JPH04160933A - 車載用通信ネットワークにおけるデータ通信方法 - Google Patents

車載用通信ネットワークにおけるデータ通信方法

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JPH04160933A
JPH04160933A JP28821490A JP28821490A JPH04160933A JP H04160933 A JPH04160933 A JP H04160933A JP 28821490 A JP28821490 A JP 28821490A JP 28821490 A JP28821490 A JP 28821490A JP H04160933 A JPH04160933 A JP H04160933A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車載用通信ネットワークにおけるデータ通信
方法に係り、特に車載用のAV(オーディオ・ビジュア
ル)システムの接続ネットワークに用いるのに好適なデ
ータ通信方法に関する。
〔従来の技術〕
近年、車載用オーディオシステムは、単に音楽を聞くだ
けのシステムから視覚的な要素を含むシステムへと発展
しつつある。このように、オーディオのみならずビジュ
アルな機能をもったシステムはAVシステムとして知ら
れている。
車載用のAVシステムは、多種多様な要素によって構築
されている。例えば、オーディオ要素としては、カセッ
トテープデツキ、ラジオチューナ、CD(コンパクトデ
ィスク)プレーヤ等があり、ビジュアル要素としては、
TV(テレビジョン)チューナやナビゲーション装置等
が含まれている。
これらの各要素から出力されるオーデ、イオ再生信号は
アンプを介して車内に搭載されたスピーカから再生され
、画像再生信号は同様に車内に搭載されたデイスプレィ
上に映像出力される。今日、これらの各要素はディジタ
ル技術によって制御されており、その制御はマイクロコ
ンピュータを用いたコントローラによって行われる。
上記各要素をシステマチックに動作させるためには、各
要素を統括的にコントロールする必要がある。そこで、
車載用AVシステムでは、上記各要素のコントローラを
バス方式のネットワークにより接続し、互の制御データ
を上記ネットワークを構成する通信バスを介して送受す
るようになっている。
従来のネットワークでは、各コントローラの制御をポー
リング方式で行なっている。ポーリング方式とは、各コ
ントローラのうちのいずれかに優先的地位を与えてその
コントローラをマスタとし、残る他のコントローラをス
レーブとして主従関係を定め、マスタがスレーブからデ
ータを収集する場合に常にマスタ側からスレーブ側にア
クセスする方式である。
この従来のポーリング方式によりマスタかスレーブに通
信データを送信しアクセスしたりスレーブ側からマスタ
にデータを返信する場合に、各コントローラの識別ある
いは特定を行う必要がある。
そこで、各コントローラには当該コントローラを示すア
ドレスを割当てている。
従来のアドレスの割当て方式では、各コントローラに対
しそれぞれ固有のアドレスを割当てている。そして、制
御データは各コントローラ固有のアドレスデータにその
コントローラに対する指示データ(例えば、起動命令 
ONデータ)を付加した状態で生成され、通信バス上に
送出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の接続ネットワークにおける問題点は、通信デ
ータの送受にポーリング方式を用いている点にある。す
なわち、特に車載用のAVシステムの場合、エンジンス
イッチに連動するACCスイッチ(カーアクセサリ電源
供給スイッチ)のON/○FFのたびに電源供給がON
10 F F状態となるため、その都度当該ネットワー
クを構成するスレーブ装置の接続状態を確認する必要が
ある。
この場合に、ポーリング方式によれば、ACCスイッチ
の08時ごとにマスタ装置から各スレーブ装置に対して
接続確認のためのアクセスを行なわなければならず、マ
スタ装置の負担は極めて大きいものである。例えば、ス
レーブ装置のアドレスか12bitの場合、マスタ装置
のシリアル・ボールで接続確認を行うと、最高4096
回のアクセスが必要となる。
また、ポーリング方式の場合、マスタ装置がスレーブ装
置に対してアクセスするためには、マスタ装置が通信バ
ス上の全スレーブ装置のアドレスを登録しておく必要が
あり、登録されていない追加スレーブ装置に対しては何
らアクセスを行うことができず、物理的あるいは電気的
に通信バスに接続されたとしても機能しないことが起こ
る。確実に機能させるためには追加スレーブ装置に固有
のアドレスを割当てて新たに登録する手続が必要となる
本発明の目的は、マスタ装置の負担軽減ならびにAVシ
ステムの拡張性の向上を達成しうる車載用通信ネットワ
ークにおけるデータ通信方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は、第1図(a)に
示すように、一つのマスタ装置(M)および一つまたは
それ以上のスレーブ装置(S)が同一通信バス(B)に
接続されてなるバス方式の車載用通信ネットワークにお
けるデータ通信方法であって、前記マスタ装置(M)は
第1図(b)に示すように、前記スレーブ装置(S)か
らの接続依頼情報(D   )を受信したのち、当該接
続EQ 依頼情報(D   )を送信したスレーブ装置(S)E
Q に対して前記通信バス(B)に接続されている他のスレ
ーブ装置に関する接続状態情報(D   )ON を発行することを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、第1図(b)に示すように、マスタ装
置(M)は、スレーブ装置(S)からの接続依頼情報(
D   )を受信した場合に限り1EQ (STEPl)、通信バス(B)に接続されている他の
スレーブ装置の接続状態情報(D  )をON 発行しく5TEP2) 、マスタ装置(M)側からスレ
ーブ装置(S)に積極的にアクセスすることはない。換
言すれば、各スレーブ装置(S)からの自己申告を待っ
て情報の提供を行うことになれる。このように、スレー
ブ装置(S)からの自己申告方法を採用することにより
、マスタ装置(M)のアクセスに要する負担が軽減され
る。また、スレーブ装置(S)が能動的に自己申告する
ようにしたことで、マスタ装置1 (M)に登録されて
いない新たなスレーブ装置の追加接続があった場合でも
、申告後はシステムの構成メンバとして機能しうること
となる。さらに、接続依頼情報(D   )REQ を受けたマスタ装置(M)は通信バス(B)に接続され
ている他のスレーブ装置に関する接続状態情報(D  
 )を接続依頼情報(D  )を発行CON     
      REQ したスレーブ装置(S)に送信するため、全スーレブ装
置は通信バス(B)の接続情報を保有することになる。
〔実施例〕
次に、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
AVシステムの電源系統 本発明は、好適な態様では、車載用のAVシステムに適
用される。第2図に示すように、AVシステム103は
ACCスイッチ102を介してカーバッテリ101から
電源供給を受ける。ACCスイッチ102は自動車のエ
ンジンキーに連動するスイッチであり、エンジンキーを
ACCスイッチ102のポジションに回動させることに
より、車内のアクセサリ−類に電源が供給されるように
なっている。したがって、一般に、AVシステム103
にはエンジンキーを回すたびに電源供給の0N10 F
 Fが繰返されることになる。
AVシステムの構成例 策3図に、本発明が適用されるAVシステムの構成例を
示す。第3図の例では、オーディオ再生装置として、カ
セットテープ1から録音信号を再生するテープデツキ6
、アンテナ2で受信したラジオ電波を再生するFM等の
チューナ7、CD3から記録信号を再生するCDプレー
ヤ8およびマルチCD4の各CDから記録信号を再生す
るオートチェンジャ5を含むマルチCDプレーヤ9を備
えている。ビジュアル再生装置としては、アンテナ2で
受信したTV電波を再生するTVチューナ(チューナ7
に内蔵されているものとする。)、あるいは、CDプレ
ーヤ8がCD−ROMである場合にその記録静止画像を
CDプレーヤ8を介して画像出力するデイスプレィ12
などを含んでいる。CD−ROMを使う典型的な例は、
ナビゲーション装置である。外部コマンダ10は外部か
ら各種操作命令を入力するためのキーボードからなる。
入力装置13は外部コマンダ10に組込むこともできる
以上の各装置は自らの動作を制御するためのコントロー
ラを有しており、各コントローラは通信BUS 14を
介して互に接続され、パス方式の制御ネットワークが形
成されている。このネットワークの構成は第4図に示さ
れており、その詳細は後述する。
一方、オーディオ再生装置の再生信号はセレクタ15を
介して選択的にディジタルアンプ16に入力され、所定
量だけ増幅されたのちスピーカ17から放射される。デ
ィジタルアンプ16内に含まれるディジタル信号系の回
路も内蔵するコントローラによって制御され、このコン
トローラも通信BUS14に接続されている。
AVシステムの制御ネットワーク 第4図に、AVシステムの制御ネットワークの例を示す
。ここで、説明の便宜のため、第3図において通信BU
S 14に接続されている各装置を一般的な表現として
「ユニット」と称することとする。第4図に示すように
、通信BUS 14には各ユニットが並列的に接続され
ている。各ユニットのうち、いずれか一つは当該ネット
ワークを統括的に制御するために「マスタ」とされ、こ
れをマスタユニット200で示す。他の残りのユニット
はすべて「スレーブ」であり、これらをスレーブユニッ
ト200.〜200−−示す。
マスタユニット200に内蔵されるマスタコントローラ
18は、通信インターフェイスIC25を介して通信B
US14に接続されている。この例では、マスタコント
ローラ18はテープデツキ6およびチューナ7のコント
ロールを兼用するようになっている。さらに、マスタコ
ントローラ18のテープデツキ6のコントロール部分は
オートチェンジャ5のコントロールをも行う。スレーブ
ユニット200−1〜200−1lに内蔵される各スレ
ーブコントローラ19〜24も同様に通信インターフェ
イスIC25〜31を介して通信BUS14に接続され
ている。
第5図に、マスタユニット200とスレーブユニット2
00 との接続状態の具体例を示す。第n 5図に示すように、マスタユニット200とスレーブユ
ニット200 とは通信BUS 14によりn 接続されている。通信BtJS14は2本の線からなる
ツイストペア線が使用されている。通信BUS14を経
由して送受される通信データDTはマスタユニット20
0およびスレーブユニット200 の通信インターフェ
イスIC25およびn 通信インターフェイスIC31により送受される。
通信インターフェイスIC25は、通信ドライバ/レシ
ーバ32と通信コントロールIC331;:分離されて
おり、同様に通信インターフェイスIC31は通信ドラ
イバ/レシーバ35と通信コントロールIC36に分離
されている。この点、従来では1つのIC内に一体で設
けられていた。通信コントロールIC33は0MO8)
ランジスタで形成され、通信ドライバ/レシーバ32は
電流駆動能力の高いバイポーラトランジスタで形成され
ている。通信ドライバ/レシーバ35、通信コントロー
ルIC36についても同様である。
このように、通信インターフェイスIC25についてい
えば、通信コントロールIC33と通信ドライバ/レシ
ーバ32に分離することにより、通信BUS14の伝送
媒体の変更に対応することが可能となる。例えば、第5
図の例では、差動伝送のために通信BUS 14として
ツイストペア線を用いているが、第6図に示すように、
通信BUS 14として光通信ケーブル40を用いる場
合、通信ドライバ/レシーバ32に代えて電/光変換器
38を用いることで他の構成を変えることなく対応する
ことができる。また、マスタユニット200において発
生する動作不良は通信BUS14から混入する外乱ノイ
ズによるところが大きいのであり、何らかの原因で過大
信号が混入したとしても通信ドライバ/レシーバ32の
みの故障で済むことが多く、通信ドライバ/レシーバ3
2のみを交換することにより現状復帰を簡単に行える等
、メンテナンス上有利となる。特に、車載用のAVシス
テムの場合、自動車のエンジン系統から発生するノイズ
の混入の機会が多いため、有効である。
また、ICの製造面からすれば、Bi−0MO8ICの
構成とするよりも、製造プロセスの異なる0MO8)ラ
ンジスタとバイポーラトランジスタのICに分離した方
が製造が容易であり、コスト的にも有利となる。
なお、以上の説明は、通信インターフェイスIC25に
ついて説明したが、他のスレーブユニット200−1〜
200−、の通信インターフェイスIC26〜31につ
いても同様に通信コントロールICと通信ドライバ/レ
シーバに分離されている。
通信データDTの伝送フォーマット 次に、本発明で用いられる通信データDTの伝送フォー
マットについて説明する。
第7図に、通信データDTの転送フォーマットの例を示
す。策7図に示すように、通信データDTは、先頭から
マスタユニット200のアドレスを示すマスタアドレス
データMA、スレーブニッ)200.〜2’0O−fi
のアドレスを示すスレーブアドレスSA、データDの電
文長を表わす電文長データN1データDの種類を表わす
分類データTPおよび転送内容を示すデータDからなる
データDの構成は、通信データDTの内容、すなわち、
分類データTPによって異なり、大別して3種類のフォ
ーマット構成となる。第10図に示すように、第1のフ
ォーマットは接続確認のためのフォーマットであり、第
2のフォーマットはキーや表示データ等のフォーマット
であり、第3のフォーマットはチエツクサムC8の結果
を送出するフォーマットである。さらに、接続確認のた
めのフォーマットは通信データDTをスレーブユニット
200..1〜200、からマスタユニット200に転
送する場合と、その逆の転送の場合とで異なっている。
なお、第10図において、キーや表示データのフォーマ
ットにおいて、データ構成のうちフィジカル・ステータ
ス・データPS〜ロジカル・モード・データLMまでは
全て同じであるため、図示が省略されている。
分類データTPは、通信データDTの先頭に配置され、
分類データTPにつづくデータDの種類を表わすデータ
領域である。分類データTPは大分類データと小分類デ
ータとで構成される。大分類データは、第8図に示すよ
うに、データDの種類を表わす。ビット配分は、分類デ
ータTP全体が8ビツトである場合、上位4ビツトが割
当てられる。小分類データは、第9図に示すように、主
にデータDのフォーマットを識別するために用いられ、
下位4ビツトが割当てられる。
物理アドレスデータPAは、第11図、第12図に示す
ように、通信BUS 14上における各マスタユニット
200〜スレーブユニツト200゜〜200 の通信イ
ンターフェイスIC25〜n 31を特定するための通信上のアドレスであり、当該マ
スタユニット200、スレーブユニット20’O−1〜
200、を示すアドレスである。この物理アドレスデー
タPAのうち、マスタユニット200を特定する物理ア
ドレスデータPAは常に固定されている。物理アドレス
データPAは基本的には1つのユニットには1つの物理
アドレスデータPAが割当てられる。第14図に、茶4
図のユニット構成に対応付けて物理アドレスデータPA
を割当てた例を示す。なお、第14図において、マスタ
コントローラ18〜24にも物理アドレスデータPAが
設定されているが、これは、マスタユニットMのように
、1つのコントローラマスタコントローラ18にテープ
デツキ6、チューナ7の2つの機能要素が接続される場
合を考慮したちのである。1つのコントローラに1つの
機能という組み合せでは、スレーブコントローラー9〜
24のように、物理アドレスデータPAと論理アドレス
データLAは同一アドレスとなる。
フィジカル・ステータス・データPSは、マスタユニッ
ト量1スレーブユニツトS1〜S、の当該ユニットに関
するステータス情報であり、当該ユニットがもつ機能ア
ドレス(すなわち、後述する論理アドレスデータLA)
の数を示すデータである。
論理アドレスデータLAは、第13図に示すように、マ
スタユニット量1スレーブユニツトSl〜S の当該ユ
ニットがもつ機能(すなわち、チューナ、テープデツキ
のこと)を示すデータであり、各機能ごとに割当てられ
る。この論理アドレスデータLAの数は物理アドレスデ
ータPAで定まるコントローラが受けもつ機能の数だけ
、LA、LA2・・・というように付加されるので一定
した数ではない。策14図に、第4図のユニット構成に
対応付けて論理アドレスデータLAを割当てた例を示す
トーカ・アドレス・データTLは、通信データDTを送
信する送信元(話し手)のアドレスを示す。
リスナ・アドレス・データLNは、通信データDTを受
信する送信先(聞き手)のアドレスを示す。
ロジカル・ステータス・データLSは、各論理アドレス
LAに対応した機能の状態を表す。
ロジカル・モード・データLMは、各論理アドレスに対
応した機能の動作状態(モード)を表わす。
チエツクサムデータC8は、データDの信頼性を向上さ
せるために、付加奄れたエラー検出用のデータである。
通信動作 以上説明したAVシステムにおいて、マスタユニットM
とスレーブユニットSl〜SIlとの間で通信データD
Tを通信する場合の動作を以下に説明する。
このネットワークにおいては、従来のポーリング方式と
異なり、すべてスレーブユニット側からマスタユニット
へ自己のユニットの自己申告を行う。マスタユニットは
スレーブユニット側に対して積極的なアクセス動作は行
わない。
すなわち、本発明における接続確認シーケンスは、大別
して電源0N(ACCスイッチON)時の通信シーケン
スSEQ、と、電源供給期間中(通常動作時)の通信シ
ーケンス5EQ2とからなる。
(1)電源ON時の通信シーケンス5EQ1の基本的な
アルゴリズムは次の通りである(詳細アルゴリズムは箪
15図(a)、(b)参照)。
「 各スレーブは電源ON検出後、マスターに対しアク
セスを行い、接続確認依頼を行う。マスターはアクセス
してきたスレーブを接続スレーブとし、所定時間経過後
、各スレーブに対し情報の提供を行う。」(2)また、
電源供給期間中の通信シーケンスS E Q 2は、ス
レーブユニット81〜Snの脱落時の処理シーケンス5
EQ3と、新たなスレーブユニットS の参加時の処理
シーケンス5EQ4とを含んでおり、それらの基本的な
アルゴリズムは次の通りである(詳細アルゴリズムは第
16図(a)、(b)参照)。
(2−1)脱落時の処理シーケンス5EQ3「 各スレ
ーブは一定時間毎にマスターに対し接続確認依頼を行う
。これに対し、マスターは常に最新の接続情報を提供す
る。
接続確認依頼のないスレーブに対しては、BUS上から
脱落したものと見なし、必要な内部処理を行うとともに
、各スレーブに対しその旨の(最新の接続情報を提供す
る。」(2−2)参加時の処理シーケンス5EQ4「 
電源ON時の接続確認に於て、接続が確認されていなか
ったスレーブが、突然接続確認依頼をおこなってきた場
合には、参加したものと見なし、必要な内部処理を行な
うとともに、各スレーブに対しその旨の(最新の)接続
情報を提供する。」 上述したように、スレーブがマスタにアクセスして接続
依頼を行うと、マスタは当該通信バスに接続されている
スレーブの構成に関する情報、すなわち、最新の接続情
報が提供される。この情報の提供は接続依頼のあった全
スレーブに対して行われるため、全スレーブが同じ接続
情報を共有していることとなる。
この状態の具体例を第17図に示す。第17図に示すよ
うに、スレーブユニット200−1がマスタユニット2
00に対し接続依頼情報D T iを送信すると、マス
タユニット200はそのスレーブユニット200 に接
続情報DT2を発行する。
スレーブユニット200.についても同様に接続依頼情
報DT2を送信すると、マスタユニット200から接続
情報DT2が送られる。この動作を全マスタユニット2
00.〜200−.に対し行うので、全マスタユニット
200.〜200、は同じ接続情報DT2を共有するこ
とになる。換言すれば、通信バス14上の全スレーブユ
ニット200−1〜200−Ilが当該AVシステムの
機器(あるいは機能)の構成を知っていることになる。
その結果、マスタユニット200とスレーブユニット2
00−1〜200−4との一対一の関係ではなく、個々
のスレーブユニット200.〜20.0−n同士で直接
的に通信が可能となる。このことは、仮にマスタユニッ
ト200が何らかの原因によって故障した場合であって
も、いずれかのスレーブユニット200−1〜200−
nがマスタユニット200の代替機能をもつことが可能
となることを意味する。
次に、第18図に具体例を示す。第18図は、TV/F
Mチューナを含むスレーブユニットとマスタユニットと
の間でスレーブユニット側から自己のAVシステムへの
接続確認のアクセスを行う場合の接続確認シーケンスの
例を示したものである。
いま、第18図において、スレーブユニットが接続確認
依頼(自己申告)のため、通信データDT、を発行して
通信BUS14を経由してマスタユニットに送信を行う
。このとき通信データD T + は自己の物理アドレ
スデータPAを“123H” (Hは16進法のへキサ
)、相手先のマスタユニットの物理アドレスデータPA
を“100H”とし、自己のスレーブユニットがTVチ
ューナおよびFM/AMチューナを含む構成であること
を論理アドレスデータLA1=05、論理アドレスデー
タLA2=07で示している(第11図参照)。この通
信データDT、によりマスタユニットMはPA=123
HでLA1=05、LA2=07の機能をもつ装置が通
信BUS 14に接続されたことを登録し、以後この装
置はAVシステム構成メンバとして取扱うことになる。
マスタユニットは、通信データDT、が送信されたとき
、当該通信データDT、を受信したことを示すため、リ
ターンデータRDTlをスレーブユニットに返信する。
次いで、新たに接続されたスレーブユニットに対し、当
該AVシステムの構成メンバを知らしめるため、システ
ム接続情報D T 2をスレーブユニット側に送信する
このシステム接続情報DT2を受信したスレーブユニッ
トは受信確認のため、リターンデータRDT2をマスタ
ユニット側に返信する。次いで、所定時間経過後、スレ
ーブユニットは再び接続確認依頼(自己申告)の通信デ
ータDT、をマスタユニット側に送信する。所定時間経
過後に、再び接続確認依頼の通信データDT1を送信す
るのは、車載用AVシステムの場合、その電源供給の0
N10FFはACCスイッチの○N10FFに依存する
ため、定期的に接続確認を行う必要があるからである。
このように、通信データDTには必ず物理アドレスデー
タPAと論理アドレスデータLAが含まれており、しか
も物理アドレスデータPAと論理アドレスデータLAと
は互に独立したデータであるため、任意の組合せによっ
て任意の相手先に通信データDTを送信することができ
る。
上記動作例は、スレーブユニットとマスタユニットとの
間の通信の例について述べたが、他のスレーブユニット
同士においても同様に通信が可能である。
また、通信データDTのフォーマットならびに各ユニッ
トへのアドレスの割当てを上述したように物理アドレス
PAと論理アドレスLAとに分離して行ったことにより
、物理アドレスPAが不明であっても論理アドレスLA
が明確に設定されていれば、新たなユニットを接続する
ことが可能であり、当該新たなユニットと既接続のユニ
ットとの交信が可能である。
すなわち、第19図に示すように、通信BUS14に新
たなスレーブユニット200 が接続されたとする。こ
の場合、スレーブユニット200 の物理アドレスデー
タPAが想定されてm いない物理アドレスデータPA=101であったとして
も、その機能が「表示機能」の場合には、すでにスレー
ブユニット200内に登録された同じ機能が論理アドレ
スデータLA=01で存在するため、その論理アドレス
データLAに対してアクセスすることができるから、ス
レーブユニット200 の接続が可能である。このこと
は、AVm システムの拡張性の向上に資することとなる。
〔発明の効果〕
以上の通り、本発明によれば、通信バスに対する各スレ
ーブ装置の接続確認を当該各スレーブ装置からの自己申
告によって行うようにしたので、マスタ装置から各スレ
ーブ装置に対してポーリングを行う必要がなくなり、マ
スタ装置の負担が軽減され、またマスタ装置側にスレー
ブ装置のアドレスの登録がない場合でも自己申告により
容易に追加されるので、AVシステムの拡張性の向上、
接続の自由度の向上が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図はAVシステムの電源系統図、 第3図はAVシステムの全体構成図、 第4図はAVシステムの制御ネットワークのブロック図
、 第5図はマスタユニットとスレーブユニットの接続状態
の具体例を示すブロック図、 第6v!Jはマスタユニットとスレーブユニットの接続
状態の他の例を示すブロック図、 第7図は通信データの転送フォーマットを示す説明図、 第8図は分類データ(大分類)の内容を示す説明図、 第9図は分類データ(小分類)の内容を示す説明図、 第10図はデータ基本フォーマットを示す説明図、 第11図は物理アドレスの例を示す説明図、第12図は
物理アドレスの例を示す説明図、第13図は論理アドレ
スの例を示す説明図、第14図は物理アドレスおよび論
理アドレスの割当て例を示すブロック図、 第15図は電源ON時の通信シーケンスを示すフローチ
ャート、 第16図は電源供給期間中の通信シーケンスを示すフロ
ーチャート、 第17図はシステム接続情報の伝送状態の説明図5 第18図は通信動作の例を示す説明図、第19図は追加
スレーブユニットを接続した場合のブロック図である。 ADR・・・アドレスデータ B・・・通信BUS C8・・・チエツクサムデータ D・・・データ DT・・・通信データ DTl・・・接続確認依頼情報 D T 2・・・システム接続情報 LA、LA1〜LA、・・・論理アドレスデータM・・
・マスタ装置 PA、PA’、〜PA11・・・物理アドレスデータP
S・・・フィジカル・ステータス・データs、〜S9・
・・スレーブ装置 TP・・・分類データ 101・・・カーバッテリ 102・・・ACCスイッチ 103・・・AVシステム 200・・・マスタユニット 200、〜200−.l・・・スレーブユニットト・・
カセットテープ 2・・・アンテナ 3・・・CD 4・・・マルチCD 5・・・オートチェンジャ 6・・・テープデツキ 7・・・チューナ 8・・・CDプレーヤ 9・・・マルチCDプレーヤ 10・・・外部コマンダ 11・・・デイスプレィ 12・・・デイスプレィ 13・・・入力装置 14・・・通信BUS 15・・・セレクタ 16.16A・・・ディジタルアンプ 17・・・スピーカ 18・・・マスタコントローラ 19・・・スレーブコントローラ 20・・・スレーブコントローラ 21・・・スレーブコントローラ 22・・・スレーブコントローラ 23・・・スレーブコントローラ 24・・・スレーブコントローラ 25・・・通信インターフェイスIC 26・・・通信インターフェイスIC 27・・・通信インターフェイスIC 28・・・通信インターフェイスIC 29・・・通信インターフェイスIC 30・・・通信インターフェイスIC 31・・・通信インターフェイスIC 32・・・通信ドライバ/レシーバ 33・・・通信コントロールIC 34・・・被制御部 35・・・通信ドライバ/レシーバ 36・・・通信コントロールIC 37・・・被制御部 38・・・電/光変換器 39・・・電/光変換器 出願人代理人  石  川  泰  男(b) 不弁明め床月署浣明日 第1図 AVシスアムのτし雰繋R,口 第2図 AVンステムの114f叩不ツトソーフの7′Dンク回
第4区 チー’JDめ基本力−マソY 第10図 ケ勿理了ドレスの仔)1 第11図 オ力Ju71:レスのイタ1) 第12図 含商゛理アドレスのイタ11 システム跨U秤岬反の仕8!扶惠の説、明凹第17図 通信1作 第18図 J、ロスし−ブユニ・ントE實噌カし部鴫イ針のフ゛°
ロック図第19図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一つのマスタ装置および一つまたはそれ以上のスレーブ
    装置が同一通信バスに接続されてなるバス方式の車載用
    通信ネットワークにおけるデータ通信方法であって、 前記マスタ装置は前記スレーブ装置からの接続依頼情報
    を受信したのち、当該接続依頼情報を送信したスレーブ
    装置に対して前記通信バスに接続されている他のスレー
    ブ装置に関する接続状態情報を発行することを特徴とす
    る車載用通信ネットワークにおけるデータ通信方法。
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