JP2000031530A - 半導体発光装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体発光装置およびその製造方法

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JP2000031530A
JP2000031530A JP19874098A JP19874098A JP2000031530A JP 2000031530 A JP2000031530 A JP 2000031530A JP 19874098 A JP19874098 A JP 19874098A JP 19874098 A JP19874098 A JP 19874098A JP 2000031530 A JP2000031530 A JP 2000031530A
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light emitting
phosphor
light
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lead frame
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JP19874098A
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English (en)
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Chisato Furukawa
川 千 里 古
Koichi Nitta
田 康 一 新
Nobuyuki Sudo
藤 伸 行 須
Kenji Terajima
島 賢 二 寺
Satoshi Kawamoto
本 聡 河
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Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の色での発光が可能で、発光輝度の高い
半導体発光装置の提供。 【解決手段】 本発明の半導体発光装置は、LEDチッ
プ1と、蛍光体を含みLEDチップ1の周囲を覆うプレ
ディップ材2と、プレディップ材2の周囲を覆うキャス
ティング材3とを備える。ウエハ上にLEDチップ1を
多数形成した後、スピンコート法等により、蛍光体を混
ぜたコート材をウエハ上に塗布する。次に、熱処理を行
ってコート材を硬化させてプレディップ材2を形成した
後、チップ単位で分割してリードフレーム5上にマウン
トする。本発明は、ウエハの状態でプレディップ材2を
形成するため、各LEDチップ1をリードフレーム5に
マウントした後にプレディップ材2を形成する工程が不
要となり、半導体発光装置の製造工程を簡略化すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、pn接合に注入さ
れた電子と正孔が再結合するときに発生する光を利用す
るLEDチップを備えた半導体発光装置に関し、特に、
LEDチップから放射された光の波長を蛍光体で変換す
る技術を対象とする。
【0002】
【従来の技術】LED(Light Emitting Diode)チップを
蛍光体に埋め込んで本来の発光色以外の発光色を得る手
法が実用化されている。この手法では、中心波長が約45
0nmの青色で発光するGaN系LEDを用いるのが一般的
である。
【0003】この手法を用いた半導体発光装置は、リー
ドフレーム上にマウントされるGaN系LEDチップと、
このLEDチップの周囲を覆うプレディップ材と、プレ
ディップ材の外側に形成されるキャスティング材とを有
し、プレディップ材には蛍光体が混入される。蛍光体と
しては、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・
ガーネット)蛍光体が用いられる。
【0004】以下、この種の従来の半導体発光装置の製
造方法を簡単に説明する。GaN系LEDチップをリード
フレーム上にマウントした後、ワイヤボンディングを行
う。次に、LEDチップとボンディングワイヤの周囲を
プレディップ材で覆って熱処理を行い、プレディップ材
を硬化させた後、その外側をレンズを兼ねたキャスティ
ング材で覆う。
【0005】プレディップ材とキャスティング材はいず
れも熱硬化性の樹脂等からなり、プレディップ材には予
めYAG蛍光体が混入される。プレディップ材を設ける
理由は、LEDチップやボンディングワイヤがキャステ
ィング材に対して濡れ性がよくなるようにするためであ
る。このように、プレディップ材とキャスティング材を
2重にキャスティング(casting:鋳造)する手法は、ダ
ブルキャストと呼ばれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ダブル
キャストを採用すると、キャスティングが2回必要とな
るだけでなく、プレディップ材とキャスティング材を硬
化するのに必要な熱処理もそれぞれ別個に必要となる。
例えば、2インチ基板から400μm角のチップを1万個以
上切り出すことができるが、これら全チップに対してそ
れぞれ2回ずつキャスティングと熱処理を行わなければ
ならないため、製造工程が複雑になり、製造コストも高
くなってしまう。
【0007】また、プレディップ材に蛍光体を混入する
と、熱処理の最中に蛍光体が沈殿するという問題があ
る。図12は、赤色(R)発光用、緑色(G)発光用、
青色(B)発光用の3種類の蛍光体の粒子形状を模式的
に示した図である。図示のように、通常は、各蛍光体の
粒径はほぼ一定である。
【0008】図12に示す3種類の蛍光体を溶剤に混ぜ
て放置すると、図13のように各蛍光体は層状に分離す
る。これは、各蛍光体の比重がそれぞれ異なるためであ
る。例えば、各蛍光体の比重が、赤色発光用>青色発光
用>緑色発光用の順番であるとすると、図13の最下層
には赤色発光用の蛍光体101が、次に青色発光用の蛍
光体102が、次に緑色発光用の蛍光体103が順に配
置される。
【0009】したがって、プレディップ材に3種類の蛍
光体101〜103を混ぜると、プレディップ材の熱処
理時に各蛍光体101〜103が層状に分離してしま
い、複数の蛍光体が均一に分布した場合の蛍光体配合比
と異なった配合比になり、所望の発光色が得られなくな
る。
【0010】ところで、活性層をクラッド層で挟み込ん
だダブルへテロ構造のLEDは、活性層から放射された
光をクラッド層を介して発光面に導くようにしている。
ところが、従来のLEDでは、活性層から基板側に出射
された光はほとんど無効になっていた。この理由は、L
EDの発光波長は紫外域であるため、基板側に出射され
た紫外光は、サファイア基板の上面のn-GaN層を通過す
る際にほとんど吸収されるためである。また、裏面で反
射された光に対してもn-GaN層で吸収が起こり、結果的
に、活性層で発生した光の半分近くは外部に取り出すこ
とができなかった。
【0011】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、所望の色での発光が可能で、
発光輝度の高い半導体発光装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、発光チップをリードフレー
ム上にマウントして、発光チップとリードフレームとを
ボンディングワイヤにより接続する半導体発光装置の製
造方法において、半導体ウエハ上に複数の発光チップを
形成する第1の工程と、前記半導体ウエハ上の前記複数
の発光チップ上面に、少なくとも1種類の蛍光体を含む
コート材を塗布する第2の工程と、熱処理を行って前記
コート材を硬化させる第3の工程と、前記半導体ウエハ
をチップ分割した後に、個々の前記発光チップを前記リ
ードフレーム上にマウントする第4の工程と、前記発光
チップの周囲をレンズを兼ねた透明樹脂層で覆う第5の
工程と、を備えたものである。
【0013】請求項3の発明は、リードフレーム上に固
定されボンディングワイヤによりリードフレームに接続
される発光チップと、前記発光チップと前記ボンディン
グワイヤとの周囲を覆うコート材層と、前記コート材層
の外側を覆う樹脂層と、を備えた半導体発光装置におい
て、前記コート材層は、それぞれ異なる色で発光する複
数種類の蛍光体を含んでおり、これら蛍光体が前記コー
ト材層内に均一に分布するように、前記複数種類の蛍光
体の比重に基づいて、各蛍光体の粒径比を調整する。
【0014】請求項5の発明は、紫外光を発光する活性
層をクラッド層で挟み込んだダブルヘテロ構造の発光チ
ップの基板面側を、接着剤によりリードフレーム上に固
定した半導体発光装置において、前記接着剤は、少なく
とも1種類の蛍光体を含む透明材料からなり、前記活性
層から基板面側に出射された光を、前記蛍光体で可視光
に変換して前記発光面側に反射させるようにしたもので
ある。
【0015】請求項6の発明は、発光チップをリードフ
レーム上に固定して、発光チップとリードフレームとを
ボンディングワイヤにより接続した半導体発光装置にお
いて、前記発光チップの上面に、それぞれ異なる色成分
を吸収する複数種類の蛍光体を層状に形成したものであ
る。
【0016】請求項9の発明は、発光チップをリードフ
レーム上に固定して、発光チップとリードフレームとを
ボンディングワイヤにより接続した半導体発光装置にお
いて、前記発光チップの本来の発光色と同じ色で発光す
るように、前記発光チップから放射された可視光以外の
光成分を可視光に変換する蛍光体層を前記発光チップの
上面に形成したことを特徴とする半導体発光装置。
【0017】上述した各発明において、例えば、一般式
が(La1-x-yEuxSmy)2O2の蛍光体が用いられる。また、半
導体発光装置は、例えば、AlxInyGa1-x-yN(0≦x≦
1,0≦y≦1)、およびAlxyGa1-x-yN(0≦x≦
1,0≦y≦1)の少なくとも一方を含む。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る半導体発光装
置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0019】(第1の実施形態)図1は本発明に係る半
導体発光装置の第1の実施形態の概略断面図である。図
1の半導体発光装置は、InGaN活性層を有する中心波長
が370nm付近の紫外LEDチップで発光された光を、そ
れぞれ赤・緑・青の発光を行う3種類の蛍光体に導き、
結果的に白色発光を得るものである。
【0020】図1の半導体発光装置は、InGaN活性層を
有するダブルヘテロ構造のLEDチップ1と、LEDチ
ップ1の周囲を覆うプレディップ材2と、プレディップ
材2の周囲を覆うキャスティング材3とを備える。プレ
ディップ材2は、例えば無機の溶剤を用いて形成され
る。
【0021】プレディップ材2とキャスティング材3は
ともに透明の樹脂等で形成されるが、図1では、説明を
わかりやすくするため、プレディップ材2の外縁を点線
で示している。
【0022】図2はLEDチップ1の断面構造を示す図
である。図2のLEDチップ1は、サファイア基板11
上に、MO-CVD法により、GaNバッファ層12、n-GaN層
13、n-AlGaNクラッド層14、InGaN活性層15、p-
AlGaNクラッド層16、p+-GaNコンタクト層17を順
に形成した構造になっている。
【0023】p+-GaNコンタクト層17の上面にはp側
電極層18が形成され、その上面の一部にはp型ボンデ
ィングパッド19が形成される。n-AlGaNクラッド層1
4、InGaN活性層15、p-AlGaNクラッド層16、p+-G
aNコンタクト層17の一部はエッチング除去され、露
出されたn-GaN層13の上面にはn側ボンディングパッ
ド20が形成される。また、LEDチップ1の上面はSi
O2からなる表面保護膜21で保護される。
【0024】次に、図1の半導体発光装置の製造工程を
説明する。まず、ウエハ上に図2に示したLEDチップ
1を多数形成する。例えば、1個のLEDチップ1のサ
イズが400μm程度であれば、2インチのウエハ上に
は、1万個以上のLEDチップ1を形成することができ
る。
【0025】次に、それぞれ赤・緑・青の発光を行う3
種類の蛍光体を混ぜたコート材をウエハ上に塗布する。
コート材を塗布する方法として、例えばスピンコート法
などが用いられる。コート材の厚さは、例えば1〜500
μm程度に設定される。
【0026】図3はスピンコート法の概略を説明する図
である。図2に示したLEDチップ1が多数形成された
ウエハ31を真空チャック32の上面に載置した状態で
ウエハ31を回転させる。このとき、遠心力でウエハ3
1が移動しないように、不図示のバキュームチェックで
空気を吸い込んでウエハ31を真空チャック32の上面
に吸い付けながら、ウエハ31を回転させる。
【0027】次に、回転するウエハ31の上方にノズル
33を配置して、プレディップ材2の材料となる無機の
コート材34をウエハ31上に滴下する。ウエハ31上
に滴下されたコート材34は、ウエハ31の回転に応じ
てウエハ31全体に一様に広がる。すなわち、コート材
34は、コート材34の粘度とウエハ31の回転数で決
定される膜厚でウエハ31上に広がる。
【0028】次に、図4に示すように、熱処理炉35の
中にウエハ31を収納して熱処理を行う。これにより、
コート材34が硬化してプレディップ材2が形成され
る。
【0029】次に、ウエハ31をチップ単位で分割し、
分割された各LEDチップ1を、図1に示すように接着
剤4を用いてリードフレーム5上に固定する。接着剤4
は、絶縁性のものが望ましい。
【0030】次に、LEDチップ1上のパッド19,2
0をリードフレーム5上にボンディングワイヤ6で接続
する。次に、プレディップ材2の周囲を、レンズを兼ね
たキャスティング材3で覆った後、熱処理を行ってキャ
スティング材3を硬化させる。
【0031】このように、第1の実施形態では、LED
チップ1が形成されたウエハ31をチップ分割する前
に、ウエハ31のチップ形成面全体に蛍光体を含むコー
ト材34を塗布し、予めプレディップ材2を形成するよ
うにしたため、各LEDチップ1をリードフレーム5に
マウントした後にプレディップ材2を形成する工程が不
要となり、半導体発光装置の製造工程を簡略化すること
ができる。
【0032】(第2の実施形態)第2の実施形態は、プ
レディップ材2に混入する各蛍光体の粒径比を、各蛍光
体の比重を考慮に入れて調整するものである。
【0033】第2の実施形態は、第1の実施形態と同様
に、紫外光を発光するLEDチップ1から放射された光
を、それぞれ赤・緑・青で発光する3種類の蛍光体で発
光波長の変換を行い、結果として白色発光を得る。
【0034】以下、説明を簡略化するために、それぞれ
赤・緑・青で発光する3種類の蛍光体の重量比(Wt/
%)が、赤:緑:青=1:1:1のときに完全な白色が
得られるものとする。
【0035】第2の実施形態では、各蛍光体の粒径比
が、各蛍光体の比重の比の逆数になるようにする。例え
ば、各蛍光体の比重の比が、赤:緑:青=6.4:3.8:4.
2である場合には、各蛍光体の粒径比を(1/6.4):(1/3.
8):(1/4.2)に定める。これにより、各蛍光体の比重を
変えなくても、各蛍光体の単位体積当たりの重量が略等
しくなり、各蛍光体を溶媒に混ぜたときに、各蛍光体が
層状に分離せずに、均一に分布するようになる。
【0036】ただし、蛍光体の種類によっては、粒径を
変更しにくいものがあるため、粒径を変更しにくい蛍光
体、例えば緑の蛍光体を基準とし、基準とした蛍光体以
外の蛍光体の粒径を変更するのが望ましい。
【0037】図5は各蛍光体の粒径を模式的に示した図
であり、赤色発光用の蛍光体を丸形状で、緑色発光用の
蛍光体を星形状で、青色発光用の蛍光体を多角形状で示
している。これら蛍光体の比重が、大きい方から順に、
赤、青、緑である場合には、図5に示すように、各蛍光
体の粒径を、大きい方から順に、緑、青、赤にすればよ
い。これにより、各蛍光体の単位体積当たりの重量は略
等しくなり、各蛍光体を溶媒中で均一に分布させること
ができる。
【0038】また、それぞれ赤・緑・青で発光する3種
類の蛍光体に加えて、YAG(イットリウム、アルミニ
ウム、ガーネット)蛍光体を用いる場合には、これら4
種類の蛍光体の粒径比が、各蛍光体の比重の逆数の比に
等しくなるように各蛍光体の粒径を調整すればよい。
【0039】このように、第2の実施形態は、各蛍光体
の粒径比を調整することにより各蛍光体の比重の違いを
相殺するようにしたため、複数種類の蛍光体を溶媒中で
均一に分布させることができ、設計値通りの発光色を得
ることができる。
【0040】また、プレディップ材2を形成する際に、
図3と同様のスピンコート法を用いる場合には、各蛍光
体の粒径比を調整しないと図6(a)に示すように各蛍
光体が分離して配置されるが、本実施形態のように各蛍
光体の粒径比を比重の比に基づいて調整すると、図6
(b)に示すように各蛍光体を均一に分布させることが
できる。
【0041】ところで、上述した第1および第2の実施
形態では、赤・緑・青で発光する3種類の蛍光体をプレ
ディップ材2に混ぜる例を説明したが、白色以外の色で
発光させたい場合には、発光色に応じた種類の蛍光体を
プレディップ材2に混ぜればよい。例えば紫色で発光さ
せたい場合には、それぞれ赤と青で発光する2種類の蛍
光体をプレディップ材2に混ぜればよい。
【0042】より具体的には、GaN系のLEDチップの
発光色を赤色に変換する蛍光体の一例としては、例えば
La2O2が用いられる。この蛍光体の標準的な粒径は4.6μ
mである。また、緑色に変換する蛍光体の一例として
は、例えば3Ba0.8Al2O3が用いられる。この蛍光体の標
準的な粒径は5.3μmである。また、青色に変換する蛍
光体の一例としては、例えばSr10(PO4)6C12が用いられ
る。この蛍光体の標準的な粒径は4.6μmである。ま
た、黄色に変換する蛍光体の一例としては、例えばY3Al
5O12が用いられる。この蛍光体の標準的な粒径は5.3μ
mである。
【0043】(第3の実施形態)第3の実施形態は、活
性層から発光面の反対側(基板面側)に放射された光を
発光面側に反射させるようにしたことを特徴とする。
【0044】第3の実施形態の半導体発光装置は、図2
と同じ構造のLEDチップ1を図1と同様にリードフレ
ーム5にマウントしたものである。図1と異なる点は、
透明な接着剤4aを用い、かつ、接着剤4aの中に蛍光
体10を混入したことである。
【0045】図7は半導体発光装置の第3の実施形態の
断面構造を模式的に示した図である。図示のように、活
性層15からサファイア基板11側に出射された紫外光
は、透明の接着剤4aの内部に入射されて接着剤4a中
の蛍光体10で可視光に変換され、発光面側に反射され
る。LEDチップ1を構成する各層は、可視光を自由に
通すため、蛍光体10により発光波長が変換された可視
光は吸収されることなく図7の上面(発光面)から出射
される。
【0046】なお、接着剤4aは、360nm〜800nmの波長
域において、少なくとも10%以上の透過率を有するのが
望ましい。
【0047】従来は、サファイア基板11側に出射され
た紫外光は発光に全く寄与していなかったが、第3の実
施形態では、発光面の反対側に出射された紫外光を可視
光に変換して効率よく発光面側に反射させることができ
るため、LEDチップ1自体の構造を変えずに輝度を高
めることができる。
【0048】(第4の実施形態)第4の実施形態は、発
光チップの上面に、それぞれ異なる色成分を吸収する複
数種類の蛍光体を層状に形成するものである。
【0049】図8は半導体発光装置の第4の実施形態の
断面構造を示す図である。図8の半導体発光装置は、発
光チップ51から放射された光の発光波長を変換する波
長変換層52を有する。発光チップ51は、例えば図2
と同じ構造を有する。
【0050】波長変換層52は、図9に拡大して示すよ
うに、それぞれ異なる色成分を吸収する複数の蛍光体層
10a,10b,10cを視感度の低い順に積層したも
のである。具体的には、発光チップ51に一番近い側に
青色成分を吸収する蛍光体層10aを形成し、その上面
に、赤色成分を吸収する蛍光体層10bを形成し、その
上面に、緑色成分を吸収する蛍光体層10cを形成す
る。
【0051】青色成分は、他の色成分よりも光強度が高
くて散乱する可能性も高いため、青色成分を吸収する蛍
光体層10aを発光チップ51に近接して配置して、青
色成分の散乱を抑える。一方、緑色成分は、他の色成分
よりも光強度が低くて散乱する可能性も少ないため、緑
色成分を吸収する蛍光体10cは発光チップ51から最
も離れた位置に形成する。
【0052】このように、第4の実施形態では、発光チ
ップ51の発光面側に、それぞれ赤・緑・青の各色成分
を吸収する3種類の蛍光体層を層状に形成するため、少
量の蛍光体で高輝度の白色発光を得ることができる。
【0053】なお、図9の3種類の蛍光体は必ずしも必
須ではなく、白色以外の発光色を得たい場合には、発光
色に応じた種類の蛍光体を発光チップ51上に積層すれ
ばよい。
【0054】(第5の実施形態)第5の実施形態は、発
光チップ51から放射される可視光以外の光成分を可視
光に変換して、発光チップ51の本来の発光色と同じ色
で発光させるものである。
【0055】図10は半導体発光装置の第5の実施形態
の断面構造を示す図である。図10の半導体発光装置
は、リードフレーム5上に固定されボンディングワイヤ
6でリードフレーム5に接続される発光チップ51と、
発光チップ51の発光面側を覆う蛍光体層52aと、蛍
光体層52aやリードフレーム5の周囲を覆うレンズを
兼ねた封止樹脂53とを備える。
【0056】蛍光体層52aは、発光チップ51から放
射された光のうち、可視光以外の光成分を可視光に変換
する作用を行う。図11は、発光チップ51の発光特性
を示す図であり、横軸は発光波長、縦軸は光強度であ
る。図11に示すように、発光チップ51は、本来の発
光波長以外に、紫外域に発光成分を有する。このような
光を図10の蛍光体層52aに通すことにより、紫外域
の発光成分が可視光成分に変換され、結果として、図1
1の点線波形に示すように、可視光の光強度が高くな
り、輝度が向上する。
【0057】このように、第5の実施形態は、発光チッ
プ51から放射された光に含まれる可視光以外の光成分
を、蛍光体層52aを用いて可視光に変換するようにし
たため、従来よりも可視光成分の光強度が高くなり、輝
度を向上できる。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、半導体ウエハ上に形成された発光チップをチップ
分割する前に、半導体ウエハのチップ形成面上に蛍光体
を含むコート材を塗布して熱処理を行い、プレディップ
材を予め形成するようにしたため、チップ分割後に各チ
ップごとにプレディップ材を形成する工程が不要とな
り、製造工程を簡略化でき、製造コストの低減が図れ
る。
【0059】また、発光チップの周囲を複数種類の蛍光
体を含んだコート材層で覆う際に、各蛍光体の粒径比を
予め調整するようにしたため、各蛍光体をコート材層内
で均一に分布させることができ、蛍光体の層分離による
色ずれが起きなくなる。
【0060】また、発光チップとリードフレームとを接
着する接着剤を透明にし、かつ、接着剤中に蛍光体を混
ぜるようにしたため、発光チップ内の活性層から基板側
に放射された光を、接着剤中の蛍光体で可視光に変換さ
せて発光面側に反射させることができ、発光効率を向上
できる。
【0061】また、発光チップの上面に、特定の色成分
を吸収する蛍光体層を形成するため、発光チップの発光
色とは異なる所望の色で発光可能な半導体発光装置を得
ることができる。
【0062】また、発光チップから放射された光のう
ち、可視光成分以外の光成分を蛍光体を用いて可視光に
変換するようにしたため、発光チップの本来の発光色で
発光が可能になり、また、輝度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体発光装置の第1の実施形態
の概略断面図。
【図2】LEDチップの断面構造を示す図。
【図3】スピンコート法の概要を説明する図。
【図4】ウエハの熱処理を説明する図。
【図5】各蛍光体の粒径を模式的に示した図。
【図6】スピンコート時の各蛍光体の分布状態を示す
図。
【図7】本発明に係る半導体発光装置の第3の実施形態
の断面構造を示す図。
【図8】本発明に係る半導体発光装置の第4の実施形態
の断面構造を示す図。
【図9】図8中の波長変換層を拡大した図。
【図10】本発明に係る半導体発光装置の第5の実施形
態の断面構造を示す図。
【図11】発光チップの発光特性を示す図。
【図12】3種類の蛍光体の粒子形状を模式的に示した
図。
【図13】各蛍光体が層状に分離する状態を示す図。
【符号の説明】
1 LEDチップ 2 プレディップ材 3 キャスティング材 11 サファイア基板 12 GaNバッファ層 13 n-GaN層 14 n-AlGaNクラッド層 15 InGaN活性層 16 p-AlGaNクラッド層 17 p+-GaNコンタクト層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新 田 康 一 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝川崎事業所内 (72)発明者 須 藤 伸 行 神奈川県川崎市川崎区日進町7番地1 東 芝電子エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 寺 島 賢 二 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 河 本 聡 神奈川県川崎市幸区堀川町72番地 株式会 社東芝川崎事業所内 Fターム(参考) 5F041 AA11 AA12 CA73 CA77 DA16 DA43 DA57 EE25

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光チップをリードフレーム上にマウント
    して、発光チップとリードフレームとをボンディングワ
    イヤにより接続する半導体発光装置の製造方法におい
    て、 半導体ウエハ上に複数の発光チップを形成する第1の工
    程と、 前記半導体ウエハ上の前記複数の発光チップ上面に、少
    なくとも1種類の蛍光体を含むコート材を塗布する第2
    の工程と、 熱処理を行って前記コート材を硬化させる第3の工程
    と、 前記半導体ウエハをチップ分割した後に、個々の前記発
    光チップを前記リードフレーム上にマウントする第4の
    工程と、 前記発光チップの周囲をレンズを兼ねた透明樹脂層で覆
    う第5の工程と、を備えたことを特徴とする半導体発光
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第2の工程では、前記半導体ウエハを
    回転させながら前記コート材を塗布することを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体発光装置の製造方法。
  3. 【請求項3】リードフレーム上に固定されボンディング
    ワイヤによりリードフレームに接続される発光チップ
    と、 前記発光チップの周囲を覆うコート材層と、 前記コート材層の外側を覆う樹脂層と、を備えた半導体
    発光装置において、 前記コート材層は、それぞれ異なる色で発光する複数種
    類の蛍光体を含んでおり、これら蛍光体が前記コート材
    層内に均一に分布するように、前記複数種類の蛍光体の
    比重に基づいて、各蛍光体の粒径比を調整することを特
    徴とする半導体発光装置。
  4. 【請求項4】前記コート材層に含まれる蛍光体の粒径比
    が各蛍光体の比重の逆数の比に略一致するように、各蛍
    光体の粒径を定めたことを特徴とする請求項3に記載の
    半導体発光装置。
  5. 【請求項5】紫外光を発光する活性層をクラッド層で挟
    み込んだダブルヘテロ構造の発光チップの基板面側を、
    接着剤によりリードフレーム上に固定した半導体発光装
    置において、 前記接着剤は、少なくとも1種類の蛍光体を含む透明材
    料からなり、 前記活性層から基板面側に出射された光を、前記蛍光体
    で可視光に変換して前記発光面側に反射させるようにし
    たことを特徴とする半導体発光装置。
  6. 【請求項6】発光チップをリードフレーム上に固定し
    て、発光チップとリードフレームとをボンディングワイ
    ヤにより接続した半導体発光装置において、 前記発光チップの上面に、それぞれ異なる色成分を吸収
    する複数種類の蛍光体を層状に形成したことを特徴とす
    る半導体発光装置。
  7. 【請求項7】前記複数種類の蛍光体を、前記発光チップ
    に近い側から視感度の低い順に層状に形成したことを特
    徴とする請求項6に記載の半導体発光装置。
  8. 【請求項8】前記発光チップは、紫外光を発光するもの
    であり、 前記発光チップの発光面の上面に形成され青色成分を吸
    収する第1の蛍光体層と、 前記第1の蛍光体層の上面に形成され赤色成分を吸収す
    る第2の蛍光体層と、 前記第2の蛍光体層の上面に形成され緑色成分を吸収す
    る第3の蛍光体層と、を有することを特徴とする請求項
    7に記載の半導体発光装置。
  9. 【請求項9】発光チップをリードフレーム上に固定し
    て、発光チップとリードフレームとをボンディングワイ
    ヤにより接続した半導体発光装置において、 前記発光チップの本来の発光色と同じ色で発光するよう
    に、前記発光チップから放射された可視光以外の光成分
    を可視光に変換する蛍光体層を前記発光チップの上面に
    形成したことを特徴とする半導体発光装置。
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