JP2002137621A - 内外気切替装置 - Google Patents

内外気切替装置

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JP2002137621A
JP2002137621A JP2001141965A JP2001141965A JP2002137621A JP 2002137621 A JP2002137621 A JP 2002137621A JP 2001141965 A JP2001141965 A JP 2001141965A JP 2001141965 A JP2001141965 A JP 2001141965A JP 2002137621 A JP2002137621 A JP 2002137621A
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air
door
inside air
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JP2001141965A
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Hirotaka Egami
弘孝 江上
Yasuhiro Sato
康弘 佐藤
Mitsutoshi Kato
光敏 加藤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control
    • B60H1/00849Damper doors, e.g. position control for selectively commanding the induction of outside or inside air

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外気導入モードにおいて、外気を導入すると
ともに、送風機の負圧を利用して補助内気ドアより内気
の一部を導入可能とし、かつ補助内気ドアの駆動を省動
力で行える内外気切替装置を実現する。 【解決手段】 車室内側に開口する第1の内気導入口1
1および第2の内気導入口17とエンジンルーム内に開
口する外気導入口12とを有する内外気切替箱10と、
第1の内気導入口11と外気導入口12とを切り替え開
閉するロータリドア13と、外気および内気を吸込む送
風ファン22と、内外気切替箱10内に配置され、第2
の内気導入口17を開閉する内気補助ドア18とを備
え、第2の内気導入口17は、送風ファン22の運転に
よって車室内側と差圧が生ずる位置に開口させておき、
ロータリドア13が外気導入モードのときに、車室内側
との差圧によって内気補助ドア18が駆動されて内気の
一部を導入するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内外気切替ドアを
用いた内外気切替装置に関するもので外気導入時に内気
の一部を取り入れる構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の内外気切替装置におい
て、特開平11−348529号公報で開示されている
ものが知られている。これによると、内外気切替箱に
は、車室内空気を吸入する第1内気吸入口および第2内
気吸入口と車室外空気を吸入する外気吸入口とを有して
おり、外気吸入口を中央に配置し、その両側に第1、第
2内気吸入口を配置している。なお、第2内気吸入口は
内気吸入量増加のための補助吸入口である。
【0003】そして、内外気切替箱内に、内外気切替ド
アおよび補助内気ドアが回動可能に収納されている。内
外気切替ドアは第1内気吸入口と外気吸入口を切替開閉
し、また、補助内気ドアは第2内気吸入口を開閉するも
のであり、いずれも、ロータリ式ドアからなっている。
【0004】そして、内外気切替ドアおよび補助内気ド
アの回転軸の一端が、内外気切替箱の外部でドア操作機
構に連結されていて、例えばこのドア操作機構では、操
作パネルに設けられた内外気切替操作スイッチを作動さ
せることで、電気的なアクチュエータであるサーボモー
タを作動させ、リンク機構などを介して回転軸に伝達し
て、内外気切替ドアおよび補助内気ドアを同時に回動操
作させるようにしている。
【0005】従って、以上の内外気切替装置によれば、
外気導入モードまたは内気導入モードのいずれか一方を
選択して内気または外気を取り入れるとともに、内気導
入モードのときに、内気を2ヶ所から取り入れることに
より内気導入モードにおける冷暖房能力の向上を図った
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、内気導入モードにおいては、吸入口を大
きくして空気量を多く取り入れることが可能であって、
内気導入モードにおける冷暖房能力の向上が図れるが、
外気導入モードのときには、第2内気吸入口が閉じられ
負荷の大きい外気のみが取り入れるために、この外気の
負荷に応じた空調装置においては冷暖房能力の大きいも
のが要求されることになる。従って、能力を大きくする
ことは、空調装置の容積を大きくしたり送風機などの動
力の消費量を高めるなどが必要となり空調装置の小型化
や省動力から遠ざかってしまう問題がある。
【0007】また、上述の補助内気ドアは、ドア操作機
構と連結されて内外気切替ドアと同時に回動操作させる
構造となっているが、このドア操作機構のうち2つのド
アを連結させて同時に回動させるためのリンク部材を介
したリンク機構は、複雑なため部品点数が多くなりかつ
部品コストが高くなる。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記点を鑑み
て、外気導入モードにおいて、外気を導入するととも
に、送風機の負圧を利用して補助内気ドアより内気の一
部を導入可能とし、かつ補助内気ドアの駆動を省動力で
行える内外気切替装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1および請求項6記載の技術的手段を採用す
る。
【0010】すなわち、請求項1に記載の発明では、車
室内側に開口する第1の内気導入口(11)および第2
の内気導入口(17)とエンジンルーム側に開口する外
気導入口(12)とを有する内外気切替箱(10)と、
この内外気切替箱(10)内に配置され、第1の内気導
入口(11)と外気導入口(12)とを切り替え開閉す
る内外気切替ドア(13)と、この内外気切替ドア(1
3)の下流側に配設され、各導入口(11、12、1
7)から外気および内気を吸込む送風手段(22、2
3)と、内外気切替箱(10)内に配置され、第2の内
気導入口(17)を開閉する内気補助ドア(18)とを
備え、この内気補助ドア(18)は、その上端を中心と
して自在に回動しうるように支持され、内外気切替ドア
(13)が外気導入口(12)から吸込む外気導入モー
ドのときに、送風手段(22、23)の作動によって生
ずる内外気切替箱(10)内の圧力と車室内側との差圧
によって駆動され、第2の内気導入口(17)から内外
気切替箱(10)内に内気を導入するように構成されて
いることを特徴としている。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、車室内側
に開口する第1の内気導入口(11)および第2の内気
導入口(17)とエンジンルーム側に開口する外気導入
口(12)とを有し、外気導入口(12)から吸込む外
気導入モードのときに、送風手段(22、23)の作動
によって生ずる差圧によって駆動される内気補助ドア
(18)を介することにより、外気を導入するととも
に、内気補助ドア(18)を省動力で駆動して、第2の
内気導入口(17)から内気の一部とを導入できる。
【0012】従って、空調負荷が大きい外気のみを導入
する外気導入モードのときと比較し、外気を導入すると
ともに、空調負荷が小さい内気を一部取り入れることに
より、例えばこの装置を車両用空調装置に適用した場合
には、空調装置の容量を大型化することなく、かつ消費
動力を高める必要がなく空調能力を高めることができ
る。
【0013】また、内気補助ドア(18)の上端を中心
として自在に回動しうるように支持された内気補助ドア
(18)の開閉動作を送風手段(22、23)の作動に
よって生ずる差圧によって駆動することにより、外気導
入モードのみならず内気導入モードのときにも第2の内
気導入口(17)から内気の一部を取り入れることで大
風量が確保できるため、第1の内気導入口(11)およ
び外気導入口(12)の開口部を第2の内気導入口(1
7)の開口面積相当分を小型化にできる。
【0014】また、送風手段(22、23)によって生
ずる差圧を利用することで内気補助ドア(18)を開閉
動作させるためのリンク部材などの部品が不要となり部
品コストの低減が図れる。
【0015】請求項2に記載の発明では、内外気切替ド
ア(13)は、ロータリ式の回転ドアであって、第2の
内気導入口(17)は、第1の内気導入口(11)の下
方側で、かつ外気導入口(12)と内外気切替ドア(1
3)の回転軸(13c)に対して略対向する内外気切替
箱(10)の側壁に設けられるとともに、内気補助ドア
(18)は、内外気切替ドア(13)の回転軸(13
c)の下流側に配設され、第2の内気導入口(17)を
開閉することを特徴としている。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、第1の内
気導入口(11)の下方側で、かつ外気導入口(12)
と対向する位置に第2の内気導入口(17)が設けられ
ることにより、第2の内気導入口(17)が内気導入口
(11)よりも外気導入口(12)の方が遠ざかってい
るため、外気導入時の方が差圧により開閉する内気補助
ドア(18)の開度が大きくなり一部の内気を多く取り
込めることができる。この結果、上記請求項1の効果を
奏でることができる。
【0017】請求項3に記載の発明では、内外気切替箱
(10)は、内外気切替ドア(13)の長手方向に分割
可能な少なくとも2つの分割ケース(10j、10k)
から構成されており、分割ケース(10j、10k)の
いずれか一方、または両者に第2の内気導入口(17)
および内気補助ドア(18)が配設されていることを特
徴としている。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、内外気切
替箱(10)は、2つの分割ケース(10j、10k)
から構成されており、いずれか一方、または両者に第2
の内気導入口(17)および内気補助ドア(18)が配
設されていることにより、取り入れる内気量が少なくと
も片側のみまたは両側の2種類でもって選択できる。従
って、負荷に応じた対応ができ要求される内気送風量が
確保できる。
【0019】請求項4に記載の発明では、内外切替装置
(10)には、内気補助ドア(18)の下流側に各導入
口(11、12、17)から吸込まれた外気および内気
を浄化する浄化手段(30)が配設されていることを特
徴としている。
【0020】請求項4に記載の発明によれば、内気補助
ドア(18)の下流側に浄化手段(30)が配設されて
いることにより、取り入れられる外気および内気の浄化
ができ、下流側に配設される。例えば蒸発器、ヒータコ
アなどの目詰まりなどを防止できる。
【0021】請求項5に記載の発明では、内気補助ドア
(18)は、板状に形成され第2の内気導入口(17)
に面する側にパッキン材(18b)が貼付されるととも
に、回動可能な回転軸(18c)と一体にさせ、回転軸
(18c)が第2の内気導入口(17)の上方に位置す
るように配設されていることを特徴としている。
【0022】請求項5に記載の発明によれば、内気補助
ドア(18)を上述の構成とすることにより、内気補助
ドア(18)の重力と送風手段(22、23)との差圧
の関係から、内気補助ドア(18)の開度、すなわち、
第2の内気導入口(17)からの内気送風量を求めるこ
とが可能となる。従って、要求される内気送風量を確保
するためには、内気補助ドア(18)の重量を調整する
ことで良い。
【0023】また、パッキン材(18b)を貼付させる
ことにより、内気補助ドア(18)が開閉する際の第2
の内気導入口(17)にあたる騒音を低減できる。
【0024】請求項6に記載の発明では、第2の内気導
入口(17)は、内気補助ドア(18)とのシール面
(17a)が重力方向に対して所定の傾き(−θ〜θ)
をもつように形成されていることを特徴としている。
【0025】請求項6に記載の発明によれば、第2の内
気導入口(17)の内気補助ドア(18)とのシール面
(17a)を傾かせることにより、第2の内気導入口
(17)から導入する内気送風量の初期値を可変できる
ため、必要な内気送風量の要求に対してシール面(17
a)の傾きで調整すると良い。
【0026】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の内外気切替装置の
一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。まず、図
1は車両用空調装置の通風系における内外気切替装置お
よび送風機を含む送風機ユニットを示す。この送風機ユ
ニットは、通常、自動車の車室内前部の計器盤下方で、
助手席側の部位に配置される。10は合成樹脂製の内外
気切替箱で、その下方には送風用スクロールケーシング
20が隣接して配置されており、内外気切替箱10の内
部はスクロールケーシング20のベルマウス状の吸入口
21に連通している。
【0028】また、内外気切替箱10は、図2に示すよ
うに、車室内側(車両後側)に開口するように設けら
れ、車室内空気を導入する第1の内気導入口11および
第2の内気導入口17(後述する)とエンジンルーム内
(車両前側)に開口するように設けられ、車室外空気を
導入する外気導入口12を有しており、内外気切替箱1
0内に内外気切替用ロータリドア13が回動可能に収納
されている。
【0029】ここで、ロータリドア13は、円弧状の円
周壁13aを有しており本例ではこの円周壁13aの円
周角は略70°となっている。
【0030】そして、この円周壁13aの軸方向の両側
面部はそれぞれ扇形の側板部13bにより閉じた形状に
してある。円周壁13aの曲率半径の中心位置には、回
転軸13cが配置してあり、その両端部は左右の両側板
部13bから軸方向外向きに突出するように形成されて
いる。円周壁13aは回転軸13cの上側に位置し、回
転軸13cのうち、軸方向外向きに突出している両端部
分が内外気切替箱10に形成された軸受穴10a(図2
参照)に回動自在に支持されている。
【0031】さらに、円周壁13aおよび左右の両側板
部13bの端部には、その全周にわたって鍔状の突出壁
部13d、13eが設けてある。この突出壁部13d、
13eのうち、突出壁部13dは円周壁13aの円周方
向の両端部に位置し、この両端部から半径方向の外方へ
突出するように形成されている。また、突出壁部13e
は左右の両側板部13bの両側端部から軸方向の外方へ
突出するように形成されている。
【0032】なお、、ロータリドア13は例えば、ポリ
プロピレンのような樹脂により上記各部13a〜13e
を一体成形により簡単に製造できる。そして、上記鍔状
の突出壁部13d、13eの表裏両面の片側の面には全
周にわたってパッキン材14を接着等の手段にて固着
し、他の片側の面にも全周にわたってパッキン材15を
接着等の手段にて固着している。このパッキン材14、
15は、ロータリドア13により第1の内気導入口11
あるいは外気導入口12を閉塞する際に、空気洩れを防
ぐシール作用を果たすものであって、その具体的材質と
してはウレタンフォーム等の多孔質弾性材が好適であ
る。
【0033】ところで、第1の内気導入口11はロータ
リドア13の円周壁13aに対向する円周部開口11
a、およびこの円周部開口11aから、回転軸13cに
向かって延びる側面部開口11bを有する形状、すなわ
ちロータリドア13の円周側のみならず、側面側も開口
した形状となっており、この2つの開口11a、11b
の両方から内気を導入できるようにしてある。これに対
して、外気導入口12はロータリドア13の円周壁13
aに対向する円周部開口のみから構成されている。
【0034】図2の上下、左右方向は、車両搭載時にお
ける送風機ユニットの上下、左右方向を示しており、ロ
ータリドア13の回転軸13cは内外気切替箱10内で
上記両導入口11、12の下方側の略中心部に配置され
ている。この回転軸13cの左右両側には、回転軸13
cに向けて下側に傾斜するようにシール面10b、10
cとシール面10d、10eが設けられ、回転軸13c
の上方部位にはシール面10f、10gが設けられてい
る。
【0035】これらのシール面10b〜10gは、ロー
タリドア13の内気導入時の回動位置(図1の2点鎖線
位置)、および外気導入時の回動位置(図1の実線位
置)に鍔状の突出壁部13d、13eが当接(面接触)
するように配置されている。
【0036】なお、以上の構成による内外気切替箱10
は、ロータリドア13の長手方向に対し、言換えれば車
両の左右方向に対し、少なくとも左右に分割された分割
ケース10j、10kに分割して成形されたのち一体に
結合されている。また、上述のシール面10b〜10g
は、内外気切替箱10に一体成形されている。
【0037】ロータリドア13の回転軸13cの一端に
は図2に示す樹脂製の切替リンク部材16が一体に連結
されている。ロータリドア13を回動操作する機構とし
ては、空調制御パネル(図示せず)に設けられた内外気
切替操作部材(例えば、手動操作レバー)の手動操作力
をケーブル等を介して切替リンク部材16から回転軸1
3cに伝達して、ロータリドア13を回動操作するか、
あるいは空調制御パネルの内外気切替操作部材により電
気スイッチを作動させて、電気的アクチュエータ(モー
タ等)を作動させ、この電気的アクチュエータにより切
替リンク部材16、回転軸13cを介してロータリドア
13を回動操作するようにしてもよい。
【0038】なお、30はエアフィルタで、コルゲート
(波形)状の和紙または多孔質のウレタンフォーム等か
らなるフィルタ部材を樹脂製の枠体で支持するようにし
た構成となっている。ここで、エアフィルタ30の全体
形状は図1に示すような平板状のものであって、空気中
の塵埃を取り除くものであり、必要に応じて上記フィル
タ部材に活性炭のような悪臭成分を吸着する吸着材を付
加して脱臭機能をも発揮できるようにしてもよい。
【0039】また、エアフィルタ30は、内外気切替箱
10内において、ロータリドア13の回転軸13cより
空気下流側に配置されて、ロータリドア13の回動を妨
げないように配置されている。スクロールケーシング2
0は樹脂製のものであって、その内部にはスクロール形
状の中心部位に遠心式多翼ファン(シロッコファン)か
らなる送風用ファン22が配置されており、この送風用
ファン22の運転により吸入口21から吸入された空気
が矢印Aのように送風用ファン22の半径方向外方へ流
れるようになっている。送風用ファン22は駆動用モー
タ23の回転軸に連結されて回転する。
【0040】図1において、スクロールケーシング20
の空気出口側24には図示しない冷却ユニットおよび加
熱ユニットが連結されており、この両ユニットを通過し
て送風空気が周知のごとく冷却、除湿、再加熱されて温
度調整後に車室内へ吹き出すようになっている。
【0041】ここで、本発明の要部について詳細を説明
する。第2の内気導入口17は、内外気切替箱10の第
1の内気導入口11側下方の分割ケース10jの側壁に
開口部を形成している。そして、この第2の内気導入口
17を開閉する内気補助ドア18を内外気切替箱10内
のロータリドア13の回転軸13cより空気下流側とエ
アフィルタ30との間に、ロータリドア13の回動を妨
げないように配置されている。
【0042】内気補助ドア18は、図3に示すように、
板状の薄板で形成されたドア部材18aと回転軸18c
とが一体に形成させて、第2の内気導入口17に面する
側にパッキン材18bを貼付してある。このパッキン材
18bは、内気補助ドア18により第2の内気導入口1
7のシール面17a(図1参照)を閉塞する際に、空気
洩れを防ぐシール作用を果たすものであって、その具体
的材質としてはウレタンフォーム等の多孔質弾性材が好
適である。
【0043】また、ドア部材18aより軸方向の外側に
突き出している回転軸18cの両端部分は、内外気切替
箱10の第2の内気導入口17の開口部の上方に形成さ
れた軸受穴10hにその回転軸18cを中心として自在
に回動しうるように支持されされている。ここで、内気
補助ドア18は、送風用ファン22が停止しているとき
には、図1の実線で示す天地方向(重力方向)に向けら
れて、第2の内気導入口17を閉塞している。
【0044】そして、送風用ファン22の運転によって
この内気補助ドア18の近傍が負圧となり車室内側との
差圧を生ずるものである。この差圧を利用することによ
り、図1の破線で示すように、内気補助ドア18が回動
操作され、第2の内気導入口17を開かせて内気の一部
の空気を導入するものである。なお、この内気補助ドア
18の部材の重量(重力)と送風用ファン22の風圧と
の関係で、内気補助ドア18の開度、すなわち、第2の
内気導入口17からの内気送風量を調整できる。従っ
て、要求される内気送風量を確保するためには、内気補
助ドア18の重量を可変することで対応が可能となる。
【0045】次に、上記構成による本実施形態の作動を
説明する。内気導入と外気導入との切替は、回転軸13
cを中心とするロータリドア13の回転により行うこと
ができ、外気導入モードを選択するときは、ロータリド
ア13を図1の実線位置に回動させる(図2もロータリ
ドア13の外気導入位置を示す)。すると、ロータリド
ア13の円周壁13aが内気導入口11の円周部開口1
1aを閉塞するとともに、ロータリドア13の左右の両
側板部13bが内気導入口11の左右の両側面部開口1
1bを閉塞する。一方、外気導入口12側の空気流路か
らロータリドア13の円周壁13aが離れるので外気導
入口12が全開状態となる。
【0046】このとき、ロータリドア13の突出壁部1
3d、13eに固着されたパッキン材14、15が内外
気切替箱10のシール面10b、10c、10f、10
gにそれぞれ圧着(面接触)するので、ロータリドア1
3の全周の端部が内外気切替箱10に対して面シールさ
れることになる。
【0047】また、ロータリドア13の内部の円弧状空
間は外気導入口12およびエアフィルタ30の上流に全
面的に連通しているので、送風用ファン22の運転によ
り外気導入口12から導入される外気はロータリドア1
3側方の流路およびロータリドア13の内部を通って、
エアフィルタ30の全面に均一に流入できる。次いで、
この導入外気はすべてエアフィルタ30を通過して、微
細なダスト、悪臭成分等がエアフィルタ30にて除去、
吸着される。しかる後、導入外気は吸入口21から送風
用スクロールケーシング20内に吸入され、冷却ユニッ
ト側へ吹き出される。
【0048】また、送風用ファン22の運転によりエア
フィルタ30および内気補助ドア18の近傍が負圧とな
って、第2の内気導入口17の外側の車室内側と差圧が
生ずる。この差圧により、内気補助ドア18が第2の内
気導入口17を開口するように送風用ファン22の吸込
口21側に回動する。従って、外気導入口12から外気
を導入するとともに、第2の内気導入口17から内気の
一部を取り入れることができる。
【0049】次に、内気導入モードを選択するときは、
ロータリドア13を図1の実線位置から時計方向に略7
0°回動させて、図1の破線位置に移動させる。する
と、ロータリドア13の突出壁部13d、13eに固着
されたパッキン材14、15が内外気切替箱10のシー
ル面10d、10e、10f、10gにそれぞれ圧着
(面接触)するので、ロータリドア13の全周の端部が
面シールされることになる。これにより、外気導入口1
2が閉塞され第1の内気導入口11が全開状態となっ
て、送風用ファン22の運転により第1の内気導入口1
1から導入される内気はロータリドア13側方の流路お
よびロータリドア13の内部を通って、エアフィルタ3
0の全面に均一に流入できる。
【0050】内気導入モードにおいても、送風用ファン
22の運転によりエアフィルタ30および内気補助ドア
18の近傍が負圧となって第2の内気導入口17の外側
の車室内側と差圧が生ずるため、内気補助ドア18が回
動して第2の内気導入口17を開かせるが、本実施形態
では、第2の内気導入口17および内気補助ドア18の
配設位置を外気導入口12と対向した第1の内気導入口
11側の下方側に設けたことにより、外気導入モードの
ときの方が内気導入モードに比べて差圧が大きいために
第2の内気導入口17から導入される内気の空気量が多
く取り入れることができる。
【0051】以上の一実施形態による内外気切替装置に
よれば、外気導入モードにおいて、外気導入口12から
の外気と、第2の内気導入口17から内気の一部とを導
入できることで、この装置の下流側に連結される冷却ユ
ニットおよび加熱ユニットへの送風空気の熱負荷が低減
されて送風するため、例えば暖房運転時において、温度
の低い外気に一部の内気を加えることで、若干暖められ
た空気をそれらの空調装置に送風できるため、空調装置
の暖房能力が低減できる。従って、暖房に要する動力も
省動力を図ることができる。さらに、冷房運転において
も同様に省動力が図れる。
【0052】また、内気補助ドア18の開閉操作を送風
用ファン22の運転によって生ずる負圧によって駆動す
ることにより、外気導入モードのみならず内気導入モー
ドのときにも第2の内気導入口17から内気の一部を取
り入れることで大風量を確保できるため、第1の内気導
入口11および外気導入口12の開口部を、第2の内気
導入口17の開口面積相当分を小型化にできる。
【0053】また、内気補助ドア18を開閉操作させる
ためのリンク部材などの部品が不要となり部品コストの
低減が図れる。
【0054】また、内気補助ドア18を板状の薄板で形
成させたドア部材18aと回転軸18cとが一体に形成
させてパッキン材18bを貼付した構成とすることで、
内気補助ドア18の重力と送風用ファン22との負圧の
関係から、内気補助ドア18の開度、すなわち、第2の
内気導入口17からの内気送風量を求めることが可能と
なった。従って、要求される内気送風量を確保するため
には、内気補助ドア18の重力を調整することで良い。
【0055】また、第2の内気導入口17のシール面1
7aにパッキン材18bを使用することで騒音低減が図
れる。
【0056】(他の実施形態)以上の一実施形態では、
第2の内気導入口17から取り入れる内気送風量の調整
を内気補助ドア18の重量を調整することを説明した
が、これに限らず、第2の内気導入口17のシール面1
7aが、内気補助ドア18の天地方向(重力方向)に対
してθ程度の傾きを有するように形成させることでも良
い。図4(a)に示すように、シール面17aが内気補
助ドア18の天地方向(重力方向)に対して−θ程度傾
いており、第2の内気導入口17が開度θ分が開いた状
態となっている。従って、この時には、図4(c)に示
すように、送風用ファン22の風量に対して少ない風量
のときに内気送風量の確保ができる。
【0057】また、逆に、図4(b)に示すように、シ
ール面17aが内気補助ドア18の天地方向(重力方
向)に対して+θ程度傾けたときには、図4(c)に示
すように、送風用ファン22の風量がある程度増加した
後に内気送風量の確保ができるようになる。従って、こ
のシール面17aを傾けることによっても、要求される
内気送風量を確保できる。
【0058】なお、上記シール面17aの傾きを+θ側
に形成させる方が、送風用ファン22が停止していると
きに内気補助ドア18を安定させる効果がある。
【0059】また、以上の本実施形態では、第2の内気
導入口17を内外気切替箱10の第1の内気導入口11
側下方の分割ケース10jの側壁に設けたが、この分割
ケース10jのもう一方の10kの側壁に設けるととも
に、内気補助ドア18を設けても良い。これにより、要
求される内気送風量をさらに確保できる。
【0060】また、以上の本実施形態では、内気導入と
外気導入の切替を回転軸13cを中心とするロータリド
ア13の回転操作で説明したが、これに限らず、周知の
回転軸を有した板状の切替ドアやフィルム状のドアを用
いた内外気切替装置に適用できる。
【0061】また、送風用ファン22の吸込口21の上
流にエアフィルタ30を配置しているが、このエアフィ
ルタ30を設けない内外気切替装置に対しても適用でき
る。
【0062】さらに、本発明は、車両用空調装置以外の
用途における空気開口開閉装置にも広く適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における送風ユニットの全
体構成を示す縦断面図である。
【図2】図1に示す内外気切替装置の一部破断斜視図で
ある。
【図3】(a)は、図1に示す内気補助ドアの正面図、
(b)は、図(a)に示す内気補助ドアのA−A断面図
である。
【図4】(a)および(b)は、他の実施形態における
第2の内気導入口のシール面の傾きと内気補助ドアとの
関係を示す断面図、(c)は、シール面の傾きと内気送
風量の特性を示す特性図である。
【符号の説明】
10…内外気切替箱 10j、10k…分割ケース 11…第1の内気導入口 12…外気導入口 13…ロータリドア(内外気切替ドア) 13c…回転軸 17…第2の内気導入口 17a…シール面 18…内気補助ドア 18b…パッキン材 18c…回転軸 22…送風用ファン(送風手段) 23…駆動用モータ(送風手段) 30…エアフィルタ(浄化手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 光敏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3L011 BE01 BH02 CM01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内側に開口する第1の内気導入口
    (11)および第2の内気導入口(17)とエンジンル
    ーム側に開口する外気導入口(12)とを有する内外気
    切替箱(10)と、 前記内外気切替箱(10)内に配置され、前記第1の内
    気導入口(11)と前記外気導入口(12)とを切り替
    え開閉する内外気切替ドア(13)と、 前記内外気切替ドア(13)の下流側に配設され、前記
    各導入口(11、12、17)から外気および内気を吸
    込む送風手段(22、23)と、 前記内外気切替箱(10)内に配置され、前記第2の内
    気導入口(17)を開閉する内気補助ドア(18)とを
    備え、 前記内気補助ドア(18)は、その上端を中心として自
    在に回動しうるように支持され、前記内外気切替ドア
    (13)が前記外気導入口(12)から吸込む外気導入
    モードのときに、前記送風手段(22、23)の作動に
    よって生ずる前記内外気切替箱(10)内の圧力と前記
    車室内側との差圧によって駆動され、前記第2の内気導
    入口(17)から前記内外気切替箱(10)内に内気を
    導入するように構成されていることを特徴とする内外気
    切替装置。
  2. 【請求項2】 前記内外気切替ドア(13)は、ロータ
    リ式の回転ドアであって、前記第2の内気導入口(1
    7)は、前記第1の内気導入口(11)の下方側で、か
    つ前記外気導入口(12)と前記内外気切替ドア(1
    3)の回転軸(13c)に対して略対向する前記内外気
    切替箱(10)の側壁に設けられるとともに、前記内気
    補助ドア(18)は、前記内外気切替ドア(13)の回
    転軸(13c)の下流側に配設され、前記第2の内気導
    入口(17)を開閉することを特徴とする請求項1に記
    載の内外気切替装置。
  3. 【請求項3】 前記内外気切替箱(10)は、前記内外
    気切替ドア(13)の長手方向に分割可能な少なくとも
    2つの分割ケース(10j、10k)から構成されてお
    り、前記分割ケース(10j、10k)のいずれか一
    方、または両者に前記第2の内気導入口(17)および
    前記内気補助ドア(18)が配設されていることを特徴
    とする請求項2に記載の内外気切替装置。
  4. 【請求項4】 前記内外切替装置(10)には、前記内
    気補助ドア(18)の下流側に前記各導入口(11、1
    2、17)から吸込まれた外気および内気を浄化する浄
    化手段(30)が配設されていることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の内外気切替
    装置。
  5. 【請求項5】 前記内気補助ドア(18)は、板状に形
    成され前記第2の内気導入口(17)に面する側にパッ
    キン材(18b)が貼付されるとともに、回動可能な回
    転軸(18c)と一体にさせ、前記回転軸(18c)が
    前記第2の内気導入口(17)の上方に位置するように
    配設されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    4のいずれか1項に記載の内外気切替装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の内気導入口(17)は、前記
    内気補助ドア(18)とのシール面(17a)が重力方
    向に対して所定の傾き(−θ〜θ)をもつように形成さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
    ずれか1項に記載の内外気切替装置。
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