JPH04160935A - 車載用データ通信システム - Google Patents

車載用データ通信システム

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JPH04160935A
JPH04160935A JP28821790A JP28821790A JPH04160935A JP H04160935 A JPH04160935 A JP H04160935A JP 28821790 A JP28821790 A JP 28821790A JP 28821790 A JP28821790 A JP 28821790A JP H04160935 A JPH04160935 A JP H04160935A
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JP28821790A
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Kimikatsu Igata
伊形 仁克
Yasunao Go
郷 保直
Toshiyuki Kimura
俊之 木村
Hiroshi Shimoma
下間 浩
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Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車載用通信ネットワークを用いたデータ通信
システムに係り、特に車載用のAV(オーディオ・ビジ
ュアル)システムのデータ通信システムに関する。
〔従来の技術〕
近年、車載用オーディオシステムは、単に音楽を聞くだ
けのシステムから視覚的な要素を含むシステムへと発展
しつつある。このように、オーディオのみならずビジュ
アルな機能をもったシステムはAVシステムとして知ら
れている。
車載用のAVシステムは、多種多様な要素によって構築
されている。例えば、オーディオ要素としては、カセッ
トテープデツキ、ラジオチューナ、CD(コンパクトデ
ィスク)プレーヤ等があり、ビジュアル要素としては、
TV(テレビジョン)チューナやナビゲーション装置等
が含まれている。
これらの各要素から出力されるオーディオ再生信号はア
ンプを介して車内に搭載されたスピーカから再生され、
画像再生信号は同様に車内に搭載されたデイスプレィ上
に映像出力される。今日、これらの各要素はディジタル
技術によって制御されており、その制御はマイクロコン
ピュータを用いたコントローラによって行われる。
上記各要素をシステマチックに動作させるためには、各
要素を統括的にコントロールする必要かある。そこで、
車載用AVシステムでは、上記各要素のコントローラを
バス方式のネットワークにより接続し、互の制御データ
を上記ネットワークを構成する通信バスを介して送受す
るようになっている。
従来のネットワークでは、各コントローラの制御をポー
リング方式で行なっている。ポーリング方式とは、各コ
ントローラのうちのいずれかに優先的地位を与えてその
コントローラをマスタとし、残る他のコントローラをス
レーブとして主従関係を定め、マスタがスレーブからデ
ータを収集する場合に常にマスタ側からスレーブ側にア
クセスする方式である。
この従来のポーリング方式によりマスタがスレーブに通
信データを送信しアクセスしたりスレーブ側からマスタ
にデータを返信する場合に、各コントローラの識別ある
いは特定を行う必要がある。
そこで、各コントローラには当該コントローラを示すア
ドレスを割当てている。
従来のアドレスの割当て方式では、各コントローラに対
しそれぞれ固有のアドレスを割当てている。そして、制
御データは各コントローラ固有のアドレスデータにその
コントローラに対する指示データ(例えば、起動命令・
ONデータ)を付加した状態で生成され、通信バス上に
送受される。
一方、特に車載用のAVシステムの場合、エンジンスイ
ッチに連動するACCスイッチ(カーアクセサリ電源供
給スイッチ)の0N10FFのたびに電源供給がON、
10FF状態となるため、その都度当該ネットワークを
構成するスレーブ装置の通信バスへの接続状態が確認さ
れる。このスレーブ装置の通信バスへの接続状態の確認
は、ACCスイッチのON時にのみ行うのではなく、い
ずれかのスレーブ装置の故障等による脱落や新たなスレ
ーブ装置の追加接続を確認するため通常動作中において
も行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、スレーブ装置は、一般に、複数存在し、しか
も各スレーブ装置からの接続依頼情報の発信タイミング
は一様ではない。このような場合に、マスタ装置側にお
いて各スレーブ装置の接続依頼情報の発信タイミングに
適合させて接続依頼情報を受付けるためには、多(のタ
イマーが必要となり、装置の大型化、コスト上昇を招き
得策ではない。タイマーの設定にはRAMが用いられる
が、特に車載用のAVシステムには小型化が要求される
ため、極力RAMの記憶容量を有効に活用する必要があ
る。
そこで、本発明の目的は、多くのタイマをもつ必要がな
くスレーブ装置からの接続依頼情報の受信時間を設定し
うる車載用データ通信システムを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明は、一つのマスタ装
置および一つまたはそれ以上のスレーブ装置が同一通信
バスに接続され、前記スレーブ装置は自らの前記通信バ
スに対する接続依頼情報を前記マスタ装置に所定周期で
自己申告するようにした車載用データ通信システムであ
って、第1図に示すように、前記マスタ装置は、前記ス
レーブ装置からの接続依頼情報の自己申告のための送信
周期の少なくとも2倍以上の時間間隔(To)で前記接
続依頼情報の確認を行う(STEPI)ようにしたこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、スレーブ装置はマスタ装置に対して通
信バスを介し接続依頼情報を所定周期で自己申告するが
、マスタ装置の接続依頼情報の受信のための時間間隔(
T、)は接続依頼情報の発信周期の少なくとも2倍以上
に設定されているため、接続依頼情報はその受信時間間
隔内に必ず入るようになる。その結果、従来のように、
マスタ装置には各スレーブ装置の接続依頼情報の発信タ
イミングに合せた受信時間の設定を行う必要がなくなり
、具体的には1つのタイマで済むこととなる。
〔実施例〕
次に、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
AVシステムの電源系統 本発明は、好適な態様では、車載用のAVシステムに適
用される。第2図に示すように、AVシステム103は
ACCスイッチ102を介してカーバッテリ101から
電源供給を受ける。ACCスイッチ102は自動車のエ
ンジンキーに連動するスイッチであり、エンジンキーを
ACCスイッチ102のポジションに回動させることに
より、車内のアクセサリ−類に電源が供給されるように
なっている。したがって、一般に、AVシステム103
にはエンジンキーを回すたびに電源供給の0N10FF
が繰返されることになる。
AVシステムの構成例 第3図に、本発明が適用されるAVシステムの構成例を
示す。第3図の例では、オーディオ再生装置として、カ
セットテープ1から録音信号を再生するテープデツキ6
、アンテナ2で受信したラジオ電波を再生するFM等の
チューナ7、CD3から記録信号を再生するCDプレー
ヤ8およびマルチCD4の各CDから記録信号を再生す
るオートチェンジャ5を含むマルチCDプレーヤ9を備
えている。ビジュアル再生装置としては、アンテナ2で
受信したTV電波を再生するTVチューナ(チューナ7
に内蔵されているものとする。)、あるいは、CDプレ
ーヤ8かCD−ROMである場合にその記録静止画像を
CDプレーヤ8を介して画像出力するデイスプレィ12
などを含んでいる。CD−ROMを使う典型的な例は、
ナビゲーション装置である。外部コマンダ10は外部か
ら各種操作命令を入力するためのキーボードからなる。
入力装置13は外部コマンダ10に組込むこともできる
以上の各装置は自らの動作を制御するためのコントロー
ラを有しており、各コントローラは通信BUS 14を
介して互に接続され、バス方式の制御ネットワークが形
成されている。このネットワークの構成は第4図に示さ
れており、その詳細は後述する。
一方、オーディオ再生装置の再生信号はセレクタ15を
介して選択的にディジタルアンプ16に入力され、所定
量だけ増幅されたのちスピーカ17から放射される。デ
ィジタルアンプ16内に含まれるディジタル信号系の回
路も内蔵するコントローラによって制御され、このコン
トローラも通信BUS 14に接続されている。
AVシステムの制御ネットワーク 第4図に、AVシステムの制御ネットワークの例を示す
。ここで、説明の便宜のため、第3図において通信BU
S14に接続されている各装置を一般的な表現として「
ユニット」と称することとする。第4図に示すように、
通信BUS 14には各ユニットが並列的に接続されて
いる。各ユニットのうち、いずれか一つは当該ネットワ
ークを統括的に制御するために「マスタ」とされ、これ
をマスタユニット200で示す。他の残りのユニットは
すべて「スレーブ」であり、これらをスレーブユニット
200.〜200−−示す。
マスタユニット200に内蔵されるマスタコントローラ
18は、通信インターフェイスIC25を介して通信B
US 14に接続されている。
この例では、マスタコントローラ18はテープデツキ6
およびチューナ7のコントロールを兼用するようになっ
ている。さらに、マスタコントローラ18のテープデツ
キ6のコントロール部分はオートチェンジャ5のコント
ロールをも行う。スレーブユニット200−1〜200
、に内蔵される各スレーブコントローラ19〜24も同
様に通信インターフェイスIC25〜31を介して通信
BUS 14に接続されている。
第5図に、マスタユニット200とスレーブユニット2
00 との接続状態の具体例を示す。第n 5図に示すように、マスタユニット200とスレーブユ
ニット200 とは通信BUS14により一〇 接続されている。通信BUS 14は2本の線からなる
ツイストペア線が使用されている。通信BUS 14を
経由して送受される通信データDTはマスタユニット2
00およびスレーブユニット200 の通信インターフ
ェイスIC25および−D 通信インターフェイスIC31により送受される。
通信インターフェイスIC25は、通信ドライバ/レシ
ーバ32と゛通信コントロールIC33に分離されてお
り、同様に通信インターフェイスIC31は通信ドライ
バ/レシーバ35と通信コントロールIC36に分離さ
れている。この点、従来では1つのIC内に一体で設け
られていた。通信コントロールIC33はCMOSトラ
ンジスタで形成され、通信ドライバ/レシーバ32は電
流駆動能力の高いバイポーラトランジスタで形成されて
いる。通信ドライバ/レシーバ35、通信コントロール
IC36についても同様である。
このように、通信インターフェイスIC25についてい
えば、通信コントロールIC33と通信ドライバ/レシ
ーバ32に分離することにより、通信BUS 14の伝
送媒体の変更に対応することか可能となる。例えば、第
5図の例では、差動伝送のために通信BUS 14とし
てツイストペア線を用いているが、第6図に示すように
、通信BLiS 14として光通信ケーブル40を用い
る場合、通信ドライバ/ルシーバ32に代えて電/光変
換器38を用いることで他の構成を変えることなく対応
することができる。また、マスタユニット200におい
て発生する動作不良は通信BUS14から混入する外乱
ノイズによるところか大きいのであり、何らかの原因で
過大信号か混入したとしても通信ドライバ/レシーバ3
2のみの故障で済むことが多く、通信ドライバ/レシー
バ32のみを交換することにより現状復帰を簡単に行え
る等、メンテナンス上有利となる。特に、車載用のAV
システムの場合、自動車のエンジン系統から発生するノ
イズの混入の機会が多いため、有効である。
また、ICの製造面からすれば、Bi−CMO8ICの
構成とするよりも、製造プロセスの異なるCMOSトラ
ンジスタとバイポーラトランジスタのICに分離した方
が製造が容易であり、コスト的にも有利となる。
なお、以上の説明は、通信インターフェイスIC25に
ついて説明したが、他のスレーブユニット200−+〜
200−nの通信インターフェイスIC26〜31につ
いても同様に通信コントロールICと通信ドライバ/レ
シーバに分離されている。
通信データDTの伝送フォーマット 次に、本発明で用いられる通信データDTの伝送フォー
マットについて説明する。
第7図に、通信データDTの転送フォーマットの例を示
す。第7図に示すように、通信データDTは、先頭から
マスタユニット200のアドレスを示すマスタアドレス
データMA、スレーブニット200.〜200−.のア
ドレスを示すスレーブアドレスSA、データDの電文長
を表わす電文長データN1データDの種類を表わす分類
データTPおよび転送内容を示すデータDからなる。
データDの構成は、通信データDTの内容、すなわち、
分類データTPによって異なり、大別して3種類のフォ
ーマット構成となる。第10図に示すように、第1のフ
ォーマットは接続確認のためのフォーマットであり、第
2のフォーマットはキーや表示データ等のフォーマット
であり、第3のフォーマットはチエツクサムC8の結果
を送出するフォーマットである。さらに、接続確認のた
めのフォーマットは通信データDTをスレーブユニット
200.〜200−nからマスタユニット200に転送
する場合と、その逆の転送の場合とで異なっている。な
お、第10図において、キーや表示データのフォーマッ
トにおいて、データ構成のうちフィジカル・ステータス
・データPS〜ロジカル・モード・データLMまでは全
て同じであるため、図示が省略されている。
分類データTPは、通信データDTの先頭に配置され、
分類データTPにつづくデータDの種類を表わすデータ
領域である。分類データTPは大分類データと小分類デ
ータとで構成される。大分類データは、第8図に示すよ
うに、データDの種類を表わす。ビット配分は、分類デ
ータTP全体が8ビツトである場合、上位4ビツトが割
当てられる。小分類データは、第9図に示すように、主
にデータDのフォーマットを識別するために用いられ、
下位4ビツトが割当てられる。
物理アドレスデータPAは、第11図、第12図に示す
ように、通信BUS 14上における各マスタユニット
200〜スレーブユニツト200゜〜200 の通信イ
ンターフェイスIC25〜n 31を特定するための通信上のアドレスであり、当該マ
スタユニット200、スレーブユニット200、〜20
0−nを示すアドレスである。この物理アドレスデータ
PAのうち、マスタユニット200を特定する物理アド
レスデータPAは常に固定されている。物理アドレスデ
ータPAは基本的には1つのユニットには1つの物理ア
ドレスデータPAが割当てられる。第14図に、第4図
のユニット構成に対応付けて物理アドレスデータPAを
割当てた例を示す。なお、第14図において、マスタコ
ントローラ18〜24にも物理アドレスデータPAが設
定されているが、これは、マスタユニット200のよう
に、1つのマスタコントローラ18にテープデツキ6、
チューナ7の2つの機能要素が接続される場合を考慮し
たものである。1つのコントローラに1つの機能という
組み合せでは、スレーブコントローラ19〜24のよう
に、物理アドレスデータPAと論理アドレスデータLA
は同一アドレスとなる。
フィジカル・ステータス・データPSは、マスタユニッ
ト200、スレーブユニット200.〜200 の当該
ユニットに関するステータス情報n であり、当該ユニットかもつ機能アドレス(すなわち、
後述する論理アドレスデータLA)の数を示すデータで
ある。
論理アドレスデータLAは、第13図に示すように、マ
スタユニット200、スレーブユニット200−1〜2
00−nの当該ユニットがもつ機能(すなわち、チュー
ナ、テープデツキのこと)を示すデータであり、各機能
ごとに割当てられる。
この論理アドレスデータLAの数は物理アドレスデータ
PAで定まるコントローラが受けもつ機能の数たけ、L
A  、LA2・・・というように付加されるので一定
した数ではない。第14図に、第4図のユニット構成に
対応付けて論理アドレスデータLAを割当てた例を示す
トーカ・アドレス・データTLは、通信データDTを送
信する送信元(話し手)のアドレスを示す。
リスナ・アドレス・データLNは、通信データDTを受
信する送信先(聞き手)のアドレスを示す。
ロジカル・ステータス・データLSは、各論理アドレス
LAに対応した機能の状態を表す。
ロジカル・モード・データLMは、各論理アドレスに対
応した機能の動作状態(モード)を表わす。
チエツクサムデータC8は、データDの信頼性を向上さ
せるために、付加されたエラー検出用のデータである。
通信動作 以上説明したAVシステムにおいて、マスクユニット2
00とスL、−フユニツh200−1〜200 との間
で通信データDTを通信する場合n の動作を以下に説明する。
このネットワークにおいては、従来のポーリング方式と
異なり、すべてスレーブユニット側からマスタユニット
へ自己のユニットの自己申告を行う。マスタユニットは
スレーブユニット側に対して積極的なアクセス動作は行
わない。
すなわち、本発明における接続確認シーケンスは、大別
して電源ON (ACCスイッチON)時の通信シーケ
ンスSEQ、と、電源供給期間中(通常動作時)の通信
シーケンス5EQ2とからなる。
(1)電源ON時の通信シーケンスSEQ、の基本的な
アリゴリズムは次の通りである(詳細アリゴリズムは第
15図(a)、(b)参照)。
「 各スレーブは電源ON検出後、マスターに対しアク
セスを行い、接続確認依頼を行う。
マスターはアクセスしてきたスレーブを接続スレーブと
し、所定時間経過後、各スレーブに対し情報の提供を行
う。」 (2)また、電源供給期間中の通信シーケンス5EQ2
は、スレーブユニット200.〜200−nの脱落時の
処理シーケンスSEQ、と、新たなスレーブユニット2
00 の参加時の処理m シーケンス5EQ4とを含んでおり、それらの基本的な
アルゴリズムは次の通りである(詳細アルゴリズムは第
16図(a)、(b)参照)。
(2−1,)脱落時の処理シーケンス5EQ3「 各ス
レーブは一定時間毎にマスターに対し接続確認依頼を行
う。これに対し、マスターは常に最新の接続情報を提供
する。接続確認依頼のないスレーブに対しては、BUS
上から脱落したものと見なし、必要な内部処理を行うと
ともに、各スレーブに対しその旨の最新の接続情報を提
供する」 (2−2)参加時の処理シーケンス5EQ4「 電源O
N時の接続確認に於て、接続が確認されていなかったス
レーブが、突然接続確認依頼をおこなってきた場合には
、参加したものと見なし、必要な内部処理を行なうとと
もに、各スレーブに対しその旨の(最新の)の接続情報
を提供する。」 すなわち、上記電源供給期間中の通信シーケンス5EQ
2において、マスタユニット200は、第17図(a)
に示すように、接続確認周期T。
(例えば5秒)ごとにスレーブユニット200−t〜2
00 からの接続確認依頼情報D  の自己−n   
          REQI申告の有無を検出する(
第17図(b))。接続確認依頼情報D  が接続確認
周期T。内のタイEQI ミングでアクセスされた場合、マスタユニット200は
、スレーブユニット200−1の接続を確認する(第1
7図(C))。
ここで、マスタユニット200に設定された接続依頼情
報の確認時間T。は「5秒」に設定されており、マスタ
ユニット200はこの確認周期時間Tcで各スレーブユ
ニット200−1〜200−。
からの接続情報の受信および確認を実行する。これに対
してスレーブユニット200.〜200−nの接続依頼
情報の発信周期時間は「2秒」であり、マスタユニット
200の確認時間はスレーブユニット200〜200 
の発信周期よりも2倍以1−n 上長く設定されている。そのため、各スレーブユニット
200.〜200−Ilからの接続依頼情報の発信タイ
ミングが区々であってもいずれかの確認時間内で確認さ
れるため、従来のように各スレーブユニット200−1
〜200゜に合わせた時間設定をすることを必要としな
い。したがって、タイマの設定時間は一つでよく、タイ
マに用いるメモリ(RAM)の記憶領域を有効に活用で
きる。
さて、当該スレーブユニット200−1が新たに接続さ
れたものである場合、マスタユニット200は時刻t2
においてそのスレーブユニット200、の当該AVユニ
ットへの参加を確認し、登録する。また、スレーブユニ
ット200−1の接続が確認されたとき、マスタユニッ
ト200は当該通信バス14上に接続されている他のス
レーブユニットに関する情報をスレーブユニット200
、に提供する(第17図(e))。
一方、スレーブユニット200−2の場合、第17図(
f)に示すように、時刻t1以前の周期において接続確
認依頼情報D  がアクセスされ、EQ2 この場合そのスレーブユニット200−2の確認が行わ
れる(第17図(g))。しかしながら、時刻t とt
2との間の周期においては接続確認依頼情報D  はア
クセスされていない(第17図EQ2 (f))。この場合、マスタユニット200は時刻t 
で当該スレーブユニット200.はAVシステムから脱
落しないものとみなす(第17図(h))第17図(i
)はスレーブユニット、200、.2が確認された場合
にマスタユニット200からスレーブユニット200.
に返信される状態を示す。
このように、通常動作中において、マスタユニット20
0は接続確認周期T。ごとに定期的に接続確認を行うた
め、スレーブユニット200−1〜200 の脱落もし
くは参加を知ることができる。
n 次に、第18図に具体例を示す。第18図は、TV/F
Mチューナを含むスレーブユニットとマスタユニットと
の間でスレーブユニット側から自己のAVシステムへの
接続確認のアクセスを行う場合の接続確認シーケンスの
例を示したものである。
いま、第18図において、スレーブユニットが接続確認
依頼(自己申告)のため、通信データDT1を発行して
通信BUS 14を経由してマスタユニットに送信を行
う。このとき通信データDT、は自己の物理アドレスデ
ータPAを“123H” (Hは16進法のヘキサ)、
相手先のマスタユニットの物理アドレスデータPAを“
100H” とし、自己のスレーブユニットがTVチュ
ーナおよびFM/AMチューナを含む構成であることを
論理アドレスデータLA、=05、論理アドレスデータ
LA2=07で示している(第13図参照)。この通信
データDT、によりマスタユニットMはPA=123H
でL A 1=05、L A 2 = 07の機能をも
つ装置が通信BUS14に接続されたことを登録し、以
後この装置はAVシステム構成メンバとして取扱うこと
になる。マスタユニットは、通信データDT1が送信さ
れたとき、当該通信データDT、を受信したことを示す
ため、リターンデータRDT1をスレ−ブユニットに返
信する。次いで、新たに接続されたスレーブユニットに
対し、当該AVシステムの構成メンバを知らしめるため
、システム接続情報DT2をスレーブユニット側に送信
する。
このシステム接続情報DT2を受信したスレーブユニッ
トは受信確認のため、リターンデータRDT2をマスタ
ユニット側に返信する。次いで、所定時間経過後、スレ
ーブユニットは再び接続確認依頼(自己申告)の通信デ
ータDT、をマスタユニット側に送信する。所定時間経
過後に、再び接続確認依頼の通信データDT1を送信す
るのは、車載用AVシステムの場合、その電源供給の0
N10FFはACCスイッチのON10 F Fに依存
するため、定期的に接続確認を行う必要があるからであ
る。
このように、通信データDTには必ず物理アドレスデー
タPAと論理アドレスデータLAが含まれており、しか
も物理アドレスデータPAと論理アドレスデータLAと
は互に独立したデータであるため、任意の組合せによっ
て任意の相手先に通信データDTを送信することができ
る。
上記動作例は、スレーブユニットとマスタユニットとの
間の通信の例について述べたが、他のスレーブユニット
同士においても同様に通信が可能である。
また、通信データDTのフォーマットならびに各ユニッ
トへのアドレスの割当てを上述したように物理アドレス
PAと論理アドレスL戸、とに分離して行ったことによ
り、物理アドレスPAが不明であっても論理アドレスL
Aが明確に設定されていれば、新たなユニットを接続す
ることが可能であり、当該新たなユニットと既接続のユ
ニットとの交信が可能である。
すなわち、第19図に示すように、通信BUS14に新
たなスレーブユニット200 が接続さm れたとする。この場合、スレーブユニット200 の物
理アドレスデータPAが想定されてm いない物理アドレスデータPA=101であったとして
も、その機能が「表示機能」の場合には、すでにスレー
ブユニット200内に登録された同じ機能が論理アドレ
スデータLA=01で存在するため、その論理アドレス
データLAに対してアクセスすることができるから、ス
レーブユニット200 の接続が可能である。このこと
は、AVm システムの拡張性の向上に資することとなる。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明によれば、スレーブ装置はマスタ装置
に対して通信バスを介し接続依頼情報を所定周期で自己
申告するが、マスタ装置の接続依頼情報の受信のための
時間間隔は接続依頼情報の発信周期の少な(とも2倍以
上に設定されているため、接続依頼情報はその受信時間
間隔内に入る確率が高くなる。その結果、従来のように
、マスタ装置には各スレーブ装置の接続依頼情報の発信
タイミングに合せた受信時間の設定を行う必要がなくな
り、1つのタイマで済むことになるから装置構成の小型
化、RAMの記憶領域の有効活用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
東1図は本発明の原理説明図、 第2図はAVシステムの電源系統図、 第3図はAVシステムの全体構成図、 第4図はAVシステムの制御ネットワークのブロック図
、 第5図はマスタユニットとスレーブユニットの接続状態
の具体例を示すブロック図、 第6図はマスタユニットとスレーブユニットの接続状態
の他の例を示すブロック図、 第7図は通信データの転送フォーマットを示す説明図、 第8図は分類データ(大分類)の内容を示す説明図、 第9図は分類データ(小分類)の内容を示す説明図、 東10図はデータ基本フォーマットを示す説明図、 第11図は物理アドレスの例を示す説明図、第12図は
物理アドレスの例を示す説明図、第13図は論理アドレ
スの例を示す説明図、第14図は物理アドレスおよび論
理アドレスの割当て例を示すブロック図、 第15図は電源ON時の通信シーケンスを示すフローチ
ャート、 第16図は電源供給期間中の通信シーケンスを示すフロ
ーチャート、 第17図はスレーブユニットの接続状態の確認のタイミ
ングチャート、 第18図は通信動作の例を示す説明図、第19図は追加
スレーブユニットを接続した場合の説明図である。 ADH・・・アドレスデータ B・・・通信BUS C8・・・チエツクサムデータ D・・・データ DT・・・通信データ LA、、LA、〜LAll・・・論理アドレスデータM
・・・マスタ装置 PASPA、〜PAn・・・物理アドレスデータPS・
・・フィジカル−ステータス・データS1〜S、・・・
スレーブ装置 TP・・・分類データ To・・・接続確認周期 101・・・カーバッテリ 102・・・ACCスイッチ 103・・・AVシステム 200・・・マスタユニット 200−t〜200□・・・スレーブユニットト・・カ
セットテープ 2・・・アンテナ 3・・・CD 4・・・マルチCD 5・・・オートチェンジャ 6・・・テープデツキ 7・・・チューナ 8・・・CDプレーヤ 9・・・マルチCDプレーヤ 10・・・外部コマンダ 11・・・デイスプレィ 12・・・デイスプレィ 13・・・入力装置 14・・・通信BUS 15・・・セレクタ 16.16A・・・ディジタルアンプ 17・・・スピーカ 18・・・マスタコントローラ 19・・・スレーブコントローラ 20・・・スレーブコントローラ 21・・・スレーブコントローラ 22・・・スレーブコントローラ 23・・・スレーブコントローラ 24・・・スレーブコントローラ 25・・・通信インターフェイスIC 26・・・通信インターフェイスIC 27・・・通信インターフェイスIC 28・・・通信インターフェイスIC 29・・・通信インターフェイスIC 30・・・通信インターフェイスIC 31・・・通信インターフェイスIC 32・・・通信ドライバ/レシーバ 33・・・通信コントロールIC 34・・・被制御部 35・・・通信ドライバ/レシーバ 36・・・通信コントロールIC 37・・・被制御部 38・・・電/光変換器 39・・・電/光変換器 出願人代理人  石  川  泰  実弟1図 AVシステムの電導紮RID 第2図 ナニ7Dの基’j!=7t−マ分 乍初理了ドレス(7)贋11 第11図 オ祐工甲−アドレスのイタ) 第12図 類1理アドレスのイタ11 第13図 +J3L牢重カイ乍1キのスνプユニットの接片]天想
のB鼾笥θのクイミンフ゛ナマード        、
力h−イ百 卸イ1三第18図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一つのマスタ装置および一つまたはそれ以上のスレーブ
    装置が同一通信バスに接続され、前記スレーブ装置は自
    らの前記通信バスに対する接続依頼情報を前記マスタ装
    置に所定周期で自己申告するようにした車載用データ通
    信システムであって、前記マスタ装置は、前記スレーブ
    装置からの接続依頼情報の自己申告のための送信周期の
    少なくとも2倍以上の時間間隔で前記接続依頼情報の確
    認を行うようにしたことを特徴とする車載用データ通信
    システム。
JP28821790A 1990-10-25 1990-10-25 車載用データ通信システム Pending JPH04160935A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28821790A JPH04160935A (ja) 1990-10-25 1990-10-25 車載用データ通信システム
EP19910309896 EP0482951B1 (en) 1990-10-25 1991-10-25 Method of and system for data communication in communication network on automobile
DE1991615641 DE69115641T2 (de) 1990-10-25 1991-10-25 Verfahren und System zur Datenübertragung in einem Kraftfahrzeug-Übertragungsnetz

Applications Claiming Priority (1)

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JP28821790A JPH04160935A (ja) 1990-10-25 1990-10-25 車載用データ通信システム

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ID=17727338

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JP28821790A Pending JPH04160935A (ja) 1990-10-25 1990-10-25 車載用データ通信システム

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