JP2000031798A - 可変遅延回路 - Google Patents

可変遅延回路

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JP2000031798A
JP2000031798A JP10193308A JP19330898A JP2000031798A JP 2000031798 A JP2000031798 A JP 2000031798A JP 10193308 A JP10193308 A JP 10193308A JP 19330898 A JP19330898 A JP 19330898A JP 2000031798 A JP2000031798 A JP 2000031798A
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正雄 射鹿
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用素子数を増大させることなく、論理ゲー
トの遅延が小さい場合でもセレクタの機能試験が行える
ようにした可変遅延回路を提供する。 【解決手段】 セレクタ2の入力端子Aにはオア回路2
2が接続され、入力端子Bにはオア回路23が接続され
ている。オア回路22には、入力端子INの入力信号と
テスト信号入力端子test1 に印加された信号とが入
力される。オア回路23には、入力信号を遅延した遅延
回路21の出力信号とテスト信号入力端子test2 に
印加された信号とが入力される。test1 ,test
2 には、通常時にはローレベル電圧が、セレクタの機能
試験時にはハイレベル電圧が印加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変遅延回路に関
し、特に、遅延時間を論理ゲートで生成し、この論理ゲ
ートの使用個数により出力信号の遅延時間を設定可能な
構成の可変遅延回路に関する。
【0002】
【従来の技術】可変遅延回路は、信号を通す論理ゲート
(Gate)の段数に応じて遅延時間が変化するように構成
されており、介在する論理ゲートの数が多くなるほど、
遅延時間が長くすることができる。
【0003】図4は従来の可変遅延回路を構成を示す。
入力端子INにはゲート回路1が接続され、その出力端
子はセレクタ(Selector)2の入力端子Bに接続されて
いる。セレクタ2は、入力端子Bのほか、入力端子Aと
Sを備えている。入力端子Aには選択信号が入力される
信号入力端子Sが接続され、入力端子Bはゲート回路
1の出力端子に接続されている。セレクタ2の出力端子
には、セレクタ3の入力端子Aが接続されている。セレ
クタ3も3つの入力端子A,B,Sを備え、入力端子S
は信号入力端子Sに接続されている。セレクタ3の入
力端子AとBの間には、セレクタ2の出力信号を遅延さ
せるゲート回路4,5が直列に挿入され、通過する信号
に対して2段の遅延が行われる。セレクタ3の出力端子
にはセレクタ6の入力端子Aが接続されている。セレク
タ6も入力端子A,B,Sを備えており、入力端子Aと
Bの間には、ゲート回路7,8,9,10が直列接続さ
れた状態で接続されている。これにより、セレクタ3で
は4段の遅延処理がほどこされる。セレクタ6の入力端
子Sは信号入力端子Sに接続されている。セレクタ6
の出力端子が可変遅延回路40の出力端子OUTにな
る。
【0004】以上の構成において、信号入力端子S
,Sに選択信号が入力されないとき、セレクタ
2,3,6はいずれも入力端子Aが選択され、入力端子
INに印加された入力信号はセレクタ2,3,6を素通
りする状態になり、入力信号の遅延は行われない。例え
ば、信号入力端子Sにのみ信号が印加された場合、セ
レクタ2の入力端子Bが選択され、ゲート回路1の出力
が取り込まれる。したがって、セレクタ6の出力信号
は、ゲート回路1によって1段だけ遅延処理された信号
になる。また、信号入力端子Sにのみ選択信号が印加
されたとすると、入力端子INに印加された入力信号
は、セレクタ2,3を素通りし、ゲート回路7〜10に
よる4段の遅延処理が施された信号がセレクタ6から出
力される。セレクタ3においても同様に動作する。この
ように、図4の可変遅延回路40では、信号入力端子S
,S,Sに入力される選択信号の状態に応じて、
遅延無し、または、1段、2段、3段、4段、5段、6
段、7段のいずれかの遅延量を設定することができる。
このように、図4の構成では、信号入力端子S
,Sに印加された選択信号により、入力端子IN
に入力された信号の通るゲート回路の段数を設定できる
ため、可変遅延回路40の遅延時間を変更することがで
きる。
【0005】図5は、図4で用いた各セレクタの詳細構
成を示す。ここに示す構成は、セレクタ2,3,6で共
通する回路構成になっている。複数のトランジスタは、
いずれもNPN形が用いられている。トランジスタ11
と12はECL( Emitter Coupled Logic)回路を形成
しており、トランジスタ11のコレクタは高位側電源に
直接接続され、トランジスタ12のコレクタは低位側電
源に抵抗13を介して接続されている。共通接続された
トランジスタ11,12のエミッタにはトランジスタ1
4のコレクタが接続され、そのベースは信号入力端子S
(S,S,またはS)に接続されている。トラン
ジスタ14のエミッタと低位側電源との間には定電流源
15が接続されている。トランジスタ11のベースは入
力端子Aに接続され、トランジスタ12のベースには第
1の基準電圧VRが印加される。また、トランジスタ
12のコレクタは出力端子OUTに接続されている。ト
ランジスタ16と17もECL回路を形成しており、ト
ランジスタ16のコレクタはトランジスタ12のコレク
タに接続され、トランジスタ17のコレクタは高位側電
源に接続されている。トランジスタ16のベースには第
1の基準電圧VRが印加され、トランジスタ17のベ
ースは入力端子Bに接続されている。トランジスタ16
と17のエミッタには、トランジスタ18のコレクタが
接続され、そのベースには第2の基準電圧VRが印加
され、エミッタはトランジスタ14のエミッタに接続さ
れている。
【0006】ここで、入力端子A,Bには、通常はハイ
レベルとして−0.8V程度、ローレベルとレて−1.
4V程度の電圧を印加する。また、信号入力端子Sの選
択信号としては、入力端子A,Bの印加電圧に比べて−
0.8V程度シフトされた電圧、即ち、ハイレベルで−
1.6V、ローレベルで−2.2V程度の電圧を印加す
る。また、基準電圧VRは入力端子A,Bに印加され
るハイレベルとローレベルの中間の電圧である−1.1
V程度を印加し、基準電圧VRは選択信号に印加され
るハイレベルとローレベルの中間の電圧である−1.9
V程度を印加する。
【0007】次に、図5のセレクタの動作について説明
する。ECL回路は、エミッタ同士が接続されたトラン
ジスタ対のベース電位を比較し、ベース電位の高い方に
電流が流れることにより、論理レベルが出力される。こ
こで、定電流源15を流れる電流値をIとし、抵抗13
の値をRとした場合について考察する。まず、信号入力
端子Sに印加される選択信号がハイレベルの場合、トラ
ンジスタ14と18のベース電位を比較すると、トラン
ジスタ14のベース電位の方がトランジスタ18のベー
ス電位より高いため、電流Iはトランジスタ14を流れ
る。次に、トランジスタ11と12のベース電位を比較
すると、入力端子Aにハイレベル電圧が入力された場
合、電流Iはトランジスタ11側を流れる。したがっ
て、電流Iは、高位側電源→トランジスタ11→トラン
ジスタ14→定電流源15の経路で流れる。この場合、
抵抗13には電流が流れないので電圧降下は生ぜず、出
力端子OUTの電位は、ほぼ高位側電源の値(ハイレベ
ル出力)になる。
【0008】一方、入力端子Aにローレベルが入力され
た場合、電流Iはトランジスタ12を流れる。したがっ
て、電流Iは高位側電源→抵抗13→トランジスタ12
→トランジスタ14→定電流源15の経路で流れる。こ
の場合、出力端子OUTの電位は抵抗13と電流Iによ
る電圧降下が発生し、〔高位側電源の電圧−I×R〕の
値(ローレベル出力)となる。このとき、トランジスタ
16,17には電流が流れないため、入力端子Bの印加
電圧による出力端子OUTの電圧変化はない。以上のよ
うに、入力信号端子Sにハイレベルが入力されると、セ
レクタの出力レベルは入力端子Aに印加された信号レベ
ルと論理的に同じになる。
【0009】次に、入力信号端子Sの印加信号がローレ
ベルの場合、トランジスタ14および18のベース電位
を比較すると、トランジスタ18のベース電位の方がト
ランジスタ14のベース電位より高いため、電流Iはト
ランジスタ18を流れることになる。次に、トランジス
タ16と17のベース電位を比較すると、入力端子Bに
ハイレベルが入力された場合、電流Iはトランジスタ1
7を流れる。したがって、電流Iは高位側電源→トラン
ジスタ17→トランジスタ18→定電流源15の経路で
流れる。この場合、抵抗13には電流が流れないため、
出力端子OUTの電位は、ほぼ高位側電源の値(ハイレ
ベル出力)になる。一方、入力端子Bにローレベルが入
力された場合、電流Iはトランジスタ16を流れる。し
たがって、電流Iは高位側電源→抵抗13→トランジス
タ16→トランジスタ18→定電流源15の経路で流れ
る。この場合、出力端子OUTの電位は、抵抗13と電
流Iによる電圧降下が発生し、〔高位側電源の電圧−I
×R〕の値(ローレベル出力)になる。このとき、トラ
ンジスタ11,12には電流Iが流れないため、出力端
子OUTの出力電圧は、入力端子Aの印加電圧によって
変化することはない。以上のように、入力信号端子Sに
ローレベルを入力した場合、入力端子Bに印加されたレ
ベルと論理的に同じレベルが出力端子OUTから出力さ
れる。
【0010】次に、図4の可変遅延回路40の動作の詳
細について説明する。例えば、セレクタ2,3,6のい
ずれもがゲート回路を通さない信号を選択(つまり、入
力端子Aを選択)すると、この場合の可変遅延回路40
の遅延時間tpd0 (ゲート回路無しの時の同期化回路4
0の遅延時間)は、セレクタのそれぞれの遅延時間をt
pds とすれば、次式のようになる。 tpd0 =tpds +tpds +tpds =3×tpds
【0011】また、セレクタ2のみにゲート回路1を通
した信号を印加するようにした場合(すなわち、入力端
子Bを選択した場合)における可変遅延回路40の遅延
時間tpd1 (ゲート回路が1つの時の同期化回路40の
遅延時間)は、ゲート回路1段分の遅延時間をtpdgate
とすると、 tpd1 =tpdgate+3×tpds =tpd0 +tpdgate となる。
【0012】次に、セレクタ3のみにゲート回路4,5
を通した信号を印加した場合における可変遅延回路40
の遅延時間tpd2 (2つのゲート回路を通過時の同期化
回路の遅延時間)は、 tpd2 =tpds +2×tpdgate+tpds +tpds =tpd0 +2×tpdgate
【0013】さらに、セレクタ2と3にゲート回路を通
した信号を印加した場合(つまり、セレクタ3の入力端
子Bとセレクタ6の入力端子Bを選択した場合)におけ
る遅延時間tpd3 (3つのゲート回路を通過時の同期化
回路の遅延時間)は、次のようになる。 tpd3 =tpdgate+tpds +2×tpdgate+tpds +tpds =tpd0 +3×tpdgate
【0014】また、セレクタ6のみゲートを通した信号
を選択すると、4つのゲート回路を通過した信号の遅延
時間tpd4 (4つのゲート回路を通過時の同期化回路4
0の遅延時間)は、次のようになる。 tpd4 =tpds +tpds +tpds +4×tpdgate =tpd0 +4×tpdgate
【0015】さらに、セレクタ5,6,7のすべてが入
力端子Bを選択するようにした場合、7つのゲート回路
を通過した信号の遅延時間tpd7 は、 tpd7 =tpdgate+tpds +2×tpdgate+tpds +tpds +4×tpdgate =tpd0 +7×tpdgate となり、ゲート1段分の遅延時間tpdgateを最小単位と
して、8段階(遅延無しを含む)に遅延時間が変化する
回路になる。この時、tpdgateが同じであることが必要
であるので、ゲート回路は同一仕様に統一することが望
ましい。
【0016】以上の構成の可変遅延回路40は、全体と
しては単なるバッファの構成であり、セレクタが故障し
ていてもテスト上では発見しにくい。例えば、セレクタ
2が故障し、ゲート回路1を通さない信号しか選択でき
ないような状態が生じたとしても、遅延時間はtpdgate
分だけ異なるものの、全体の回路機能としては変わらな
いため、機能試験のみで良品/不良品の判定をすること
が難しい。そこで、従来、可変遅延回路を内蔵している
LSIでは、機能試験とは別に遅延時間の測定を行い、
良品/不良品の判定を行っていた。しかし、ECL回路
のように、ゲート1段の遅延時間が小さいものにおいて
は、ゲート1段分の遅延時間tpdgateがLSIテスタの
遅延時間測定の分解能を越える場合が存在する。この場
合、現状ではLSIテスタでは測定する手段が無く、不
良品が良品と判断されてしまう場合があった。
【0017】このような問題を解決するものとして、特
開平1−232823(特公平3−81328)号公報
に示される可変遅延回路があり、出力信号の実際の遅延
量を測定することなく、その論理を観測するだけで回路
の動作状態をチエックできるようにしている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の可変遅
延回路によると、論理ゲートの遅延時間がLSIテスタ
の分解能よりも小さい場合、動作が確認できないという
問題がある。その理由は、論理ゲートとセレクタを使用
した可変遅延回路は全体としてみると、単なるバッファ
にすぎないため、通常の機能試験では良・不良の判定が
できないためである。
【0019】また、特開平1−232823号公報の可
変遅延回路によると、セレクタの遅延用ゲートの全てを
エクスクルーシブ・オア(Exclusive OR:排他的論理
和) にする必要があり、このために使用素子数が増大す
るという問題がある。また、一部の回路のみを試験した
い場合でも、遅延時間を合わせるために、回路素子の全
てをエクスクルーシブ・オアで統一する必要がある。
【0020】したがって、本発明の目的は、使用素子数
を増大させることなく、論理ゲートの遅延が小さい場合
においても、セレクタの機能試験が行えるようにした可
変遅延回路を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、第1の特徴として、入力信号を入力する
第1の入力端子と、前記入力信号を所定の遅延時間を有
した論理ゲートを介して入力する第2の入力端子と、選
択信号によって前記第1あるいは第2の入力端子に入力
された前記入力信号を出力する出力端子とを有するセレ
クタによって構成された可変遅延回路において、前記入
力信号を入力する第1の入力端子と、前記セレクタを機
能試験する第1のテスト用信号を入力する第2の入力端
子と、前記入力信号あるいは前記第1のテスト用信号を
前記セレクタの前記第1の入力端子に出力する出力端子
を有する第1のオア回路と、前記論理ゲートを通過した
前記入力信号を入力する第1の入力端子と、前記セレク
タ機能試験する第2のテスト用信号を入力する第2の入
力端子と、前記論理ゲートを通過した前記入力信号ある
いは前記第2のテスト用信号を前記セレクタの前記第2
の入力端子に出力する出力端子を有する第2のオア回路
と、を設けたことを特徴とする可変遅延回路を提供す
る。
【0022】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、第2の特徴として、入力信号を入力する第1の入力
端子と、第1のテスト用信号を入力する第2の入力端子
と、前記入力信号あるいは前記第1のテスト用信号を出
力する出力端子を有する第1のオア回路と、所定の遅延
時間を有した論理ゲートを通過した前記入力信号を入力
する第1の入力端子と、第2のテスト用信号を入力する
第2の入力端子と、前記論理ゲートを通過した前記入力
信号あるいは前記第2のテスト用信号を出力する出力端
子を有する第2のオア回路と、前記第1のオア回路の前
記出力端子に接続された第1の入力端子と、前記第2の
オア回路に接続された第2の入力端子と、選択端子に入
力する選択信号に応じて前記第1あるいは第2の入力端
子に入力した信号を出力する出力端子を有した第1のセ
レクタと、前記第1のセレクタの前記出力端子に接続さ
れた第1の入力端子と、前記第1のセレクタの前記出力
端子に前記論理ゲートと同一の遅延時間を有した第1の
所定の個数の論理ゲートを介して接続された第2の入力
端子と、選択端子に入力する選択信号に応じて前記第1
あるいは第2の入力端子に入力した信号を出力する出力
端子を有した第2のセレクタと、前記第2のセレクタの
前記出力端子に接続された第1の入力端子と、前記第2
のセレクタの前記出力端子に前記論理ゲートと同一の遅
延時間を有した第2の所定の個数の論理ゲートを介して
接続された第2の入力端子と、選択端子に入力する選択
信号に応じて前記第1あるいは第2の入力端子に入力し
た信号を出力する出力端子を有した第3のセレクタと、
を設けたことを特徴とする可変遅延回路を提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面をもとに説明する。図1は本発明による可変遅延
回路の第1の実施の形態を示す。図中、図4と同一であ
るものには同一引用数字を用いたので、以下においては
重複する説明は省略する。入力端子として、入力端子I
Nと入力信号端子Sの他、2つのテスト信号入力端子(
test1 ,test2 )を備えている。入力端子IN
には遅延回路21が接続され、入力端子IN及びテスト
信号入力端子test1 にはオア(OR)回路22が接
続され、遅延回路21の出力端子及びテスト信号入力端
子test2 にはオア回路23が接続されている。オア
回路22の出力端子にはセレクタ2の入力端子Aが接続
され、オア回路23の出力端子には入力端子Bが接続さ
れている。また、セレクタ2の入力端子Sは入力信号端
子S に接続されている。
【0024】図1において、入力信号端子Sに選択信
号を印加しない時、セレクタ2は入力端子Aが選択され
ており、オア回路22の出力信号が入力端子Aに取り込
まれる。この場合、オア回路22は論理和をとるため、
テスト信号入力端子test1 の信号の有無にかかわら
ず、オア回路22に出力信号が発生する。この場合の可
変遅延回路20の遅延時間tpd0 は、オア回路22の遅
延時間をtpdOR(オア回路23も同じtpdORの遅延時
間)、セレクタ2の遅延時間をtpds とすると、次式で
表される。 tpd0 =tpdOR+tpds
【0025】一方、入力信号端子Sに選択信号が印加
されると、セレクタ2は入力端子Bが選択され、遅延回
路21で遅延された信号がオア回路23を介してセレク
タ2の入力端子Bに入力される。この場合の可変遅延回
路20の遅延時間tpd1 は、遅延回路21の遅延時間を
tpdd とすると、次式で表される。 tpd1 =tpdd +tpdOR+tpds =tpd0 +tpdd したがって、この動作状態においては、遅延回路21の
遅延時間分(tpdd )だけ、出力信号の遅延時間を変化
させることができる。なお、従来と同様の動作をさせた
い場合、2つのオア回路22,23のテスト信号入力端
子test1 ,test2 に入力される電圧をローレベ
ルに固定すればよい。
【0026】次に、セレクタ2の機能試験時には、入力
端子INをローレベルの電圧に固定する。さらに、テス
ト信号入力端子test1 にハイレベル電圧を入力し、
テスト信号入力端子test2 にローレベル電圧を入力
する。これにより、テスト信号入力端子test1 に入
力されたテスト信号がセレクタ2の入力端子Bに入力さ
れ、セレクタ2の出力端子OUTにハイレベル電圧が出
力される。この状態を不図示の検査装置(測定装置)で
確認する。次に、上記とは逆に、テスト信号入力端子t
est1 にローレベル電圧を入力し、テスト信号入力端
子test2 にハイレベル電圧を入力後、セレクタ1の
選択信号をtest2 を通した信号が出力されるように
切り替え、出力端子OUTにハイレベル電圧が出力され
ていることを確認すれば、セレクタ1は正常に動作して
いることになる。
【0027】図2は本発明による可変遅延回路の第2の
実施の形態を示す。本実施の形態は、図4の可変遅延回
路40と同じに、遅延段数を最大7段にしたものであ
り、図中、図4と同一または同一機能を有するものには
同一引用数字を用いたので、以下においては重複する説
明を省略する。入力端子IN,S,test1 ,te
st2 のそれぞれとセレクタ2までの構成は図1で説明
した通りであるが、遅延回路21には図4で説明したゲ
ート回路1を用いている。セレクタ2からセレクタ6ま
での構成は、図4と全く同じである。
【0028】次に、図2の可変遅延回路30の動作につ
いて説明する。まず、通常の可変遅延回路として使用す
る場合を説明する。この場合、テスト信号入力端子te
st1 及びtest2 には、ローレベルの信号を入力す
る。この状態では、オア回路22,23は論理和をとる
ので、一方の入力端子に入力されたハイレベルの電圧を
持った入力信号をそのままセレクタ2へ伝達するバッフ
ァ回路として機能する。したがって、テスト信号入力端
子test1 ,test2 の電圧がローレベルにあると
きの動作は、前記した従来の可変遅延回路40と同じに
なる。
【0029】例えば、セレクタ2,3,6のそれぞれに
入力端子Aを選択する選択信号が印加された場合、ゲー
ト回路を通した信号はいずれのセレクタにも入力され
ず、セレクタのそれぞれの遅延時間だけが付与された動
作になる。すなわち、オア回路22における遅延時間を
tpdOR、各セレクタにおける遅延時間をtpds とする
と、この場合の可変遅延回路30の遅延時間tpd0 は次
式で表される。 tpd0 =tpdOR+tpds +tpds +tpds =tpdOR+3×tpds
【0030】また、セレクタ2のみが入力端子Bを選択
し、セレクタ3と6が入力端子Aを選択したままの場
合、1段分のゲート回路の遅延時間をtpdgateとすれ
ば、ゲート回路1の遅延時間tpd1 は次式で表される。 tpd1 =tpd0R+tpdgate+3×tpds =tpd0 +tpdgate
【0031】次に、セレクタ2と3が入力端子Aを選択
し、セレクタ6のみが入力端子Bを選択している場合、
この時の可変遅延回路30の遅延時間tpd2 は、次式で
表される。 tpd2 =tpdOR+tpds +2×tpdgate+tpds +tpds =tpd0 +2×tpdgate
【0032】さらに、セレクタ3と6が入力端子Bを選
択し、セレクタ2が入力端子Aを選択している状態にお
いては、可変遅延回路30の遅延時間tpd3 は、次式で
表される。 tpd3 =tpdOR+tpdgate+tpds +2×tpdgate+tpds +tpds =tpd0 +3×tpdgate
【0033】また、セレクタ2と3が入力端子Aを選択
し、セレクタ6のみが入力端子Bを選択している状態に
おいては、可変遅延回路30の遅延時間tpd4 は、次式
で表される。 tpd4 =tpdOR+tpds +tpds +tpds +4×tpdgate =tpd0 +4×tpdgate
【0034】次に、セレクタ2,3,6のそれぞれが入
力端子Bを選択している状態においては、可変遅延回路
30の遅延時間tpd7 は、 tpd7 =tpdOR+tpdgate+tpds +2×tpdgate +tpds +tpds +4×tpdgate =tpd0 +7×tpdgate となり、tpdgateを最小単位にして遅延時間を8段階に
変化させることが可能な可変遅延回路となる。
【0035】次に、セレクタの機能試験を行う場合につ
いて説明する。まず、可変遅延回路30の入力端子IN
およびテスト信号入力端子test1,test2 のい
ずれにも初期設定値としてローレベルの電圧を入力す
る。信号入力端子Sに印加する選択信号は、入力端子
AまたはBのいずれを選択する信号であってもよいが、
ここでは入力端子Aを選択しているものとする。次に、
テスト信号入力端子test1 にハイレベルの電圧を入
力する。セレクタ2が正常に動作すれば、セレクタ2の
出力電圧はハイレベルへ変化するため、出力端子OUT
の電圧もハイレベルへ変化する。したがって、何らかの
理由によってセレクタ2の入力端子Bを選択できなかっ
た場合、出力端子OUTの電圧は変化しないので、セレ
クタ2に異常のあることがわかる。このようにして、セ
レクタ2の入力端子A側からの機能試験を実施すること
ができる。
【0036】次に、再度、可変遅延回路30の入力端子
INおよびテスト信号入力端子test1 ,test2
のそれぞれにローレベルを入力する。信号入力端子S0
には、入力信号Bを選択する選択信号を入力する。この
後、テスト信号入力端子test2 にハイレベルの電圧
を入力する。これによってセレクタ2が正常に動作すれ
ば、セレクタ2の出力電圧はハイレベルに変化し、これ
に応じて出力端子OUTの出力電圧はハイレベルに変化
する。このとき、セレクタ2が何らかの理由により入力
端子Aを選択できない場合、出力端子OUTの出力電圧
が変化しないので、セレクタ2の異常を判定することが
できる。このようにして、セレクタ2の入力端子B側か
らの機能試験を実施することができる。以上より、セレ
クタ2の機能試験を入力端子Aと入力端子Bの双方から
実施することができる。
【0037】図3は図1に示したオア回路付きのセレク
タ2の構成を示す。図中、図5に示したと同一であるも
のには同一引用数字を用いたので、以下においては重複
する説明を省略する。トランジスタ11のコレクタとエ
ミッタには、並列状態にトランジスタ24のコレクタと
エミッタが接続され、そのベースはテスト信号入力端子
test1 に接続されている。更に、トランジスタ17
のコレクタとエミッタには、並列状態にトランジスタ2
5のコレクタとエミッタが接続され、そのベースはテス
ト信号入力端子test2 に接続されている。
【0038】このように、セレクタ2がECL回路であ
る場合、トランジスタを2つ追加するだけでOR回路付
きのセレクタ2を構成することができる。すなわち、ト
ランジスタ11と24がオア回路22を形成し、トラン
ジスタ17と25がオア回路23を形成している。この
場合、入力端子INからの入力信号は入力端子Aに印加
し、遅延回路21(ゲート回路1)の出力は入力端子B
に印加すればよい。
【0039】なお、入力端子A,B及びテスト信号入力
端子test1 ,test2 には通常ハイレベルとし
て、−0.8V程度、ローレベルとして−1.4V程度
の電圧を印加する。また、選択信号Sには入力端子A,
Bに比べ、−0.8V程度シフトされた電圧、即ちハイ
レベルで−1.6V、ローレベルで−2.2V程度の電
圧を印加する。更に、基準電圧VRは入力端子A,B
に印加されるハイレベルとローレベルの中間の電圧であ
る−1.1V程度を、基準電圧VRは選択信号Sに印
加されるハイレベルとローレベルの中間の電圧である−
1.9V程度を印加する。
【0040】図3において、定電流源15を流れる電流
値をIとし、抵抗13の値をRとした場合について考察
する。まず、信号入力端子Sに印加した選択信号がハイ
レベルの場合、トランジスタ14と18のベース電位を
比較すると、トランジスタ14のベース電位の方がトラ
ンジスタ18のベース電位より高いため、電流Iはトラ
ンジスタ14を流れる。次に、トランジスタ11,24
とトランジスタ12のベース電位を比較すると、入力端
子Aもしくはテスト信号入力端子test1 のどちらか
一方にハイレベル電圧が入力されれば、電流Iはトラン
ジスタ11または24側を流れる。したがって、電流I
は高位側電源→トランジスタ11(または24)→トラ
ンジスタ14→定電流源15の経路で流れる。この場
合、抵抗13には電流が流れないため、出力端子OUT
の電位はほぼ高位側電源の値になる。
【0041】一方、入力端子Aとテスト信号入力端子t
est1 の両方にローレベル電圧が入力されている場
合、電流Iはトランジスタ12を流れる。したがって、
電流Iは高位側電源→抵抗13→トランジスタ12→ト
ランジスタ14→定電流源15の経路を流れる。この場
合、出力端子OUTの電位は、抵抗13と電流Iによる
電圧降下が発生し、〔高位側電源の電圧−I×R〕の値
(ローレベル出力)になる。したがって、出力端子OU
Tの電圧レベルを考えると、入力端子Aとテスト信号入
力端子test1 のいずれか(もしくは両方)がハイレ
ベルの場合に出力電圧がハイレベルになり、入力端子A
とテスト信号入力端子test1 の両方がローレベルの
場合に出力端子OUTの電圧がローレベルになることか
ら、入力端子Aとテスト信号入力端子test1 のオア
論理を出力していることになる。このとき、トランジス
タ16,25および17には電流が流れないため、入力
端子B及びテスト信号入力端子test2 の電圧による
出力端子OUTの電圧変化はない。このように、信号入
力端子Sにハイレベルの電圧を入力した場合、出力端子
OUTの電圧は、入力端子Aとテスト信号入力端子te
st1 のオア(OR)をとった論理結果になる。
【0042】次に、信号入力端子Sに印加した選択信号
がローレベルの場合、トランジスタ14と18のベース
電位を比較すると、トランジスタ18のベース電位の方
がトランジスタ14のベース電位より高いため、電流I
はトランジスタ18を流れることになる。
【0043】次に、トランジスタ16と、トランジスタ
17及び25のベース電位を比較すると、入力端子Bま
たはテスト信号入力端子test2 の一方にハイレベル
の電圧が入力された場合、電流Iはトランジスタ17ま
たは25側を流れることになる。したがって、電流Iは
高位側電源→トランジスタ17(または25)→トラン
ジスタ18→定電流源15の経路で流れる。この場合、
抵抗13には電流が流れないため、出力端子OUTの電
位は、ほぼ高位側電源の値(ハイレベル出力)になる。
一方、入力端子Bとテスト信号入力端子test2 の両
方にローレベルの電圧が入力された場合、電流Iはトラ
ンジスタ16を流れる。したがって、電流Iは高位側電
源→抵抗13→トランジスタ16→トランジスタ18→
定電流源15の経路で流れる。この場合、出力端子OU
Tの電位は抵抗13と電流Iによる電圧降下が発生し、
〔高位側電源の電圧−I×R〕の値(ローレベル出力)
となる。したがって、入力端子Aとテスト信号入力端子
test1 と同様に、入力端子Bとテスト信号入力端子
test2 のオア論理を出力することになる。このと
き、トランジスタ11,24および12には電流が流れ
ないため、入力端子Aおよびテスト信号入力端子tes
t1 の電圧が変化しても、出力端子OUTの電圧に変化
は生じない。このように、信号入力端子Sにローレベル
の選択信号を入力すると、出力端子OUTには入力端子
Bの電圧とテスト信号入力端子test2 の電圧のオア
論理による電圧が出力される。
【0044】以上のように、セレクタ2にECL回路を
使用している場合、トランジスタを2つ追加するのみ
で、オア回路付きの可変遅延回路を構成することができ
る。また、このオア回路を付加することによる遅延時間
(tpdOR)の増加は、新たな論理回路を作成するわけで
はないため、コストアップを招くことがない。
【0045】
【発明の効果】以上より明らかな如く、本発明の可変遅
延回路によれば、セレクタの入力側に入力信号、遅延回
路(ゲート回路)出力とテスト用信号とが入力されるオ
ア回路を設けたので、論理ゲートの遅延が小さい場合で
も、セレクタの機能試験が行えるようになる。
【0046】そして、オア回路はECL回路によるセレ
クタ内に最小の部品数により簡単に組み込むことができ
るので、回路を複雑化することがなく、また、コストア
ップを招くこともない。
【0047】さらに、入力側に所要の遅延時間に応じた
数の論理ゲートを配置したセレクタを多段にした構成で
は、各々にテスト用信号を入力する入力端子を設けたこ
とにより、遅延時間を任意に設定できると共に、それぞ
れのセレクタの機能試験が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による可変遅延回路の第1の実施の形態
を示す回路図である。
【図2】本発明による可変遅延回路の第2の実施の形態
を示す回路図である。
【図3】図1及び図2のオア回路及びセレクタの詳細構
成を示す回路図である。
【図4】従来の可変遅延回路を示す回路図である。
【図5】図4のセレクタの詳細構成を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1,4,5,7,8,9,10 ゲート回路 2,3,6 セレクタ 11,12,14,16,17,18 24,25 ト
ランジスタ 13 抵抗 15 定電流源 20,30,40 可変遅延回路 21 遅延回路 22,23 オア回路 A,B,S 入力端子 IN 入力端子 OUT 出力端子 S,S,S 信号入力端子 test1 ,test2 テスト信号入力端子 VR,VR 基準電圧

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を入力する第1の入力端子と、
    前記入力信号を所定の遅延時間を有した論理ゲートを介
    して入力する第2の入力端子と、選択信号によって前記
    第1あるいは第2の入力端子に入力された前記入力信号
    を出力する出力端子とを有するセレクタによって構成さ
    れた可変遅延回路において、 前記入力信号を入力する第1の入力端子と、前記セレク
    タを機能試験する第1のテスト用信号を入力する第2の
    入力端子と、前記入力信号あるいは前記第1のテスト用
    信号を前記セレクタの前記第1の入力端子に出力する出
    力端子を有する第1のオア回路と、 前記論理ゲートを通過した前記入力信号を入力する第1
    の入力端子と、前記セレクタ機能試験する第2のテスト
    用信号を入力する第2の入力端子と、前記論理ゲートを
    通過した前記入力信号あるいは前記第2のテスト用信号
    を前記セレクタの前記第2の入力端子に出力する出力端
    子を有する第2のオア回路と、を設けたことを特徴とす
    る可変遅延回路。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のオア回路は、通常時
    には、ローレベルの前記第1及び第2のテスト用信号が
    前記第2の入力端子に入力されることを特徴とする請求
    項1記載の可変遅延回路。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のオア回路は、前記セ
    レクタの機能試験時には、ローレベルの入力信号が前記
    第1の入力端子に入力され、かつ、順次ハイレベルにな
    る前記第1および第2のテスト用信号が前記第2の入力
    端子に入力されることを特徴とする請求項1記載の可変
    遅延回路。
  4. 【請求項4】 前記セレクタは、ECL(Emitter Coup
    led Logic)回路を用いて構成され、前記第1および第2
    のオア回路は、前記セレクタの入力部を構成するトラン
    ジスタのそれぞれに前記第1及び第2のテスト用信号を
    個別に入力するためのトランジスタをECL接続した構
    成であることを特徴とする請求項1記載の可変遅延回
    路。
  5. 【請求項5】 入力信号を入力する第1の入力端子と、
    第1のテスト用信号を入力する第2の入力端子と、前記
    入力信号あるいは前記第1のテスト用信号を出力する出
    力端子を有する第1のオア回路と、 所定の遅延時間を有した論理ゲートを通過した前記入力
    信号を入力する第1の入力端子と、第2のテスト用信号
    を入力する第2の入力端子と、前記論理ゲートを通過し
    た前記入力信号あるいは前記第2のテスト用信号を出力
    する出力端子を有する第2のオア回路と、 前記第1のオア回路の前記出力端子に接続された第1の
    入力端子と、前記第2のオア回路に接続された第2の入
    力端子と、選択端子に入力する選択信号に応じて前記第
    1あるいは第2の入力端子に入力した信号を出力する出
    力端子を有した第1のセレクタと、 前記第1のセレクタの前記出力端子に接続された第1の
    入力端子と、前記第1のセレクタの前記出力端子に前記
    論理ゲートと同一の遅延時間を有した第1の所定の個数
    の論理ゲートを介して接続された第2の入力端子と、選
    択端子に入力する選択信号に応じて前記第1あるいは第
    2の入力端子に入力した信号を出力する出力端子を有し
    た第2のセレクタと、 前記第2のセレクタの前記出力端子に接続された第1の
    入力端子と、前記第2のセレクタの前記出力端子に前記
    論理ゲートと同一の遅延時間を有した第2の所定の個数
    の論理ゲートを介して接続された第2の入力端子と、選
    択端子に入力する選択信号に応じて前記第1あるいは第
    2の入力端子に入力した信号を出力する出力端子を有し
    た第3のセレクタと、を設けたことを特徴とする可変遅
    延回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の所定の個数の論理ゲートは、
    2個の論理ゲートによって構成され、前記第2の所定の
    個数の論理ゲートは、4個の論理ゲートによって構成さ
    れることを特徴とする請求項5記載の可変遅延回路。
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