JP2000033122A - 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法 - Google Patents

内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000033122A
JP2000033122A JP10203112A JP20311298A JP2000033122A JP 2000033122 A JP2000033122 A JP 2000033122A JP 10203112 A JP10203112 A JP 10203112A JP 20311298 A JP20311298 A JP 20311298A JP 2000033122 A JP2000033122 A JP 2000033122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ptfe
tube
layer
pure
contrast agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10203112A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Suzuki
秀幸 鈴木
Yoshihisa Kato
善久 加藤
Toshiharu Goto
敏晴 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP10203112A priority Critical patent/JP2000033122A/ja
Publication of JP2000033122A publication Critical patent/JP2000033122A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】極薄肉のPTFEチューブが容易に成形でき、
内径が広く且つ潤滑性が優れ、しかも外径が細く、造影
性が優れた内層PTFE複合カテーテルチューブ及びそ
の製造方法の提供。 【解決手段】内層ポリテトラフルオロエチレン樹脂チュ
ーブ層上に直接又はブレード層を介して外側樹脂層が被
覆されて成る内層PTFE複合カテーテルチューブにお
いて、前記内層ポリテトラフルオロエチレン樹脂チュー
ブはポリテトラフルオロエチレン樹脂分散液を塗布、焼
き付け、焼結することにより得られた純PTFEチュー
ブと該純PTFEチューブ上に造影剤配合PTFE分散
液を塗布、焼き付け、焼結することにより得られる造影
剤配合PTFE層とから成る造影剤配合PTFEオーバ
ーコート純PTFEチューブであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内層PTFE複合
カテーテルチューブ及びその製造方法に関するものであ
る。更に詳述すれば、本発明は造影性が優れた細径のマ
イクロカテーテルに好適な内層PTFE複合カテーテル
チューブ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カテーテルは気管、胃、腸等を直接診察
できる医療機器として多用されている。更に近年では、
患者の肉体的負担や時間的負担を軽減するため、カテー
テルを診断医療機器として使用するばかりでなく、治療
機器としても使用するようになってきている。
【0003】ここにおいてカテーテルは、カテーテルチ
ューブと操作部とから成っている。そしてカテーテルチ
ューブの中間層には、操作性を向上するため必要に応じ
て金属線若しくは非金属線条体を螺旋巻き又は編組した
ブレード層が設けられるようになっている。
【0004】このような診察兼治療機器として使用され
るカテーテルチューブでは、そのチューブ内を薬剤の通
過や微小治療器具の操作部材が挿通することになる。
【0005】このため、治療機器として使用されるカテ
ーテルチューブではそのチューブ内径をできるだけ広
く、しかも内層はできるだけ潤滑性がよいことが要求さ
れる。
【0006】また、治療機器としても使用されるカテー
テルでは、体内に入れられた時にどの位置に入っている
かを監視できることが要求される。このため、治療機器
としても使用されるカテーテルではX線を透過したとき
造陰性のあることが要求される。
【0007】このような造陰性と潤滑性があるカテーテ
ルチューブとしては、内層に潤滑性がよいふっ素樹脂、
例えばポリテトラフルオロエチレン樹脂(以下、PTF
Eという)を用い、その上に必要に応じて中間ブレード
層を設け、更に外側被覆には機械的特性及び端末加工性
が優れたポリアミド樹脂、ポリアミドエラストマ、ポリ
ウレタン樹脂、ポリウレタンエラスト等を用いて成る複
合プラスチックカテーテルチューブが用いられている。
【0008】この内層がPTFEチューブ、外側がポリ
アミド樹脂、ポリアミドエラストマ、ポリウレタン樹
脂、ポリウレタンエラストマ等を用いて成る複合プラス
チックカテーテルチューブでは、外径はカテーテルチュ
ーブ特有の要求である細径化が要求され、また内径はチ
ューブ内を挿通する微小治療器具の挿通性の点からでき
るたけ広くしたいという要求がなされる。このため内層
のPTFE層は極薄にするようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内側が
内層PTFEチューブ、中間が中間ブレード層、外側が
外側被覆層から成る複合プラスチックカテーテルチュー
ブ、特に造影性が優れた細径の内層PTFE複合カテー
テルチューブでは、細径化と造影性とのバランスをとる
のが難しい。
【0010】(1)PTFE層が極薄のPTFEチュー
ブの製造上の難点 PTFEは超硬質、高軟化点、高溶融粘度の樹脂である
ことから押し出し成形性が著しく乏しく、その結果押出
機により極薄肉厚のPTFEチューブを連続的にチュー
ブとして押し出しするのが極めて難しい。現状の製造技
術では、肉厚100μm以下のPTFEチューブを製造
することができない。
【0011】このため、内層PTFE複合カテーテルチ
ューブでは内層PTFEチューブを薄くできないことか
ら外側被覆層を薄肉にして外径を小さくしなければなら
ない。
【0012】さて、造影剤が配合されている外側被覆層
を有する内層PTFE複合カテーテルチューブにおい
て、外側被覆層を薄肉にすると造影剤の総量が減少し、
その結果造影性が低下することになる。
【0013】このような造影性が乏しいカテーテルチュ
ーブについての第1の造影性向上方法は、その先端に造
影用金属チップを生め込むこと等である。しかし、この
造影用金属チップの埋め込み作業は、複雑で且つ精密加
工を必要とすることから大幅なコストアップを招く難点
がある。
【0014】第2の造影性向上方法は、ブレード層の素
線として造影性が優れた白金線等を用いることである。
しかし、この方法では高価な白金線等を用いるために大
幅なコストアップを招き、しかも、白金線はステンレス
線等に比べて機械的強度が低いことから、ブレード作業
や外側被覆層押し出し作業時に断線が多発するという難
点がある。
【0015】第3の造影性向上方法は、内層PTFEチ
ューブ内に造影剤を配合する方法である。しかし、造影
剤配合PTFE樹脂は、一段と超硬質、高軟化点、高溶
融粘度となり、その結果極薄肉厚のPTFEチューブの
製造が一段と難しくなるという難点がある。
【0016】本発明はかかる点に立って為されたもので
あって、その目的とするところは前記した従来技術の欠
点を解消し、製造するときには極薄肉のPTFEチュー
ブが容易に成形でき、そして製造により得られたものは
内径が広く且つ潤滑性が優れ、しかも外径が細く、造影
性が優れた内層PTFE複合カテーテルチューブ及びそ
の製造方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、次の2点にある。
【0018】(1)内層ポリテトラフルオロエチレン樹
脂チューブ層上に直接又はブレード層を介して外側樹脂
層が被覆されて成る内層PTFE複合カテーテルチュー
ブにおいて、前記内層ポリテトラフルオロエチレン樹脂
チューブはポリテトラフルオロエチレン樹脂分散液を塗
布、焼き付け、焼結することにより得られた純PTFE
チューブと該純PTFEチューブ上に造影剤配合PTF
E分散液を塗布、焼き付け、焼結することにより得られ
る造影剤配合PTFE層とから成る造影剤配合PTFE
オーバーコート純PTFEチューブであることを特徴と
する内層PTFE複合カテーテルチューブ。
【0019】(2)マンドレル棒上にポリテトラフルオ
ロエチレン樹脂分散液を塗布、焼き付け、焼結すること
により純PTFEチューブを作成した後、該純PTFE
チューブ上に造影剤配合PTFE分散液を塗布、焼き付
け、焼結することにより造影剤配合PTFEオーバーコ
ート純PTFEチューブとし、然る後該造影剤配合PT
FEオーバーコート純PTFEチューブ上に外側被覆層
を設け、最後に前記マンドレル棒を引く抜くことを特徴
とする内層PTFE複合カテーテルチューブの製造方
法。
【0020】即ち、本発明の内層PTFE複合カテーテ
ルチューブ及びその製造方法の特徴は、まず内層PTF
E樹脂チューブとしてPTFE樹脂分散液を塗布、焼き
付け、焼結することにより得られる純PTFE樹脂チュ
ーブから成る最内層チューブを作成し、次に造影剤を配
合したPTFE樹脂分散液を塗布、焼き付け、焼結する
ことにより得られる造影剤配合PTFE樹脂チューブか
ら中間内層を作成し、それから必要に応じてその上にブ
レード層を設け、更にその上層に外側被覆層を設けるこ
とにより、肉厚が薄肉で且つ潤滑性が優れ、しかも造影
性が優れた内層PTFE複合カテーテルチューブを得る
ものである。
【0021】この本発明の内層PTFE複合カテーテル
チューブは、純PTFE樹脂チューブの最内層と造影剤
配合PTFE樹脂チューブの中間内層とから成る二層P
TFE樹脂チューブを用いたことにより、次のような副
次的効果も発揮する。
【0022】第1の副次的効果は、造影剤配合PTFE
樹脂チューブの耐摩耗性が向上し、その結果造影剤配合
PTFE樹脂チューブ上に金属線を大きな張力下で螺旋
巻若しくは編組することによりブレード層を設けたとし
ても内層PTFE樹脂チューブに外傷を発生することが
ない。
【0023】第2の副次的効果は、造影剤配合PTFE
樹脂チューブの表面エルネギーが向上し、その結果ブレ
ード層や外側被覆層との接着性を向上することができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の内層PTFE複合
カテーテルチューブ及びその製造方法の実施の形態につ
いて説明する。
【0025】本発明において、マンドレル棒としては金
属線、合金線、めっき金属線がある。金属線としては銅
線、アルミニウム線、銀線、金線等がある。なお、安価
さと人体への安全性を考慮すると、マンドレル棒として
は銀めっき銅線等が適切である。
【0026】PTFE樹脂分散液としては水分散液、溶
剤分散液のどちらでもよいが、火災防止及び作業環境の
点からは水分散液が望ましい。
【0027】PTFE樹脂の粒子は、粒径と濃度とを適
宜決定する。また、分散液には分散安定剤、粘度調整
剤、界面活性剤、着色剤、PH調整剤等を適宜配合する
ことができる。界面活性剤としては、オキシエチレン基
等の親水基を洩ったものが望ましい。
【0028】ブレード層は、カテーテルチューブの回転
トルクの伝達性、耐圧性、弾性、柔軟性等の付与層とし
て設けられる。このブレードの材料としては、外径がφ
30〜70μmのステンレス線等がある。
【0029】本発明において、造影剤としては医学的に
用いることができるX線不透過粉末物質であればよく、
特に規定するものではない。このような代表的な造影剤
としては硫酸バリウム、酸化ビスマス等の金属化合物、
白金粉末等がある。また、これらの造影剤粉末の粒子径
はPTFE樹脂の粒子径の0.1〜10倍、望ましくは
0.3〜5倍程度のものがよい。即ち、造影剤粉末が
0.1倍以下ではPTFE樹脂の焼結性を阻害し、逆に
10倍以上では造影剤配合PTFE樹脂分散液の安定性
が悪化するためである。
【0030】
【実施例】次に、本発明の内層PTFE複合カテーテル
チューブ及びその製造方法の実施例を比較例と共に説明
する。
【0031】なお、PTFE水分散液中のPTFE樹脂
粒子は平均粒径φ0.35mmのものである。また、ラム
押し出し方式に用いたPTFE樹脂粒子は平均粒径φ4
50mmのものである。
【0032】(実施例1)マンドレル棒となる外径φ
0.55mmの銀めっき銅線上に、PTFE水分散液を1
回繰り返し塗布、焼き付け、焼結することにより肉厚が
10μmの純PTFEチューブを作成した。
【0033】次に、その純PTFEチューブ上に、造影
剤として硫酸バリウム20%配合PTFE水分散液を2
回繰り返し塗布、焼き付け、焼結することにより肉厚が
25μm、外径φ0.6mmの造影剤配合PTFEオーバ
ーコート純PTFEチューブを作成した。
【0034】次に、このようにして得られた造影剤配合
PTFEオーバーコート純PTFEチューブ上に、押出
機によりポリアミドエラストマを押し出し被覆すること
により、外径φ1.00mmの内層PTFE複合カテーテ
ルチューブを得た。
【0035】最後に、両端部の内層PTFE複合カテー
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、実施例1の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
【0036】図1は、かくして得られた実施例1の内層
PTFE複合カテーテルチューブの断面図を示したもの
である。
【0037】図1において、2は純PTFEチューブ、
3は造影剤配合PTFE層、4はポリアミドエラストマ
層である。
【0038】(実施例2)マンドレル棒となる外径φ
0.55mmの銀めっき銅線上に、PTFE水分散液を1
回繰り返し塗布、焼き付け、焼結することにより肉厚が
10μmの純PTFEチューブを作成した。
【0039】次に、その純PTFEチューブ上に、造影
剤として硫酸バリウム20%配合PTFE水分散液を1
回繰り返し塗布、焼き付け、焼結することにより肉厚が
18μm、外径φ0.6mmの造影剤配合PTFEオーバ
ーコート純PTFEチューブを作成した。
【0040】次に、その造影剤配合PTFEオーバーコ
ート純PTFEチューブ上に、造影剤として硫酸バリウ
ム35%配合PTFE水分散液を1回繰り返し塗布、焼
き付け、焼結することにより肉厚が25μmの造影剤配
合PTFEオーバーコート純PTFEチューブを作成し
た。
【0041】最後に、両端部の内層PTFE複合カテー
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、実施例2の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
【0042】(比較例1)マンドレル棒となる外径φ
0.55mmの銀めっき銅線上に、造影剤の硫酸バリウム
5%配合したPTFE粒子をラム押し出しにより外径φ
0.75mmの造影剤配合PTFEチューブを作成した。
【0043】次に、その造影剤配合PTFEチューブ上
に、押出機によりポリアミドエラストマを外径φ1.2
0mmの内層PTFE複合カテーテルチューブを得た。
【0044】最後に、両端部の内層PTFE複合カテー
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、比較例1の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
【0045】(比較例2)マンドレル棒となる外径φ
0.55mmの銀めっき銅線上に、造影剤の硫酸バリウム
10%配合したPTFE粒子をラム押し出しを試みた
が、硫酸バリウムを10%配合したために押し出し性が
悪くなり、その結果造影剤配合PTFEチューブが得ら
れなかった。
【0046】(特性試験方法)次に、かくして得られた
実施例1、2及び比較例1、2の内層PTFE複合カテ
ーテルチューブについて特性試験を行った。
【0047】a.造影性 カテーテルチューブについての造影性試験法により造影
性を試験した。b.内層と外層との接着性 実施例1,2及び比較例1、2の内層PTFE複合カテ
ーテルチューブを、90度耐屈曲を20回行い、それか
ら内層と外層との接着を検査した。結果は、内層と外層
との接着に異状ないものを○、内層と外層とが剥離した
ものを×で示した。
【0048】(特性試験結果)表1に特性試験結果を示
した。
【0049】
【表1】
【0050】表1から分かるように、比較例1、2の内
層PTFE複合カテーテルチューブは造影性がなく且つ
内層と外層とが剥離するという難点が発生した。
【0051】これらに対して、実施例1、2の内層PT
FE複合カテーテルチューブは造影性が優れ且つ内層と
外層とが完全に接着しており、その結果信頼性を顕著に
高めることができた。
【0052】なお、実施例ではブレード層のないものに
ついて例示したが、ブレード層のあるものも同様な結果
が得られる。
【0053】
【発明の効果】本発明の内層PTFE複合カテーテルチ
ューブ及びその製造方法によれば、造影性が優れ且つ内
層と外層とが完全に接着した内層PTFE複合カテーテ
ルチューブが得られるものであり、医学上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の内層PTFE複合カテーテ
ルチューブの断面図を示したものである。
【符号の説明】
2 純PTFEチューブ 3 造影剤配合PTFE層 4 ポリアミドエラストマ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 敏晴 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 Fターム(参考) 4C081 AC08 BB03 BB05 BB09 CA131 CA132 CA212 CA232 CB052 CF112 CF21 CF22 CG07 DA03 DA13 DB02 DC03 DC04 DC06 DC13 EA02 EA03 EA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内層ポリテトラフルオロエチレン樹脂チュ
    ーブ層上に直接又はブレード層を介して外側樹脂層が被
    覆されて成る内層PTFE複合カテーテルチューブにお
    いて、前記内層ポリテトラフルオロエチレン樹脂チュー
    ブはポリテトラフルオロエチレン樹脂分散液を塗布、焼
    き付け、焼結することにより得られた純PTFEチュー
    ブと該純PTFEチューブ上に造影剤配合PTFE分散
    液を塗布、焼き付け、焼結することにより得られる造影
    剤配合PTFE層とから成る造影剤配合PTFEオーバ
    ーコート純PTFEチューブであることを特徴とする内
    層PTFE複合カテーテルチューブ。
  2. 【請求項2】造影剤が、硫酸バリウム、酸化ビスマス等
    の金属化合物若しくは白金粉末であることを特徴とする
    請求項1記載の内層PTFE複合カテーテルチューブ。
  3. 【請求項3】(ポリテトラフルオロエチレン樹脂分散液
    中のPTFE樹脂の粒子径)と(金属化合物の粒子径)
    との比が、1:0.1〜1:10であることを特徴とす
    る請求項1記載の内層PTFE複合カテーテルチュー
    ブ。
  4. 【請求項4】マンドレル棒上にポリテトラフルオロエチ
    レン樹脂分散液を塗布、焼き付け、焼結することにより
    純PTFEチューブを作成した後、該純PTFEチュー
    ブ上に造影剤配合PTFE分散液を塗布、焼き付け、焼
    結することにより造影剤配合PTFEオーバーコート純
    PTFEチューブとし、然る後該造影剤配合PTFEオ
    ーバーコート純PTFEチューブ上に外側被覆層を設
    け、最後に前記マンドレル棒を引く抜くことを特徴とす
    る内層PTFE複合カテーテルチューブの製造方法。
JP10203112A 1998-07-17 1998-07-17 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法 Pending JP2000033122A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10203112A JP2000033122A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10203112A JP2000033122A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000033122A true JP2000033122A (ja) 2000-02-02

Family

ID=16468608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10203112A Pending JP2000033122A (ja) 1998-07-17 1998-07-17 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000033122A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100497512B1 (ko) * 2001-09-24 2005-08-01 (주) 태웅메디칼 내강 확장용 스텐트
US10751517B1 (en) 2019-08-14 2020-08-25 Vasoinnovations Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
US10751511B1 (en) 2019-08-14 2020-08-25 Vasoinnovations Inc. Devices, systems, and methods for delivering catheters or other medical devices to locations within a patients body
US10821267B1 (en) 2019-08-14 2020-11-03 Vasoinnovations Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
US10828470B1 (en) 2019-08-14 2020-11-10 Vasoinnovations Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
WO2022070540A1 (ja) * 2020-10-01 2022-04-07 朝日インテック株式会社 カテーテル
US11878132B2 (en) 2019-08-14 2024-01-23 Vasoinnovations Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100497512B1 (ko) * 2001-09-24 2005-08-01 (주) 태웅메디칼 내강 확장용 스텐트
US10799678B1 (en) 2019-08-14 2020-10-13 Vasoinnovations Inc. Devices, systems, and methods for delivering catheters or other medical devices to locations within a patients body
US10821273B1 (en) 2019-08-14 2020-11-03 Vasoinnovations Inc Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
US10773059B1 (en) 2019-08-14 2020-09-15 Vasoinnovations, Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
US10773058B1 (en) 2019-08-14 2020-09-15 Vasoinnovations Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
US10792469B1 (en) 2019-08-14 2020-10-06 Vasoinnovations Inc. Devices, systems, and methods for delivering catheters or other medical devices to locations within a patients body
US10751517B1 (en) 2019-08-14 2020-08-25 Vasoinnovations Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
US10821267B1 (en) 2019-08-14 2020-11-03 Vasoinnovations Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
US10751511B1 (en) 2019-08-14 2020-08-25 Vasoinnovations Inc. Devices, systems, and methods for delivering catheters or other medical devices to locations within a patients body
US10828470B1 (en) 2019-08-14 2020-11-10 Vasoinnovations Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
US10994105B2 (en) 2019-08-14 2021-05-04 Vasoinnovations Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
US10994099B2 (en) 2019-08-14 2021-05-04 Vasoinnovations Inc. Devices, systems, and methods for delivering catheters or other medical devices to locations within a patients body
US11925775B2 (en) 2019-08-14 2024-03-12 Vasoinnovations Inc. Devices, systems, and methods for delivering catheters or other medical devices to locations within a patients body
US11878132B2 (en) 2019-08-14 2024-01-23 Vasoinnovations Inc. Apparatus and method for advancing catheters or other medical devices through a lumen
WO2022070540A1 (ja) * 2020-10-01 2022-04-07 朝日インテック株式会社 カテーテル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0429481B1 (en) Nylon-peba copolymer catheter
JP4667745B2 (ja) 多層チップを有する血管内カテーテル
DE69727238T2 (de) Führungskatheter mit verbesserter verfolgung des führungsdrahts
JP2934319B2 (ja) ねじれ耐性の遠位先端部を有するカテーテル
JP2540211B2 (ja) ガイドワイヤ―
US5630806A (en) Spiral wrapped medical tubing
EP1948295B1 (en) Implantable electrophysiology lead body
US20050107720A1 (en) Intravascular guide wire and method for manufacture thereof
US20120109078A1 (en) Swaged braided catheter and method of fabrication
JP2004321838A (ja) 高性能のらせん巻カテーテル
JP2005525883A (ja) 放射線不透過性及びmri適合性カテーテルブレイド
TWI517869B (zh) 醫療用導線
JP2000033122A (ja) 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法
JPH06154335A (ja) 剛性傾斜トルクチューブ、その製造方法およびそのトルクチューブを用いてなるカテーテル
US20210128887A1 (en) Guide wire, and guide wire manufacturing method
JPH11197249A (ja) カテーテルチューブの製造方法
JP2000051365A (ja) 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法
JP5037030B2 (ja) カテーテルチューブ
JP3761214B2 (ja) 医療用ガイドワイヤ
JP5430065B2 (ja) ガイドワイヤ
JP2001238962A (ja) 医療用挿通線体
JP6076855B2 (ja) マイクロカテーテル及びカテーテル器具
JP2005312952A (ja) カテーテルチューブ及びカテーテル
JP4744129B2 (ja) カテーテルチューブ
JP3055533B2 (ja) 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法