動する側)への切換え操作を一括して行うた
めの機構が付加されている点で異なり、その点を除き上
記従来技術の説明をそのまま援用するものとする。
【0019】(第1の実施態様)図1において、13
は、油圧駆動ウインチ1駆動制御用の油圧切換弁5の操
作手段5aとは別に設けた格納操作手段(操作レバー)
である。この格納操作手段13は、移動式クレーンのク
レーン基台の適所に傾動操作可能に取付けられている。
【0020】この格納操作手段13と油圧切換弁5と
は、格納操作手段13の非操作位置Oから操作位置A側
への傾動操作により油圧切換弁5が巻上側(油圧駆動ウ
インチ1を巻上駆動する側)へ切換え可能であるが、操
作手段5a(通常のクレーン作業時に操作される操作手
段)が巻上側へ操作されたとしても非操作位置Oから操
作位置A側へ傾動しないような連動機構14を介して連
結されている。
【0021】この連動機構14は、本実施例では、操作
手段5aの適所にその一端部を枢着連結14bし、他端
部に前記格納操作手段13に設けた係合ピン13aに遊
動可能に係合する長穴14cを有した連動リンク14a
とで構成している。
【0022】格納操作手段13には、非操作位置Oから
操作位置A側への傾動操作に応答して巻過停止解除手段
11が解除操作(巻過停止装置7による自動停止を解
除)され、操作位置Aから非操作位置O側への復帰傾動
に応答して巻過停止解除手段11が復帰操作(巻過防止
装置7による自動停止を機能)されるよう巻過停止解除
手段11が機械的に関連連結されている。
【0023】また、格納操作手段13には、非操作位置
Oから操作位置A側への傾動操作に応答して低圧リリー
フ弁12が作動(油圧駆動ウインチ1の巻上げトルクを
逓減する)し、操作位置Aから非操作位置O側への復帰
傾動に応答して低圧リリーフ弁12の作動が停止(油圧
駆動ウインチ1の巻上げトルクを通常作業時のトルクと
する)するよう低圧リリーフ作動スイッチ12cが機械
的に関連連結されている。
【0024】クレーン作業を終了して吊具3を格納位置
に格納する際には、クレーンオペレータは、格納操作手
段13を非操作位置Oから操作位置A側へ傾動操作する
のみで良い。格納操作手段13をこのように操作する
と、巻過停止装置7の作動を解除するための巻過停止解
除手段11の解除操作、油圧駆動ウインチ1の巻上げト
ルクを低減させる低圧リリーフ弁12の作動操作、及び
吊具3格納のための油圧切換弁5の巻上位置(油圧駆動
ウインチ1を巻上駆動する側)への切換操作を一括して
同時に行うことができるのである。
【0025】(第2の実施態様)上記第1の実施態様で
は、格納操作手段13の非操作位置Oから操作位置A側
への傾動操作により、巻過停止装置7の作動を解除する
ための巻過停止解除手段11の解除操作、油圧駆動ウイ
ンチ1の巻上げトルクを逓減するための低圧リリーフ弁
12の作動操作、及び吊具3格納のための油圧切換弁5
の巻上位置への切換操作の三操作を一括して同時に行う
ようにしているが、図2に示す第2の実施態様では、低
圧リリーフ弁12の作動は巻過検出手段8の検出信号
(吊具3が巻過域に入ったことを検出する検出信号)に
より行い、格納操作手段13の非操作位置Oから操作位
置A側への傾動操作で、巻過停止装置7の作動を解除す
るための巻過停止解除手段11の解除操作、及び前記油
圧切換弁5の巻上位置への切換え操作のみを一括して同
時に行えるよう構成している。
【0026】この実施態様のものは、格納操作手段13
の非操作位置Oから操作位置A側への傾動操作により、
巻過停止装置7の作動を解除するための巻過停止解除手
段11の解除操作、及び前記油圧切換弁5の巻上位置へ
の切換え操作については、上述した第1の実施態様のも
のと同様の構成となっている。一方、低圧リリーフ弁1
2を作動させる電磁開閉弁12bは、電源、電磁開閉弁
12b、及び巻過検出手段8を直列に接続した電気回路
で制御されるように構成されており、当該回路が通電時
に開放されるようになっている。このような構成によ
り、低圧リリーフ弁12の作動が、巻過検出手段8の検
出信号により行なわれるようになっている。
【0027】この実施態様においては、クレーン作業を
終了して吊具3を格納位置に格納する際には、クレーン
オペレータは、格納操作手段13を非操作位置Oから操
作位置A側へ傾動操作するのみで良い。格納操作手段1
3をこのように操作すると、巻過停止装置7の作動を解
除するための巻過停止解除手段11の解除操作、及び吊
具3格納のための油圧切換弁5の巻上位置への切換操作
の二操作が一括して同時に行われ、その結果油圧駆動ウ
インチ1が巻上げ駆動される。そして、巻過検出手段8
が吊具3の巻過域への入域を検出すると低圧リリーフ弁
12が自動的に作動するのである。従って、この実施態
様においても、格納操作手段13を操作するのみで、吊
具3を巻過域を越えて低トルクで巻上げ駆動して格納す
ることができるのである。
【0028】
【効果】本発明に係る移動式クレーンの吊具格納装置
は、クレーン作業を終了して吊具3を格納位置に格納し
ようとする際には、格納操作手段13を操作するのみ
で、吊具3を巻過域を越えて格納位置まで低トルクで巻
上げ駆動でき、操作が簡単になるという利点を持つもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動式クレーンの吊具格納装置の
説明図である。
【図2】本発明に係る移動式クレーンの吊具格納装置の
他の実施態様の説明図である。
【図3】従来の移動式クレーンの吊具格納装置の説明図
である。
【符号の説明】
1;油圧駆動ウインチ、2;ブーム、2a;滑車、3;
吊具、4;駆動用油圧回路、5;油圧切換弁、5a;操
作手段、5b;巻上操作検出スイッチ、6;ワイヤーロ
ープ、7;巻過停止装置、8;巻過検出手段、9;巻上
駆動規制手段、9a;リリーフ弁、9b;電磁開閉弁、
10;吊具格納装置、11;巻過停止解除手段、12;
低圧リリーフ弁、12a;パイロット低圧リリーフ弁、
12b;電磁開閉弁、12c;低圧リリーフ作動スイッ
チ、13;格納操作手段、14;連動機構、14a;連
動リンク、14c;長穴、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用油圧回路4に介装され操作手段5
    aにより切換え操作される四方向三位置型の油圧切換弁
    5により駆動制御される油圧駆動ウインチ1からブーム
    2の先端部に配置した滑車2aを介して引き出されたワ
    イヤーロープ6でもって吊具3を巻上・巻下駆動可能に
    吊下してなり、前記吊具3のブーム2先端部に対する吊
    下距離が所定値以下となった巻過域に入ったことを検出
    する巻過検出手段8とこの巻過検出手段8の検出信号を
    受け取った時に作動して油圧駆動ウインチ1の巻上駆動
    を自動停止する巻上駆動規制手段9とからなる巻過停止
    装置7を備えてなる移動式クレーンに用いられる吊具格
    納装置であって、 前記巻過停止装置7における巻上駆動規制手段9による
    前記自動停止の解除を指示する巻過停止解除手段11、
    及び前記駆動用油圧回路4に取付けられその作動時に油
    圧駆動ウインチ1の巻上トルクを低減させる低圧リリー
    フ弁12とを備え、巻過停止解除手段11を解除操作す
    ると共に前記低圧リリーフ弁12を作動させることで前
    記吊具3を前記巻過域を越えた格納位置まで低トルクで
    巻上げ駆動可能にしたものにおいて、 前記操作手段5aとは別の格納操作手段13を設け、こ
    の格納操作手段13により前記巻過停止解除手段11の
    解除操作、前記油圧切換弁5の巻上位置への切換え操
    作、及び前記低圧リリーフ弁12の作動操作を一括して
    行えるよう構成したことを特徴とする移動式クレーンの
    吊具格納装置。
  2. 【請求項2】 駆動用油圧回路4に介装され操作手段5
    aにより切換え操作される四方向三位置型の油圧切換弁
    5により駆動制御される油圧駆動ウインチ1からブーム
    2の先端部に配置した滑車2aを介して引き出されたワ
    イヤーロープ6でもって吊具3を巻上・巻下駆動可能に
    吊下してなり、前記吊具3のブーム2先端部に対する吊
    下距離が所定値以下となった巻過域に入ったことを検出
    する巻過検出手段8とこの巻過検出手段8の検出信号を
    受け取った時に作動して油圧駆動ウインチ1の巻上駆動
    を自動停止する巻上駆動規制手段9とからなる巻過停止
    装置7を備えてなる移動式クレーンに用いられる吊具格
    納装置であって、 前記巻過停止装置7における巻上駆動規制手段9による
    前記自動停止の解除を指示する巻過停止解除手段11、
    及び前記駆動用油圧回路4に取付けられその作動時に油
    圧駆動ウインチ1の巻上トルクを低減させる低圧リリー
    フ弁12とを備え、巻過停止解除手段11を解除操作す
    ると共に前記低圧リリーフ弁12を作動させることで前
    記吊具3を前記巻過域を越えた格納位置まで低トルクで
    巻上げ駆動可能にしたものにおいて、 前記低圧リリーフ弁12を前記巻過停止装置7における
    巻過検出手段8の検出信号により作動するよう構成する
    と共に、前記操作手段5aとは別の格納操作手段13を
    設け、この格納操作手段13により前記巻過停止解除手
    段11の解除操作、及び前記油圧切換弁5の巻上位置へ
    の切換え操作を行えるよう構成したことを特徴とする移
    動式クレーンの吊具格納装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003104683A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Tadano Ltd ワイヤ繰出量算出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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