JP2000040304A - 光ディスクおよび光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスク記録装置

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JP2000040304A
JP2000040304A JP10204684A JP20468498A JP2000040304A JP 2000040304 A JP2000040304 A JP 2000040304A JP 10204684 A JP10204684 A JP 10204684A JP 20468498 A JP20468498 A JP 20468498A JP 2000040304 A JP2000040304 A JP 2000040304A
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JP
Japan
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disk
area
disc
recording
lead
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JP10204684A
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English (en)
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Masaaki Kurebayashi
正明 榑林
Hiroaki Ono
裕明 小野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型ディスクを用い、内周から記録再生を開始
する、線速度が一定のCLVまたはZCLVを用いたシ
ステムでは、記録開始時に回転数が最大となり、モータ
に大トルクが必要、起動時に大電力が必要、立上時間に
長時間を要するなどの問題点がある。 【解決手段】小型ディスクを用いた場合には、外周より
記録再生を開始しする。また、外周部に凹凸ピットによ
るリードイン情報を記録したディスクを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録可能な光ディ
スク装置に係り、特に小型大容量の光ディスクに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記録可能で、媒体が交換可能な大
容量で小型光ディスクとして代表的なものとしては、ミ
ニディスクがあげられる。ミニディスクでは、既に録音
された再生専用のミニディスクと記録可能なミニディス
クがある。再生専用ミニディスクでは、基板上に凹凸ピ
ット(エンボスピット)を形成しレーザの戻り光の強度
で情報を判定している。
【0003】一方、記録可能なミニディスクは、光磁気
ディスクを使用し、記録媒体上の磁化方向の違いにより
生ずる光の偏光面の回転角を検知する。
【0004】ミニディスクの回転制御方法は、再生専
用、光磁気記録ディスク共に線速度一定のCLV方式で
ある。また、その主たる目的が音楽の記録再生用である
ことから、転送速度も遅く、従ってディスクの回転数は
最大で1000rpm程度である。また、情報も最内周
部にディスク情報が書かれたリードイン領域があり、デ
ータは内周から外周に向かって記録再生され、最外周部
のリードアウト領域で終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光ディスクは、近年映
像情報やコンピュータのデータを記録するという用途が
増えており、このため、大容量と同時に高転送速度の要
求が生まれている。
【0006】映像情報ではMPEGに代表される圧縮技
術を使用したとしても、音声情報に比べると5倍から1
0倍近い転送速度が要求される。たとえば、通常のNT
SC画像をMPEG2で圧縮し記録する場合、10Mb
ps程度の転送速度が必要となる。
【0007】このような高転送速度実現するためには、
記録周波数の向上と同時に、線速度の増加、すなわち回
転数の増加が必要となる。特に径の小さな小型ディスク
においては、回転数が著しく増加する。この場合内周で
の回転数が最も高くなる。
【0008】この様な高転送速度の要求に対しては、ミ
ニディスクは考慮されていなかった。
【0009】すなわち、ミニディスクシステムにおいて
は、記録再生が内周から行なわれるため、最初に内周の
情報を再生する。このため内周の回転条件となり、最初
に最も高速回転にで必要がある。このため、最初のモー
タ起動時に大きなトルクが必要となり、モーターの制
御、電力の点から好ましくない。更に、高回転のため、
設定回転数に達するまでの時間が長時間必要となり、ス
イッチ投入後実際に記録再生行う状態に達するまでの時
間に長時間要するという問題点があった。
【0010】また、既存のCDサイズディスク(120
φ)と小径(80φ以下)のディスクの両方を使用しよ
うとする場合、CDサイズディスクでは、使用領域の内
径が50〜60φ程度と大きく、小径ディスクをこれに
合わせようとすると、記録領域面積が小さくなりデータ
の記録容量が十分でないという問題点が生ずる。
【0011】さらに、小径ディスクでデータ量を得るた
め既存のCDサイズディスクより内周まで使用する場合
には、ミニディスクのような独自フォーマットを使用し
ており、ディスクの互換性が失われるという問題点があ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、特に3インチ以下の小径ディスクにお
いては、記録再生を外周から行うフォーマットとした。
更に、外周部にディスク情報をもつ、リードイン領域を
エンボスピットで形成した。
【0013】線速度一定のCLZ、またはZCLVのシ
ステムでは、外周から記録再生を行うことにより、ディ
スク挿入後、立ち上がり時のスピンドルの回転数を、最
も下げた状態で使用することが出来る。特に3インチ以
下の小径ディスクを用いるシステムでは、その効果が顕
著である。
【0014】また、CDサイズディスクと小径ディスク
の互換性を確保し、さらに小径ディスクの記録容量を得
るために、CDサイズディスクの最内周にあるリードイ
ン領域と同じ物を、小径ディスクの最外周部のリードイ
ン領域として設け、ディスク判別をこのリードイン領域
で行い、リードイン情報に従い、CDサイズディスクで
は外周方向へ、小径ディスクでは内周方向へ記録再生を
行う方式とした。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1を用い本発明の実施例
を説明する。図1は、小径光ディスクの上面図である。
本ディスク1は外径2.5インチである。外周部11に
はエンボスデータのリードイン情報が記録されている。
エンボスデータは、トラック数にして約2000トラッ
ク。トラックピッチは0.8μmであり、エンボスリー
ドイン領域12は1.6mmである。エンボスリードイ
ン領域12では、ディスク情報が記録されている。
【0016】図2に、フォーマット構成を示す。ディス
ク外周にはエンボスリードイン領域、記録可能リードイ
ン領域、データ領域、記録可能なリードアウト領域から
なる。本実施例のディスクでは、各領域のセクターごと
にエンボスピットによりアドレスが形成され、アドレス
値により各領域を判定する。
【0017】図3には、外周部のリードイン部の、構成
を示す。リードインの最外周部にはガード領域があり、
ここには一定のパターンで繰り返し信号が書かれてい
る。次に、リードイン情報記録領域があり、この部分に
ディスク情報がエンボスデータで記録されている。
【0018】なお、本実施例では、ディスク情報のすべ
てがエンボスデータで予め形成されていたが、このデー
タが例えば出荷時に記録されたディスクであっても、性
能上問題無い。
【0019】図4には、本発明の光ディスクを用いたド
ライブ装置のブロック図をしめす。
【0020】本実施例のドライブ装置は、ディスクモー
タ,ピックアップ,記録再生アンプ,アドレス再生回
路,位置検出用カウンターで構成される。ピックアップ
から再生された信号のうちアドレス情報に関する信号だ
け抽出され、アドレス再生回路に送られる。アドレス再
生回路でアドレスを再生,解析し、その値に基づき現在
の領域がリードイン,リードアウトなどの制御領域か、
データ記録領域かの判定をする。
【0021】実際の動作は、ディスク挿入後、ピックア
ップがディスク最外周に行き、その位置でのアドレス情
報を読み取る。特に異常動作でない場合にはリードイン
領域であり、リードイン情報を読み込む。
【0022】このとき、ディスクの回転数は、外周の線
速度に対応したものであり、ディスク全領域に対しては
最も遅い回転数となる。従って、スピンドルモータの負
荷としては、ディスクを再生する上ではもっとも軽く、
同時に所定の回転速度まで立ち上がるのにもっとも早
い。
【0023】本実施例によれば、ディスク挿入直後の再
生状態では、ドライブは外周部のリードイン領域の再生
を行う。この情報にしたがって、ディスクの記録再生動
作を行う。本実施例ではZCLV方式を用いており、線
速度がディスク上でほぼ一定になるように制御されてい
る。このため外周部では最も回転数が遅い。このため、
モータの立ち上げ制御、消費電力の点から有効である。
【0024】さらに、リードインのディスク情報をエン
ボスデータで記録した場合、エンボスデータは、記録再
生データに比べ信号品質が高く、汚れキズなどにも強
い。またエンボスデータ領域は、記録しないためディス
ク外周部で発生しやすい、基板の歪みの影響は、保護コ
ート塗布の不均一性の影響を受け難いという特徴があ
る。これらの点から、記録領域に比べ、エンボス領域は
ディスク外周端部まで使用でき、ディスク容量の増加を
図れるという効果がある。
【0025】次に、径の大きなディスクと互換が図れる
ような小径ディスクの他の実施例を図6に示す。図5
は、本実施例で使用した、既存の第一のディスクであ
る。第一のディスクは、直径120φで、内周46φか
ら48φまでがエンボスのリードイン領域である。記録
再生は内周から外周に向い行う。スパイラル方向は、ピ
ックアップから見て半時計周りの方向である。
【0026】図6は、本実施例で使用した小径の第二の
ディスクである第二のディスクは、外径50φで48φ
から46φがリードインであり46φ以下がデータ領域
である。記録再生は外周から内周に向って行われる。ス
パイラル方向は、第一のディスクと異なり時計周り方向
に形成されている。
【0027】図5,6に示す本実施例のディスクでは、
リードイン領域のみ第一ディスクと第二のディスクが全
く同じフォーマットで記録されている。第二のディスク
は、外周にエンボスデータがある構造であり、これより
内周にデータの記録再生を行う。
【0028】記録再生装置では、第一,第二いずれのデ
ィスクでも、48φ〜50φの領域にあるエンボスのリ
ードインデータを再生し、そのデータの内容により、第
一のディスクであれば外周方向への記録を開始し、第二
のディスクであれば内周方向に記録を開始する。
【0029】図7に第二のディスクのリードイン領域の
他の構成を示す。本実施例では、リードイン領域とデー
タ領域のスパイラル方向がことなっている。すなわちリ
ードイン領域では第一のディスクと同じように半時計方
向であるが、データ領域では時計方向となっている。従
ってこの2つの領域の間にはバファ領域が形成されてい
る。
【0030】図8には、アルゴリズムを示す。リードイ
ン情報を再生し、ディスクを判別する。
【0031】本実施例によれば、リードイン領域がスパ
イラル方向も含めすべて第一のディスクと同じ構成であ
るため、最初にディスク情報を求めに行くときに、第一
のディスクモードで評価すればよい。
【0032】
【発明の効果】本発明における光ディスクでは、小径デ
ィスクであり、CLVもしくはZCLVの回転モードで
記録再生を行う構成である。本ディスクを挿入後、外周
部から記録再生を開始するディスク構造であり、外周部
に記録再生開始のためにリードイン領域を有する構造で
ある。このため、外周部での回転数が最も遅く、回転立
ち上げ時間が速いという効果がある。
【0033】また、外周部がリードイン領域であり、リ
ードイン領域はエラーを避けるため同じ情報を繰り返し
記録する。このため、通常領域よりもエラーに対して強
くなるという特徴がある。本発明ではこのエラーに強い
リードイン領域を外周部にあるため、ディスク取り扱い
に際して傷が付きやすい外周部を信頼して使用できるた
め、容量の増加が見込める。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に示す光ディスクの平面図。
【図2】第1の実施例における光ディスクのフォーマッ
トを示す図。
【図3】リードイン部の構成を示す構成図。
【図4】ドライブ装置を説明する構成図。
【図5】従来の光ディスクの平面図。
【図6】第2の実施例の光ディスクの平面図。
【図7】第2の実施例におけるリードイン部の構成を示
す構成図。
【図8】ドライブの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…ディスク、11…外周部、12…エンボスリードイ
ン領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 AB05 BC06 CC06 DE02 DE03 DE34 DE42 DE52 DE78 5D090 AA01 BB04 GG01 GG07 GG21 GG26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】書き換え可能な光ディスクにおいて、内外
    周で線速度が一定であるCLV(Constant L
    iner Velocity)方式または、ディスクを
    複数の領域(ゾーン)に分割し、ゾーンごとに回転数が
    変化し、内外周で線速度がほぼ一定に近い値を保つZC
    LV(Zoned CLV)方式のいずれかで記録再生
    を行う構造の光ディスクにおいて、外周部にディスク制
    御に関する情報が記録されており、ディスク操作開始時
    に、最初に再生するディスク制御情報記録領域(リード
    イン領域)が外周にあり、データが外周より内周に向か
    って記録されている光ディスク。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光ディスクにおいて、デ
    ィスク外径が直径80mm以下であることを特徴とする
    光ディスク。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の光ディスクにおい
    て、ディスク外周部のリードイン領域のディスク制御情
    報が凹凸ピット(エンボス)により形成されていること
    を特徴とする光ディスク。
  4. 【請求項4】外径の異なる2種類のディスクにおいて、
    外径の大きい第一のディスクはデータの記録開始位置が
    内周にあり、内周から外周に向い記録するディスクであ
    り、外径の小さな第2のディスクにおいては、記録開始
    位置が外周にあり、外周から内周に向かう記録するディ
    スクであり、両者のリードイン領域は、第一のディスク
    の内周と第二のディスクの外周の間にあることを特徴と
    する光ディスク。
  5. 【請求項5】請求項4記載の光ディスクにおいて、第一
    のディスクと第二のディスクのリードイン領域が同じで
    あることを特徴とする光ディスク。
  6. 【請求項6】請求項4又は5記載の光ディスクにおい
    て、第一のディスクのデータ領域と、第二のディスクの
    データ領域のスパイラル方向が反対であることを特徴と
    した光ディスク。
  7. 【請求項7】少なくとも、第一のディスクと第二のディ
    スクの共通のリードイン情報を読み込み、ディスク情報
    によりディスクを判別する機能を有し、ディスク判別に
    より内周または外周に記録を開始することを特徴とした
    光ディスク記録再生装置。
JP10204684A 1998-07-21 1998-07-21 光ディスクおよび光ディスク記録装置 Pending JP2000040304A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1303595C (zh) * 2003-05-19 2007-03-07 三星电子株式会社 小型光盘、在其上记录数据、重放其上数据的装置和方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1303595C (zh) * 2003-05-19 2007-03-07 三星电子株式会社 小型光盘、在其上记录数据、重放其上数据的装置和方法

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