JP2000051365A - 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法 - Google Patents
内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】内層PTFE複合カテーテルチューブ及びその
製造方法を提供する。 【解決手段】内層のPTFE樹脂チューブ層1上に、直
接若しくはブレード層を介して外側被覆層が被覆されて
成る内層PTFE複合カテーテルチューブにおいて、P
TFE樹脂チューブは固体粒子配合PTFE樹脂オーバ
ーコート純PTFEチューブである内層PTFE複合カ
テーテルチューブ。 (2)マンドレル棒上にPTFE樹脂分散液を塗布、焼
き付け、焼結してから固体粒子配合PTFE樹脂分散液
を塗布、焼き付け、焼結して固体粒子配合PTFE樹脂
オーバーコート純PTFEチューブとし、その上層に直
接又はブレード層を設けてから外側被覆層を押し出し被
覆し、最後にマンドレル棒を引き抜き、内層PTFE複
合カテーテルチューブを取り出すチューブの製造方法。
製造方法を提供する。 【解決手段】内層のPTFE樹脂チューブ層1上に、直
接若しくはブレード層を介して外側被覆層が被覆されて
成る内層PTFE複合カテーテルチューブにおいて、P
TFE樹脂チューブは固体粒子配合PTFE樹脂オーバ
ーコート純PTFEチューブである内層PTFE複合カ
テーテルチューブ。 (2)マンドレル棒上にPTFE樹脂分散液を塗布、焼
き付け、焼結してから固体粒子配合PTFE樹脂分散液
を塗布、焼き付け、焼結して固体粒子配合PTFE樹脂
オーバーコート純PTFEチューブとし、その上層に直
接又はブレード層を設けてから外側被覆層を押し出し被
覆し、最後にマンドレル棒を引き抜き、内層PTFE複
合カテーテルチューブを取り出すチューブの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内層PTFE複合
カテーテルチューブ及びその製造方法に関するものであ
る。
カテーテルチューブ及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】カテーテルは気管、胃、腸等を直接診察
できる医療機器として多用されている。更に近年では医
療技術の高度化に伴い、患者の肉体的苦痛の軽減、治療
及び治癒時間の短縮等のために、カテーテルを手術を伴
わない治療機器としても使用するようになってきてい
る。
できる医療機器として多用されている。更に近年では医
療技術の高度化に伴い、患者の肉体的苦痛の軽減、治療
及び治癒時間の短縮等のために、カテーテルを手術を伴
わない治療機器としても使用するようになってきてい
る。
【0003】ここにおいて、カテーテルはカテーテルチ
ューブと操作部とから成っている。そして、カテーテル
チューブの外周若しくは中間層には必要に応じて操作
性、可撓性、機械的特性等を向上するため、金属線若し
くは非金属線条体の螺旋巻きブレード層又は編組ブレー
ド層が設けられるようになっている。
ューブと操作部とから成っている。そして、カテーテル
チューブの外周若しくは中間層には必要に応じて操作
性、可撓性、機械的特性等を向上するため、金属線若し
くは非金属線条体の螺旋巻きブレード層又は編組ブレー
ド層が設けられるようになっている。
【0004】さて、診察兼治療機器として使用されるカ
テーテルチューブでは、そのチューブ内を薬剤や微小治
療器具が行き来することになる。従って、医療機器とし
て使用されるカテーテルチューブではそのチューブ内径
をできるだけ広く、しかも内層はできるだけ潤滑性がよ
いことが要求される。
テーテルチューブでは、そのチューブ内を薬剤や微小治
療器具が行き来することになる。従って、医療機器とし
て使用されるカテーテルチューブではそのチューブ内径
をできるだけ広く、しかも内層はできるだけ潤滑性がよ
いことが要求される。
【0005】従来、内層の潤滑性がよいカテーテルチュ
ーブとしては、内層に潤滑性がよいふっ素樹脂、例えば
ポリテトラフルオロエチレン樹脂(以下、PTFEとい
う)を用い、外層に機械的特性及び端末加工性が優れた
ポリアミド樹脂、ポリアミドエラストマ、ポリウレタン
樹脂、ポリウレタンエラストマ等を用いて成る複合プラ
スチックカテーテルチューブが用いられている。
ーブとしては、内層に潤滑性がよいふっ素樹脂、例えば
ポリテトラフルオロエチレン樹脂(以下、PTFEとい
う)を用い、外層に機械的特性及び端末加工性が優れた
ポリアミド樹脂、ポリアミドエラストマ、ポリウレタン
樹脂、ポリウレタンエラストマ等を用いて成る複合プラ
スチックカテーテルチューブが用いられている。
【0006】この内層がPTFE、外層がポリアミド樹
脂、ポリアミドエラストマ、ポリウレタン樹脂、ポリウ
レタンエラストマ等を用いて成る複合プラスチックカテ
ーテルチューブでは、外径はカテーテルチューブ特有の
要求である細径化が要求され、また内径はチューブ内を
挿通する微小治療器具の挿通性の点からできるだけ広く
したいという要求がなされる。このため、内層のPTF
E層は極薄にするようになっている。
脂、ポリアミドエラストマ、ポリウレタン樹脂、ポリウ
レタンエラストマ等を用いて成る複合プラスチックカテ
ーテルチューブでは、外径はカテーテルチューブ特有の
要求である細径化が要求され、また内径はチューブ内を
挿通する微小治療器具の挿通性の点からできるだけ広く
したいという要求がなされる。このため、内層のPTF
E層は極薄にするようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内層が
PTFE、外層がポリアミド樹脂若しくはポリウレタン
樹脂を用いて成る複合プラスチックカテーテルチューブ
では、次のような難点があった。
PTFE、外層がポリアミド樹脂若しくはポリウレタン
樹脂を用いて成る複合プラスチックカテーテルチューブ
では、次のような難点があった。
【0008】(1)PTFE層が極薄のPTFEチュー
ブの製造上の難点 PTFEは超硬質、高軟化点、高溶融粘度の樹脂である
ことから押し出し成形性が著しく乏しく、その結果押出
機による連続チューブ押し出しが不可能である。このた
め、極薄肉厚のPTFEチューブの押し出し作業は、ラ
ム押し出し方式で間欠的に行われている。しかし、この
ラム押し出し方式の間欠押し出しでは極薄肉厚に押し出
しすることが極めて難しく、且つ間欠押し出し作業であ
るから短尺のものしかできないとか、或いは長尺のもの
ができたとしても節々があるという等の難点がある。そ
の上、PTFEチューブの補強層として細い金属線のブ
レード等を設けようとすると、PTFEの高い押し出し
圧力により細い金属線が破断してしまうという懸念があ
った。
ブの製造上の難点 PTFEは超硬質、高軟化点、高溶融粘度の樹脂である
ことから押し出し成形性が著しく乏しく、その結果押出
機による連続チューブ押し出しが不可能である。このた
め、極薄肉厚のPTFEチューブの押し出し作業は、ラ
ム押し出し方式で間欠的に行われている。しかし、この
ラム押し出し方式の間欠押し出しでは極薄肉厚に押し出
しすることが極めて難しく、且つ間欠押し出し作業であ
るから短尺のものしかできないとか、或いは長尺のもの
ができたとしても節々があるという等の難点がある。そ
の上、PTFEチューブの補強層として細い金属線のブ
レード等を設けようとすると、PTFEの高い押し出し
圧力により細い金属線が破断してしまうという懸念があ
った。
【0009】(2)ブレード層との接着障害 PTFEは、本質的に非節着性で且つ非粘着性でしかも
低摩擦係数を有している。このため、極薄肉厚のPTF
Eチューブ上に細い金属線等のブレード層が設けようと
すると、それらの細い金属がPTFEチューブ上で滑り
合ってブレード層が乱れ易いという難点があった。そし
てそのブレード層上に外側被覆層を押し出し被覆すると
きには、その外側被覆層の押し出し力によりブレード層
の乱れが更に進み、酷いときには表面で剥離してしまう
という難点があった。
低摩擦係数を有している。このため、極薄肉厚のPTF
Eチューブ上に細い金属線等のブレード層が設けようと
すると、それらの細い金属がPTFEチューブ上で滑り
合ってブレード層が乱れ易いという難点があった。そし
てそのブレード層上に外側被覆層を押し出し被覆すると
きには、その外側被覆層の押し出し力によりブレード層
の乱れが更に進み、酷いときには表面で剥離してしまう
という難点があった。
【0010】従来、このようなブレードの乱れに対して
は次のような対策が行われていた。 ブレードの張力強化 この方法は、ブレード作業時のブレード張力を強化し、
PTFEチューブ表面に埋め込むようにする。
は次のような対策が行われていた。 ブレードの張力強化 この方法は、ブレード作業時のブレード張力を強化し、
PTFEチューブ表面に埋め込むようにする。
【0011】 ブレードへの接着剤処理 この方法は、ブレード作業時にブレード表面上へ接着剤
を塗布し、それによりブレードとPTFEチューブ表面
とを接着させる。
を塗布し、それによりブレードとPTFEチューブ表面
とを接着させる。
【0012】しかし、これらの改善方法でも次のような
難点があった。
難点があった。
【0013】 ブレードの張力強化 この方法でブレードの張力を強化すると、作業性が悪化
すると共にブレードの断線事故も多発する難点がある。
すると共にブレードの断線事故も多発する難点がある。
【0014】また、極薄肉厚のPTFEチューブ上にブ
レードを埋め込む結果、PTFEチューブの凹凸不良が
発生したり、PTFEチューブの切り傷が発生したり、
そして酷いときにはPTFEチューブ片が剥離したりす
る。
レードを埋め込む結果、PTFEチューブの凹凸不良が
発生したり、PTFEチューブの切り傷が発生したり、
そして酷いときにはPTFEチューブ片が剥離したりす
る。
【0015】 ブレードへの接着剤処理 この方法でブレード表面上へ接着剤を塗布すると、作業
工数が増加する難点があり、また塗布した接着剤の人体
に対する安全性の問題や接着剤の経年劣化等の難点があ
る。
工数が増加する難点があり、また塗布した接着剤の人体
に対する安全性の問題や接着剤の経年劣化等の難点があ
る。
【0016】本発明はかかる点に立って為されたもので
あって、その目的とするところは前記した従来技術の欠
点を解消し、製造するときには極薄肉のPTFEチュー
ブが容易に成形できると共にブレード層の乱れを防止で
き、そして製造により得られたものは内径が広く、且つ
潤滑性が優れ、しかも外径が細く、更にPTFEチュー
ブ、ブレード層、外側被覆層の三者の接着性が優れ、そ
の上操作性が優れた内層PTFE複合カテーテルチュー
ブ及びその製造方法を提供することにある。
あって、その目的とするところは前記した従来技術の欠
点を解消し、製造するときには極薄肉のPTFEチュー
ブが容易に成形できると共にブレード層の乱れを防止で
き、そして製造により得られたものは内径が広く、且つ
潤滑性が優れ、しかも外径が細く、更にPTFEチュー
ブ、ブレード層、外側被覆層の三者の接着性が優れ、そ
の上操作性が優れた内層PTFE複合カテーテルチュー
ブ及びその製造方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨とするとこ
ろは、次の2点にある。
ろは、次の2点にある。
【0018】(1)内層のPTFE樹脂チューブ層上
に、直接若しくはブレード層を介して外側被覆層が被覆
されて成る内層PTFE複合カテーテルチューブにおい
て、前記PTFE樹脂チューブは、固体粒子配合PTF
E樹脂オーバーコート純PTFEチューブであることを
特徴とする内層PTFE複合カテーテルチューブ。
に、直接若しくはブレード層を介して外側被覆層が被覆
されて成る内層PTFE複合カテーテルチューブにおい
て、前記PTFE樹脂チューブは、固体粒子配合PTF
E樹脂オーバーコート純PTFEチューブであることを
特徴とする内層PTFE複合カテーテルチューブ。
【0019】(2)マンドレル棒上にPTFE樹脂分散
液を塗布、焼き付け、焼結することにより、純PTFE
樹脂チューブを作成した後、該純PTFE樹脂チューブ
上に固体粒子配合PTFE樹脂分散液を塗布、焼き付
け、焼結することにより、固体粒子配合PTFE樹脂オ
ーバーコート純PTFEチューブとし、然る後該固体粒
子配合PTFE樹脂オーバーコート純PTFEチューブ
上に直接又はブレード層を設けてから外側被覆層を押し
出し被覆し、最後に前記マンドレル棒を引く抜くことに
より内層PTFE複合カテーテルチューブを取り出すこ
とを特徴とする内層PTFE複合カテーテルチューブの
製造方法。
液を塗布、焼き付け、焼結することにより、純PTFE
樹脂チューブを作成した後、該純PTFE樹脂チューブ
上に固体粒子配合PTFE樹脂分散液を塗布、焼き付
け、焼結することにより、固体粒子配合PTFE樹脂オ
ーバーコート純PTFEチューブとし、然る後該固体粒
子配合PTFE樹脂オーバーコート純PTFEチューブ
上に直接又はブレード層を設けてから外側被覆層を押し
出し被覆し、最後に前記マンドレル棒を引く抜くことに
より内層PTFE複合カテーテルチューブを取り出すこ
とを特徴とする内層PTFE複合カテーテルチューブの
製造方法。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の内層PTFE複合
カテーテルチューブ及びその製造方法の実施の形態につ
いて説明する。
カテーテルチューブ及びその製造方法の実施の形態につ
いて説明する。
【0021】本発明において、マンドレル棒としては金
属線、合金線、めっき金属線がある。金属線としては銅
線、アルミニウム線、銀線、金線等がある。また、合金
線としては銀入り銅合金線、クロム入り銅合金線、亜鉛
入り銅合金線、錫入り銅合金線等がある。めっき金属線
としては銀めっき銅線、クロムめっき銅線等がある。こ
れらのうち銀めっき銅線は、安価さと人体への安全性が
優れている。
属線、合金線、めっき金属線がある。金属線としては銅
線、アルミニウム線、銀線、金線等がある。また、合金
線としては銀入り銅合金線、クロム入り銅合金線、亜鉛
入り銅合金線、錫入り銅合金線等がある。めっき金属線
としては銀めっき銅線、クロムめっき銅線等がある。こ
れらのうち銀めっき銅線は、安価さと人体への安全性が
優れている。
【0022】更に、これらのマンドレル棒としては単
線、撚線、一括めっき撚線等でもよい。単線は平滑性が
優れている。
線、撚線、一括めっき撚線等でもよい。単線は平滑性が
優れている。
【0023】本発明において、PTFE樹脂分散液とし
ては水分散液、溶剤分散液のどちらでもよい。PTFE
樹脂水分散液は、火災防止性及び作業環境安全性が優れ
ている。
ては水分散液、溶剤分散液のどちらでもよい。PTFE
樹脂水分散液は、火災防止性及び作業環境安全性が優れ
ている。
【0024】また、PTFE樹脂分散液は、PTFE樹
脂粒子の粒径と濃度とを適宜決定する。
脂粒子の粒径と濃度とを適宜決定する。
【0025】更に、PTFE樹脂分散液には必要に応じ
て分散安定剤、粘度調整剤、界面活性剤、着色剤、PH
調整剤等を適宜配合することができる。界面活性剤とし
ては、オキシエチレン基等の親水基を持ったものが望ま
しい。
て分散安定剤、粘度調整剤、界面活性剤、着色剤、PH
調整剤等を適宜配合することができる。界面活性剤とし
ては、オキシエチレン基等の親水基を持ったものが望ま
しい。
【0026】本発明において、ブレード層は設けても、
また設けなくてもよい。このブレード層を設けたカテー
テルチューブでは回転トルクの伝達性、耐圧性、弾性、
柔軟性等が一段と向上することができる。このようなブ
レード層の材料としては、外径が細い、例えば外径φ3
0〜70mmのステンレス線等がある。
また設けなくてもよい。このブレード層を設けたカテー
テルチューブでは回転トルクの伝達性、耐圧性、弾性、
柔軟性等が一段と向上することができる。このようなブ
レード層の材料としては、外径が細い、例えば外径φ3
0〜70mmのステンレス線等がある。
【0027】本発明において、PTFE樹脂分散液に配
合する固体粒子は、PTFE樹脂分散液塗布線を焼き付
けする温度に耐えられる高融点のものならよく、また無
機物質粉末、有機物質粉末のどちらでもよい。
合する固体粒子は、PTFE樹脂分散液塗布線を焼き付
けする温度に耐えられる高融点のものならよく、また無
機物質粉末、有機物質粉末のどちらでもよい。
【0028】ここにおいて、無機物質粉末としては二酸
化珪素、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグ
ネシウム、フッ素四珪素、アルミナ、二酸化チタン、ガ
ラス粉末、チタン酸カリウム等がある。
化珪素、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化マグ
ネシウム、フッ素四珪素、アルミナ、二酸化チタン、ガ
ラス粉末、チタン酸カリウム等がある。
【0029】有機物質粉末としてはPFA粉末、ETF
E粉末、PTFE粉末、FEP粉末、PCTFE粉末、
PVdF粉末等がある。
E粉末、PTFE粉末、FEP粉末、PCTFE粉末、
PVdF粉末等がある。
【0030】これら無機物質粉末、有機物質粉末は適当
な表面処理剤で表面改質したものでもよい。このような
表面処理品としては、二酸化珪素の表面のシラノール基
(−SiOH)をメチル基(−CH3 )に改質したもの
等がある。
な表面処理剤で表面改質したものでもよい。このような
表面処理品としては、二酸化珪素の表面のシラノール基
(−SiOH)をメチル基(−CH3 )に改質したもの
等がある。
【0031】更に、これらの固体粒子の粒子径は、PT
FE樹脂分散液中のPTFE樹脂粒子の粒子径の0.0
5〜20倍、望ましくは0.2〜5倍のものがよい。こ
れは両者の粒子径に大きな差があると、大きな粒子表面
に微粒子が吸着してしまい、その結果焼き付け時の製膜
性が損なわれるためである。
FE樹脂分散液中のPTFE樹脂粒子の粒子径の0.0
5〜20倍、望ましくは0.2〜5倍のものがよい。こ
れは両者の粒子径に大きな差があると、大きな粒子表面
に微粒子が吸着してしまい、その結果焼き付け時の製膜
性が損なわれるためである。
【0032】本発明において固体粒子の配合量は、PT
FE樹脂分散液中のPTFE樹脂粒子に対して3〜15
重量%が好ましい。3重量%以下では効果がなく、逆に
15重量%以上では製膜性、機械的特性を低下させるか
らである。
FE樹脂分散液中のPTFE樹脂粒子に対して3〜15
重量%が好ましい。3重量%以下では効果がなく、逆に
15重量%以上では製膜性、機械的特性を低下させるか
らである。
【0033】
【実施例】次に、本発明の内層PTFE複合カテーテル
チューブ及びその製造方法の実施例を比較例と共に説明
する。
チューブ及びその製造方法の実施例を比較例と共に説明
する。
【0034】なお、これらの実施例及び比較例では効果
を端的に示すために、ブレード層を設けない内層PTF
E複合カテーテルチューブについて試験した。
を端的に示すために、ブレード層を設けない内層PTF
E複合カテーテルチューブについて試験した。
【0035】(実施例1)マンドレル棒となる外径φ
0.85mmの銀めっき銅線上に、PTFE水分散液を2
回繰り返し塗布、焼き付け、焼結することにより、PT
FE肉厚が20μmの純PTFEチューブを作成した。
0.85mmの銀めっき銅線上に、PTFE水分散液を2
回繰り返し塗布、焼き付け、焼結することにより、PT
FE肉厚が20μmの純PTFEチューブを作成した。
【0036】次に、得られた純PTFEチューブ上に、
シリカ(富士シリシア製;サイリシア#350)を樹脂
分比で5重量%配合したPTFE水分散液を塗布、焼き
付け、焼結することにより、シリカ配合PTFE層を1
0μm厚さのシリカ配合PTFEオーバーコート純PT
FEチューブを作成した。
シリカ(富士シリシア製;サイリシア#350)を樹脂
分比で5重量%配合したPTFE水分散液を塗布、焼き
付け、焼結することにより、シリカ配合PTFE層を1
0μm厚さのシリカ配合PTFEオーバーコート純PT
FEチューブを作成した。
【0037】次に、得られたシリカ配合PTFEオーバ
ーコート純PTFEチューブ上に、押出機によりポリア
ミドエラストマ層が200μm、外径がφ1.50mmと
なるように押し出し被覆した。
ーコート純PTFEチューブ上に、押出機によりポリア
ミドエラストマ層が200μm、外径がφ1.50mmと
なるように押し出し被覆した。
【0038】最後に、両端部の内層PTFE複合カテー
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、実施例1の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、実施例1の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
【0039】図1は、かくして得られた実施例1の内層
PTFE複合カテーテルチューブの段面図を示したもの
である。
PTFE複合カテーテルチューブの段面図を示したもの
である。
【0040】図1において、1は純PTFEチューブ、
2はシリカ配合PTFE層、3はポリアミドエラストマ
層である。
2はシリカ配合PTFE層、3はポリアミドエラストマ
層である。
【0041】(実施例2)マンドレル棒となる外径φ
0.55mmの銀めっき銅線上に、PTFE水分散液を1
回塗布、焼き付け、焼結することにより、PTFE肉厚
が10μmの純PTFEチューブを作成した。
0.55mmの銀めっき銅線上に、PTFE水分散液を1
回塗布、焼き付け、焼結することにより、PTFE肉厚
が10μmの純PTFEチューブを作成した。
【0042】次に、得られた純PTFEチューブ上に、
シリカ(富士シリシア製;サイリシア#350)を樹脂
分比で5重量%配合したPTFE水分散液を塗布、焼き
付け、焼結することにより、シリカ配合PTFE層を1
0μm厚さのシリカ配合PTFEオーバーコート純PT
FEチューブを作成した。
シリカ(富士シリシア製;サイリシア#350)を樹脂
分比で5重量%配合したPTFE水分散液を塗布、焼き
付け、焼結することにより、シリカ配合PTFE層を1
0μm厚さのシリカ配合PTFEオーバーコート純PT
FEチューブを作成した。
【0043】次に、得られたシリカ配合PTFEオーバ
ーコート純PTFEチューブ上に、押出機によりポリア
ミドエラストマ層が200μm、外径がφ1.00mmと
なるように押し出し被覆した。
ーコート純PTFEチューブ上に、押出機によりポリア
ミドエラストマ層が200μm、外径がφ1.00mmと
なるように押し出し被覆した。
【0044】最後に、両端部の内層PTFE複合カテー
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、実施例2の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、実施例2の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
【0045】(比較例1)マンドレル棒となる外径φ
0.85mmの銀めっき銅線上に、PTFE水分散液を3
回繰り返し塗布、焼き付け、焼結することにより、PT
FE肉厚が30μmの純PTFEチューブを作成した。
0.85mmの銀めっき銅線上に、PTFE水分散液を3
回繰り返し塗布、焼き付け、焼結することにより、PT
FE肉厚が30μmの純PTFEチューブを作成した。
【0046】次に、その純PTFEチューブ上に、押出
機によりポリアミドエラストマ層が200μm、外径が
φ1.50mmのとなるように押し出し被覆することによ
り、内層PTFE複合カテーテルチューブを得た。
機によりポリアミドエラストマ層が200μm、外径が
φ1.50mmのとなるように押し出し被覆することによ
り、内層PTFE複合カテーテルチューブを得た。
【0047】最後に、両端部の内層PTFE複合カテー
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、比較例1の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、比較例1の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
【0048】(比較例2)マンドレル棒となる外径φ
0.55mmの銀めっき銅線上に、PTFE水分散液を2
回繰り返し塗布、焼き付け、焼結することにより、PT
FE肉厚が20μmの純PTFEチューブを作成した。
0.55mmの銀めっき銅線上に、PTFE水分散液を2
回繰り返し塗布、焼き付け、焼結することにより、PT
FE肉厚が20μmの純PTFEチューブを作成した。
【0049】次に、得られた純PTFEチューブ上に、
押出機によりポリアミドエラストマ層が200μm、外
径がφ1.2mmとなるように押し出し被覆することによ
り、内層PTFE複合カテーテルチューブを得た。
押出機によりポリアミドエラストマ層が200μm、外
径がφ1.2mmとなるように押し出し被覆することによ
り、内層PTFE複合カテーテルチューブを得た。
【0050】最後に、両端部の内層PTFE複合カテー
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、比較例2の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
テルチューブを切除し、それからマンドレル棒の銀めっ
き銅線を引き抜くことにより、比較例2の内層PTFE
複合カテーテルチューブを得た。
【0051】(特性試験方法)次に、かくして得られた
実施例1、2及び比較例1、2の内層PTFE複合カテ
ーテルチューブについてチューブの密着性試験を行っ
た。
実施例1、2及び比較例1、2の内層PTFE複合カテ
ーテルチューブについてチューブの密着性試験を行っ
た。
【0052】チューブの密着性試験は、まず実施例1、
2及び比較例1、2のマンドレル棒の銀めっき銅線を引
き抜く前の中間製品について、それぞれ長さ10cmずつ
採取した。
2及び比較例1、2のマンドレル棒の銀めっき銅線を引
き抜く前の中間製品について、それぞれ長さ10cmずつ
採取した。
【0053】次に、これらのマンドレル棒の銀めっき銅
線を引き抜く前の中間製品の端部の5cmについてその被
覆層を剥離した。
線を引き抜く前の中間製品の端部の5cmについてその被
覆層を剥離した。
【0054】次に、これら端部5cmの被覆層7を剥離し
た内層PTFE複合カテーテルチューブ中間製品4を、
図2に示すように爪治具6に載せた。図2において4は
内層PTFE複合カテーテルチューブ中間製品、5はマ
ンドレル棒、6は爪治具、7は被覆層である。
た内層PTFE複合カテーテルチューブ中間製品4を、
図2に示すように爪治具6に載せた。図2において4は
内層PTFE複合カテーテルチューブ中間製品、5はマ
ンドレル棒、6は爪治具、7は被覆層である。
【0055】次に、マンドレル棒5の銀めっき銅線を下
方へ引き抜き、その引抜荷重を求めた。
方へ引き抜き、その引抜荷重を求めた。
【0056】結果は、その求めた引抜荷重を密着力(k
g)とした。
g)とした。
【0057】(特性試験結果)表1に特性試験結果を示
した。
した。
【0058】
【図1】
【0059】表1から分かるように、比較例1の内層P
TFE複合カテーテルチューブは、密着力が0.35kg
と小さい。
TFE複合カテーテルチューブは、密着力が0.35kg
と小さい。
【0060】また、比較例2の内層PTFE複合カテー
テルチューブは、密着力が0.22kgと最も小さい。
テルチューブは、密着力が0.22kgと最も小さい。
【0061】これらに対して、実施例1の内層PTFE
複合カテーテルチューブは密着力が1.85kg<、また
実施例2の内層PTFE複合カテーテルチューブは密着
力が1.35kg<と優れた結果を示した。これにより内
層と外層とが完全に接着しており、その結果信頼性を顕
著に高めることができる。
複合カテーテルチューブは密着力が1.85kg<、また
実施例2の内層PTFE複合カテーテルチューブは密着
力が1.35kg<と優れた結果を示した。これにより内
層と外層とが完全に接着しており、その結果信頼性を顕
著に高めることができる。
【0062】また例示はしていないが、本発明の内層P
TFE複合カテーテルチューブは、製造するときには極
薄肉のPTFEチューブが容易に成形でき、そして製造
により得られたものは内径が広く、且つ潤滑性が優れ、
しかも外径が細く、更に操作性が優れている。
TFE複合カテーテルチューブは、製造するときには極
薄肉のPTFEチューブが容易に成形でき、そして製造
により得られたものは内径が広く、且つ潤滑性が優れ、
しかも外径が細く、更に操作性が優れている。
【0063】
【発明の効果】本発明の内層PTFE複合カテーテルチ
ューブ及びその製造方法によれば、製造するときには極
薄肉のPTFEチューブが容易に成形でき、そして製造
により得られたものは内径が広く、且つ潤滑性が優れ、
しかも外径が細く、更に内層と外層とが完全に接着して
おり、工業上有用である。
ューブ及びその製造方法によれば、製造するときには極
薄肉のPTFEチューブが容易に成形でき、そして製造
により得られたものは内径が広く、且つ潤滑性が優れ、
しかも外径が細く、更に内層と外層とが完全に接着して
おり、工業上有用である。
【図1】本発明の実施例1の内層PTFE複合カテーテ
ルチューブの段面図を示したものである。
ルチューブの段面図を示したものである。
【図2】チューブの密着性試験方法を示した正面説明図
である。
である。
1 純PTFEチューブ 2 シリカ配合PTFE層 3 ポリアミドエラストマ層 4 内層PTFE複合カテーテルチューブ中間製品 5 マンドレル棒 6 爪治具 7 被覆層
フロントページの続き Fターム(参考) 4C081 AC08 BB05 BC01 CA132 CA211 CA231 CF112 CF132 CF142 CF152 DA03 DA15 DC03 DC04 DC05 DC06 EA02 EA04 4F100 AA00B AA00H AA08B AA08H AA17B AA17H AA19B AA19H AA20B AA20H AA21B AA21H AA34B AA34H AG00B AG00H AK18A AK18B AK46C AL09C AT00C BA03 BA07 BA10A BA10C BA13 CA23B DA11 DE01B DE01H EH172 EH462 GB66 JK06 JK16 JK17
Claims (4)
- 【請求項1】内層のポリテトラフルオロエチレン樹脂チ
ューブ層上に、直接若しくはブレード層を介して外側被
覆層が被覆されて成る内層PTFE複合カテーテルチュ
ーブにおいて、前記ポリテトラフルオロエチレン樹脂チ
ューブは、固体粒子配合ポリテトラフルオロエチレン樹
脂オーバーコート純PTFEチューブであることを特徴
とする内層PTFE複合カテーテルチューブ。 - 【請求項2】固体粒子が、ポリテトラフルオロエチレン
樹脂の焼結温度以上の熱軟化点を有する無機物質粉末、
若しくは有機物質であることを特徴とする請求項1記載
の内層PTFE複合カテーテルチューブ。 - 【請求項3】無機物質粉末が、二酸化珪素、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、アルミ
ナ、二酸化チタン、ガラス粉末、チタン酸カリウムの中
から選ばれた1種であることを特徴とする請求項2記載
の内層PTFE複合カテーテルチューブ。 - 【請求項4】マンドレル棒上にポリテトラフルオロエチ
レン樹脂分散液を塗布、焼き付け、焼結することによ
り、純ポリテトラフルオロエチレン樹脂チューブを作成
した後、該純ポリテトラフルオロエチレン樹脂チューブ
上に固体粒子配合ポリテトラフルオロエチレン樹脂分散
液を塗布、焼き付け、焼結することにより、固体粒子配
合ポリテトラフルオロエチレン樹脂オーバーコート純ポ
リテトラフルオロエチレンチューブとし、然る後該固体
粒子配合ポリテトラフルオロエチレン樹脂オーバーコー
ト純ポリテトラフルオロエチレンチューブ上に直接又は
ブレード層を設けてから外側被覆層を押し出し被覆し、
最後に前記マンドレル棒を引く抜くことにより内層PT
FE複合カテーテルチューブを取り出すことを特徴とす
る内層PTFE複合カテーテルチューブの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10227749A JP2000051365A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10227749A JP2000051365A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000051365A true JP2000051365A (ja) | 2000-02-22 |
Family
ID=16865779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10227749A Pending JP2000051365A (ja) | 1998-08-12 | 1998-08-12 | 内層ptfe複合カテーテルチューブ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000051365A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004106391A1 (de) * | 2003-06-02 | 2004-12-09 | Merck Patent Gmbh | Polymerbasierter werkstoff |
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JP2007203604A (ja) * | 2006-02-02 | 2007-08-16 | Kurabe Ind Co Ltd | Ptfe樹脂成型体が接着された構造体、及び、ptfe樹脂成型体の接着方法 |
JP2008018688A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Three M Innovative Properties Co | 溶融接合したポリマー積層体 |
US7435466B2 (en) | 2003-04-24 | 2008-10-14 | Daikin Industries, Ltd. | Polytetrafluoroethylene-based-resin tube and production method thereof |
US8377352B2 (en) | 2005-10-17 | 2013-02-19 | Kaneka Corporation | Medical catheter tubes and process for production thereof |
CN111070828A (zh) * | 2019-12-19 | 2020-04-28 | 山东东岳高分子材料有限公司 | 一种ptfe多层挤出管及其制备方法 |
WO2020170025A1 (en) * | 2019-02-22 | 2020-08-27 | Daikin Industries, Ltd. | Laminate |
-
1998
- 1998-08-12 JP JP10227749A patent/JP2000051365A/ja active Pending
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JP2022518961A (ja) * | 2019-02-22 | 2022-03-17 | ダイキン工業株式会社 | 積層体 |
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