JP2000038014A - 自動車用空調装置のブロアユニット - Google Patents

自動車用空調装置のブロアユニット

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JP2000038014A
JP2000038014A JP10222362A JP22236298A JP2000038014A JP 2000038014 A JP2000038014 A JP 2000038014A JP 10222362 A JP10222362 A JP 10222362A JP 22236298 A JP22236298 A JP 22236298A JP 2000038014 A JP2000038014 A JP 2000038014A
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JP
Japan
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air inlet
opening
door
unit case
sound absorbing
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JP10222362A
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English (en)
Inventor
Hideki Nagano
秀樹 長野
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用空調装置のブロアユニットの構造の
簡素化・小型化を図り、製造コストの低減と省スペース
化とを実現する。 【解決手段】 車室側の内気導入口5を開閉する外開き
型の開閉ドア7をユニットケース1に設け、開閉ドア7
の内側面に吸音材9を設けた。従来例に較べ騒音を減ら
すための構造が簡素化され、部品点数が減り、ブロアユ
ニットが小型化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車用空調装置
のブロアユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用空調装置のブロアユニッ
トとして、実開平2−23204号公報に記載されたも
のがある。
【0003】図4はこの自動車用空調装置のブロアユニ
ットを示す断面図である。
【0004】この自動車用空調装置のブロアユニット
は、ファン102を収容するユニットケース101と、
ファン102を駆動するモータ103と、ユニットケー
ス101内に内気を導入する内気導入口105,106
と、ユニットケース101内に外気を導入する外気導入
口104と、両方の内気導入口105,106と外気導
入口104とを開閉して、内気か外気をユニットケース
101内に導入する2つの内外気切換ドア107,10
8とを備えている。
【0005】2つの内気導入口105,106と1つの
外気導入口104とはユニットケース101に形成さ
れ、2つの内気導入口105,106は図4の左右方向
に対向している。
【0006】ユニットケース101には、内気導入口1
05,106と対向する円弧状のプレート150,15
1が支持アーム170,171を介して設けられてい
る。プレート150,151の内気導入口対向面には吸
音材160,161が貼り付けられている。
【0007】2つの内外気切換ドア107,108が図
4の2点鎖線で示す位置にあるとき、内気導入口10
5,106が閉じ、外気導入口104が開放される。こ
の状態でファン102が回転すると、外気導入口104
から外気がユニットケース101内に導入される(外気
導入モード)。
【0008】2つの内外気切換ドア107,108が図
4の実線で示す位置にあるとき(2つの内外気切換ドア
107,108がストッパ180に当たっていると
き)、外気導入口104が閉じ、内気導入口105,1
06が開放される。この状態でファン102が回転する
と、両方の内気導入口105,106から内気がユニッ
トケース101内に導入される(内気導入モード)。
【0009】このときファン102からの騒音が内気導
入口105,106から外部へ漏れるが、漏れた騒音は
内気導入口105,106と対向する円弧状のプレート
150,151の吸音材160,161によって吸収さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のブ
ロアユニットによれば、内気導入モードのとき、内気導
入口105,106から車室へ漏れる騒音を減らすこと
ができる。
【0011】しかし、従来のブロアユニットの場合、上
述のように騒音を減らすための構造が複雑で、しかもユ
ニット全体が大きい。すなわち、2つの内気導入口10
5,106のそれぞれに円弧状のプレート150,15
1が支持アーム170,171を介して対向配置され、
しかも内気導入口105,106とプレート150,1
51との間には所定の空間が形成されている。
【0012】このように騒音を減らすための構造の構成
部品が多く、製造コストが高いとともに、ブロアユニッ
トが大型化するため、より大きな収容スペースが要求さ
れるという問題がある。
【0013】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は、構造の簡素化・小型化を図り、
製造コストの低減と省スペース化とを実現することがで
きる自動車用空調装置のブロアユニットを提供すること
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の発明の自動車用空調装置のブロアユニッ
トは、ファンを収容するユニットケースと、前記ユニッ
トケースに形成され、内気を導入する車室側内気導入口
及びエンジンルーム側内気導入口と、前記ユニットケー
スに形成され、外気を導入する外気導入口と、前記ユニ
ットケース内に設けられ、前記エンジンルーム側内気導
入口と前記外気導入口とを選択的に開閉する内外気切換
ドアとを備えた自動車用空調装置のブロアユニットにお
いて、前記ユニットケースに設けられ、前記車室側内気
導入口を開閉する外開き型開閉ドアと、前記外開き型開
閉ドアの内側面に設けられた吸音材とを備えていること
を特徴とする。
【0015】上述のように車室側内気導入口を開閉する
外開き型開閉ドアをユニットケースに設け、外開き型開
閉ドアの内側面に吸音材を設けたので、騒音を減らすた
めの構造が簡素化され、部品点数が減り、ブロアユニッ
トが小型化される。
【0016】請求項2記載の発明の自動車用空調装置の
ブロアユニットは、請求項1記載の発明の自動車用空調
装置のブロアユニットにおいて、前記外開き型開閉ドア
が円弧状又はL字形であることを特徴とする。
【0017】上述のように外開き型開閉ドアが円弧状又
はL字形であり、吸音材に対するファンの騒音の入射角
が直角に近づくので、吸音率が向上する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0019】図1はこの発明の一実施形態に係る自動車
用空調装置のブロアユニットを示す断面図である。
【0020】ブロアユニットは、ファン2と、ファン2
を収容するユニットケース1と、ファン2を駆動するモ
ータ3とを備えている。
【0021】ユニットケース1には、外気を導入するた
めの外気導入口4、図示しない車室側(図1の左側)か
ら内気を導入するための内気導入口(車室側内気導入
口)5、及び図示しないエンジンルーム側(図1の右
側)から内気を導入するための内気導入口(エンジンル
ーム側内気導入口)6がそれぞれ形成されている。
【0022】また、ユニットケース1には、内気導入口
5を開閉する開閉ドア7が設けられているとともに、内
気導入口6と外気導入口4とを選択的に開閉する内外気
切換ドア8が設けられている。開閉ドア7はユニットケ
ース1の外へ向って開く、いわゆる外開きの開閉ドアで
ある。
【0023】開閉ドア7の内側面には吸音材9が設けら
れている。内外気切換ドア8の両面には吸音材10,1
1が設けられている。
【0024】図示しない内外気切換スイッチが内気導入
モードに切り換えられると、アクチュエータ(図示せ
ず)の作用により開閉ドア7及び内外気切換ドア8がそ
れぞれ図1の実線の位置に移動し、内気導入口5,6が
開く。このとき内外気切換ドア8によって外気導入口4
が閉じる。
【0025】モータ3の作動によりファン2が回転する
と、内気導入口5,6からユニットケース1内に内気が
導入される。
【0026】このときファン2の騒音は図1の1点鎖線
の矢印で示すように開閉ドア7の内側面の吸音材9に当
たり、吸音材9の吸音機能が働くので、内気導入口5か
ら車室側へ漏れる騒音が小さくなる。
【0027】内外気切換スイッチが外気導入モードに切
り換えられると、内外気切換ドア8が図1の2点鎖線の
位置に移動し、内気導入口6が閉じ、外気導入口4が開
くとともに、開閉ドア7が回転して内気導入口5が閉じ
る。
【0028】外気導入口4からユニットケース1内に外
気が導入される。
【0029】この実施形態の自動車用空調装置のブロア
ユニットによれば、上述のように車室側の内気導入口5
を開閉する外開き型の開閉ドア7をユニットケース1に
設け、この開閉ドア7の内側面に吸音材9を設けたの
で、騒音を減らすための構造が簡素化され、部品点数が
減り、ブロアユニットが小型化される。したがって、製
造コストを低くすることができるとともに、インストメ
ントパネルの裏側に大きな収容スペースが要求されなく
なる。
【0030】図2及び図3は図1の実施形態の変形例に
係る自動車用空調装置のブロアユニットを示す断面図で
ある。
【0031】図1の実施形態と共通部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
【0032】図1の実施形態では、外開き型の開閉ドア
として、平板状の開閉ドア7を用いた場合について述べ
たが、これに代え、図2に示す円弧状の開閉ドア17
や、図3に示すほぼL字形の開閉ドア27を用いるよう
にしてもよい。
【0033】ユニットケース31,41の車室側の内気
導入口15,25が開いているとき、内気導入口15,
25から漏れたファン2の騒音は図2及び図3の1点鎖
線の矢印で示すように開閉ドア17,27の吸音材1
9,29に当たる。上述のように外開き型開閉ドア1
7,27が円弧状又はL字形であり、図1の実施形態に
較べ、吸音材19,29に対する騒音の入射角が直角に
近くなるので、吸音率が向上する。
【0034】これらの変形例によれば、内気導入口1
5,25から車室側へ漏れる騒音を一層小さくすること
ができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明の自
動車用空調装置のブロアユニットによれば、騒音を減ら
すための構造が簡素化され、部品点数が減り、ブロアユ
ニットが小型化されるので、製造コストを低くすること
ができるとともに、インストメントパネルの裏側に大き
な収容スペースが要求されない。
【0036】請求項2記載の発明の自動車用空調装置の
ブロアユニットによれば、請求項1記載の発明の効果に
加え、吸音率が向上するので、車室側内気導入口から車
室側へ漏れる騒音を一層小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る自動車用空
調装置のブロアユニットを示す断面図である。
【図2】図2は図1の実施形態の変形例に係る自動車用
空調装置のブロアユニットを示す断面図である。
【図3】図3は図1の実施形態の他の変形例に係る自動
車用空調装置のブロアユニットを示す断面図である。
【図4】図4は従来の自動車用空調装置のブロアユニッ
トを示す断面図である。
【符号の説明】
1,31,41 ユニットケース 2 ファン 4 外気導入口 5,6,15,25 内気導入口 7,17,27 開閉ドア 8 内外気切換ドア 9,10,11,19,29 吸音材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンを収容するユニットケースと、 前記ユニットケースに形成され、内気を導入する車室側
    内気導入口及びエンジンルーム側内気導入口と、 前記ユニットケースに形成され、外気を導入する外気導
    入口と、 前記ユニットケース内に設けられ、前記エンジンルーム
    側内気導入口と前記外気導入口とを選択的に開閉する内
    外気切換ドアとを備えた自動車用空調装置のブロアユニ
    ットにおいて、 前記ユニットケースに設けられ、前記車室側内気導入口
    を開閉する外開き型開閉ドアと、 前記外開き型開閉ドアの内側面に設けられた吸音材とを
    備えていることを特徴とする自動車用空調装置のブロア
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前記外開き型開閉ドアが円弧状又はL字
    形であることを特徴とする請求項1記載の自動車用空調
    装置のブロアユニット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2876434A1 (fr) * 2004-10-11 2006-04-14 Technofan Sa Dispositif d'obturation d'une conduite et ensemble de ventilation incluant un tel dispositif
US7285041B2 (en) 2004-12-16 2007-10-23 Denso Corporation Air passage switching device and vehicle air conditioner
JP2008114650A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Calsonic Kansei Corp 車両用空気調和装置
WO2020231102A1 (ko) * 2019-05-10 2020-11-19 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030107