JP2000035928A - ネットワーク監視システム及びその方法 - Google Patents

ネットワーク監視システム及びその方法

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JP2000035928A
JP2000035928A JP10202159A JP20215998A JP2000035928A JP 2000035928 A JP2000035928 A JP 2000035928A JP 10202159 A JP10202159 A JP 10202159A JP 20215998 A JP20215998 A JP 20215998A JP 2000035928 A JP2000035928 A JP 2000035928A
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Katsutoshi Nakajima
勝利 中島
Yoshinori Saito
嘉紀 斉藤
Hiroshi Nishiyama
博 西山
Kazuyoshi Unno
和由 海野
Kokichi Tomita
晃吉 富田
Akira Norizuki
晃 法月
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク効率を低下させずに、ネットワ
ークの動作状態を監視することができるネットワーク監
視システム及びその方法を提供する。 【解決手段】 リング状に接続されたマスタノード13
及びスレーブノード15a〜15cの各ノードが、コマ
ンドを一方向に伝送するとともに1つ上流のノードへネ
ットワーク上の動作状態を監視するための状態監視コマ
ンドを送出し1つ上流のノードからの状態監視コマンド
に対する応答によりネットワーク上の動作状態を監視す
る。トラフィック監視部13がネットワーク上のトラフ
ィック量を監視し、該トラフィック量が予め定められた
値よりも小さいかどうかを判定し、トラフィック量が予
め定められた値よりも小さいと判定された場合に、開始
コマンド送信部19が、各スレーブノードに対して、状
態監視コマンドの送信開始を指示するための開始コマン
ドを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタノード及び
複数のスレーブノードが伝送路によりリング状に接続さ
れ、マスタノード及び複数のスレーブノードが状態監視
コマンドを送出してネットワークを監視するネットワー
ク監視システム及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両にはネットワーク監視シ
ステムが搭載されており、このネットワーク監視システ
ムは、ラジオ、アンプ、コンパクトディスクプレーヤー
(以下、CDプレーヤーと称する。)、カセット等の電
装機器からなる複数のスレーブノードと、オーディオ・
ビデオコントローラ(以下、AVコントローラと称す
る。)等からなるマスタノードとが伝送路によりリング
状に接続されて構成される。このようなリング状のネッ
トワーク監視システムでは、ノード相互間でコマンドや
データによる通信が行われているが、また、ネットワー
クの動作状態を監視している。
【0003】リング状のネットワーク監視システムによ
る動作状態監視方法としては、例えば、2つの監視方法
が知られている。第1の監視方法を図6のフローチャー
トに示す。図6において、まず、中央局等の特定のノー
ドがネットワークの動作状態を監視するための状態監視
コマンドを他の全てのノードに対して送出する(ステッ
プS101)。
【0004】一方、他の全てのノードの各ノードは、状
態監視コマンドを正常に受信したかどうかを判定し(ス
テップS103)、そのノードが状態監視コマンドを正
常に受信した場合には、そのノードは、中央局に対して
肯定応答を送信する(ステップS105)。
【0005】さらに、最後のノードまで処理を実行した
かどうかを判定し(ステップS107)、最後のノード
まで処理を実行していない場合には、ステップS101
の処理に戻り、ステップS101以降の処理を繰り返し
行う。
【0006】一方、中央局は、一定時間以内に各ノード
から肯定応答が送られて来ない場合には、ネットワーク
が異常と判断する(ステップS109)。
【0007】次に、第2の監視方法を図7のフローチャ
ートに示す。このときのネットワーク監視システムを図
8に示す。図8に示すように、マスタノード103及び
複数のスレーブノード105が伝送路101a〜101
dによりリング状に接続され、データ及びコマンド等が
矢印方向に伝送されるようになっている。
【0008】図7において、各ノード(スレーブノー
ド)が一定間隔(例えば2秒)待機し(ステップS20
1)、自己のノードの1つ前のノードに対して状態監視
コマンドを送信する(ステップS203)。例えば、ス
レーブノード105aがスレーブノード105b,10
5cを介して1つ前のマスタノード103に状態監視コ
マンドを送信する(点線で示すルート)。
【0009】次に、自己のノードは、1つ前のノードか
ら状態監視コマンドに対する肯定応答があったかどうか
を判定する(ステップS205)。例えば、スレーブノ
ード105aは、1つ前のマスタノード103から肯定
応答があったかどうかを判定する(長い点線で示すルー
ト)。肯定応答があった場合には、ネットワークが正常
であるとして処理を終了する。
【0010】一方、肯定応答がない場合には、ノードま
たはネットワークの経路に異常が発生したと判断する
(ステップS207)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示す従来のネットワーク監視システムにあっては、中央
局等の特定ノードに各スレーブノードからのコマンドが
集中するため、特定ノードの負担が大きくなっていた。
【0012】また、図7に示す従来のネットワーク監視
システムにあっては、ネットワーク上のトラフィック量
に関係なく、各ノードが状態監視コマンドを送出してい
る。このため、他の重要度の高いコマンドが発生した場
合には、状態監視コマンドは、重要度の高いコマンドの
妨げになる可能性があった。
【0013】本発明は、ネットワーク効率を低下させず
に、ネットワークの動作状態を監視することができるネ
ットワーク監視システム及びその方法を提供することを
課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の構成とした。請求項1の発明は、1つ
のマスタノード及びマスタノードにより制御される複数
のスレーブノードが伝送路によりリング状に接続され、
各ノードが、データ及びコマンドを伝送路を介して一方
向に伝送するとともに1つ上流のノードへネットワーク
上の動作状態を監視するための状態監視コマンドを送出
し1つ上流のノードからの状態監視コマンドに対する応
答によりネットワーク上の動作状態を監視するネットワ
ーク監視システムにおいて、前記マスタノードは、前記
ネットワーク上のトラフィック量を監視し、該トラフィ
ック量が予め定められた値よりも小さいかどうかを判定
するトラフィック監視部と、前記トラフィック量が予め
定められた値よりも小さいと判定された場合に、各スレ
ーブノードに対して、前記状態監視コマンドの送信開始
を指示するための開始コマンドを送信する開始コマンド
送信部とを備えることを特徴とする。
【0015】請求項1の発明によれば、マスタノードに
おいて、トラフィック監視部が、ネットワーク上のトラ
フィック量を監視し、該トラフィック量が予め定められ
た値よりも小さいかどうかを判定し、開始コマンド送信
部は、トラフィック量が予め定められた値よりも小さい
と判定された場合に、各スレーブノードに対して、状態
監視コマンドの送信開始を指示するための開始コマンド
を送信する。
【0016】すなわち、ネットワーク上のトラフィック
量が予め定められた値、例えば、零であるときにネット
ワークの状態を監視するため、ネットワーク効率を低下
させずに、ネットワークの動作状態を監視することがで
きる。
【0017】請求項2の発明のように、前記各スレーブ
ノードは、自己のスレーブノードが前記マスタノードか
ら何番目に位置するかを示す相対位置情報を管理する位
置情報部を備えることを特徴とする。
【0018】請求項2の発明によれば、位置情報部で管
理された相対位置情報により、自己のスレーブノードが
マスタノードから何番目に位置するかを容易に知ること
ができる。
【0019】請求項3の発明のように、前記各スレーブ
ノードは、前記マスタノードから受信した前記開始コマ
ンドに基づき、前記位置情報部の相対位置情報に応じた
コマンド送出時間に前記状態監視コマンドを送出する状
態監視コマンド送信部を備えることを特徴とする。
【0020】請求項3の発明によれば、状態監視コマン
ド送信部は、位置情報部の相対位置情報に応じたコマン
ド送出時間に状態監視コマンドを送出する。すなわち、
各スレーブノードは、状態監視コマンドを互いに異なる
時間に送出するため、自己のノードの状態監視コマンド
と他のノードの状態監視コマンドとの衝突を回避するこ
とができる。
【0021】請求項4の発明は、1つのマスタノード及
びマスタノードにより制御される複数のスレーブノード
が伝送路によりリング状に接続され、各ノードが、デー
タ及びコマンドを伝送路を介して一方向に伝送するとと
もに1つ上流のノードへネットワーク上の動作状態を監
視するための状態監視コマンドを送出し1つ上流のノー
ドからの状態監視コマンドに対する応答によりネットワ
ーク上の動作状態を監視するネットワーク監視方法であ
って、前記マスタノードは、前記ネットワーク上のトラ
フィック量を監視し、該トラフィック量が予め定められ
た値よりも小さいかどうかを判定し、前記トラフィック
量が予め定められた値よりも小さいと判定された場合
に、各スレーブノードに対して、前記状態監視コマンド
の送信開始を指示するための開始コマンドを送信するこ
とを特徴とする。
【0022】請求項5の発明のように、前記各スレーブ
ノードは、自己のスレーブノードが前記マスタノードか
ら何番目に位置するかを示す相対位置情報を管理するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項6の発明のように、前記各スレーブ
ノードは、前記マスタノードから受信した前記開始コマ
ンドに基づき、前記相対位置情報に応じたコマンド送出
時間に前記状態監視コマンドを送出することを特徴とす
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明のネットワーク監視
システム及びその方法の実施の形態を図面を参照して詳
細に説明する。図1に本発明の実施の形態に係るネット
ワーク監視システムの構成ブロック図を示す。
【0025】図1に示すネットワーク監視システムは、
例えば、車両に搭載されており、マスタノード13、複
数のスレーブノード15a〜15cが伝送路11a〜1
1dによりリング状に接続され、データやコマンドが矢
印方向に伝送されるようになっている。
【0026】スレーブノード15a〜15cは、例え
ば、CDプレーヤー、ラジオ、アンプ等である。マスタ
ノード13は、例えば、AVコントローラ1等であり、
CDプレーヤー、ラジオ、及びアンプ等の機器の動作を
制御する。
【0027】マスタノード13は、トラフィック監視部
17、開始コマンド送信部19、状態監視コマンド送信
部23を有する。トラフィック監視部17は、ネットワ
ーク上のトラフィック量を監視し、ネットワーク上のト
ラフィック量が有るか無いかを判定する。
【0028】開始コマンド送信部19は、トラフィック
監視部17がトラフィック量を無いと判定した場合に、
全てのスレーブノードに対して同報通信により、状態監
視コマンドの送信を開始させるための開始コマンドを送
信する。
【0029】状態監視コマンド送信部23は、開始コマ
ンド送信部19が開始コマンドを送信した後、状態監視
コマンドを自己の1つ前のノードへ送信する。
【0030】各スレーブノード15a〜15cは、位置
情報部21a〜21c、状態監視コマンド送信部23a
〜23cを有する。位置情報部21a〜21cは、自己
のノードがマスタノード13から何番目であるかという
相対位置情報を位置アドレスにより管理するものであ
る。
【0031】例えば、マスタノード13の位置アドレス
を‘0’とすれば、データ伝送方向に向かってマスタノ
ード13に近いスレーブノードから順番に位置アドレス
を‘1’,‘2’,‘3’と割り振る。このため、位置
情報部21aは、位置アドレス‘1’を格納し、位置情
報部21bは、位置アドレス‘2’を格納し、位置情報
部21cは、位置アドレス‘3’を格納する。
【0032】状態監視コマンド送信部23a〜23c
は、マスタノード13から開始コマンドを受信し、自己
の位置情報部に格納された位置アドレスの値に一定時間
(例えば10ms)を乗算することによりコマンド送出
時間を得て、このコマンド送出時間に状態監視コマンド
を自己の1つ前のノード(1つ上流のノード)へ送信す
る。
【0033】また、マスタノード13及び各スレーブノ
ード15a〜15cは、1つ前のノードから肯定応答の
受信の有無によって、ネットワークの動作状態の正常ま
たは異常を判断するようになっている。すなわち、自己
の1つの前のノードに対してコマンドを送信することに
より、リング状のネットワーク全体の経路確認及び、コ
マンド異常等の確認を行う。
【0034】図2に実施の形態のマスタノード及びスレ
ーブノードの詳細な回路構成図を示す。マスタノード1
3は、受信回路25、送信回路27、通信集積回路(通
信IC)29、中央処理装置(CPU)31、受信デー
タ格納バッファ33、送信データ格納バッファ35を有
する。
【0035】スレーブノード15aは、受信回路25
a、送信回路27a、通信IC29a、CPU31a、
格納バッファ34を有する。なお、スレーブノード15
b,15cもスレーブノード15aの構成と同様に構成
される。
【0036】受信回路25,25a〜25cは、伝送路
11からのコマンドやデータを受信し、自己の通信IC
に出力する。通信IC29,29a〜29cは、受信し
たデータ(コマンドを含む)が自己宛てのデータであれ
ば、そのデータを取り込み、受信したデータが自己宛て
以外のデータであればそのデータをそのまま伝送路11
に送り、送信すべきデータがあれば、その送信すべきデ
ータを伝送路11に送る。
【0037】CPU31,31a〜31cは、通信IC
からの受信したデータを受信データ格納バッファ33に
格納させたり、送信データ格納バッファ35に格納され
た送信データを読み出して通信ICに出力したりする。
CPU31は、前述したトラフィック監視部17、開始
コマンド送信部19、及び状態監視コマンド送信部23
を構成する。
【0038】送信回路27,27a〜27cは、通信I
Cからの送信データを伝送路11に送信する。格納バッ
ファ34a〜34cは、データやコマンドを格納するも
ので、また、前述した位置情報部21a〜21cを構成
する。
【0039】図3に開始コマンドフレームのフォーマッ
ト形式を示す。図3に示す開始コマンドフレームは、送
り元アドレス、送り先アドレス、開始コマンドからな
る。送り元アドレスは、開始コマンドを送るノードのア
ドレスを示し、ここでは、マスタノード13のアドレス
である。送り先アドレスは、開始コマンドの送り先のノ
ードのアドレスを示す。開始コマンドは、状態監視コマ
ンドの送信を開始するためのコマンドである。
【0040】図4に状態監視コマンドフレームのフォー
マット形式を示す。図4に示す状態監視コマンドフレー
ムは、送り元アドレス、送り先アドレス、状態監視コマ
ンドからなる。状態監視コマンドは、ネットワーク上の
動作状態を監視するためのコマンドである。
【0041】図5にネットワーク監視システムにおける
動作のフローチャートを示す。図5を参照してネットワ
ーク監視システムにおける動作、すなわち、ネットワー
ク監視方法を説明する。
【0042】まず、マスターノード13において、トラ
フィック監視部17は、ネットワーク(伝送路11a〜
11d)のトラフィック量を監視し、トラフィック量が
ないかどうかを判定する(ステップS11)。
【0043】このトラフィックの監視としては、例え
ば、以下の2つの監視方法がある。第1の方法として
は、マスタノードがネットワーク上のコマンドの主導権
を持っている場合であり、マスタノードが各スレーブノ
ードへコマンドを送信し、スレーブノードがそのコマン
ドに対して、応答をマスタノードへ返送する。これによ
って、マスタノードは、ネットワークにおけるコマンド
のトラフィック量を監視するものである。
【0044】第2の方法としては、マスタノードがネッ
トワーク上のコマンドを監視する場合であり、マスタノ
ードは、ある期間、ネットワーク上を流れるコマンドを
自己の受信データ格納バッファに全て格納し、単位時間
当たりのコマンド量(例えば、コマンド数/秒)を算出
し、そのコマンド量がある規定値よりも小さいかどうか
を判定することにより、トラフィック量を監視する。
【0045】ここで、トラフィック監視部17がトラフ
ィック量がないと判定した場合には、開始コマンド送信
部19は、全てのスレーブノード15a〜15cに対し
て同報通信により、状態監視コマンドの送信を開始させ
るための開始コマンドを送信する(ステップS13)。
【0046】すると、各スレーブノード15a〜15c
は、マスタノード13から開始コマンドを受信すると、
状態監視コマンド送信部は、自己の位置情報部に格納さ
れた位置アドレスを読み出し、読み出された位置アドレ
スの値に一定時間(例えば10ms)を乗算することに
よりコマンド送出時間を得て、このコマンド送出時間だ
け待機する(ステップS15)。
【0047】例えば、スレーブノード15aでは、位置
アドレスが‘1’であるため、コマンド送出時間は、1
0msである。スレーブノード15bでは、位置アドレ
スが‘2’であるため、コマンド送出時間は、20ms
である。スレーブノード15cでは、位置アドレスが
‘3’であるため、コマンド送出時間は、30msであ
る。
【0048】そして、各状態監視コマンド送信部23a
〜23cは、開始コマンド受信時からコマンド送出時間
経過時に状態監視コマンドを自己の1つ前のノードへ送
信する(ステップS17)。
【0049】例えば、スレーブノード15aの状態監視
コマンド送信部23aは、開始コマンド受信時からコマ
ンド送出時間である10ms経過時に状態監視コマンド
を自己の1つ前のノードであるマスタノード13へ送信
する。
【0050】また、スレーブノード15bの状態監視コ
マンド送信部23bは、開始コマンド受信時からコマン
ド送出時間である20ms経過時に状態監視コマンドを
自己の1つ前のノードであるスレーブノード15aへ送
信する。
【0051】さらに、スレーブノード15cの状態監視
コマンド送信部23cは、開始コマンド受信時からコマ
ンド送出時間である30ms経過時に状態監視コマンド
を自己の1つ前のノードであるスレーブノード15bへ
送信する。
【0052】次に、各スレーブノード15a〜15c
は、1つ前のノードへの状態監視コマンドに対して肯定
応答があったかどうかを判定する(ステップS19)。
例えば、スレーブノード15aは、マスタノード13か
ら肯定応答があったかどうかを判定する。
【0053】肯定応答があった場合には、全てのノード
が応答処理を実行したかどうかを判定し(ステップS2
1)、全てのノードが応答処理の実行を終了していない
場合には、ステップS15に戻り、ステップS15以降
の処理を繰り返し行う。
【0054】そして、全てのノードから肯定応答があっ
た場合には、ネットワークが正常であるとして処理を終
了する。
【0055】一方、各ノードは、肯定応答がない場合に
は、ノードまたはネットワークの経路に異常があると判
断する(ステップS23)。
【0056】このように、マスタノード13がトラフィ
ック量を監視し、トラフィック量がないと判断された場
合には、マスタノード13が全てのスレーブノード15
a〜15cに対して状態監視コマンドの送信の開始を指
示する開始コマンドを送信する。
【0057】すなわち、ネットワーク上のトラフィック
量がないときにネットワークの状態を監視するため、ネ
ットワーク効率を低下させずに、動作状態を監視するこ
とができる。
【0058】また、各スレーブノード15a〜15c
は、状態監視コマンドを互いに異なる時間に送出するた
め、自己のノードの状態監視コマンドと他のノードの状
態監視コマンドとの衝突を回避することができる。
【0059】なお、本発明は、前述した実施の形態のネ
ットワーク監視システムに限定されるものではない。実
施の形態では、マスタノード13におけるトラフィック
監視部17は、トラフィック量がないかどうかを判定し
たが、このトラフィック監視部17は、トラフィック量
が予め定められた値よりも小さいかどうかを判定するよ
うにしてもよい。
【0060】
【発明の効果】請求項1及び請求項4の発明によれば、
マスタノードにおいて、トラフィック監視部が、ネット
ワーク上のトラフィック量を監視し、該トラフィック量
が予め定められた値よりも小さいかどうかを判定し、開
始コマンド送信部は、トラフィック量が予め定められた
値よりも小さいと判定された場合に、各スレーブノード
に対して、状態監視コマンドの送信開始を指示するため
の開始コマンドを送信する。
【0061】すなわち、ネットワーク上のトラフィック
量が予め定められた値、例えば、零であるときにネット
ワークの状態を監視するため、ネットワーク効率を低下
させずに、ネットワークの動作状態を監視することがで
きる。
【0062】請求項2及び請求項5の発明によれば、位
置情報部で管理された相対位置情報により、自己のスレ
ーブノードがマスタノードから何番目に位置するかを容
易に知ることができる。
【0063】請求項3及び請求項6の発明によれば、状
態監視コマンド送信部は、位置情報部の相対位置情報に
応じたコマンド送出時間に状態監視コマンドを送出す
る。すなわち、各スレーブノードは、状態監視コマンド
を互いに異なる時間に送出するため、自己のノードの状
態監視コマンドと他のノードの状態監視コマンドとの衝
突を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワーク監視シ
ステムを示す構成ブロック図である。
【図2】実施の形態のマスタノード及びスレーブノード
の詳細な回路構成図である。
【図3】開始コマンドフレームのフォーマット形式を示
す図である。
【図4】状態監視コマンドフレームのフォーマット形式
を示す図である。
【図5】実施の形態のネットワーク監視システムの動作
を示すフローチャートである。
【図6】従来のネットワーク監視システムの一例の動作
を示すフローチャートである。
【図7】従来のネットワーク監視システムの他の一例の
動作を示すフローチャートである。
【図8】従来のネットワーク監視システムの構成図であ
る。
【符号の説明】
11a〜11d 伝送路 13 マスタノード 15a〜15c スレーブノード 17 トラフィック監視部 19 開始コマンド送信部 21a〜21c 位置情報部 23a〜23c 状態監視コマンド送信部 25,25a 受信回路 27,27a 受信回路 29,29a 通信IC 31〜31a CPU 33 受信データ格納バッファ 34 格納バッファ 35 送信データ格納バッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西山 博 静岡県沼津市大岡2771 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 海野 和由 静岡県沼津市大岡2771 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 富田 晃吉 静岡県沼津市大岡2771 矢崎総業株式会社 内 (72)発明者 法月 晃 静岡県沼津市大岡2771 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 5B089 AA16 AB07 AC07 AE05 AF02 CB02 CB03 DD01 DD05 EA01 5K030 GA11 HA08 HC14 JA10 MB09 MD07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのマスタノード及びマスタノードに
    より制御される複数のスレーブノードが伝送路によりリ
    ング状に接続され、各ノードが、データ及びコマンドを
    伝送路を介して一方向に伝送するとともに1つ上流のノ
    ードへネットワーク上の動作状態を監視するための状態
    監視コマンドを送出し1つ上流のノードからの状態監視
    コマンドに対する応答によりネットワーク上の動作状態
    を監視するネットワーク監視システムにおいて、 前記マスタノードは、前記ネットワーク上のトラフィッ
    ク量を監視し、該トラフィック量が予め定められた値よ
    りも小さいかどうかを判定するトラフィック監視部と、 前記トラフィック量が予め定められた値よりも小さいと
    判定された場合に、各スレーブノードに対して、前記状
    態監視コマンドの送信開始を指示するための開始コマン
    ドを送信する開始コマンド送信部と、を備えることを特
    徴とするネットワーク監視システム。
  2. 【請求項2】 前記各スレーブノードは、自己のスレー
    ブノードが前記マスタノードから何番目に位置するかを
    示す相対位置情報を管理する位置情報部を備えることを
    特徴とする請求項1記載のネットワーク監視システム。
  3. 【請求項3】 前記各スレーブノードは、前記マスタノ
    ードから受信した前記開始コマンドに基づき、前記位置
    情報部の相対位置情報に応じたコマンド送出時間に前記
    状態監視コマンドを送出する状態監視コマンド送信部を
    備えることを特徴とする請求項2記載のネットワーク監
    視システム。
  4. 【請求項4】 1つのマスタノード及びマスタノードに
    より制御される複数のスレーブノードが伝送路によりリ
    ング状に接続され、各ノードが、データ及びコマンドを
    伝送路を介して一方向に伝送するとともに1つ上流のノ
    ードへネットワーク上の動作状態を監視するための状態
    監視コマンドを送出し1つ上流のノードからの状態監視
    コマンドに対する応答によりネットワーク上の動作状態
    を監視するネットワーク監視方法であって、 前記マスタノードは、前記ネットワーク上のトラフィッ
    ク量を監視し、該トラフィック量が予め定められた値よ
    りも小さいかどうかを判定し、 前記トラフィック量が予め定められた値よりも小さいと
    判定された場合に、各スレーブノードに対して、前記状
    態監視コマンドの送信開始を指示するための開始コマン
    ドを送信することを特徴とするネットワーク監視方法。
  5. 【請求項5】 前記各スレーブノードは、自己のスレー
    ブノードが前記マスタノードから何番目に位置するかを
    示す相対位置情報を管理することを特徴とする請求項4
    記載のネットワーク監視方法。
  6. 【請求項6】 前記各スレーブノードは、前記マスタノ
    ードから受信した前記開始コマンドに基づき、前記相対
    位置情報に応じたコマンド送出時間に前記状態監視コマ
    ンドを送出することを特徴とする請求項5記載のネット
    ワーク監視方法。
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