JP2000038065A - 中折れ機構付き乗り物シート - Google Patents
中折れ機構付き乗り物シートInfo
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- JP2000038065A JP2000038065A JP22367598A JP22367598A JP2000038065A JP 2000038065 A JP2000038065 A JP 2000038065A JP 22367598 A JP22367598 A JP 22367598A JP 22367598 A JP22367598 A JP 22367598A JP 2000038065 A JP2000038065 A JP 2000038065A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat back
- pad
- movable frame
- back portion
- trim
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/2222—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable the back-rest having two or more parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/58—Seat coverings
- B60N2/5816—Seat coverings attachments thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 中折れシート・バックが中折れ機構で前に倒
される際、ロア・シート・バック部分およびアッパ・シ
ート・バック部分のパッド間の干渉を避け、そして、パ
ッドが押し潰されてトリム・カバーに発生するしわを未
然に防止する。 【解決手段】 中折れシート・バック１１が、ロア・シ
ート・バック部分１２および前倒れ可能なアッパ・シー
ト・バック部分１３で組み立てられ、そして、そのアッ
パ・シート・バック部分１３が、そのロア・シート・バ
ック部分１２に用いられるメイン・フレームのトップに
前倒れ可能に組み付けられる可動フレーム２１と、その
アッパ・シート・バック部分１３の回転中心Ｏにおいて
その可動フレーム２１の左右方向に伸長され、そして、
その可動フレーム２１に固定的に支持されるトリム・ワ
イヤ２２と、その可動フレーム２１に支持されるパッド
２３と、そのパッド２３に被せられ、そして、下方のカ
バー・エンド３０をそのトリム・ワイヤ２２に、残りの
カバー・エンドをその可動フレーム２１にそれぞれ止め
るトリム・カバー２４とを含む。
される際、ロア・シート・バック部分およびアッパ・シ
ート・バック部分のパッド間の干渉を避け、そして、パ
ッドが押し潰されてトリム・カバーに発生するしわを未
然に防止する。 【解決手段】 中折れシート・バック１１が、ロア・シ
ート・バック部分１２および前倒れ可能なアッパ・シー
ト・バック部分１３で組み立てられ、そして、そのアッ
パ・シート・バック部分１３が、そのロア・シート・バ
ック部分１２に用いられるメイン・フレームのトップに
前倒れ可能に組み付けられる可動フレーム２１と、その
アッパ・シート・バック部分１３の回転中心Ｏにおいて
その可動フレーム２１の左右方向に伸長され、そして、
その可動フレーム２１に固定的に支持されるトリム・ワ
イヤ２２と、その可動フレーム２１に支持されるパッド
２３と、そのパッド２３に被せられ、そして、下方のカ
バー・エンド３０をそのトリム・ワイヤ２２に、残りの
カバー・エンドをその可動フレーム２１にそれぞれ止め
るトリム・カバー２４とを含む。
Description
【０００１】
【発明の関係する分野】この発明は、中折れ機構付き乗
り物シートに関する。
り物シートに関する。
【０００２】
【背景技術】最近、この種の中折れ機構付き乗り物シー
トが開発され、そして、商用車のドライバ・シートに用
い始められた。その中折れドライバ・シートでは中折れ
シート・バックが、ロア・シート・バック部分および前
倒れ可能なアッパ・シート・バック部分で組み立てられ
る構造で用いられ、そして、そのアッパ・シート・パッ
ド部分が、パッドにインサート・ワイヤを埋め込んでト
リム・カバーをそのインサート・ワイヤに止めるので、
そのアッパ・シート・バック部分が中折れ機構で前倒れ
されると、そのパッドのボトムがそのロア・シート・バ
ック部分のトップに干渉されて押し潰され、そのトリム
・カバーが浮き上がり、そして、しわがそのトリム・カ
バーに生じる不具合があった。
トが開発され、そして、商用車のドライバ・シートに用
い始められた。その中折れドライバ・シートでは中折れ
シート・バックが、ロア・シート・バック部分および前
倒れ可能なアッパ・シート・バック部分で組み立てられ
る構造で用いられ、そして、そのアッパ・シート・パッ
ド部分が、パッドにインサート・ワイヤを埋め込んでト
リム・カバーをそのインサート・ワイヤに止めるので、
そのアッパ・シート・バック部分が中折れ機構で前倒れ
されると、そのパッドのボトムがそのロア・シート・バ
ック部分のトップに干渉されて押し潰され、そのトリム
・カバーが浮き上がり、そして、しわがそのトリム・カ
バーに生じる不具合があった。
【０００３】
【発明の課題】この発明の課題は、中折れシート・バッ
クが中折れ機構で前に倒される際、ロア・シート・バッ
ク部分とアッパ・シート・バック部分との間に干渉を避
け、そして、パッドが押し潰されてトリム・カバーに発
生するしわを未然に防止するところの中折れ機構付き乗
り物シートの提供にある。
クが中折れ機構で前に倒される際、ロア・シート・バッ
ク部分とアッパ・シート・バック部分との間に干渉を避
け、そして、パッドが押し潰されてトリム・カバーに発
生するしわを未然に防止するところの中折れ機構付き乗
り物シートの提供にある。
【０００４】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
中折れシート・バックが、ロア・シート・バック部分お
よび前倒れ可能なアッパ・シート・バック部分で組み立
てられ、そして、そのアッパ・シート・バック部分が、
そのロア・シート・バック部分に用いられるメイン・フ
レームのトップに前倒れ可能に組み付けられる可動フレ
ームと、そのアッパ・シート・バック部分の回転中心に
おいてその可動フレームの左右方向に伸長され、そし
て、その可動フレームに固定的に支持されるトリム・ワ
イヤと、その可動フレームに支持されるパッドと、その
パッドに被せられ、そして、下方のカバー・エンドをそ
のトリム・ワイヤに、残りのカバー・エンドをその可動
フレームにそれぞれ止めるトリム・カバーとを含み、そ
して、そのアッパ・シート・バック部分の回転中心でそ
のトリム・ワイヤにその下方のカバー・エンドを止める
ことによってその可動フレーム・パッド、およびトリム
・カバーを一体で前倒れ可能にしてそのパッドのボトム
とそのロア・シート・バック部分のパッドのトップとの
間の干渉を回避する。
中折れシート・バックが、ロア・シート・バック部分お
よび前倒れ可能なアッパ・シート・バック部分で組み立
てられ、そして、そのアッパ・シート・バック部分が、
そのロア・シート・バック部分に用いられるメイン・フ
レームのトップに前倒れ可能に組み付けられる可動フレ
ームと、そのアッパ・シート・バック部分の回転中心に
おいてその可動フレームの左右方向に伸長され、そし
て、その可動フレームに固定的に支持されるトリム・ワ
イヤと、その可動フレームに支持されるパッドと、その
パッドに被せられ、そして、下方のカバー・エンドをそ
のトリム・ワイヤに、残りのカバー・エンドをその可動
フレームにそれぞれ止めるトリム・カバーとを含み、そ
して、そのアッパ・シート・バック部分の回転中心でそ
のトリム・ワイヤにその下方のカバー・エンドを止める
ことによってその可動フレーム・パッド、およびトリム
・カバーを一体で前倒れ可能にしてそのパッドのボトム
とそのロア・シート・バック部分のパッドのトップとの
間の干渉を回避する。
【０００５】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の中折れ機構付き乗り物シートを説
明するに、図１ないし図３は、トラックの中折れ機構付
きドライバ・シートに具体化されるところのこの発明の
中折れ機構付き乗り物シートの具体例１０を部分的に示
し、特に、中折れシート・バック１１を示し、そして、
この中折れ機構付きドライバ・シート１０では、その中
折れシート・バック１１が、ロア・シート・バック部分
１２および前倒れ可能なアッパ・シート・バック部分１
３で組み立てられ、そして、そのアッパ・シート・バッ
ク部分１３が、そのロア・シート・バック部分１２に用
いられるメイン・フレーム１４のトップに前倒れ可能に
組み付けられる可動フレーム２１と、そのアッパ・シー
ト・バック部分１３の回転中心Ｏにおいてその可動フレ
ーム２１の左右方向に伸長され、そして、その可動フレ
ーム２１に固定的に支持されるトリム・ワイヤ２２と、
その可動フレーム２１に支持されるパッド２３と、その
パッド２３に被せられ、そして、下方のカバー・エンド
３０をそのトリム・ワイヤ２２に、残りのカバー・エン
ドをその可動フレーム２１にそれぞれ止めるトリム・カ
バー２４とで組み立てられる。
基づいて、この発明の中折れ機構付き乗り物シートを説
明するに、図１ないし図３は、トラックの中折れ機構付
きドライバ・シートに具体化されるところのこの発明の
中折れ機構付き乗り物シートの具体例１０を部分的に示
し、特に、中折れシート・バック１１を示し、そして、
この中折れ機構付きドライバ・シート１０では、その中
折れシート・バック１１が、ロア・シート・バック部分
１２および前倒れ可能なアッパ・シート・バック部分１
３で組み立てられ、そして、そのアッパ・シート・バッ
ク部分１３が、そのロア・シート・バック部分１２に用
いられるメイン・フレーム１４のトップに前倒れ可能に
組み付けられる可動フレーム２１と、そのアッパ・シー
ト・バック部分１３の回転中心Ｏにおいてその可動フレ
ーム２１の左右方向に伸長され、そして、その可動フレ
ーム２１に固定的に支持されるトリム・ワイヤ２２と、
その可動フレーム２１に支持されるパッド２３と、その
パッド２３に被せられ、そして、下方のカバー・エンド
３０をそのトリム・ワイヤ２２に、残りのカバー・エン
ドをその可動フレーム２１にそれぞれ止めるトリム・カ
バー２４とで組み立てられる。
【０００６】そのロア・シート・バック部分１２は、そ
のメイン・フレーム１４と、そのメイン・フレーム１４
に支持されるメイン・パッド１５と、そのメイン・パッ
ド１５の上に被せられてカバー・エンドをそのメイン・
フレーム１４に止められるメイン・トリム・カバー１６
とで組み立てられる。そして、このロア・シート・バッ
ク部分１２では、そのメイン・フレーム１４は、トップ
・メンバ１７、ボトム・メンバ１８、左右のサイド・メ
ンバ１９，１９、および複数のジグザグ・スプリング２
０で組み立てられ、そして、その左右のサイド・メンバ
１９，１９でシート・クッション（図示せず）のシート
・クッション・フレームに通常に組み付けられる。
のメイン・フレーム１４と、そのメイン・フレーム１４
に支持されるメイン・パッド１５と、そのメイン・パッ
ド１５の上に被せられてカバー・エンドをそのメイン・
フレーム１４に止められるメイン・トリム・カバー１６
とで組み立てられる。そして、このロア・シート・バッ
ク部分１２では、そのメイン・フレーム１４は、トップ
・メンバ１７、ボトム・メンバ１８、左右のサイド・メ
ンバ１９，１９、および複数のジグザグ・スプリング２
０で組み立てられ、そして、その左右のサイド・メンバ
１９，１９でシート・クッション（図示せず）のシート
・クッション・フレームに通常に組み付けられる。
【０００７】一方、そのアッパ・シート・バック部分１
３では、その可動フレーム２１は、トップ・メンバ２
５、ボトム・メンバ２６、左右のサイド・メンバ２７，
２７、および複数のジグザグ・スプリング（図示せず）
で組み立てられる。そして、このアッパ・シート・バッ
ク部分１３は、ピン２８，２８でその左右のサイド・メ
ンバ２７，２７の下端をそのメイン・フレーム１４のそ
の左右のサイド・メンバ１９，１９の上端に揺動可能に
連結されてそのロア・シート・バック部分１２に前倒し
可能に組み付けられる。特に、この可動フレーム２１で
は、そのトップ・メンバ２５および左右のサイド・メン
バ２７，２７は、スチール・パイプのＵ字曲げである。
３では、その可動フレーム２１は、トップ・メンバ２
５、ボトム・メンバ２６、左右のサイド・メンバ２７，
２７、および複数のジグザグ・スプリング（図示せず）
で組み立てられる。そして、このアッパ・シート・バッ
ク部分１３は、ピン２８，２８でその左右のサイド・メ
ンバ２７，２７の下端をそのメイン・フレーム１４のそ
の左右のサイド・メンバ１９，１９の上端に揺動可能に
連結されてそのロア・シート・バック部分１２に前倒し
可能に組み付けられる。特に、この可動フレーム２１で
は、そのトップ・メンバ２５および左右のサイド・メン
バ２７，２７は、スチール・パイプのＵ字曲げである。
【０００８】そのトリム・ワイヤ２２は、所定の長さの
スチール・ロッドの両端にレッグ２９，２９を折り曲げ
て作られ、そして、そのアッパ・シート・バック部分１
３の回転中心Ｏに位置されてそのレッグ２９，２９でそ
の可動フレーム２１のそのボトム・メンバ２６に溶接さ
れる。勿論、そのレッグ２９，２９の長さは、そのボト
ム・メンバ２６とそのアッパ・シート・バック部分１３
の回転中心Ｏとの間の距離に合わせられている。また、
このトリム・ワイヤ２２は、そのアッパ・シート・バッ
ク部分１３の回転中心Ｏの近傍に位置されてもよい。
スチール・ロッドの両端にレッグ２９，２９を折り曲げ
て作られ、そして、そのアッパ・シート・バック部分１
３の回転中心Ｏに位置されてそのレッグ２９，２９でそ
の可動フレーム２１のそのボトム・メンバ２６に溶接さ
れる。勿論、そのレッグ２９，２９の長さは、そのボト
ム・メンバ２６とそのアッパ・シート・バック部分１３
の回転中心Ｏとの間の距離に合わせられている。また、
このトリム・ワイヤ２２は、そのアッパ・シート・バッ
ク部分１３の回転中心Ｏの近傍に位置されてもよい。
【０００９】また、この中折れ機構付きドライバ・シー
ト１０において、３１はヘッド・レストレイント、３２
はインサート、３３はパッド、そして、３４はトリム・
カバーである。
ト１０において、３１はヘッド・レストレイント、３２
はインサート、３３はパッド、そして、３４はトリム・
カバーである。
【００１０】上述されたように、そのトリム・ワイヤ２
２がそのアッパ・シート・バック部分１３の回転中心Ｏ
においてその可動フレーム２１の左右方向に伸長され、
そして、その可動フレーム２１のそのボトム・メンバ２
６に溶接され、そして、そのトリム・カバー２４がその
パッド２３の上に被せられ、そして、その下方のカバー
・エンド３０をそのトリム・ワイヤ２２に、その残りの
カバー・エンドをその可動フレーム２１のそのトップ・
メンバ２５および左右のサイド・メンバ２７，２７にそ
れぞれホブ・リングで止めるので、その中折れシート・
バック１１がその中折れ機構で操作されると、そのアッ
パ・シート・バック部分１３は、図３に示されたように
そのロア・シート・バック部分１２のそのメイン・パッ
ド１５のトップにそのパッド２３のボトムを干渉させず
にその可動フレーム２１、パッド２３、およびトリム・
カバー２４を一体で前に倒される。その結果、そのアッ
パ・シート・バック部分１３が前に倒される際、そのパ
ッド２３のボトムは、そのロア・シート・バック部分１
２のそのメイン・パッド１５に押し潰されず、そして、
そのパッド２３の押し潰しが避けられる。また、そのパ
ッド２３の押潰しによるそのトリム・カバー２４の浮き
上りとそのトリム・カバー２４に生じるしわが未然に防
止される。
２がそのアッパ・シート・バック部分１３の回転中心Ｏ
においてその可動フレーム２１の左右方向に伸長され、
そして、その可動フレーム２１のそのボトム・メンバ２
６に溶接され、そして、そのトリム・カバー２４がその
パッド２３の上に被せられ、そして、その下方のカバー
・エンド３０をそのトリム・ワイヤ２２に、その残りの
カバー・エンドをその可動フレーム２１のそのトップ・
メンバ２５および左右のサイド・メンバ２７，２７にそ
れぞれホブ・リングで止めるので、その中折れシート・
バック１１がその中折れ機構で操作されると、そのアッ
パ・シート・バック部分１３は、図３に示されたように
そのロア・シート・バック部分１２のそのメイン・パッ
ド１５のトップにそのパッド２３のボトムを干渉させず
にその可動フレーム２１、パッド２３、およびトリム・
カバー２４を一体で前に倒される。その結果、そのアッ
パ・シート・バック部分１３が前に倒される際、そのパ
ッド２３のボトムは、そのロア・シート・バック部分１
２のそのメイン・パッド１５に押し潰されず、そして、
そのパッド２３の押し潰しが避けられる。また、そのパ
ッド２３の押潰しによるそのトリム・カバー２４の浮き
上りとそのトリム・カバー２４に生じるしわが未然に防
止される。
【００１１】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質（ｎａ
ｔｕｒｅ）および本質（ｓｕｂｓｔａｎｃｅ）に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し（ｂｅ ｃｏｍｍｅｎｓｕ
ｒａｔｅ ｗｉｔｈ）、そして、その発明の成立に必須
である。
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質（ｎａ
ｔｕｒｅ）および本質（ｓｕｂｓｔａｎｃｅ）に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し（ｂｅ ｃｏｍｍｅｎｓｕ
ｒａｔｅ ｗｉｔｈ）、そして、その発明の成立に必須
である。
【００１２】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
中折れ機構付き乗り物シートは、中折れシート・バック
が、ロア・シート・バック部分および前倒れ可能なアッ
パ・シート・バック部分で組み立てられ、そして、その
アッパ・シート・バック部分が、そのロア・シート・バ
ック部分に用いられるメイン・フレームのトップに前倒
れ可能に組み付けられる可動フレームと、そのアッパ・
シート・バック部分の回転中心においてその可動フレー
ムの左右方向に伸長され、そして、その可動フレームに
固定的に支持されるトリム・ワイヤと、その可動フレー
ムに支持されるパッドと、そのパッドに被せられ、そし
て、下方のカバー・エンドをそのトリム・ワイヤに、残
りのカバー・エンドをその可動フレームにそれぞれ止め
るトリム・カバーとを含むので、この発明の中折れ機構
付き乗り物シートでは、その中折れシート・バックが中
折れ機構で操作されると、そのアッパ・シート・バック
部分が、そのロア・シート・バック部分のパッドのトッ
プにそのパッドのボトムに干渉させずにその可動フレー
ム・パッド、およびトリム・カバーを一体で前に倒さ
れ、そのパッドの押潰しが避けられ、そして、そのパッ
ドの押潰によるそのトリム・カバーの浮き上りとそのト
リム・カバーに生じるしわとが未然に防止され、その結
果、乗り物、特に、商用車にとって非常に有用で実用的
である。
中折れ機構付き乗り物シートは、中折れシート・バック
が、ロア・シート・バック部分および前倒れ可能なアッ
パ・シート・バック部分で組み立てられ、そして、その
アッパ・シート・バック部分が、そのロア・シート・バ
ック部分に用いられるメイン・フレームのトップに前倒
れ可能に組み付けられる可動フレームと、そのアッパ・
シート・バック部分の回転中心においてその可動フレー
ムの左右方向に伸長され、そして、その可動フレームに
固定的に支持されるトリム・ワイヤと、その可動フレー
ムに支持されるパッドと、そのパッドに被せられ、そし
て、下方のカバー・エンドをそのトリム・ワイヤに、残
りのカバー・エンドをその可動フレームにそれぞれ止め
るトリム・カバーとを含むので、この発明の中折れ機構
付き乗り物シートでは、その中折れシート・バックが中
折れ機構で操作されると、そのアッパ・シート・バック
部分が、そのロア・シート・バック部分のパッドのトッ
プにそのパッドのボトムに干渉させずにその可動フレー
ム・パッド、およびトリム・カバーを一体で前に倒さ
れ、そのパッドの押潰しが避けられ、そして、そのパッ
ドの押潰によるそのトリム・カバーの浮き上りとそのト
リム・カバーに生じるしわとが未然に防止され、その結
果、乗り物、特に、商用車にとって非常に有用で実用的
である。
【図１】トラックの中折れ機構付きドライバ・シートに
具体化されるところのこの発明の中折れ機構付き乗り物
シートの具体例において中折れシート・バックを一部破
断して示した斜視図である。
具体化されるところのこの発明の中折れ機構付き乗り物
シートの具体例において中折れシート・バックを一部破
断して示した斜視図である。
【図２】図１に示されたその中折れシート・バックを中
折れ最後傾の状態で示した部分縦断面である。
折れ最後傾の状態で示した部分縦断面である。
【図３】図１に示されたその中折れシート・バックを中
折れ最前傾の状態で示した部分縦断面である。
折れ最前傾の状態で示した部分縦断面である。
１１ 中折れシート・バック １２ ロア・シート・バック部分 １３ アッパ・シート・バック部分 １４ メイン・フレーム ２１ 可動フレーム ２２ トリム・ワイヤ ２３ パッド ２４ トリム・カバー
Claims (2)
- 【請求項１】 中折れシート・バックが、ロア・シート
・バック部分および前倒れ可能なアッパ・シート・バッ
ク部分で組み立てられ、そして、そのアッパ・シート・
バック部分が、そのロア・シート・バック部分に用いら
れるメイン・フレームのトップに前倒れ可能に組み付け
られる可動フレームと、そのアッパ・シート・バック部
分の回転中心においてその可動フレームの左右方向に伸
長され、そして、その可動フレームに固定的に支持され
るトリム・ワイヤと、その可動フレームに支持されるパ
ッドと、そのパッドに被せられ、そして、下方のカバー
・エンドをそのトリム・ワイヤに、残りのカバー・エン
ドをその可動フレームにそれぞれ止めるトリム・カバー
とを含むところの中折れ機構付き乗り物シート。 - 【請求項２】 そのトリム・ワイヤが、そのアッパ・シ
ート・バック部分の回転中心の近傍においてその可動フ
レームの左右方向に伸長され、そして、その可動フレー
ムに固定的に支持される請求項１に記載の中折れ機構付
き乗り物シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22367598A JP2000038065A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 中折れ機構付き乗り物シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22367598A JP2000038065A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 中折れ機構付き乗り物シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000038065A true JP2000038065A (ja) | 2000-02-08 |
Family
ID=16801894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22367598A Pending JP2000038065A (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 中折れ機構付き乗り物シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000038065A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2223886A1 (en) * | 2007-12-12 | 2010-09-01 | TS Tech Co., Ltd. | Seatback bendable at its middle, vehicle seat with seatback bendable at its middle, and method of producing the vehicle seat |
| US20230045389A1 (en) * | 2021-08-06 | 2023-02-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Seat structure |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP22367598A patent/JP2000038065A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2223886A1 (en) * | 2007-12-12 | 2010-09-01 | TS Tech Co., Ltd. | Seatback bendable at its middle, vehicle seat with seatback bendable at its middle, and method of producing the vehicle seat |
| EP2223886A4 (en) * | 2007-12-12 | 2014-10-22 | Ts Tech Co Ltd | IN THE MIDDLE BENDING BACKREST, VEHICLE SEAT WITH A BACKREST THAT CAN BE BENDED IN THE CENTER, AND METHOD OF MANUFACTURING THE VEHICLE SEAT |
| US9044096B2 (en) | 2007-12-12 | 2015-06-02 | Ts Tech Co., Ltd. | Center-foldable seat back, seat with the same, and method of manufacturing center-foldable seat back |
| US20230045389A1 (en) * | 2021-08-06 | 2023-02-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Seat structure |
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